20131209 of Central Sun Ascension Report

2013/12/9 宇宙交流会

後に続くものをうまく導く

①本当の悩みが何であるかを知る

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方の話の中でまだ分かっていない人にどうやって導いていくか、どのようなやり方で正しい方向へともっていくか、それらの意見が交わされておりました。今皆さん方は学びを重ねていき、光の流れに入っており、光が皆さん方を導いております。

皆さん方は光に導かれ光と共に歩んでおります。皆さん方に続いてくるものたちも同じように光に導かれ、光と共に歩いております。まだ分かっていない人、まだ目覚めていない人にいろいろ相談された時にどのように導きを与えていくか、どのように説明していくか、皆さん方の意識レベルでは難しいテーマになっていることでしょう。

ちょうど皆さん方の今の意識レベルの段階では、自分の目覚めや自分自身の成長が手一杯であるために、他の人に意識を向けることがうまくできない状態にあります。光の学びをはじめた当初の頃は自分自身を光の流れに合わせるのが精一杯であり、やっと自分と光の関係が分かってきた、やっと自分の方向性が見えてきた、ちょうどそういう時期に入っております。

自分自身が光の流れに入り、光の方向性を感じてくると共に光を求めて歩んでいるものたちが少しずつ近づいてきて一緒に学びの道を歩んでいることが確認されてきます。その過程において自分よりも後から光についていくもの、自分よりも後から遅れて同じ道を歩もうとしているものが感じられてきます。

一般に皆さん方から見て皆さん方に何らかの相談をしにきたり、皆さん方にいろいろ教えてほしいと聞いてくるものたちは、皆さん方が何らかの良いアドバイスを求めているところであり、皆さん方はそのヒントを手にしている段階にあります。

何か聞かれた時、それに対する何らかの解答が得られることを望んでいるのです。しかし皆さん方自身は光の流れに入ると光の仕組みが少しずつ体で分かるようになり、光が自分を導いていく、光の流れに沿って歩いていくと光そのものが自分を導いていく、これが感覚的に感じられてきます。

出会う人、巡り会う人が意味のある人であり、それらと交流することによって自分が正しく光の道を歩いていける、またそういう人が出会うということが光の道を歩いている証であり、光の道を歩いていると自分にとって大切な人や意味のある人がどんどん近づいてくるのが感じられてくる、こういったことが分かるようになっていくのです。

自分が光の道を正しく歩いているかどうかはこの基準で考えることができます。常に出会う人が良い人ばかりで良いことを教えてくれる、あるいは自分の知りたいことが感覚的に分かったり、直観やインスピレーションがどんどん目覚めてきて、方向性が自分でなんとなく分かっていく、これは光の道を正しく歩いている証拠となります。

ただだからといってそれだけで判断をするとまた隙ができてしまい、つい期待をしたり、欲を出したりすると間違った直観や間違ったインスピレーションを受けとるようになり、いつの間にか光ではない道へと進むことがあります。したがってどのように直観がさえてきて方向性が分かるようになったとしても、常に正しい認識を持ち、心を正しく持って自分自身を、感情をしっかりとコントロールできるように維持することが大事になります。

自分が光の流れに入っていくと自分の後についてくるものが感じられてきて、必ず何かを教えてほしいという人や、この道をもっと知りたいという人が近づいてくるのです。したがって何かスピリチュアルな学びをしたい、もっと詳しいことを知りたいという人が自分に現れてきた時は、自分は光の道を進んでおり、自分よりも後についてくる人が自分のところに現れてきた、単純にそのように考えることができます。

自分よりも後から来るものがいろいろ質問しに来た時に、多くの人はまだ本質的なことを理解していないために、すぐ光とか愛とかを口に出してもなかなか具体的には理解できない状態にあります。そもそも光とは何なのか、そもそも愛とは何なのか、本質的なところで理解できない状態であるために、ただ光で感じてくださいとか、光の方向に進みなさいといってもほとんど何も伝わらないで留まっていきます。

今の皆さん方の状態からすると、皆さん方にいろいろ相談をしに来る人は、ただ光とか愛とかいう答えを求めているのではなく、実際にどういうことをしたら良いのか、具体的にどうすべきなのか、現実的に解決策を知ろうとして相談にやってきます。

