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2009/11/2 月曜交流会

スピリチュアルな自立について

@自立とパートナーとの出会い

私は天の女神としてお話をいたします。皆さん方がパートナーという話についていろいろと議論されておりました。今の皆さん方人間の進化段階におけるこの状態でパートナーという言葉がとても大きな意味を持っていると思われます。これまでの日本の歴史において国の為、地域の為、家柄の為、家族の為、このように意識が大きな単位から次第に自分へと向っていき、今は一人ひとりが自分を大事にし、自分の人生を自分でつくり上げるというとても大事な時期に入ってきております。

家族がいたとしても家族の奴隷になることなく、また家族の為に自分が犠牲になるとか、家族を前提とした時代が段々過去のものになっていき、その中のパートナーシップ、個人へと意識が変わってきています。自分自身の人生を大事にする、自分とのパートナーを大事にする、多くの人がそこに向っているために、その反動として家族との繋がりが弱くなってきていることも伺われます。

特に都会においてはその傾向がとても顕著であり、一人ひとりが自由に生きる反面、家族との繋がりが弱く弱くなってきています。これからの進化の流れにおいて、自分の生き方、パートナーとの生き方、家族の生き方、それぞれどのレベルにおいても重要であり、それぞれをしっかりと生かしていく必要があります。

自分一人の人生も大事であり、たとえパートナーがいたとしてもパートナーの犠牲にならず、また自分を最大限に生かしたとしてもパートナーシップが壊れることがない、また自分が一人で充分に才能を発揮しパートナーともうまくいったとしても家族はさらにそれ以上に発展していく、これが理想の関係になるでしょう。

今の皆さん方のこの日本という波動において、個人の生き方、パートナーとの生き方、家族との生き方、それぞれが完璧にうまくいくという状態はかなり難しいでしょう。どうしても個人を優先するとパートナーシップが壊れていったり、パートナーを大事にすると家族との繋がりがなくなっていく状態がとても多いからです。

しかし皆さん方はシャンバラという言葉をキーワードにし、そこに向けて活動を行なっています。シャンバラというのがどういう社会なのか、言うまでもなく個人は個人の才能を発揮する、一人ひとり天から与えられた才能があり、天から与えられた天分を身に付けています。それは自分だけしかできないものであり、自分個人の才能を発揮できる分野が存在します。

それと同時に自分にとっての最良のパートナーが存在し、そのパートナーとの間においても今の自分には到底できないことがパートナーとの間で行なえる、自分一人では達成できないことがパートナーがいることで達成できる、こういったことが存在してきます。

またパートナーシップがうまくいくと同時に家族間での繋がりも良くなっていき、お互いのパートナーシップを組み合わせると家族が大きく発展していく、一つのパートナーだけでは達成できないことが複数のパートナーが協力し合うことにより、より大きな力となって表現されていく、こういうことが理想的な家族関係になります。

そういう社会に向け今の日本においてまだまだ学ぶべきもの、身に付けるべきもの、成長すべきことがたくさん残っています。まず一人ひとりが自立するということをどの程度具現化できているかどうか、自立するというと多くの人が経済的な自立を連想します。

自分の仕事を自分で身に付け、自分の経済力で自分の生活ができる、これが自立という意味のように解釈されています。しかし実際には経済的な自立ではなく、スピリチュアルな自立が必要であり、そのためには自分のスピリチュアリティをもっともっと高めていく必要があります。

今はスピリチュアリティがほとんど顕現されておらず、多くの人がスピリチュアルな自立を達成できていません。そもそもスピリチュアルな自立が何なのかすら理解されていない状態となります。スピリチュアルな自立というのは自分の神に近付いている割合、自分が本来持っている才能や天分を表現している割合、自分の心の中にしっかりと神を信ずる心、またハイヤーセルフと一体となって具現化している、これがその人のスピリチュアリテイを現していきます。

つまり自分の日常の生き方に神やハイアラーキー、ハイヤーセルフ、神から与えられた天分という要素がまったく入ってない場合は、スピリチュアリティがまったくないということになります。いくら経済的に自立していても精神的に自立していてもハイアラーキーやハイヤーセルフとの繋がりがまったくなければ、スピリチュアルな自立は成されておりません。

