2013/12/16 宇宙交流会
キリスト意識:全体意識への目覚め
①本当の気づきは心に刻まれる
私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方がこの一年で何を学び、何を身に付け、来年に向けてどのような知恵を身に付けてきたか、一人ひとり小さいながらも自分なりに身に付けたものがあります。そして去年の今よりは少しは魂が輝き、天に近づき真理を手にした人もいるでしょう。
自分が何を手にし、どこに向かい、軌道修正し、さらに自分のできていないところ、さらなる修練が必要なところが何であるか、それを知ることはとても意味があります。毎日の気づきの中で今まで自分が間違って認識していたこと、新しい考えを身に付け視野が広くなったこと、いろんなことをその時その時しっかりと身に付け、理解しておくことはとても重要なことです。
せっかく分かって気づきがあってもすぐ忘れてしまう、以前と同じ気づきは何度も繰り返しなかなか身に付かない、こういう学びの人もたくさんおります。気づいたと思ってもまた元に戻ってしまい、同じ行動を繰り返してしまう、また気づき、分かったと思ってもまた同じことを繰り返す、これは本当の意味で気づいたとはいっておりません。
気づいたとただ思っただけであり、本当に気づいて自分の言動を変えたことにはなっていないのです。本来の気づきはその時の気づきではなくしっかりと心に入り、もう同じ言動の間違いを繰り返さない、もう同じ過ちを繰り返さないというのが本当の気づきになります。
そういう意味において今年身に付いたもので本当にもう繰り返さないもの、もう同じ過ちを繰り返さないものがどれだけ身に付いているか、それを自分なりに常にチェックし理解しておくことができるようにしておいてください。
②他人と自分とのかかわりを知る
私は釈迦として現れてきました。自分を認識するのにどのような観点で自分を認識していくか、多くの人は他人から言われたこと、他人から指摘したことによって自分に気づき、考え直したり行動を修正したりします。他人からの指摘によって気がつき分かっていく、他人がいなかった時自分はどのように成長していくか。
自分を成長させる場があったとしても、他人からの指摘がない時はほとんど自分について知ることができません。自分を知るためには他人からの言葉が必要であり、それによって自分が目覚めていきます。他人は自分の鏡である。そのようによく理解され、また他人を見て実際に自分を見ております。
他人は単なる自分の鏡だけではなく、自分を成長させる鏡にもなっております。自分ができないこと、自分が劣っていること、無視していること、比較していること、いろんなことを鏡で伝えてきて、自分はその鏡を見ながら今後のあるべき自分をつくり上げていきます。
自分がこれからどういう自分になるのか、どこに向かって進んでいくのか、そういう認識の中で常に他人を意識しながら行動をとっていきます。他人を使いながら自分が進化成長をしている割には、他人のことを否定したり他人を下に見たり、他人を愚か者のように扱ったりする言動をとっております。
他人は先生のように働いていながら実際には他人を奴隷のように認識してしまう、このような意識構造の人がおります。他人に対して他人から受ける恩恵と、他人に与える思いではかなりの差が現れております。他人をしっかりと認識し本当に自分のために他人が存在している。他人のお陰で自分が進化成長できる、他人に少しでも貢献し、他人のために自分が働きをなし、他人と共に歩んでいく、こういう気持ちができ上がってくると、鏡として見ていた他人と自分との壁が壊れていき、だんだん自分と他人が同じものである、自分と他人が分離できないものであるという意識ができ上がっていきます。
自分と他人が分離できない仲間である、同じ一つの人間である、いろんなことが分かってくるとどの人もどの人もすべて自分であり、自分とかかわりがあり、また自分の世界である。こういうことが心から分かってきて、すべての人間、集まり、グループがすべて自分そのものだという感覚が得られてきます。
