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2009/12/14 月曜交流会

ハイイニシエートは役割を全うすること

@ハイイニシエートの使命

私たちはアルテミスの波動の世界からやってきました。私たちは皆さん方の学びに関してお話をしていきます。特に今回は他の人よりは先を行っているハイイニシエイトについての学びをします。皆さん方がイニシエイトとなり他の一般の人々に比べ、かなりハイアラーキーの近い所に意識を向け活動をしております。

いわゆるハイイニシエイトと呼ばれている皆さん方が、普通の社会の中でどのように生活していくか、というのもハイイニシエイトでありながら実際の生活に埋もれてしまい、日常生活の雑務に意識を向けてしまい、ほとんどイニシエイトとしての自覚がなくなってしまう、あるいはイニシエイトとしての意識を強く持ち過ぎると家族や友達との波動がずれてしまい、現実の生活がうまくいかなくなってしまう、こういう状況が訪れてくるからです。

ハイイニシエイトとして生きるということがどういうことなのか、普通の人間と同じような生き方はもう無理なのか、あるいはマスター的な生き方を求められているのか、その辺の話をしてみたいと思います。皆さん方がイニシエイトになり、更に高いレベルのイニシエイトに向って奉仕を続けていく、その過程において奉仕とは何であるのか、イニシエイトというのは何であるのか、いろんな思いが出てきております。

イニシエイトになる前は神のため、光のためなら自分がどうなっても良い、すべてを光に任せてしまい、自分はそれで奉仕が与えられるのであれば充分である、多くの人に少しでも多くの奉仕をしたい、こういう気持ちで最初過ごしていました。ところが実際にイニシエイトになり、いろんな光のツールを手にして多くの人々の中で活動していくと、段々自分に対する疑問や矛盾が出始めてきます。

仕事に生かそうとしても中々仕事がこない、正しいことを伝えようとしても誰も聞いてくれない、あるいは逆に反発を受けてしまう、家族や兄弟でさえも中々言うことが難しい、しかし自分自身は少しでも多くの人に奉仕をして、上に上にと上がっていきたい、こういう気持ちが起こってくる人がたくさんおります。

まずこういう現実が何故訪れてくるのか、せっかく奉仕をしているのに光のために活動すると言っているのに先へ進むことができない、ハイアラーキーやマスターたちから許可をもらって奉仕をしているのに全然先へ進むことができない、こういうことがよく聞かれてきます。

しかしこれは光や神が皆さんに与えたものではなく、皆さん方自身がつくり出したものであること、これを本当に理解してもらう必要があります。自分は何のために神や光に宣言をしたのか、もし自分が他の人に奉仕をしたとして、奉仕をしたということを認めてもらう、奉仕ということをちゃんと見ていてもらう、奉仕をしたことによる見返りを求めている、もしそういう気持ちを持って奉仕をしていたのであれば、それは神や光のハイアラーキーに届くことはまったくありません。

それは人間の世界で留まってしまい光の世界には入ってこないのです。誰のために、何のために奉仕をするのか、自分が奉仕をしようとして自分の奉仕できる人を探していく、困っている人、光の足りない人、光を求めている人、そういう人を探してそういう人に奉仕をする、それによって自分がイニシエイトであるということを自覚していく、こういう気持ちを持っている人も神や光の世界には届くことはまったくありません。

奉仕と思っている行動が実際には神や光の世界にはまったく届いてこないのです。奉仕というのが何であるのか、何を行なうのが奉仕なのか。仮に皆さん方が誰かにアクティベーションをしたとしましょう、アクティベーションをすることによってその人に光が入り、光に目覚めていく、これまで悩んでいた課題が軽減され、自分に自信を持つことができる、そういう風に変わっていったとするでしょう。