スピリチュアルな自立をしっかり行なうために自分の本来眠っているものを目覚めさせ、そしてスピリチュアルな存在と一緒になって現実生活を生きていく、これがとても大事になります。一般に経済的に満たされていたり、精神的に満たされている場合、それだけで日常生活がうまくいくために、スピリチュアルな方向には中々意識が向いていきません。

そのために現実に恵まれている人程スピリチュアルな自立がほとんど成されていないということになります。逆に現実生活に不安や恐れ心配があり、自分の人生はどうなるのだろう、どうやって生きていけば良いのだろう、そういう人程神を信じたり、ハイヤーセルフを願う人が多くなってきます。スピリチュアルな自立が進んでいる人程現実生活では恵まれていないという状態になっています。

皆さん方は自立ということが自分一人でいろんなことができて安定した生き方をしている、そういうのを連想する人が多いでしょう。今の日本の環境においてスピリチュアリティが目覚めながら現実生活もうまくいかせるという人はそんなに多くはありません。現実生活をうまくいかせようとするとどうしてもスピリチュアルな生き方から離れてしまうのです。

スピリチュアルな生き方は愛と光をふんだんに使うことが必要であり、人の為に世の為に活動しています。しかし日常生活がうまくいっている人はそれだけで恵まれているために、あえて世の為人の為に奉仕をしようとか、他の人の為に頑張ろうという意識があまりない状態になります。

いくら経済的に恵まれていてもそれで自分の心が満たされスピリチュアルな自立が成されていない人は、実際には自立している人間とはみなされていません。いわゆる三次元の安定した生活に執着を持っており、それは自立とは言わないのです。三次元生活に執着している人は自立できないのです。

しかしスピリチュアルな自立をしている人ほど三次元的に恵まれず苦労しているという人が多いということも事実でしょう。せっかく神を信じ、宇宙を信じながらも生活が良くならない、こういう人がたくさんおります。しかし本当の自立はそこに存在し、スピリチュアルな目覚めが起これば起こる程物質的な執着がなくなっていき、人間関係における執着も消えていくのです。

そのために一見物質に恵まれず金銭的に恵まれないという人が多いように見えるでしよう。でもそれはスピリチュアリティの目標ではありません。スピリチュアリティの目標は神と一つになることであり、金銭を得ることではないからです。本当に神を自分のものとして法則に合った生き方をしていればどのようなことがあろうとも、人生が激しくひどくなることはほとんどありません。

法に叶った生き方、神を中心にした生き方をしている人は、何とか最低限の生き方でもできるようになっていきます。しかし人並み以上の富を得ようとか、人並み以上の暮らしをしようとすると、それは法の流れに合わないことが多くなり、自然と自分の人生が歯車をおかしくさせていきます。

自分が自立をしようとする時、どのような状態になっても神を信じ、法則を信ずる気持ちが残っているかどうか、それがとことん信ずることができればその人はむしろ宇宙に生かされ、神に生かされ、仮に貧しい状態がやってきたとしてもそれも意味のある貧しさであり、また必要な貧しさが現象化してきたと言えるでしょう。

それでも神を愛し宇宙を愛することによって金銭では得ることのできない大きなものが手に入ることになります。皆さん方の真の自立はそこに存在し、またそれを身に付けなければなりません。物質的なことに惑わされず、物質的なことに常に意識を向けるのではなく、スピリチュアルな自立にこそ意識を向けていく、まずはそれが最初の条件になります。

一人ひとりがスピリチュアルな生き方を身に付け、神や宇宙の法則に従った生き方をしていくと、いずれ自分にとても素晴らしいいわゆるパートナーという存在に出会うことができるかもしれません。このパートナーという存在は、ある意味ではどこかで自分と似ている感じがするけれども、まったく同じというわけではなく、反対の面から見ている、別の角度から見ている、他の角度から見ている、そういう感覚が常にやってきます。

自分とは考え方がどこか違っており、物の見方、人々の見方、愛の行ない方、すべてが何か違うという感覚が得られます。それでもどこかで共通点があり、何か一つになるという喜びがあり、お互いの発想が違っていても離れることのできない何か感じられてきます。

こういうパートナーが皆さんの目の前にどのように出現してくるか、これは先ほど述べたスピリチュアルな自立との兼ね合いによるのです。スピリチュアルな自立が成されていない場合、こういうパートナーシップに合うことはとても難しいと言えるでしょう。スピリチュアルな自立のできていない人はどうしても人間に対する見方が世間の見方と同じになってしまい、外見や金銭的なもの、経済力、あるいは世間の評判、そういったもので相手を見ることになります。