自分の困っている問題を解決したい、しかし人間的な意識レベルの世界ではないために、それを別の観点から理解して本当のことを知りたい、世の中の一般的なやり方ではなく、本当の正しいやり方とは何なのか、本当に良いやり方とは何なのか、それを知りたいという気持ちでやってくることがよくあります。

皆さん方を通して本当のことを知りたい、本当の解決法を知りたい、そういう風にやってきた時、その人自身の問題がどこにあるかをまず見抜くようにしてみてください。何に困っているのか、本質的な問題がどこにあるのか、その本質的な問題がその人本人の問題なのか、それとも別の人の問題をわざわざ聞きに来たのか、これによってかなり答え方が異なってきます。

その人の持ってきた問題が自分本人の問題ではなく、他人の問題を聞きに来た場合はほとんど解答しても意味がなく、正しく伝わることはありません。したがって本人ではない他の人の相談を受けた場合、たとえばその人の家族や友人たちがこういうことで苦しんでいる、そういう場合でもその人本人を感じ、本人の意識の中に入らないと正しく解答することが困難になります。

その時にいろいろ自分が考え、アドバイスしたとしてもそこに出てくる解答は質問したその人自身に対する解答であり、本質的にその人の家族や友人の知りたいことには繋がっていきません。したがってその人が質問を持ってきた時、それは誰の質問なのか、基本的にどういう解決法をはじめから望んでいるのか、それを明確にしておく必要があります。

その質問が本人そのものであった場合、その人そのものが悩み事を抱えたり、非常に困っている事態に陥っている時、その人の困っていること、悩んでいること、それがなぜ悩んでいるのか、それを悩んでいる根本的な理由をまず見抜く必要があります。その問題がその人の頭の中でつくられた問題、たとえば想像、不安や心配、自分の仮説でつくられた推論、自分の世界の中で困っている、という事態をつくった場合は、その人自身の世界にはまってしまい、そこでは何を言っても基本的には良いアドバイスにはなりません。

どのように言ったとしても所詮はその人の想像の世界でつくられた話であるために、事実とはかなり変わっていきます。むしろなぜそういう想像の質問をするのか、なぜ現実ではない想像でつくり上げたことを質問として聞いてくるのか、そこに意識を向け、その想像が実際には何を意味していくのか、その想像をしっかりと分析していきとらえていくと、その人の奥の心が少しずつ感じられてきます。

実際にはその人は自分自身を理解してくれる人が誰もいないために何とか理解してもらおうとして話をつくり上げた、あるいは多くの人から自分はまともに扱ってくれないために何とかして自分のことをちゃんと見てもらおうとしていろんなつくり話をした、基本的には自分のことを知ってほしい、分かってほしいという思いからいろんな話をつくり上げ相談に来ている場合です。

この場合は一見話を聞いているようにしながら、その人の奥底では何を望んでいるのかを見つけていき、ただ単純に話を聞いてほしいだけと感じた時は、あまりアドバイスとかする必要なく、ただ話を聞いているだけで本人が安心し落ち着いていく場合があります。その場合はただ単純に話を聞き続けるだけですべてを終わることもあります。

長い時間それを繰り返していくと実際に相手の方はそれをとても心地良い感覚として受け入れていき、その次もその後も同じことを何度も繰り返す場合があります。そしてまた自分の想像の話を延々としてただ聞いてくれることを望んでいる、そういう人がだんだん何度も来るようになると自分にとって煩わしく感じられてきます。

どのように煩わしさを感じたとしても相手のことを考え、まず話を聞いてみる、その人の話をしっかりと聞いていく、こういう気持ちも確かに必要かもしれません。しかし実際にはそこの心の奥底にただ自分の話を聞いてほしいという欲求があり、それを満足させているだけであるならば自分は相談に乗っているように見えて、実際には相手の欲を満たしている材料を提供しているだけになっていきます。

