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2009/9/7 月曜交流会

意識の成長も計画の範囲内

@意識の成長とは

私は光の大いなるものとしてお話をいたします。今日は皆さん方の意識を高めてもらうためのお話をしていきます。人間が体験と称する現象を使って進化を求めていきます。毎日毎日の体験というものを通して意識を成長させていくのです。この意識を成長させるということ、皆さん方にとっては具体的に何を意味するでしょうか。

人によっては豊かになる、分かってくる、光が強くなる、神に近付く、こういうことにより意識が成長したと考えていくでしょう。いかに皆さん方が勉強というスタイルに汚染され、教わった通りに生きる、教わったことがすべて、そういう意識ができ上がっているのです。

皆さん方の意識が進化する、進化するということは確かに今まで分からなかったことが分かる、できなかったことができるという部分も確かにあるでしょう。しかしそれは本質的なものではなく、あくまでもその時その時々の状況によってつくられたものであり、本質的なものではありません。

例えば、今日の体験と明日の体験、これを比較して必ず明日の方が進化している、明確に明日の方が進化しているということを、どのように納得していくでしょうか。今日分からなかったことが明日分かるようになる、それを確認するためには、明日何か新しいことを教わる、何か新しいことを勉強する、おそらくそういう考え方になっていくでしょう。

そして何か新しいことを教わったら、これで今日は成長した、昨日よりは違う自分になった、そう思うかもしれません。しかし宇宙における進化ということを見た時、例えば、まったく知識や情報を得なかったとしても、それこそ多くの人に何か豊かなことをしてあげる、楽しい話をしてあげる、あるいは体の貧しい人を手伝ってあげる、困っている人を喜ばせてあげる、こういうことの方がよほど進化しているのです。

人それぞれ進化しているという証をどのように得ようとしているでしょうか。普通は皆さん方が学校教育で教わった認識、つまり他の人から褒められること、明らかに評価が分かって何か得点が良くなる、高い得点をもらえる、多くの人から評価してもらえる、こういったことが進化成長している証と理解していきます。

それは人間の観点から見た単なる得点であり、あるいは人それぞれに付けてしまったその人の価値基準に過ぎません。まったく意味がないわけではありませんが、それを理解しないと結局それがその人の意識をつくり上げてしまい、常に褒められること、評価してもらうこと、そういうことだけにこだわった生き方ができ上がってしまいます。

結局そういう人の人生は少しでも他の人より上に立つ、評価してもらえる、えらくなる、より多くのものを手にする、そういう価値観だけの生き方になってしまいます。現実に今肉体を持っている人々のほとんどがそれに近い意識状態にあるでしょう。明らかに目に見える何かの得点のようなもので比較評価する、劣っているものが頑張ることによって高い評価を得る、高い評価が得られた時進化成長したと感ずる、これが今の多くの人の意識と言えるでしょう。

しかし私たちから見た時には、いくら知恵や知識が増えようとも、人を愛する気持ちや他を豊かにする心、社会を明るくする気持ち、こういったものがまったく広がっていかなければ、その人は何も成長したことにはなっていません。他人からの評価を気にするのではなく、目に見えるところを少しでも豊かに明るくしていく、こういう気持ちこそが大事なのです。

意識を調べた時、その人の意識が今どのレベルで、次に目指すべき意識が何なのか、それを個人で見つけることはとても難しいでしょう。人間に判断してもらおうと思っても多くの人は物質的な観点でしか評価することができません。意識そのものを正しく評価している人はそんなにいないからです。

皆さん方はどうやって自分の意識を調べるでしょうか。毎日毎日同じような生活の中で、昨日よりも今日、今日よりも明日進化している、それをどのように自分で認識していくでしょうか。昨日愛せなかった人を今日愛せるようになった、今日ネガティブなことだったのが明日は肯定的になっていく、これは確かに意識的な成長をもたらしていくでしょう。