しかしスピリチュアルな自立が行なわれてくるとスピリチュアルな観点でお互いを見ることができ、たとえ貧しくても、社会の立場や人間的な見方がどうであれスピリチュアルな見方でのお互いの繋がりが強く存在するのです。スピリチュアルな観点からお互いに引き合うものがあり、それは人間的な見方とはまたく異なり何か説明のつかない一体感、表現のできない一体感が感じられてきます。

そしてそのパートナーと出会い、何かスピリチュアルな引力が働き、お互いが感覚的に理解されてくると、見方や感覚が違っていても常に何か新しいことをクリエーションしていく、新しいものをつくり上げるという意識が芽生えてきます。意見が異なっていたとしても見方が異なっていたり、やり方が異なるだけであり、お互いが同じことを考えている、一つの目標に向って違うやり方で達成しようとしている、それが分かるためにお互いがまったく違うやり方で協力をすることになります。

そしてお互いにそれぞれ違うやり方で自分のできるやり方、自分の得意なやり方をお互いが発揮することにより、一人では到底できないことが二人で行なえるようになっていきます。そこにまったく新しいクリエーションが入っていき、そしてそこに富が現れてくるのです。

一人ではごく普通のビジネスでしか手に入らない金銭が皆さんにあります。皆さんに与えられている富の器は、自分一人で普通の社会での仕事して手に入る範囲の器になっています。したがって、自分一人で頑張っているとある一定以上の金銭は中々手に入ることがありません。自分一人で頑張っていると普通のビジネスの範囲内の収入しか手に入らないのです。

しかしスピリチュアルなパートナーシップが現れ、お互いにクリエーションを行ない、それぞれの特性を生かした新しいことを実現させていくと、お互いに富の器を大きくさせることができ、一人では達成することのできない大きな富がやってくるのです。しかしその時にはお互いのパートナーの間でクリエーションするということが必要です。何か新しいことをつくり上げていく、一人ではできないことを二人で成し遂げていく、他の誰にもできないことが二人で可能になっていく、そういう新しいクリエーションが必要なのです。

そうすることにより一人でやっていた頃とは何十倍も何百倍もの大きな富の器が形成され、大きな大きな富がパートナーの中に入ってきます。これはただ単の友達とか仕事上のパートナーとは全く異なる関係になります。スピリチュアルなパートナーシップはある意味では自分にとっての結婚相手や、あるいは掛替えのない人という状態と言えるでしょう。

必ずしも仕事のパートナーではないのです。スピリチュアルな光がお互いを繋ぎ、お互いに神のパワーが入っていき、神のクリエーションが行なわれ、まったく新しい富がつくられていくのです。そしてそのクリエーションはお互いがさらに愛を強め、クリエーションのパワーを強くすることによりさらに大きな富が与えられていきます。

したがって、富はパートナーシップとの間に隠されており、自分一人では富にはどうしても限界があるのです。そして自分にとってのスピリチュアルなパートナーとうまくいきどんどん発展していく、それがどんどん強くなっていくと家族との間や他のパートナーとの関係が新しく見えていき、他のスピリチュアルなパートナーを理解できるようになり、他のスピリチュアルなパートナーとの間でさらに新しいビジネスを考えてみる、さらに新しい発展を考えてみる、こういう意識が目覚めていきます。

それによって家族でも他の家族のパートナーに刺激を与えたり、家族全体が大きな光を得ることになり、さらに大きな大きなスピリチュアルな目覚めが起こり、そしてそこに富が形成されていきます。これまでの人間の価値観はまず家族が先にあり、家族の経済力で自分を養ってもらう、そのために家族を大事にし、家族が安定していると個人が安定する、家族でも家柄の良いところになると長い時代において家柄が安定し、家族や親戚も安定し、一人ひとりが安定する、これがこまれでの日本の家族におけるエネルギーであり、富のつくり方でした。

しかし今はその流れが急速に変化していき、一人ひとりがすべての始まりになってきています。まず一人ひとりが自立し一人ひとりが神と繋がり、スピリチュアルな自立を行なった時から本当の自分の進化成長が始まり、良きパートナーを見つけ、そしてさらに拡大した家族関係へと広がっていく、今はそういう時代に入ってきているのです。