自分とのかかわりがすべて分かってくるとすべての仕組みが理解できてきて、この宇宙の本来の意味、宇宙の成り立ちや宇宙の今後、すべてが理解できるようになっていきます。宇宙の成り立ちのすべてを理解した時、自分はある意味では神となり、新たなる神となって自分の宇宙をつくり上げていきます。
皆さん方の今の現実の一つひとつは新たなる神となって宇宙をつくる時の大事な活動をしております。一人ひとりが宇宙の一つをつくり上げていき、いずれはそれが本当に宇宙となって現れてきます。他人とのかかわりで問題を起こしていると宇宙においての問題が発生してきます。
他人との関係を良い関係に、喜びのある関係にしようと努力しているものは、宇宙が喜びのある宇宙へとつくられていくでしょう。今の自分の感情や思い、心にあるものがすべて宇宙をつくり上げていきます。自分がどういう宇宙をつくるのか、どのような宇宙が現れてくるか、一人ひとりとても楽しい思いを持っているでしょう。
皆さん方の言動の中でつい自分を中心にして論じたり、話をしてしまう傾向があります。いろんな人々と話をする時まず自分の考えを述べていく、自分の考えを明確にしておく、こういう人がたくさんおります。今の地球の人間という意識レベルではごく普通のことと思われるでしょうが、宇宙にはそういう人間たちはほとんど存在しておりません。
自分の意見を述べるというよりは皆と一つになった意見をつくり上げようという意識を持っているために、自分の意見が必ず誰かの参考になったり、他の人の意見にうまく組み合わせてより良いものをつくろうとしたり、必ず誰かの意見と組み合わせて何かをつくり上げようという意識ができております。
したがって相手の意見と仮に異なっていたとしても、異なっている側面でそれぞれを組み合わせた時全体がどうなるのか、常に組み合わせていった全体をつくり上げようという意識があるのです。皆さん方が話をしている時全体で一つのものをつくるというよりは、自分は全体のところに持っていこうとする、自分の意見だけで一つのものに持っていこうとする、こういう波動がとても強く、皆でつくり上げていく、皆で組み合わせるという話の仕方がほとんどでき上がっておりません。
ここの交流会で行なわれている最初の話において一つのエネルギーをつくり上げていく、これはまさしくそのトレーニングのためにはとても良い場になっているでしょう。実際にははじめからテーマは決まっており、そのテーマのエネルギーを全員に流しております。それぞれが自分の感じたテーマを口から表現していく、全体を合わせるとテーマは何になるのか、それぞれが思っていることを合わせていくと全体がどういうテーマとして認識されるか、それを汲みとっていただきたいのです。
それが分かってくると一人ひとりの感じたことが全体のテーマの一つの側面を感じており、それぞれの人の見方や感じ方、受けとり方がはっきりと分かってきます。宇宙からやってきたテーマをこの人はこう受けとった、こっちの人はこのように感じた、全体ではこういうテーマであった、常にこのように認識され、人間が集まった時のクリエーションの仕方、一つになるやり方が現れてくるのです。
全体から一つを構成する時、全体の一つひとつが皆さん方個人の個性を持った人間であり、個性を持った人間が集まって一つにつくり上げていく、そのためのやり方をぜひ身に付けていってください。一人ひとりの個性をしっかりと受けとり感じながら相手を尊重し、大きなものをつくり上げていく、ぜひこのトレーニングを続けていただきたいと思っております。
③個別意識が全体意識へと目覚めるのがキリスト意識
私はイエスキリストとして現れてきました。イエスキリストという波動はキリスト意識の一部がイエスとして人格化し肉体をまといながら、肉体的な体験を終え魂の世界でキリスト意識に繋がりながら活動しているものをイエスキリストとして呼んでおります。