自分自身の意識を客観的に見て、自分がどこまで進化成長することができ、今自分の課題となっているポイントが何であるのか、それをよく理解するようにしてみてください。

A無駄というエネルギー

私は無駄という名前の付いたエネルギー。無駄というエネルギーがどのようにしてつくられてきたか、効率良くうまくやろうとする意識と同時に効率が悪い、うまくいかないというエネルギーがつくられました。特に日本の人々はなるべく効率的にうまく無駄が無い生き方をする、無駄が無い作り方をする、こういう意識ができると同時に無駄があるというエネルギーもでき上がってきました。

日本における職人は、この無駄というエネルギーをいかに出さないようにして作り上げていくか、これをかなり考えながら職人の技を発展させてきました。したがって、日本の文化においては無駄というエネルギーがあったとしても、それが現実化することが中々ない状態にありました。

無駄が無い物を作る、無駄が無いように生きる、そういう意識ができているために、無駄というものがあってもそれが中々現象化しにくい状態にありました。そこへ日本以外の民族たちが日本にどんどん入り込んできた時、ほとんどの他の民族は無駄という意識そのものがあまりなく、ある物は全部使う、自分が手にした物は自分が独り占めする、使かえる物は全部使う、こういう意識が根本にあるために、皆でうまく使い分ける、無駄なものが出ないような効率の良さを追求するという意識がほとんどでき上がっておりません。

日本の文化としては、古来から物を大事にし一つひとつに命があり、一つひとつが神と繋がっているという感覚で生きているものであるかのように扱ってきました。しかし海外の人はそういう発想がまったくなく、物は物、したがって、手にできる物は何でも手にしてしまうという意識になっていました。

そういう意識の人に日本人的な無駄の無い生き方を教えようとしても、根本のところが理解されていないために、まず身に付くことがありませんでした。したがって、その頃から無駄というエネルギーが具体的な現象化を起こすようになり、無駄な物、ムラのある物がどんどん目に見えて現れるようになってきました。

この無駄というエネルギー、日本においては今になって問題となり、あちこちに無駄なエネルギーがたくさん感じられております。しかし日本以外の国においては当初から無駄という意識がそれほどないために、無駄な物がごく普通のように存在しております。したがって、あえて無駄を無くそうとかムラを無くすという発想すら持っている人がとても少ないのです。

日本人的なムラや無駄の無い生き方をどのようにして他の人々にも伝えていくか。これはとても難しいでしょう。何か教えてすぐ身に付いたり、自分たちが積極的に行なえるようなものではないからです。ほとんどの他の国の人々は、そもそもどうしてそれが無駄なのか、その意味すらも分かっていません。

これから日本がいろんな世界に働き掛けていく時、この無駄の無い生き方、ムラの無いものをどう作るか、これはとても重要になってくるでしょう。今毎日の生活において、食料や他の面において、非常に無駄な物が作られており、せっかく作っても処分してしまう、破棄してしまうという現象が起こっております。

一見スピリチュアルな意識の人は使える物は皆で使って少しでも無駄が無いようにしよう、そういう風に訴えかけることはとても良いことでしょう。しかしまず大事なのはそもそも無駄やムラというエネルギーが存在しており、これが現象化しただけのことです。元々そういうエネルギーが存在し、それが現象化してしまっているのです。

したがって、まず現象化しない生き方、現象化させない意識が必要になります。自分自身が無駄の無い生き方をする、それと同時に他の人にも無駄の無い生き方を伝えていく、これが必要になってきます。ただ単純に無駄の無い生き方をしなさいと言ったところで分からない人がたくさんおります。何が無駄の無い生き方なのか、何が無駄の無いことなのか、それを一つひとつ実際に見せていく必要があるのです。

これからは日本の人々はそういう無駄の無いシステム、無駄の無い生き方をどんどん表に出していき、それを他の人々にも見せていく、そして広げていくというやり方が必要になってくるでしょう。口で理解してもらうのではなく、実際に無駄の無い生き方をして見せていく、これが必要になってくるのです。理論で教えようとするのではなく実際の行動を通して見せていく、それがどんどん必要になってきます。

この無駄の無い生き方、無駄の無いシステム、ぜひ一人ひとりがこれを身に付け、そして他の人々に伝えていけるようにしていってください。それでは意識の成長についてアドバイスしていきます。