皆さん方はこれを奉仕として理解していきます。でも実際にこれは奉仕なのかどうか、その人にやってあげることにより、何かその人が喜び、その人が光の世界に入っていく、その手助けをしている、だからこれは立派な奉仕でしょう。そういう意見がたくさん出てくるでしょう。でも私たちの世界から見た時、この波動は私たちの世界にはまったく届いてこないのです。

アクティベーションをする時にまず多くの人が、まだアクティベーションとは何か、それによってどうなるのか、その人が何をどうアクティベートしていくのか、それについてまったく知らないでアクティベーションをしております。実際に何をどう活性化しているか、ほとんどの人が理解していません。

ただ言われた通りに手を動かし、エネルギーを保っている、結果的に受けている人が何かに目覚めることはあるでしょう。でもそれを行なっている人はまったく理解しておりません。分からないでただ何かをやり、受けている人もほとんど何も分からずにただ終わってしまう、これは残念ながら奉仕という世界ではないのです。

ある意味では明らかなる宗教の世界とも言えるでしょう。お互いに何も分かっていないのです。場合によっては奉仕をしたという満足感と何かしてもらったという満足感、これだけでエネルギー交換が行なわれております。とりあえず何かが活性化されたのであり、何か光が入ったのだから奉仕であろう、立派な奉仕をした、おそらくそう思っているかもしれません。でも実際には自分の、まだ未熟なエネルギーや不完全なもの、自己満足、優越感、こういった波動が相手のオーラに巻きつくだけであり、その人自身の真の光の成長には必ずしも繋がっていない場合があるのです。

本当にその人を活性化させたり、その人を目覚めさせるためには今何をどのように活性化させたのか、その人のために何をどこまで行なっていくのか、それによってその人がどう人生が変わっていくのか、ある意味ではそこまで理解する必要があるのです。しかしそういうことを言うと、じゃもう何もできなくなってしまう、本当に奉仕できる人なんていないではないか、そういう人もいるでしょう。

ここでハイイニシエイトとしての働きが出てきます。ハイイニシエイトというのは他のライトワーカーと異なり、かなり高いレベルの存在たちを共にしており、また一緒に行動することができます。ハイイニシエイトはその光に関しての優れたマスターや天使たちを自在に使いこなし、そしてライトワーカーにライトワークとして多くの働きをこなすことができるのです。

仮にアクティベーションの細かいとろこまでは分からなかったとしても、ハイイニシエイトの権威によりマスターや天使に命令をして確実にアクティベーションが行なわれるように指示をする、そして何がどうなったのかをマスターや天使から後で聞き、そして適切なアドバイスをできるようにする、これはハイイニシエイトとして十分に有り得る奉仕になります。

光を扱うということに対する責任を理解していただきたいのです。光は闇を切り裂き、そこに光を入れていく、闇を切り裂くという表現はある意味では非常にうまい表現ですが、またある意味ではとても誤解されやすい表現になります。真実のところ光を求めているところに光が流れていく、神が光を許可したところに光が流れていく、これが真実になります。

その人がまだ活性化されていない部分、まだ光を入れていない部分がある時、それは意味があってこれまで光がなく、また意味があって新しい光が入ってくるものです。光を入れる前までは光がないことに意味があり、光が入るとそれ以降の人生に光が入ることを意味していきます。そこには大いなる計画があり、光の大きな働きが関与していきます。

ハイイニシエイトはそこに明らかなる光の働きが行なわれていき、自分はそれに関与していくのです。光を求めている人、光が必要なところにいって自分がその光を降ろしてくる、必要な時に、必要な光を降ろしていく、これが奉仕となります。したがって、奉仕は必要な時に必要な光を必要なところに入れていくのが奉仕になります。

ただ何でも良いから光を降ろす、これはイニシエイトでない人やまだ未熟なイニシエイトの場合には許されるでしょう。したがって、何でもかんでもただいい加減にやっているからだめとか、分からないのにやっているからだめと言うつもりはありません。まだイニシエイトでない人やイニシエイトになったばかりの人はただ光を呼んでくるというのである意味では問題はないのです。