今日は皆さん方が純粋に真面目にキリストについて学ぼうと思っております。本来キリストは地球を救うため、人類を救うために降りてきたとキリスト教で教えられております。しかし本来のキリストはそういう意味とはまったく異なり、宇宙においては普遍的な存在であり、普遍的な存在でありながら個別化した人間にどのように目覚めを与えていくか、人間は普遍の中から現れてきた存在ですが、完全に意識が分離されており、意識的な繋がりがないために個別という意識を先に持ち、一人ひとりが分離された意識の中でどうやって統合に向かうのか、分離された意識をどのように全体意識へと持っていくか、この分離された意識を全体意識へ持っていくためのいろんな仕組みがキリスト意識の中に隠されております。
したがってキリスト意識を目覚めさせ、キリスト意識を活性化させていくと自分という個別の意識から全体意識へと広がっていき、自分は個別ではなかった、自分は分離されていなかったという意識が戻ってきて、あたかも自分が神であったかのような感覚を得ることになります。
このキリスト意識は本来は分離された皆さん方の意識の中に隠されております。皆さん方の個人の分離された意識の中にキリスト意識があり、これを目覚めさせると全体意識に目覚めていくのです。全体意識を目覚めさせると今まで自分が間違っていた認識、自分が誤解していた認識、勘違いしていた認識が次々と分かってきて、本来の自分のあり方、進むべき方向性がはっきりと分かっていきます。自分個人の快楽ではなく全体のための生き方、全体が一つになるための生き方が感じられてきて、自分よりは多くの人を相手にした見方をするようになっていきます。
世のため人のため、このように活動している人はある意味ではキリスト意識が目覚め動き出している人といえるでしょう。キリスト意識はそういう皆さん方のために一人ひとりの個別意識を目覚めさせ、活性化させるための仕組みをつくり上げており、時期が来た時にキリスト意識が動き出していくのです。
皆さん方一人ひとり、自分にとっての危機的な状態、本当に自分を変えなければならないという時、これではだめだという時、まさしくそういう時自分自身を振り返り、自分を変えようという思いが沸き起こってきます。自分が根本から変わらなくてはいけない、自分が根本から変わろう、そういう思いの時がキリスト意識が動き出す時期なのです。
人によってはもうすでに何回も経験している人もいるでしょう。キリスト意識は早い人では十代や二十代で心から沸き起こってくる場合があります。十代、二十代でも本当に自分を変えなくてはいけない、このままではいけない、本当に人のために何かしたい、こういう思いが動いた時はキリスト意識が動いているのです。
そう思いながらも実際には何もできずに日にちが過ぎてしまい、また元の個別意識の生活を続けてしまう、そういう人もたくさんいるでしょう。そしてまた何かの段階で自分を変えたい、もうこんな自分は嫌だ、心からそう思い、またキリスト意識が目覚めていくのです。
ここに来ている人もすでに何度も何度もキリスト意識が目覚め、動き出しながらもまた個別意識に戻ってきた人や、あるいは自分を変える作業を少しずつ進めていき、キリスト意識を現そうとしている人もおります。人それぞれ違いがあり時期があります。決して誰かが先に目覚めたり、あるいはまだまったく意識していない人がいたとしても、その人の時期があるためにそれ以上言及したり、そこに入り込まないようにしておいてください。
自分は自分のキリスト意識の目覚めのことだけを考えてください。時期が来ていない人にはまったく何をいっても心から感ずることなく、受けとることもありません。しかしただ自分が正しい行ないをすることや世のため人のために活動することは述べて構いません。
実際にどんどんそういう活動していくと、その活動に気がつき、その活動をさらに支援しようとする人が現れてきたり、後に続くものが現れたりしてきます。そのために活動することはとても大事なことです。頭で思うよりも活動すること、その価値をぜひ認めておいてください。