したがって自分が苦痛を感じたとした時は必ず何らかの好ましくないエネルギーが出ている証であり、本当に良い関係になっていけば自分が不愉快に感ずることはありません。自分が何らかの違和感を感じたり、不快感を感ずるとすると相手自身が何らかの欲のエネルギーで話し続けており、聞いてほしい、聞いてほしいという波動だけで話を進めてくるのです。

そういう時はどこかの段階で自分自身が実際にはそういう話にはまったく興味がなく、その人そのものがただ言いたいことを言い続けている、ただ聞いてほしいということを言い続けている、それをはっきりと理解してもらう必要があります。

そのためにはあなたの話は一見とても面白いですが、それであなたはどういう感情をもって今楽しんでいますか、今どういう思いを持っていますか、その人の感情をただ単に自分で見抜くようにいろいろと教えていくと、その人が得意になってしゃべっている、ただ聞いてほしいという思いで話している、そういったことが少しずつ本人も感じられていき、相手を利用してしゃべっているということが感じられるようになっていきます。

しかし本当に困っていて本当にその人が悩み事があり、本当に何とか理由を知りたい、解決法を知りたいとして相談に来ている場合は、その人自身の言葉を丁寧に聞きながら本質的な問題がどこにあるのか、その人自身の言葉の中から一番の問題を見つけるようにしていきます。

その一番の問題が単純に自分がしたくないから誰かに聞いたり、自分の面倒さを他の人のせいにしたり、いろんな意味において自分の正しくない心をわざと見せないようにして他の人のせいにしたりしている、そういういろんな状況が見えてきた時、その人自身の心がどうであったかをしっかりと見抜き、何らかの形で相手に伝えていく必要があります。

いろんな言い方をする人がおりますが、基本的に自分自身を正当化させようとしていろんな話を持ってきたり、あるいは自分がいろいろできないということを正当化しようとしていろんなことを言ってくる場合があります。結局一番の問題は何なのか、その人の心の中にある怠惰な心、面倒臭い、やりたくない、こういった心によって自分ではなくつい人のせいにしてしまう、あるいはなんでもかんでもすべて自分ができないと思い、自分がすべてだめだという価値観をつくり上げてしまう、こういった考え方に入っていって最終的には自分自身をしっかりと認めていくか、それとも人のせいにしたり、やりたくないという自分を認めるか、いろんな観点で自分自身の本当の心を見るように導いていく必要があります。

いろいろ相談を持ってくる人は何か良い方法を見つけようとして皆さん方に話を聞きに来ます。そしてどうしたら良いか、どのようにやっていくかを聞こうとしますが、ほとんどの人は自分の心を変えるということを考えてはおりません。自分の心を変えることによって現実が変わり世の中が変わっていく、これが本来のあり方ですが、自分を変えようという心を持っていないために、ほとんどの場合前に進むことがないのです。

自分を変えようという思いがない人は自分を変えることができず、前に進むこともできません。前に進むことを求めている人のみが自分に気づき、自分を変えていき新しい自分をつくり出していくのです。いろんな人が話を持ってきたり、何らかの相談を持ってきた時に最終的にその人は自分自身を変えたいのか、それとも今の自分を変えないでただ状況だけがうまくいくことを望んでいるのか、このどちらかなのかを明確に感ずるようにしていってください。

自分が変えたいという気持ちのある人は話をしっかりと聞きながら自分自身を変えようとする努力をしていきます。しかし自分が変わりたくない人は人のせいや他の社会のせいにばかりにして自分を正当化し自分が変わることはありません。そういう人にはアドバイスをしてもまずアドバイス通りに言うことを聞くことはなく、完全に自分の世界の中で自分中心の考えを続けることになります。

そういう人の場合は時期がまだ来ていないために、いずれ時期が来て自分が変わるという状態になるまでただそのままにしておくか、その人の思っていることをただ気づくように状況を説明していくか、そういったやり方で接することが普通になります。

皆さん方のいろんな人間関係の中で家族や兄弟とかかわり合う時はさらに難しくなるでしょう。昔からのいろんな人間関係があるために、他人の言うことを素直に聞くということがとても難しくなってきます。それでも家族の中、古い友人たちの中でも自分に正しく生きることが要求されます。まず正直に話すこと、丁寧に本質的にあるべきことを話していく、この姿勢だけは必要になります。