今日本においても他の先進国においても、経済的自立を求めるあまりに一人ひとりがバラバラになっていき、自分一人がやっと養える最低限の富の器で生きています。多くの人が自分一人をやっと養える程度の富の器に留まっているのです。これはスピリチュアルな自立が成されていないために、どうしても社会の経済のシステムが優先し自分一人がやっと生きる程度の富になっているのです。

そこでスピリチュアルな目覚めが起こり、パートナーとの出会いが起こり、パートナーとの間で理想的な富が形成されると、これまでの何十倍もの富の器が形成され、とても恵まれた素晴らしい流れに入っていくのです。今多くの人がスピリチュアル的に自立しておらず、経済的にも何とか自分を養える程度の富の器になっているために、中々先に進むことがありません。

もう多くの人は長い間この状態で留まっており、まるで国家全体が貧困に喘いでいる状態にあります。日本に限らず他の先進国も同様の状態であり、国自体が借金を抱える経済状態になっています。これは経済的な自立を目指しながらスピリチュアルな自立の成されていない国の現状であり、富が形成されていかないのです。

スピリチュアルなパートナーとうまく出会い、その中で素晴らしい富を形成していく、これが行なわれない限り富が大きくなることはなく、国が発展することもないのです。今の日本という国が借金を返済し、国全体が裕福な国になるためには、今の若い人、一人の人を少しでもスピリチュアルに目覚めさせ、パートナーとの出会いを大きくし、そしてお互いの富のエネルギーを大きくしていく、これが必要なのです。

今そこに向けてライトワーカーそのものがそれを目指して活動すべき時期であるにも関らず、ライトワーカーそのものが経済的自立に走っており、スピリチュアルな自立が中々成されておりません。ライトワーカーといってもほとんどが一人で自分の富の器だけを、自分が生きるのに精いっぱいな器だけを維持しているに過ぎないのです。

ライトワーカーという人程が多くの人がスピリチュアルなパートナーと出会わず、一人で自分の人生を進んでいるのです。何故ライトワーカーが一人になり、パートナーに出会わないのでしょう。せっかくライトワーカーとして神に宣言し、いろんな天使やマスターとも友達になり、光のために頑張りますと約束しながらも自分の生活を見た時、一人で生活している。

これは大きな理由がたくさんあります。一つはライトワーカーといっても真のライトワーカーにはなっていないということです。真のライトワーカーは本当の神の光を届けるものであり、人間のつくった光を届けるものではありません。今のライトワーカーの多くの人が人間のつくり上げた光を届けているのです。

人間のつくり上げた光とは何でしょう。それはいうまでもなく金銭で買える光です。ヒーリングをしてあげる、代わりに金銭を受け取る、光を上げるから何かを交換としてもらう、これは確かに光ですが、すべて人間のエネルギーが介在しており、人間のつくった光であり、人間が広げようとしている光なのです。どうしても人間のエネルギーがそこに介在するために、人間のさまざまなエゴも入っているのです。

そこで行なわれた光は本人は癒しの光とか愛の光とか言っていても結果的に自分の光が認められますように、これによって天が認めてくれますように、これによって私のヒーリングが良いことになりますように、そういう思いばかりが入った光であり、人間によって汚されているのです。真のライトワーカーはそういう人間の思いの入っていない純粋な神の光であり、純粋な神の光がその人の真のスピリチュアルな目覚めを起こさせていくのです。

先ほどから述べているスピリチュアルな目覚めは、神やハイヤーセルフの純粋な光により達成されるものです。自分がそれによって何か良いことが起こる、認めてもらえる、ライトワーカーとして良いことをしている、そういう思いを持っている限りスピリチュアルな自立にはならないのです。

したがって真のライトワーカーは本当にその人をスピリチュアルな自立に導くものであり、スピリチュアルな自立に導く光そのものが今大事な光なのです。このスピリチュアルな自立を導く光は人間のエネルギーを入れていないものであるために、いわゆるライトワーカーとしてのヒーリングとか金銭とかの交換のない純粋な光になるのです。