Aさんのキリスト意識、あなたのキリスト意識はとても大きな広がりをつくり出し、少しでも多くの人に影響を与えようと動き出しております。ただこのキリスト意識はまだ具体的な力を身に付けていないために、頭の中で動きながらまだ現実の世界に繋がっていない状態にあります。実際に何をしたら良いのか、具体的にどうしたら良いのか、それで常にぐるぐる回っている状態といえます。まずどのようなことでも良いですから小さな親切をたくさん行なってください。いちいち親切とか考えずにその時その時感じたこと、その時その時相手が喜びを持つこと、そういうことを普通に何気なくどんどんやっていってください。それをやっていくうちにどれが相手のためになり、どれは相手のためにならなのか、どれが本当に相手のために役に立つのか、それがよく分かってきます。それを現実を通して身に付けていくようにしていってください。
Bさん、あなたのキリスト意識は、とても大きな意識的な広がりを持っており、いろんな世界に繋がることができるキリスト意識になっております。自分自身の頭の感覚がいろんな世界に繋がっており、普通の人の考えられないこと、感じとれないことまでが感ずることができるようになっております。そういう意味においてあなたが発揮するキリスト意識は普通の人がまったく考えていなかったこと、普通の人がまったく認識できなかったこと、そういったところに意識を向けそういう世界を変えていったり、そういう世界に光をもたらして喜びが得られるように動き出すことができます。自分のキリスト意識を目覚めさせるためにはもう少し他の人の心の中に入ってみる、表面だけで避けるのではなく、もう少し心の中に入ってみて、その人がどういう喜びを手にしようとしているか、その人がどういう楽しみを望んでいるか、そういったことに関心を持つようにしてみてください。
Cさんのキリスト意識は、あなたのキリスト意識はこれからどんどん高い方向へと広がっていくでしょう。今はまだ自分の概念の中で動き回り、自分の頭の中だけの状態になっていますが、だんだんあなたが学びを深めていきそしていつかの時点で宇宙に繋がった時に、大きな意識の変化が現れてきます。そして今まで学んできたことは本当はこうだったのか、これが本当の意味だったのか、そういったことが分かるようになっていきます。その時にすべてのあらゆる疑問が解決され、本当の自分のあるべきこと、やるべきことが見えてきます。そこまでいった時あなたはとても高いレベルで人をサポートし、人々のためになすこと、人々の喜びを増やすために自分ができることをしっかりと認識できるようになっていきます。そのためにすぐに何かを求めることなく、まず自分のマインドを整理しながら高いレベルへと引き上げ、本来のものに繋がるように意識を高めていってください。
Dさん、あなたのキリスト意識は、これからの時代に必要なキリスト意識になっております。これまでのこの地上でのキリスト意識はただ他を救うため、自分を目覚めさせるため、自分が何者であるかを思い出させ神の元へと戻していく、こういったことがキリスト意識の現れとなっておりました。あなたのキリスト意識は自分自身が本来どこから来てどこに向かうのか、本来の自分の流れがどうなっていてどのように調整してどこに向かうのか、こういったことが分かるようになっていきます。そして一人ひとりのそれぞれの人生や流れ、その人の意識の向かう方向が分かってきて、そこに導きを与えることができるようになっていきます。一人ひとりが個別化した状態の中で一人ひとりの進むべき方向、やるべきことがはっきりと感じとれるようになっていくのです。自分がそういう能力を活性化させるためにも、自分の頭の中にあるさまざまな情報を整理していき、不要なもの、間違ったものをどんどん手放しながら本来の正しい情報をしっかりと心に取り入れ、そして高い波動を次々と自分ものにしていくようにしていってください。