家族や友人であっても何か問題が起きた時はしっかりと分析してあるべき方向へと進むように話をもっていく、そこで妥協したり、いい加減に対応すると必ずおかしい現実がやってきます。おかしい現実にならないようにするために正しいことを行なっていく、これが必要となるのです。

②他人の言動を通して光の道を知る

銀河連盟からお話をいたします。いろんな人々がいろんな成長段階にいる中でまだよく分かっていない人にどのように導いていくか、これが大きなテーマになっていくでしょう。今の皆さん方はまさしく次の段階に入るための大きなテストの段階にあります。自分がしっかりと光の道を歩みながら自分以外の人を光の方向へと導いていく、自分が光の方向を見るのに毎日いろんな努力をしているのに、他の人のことを考えなければならない、ちょうどこういう時期に入っております。

自分自身の方向性すら明確でない時に他の人を導いていく、これは難しそうに思えますが実際にはそんなに難しいものでもありません。自分が光の方向としてある程度見えてきた時、どういうことが光の道なのか、どうすれば光の中に入っていけるか、それが自分なりに分かってくるとそれが本当に光の道かどうかを確認するテストが必ずやってくるのです。

こういう時はこうした方が良い、こうすると光の中に入っていく、そのように自分なりにつくり上げるとそれが正しいかどうかを現実を通して確認されていくのです。そのために皆さん方のところにやってきて話を聞く人は基本的にどこかで自分は光の道を進み、その光の道はこういうことをすることが正しいこと、こうすればこのような方向に行く、そういうことを自分なりに突き止め、追求し、実践しようとしていることが現象面として現れてきたものといえます。

自分が感じたその光の方向、その解釈がそれで良いかどうか、それを確認するために他の人がやってくるのであり、結局は他の人も自分自身だと思うことが必要となります。そしてその問題は本当はどうなっているのか、自分自身がその中でどのように取り組み、どのように理解し、どのように教えていくか、そういったことを繰り返すことによって自分の方向性が少しずつ確認されていき、光の道を歩んでいることが自分でも分かるようになっていきます。

そして自分が分かるとそれを確認するようにまた他の人が自分に近づいてきて、いろんな質問をしてくる、他の人に答えを与えながら自分で自分に目覚め気づく、こういったことが続いていくのです。ぜひ他の人に何かを伝える、何かを教えるということにより自分自身が確認する、自分の方向性が分かるようになる、ぜひそういうやり方を身に付けるようにしてみてください。

Aさんのいろんな人間関係の中で、あなたがいろいろ教えていくこと、伝えていくことの中にあなたが自分で心で感じたことと、自分の経験によって分かったことがいくつかあり、それらをうまく統合させていく必要があります。自分の経験で分かり自分の経験の中で認識できた自分なりの真理、これを他の人に少しずつ伝えていく状況になってきております。何か他の人から質問されたり他の人からアドバイスを求められた時、あなた自身が自分で身に付けた真理、自分ではこうだと思う、自分ではこれが正しいと思う、そういったことを伝えていく流れが仕組まれているのです。したがって何かもし他の人から聞かれた時、自分は最近何かを気づいた、何かに目覚めた、何かが本当の意味が分かった、そういったことがないかどうかを調べていってください。多くの場合、自分で気づき目覚めたことを確認するためにあなたにもってきていることが多く、あなたはそれによって自分の分かったことを確認する、自分で理解できるように現象化がなされております。