しかしもうすでに何年も奉仕の人生を続け、いくつものイニシエーションを受けている人は、もうその意識レベルを変える必要があるのです。必要な時に必要なところに必要な光を入れていく、これが奉仕なのです。したがって、今自分はどの光をどこにどのようにして入れたのか、一つひとつに意識を向けていく必要があるのです。

ただのイニシエイトとハイイニシエイトでは光に対する責任がかなり異なってくるのです。もしハイイニシエイトである皆さん方が、ほんのわずか間違った光を別のところに流してしまった、こういうことが実は頻繁に行なわれております。特にテンプルワークにおいてほとんど意識を向けずにただ光だけ呼べば良い、ただ教わった動きだけしておけば良い、ただ口から唱えておけば良い、新しい人はそれで良いですが、ハイイニシエイトのものたちがそういう行動を取るといろんな現象が引き起こされていきます。

ハイイニシエイトとして責任を負わされている光の部分があり、そこにいろんなものたちが介入してくるのです。結局正しくないところに光を降ろしたり、別の光を降ろしたりして完全に光が一致せず、うまく光が流れなくなったり、意図したこととは違うことが起こったりするのです。

ハイイニシエイトに対する要求や基準はとても高いものがあります。しかし今のところハイイニシエイトだけを特別に光のコントロールを学ばせたり、意識を高めるということが中々成されておりません。ハイイニシエイトになって何年経っても普通のイニシエイトやあるいはイニシエイトを受けてないレベルの人と同じような意識状態にあり、ただこうしておけば良いとか、ただ口から何か言っていれば良い、ただ動いていれば良い、こういう人がとても多いのです。

ハイイニシエイトに要求されている光のコントロールのレベル、これは本当に厳しいものがあり、マスターや天使はむしろハイイニシエイトからいろいろ指示を待っているのです。正しい指示を待って、正しい光を流そうとしているのです。しかし多くの場合には漠然とただ光を送ってください、ただ何か良いことをしてください、ただそこにいてください、こういう依頼がとても多いのです。

そのためいくら高い存在たちを呼んできてもほとんど彼らは正しい仕事をすることができずにただ光となって存在しているだけなのです。ハイイニシエイトとして光をどうコントロールしていくのか、どうやって正しい光をうまく流していくのか、その学びをもっともっとする必要があるでしょう。


A自分の光を完全に理解すること

私はアポロンとしてお話をします。アルテミスの話を聞いているうちに私もどうしても一言お話をしたいと思いアルテミスから時空をいただきました。皆さん方ハイイニシエイトが学びを進め、更なる高いレベルを目指しております。多くの人が更に高いところ、更に高度なところへと意識を向け、何か新しい学びを受ける、高い波動を受ける、そういうものにとても強い関心を向けております。

しかし意識が高まるというのがどういう意味なのか、ハイイニシエイトとして意識の低い人と意識の高い人の差がどこにあるのか。やはり基本的には奉仕という活動がとても大きな鍵を握っています。今のアルテミスで必要なところに必要な時必要な光を流していく、これを奉仕と言っておりました。皆さん方の日常生活の基準には中々合わない内容になると思われます。

というのも多くの人が何をやっても必ず光は流れ、何をやっても必要な時に必要なことが行なわれているので、やることすべてが奉仕である、あるいは仕事も奉仕も同じであり、教わったことを一杯行なって光を入れていけばすべて奉仕になる、こう思っていることが多いからです。確かにライトワーカーとして活動し始めた初期のレベルの人はそれで良いかもしれません。

しかしハイイニシエイトとなり、光の特性についていろいろ学び、自分の使える光を理解していき、自分はどういう光を流しやすいのか、どういう風に光をコントロールしていくのか、自分にとって流しやすい光の領域はどこであるのか、そういったことを理解していき、自分が光の一員として活動していく、これがハイイニシエイトの世界になります。