ライトワーカーと称している人の中でそういう純粋な光を流している人がどれだけいるでしょうか。ほとんどの人は金銭と交換による光であるために、人間の光が流されているだけなのです。そのために人間の光の入った光で自立を促そうとしても、結局は経済的な自立とか、家族との自立の方に走ってしまい、スピリチュアルな自立には入っていかないのです。

スピリチュアルな自立に入って、そして真のパートナーとの出会いが起こっていきます。スピリチュアルな自立のない人間の光の入ったエネルギーでは真のパートナーとの出会いが中々起こらずどうしても人間に都合の良いパートナーしか現れてこないのです。

スピリチュアルな自立を促す真の光を流すためには純粋な光を流していく、人間のつくった光ではない本来の神の光を流していく、そうやってスピリチュアルな自立が起こるとその人に一番大切なパートナーが現れてきて、そしてその間でクリエーションが起こり、そして富がつくれていくのです。

富の器を大きくする最初はまったく富を考えていない純粋な光であるということ、これがとても大きな鍵なのです。初めからある程度経済を手にし、富を手にし、それによって大きなパートナーとの関係で大きな富を得ようと考えている人は、いつまで経っても真のパートナーが現れてこないのです。

今のこの日本という状態、他の先進国においても同じ状態であり、すべてを神に捧げ、神との繋がりによって真実のスピリチュアルな自立が起こり、そしてスピリチュアルな自立を成し遂げた二人のパートナーが大きな大きな富のクリエーションを行なっていく、こういう流れをまず日本で、皆さん方が現実化させる必要があります。

これを現実化させない限り誰一人そのモデルが分からず、プロセスが見えないために、永遠に今のような状態が続くでしょう。どうやってスピリチュアルな自立が起こり、スピリチュアルな自立を起こした人同士がパートナーでどうやって富の器を大きくしていくか、それを身をもって達成させる人が必要です。そしてそれが現れてくると他の人もそれを使うことができるでしょう。

そうすると次から次とその見本を生かしてさらに自分のやり方で、自分たちだけの良いやり方が見えていき、さらにいろんなパートナーが現れ、いろんな家族が現れ、富をどんどん大きくしていくでしょう。そうすると自然に自分が富に満たされ、家族も富に満たされ、国が繁栄していくのです。

皆さん方が富に対して、パートナーに対して中々うまくいかないと感じている一番の根本はスピリチュアルな自立がどこまで成されているか、本当に神とどの程度繋がっているか、本当にハイヤーセルフとどの程度繋がり具現化しているか、すべてはそこに戻ってくるのです。そしてその真実の神との繋がりをもたらす人がライトワーカーであり、ただ単に人間的なエネルギーでヒーリングをしたり、ビジネスのためにヒーリングをしている人をライトワーカーというわけではありません。

これまではそれでも良かったでしょう。でも今はこの状況においては真実のライトワーカーが必要であり、本当の神のために、スピリットのために行動する人が必要となってきています。皆さん方がぜひその魁となり、新しいパートナーシップ、新しい金銭感覚で新しいライトワーカーとして活躍していかれるのを望んでおります。


A信頼関係が重要

私は今話された女神のパートナーとしてやってきました。パートナーという存在がどういうものか、皆さんに理解されたでしょうか。私は今話された女神と常に共に行動をしながら、新しいクリエーションに向けて新しい発展に向けて常に協力し合っています。しかし考え方や能力はいつも異なるために、お互いにどう具現化していくか、どうやって人間の世界に降ろすかで頻繁に議論が交わされ、また表現の仕方や具現化の仕方で常に問題が起こってきます。

しかし根本のところで求めているものが同じであり、お互いに自分のできないところが相手の得意技であり、自分の得意なところは自分にしかできないということが分かっております。そしてお互いに協力し合いながらも自分一人では到底できないことが常に現象化されるために、お互いに相手があって自分が存在し、相手があるからクリエーションができる、そういう感覚を身に付けているために、絶大なる信頼関係が存在します。

パートナーシップを維持するためにはこの信頼関係が必要であり、相手に対する信頼がなければパートナーシップはすべてが起こらなくなっていきます。どんなことがあっても相手を信頼しきっている、たとえ考え方が異なり、発想が異なったとしても相手を完全に信頼している、この信頼関係があればそれが強い愛になり、また一体感が常に存在しています。