Bさんの人間関係の中で、他の人から何らかの質問やアドバイスを求めるようにやってきた時、あなたはそれらに対してうまくまとまって説明することができない、なかなか論理的に正しく説明することができない、こういう思いが常に付きまとっていて、何かを伝えようとしても表面的なことで終わってしまう、十分に説明できないまま終わってしまうという状況が続いております。これはある意味ではあなたの毎日の現象の中で何かをやる時に表面的なことで終わってしまったり、中身の本質の深いところまでなし遂げないである程度見た目だけで終わってしまう、こういったこととエネルギー的にかかわりを持っております。自分が他の人に説明する時表面的に話して終わらせようとする、それと何かやるべきことがあった時に表面的に見える範囲のところだけで終わらせてしまう、こういうエネルギーからそのような関係がつくられていくのです。したがってもしそういう話がきた時に、丁寧に自分の分かっていることをできるだけ細かく説明しようとする、自分が知っていることをちゃんと伝えようとする、そうやって意識を向けいろいろ説明できるようにしていくと、他のいろんな言動も変化が起こっていき、やるべきことを表面だけではなく中身もちゃんと丁寧にやるようになっていく、人の見ていないところも自分がしっかりと丁寧に行なうようになっていく、そのように日常生活も変化を起こしていきます。日常生活の中で細かいところも心をこめてやるようになっていくと、いろんな相談がきた時に細かいことも丁寧に話ができるように変わっていきます。相手の人との会話が日常生活の一つひとつと密接に結びついていることを理解していってください。

Cさんの人間関係の中で、いろんな人から質問されたり導きを求められたりした時、あなたは丁寧にできるだけ教えようとします。自分の分かっていることを相手に伝えようとする、でもなかなか相手が理解できなかったり、相手が言おうとしていること、相手が聞きたいと思っていることと別の話がされたりして、相手が本当に満足できないで終わってしまうことがあります。相手が本当に知りたいこと、求めていることが正確に伝わってこないためにあなたの方で自分の解釈で進んでいき、自分の解釈で解答をしていきます。でもそれが相手の本来の思いではなかった時にどうしてもずれが出てしまい、その人の本質的に聞きたいこととは違う解答が与えられていきます。これからは相手の話を正しく聞きながら本当にその人が求めていることは何なのか、自分の知っていることを話すのではなく相手が本当に必要としている情報、本当に必要としているアドバイスは何なのか、まずそれを見抜く練習をしていってください。相手が本当に何を知ろうとしているか、それを見抜けるようになるとそれにふさわしい解答が心から浮かんでいきます。心から浮かんだ時にそのままをうまく伝えていってください。頭で整理して伝えるのではなく心で感じたことをそのまま伝えていくのです。この練習をしていくと相手の求めていることがうまく口から出るようになっていき、自分のつくり上げた理論を言うのではなく、心から相手に必要なことが口から出てくる、こういうやり方がスムーズに進むようになっていきます。ぜひこのテクニックを身に付けるようにしてみてください。

Dさんの他の人とのかかわりの中で、他の人がいろんな質問を持ってきたり、不思議なことを聞きに来た時にあなたとしては自分が分かった範囲で何とか説明をしようと努力をしていきます。しかし自分の分かった範囲で説明しようとしてもどうしても限界があるために、全体像をうまく説明することができず、話がちぐはぐになったり、いろいろ展開が変わったりしてしまいます。そのために相手が混乱してしまい一貫性のない話題に入ってしまったり、一見矛盾するような話がされたように感じてしまいます。せっかく丁寧に話していても相手から見ると何らかの矛盾や不都合が感じられてきて、話そのものが信じられなくなってしまうのです。うまく相手に伝わっていくためには自分が何を話そうとしているか、自分が話したい事柄が何なのかを明確に頭の中で整理していき、相手に必要と思われることだけを話すようにしてみてください。自分の感じたことや思ったこと、それだけを話していくと相手の知りたいことと変わっていき、だんだん論点がずれてしまい、相手は何を言っているのかが分からなくなってしまうのです。思いつくことをいろいろ言うよりも相手が本当に聞きたいと思っていることは何なのか、相手に必要なことは何なのか、それをしっかりと見抜き、その観点で明確に分かるように話していく、これを練習していくと相手は矛盾を感じなくなり、あなたからの説明を正しく受けとることができるようになっていくでしょう。

Eさんの他人とのかかわりの中で、あなたにいろいろ話かけてくる人々は、あなたの知っていることを聞こうとするよりはあなたの考え方そのものがどうなのかを知ろうとして話にやってきます。知っていることではなくどういう考え方なのか、どのように考えているのか、そこに興味があり、それを知ろうとして近づいてきます。しかしあなた自身はそれを明確に言うことができないために、どうしても考え方ではなく知っていることを前提に話をしようとします。そのために相手が求めている考え方、考えを知ることができず、相手は常に何らかの欲求不満や分からないという意識状態のままで話を続けることになります。したがって自分の考え方、考えがどういうことなのか、自分自身の考えの傾向を分析していき、この考えをうまく表現できるようにすることが必要となります。具体的に何をどうするかということよりもどういう考えを持っているか、どのように考えていくか、それについて自分でまとめていき、それを表現できるように意識をもっていってください。