ハイイニシエイトの人々は自らが光であるということを完全に意識している必要があるのです。自分の使える光は何であるのか、自分は光をどうコントロールしていくのか、こういうハイイニシエイトたちが更なる高いレベルへ進もうとする時、高いハイイニシエイトというのは何を意味するのか。普通のハイイニシエイトとしてアクティベーションや他にイニシエーションを行なったりしている人は、確かに多くの人々に光をもたらし、光の仲間たちに多くの人を連れてくることができるでしょう。そういう面では確かに奉仕を行なっていると言えるでしょう。

しかしハイイニシエイトは光に責任を持つ必要があります。仮に誰かをイニシエーションしたとしてもその時に愛がまったくなかったり、自分のエゴが入っていたり、何らかの見返りを期待したり、つまり人間的な感情やいろんなものが入っていると、その光はやはり汚れた光になってしまい、それが自分に戻ってきます。

結局自分のハイイニシエイトとしての日常生活にごく普通の感情のエネルギーが充満してしまい、イニシエイトではない普通の人々と同じような生活をする羽目になるのです。ハイイニシエイトとして普通の人と違う生活をしたければ、自分の扱う光に一切の感情や概念は入れないことが前提条件になります。その時には仕事でやっているとか、サービスでやっているとか、ただでやっている、そんな意識すらも汚れてしまうのです。

単純に光のないところに光を入れていく、光を求めているところに光を流していく、単純にその奉仕だけで充分なのです。したがって仮に金銭をもらうにしても、必ずしも定価とか決まった料金とかの意識もなく、ただもらっていく、これ位になれば日常生活の金銭のエネルギーは入らなくなり、自分はハイイニシエイトとしての生活を送ることができるでしょう。

そしてハイイニシエイトとしての奉仕の活動をどんどん続けていくと、自分の新しい波動の部分が目覚めていきます。それまでにはなかった自分の波動の部分がまた姿を現し始めるのです。この間まではできなかったことが何故かできるようになってきた、これまでは流したことのない光が突然流せるようになった、これまでできなかったことが急にできるようになってきた、こうやって一人ひとりが成長していきます。

そしてまた新しい光についてコントロールを覚え、自分が正しく光を流せるようになってきます。こういったことを繰り返していくと光のコントロールの仕方に段々変化が出てきます。ただ光のないところに光を流すというやり方から段々変化していくのです。これ以上述べると皆さん方の方でまた別の感覚が生まれていき、返って光を正しく流せなくなってしまいますので、ここまでにしておきますが、光のコントロールの仕方がいつかの時点で変わってくるとはっきりと分かった時、あるいはコントロールという言葉がもうふさわしくないという状況になった時、それから新しい光の使い方が始まっていきます。

その新しい光の使い方が自由に行なえるようになった時が、ハイイニシエイトから見ての高いレベルの使い方になります。皆さん方はまずそこを目指す必要があるでしょう。ただ単に光をコントロールするのではなく、さらにそれを超越した使い方、それが求められてくるのです。

しかしそこで要求されるのは光をコントロールするという意識すらも忘れてしまうことであり、ましてや普通の人と同じような生活の仕方、普通の人の意識レベルともはっきりと分けていく必要があるのです。皆さん方がハイイニシエイトとして活動している中で、本当のハイイニシエイトになる、あるいはハイイニシエイトとしての奉仕を展開していく、そこに行くまでにはまだまだしっかりとした奉仕が必要とされます。