Madokaさんの意識を調べた時、今あなたの意識は意識自身の成長よりは自分の意識の範囲を広げようとして学びを続けています。つまり意識の質的な向上というよりは意識の広がりを学んでおり、自分の持っている意識をどこまで広げることができるか、広い意識の中で自分は何を学んでいくか、それを行なっております。したがって、あなたにとっての進化、意識の成長というのはどれだけ広い世界を自分の頭の中につくることができたか、どれだけ大きな世界をイメージできるようになったか、これがそのまま意識の成長に繋がっていきます。自分自身の学んでいるこの意識、あなたの本質的なところからこれを引き出していき、自分の大きな大きな世界を自分で構築できるようにしていってください。

Shogoさんの意識を見た時、あなたの意識の学びは、主に意識の中のマインドの使い方、あるいは論理的な意識の使い方を学んでいると思ってください。意識はそれぞれ思考や感情に繋がり、それらを動かしていきます。しかし根本は自分自身であり、自分が何を求めているか、何を望んでいるかによって周りが変わってきます。あなた自身の意識の波動を見た時、これまでの意識の使い方とこれからの意識の使い方で大きな変化が出てくるでしょう。これまではある意味では自分の意識といっても自分で理解できず、まだまだ分からない波動のままでおりました。しかし既に自分自身で自分の意識を把握できる状態になってきています。今自分の意識はどこまで目覚め何が動き出してきたか、それを分かるレベルに達してきています。あなたはそれによって自分の意識の中におけるいろんなものを見つけることができるでしょう。自分の意識の中には仕事や毎日の生活において、いろんな思い、考え、マインドが関与してきます。それが自分の人生においてごく当たり前であるかのように機能しています。あなたにとって意識の成長は現実から感ずる意識を少しずつ現実と切り離していくことです。現実からすぐに意識に繋がってしまうのではなく、現実は単なる一つの刺激に過ぎず、それとは別に自分の意識を動かしていく、現実と自分の意識との繋がりをどんどん切り離していき、どのような現実があろうとも意識はさほど影響を受けないようにする、自分は自分の意識の状態をうまくコントロールしていく、これが次のレベルになります。あなたはそこに向けて今は現実から受けるものをそのまま自分の意識として感じていますが、現実は現実、意識は意識、これを個別に分析していき、コントロールできるようにしていってください。

Atsukoさんの意識を見た時、あなたの意識はこれまでのレベルからまた新しいレベルへと上がっていきます。今までのあなたの意識は何か問題が起こるとそこに意識が集中し、自分でも自分が分からなくなり、気が付いた時にはまったく違う状況になっている、こういったことが何度かありました。そういう時ほどあなたの意識が大きく変化する時です。そういう時期をうまく使うことなのです。それを無理矢理何か解決しようとか、対処しようとか考えるのではなく、自分の意識をどう成長させていくか、常に自分の意識の成長を考えてみてください。周りに合わせるとか、周りの流れをうまくするとかいうことではなく、自分自身の意識の成長を考えるのです。何かうまくいかないことがあった、通常だと他人に責められたり、他人から非難されたりするでしょう。しかし本当はまったく関係ありません。うまくいかないという意識そのものが変わっていく必要があるのです。すべてがうまくいっている、どんなことがあってもすべてがうまくいっている。うまくいっている流れで一つひとつを改めて考えていく、どううまくいっているのか、何がうまくいっているのか、すべてがうまくいっている意識の中で考えていくのです。そうすると何一つ自分の身に振りかかる問題はなく、すべてが自分が勝手につくり出したこと、それが分かってきます。そうすると意識を変えるだけで毎日の現実がすべてがうまく良い方向にいっているのです。これを理解し身に付けることができた時、あなたは本当の生き方を知ることになるでしょう。他の人が何をどう言われようともあなたは自分の見つけた自分の生き方を生きる必要があるのです。自分自身の新しい意識に向け、ぜひそれを身に付けるようにしていってください。