皆さん方は自分に合う良い人が現れてくるのを待っています。しかしそれは信頼関係をつくることはできないのです。誰かが出てくるのを待つのではなく、自分が信頼できる人が誰であるのか、自分はどういう人を信頼できるのか、まず信頼できる人を先に見つけることです。自分はどういう人に対して完全に信頼し、どういう人にすべてを打ち明けることができるのか、そして自分が本当に信頼できると感じられる人、信頼できると本当に心から思える人、そういう人と一緒にワークをしてみたり、いろんなことをやっていくと自分のできないことができることに感激をしたり、自分が思ってもいなかったことがお互いを信頼することによって実現されていく、そういうことが見えてきます。

そして気が付くといつの間にかパートナーになっていることがあります。初めから皆さん方がパートナー、パートナーとしていかにもふさわしい人が存在し、その人が現れてくるのを待っているように思われますが、まずは信頼できる人が誰なのか、心からすべて打ち明けることができる人が誰であるのか、まずそれを自分でつくっていき、一番信頼できる人との間で常にいろんなワークをしてみる、そうすると自分がどこまで人を信頼できるのか、それが自分の器の大きさになっていき、信頼することの大事さが分かってくると信頼関係が逆に強くなり、パートナーとの間の信頼関係の大事さが本当に分かってきます。

必ずしもパートナー、パートナーと意識を向けるのではなく、人間において信頼できる人が誰であるのか、まずそれを見つけるようにしてみてください。


Bパートナーシップ

アルテミスとしてお話をします。今日はパートナーという観点でお話しがあり、皆さん方にとても良い場ができていると感じられます。多くの人がパートナーに巡り会えず寂しいという感覚を身に付けています。寂しいという感覚があると余計にパートナーが近付いてこれなくなるのです。パートナーはむしろ喜びをもってお互いに協力し合えるという波動で引き合います。

別なのだけれども協力し合える、反対なのだけれども引き合う、発想が違うけれどもお互いが一つになれる、こういう波動がパートナーを引き寄せるのです。寂しいとか分かってくれないという波動はむしろパートナーを退け、一人になろうとする現実をつくり出していくのです。寂しい分かってくれない、そう思えば思うほど、ひとりぽっちになりパートナーがどんどん離れていってしまうのです。

もしパートナーを身近に現実に引き寄せたければ自分とは違う観点の人が必ずいつか自分と引き合い新しいものをつくり上げていく、自分と引き合う人が必ずやってきて新しいクリエーションを起こしていく、そういう意識を常に持っていることです。

そして常に喜びをもって心に神を信じ、流れに法則を信じ、必要な時に必要なパートナーが現れてくる、常にそれを信じておいてください。信じるということ、すべてを受け入れるということ、これがパートナーを引き寄せてきます。皆さん方に素晴らしいパートナーが現れてくるのを望んでおります。


Masayoさんのエネルギーを見てアドバイスをします。先ほど家族との間の話がありました。あなたから見れば依存という言葉で話されておりました。しかしこれはやはり宇宙の観点から見ると、スピリチュアルな自立を本当にしっかりと行なう必要があります。経済的自立とか精神的自立ではなくスピリチュアルな自立なのです。自分は本当に心から神を信じ、どんな状態においても神が必ず自分と共にいて、神のために自分は肉体を使っている、自分は神のためにしっかりと人生を送っている、これをしっかりと身に付けることにより神が宿り、そして神は必ず自分の道をつくってくれます。神が自分の道をつくり、自分にできる能力を目覚めさせ、世間の見方も変わってくると自分ととても波動の合う人がいろいろと近付いてきて、その間で活動してみたりワークをするようになります。しかしその時にどうしても現実的な考えや物質的な考え、人間的な考えがあると、スピリチュアルな波動が遠ざかっていき、パートナーを結びつける波動が弱くなっていきます。現実的なものに騙されずに常にスピリチュアルな観点で信じていくと、パートナーとの波動が段々近付いてきて、それが自分の信頼できる波動になっていき、お互いの信頼関係が強くなっていきます。まずは自分のスピリチュアルな自立、これをしっかりと成し遂げ、そのレベルで繋がる人、お互いの信用できる人、ぜひこれを見つけるようにしていってください。