自分の日常生活において奉仕ということがいかに大切であり、大事なのか、またそれは自分にとっていかに大事なものなのか、それをよく理解するようにしてみてください。

それではアドバイスをしてみます。

Irukaさんのハイイニシエイトとしての光を見た時、あなたがこれからの流れにおいて自分が常に使っている光がどういう光であるか、その光をどのように使っているか、これを本当に理解することが必要でしょう。とりあえず光だから大丈夫、これは昔からずっと使っているやり方だから大丈夫、こういう意識で光を使うことが段々難しくなっていきます。おそらくいつかの段階でこれまで普通に使っていた光が言うことを聞かなくなってきます。その時に自分でどう判断して良いのか、自分自身がどうなっているのか、光がどうなっているのか、いろいろ考えることになるでしょう。でもそれをきっかけにして改めて自分を理解し、光を理解してきます。その段階でこれまでとは違う光の使い方が自分なりに身に付き、そして自分にとってこれまでとは違う光の使い方ができるようになっていきます。それができるようになった頃あなたにハイイニシエイトとしての道が見えてくることになります。ぜひ今使っている光、自分が求めている光、自分でよく見つめてみてください。

Akiraさんのハイイニシエイトとしての光、あなたのハイイニシエイトとしての光の領域は、人間世界と自然世界の両方にまたがっており、人間だけとか自然だけとかいう区分ができておりません。両方にまたがった世界で奉仕が行なわれていきます。したがって、自然世界において自分は何を奉仕としてなしていくのか、自然世界に対する奉仕とは何なのか、まずはこれを理解する必要があるでしょう。人間世界に対する奉仕と自然世界に対する奉仕、この区別は本来はまったくありません。同じことを意味します。しかし実際の肉体を使った行動において、それがかなり違うものになって現れてきます。自分の意識の中で、やはり人間に接する時と自然に接する時の差があり、その差が自分自身に疑問を投げかけてくるのです。本来は人間の世界も自然の世界も特別な差はないのです。自分自身がつくり出した差と言えるでしょう。人間はあなたにいろんなことを言ってくるでしょう。そのため嫌になったり不快になったりすることもあるでしょう。それに対し自然世界はあなたに不平不満を持ってくることはありません。しかしその分自然世界に対する責任が強くなります。有無を言わさず自分がそこに何らかの行動を取っているため、彼らの世界に変化を与えていきます。これは彼らの世界にとって大きな影響を与えていきます。つまりたとえわずかでもそこの世界に意識を向け、今何が必要なのか、これを行なって良いのかどうか、そういう確認を取ったり、意識を向けておくと、うまく自然は合わせてくれるでしょう。

Kimioさんの場合、あなたのハイイニシエイトとしての光を見た時、あなた自身がハイイニシエイトとして人々の中で活動したり、またいろんな地域の中で活動をする時、そこの領域や土地、あるいはその世界や地域の管理者の人たち、そこの仲間たちにしっかりとした確認を取る必要があります。おそらく自分なりにこれまで確認を取ってきたと思うかもしれません。しかし実際には今までのところ忘れていたり、たまたまやり方が違っていたりした時に必ずと言って良いほど、管理の行なわれていない現象が起こされてしまい、それによっていろんな状況が展開されていきます。ある意味ではたまたまとか、うっかり、そういうことによって確認を取っていない場合ですが、これを更に裏から見ていくと、実際にそこに入り込もうとするものたちが人間の意識に影響を与え、うっかり忘れるように導いていきます。あるいはそこだけを抜かしてしまうように、あるいはもう終わったかのような感じにさせたり、あるいは他の人がやっているから大丈夫だという風に働き掛けていき、その人はもうやらなくても大丈夫という意識を流していきます。そして本当に誰も行なわなかった時、あるいはやるべき人がやらなかった時、そこにいろんなものたちが妨害に入ってきます。その場において一番権限のある人、影響力のある人、一番支配権を持っている人、実はそういう人ほど、このうっかりとか、そういえばとかいう現象が起こりやすい状況になっていくのです。そういう影響力のある人にいろんなものたちが集まって、うっかり忘れるように一生懸命働き掛けていくのです。それによって大きなところが隙ができたり、見失っていくのです。あなたがハイイニシエイトとしてそこにいる時、どこかで自分が全体の中で影響力を持っているという意識があり、そこに入り込んできます。それによって全体に関与していると思われている領域すべてが入りやすくなっていきます。自分自身がハイイニシエイトであるということと、その意識による影響力、そして実際の場におけるエネルギーの学び、これを自分なりに分析していき、うまくいかなかった時には何がどうなっているのか、それをしっかりと見極める必要があります。一般にかなり利用されていてうまくいかなった時は、あなたの心の中では一番うまくできたと思っている時がほとんどです。巧妙に巧妙に関与してきているエネルギーの世界を本当に見極めるようにしていってください。