皆さん方の意識についてお話をしました。初め述べたように意識が成長するということがどういうことか、目に見えた具体的な評価をもらうことではなく、むしろいかに多くの人々に奉仕をしたり、愛や光を広げたり、他の人の苦しみを取ることができるか、これがその人の意識の広がりになっていくのです。

ぜひ自分自身の持っている隠された能力を目覚めさせ、多くの人々に奉仕のできる生き方を歩んでみてください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


B潜在意識を表面化させるのが月

私たちは月の世界からお話をします。皆さん方が月として認識している星、それと月としての役割、人間とのかかわりについてお話をします。皆さん方が月として認識している星は、この地球の人々にとっては毎日の生活に切り離せないものであり、また皆さん方の生活に限らず意識や感情、その他いろんな面で影響を与えています。

しかしこの月はあくまでも人間の進化のために機能しております。人間のプロジェクトが開始されて以来、この月の働きが一変し、月に関してもいろんな役割が与えられてきました。人間の進化の流れがつくられ、実際に動き始めた時、その流れに合わせるかのように月が動き出し、そして人間の意識の中に入り込んできました。

皆さん方は、昼は太陽からのエネルギーを吸収し、太陽の日の元でいろんな生活を続けていきます。もし月が無ければ夜は暗黒のままで過ごすことになります。月があるおかげで太陽の光を反射させ、夜でも調度良い光が皆さん方を照らしていきます。

今の月よりも明るくなるとおそらく眠ることもできない位意識が活発になっていくでしょう。しかし今の月よりも光が弱いと皆さん方の夜の活動ができなくなり、ほとんど寝た状態の意識になってしまいます。夜でも調度良く、昼と同じような働きができるのは、調度それに合うような月の明るさが照らしているおかげです。

皆さん方が何気なく見ているこの月も、皆さん方自身の意識の成長に応じて変化をしております。満月の時には太陽のありったけの光を人間の意識に送り込んでいきます。人間は夜しか手に入れることのできない光をたくさん受け取ることになります。

昼は太陽からの光を直接受け取りますが、夜は月で反射させ、位相が反転した状態で光を受け取ることになります。したがって、昼受け取っている光と夜月から受け取る光は、位相が反転しており同じ光ではありません。夜でなければ光として意味のないものがあります。それを受け取っているのです。

しかも月は一人ひとりに必要な光を流しています。皆さん方一人ひとりの潜在意識に月からの光線が届いているのです。それは必ずしも太陽光線のような光ではなく、目に見えない光線として届いていきます。夜皆さん方の潜在意識に届けられる月の光線は、皆さん方自身が目覚めに必要なものを活性化させていきます。

そもそも皆さん方が成長する、分かる、気付くという現象はどのようにして起こされるでしょうか。昼急に何かを思い出したり、何かが急にやりたくなる、あるいは何かに意識が向いていろいろ分かった感じがずる。こういったことは元々そういう分かる、気付く、意識を向けるというものが用意され、そこに自分が意識を向けることにより見つけた、分かった、実感したという状態が得られるのです。

その元々ある気付くべきもの、知られるものが潜在意識の中に入っているのです。そしてその潜在意識にはいろんな潜在意識がある中で、皆さん方が気付くべきもの、あるいはずっと忘れているもの、気付く必要がないもの、いろんなレベルの潜在意識があります。

そして月はとても巧妙に皆さん方が意識を持った時に気付くべきものに波動を送り込み、潜在意識の中でいつかは皆さん方が気付く、皆さん方が意識として表面に出していく、皆さん方が意識として分かったという感じになる、そういう風になるべきものが月で活性化されていくのです。

したがって、月と仲良くし、月からの光線を頻繁に受け取っている人は昼いろんなことに気付きや目覚め、分かる、場合によっては第六感が得られるという現象が起こっていくのです。皆さん方は昼、人々とのかかわりの中でいろんな予感が得られる、そういった能力が欲しい、第六感が欲しいとただその場だけを願う人がいますが、実際にはその種が月から目覚めさせられており、月の働きによってそういったものがイメージとして実感されるのです。

