2013/12/16 月例セミナー
他人を遠ざけると光から離れる
①現実を否定すると神から離れる
私は聖なるキリスト意識、この地球とかかわりを持ち、数千年経過している。人類は闇に負け光を閉ざされ悪を誘い込み、瞬く間の間に光から遠のいてしまった。自分が光から遠ざかった本質的な原因がどこにあるのか、一人ひとりよく自分の心を見てほしい。
光を遠ざける一番の理由は他人を遠ざけることである。人間一人ひとりが光であり、光の子供たちであり、またキリスト意識でもある。どのような理由であれ人を遠ざけることは光を遠ざけることになる。人を遠ざけると同時に自分が光から遠ざかっていく、それにより人々は次々と光から離れていった。
また神を見失ってしまった。本来の神はすべてであり、また自分でもあり、またあらゆる認識できるところすべてが神でもある。たとえどのような現象でも否定する、受けつけない、受け入れない、こういう意識を持つと神から遠ざかってしまう。こんなのは嫌だ、私はこんなことはしたくない、これは受け入れられない、こういう思いを持つたびに神から遠ざかる。
こうして人類は光から遠ざかり、神から離れていった。いつ光に戻り、いつ神に戻るのか。光に目を向け神に目を向けさせるように働きかけていくのが我がキリスト意識である。いかに自分が闇の中に入り込み、悪を誘い込んできたか、いかに自分が神を呪い、神から離れてきたか、それに気づき自分のこれまでの行ないをしっかりと反省し、悔い改めることにより新たなる光を見ることができる。
改心するというのは言葉で行なうのではなく、心そのものの作業となる。心を入れ替え、これまでの心とは違う心を動かしていく。これまでと同じ考え方や認識の仕方では心は変わらない。いかにして心を変えていくか。自分の観点で物事を考えるのではなく、大きな観点で人々や世の中の観点で物事をとらえていく。
常に大きな観点で物事を見ていくと自分の未熟さがよく分かり、やるべきことも見えてくるだろう。今までの考え方を根本から考え直し、大きな観点で世のため人のためになることをやっていってほしい。一人ひとりキリスト意識のエネルギーが流れていき、自分のキリスト意識を目覚めさせていく。よくエネルギーを感じてほしい。
自分のキリスト意識が目覚め、新しい心で生まれ変わる。今までの自分は闇の中に入り悪を誘い込む自分であった。今の自分は心を入れ替え光に向かい、神に戻ろうとする自分である。人間一人ひとりが光の持ち主であり、また神への導き手である。どんな人であっても心から受け入れ喜びを共に分かち合うこと、決してこれを忘れないようにしておいてほしい。
②この世界は真実の一部を見せている
弥勒菩薩としてやってきました。この場でお話できる機会を与えられ光栄に思います。弥勒菩薩は皆さん方の社会の中でいかに本質を見抜き、本質をあるべき姿に戻していくか、本質ではない、うその世界に惑わされ、うその世界で混乱している人に本質をもたらし、本質に気づき本質に目覚めさせる働きをしています。
弥勒菩薩は混乱している人の中に現れていき、本質を見せていきます。皆さん方の混乱の多くは、自分で考え思いつき、自分で感じたことを正しいと思っていること、自分の認識が正しいと思っていること、それによって混乱がはじまっていきます。
自分が認識し感じたことは自分の観点で感じただけであり、正しいかどうかは関係ありません。一人ひとりが自分の観点で考え、自分の観点でとらえております。一人ひとりがまったく別々の観点でとらえており、それが同じであることはありません。自分が違う観点から見ており、他の人も違う観点から見ている、すべての人と話を合わせていき、一人ひとりが違うことを言っている、その中で本質とは何なのか、本質を見つけようとする。
仮の姿しか見ていない一人ひとりから真実を見つけ出そうとする。その時に本質を見せ現すのが弥勒の働きになります。皆さん方は自分が認識したものを真実と思い、自分が判断し自分で結論に導いたことを正しいと思います。しかしそれは自分の正しさであり、すべての人に当てはまる正しさではありません。
元々すべての人に当てはまる正しさというものはなく、真実があったとしても一人ひとりその受けとり方が変わっていきます。真実をどのように自分は受けとりどのように解釈したか、基本的には自分がどう受けとり、どう解釈したかの違いであり、一人ひとりがすべてその解釈を行なっているのです。
同じ解釈をすることは有り得ず、場合によってはまったく違う解釈があるでしょう。その中で本来のもの、本当のものを見つけ出していくのです。どのように他の人が自分と違う考えであっても、まったく反対のことであってもやはり真実の一つの側面を言い当てているのです。
すべての考えが真実の一部を現しております。そうやって本当の本質は何なのか、真実は何なのか、それを調べていってください。弥勒はその時に現れていき皆さん方に本質を見せていきます。一人ひとり自分の抱えている問題、自分が悩んでいること、困っていること、それを考えながら自分の考えや判断ではない本質的なものは何なのか、それを感じとるようにしてみてください。
③祝福の光
聖母マリアとして現れてきています。皆さんに祝福をお与えいたします。皆さん方が本来のキリスト意識に目覚め、自分の神として自分が光となって正しい道を進んでいくのを望んでおります。今日は具合を悪くしている人がいますので、癒しや祝福を与えると同時に皆さん方の心からの光やキリスト意識の波動を使って、癒しとして病んでいる方の体に光を届けたいと思います。
自分から本来の素晴らしい光が出ていき、周りの人に光が、純粋に光が広がり、生命力を与えていく、周りの人が元気になり、周りの人が生き生きとしてくる、純粋にそれだけを感じておいてください。
皆さん方一人ひとりは本来光です。肉体が自分ではありません。まやかしの世界が自分の世界でもありません。この世はまやかしそのものでつくられていますが、決してこの世に執着したり自分の世界と思わないでください。皆さん方の光が輝き、その光が本当に自分から発揮されれば、このまやかしの世界を真実の世界に変えることができます。
まやかしのように見える世界が自分の本当の光で本当の光を充満させることができます。そうすればこの世界も美しい世界になるでしょう。一人ひとりも美しい人間となり、光の人間同士の交流となるでしょう。ぜひそういう時代が訪れるように皆さん方も精進をしていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