Keikoさんの波動を見て、今の自分とのパートナーシップにおける思いをいろいろと考えておりました。今の自分の関係がパートナーと言えるかどうか、今は何を理由にして一緒に住んでいるかどうか、やはりそこにスピリチュアルな自立というものがまだまだ未熟であることが理解されているものと思われます。やはり現実的な生き方、現実の流れのためにパートナーをつくっているだけであり、スピリチュアルな生き方を前提にした時の意識に中々なっていません。改めて自分が本当に神を信じ、すべてを神に捧げるという感覚で人間的なエネルギーではない神のライトワークをした時に、それこそ本当にこの人こそが私の本来のパートナー、そういう人に出会う時期がやってくるでしょう。したがって、そういうパートナーと出会うまでは今のパートナーでも充分に構いませんが、今のパートナーとの間においてスピリチュアルな自立が起こらないうちはずっとこの関係が続くことになります。それはおそらく自分にとっても何か満足しきれないパートナーシップになるでしょう。スピリチュアルな自立、これこそがやはり鍵であり、それによって本当に心から合うパートナーが現れてくる、ぜひそれを理解するようにしてみてください。

Akikoさんの波動を見てアドバイスをします。あなたにおけるパートナーシップとは何を意味するでしょう。ぜひともこうでなければいけない、この人でなければならない、この人こそが私の絶対のパートナー、おそらくそういう人にはまず出会うことはないでしょう。あなたはそこまでの強い信念や神から与えられる本当に信頼できる気持ちが中々自分でつくり上げられてこないからです。ある意味ではすべてに満足できすべてに妥協することができるでしょう。そのためどの存在でもパートナーとして受け入れることもできます。したがって、完全に自分に必要な本当の真のパートナーという人が中々引っ張ってこれないのです。ある意味ではどのレベルでもパートナーになりえます。そしてまたどのレベルでもあなたは満足することができます。ある意味ではどのパートナーでも満足できます。しかしあなたが本当に神に目覚め、神の波動を流し、神のレベルでのパートナーに目を向けた時に、改めて今の自分が何を行なってきたか、神として自分は何を求めていたのか、それに目覚める時期がくるでしょう。まずはその目覚めが第一になります。あなたはその目覚めが本当に心から起こり、今までの人生にすべてを終止符を打ち、新しい観点でパートナーに目を向けた時に本当にそのパートナーしか自分に合わないこと、そのパートナーでないと自分の新しい人生に始まらないこと、それが分った時にそのパートナーがあなたに引き寄せられてくるでしょう。あなたが本当に心から真剣に望むことができるかどうか、心からの本当の目覚めが起こるかどうか、すべてはそれに掛かっています。

Sakiさんのパートナーの波動を見ると、あなたのこれまでのいろんな人間関係や友人との関係において、理想のパートナーが何であるのか、そもそもパートナーシップというのが何であるのかを、いろいろと考えることができました。しかしスピリチュアルな自立を通した宇宙におけるパートナー、神としてのパートナーとしての考えにはまだ至っておりません。そのためにどうしても自分のこれまでの体験によるパートナーが現れてきて、そのパートナーにおける学びが続いております。自分が本当に心からスピリチュアルな観点に目を向け、神との観点に向いた時にはじめて自分の理想のパートナーというのが何であるのか、自分にとっての本来のパートナーが何かが分かってくるでしょう。あなたにおける本当のパートナーはあくまでもすべてをあなたが受け入れ信頼でき、そして本当にクリエーションが起こるという感覚が身に付いたときです。自分にはない何かがそこに沸き起こってきて、そのパートナーといるといろんな発想が湧いてきて、新しいアイデアが浮かんでくる、新しいことが起こる、新しいクリエーションが感じられる、そういう思いになった時にあなたはその人をパートナーとして受け入れることができるようになるでしょう。あなた自身が自分に目覚めれば目覚める程そのパートナーとの関係が目覚めていきます。そして自分には眠っている新いクリエーション能力がどんどん目覚めていくでしよう。今まで自分ができなかったことができるようになっていきます。ぜひそのパートナーとの関係にしっかりと目を向け、自分の能力を活性化させていってください。

今日はパートナーという関係についてお話しをしました。パートナーシップは多くの人が関心を持っている反面、とても難しいテーマになります。基本的には個人的なことがとても多いために、一般論で説明することがとても難しいのです。ある人に言ったことがその人にしか通用せず他の人にはまったく通用しないことがとても多いのです。