Yukariさんのハイイニシエイトとしての光を見た時、あなた自身のハイイニシエイトとしての学びがここ最近急速に展開されていき、意識がめまぐるしく変化してきています。今その変化の中で改めて自分がどこに向かい、どこにどういう奉仕を行なっていくのか、自分はどういう光をどの方面に流していくのか、今いろいろと考えているところと言えます。今考えている考え方はとても良いものであり、ある意味では新しい光がたくさん近付いてきています。ただ心のどこかでその新しい光を受け付けていなかったり、恐れているところがあります。まず新しい光を受け付けていない波動については、自分なりの光の世界の考えがあり、その一定の光の世界に入っていれば正しい光であり、それ以外は自分としては馴染みのない光、あるいはちょっと怖い光、そのように感じているところがあります。それによって本来の神の光であってもこれまでの自分の光とは違う光の場合に敬遠されてしまい、入ることのできない光であります。その中の光の中にある意味では争いをもたらすという光もあります。争いをもたらす、これはどう見ても普通の人には光とは見えないでしょう、ましてや奉仕とは思えないかもしれません。でもこれも神から来ているのです。この光は本当に必要な時に使われていきます。人間が執着をもってある段階からまったく進化しなくなった、自分が面白いことにのめり込んでしまい、虜になってしまっている、あるいは楽なやり方を覚えてしまい、その中に入り込んでしまった、そういう時にこの争いを起こす波動を使い、心の中に葛藤を起こさせ、これで良いのか、あるいは人間との対立の中で、また自分に嫌気がさしたりいろんなことが行なわれていきます。これも場合によっては自分でコントロールする必要があるのです。今あなたはこの光線を受け付けないようにしているために、他の人から流れてくる光線で破壊が行なわれていきます。でもこれを自分が使いこなせるようになっていくと自分の意志によってうまくコントロールできるようになり、そうすると愛を伴った破壊が可能になるのです。他からやってくる破壊だけのエネルギーでは常に分裂や対立、排除、そういったものが伴ってきますが、自分がコントロールできるようになると常に愛に満たされた争いや破壊が流されていき、必ず救いや希望、あるいは勇気が見えてきます。他の人に使う時にただ単に相手から送られてくる破壊や分裂のエネルギーだけではなく自分がうまく使いこなせる争いを使うと、愛があり、展望があり、希望があり、夢がある争いが可能となるのです。その使い方をうまくコントロールしていき、本当に自分のものにできた時、あなたは更なる次のハイイニシエイトとしての活動ができるようになっていくでしょう。