自分自身が毎日の生活の中で月というものをしっかりと意識し、月の働きを理解していくと潜在意識にいろんな月の波動が入ってきて、日中活動している時のイメージ、予感、表面化、こういったことが起こりやすくなっていくのです。この月とのかかわりは一人ひとり個人差があるために、すべての人間が一様に直観が育っているわけではありません。

一般に月が苦手な人もいます。苦手というよりほとんど意識していない、何も感じない、どうでも良い、こういう人です。こういう人は潜在意識から表面意識に移ってくるのを恐れている、怖がっているというタイプの人です。分からないものが目に見えるようになる、隠されているものが表に出る、それに対する恐怖心がどこかにあるのです。

月はそういった表面化させる働きをしているために、無意識のうちで表面に出てくることを恐れている人は月を見ないようにしたり、月がないかのような意識で生活をしていくのです。そういう人は一般に第六感や直観に中々恵まれず、現実だけの、見えるところだけの生活になっていくでしょう。

逆に月をとても好んでいる人、夜満月を見ているといろんな想像をめぐらしてしまう、頭の中にいろんなストーリーが展開していく、またいろんな月を連想するだけで自分の頭の中でいろんなものが思い浮かんでくる、こういう人は月との繋がりがとても良くできているために、いろんな意識が表面へと浮き上がってきます。

ただあまりにもそういうエネルギーが強すぎると今度逆に妄想になってしまったり、いろんな思いの中だけの状態で過ごすことになってしまい、現実に意識が入らなくなってしまいます。したがって、ただ月との関係を良くすれば良いとか、月を一杯引き出してくれば良いという訳ではなく、やはり表面意識と潜在意識、太陽と月のバランスが必要とされるのです。

人それぞれどのレベルでバランスが取れているのか、日常の生活の中でほど良く直観やインスピレーションが沸いてきて、また現実としてもほど良く現実をしっかりと生きることができる、これが調度良いバランスの取り方と言えるでしょう。

Madokaさんの意識で月との対応を見ていると、あなたの意識はまさしく月にとってとても入りやすい意識構造になっています。いろんなところに月の光線で表に出せるものがあるために、月としてはいろんな可能性が見せられており、むしろ明日に必要なものだけをどのようにして表面に出していくか、明日必要なものだけを選ぶ、厳選するというところに月の苦労が入っていきます。本当は月としてはいろんなものを活性化させ、あなたのイメージを表面に出しても良いのですが、おそらくあなたの場合、日常生活のいろんな所にそれが入り込んでくると、もう自分の世界と多くの人の生活がごっちゃになってきて、自分でも収拾つかない状態になっていくでしょう。ある意味では今はバランスが取れているところ、これ以上月が働くとあなたの妄想が強くなってくる、こういうレベルと言えます。したがって一般に満月の時、あるいは潜在意識を最も活発にさせる月の働きの時期、そういう時には自分自身もむしろ三次元レベルでの日常生活にしっかり意識を向けておく、現実的な生き方にしっかりと意識を向ける、そういう風にしてバランスを取るようにしてみてください。

Shogoさんの意識で月とのかかわりを見ていくと、あなたは本質的には星の世界にいろんな繋がりがあり、月の潜在的な働きも受け入れる準備ができています。ただ現実的な月そのものとの意識の繋がりがそれほど強くないために、実際には月という働きそのものではなく、潜在意識を目覚めさせるという部分のみで月との繋がりが行なわれております。したがって、あなたにとっての月はまさしく潜在意識を表面に出さしていく、必要なものを表面に出す、その部分で月と繋がっております。あなた自身の意識としてはあまり潜在意識が表面に出てくるという感覚はないかもしれません。一般に現実の表面意識に潜在意識の部分が出てくる流れとして、あなたの場合はマインドを通して表面化されてくるために、自分では考えて分かった、思い出した、理解できたという風に頭が働いていきます。しかし実際には考えて分かったのではなく、初めから分かるべきものが活性化されていて、分かるべきものと表面意識を繋げるところで思考ということ、考えというものが間を繋ぎ、考えということを通して表面に出さしてきている、そういう風に理解しておいてください。これを活性化させたり、もっと良くするためには、月そのものを一杯見て楽しんで空想してみたり、月の世界を心の中に思い描くようにしていくと良いでしょう。