Eさん、あなたのキリスト意識は、自分自身を救うという一番本質的で重要なキリスト意識を身に付けております。本来キリスト意識は自分を救う、自分を高次元の領域へと自分で導いていく、自分の間違っているところ、誤っているところを自分で指摘し自分で気づき、自分で成長していく、そういうキリスト意識になっております。このキリスト意識は自分を本来の方向にしっかりと導いていき、常に自分のあるべき方向を失うことがありません。あなたのキリスト意識はそれを自分で目覚めさせ活性化させようともがいている最中といえるでしょう。自分を目覚めさせようと自分に取り組み、自分に挑戦していますがなかなか自分が変化しない苛立たしさ、変化しないことに対しての深い思いが続いており、これで良いのか、まだなかなか目覚めない、そういう意識が多くなっております。キリスト意識の目覚めには時間がかかり、すぐに目覚めるわけではありません。一瞬にして目覚めるとか短時間で目覚めるという思いは捨ててください。だからといってかなり時間がかかるというものでもなく、うまくワークを選んでいけばそのワークを行なうごとに一つひとつ目覚め、一つひとつ上がっていき、自分の本来を見出すことができます。焦ることなくいくつかのワークをしっかりと続けながら自分自身を高める努力を続けていってください。
Fさんのキリスト意識は、あなたの心の中にあるキリスト意識は、大きな大きなシンボルを付けております。そのシンボルはただのキリスト意識の目覚めだけではなく、この地球においてまだ入ってきていない種類のキリスト意識になります。これまで人類が身に付けてきた目覚め、活性化というキリスト意識ではなく、自分自身の根源のところから自分自身を救うための鍵が渡されていき、それによって一人ひとりが本当の神であるということが感じとられるように、その人自身が自分で目覚める状況をつくり上げていくのです。あなたがそれを目覚めさせ、自分自身が本当の神との繋がりを思い出し、神との関係を具現化していくとその波動によって他の人が何らかを感じ、自分が神とどういう繋がりであり、どういう神であり、どのようにして自分が神となって具現化していくかが分かるようになっていくのです。あなたの目覚めるキリスト意識は多くの人に神としての喜びを与えることになるでしょう。このあなたのキリスト意識を目覚めさせるためにはただの学びや癒しやワークだけではなく、もう少し高次元のワークが必要となるでしょう。でもそれによってあなたは高いレベルで目覚め活動することができるようになっていきます。ぜひ自分自身を高いレベルへと引き上げていってください。
Gさんのキリスト意識は、あなたにとって一番大事で本質的な波動がキリスト意識になっております。このキリスト意識はあなたを心から目覚めさせ、あなたを解放させる働きを持っております。あなたのキリスト意識は単に自分が誰であるか、自分が何をするかを教えるだけではなく、自分が多くの人とのかかわりの中でどういう位置づけにあり、一人ひとりとどういう繋がりがあり、さらに他の人同士がどういう関係を持っているのか、そういったことが分かるキリスト意識になっております。あなたの自分のキリスト意識を目覚めさせると自分だけではなく多くの人との繋がりが分かってきて、自分が重要であるだけではなく、一人ひとりがとても重要な働きをしている、一人ひとりがまさしく神と思えるくらいの大事な働きをしている、そういうことがはっきりと分かっていくのです。それによって自分はいろんな人との繋がりを感じとり、いろんな人のことをアドバイスできるようにもなっていくでしょう。自分のキリスト意識の目覚めのために自分の心の中に入り込むワークや、自分の意識を広げていくワーク、ぜひそういったものを率先して受けていき、自分の意識を多くの人と繋げるようにもっていってください。
Hさんのキリスト意識は、あなたの認識しているキリスト意識は、あくまでも天からの波動のように感じとられ多くの人を救う認識にあります。しかしあなた自身が自分の中に持っている本来のキリスト意識は、自分の目覚めよりも他人の目覚めを優先させており、まず他の人が目覚めるために自分はどう動くのか、他の人が本来の道へ進むためにどうするのか、他の人があるべき生き方をするためにどうするのか、そのように他の人についてさまざまな意識を持っているキリスト意識になっております。当然自分のキリスト意識が目覚めた時にこういう意識が動いていき、自分がキリスト意識に目覚めると同時に他人を目覚めさせよう、他人のために何かしようという思いが沸き起こってくるのです。したがって自分が本当に他の人のために何かしていきたい、他の人の光の方向のために何かしていきたい、そう思った時は自分自身のキリスト意識が目覚め出した時であり、それを実際に高めていく作業が必要となります。多くの人を個別にもっともっと目覚めさせるためにはどのようにしていくか、自分自身を目覚めさせるために他の人を目覚めさせていく、そういうかかわりにおいて自分が何ができるのか、他の人のためにできることは何なのか、常にそれを自分で見つけていき取り組み、そして実行できるようにしていってください。