Kazumiさんのハイイニシエイトとしての光を見た時、あなたの心の中に多くの種類の光が備わっており、いつでも使える準備が行なわれております。まさしく奉仕をするために用意されている幾種類もの光が心の中にあります。しかしこれが中々うまく活動していかないのは、心の中で自分がそれを止めているエネルギーがあります。本来奉仕しようとしている光があり、出番を待っていても自分がそれを止めているのです。その一つの理由は、単純に不安や恐れ、心配、あるいはライトワークという活動そのもの、いろんなものが混ざり合っています。自分にこんなことができるかどうか、まだ自分には早いかもしれない、私はまだ何も分かっていない、こういったことから起こる不安と言えるでしょう。あなたがこれを克服し光を使いこなすためには、明らかな信念が要求されます。自分が本当に光を使えるということ、また出番を待っているということ、あとは自分の意識一つですぐに光が流れていくこと、光を流そうという強い意志です。この光を流そうとする強い意志、それは本当にその人がこの光がないと生きていけない、この光を流さないとその人はだめになってしまう、この光を早く流さないとチャンスを逃してしまう、そういう緊迫感の状態が必要になります。今はまだ後でも大丈夫、まだいつかやれば良い、そういう気持ちがあるために、今すぐそれをしなければならないという緊迫感が湧いてこないのです。多くの場合あなたのところに近づいてくる人は、まさにその時が一番光を流すべき時なのです。普通の会話ではなく光を入れることが必要なのです。したがって、これからは誰かが近付いてきて何か相談や悩み、問題事があった時に言葉で誤魔化して逃げるのではなく、本当に光をそこにもたらしてあげよう、心の中に光を届けてあげよう、自分の光を少しでも良いから分けてあげよう、今それをしてあげよう、そういう強い思いが必要となります。そしてそういう思いをもって本当に悩みを解決してあげようと意識を向けた時に、後は会話する度に自分の光が相手の中に入っていきます。まずはそれを信ずることです。そうするとこれまで出番を待っていた光がようやく自分の出番に気が付き、相手の心へと光が流れていきます。自分の心の中の光、これをまず流していき、相手の心の中に光で埋めるようにしていってください。


今日はハイイニシエイトと呼ばれる皆さん方に更なるレベルへ向けてのアドバイスをしてみました。あくまでもハイイニシエイトとしてのメッセージであるために、このメッセージが誰にでも、どの人にでも通用するというわけではありません。むしろ普通の人とかライトワーカーとしてのイニシエイトの人はただ光を呼ぶだけで大丈夫、良いこと、楽しいこと、喜びのことを考えていれば大丈夫、それで済む世界でもあります。

ただ皆さん方の場合にはそういう時期はもう過ぎており、更に高い段階へと人々を導いていく、そういう波長の中にあることを理解しておいてください。それでは休憩をとります、ありがとうございました。


B信ずる、そして救う

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今年も大分終わりに近付いてきました。皆さん方が今年何を行ない、来年に向けてどう変わっていくのか、いろいろとまた考える時期になってきています。毎年毎年光の波動が変化していき、今年の波動から来年の波動へと移行を始めております。

今年の皆さん方の多くの人々は何かを信ずるということがいかに大事か、信ずるということに関してのテーマが押し寄せておりました。自分が信じるということはどういうことか、あるいは何を信ずるのか、信じているものは正しいものかどうか、何も信じなかったら現実はどう変わるのか、信じるということにより自分を見つめるという流れがテーマになっていました。

そして来年のテーマへと移行しつつあります。来年は来年の時期にまたお話しする時があるでしょう。しかし来年のテーマは今年皆さん方がテーマにした信ずるということ、皆さん方は何を信じているのか、もし信じなかったらどういうことになるのか、信じるものと信じないものとの違いがどのように現実に現れてくるのか、それが大事な鍵になってきます。

そしてまさしく信ずるということにより救われるという現実がどう影響していくのか、これがまた次回のテーマにります。十二月は自分を救うということが大きなテーマになってくるからです。信ずるということ、救い、そしてそれが実際の現実に流れていく、自分を救うということから人々を救うという風にまたエネルギーが移行していく、皆さん方は奉仕というエネルギーをいずれは人々を救うというエネルギーへと変えていく必要があります。

今はハイイニシエイトとしての奉仕でしたが、高いレベルのハイイニシエイトは人々を救うということです。皆さん方が救うということに関して今の奉仕からどう変化していくか、そして救うということと奉仕をするということの境い目に信ずるということがあるのです。この信ずるということがいかに大事なのか、ハイイニシエイトとしての次の学びとして肝に銘じておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2009 CentralSun
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