Akikoさんの意識と月とのかかわりを見た場合、あなたの潜在意識そのものがとても自由に広がっており、月から見た時にはあなたのどの部分の意識でも月に反応する状態になっています。むしろこの潜在意識で活性化させた部分が、どのようにして表面意識として現れてくるか、この表面意識への現れ方に問題が残っております。潜在意識のままで、ただ活性化されたままで残っているために、表面意識に出させるところがとても難しいのです。あなたの意識の状態だと表面意識に降ろしてきても、あなた自身がそれを現実と認知せずに自分だけの世界のように感じてしまい、表面意識として浮き上がってきたものを潜在意識として理解してしまうのです。そのためにせっかく表面意識として現れるべきものが表面意識の世界に来たとしてもあなたの意識からは潜在意識のように扱われてしまいます。そして自分だけの世界、私だけ思っていれば良い、私だけそう信じていれば良い、私だけの心の中にあれば良い、このようにして扱われるために、表面意識があなただけの心の中に留まってしまうのです。これをしっかりと表面意識に出させ現実の中に降ろし、現実のパワーを使うためには、それをしっかりと表現したり、現実の中に定着させる生き方、自分が現実の中で生きているということをしっかりと実感した上で、自分の感じているものを現実に降ろしていく、認知していく、理解していく、現実として実際に手に取ったり、体で表現したり、いろんなことをして自分の表面世界に降ろしていく必要があるでしょう。おそらくあなた自身はいろんなことをやっているという意識があるかもしれませんが、いろんなことをやっているように見えても意識そのものが潜在意識との繋がりがとても強いのです。ただやってみた、ただ試しにやってみている、あるいはその人のために合わせてみた、その場のために合わせてみた、そういう意識でやっているために、潜在意識の波動が強い状態になっているのです。誰かに合わせる、周りに合わせる、流れで行く、そういう生き方から本当に現実を楽しむ、本当の現実を自分として生きていく、そういう風に意識を使ってみてください。

Atsukoさんの意識と月との繋がりを見た時、あなたの意識では現実に対してのとても強い思いがあり、現実をしっかりと見つめ、生きていく、現実を確かなものとする、そのために非常に表面化しやすい波動があります。ただ何を表面化させていくか、月が潜在意識に光線を送り、表面化させるべき波動をつくったとします。あなたはそれを感じ表面化させる時に本当に確実なもの、信頼のあるもの、自分なりに納得できるものを表面化させる傾向があるために、そこまでいかない漠然としたものは潜在意識のままで留まっている場合があるのです。そのためにあなたの潜在意識には表面に出るべき波動があるものも、まだ大分潜在意識のままで留まっているのです。せっかく潜在意識の状態で表に出る準備ができていながらも表に中々出ていかない状態にあります。これを表に出させるためにはどんなことでもまず信じてみる、確実性がなかったり、ちゃんとした証拠がなかったとしても信じてやってみる、他の人の何気ないことでも自分も一緒になって試してみる、こういったことをすることにより、それまで目覚めなかった潜在意識が表面に出てきたりします。自分の潜在意識にあるいろんなものがまだまだ残っているのです。これらをどんどん潜在意識から表面意識に移していくと、これまでできなかったことができるようになったり、現実が急速に変わったりすることになります。ぜひ潜在意識のパワーをうまく使い、現実の流れを変える試みをやってみてください。

皆さんに月の世界からお話しをできてとても光栄に思います。また私たちの働きを皆様方人間に理解していただき、少しでも人間との繋がりが短くなったことに喜びを感じております。これからも夜と昼の間でも月の光線を感じていただき、ぜひ皆さん方と良い関係をつくっていきたいと願っております。今月の光線を流してみますので一人ひとり潜在意識で感じてみてください。それではこれでお別れにいたします。ありがとうございました。


(c)2009 CentralSun
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