Iさんのキリスト意識は、あなたのキリスト意識にさまざまな印が付いており、その印の一つひとつがいろんな生命に繋がっております。人間の目覚めというキリスト意識だけではなく、多くの生命そのものも目覚めの時期があり、その生命の目覚めの時期をあなたが伝え、目覚めさせる働きが備わっております。人間以外の生命においてもそれぞれの目覚めの時期があり、精霊なり妖精なりがそれぞれ自分に目覚める時期が用意されているのです。これらの生命がキリスト意識に目覚めた時、そこで改めて自分たちの意識が理解でき、人間との繋がりがかなり強く感じられていくのです。キリスト意識を身に付けた精霊たちは人間に関心を持ち、人間のために何かしようと考えるようになっていくのです。その時あなたがそれを感じとり、人間の世界における働きと精霊たちや植物、動物たちの世界のはざまの中でいろんなやり取りを行なったりすることができるようになっていきます。自分のキリスト意識はいろんな世界を目覚めさせていく、いろんな世界に繋がっていく、ぜひそれを感じとり実際に意識を広げていくようにしていってください。
Jさんのキリスト意識は、あなたは元々多くの人間に興味を持ち、関心を持ち、人間たちがどのような関係をつくっているかに関心があるでしょう。あなたのキリスト意識は一人ひとりの目覚めの中で自分とのかかわり、自分とその人のかかわりという観点においてより良い目覚め、より良いひらめきが現れるようなキリスト意識になっております。自分自身が自分の目覚めのためのキリスト意識として活性化させながら、自分とかわかり合う人との関係を目覚めさせていき、本来この人とはこういう関係があるべきもの、この人とはこういう関係があるべき姿、この人に関してはこのような関係が本来素晴らしいもの、このようにして一人ひとりとの繋がりの中でキリスト意識が目覚めていくのです。それによっていろんな人とのかかわり、繋がりがキリスト意識で繋がっていき、いろんな人が自分とのかかわりの中で新たなる気づきや目覚め成長が行なわれていきます。ぜひいろんな人に関心を持った後、自分との繋がりの理想的なものは何なのか、本来の神がつくろうとした自分と他人との関係がどういうものか、ぜひそれを見つけていき、自分のものにするようにしていってください。
皆さんのキリスト意識についてアドバイスをしていきました。皆さん方が目覚めよう、新しい流れに入ろうと思っている時、必ずそれを妨害しようとしたり、邪魔しようとする波動がやってきたりします。自分で気づかないうちにその妨害にあっていたり、あるいは分かっていて妨害と戦っている人もいるでしょう。
いろんな意味において妨害と呼ばれているものはすべて光に目覚める時に現れてくることが多く、むしろ自分が本当に目覚めるチャンス、目覚めるための試練と理解しておいてください。その時にただ試練だけを乗り越えようとか、ただ状況を乗り越えようという意識ではなく、自分は光である、自分は光の世界の中に入っていく、自分は光そのものであり、光を妨害するものは受け入れない、自分は光を妨害するものは相手にしない、そういう意識を強く持ち、そして自分が光であることを本当に信じていれば確実に光に繋がっていき、邪魔するものに妨害されることはなくなっていくでしょう。
つい弱音を吐いたり、つい感情的になると妨害するものにさらに圧巻されていきます。決してそういう妨害に負けずに、自分は光であること、光に向かっていること、それを信じ確信してひたすら光の方向に進むようにしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。