しかしどうしても他の人の話を皆は自分のものとして勘違いしたり、自分にも当てはまると思ってしまうのです。そして他の人の良い例を自分も同じようにしようとか、他の人と同じようにやろうと考えてしまいがちです。でも実際には一人ひとりパートナーとのうまくいくやり方は違うのです。

他の人がうまくいったからといってそれを真似してもうまくいくことはほとんどありません。自分は自分でうまくいくやり方を見つけることが必要なのです。そのためにパートナーについて話をするのはとても難しいものです。ぜひ自分のパートナーについて自分で何らかのやり方を見つけることができるように願っております。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。


C会社組織と富のエネルギー

私は光のハイアラーキーの仲間としてお話をします。今多くの人々が古い世代と新しい世代の入れ代わりの時期においていろいろ悩みを持ったり、混乱を続けたりしている人がいます。新しい人々がこの社会においてどういう位置付けになっているか、確かにこれまでつくり上げてきた組織化された社会では通用しにくいという事情があるでしよう。

しかし新しい人々のすべてが社会に適応できないというわけでありません。実際には社会に適応できなのいではなく、これまでの社会をつくり上げた人々の意識が、自分だけがうまくいくように、自分たちだけがうまくいくようにという意識で社会をつくり上げてきたのです。

会社の組織にしてもいろいろな企業の繋がりにおいても最終的には自分たちだけがうまくいくように、自分たちだけの企業や仕組みがうまくいくように、この思いで経済を発展させてきました。その思いでお互いが競争意識を持ち、お互いに競争し合って発展する、これがうまくいく時にはそれによって経済が発展してきました。

しかしそれと同時にそれにうまく流れがいかない人は、付いていけず、倒産したり、破産したりするという状態になっていました。今の社会をつくり上げている企業もすべてがそうであり、自分の会社だけがうまくいく、そういうエネルギーでつくられています。

しかし新しい人々の意識には自分だけがとか、自分たちだけがという意識はそんなに強くはないのです。新しい人々は大きな観点で社会のために、地球のための意識を持ってきています。したがって、一部の会社だけがうまくいくとか、自分たちだけがうまくいくという組織の中では中々波動が噛み合わず、やる気も出てこないし、自分の能力が発揮されないのです。

そのため一見仕事がうまくいかないという現実をつくり出していくのです。しかしその中にあって、もし自分たちの企業が自分たちの営利だけを求めているのではなく、社会のため、地球のためという波動でつくられた企業があれば、若い人たちがそこで能力をどんどん発揮し、これまでの人間にはできなかったことがどんどんできるようになっていったりします。

したがって今必要なのは、ただ単に古い人々を排除したり、古い仕組みを排除するのではなく、その企業へ流れているエネルギーを新しいエネルギーに切り替える必要があります。自分たちの会社だけがうまくいくかとか、自分たちだけがうまくいくというエネルギーを取り除いき、皆で協力し合う、地球の為に頑張る、社会皆がうまくいく、こういうエネルギーをどんどん入れていく必要があります。

今つくられている企業は根本的に初めから自分たちだけがうまくいくという波動でつくられているために、そういう波動を変えるのは難しいでしょう。したがって、そういう波動で成長してきた大企業や大きな企業はどんどんと崩れていき、あとに続かなくなっていきます。そして小さくても協力し合うという会社がお互いに連携して企業同士が協力し合い、手を取り合って成長していきます。

したがって皆さん方も、もし社会の中でうまくやっていこうとするならば、ただうまくいっている会社だからといって、そこに入るのではなく、その会社がどこに向かい、何を基本のエネルギーにしているか、一見表向きは世の為、人の為と説いていても、実際には収入のほとんどを自分一人で使っている人もいます。

そこにおいてはおそらく先行きは中々見られないでしょう。それよりは皆で協力し合い自分たちの企業の成長ではなく社会が成長していく、国が成長していく、そういう意識を持っているところはお互いに協力し合って本当に成長していくでしょう。皆さん方が新しい人たちについていろいろ思う所はあるでしょうが、まずはそういう社会の為、地球の為というエネルギーのところに彼らを導いていく、彼らの存在している場所に社会のためというエネルギーを流していく、そうやって彼らが新しい人たちが住みやすいような地球へと変えていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2009 CentralSun
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