Fさんの人間関係の中で、あなたにいろいろ聞いてくる人はあなた自身の心の中にある何らかの不思議的なものに反応し、それを感じようとしたり、それを知ろうとしたりして話をしにやってきます。基本的にいろんなことを話したりいろんなことを相談しているように見えて、あなた自身の中にある何かを感じとろう、何かを聞きとろうとして話に入ってくるのです。そのためにあなた自身から何らかの不思議的なもの、何らかの神秘的なものを感じとることができなければ結局はそこで何らかの空しさや、うまくいかなかったという思いが沸き起こってきて、何らかの不快感のままでコミュニケーションを終わらせることになります。しかしあなたの中から何らかの神秘的なものや何かその人にとって感じられるものがあれば、それであなた自身を評価できあなたはこういう人だったんだ、あなたはこういうことができるんだ、そういうことを感じとって安心していき、その繋がりによってあなたとの関係ができ上がっていきます。あなた自身は本当はあまりそれに興味はなく関心がないために、いちいち自分のことを他の人に話す必要はないでしょう。ただそれを隠そうとすればするほど、それを探ろうとする、それを解き明かそうとする人が現れてくるのです。したがって自分の心の中を無理して隠していくとか、そのままにしておくという意識を取り除き、どうでも良いようにしておく、あえて隠さないようにしておく、そうするとあなたの神秘をはがそうとする人が近づかなくなっていきます。自分のことを隠そうとすればするほどそれを取ろうとする人が近づいてくるのです。したがって自分はそこに意識を向けずにごく普通に聞かれたらその内容だけを話していく、無理して隠そうという気持ちをつくらず穏やかな心で毎日を過ごしてみる、そのようにして何かを探り出そうとする人々が現れないようにしておいてください。

Gさんの人間関係において、あなたのところに来る多くの人は明らかにあなたの能力を使うために近づいてきている人であり、これからの流れに向けてあなたの力によって目覚め新しい波動を手に入れるか、あるいはあなた自身もいろんな人のエネルギーを感じながら、何らかの自分に必要なエネルギーを身に付けていく、どのような人でも必ずあなたにとって学びになり、参考になる波動を持っております。したがってこれからも自分の思いや心がどう動いたとしても、どの人も必ず自分にとって何らかのエネルギー的に繋がりのあるものを持っているために、それを知ろうとしてください。その人は自分にどういうエネルギー的な意味があるのか、どのようなエネルギー的な繋がりがあるのか、それを一つひとつ見抜く練習をすることが必要となります。そして場合によってはその人のエネルギーと繋がることにより、自分も何らかのエネルギーを使いこなせるようになっていく、あるいは今でなかったとしてもいずれ将来その人の力が必要になったりする、そういうことがあったりします。そういう意味においていろんな人との繋がりの中で自分自身も目覚め動き出していく、そういう関係があることを理解するようにしておいてください。

今日はいろんな人々とのかかわりの中で皆さんがどのように接していくかを話してみました。お互いに光の道を歩み進んでいる時に後から来るものに皆さん方がどのように導きを与えていくか、これは一人ひとり異なるために一般論で言うことはとても難しくなっていきます。

ただ基本はその人は本当は何を求めているのか、その人は本質的にどこへ進みたいと思っているのか、これを本当に見抜くようにしておいてください。その人が本当に光の道を求めているかどうか、求めているのであればその人にとって何が光なのか、光の道を歩むということがその人にとってどういう意味をもたらすのか、それを感じとり、そしてそれをそのまま相手に伝えてみることです。そうすることによって相手も自分の置かれている位置が分かり、やるべきことが見えてくるでしょう。皆さん方が光の道を歩むにおいて、ぜひ後から来る人々に良い教え、良い導きができることを願っております。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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