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2008/7/28 月曜交流会

神としての創造の学び

@言霊は重要な魔法

私は言霊の神としてお話をいたします。言霊という響きが皆さんに何を与えるか、言葉という世界があります。言葉という思いを持つ時、言葉の世界に繋がり、言葉の世界から皆さんへと波動が送られてきます。言葉の世界は人々の意識に直接働き掛ける波動を持ち、皆さんの世界では言葉として認識され、また他の命あるものたちのそれぞれの段階に応じた呼び方があります。

言葉という仕組みがそれぞれの意識の進化のレベルに応じて変化していきます。日本の人々は言葉という仕組みをとても良く理解し、言葉一つひとつに魂を見出しました。言葉の一つひとつに魂が宿り、言葉の組み合わせによって新しい魂をつくり上げる、これを楽しみにしていろいろの世界をつくっていきました。

言葉と言葉を組み合わせることにより新しい世界をつくる、名前というものをつける時、言葉の響きで性格を見つけていきます。言葉の持つ波動を一つひとつが現象界に影響を与え、自らの心にも響き、皆さん方の世界そのものを動かしていきます。一人ひとりに与えられた言葉は一人ひとりの世界を響かせ、また自分自身の世界をもつくり変えていきます。

皆さんが言葉を発する時、その言葉は皆さん方の世界そのものを振動させ、自分から出てきた言葉によって自分の世界を変えていきます。自分がどういう世界をつくろうとしているか、自分のつくりたい世界を言葉を使ってつくっていく、言葉に秘められた響きには自分の世界を光で満たす、新しいものをつくり出していく、喜びを集めていく、いろいろの響きがあります。

自分が自分の世界をつくる時、言葉を発し、自分の世界に響きを与える、自分の世界はそれで振動し、言葉の波動に応じた分だけ共振し、その世界をつくり上げていきます。自分が放った言葉の響きが世界に共振させ、自分の言葉の波動と同じものが動かされ、響き、そして世界に影響を与えるようになっていきます。自分の出す響き一つひとつが自分の世界をつくり上げていきます。

言葉はとても重要な魔法であり、また創造の秘密が隠されています。多くの人が、現実がうまくいかない、幸せになれない、思った通りにいかない、いろいろ疑問を持ったりすることがあるようです。言葉というものをもう少し丁寧に、また深く考えた時、この世界をつくるものが言葉であるということを理解した時、自分がつくろうとしている世界がどうなっているのか、本当に言葉を大事に使い、言葉一つひとつが現実に影響を与えているとう意識を持ち、また自分の口から出た言葉が現実そのものをつくっているということを理解した時、うまくいかない、中々思い通りに進んでいないという言葉そのものが余計に現実をおかしくしていること、現実がうまくいかないように進んでいるということに気が付くでしょうか。

中々うまくいかないという言葉を発した時、現実がうまくいかなくなります。分かってくれないという言葉を発した時、分かってくれないという現実をつくります。皆だめだという言葉を発した時、皆だめになります。人生は面白くないという言葉を発した時、人生は面白くなくなります。言葉というものがどれだけの影響力を持っているか。

皆さん方は今神としての学びを始めております。神はどうやってこの世界を創ったのでしょう。言葉を発して創りました。一つひとつを言葉を発して創ったのです。皆さん方がお互いに話をしているように、お互いに会話しているように、神もお互いに会話をしている時に世界が創られていきました。

もっとも神々のレベルの会話は言葉だけではなく、光や愛も伴った会話になっています。いずれにしても言葉として発したものが自分の世界をつくり上げていく、そしてそれを目で見たり、耳で聞いたりして世界を確認し、また言葉を出して新しいものをつくり上げていく、それによってつくられるものをまた確認し、また言葉を出す、皆さん方の出している言葉の一つひとつが自分の世界をつくっているということを理解した時、話し方やお互いの議論の進め方も大きく変化していくでしょう。

それが仮にいわゆる雑談や、あるいは真面目な勉強の話であったとしても、それでも口から出た言葉は皆さんの世界をつくり上げていきます。例えば、たまたま何かの本を読んだ、他の人の書いた本を読んでいる時、自分がそれを口から発している時、その波動に応じたものがやはりつくられていきます。

他の人の書いた本であったとしてもそれは自分の世界に現れてきます。それは皆さん方が直接は自分で体験しないとしても別の形でその現実を見ることになります。自分の言葉として発せられたもの、体から波動として出たものは自分の世界をつくり上げていく。自分の言葉を単なる息抜きにしてあまり意識をしていない時は、自分の世界をつくる目的ではなく単なる弱い気持ちで話していきたい、と皆さん方は思うかもしれません。

ところがどういう形であれ皆さん方の口から発せられた言葉はすべて現実をつくるものとなって機能していきます。毎日口を通して出てくる言葉、お互いのやり取りの中で交わされる言葉、これはすべて自分の世界をつくり上げていきます。世の中でいろいろの事件が起こったり、理解できない状態になってくる、しかしこれらもそういう現象を引き寄せる言葉が先に発せられており、言葉でつくられたものが現象化しているに過ぎません。

お互いの生活で交わされる言葉の質がどんどん下がってきています。自分本位の考えや、表面的な言葉がとても多く、本当に相手のことを考えた言葉が少なくなってきています。そのために世の中に現れてくる現象がこのような陳腐な言葉によってつくられたものが多くなってきます。

そのような現象を目にした時に、また口から出る言葉がさらに波動の低いものになっていきます。そしてまた波動の低い現象が行なわれていく、それによって目に見える現象がどんどん悪くなっているように感じられてきます。皆さん方は言葉の質を常に考え、例え言葉の波動があまり良くない状態であったとしても自分は良い言葉の波動を出していく、常に高い波動の言葉を出していく、それを行なう必要があるのです。

そうすることにより自分の世界は自分の波動によって高い波動を保つことができます。たとえ社会がどんどん波動の低い社会になったとしても、自分は高い波動の言葉を口に出していると高い波動の社会を体験することができます。高い波動の言葉を発する、言葉の一つひとつに魂が宿っていることを感ずることです。

自分の単なる思いや単なる感情を表現するのではなく、魂を表現させる、魂をこの世にもたらして人々の心に波動として響かせる、他の人に自分に備わっている言葉の響きを与えていくのです。自分の出す言葉が他の人の幸せに繋がるように、他の人に勇気を与えるように言葉を発していく、ぜひそういう気持ちで言葉を使っていってください。


A後半期は日本と世界の動きがカギ

私たちはハイアラーキーのメンバーの一人としてお話をいたします。今年も夏が来ていよいよ後半へと進んでいき、一年の大きな流れが充実しそしてなすべきことをどんどん実行していく時期に入ってきています。今年はいろんな意味において国際的にいろんなことが起こってくるでしょう。

日本の人々は日本の話題に常に関心が向いていき、中々世界の動きが見えてこない場合があります。しかし今年はかなり世界の動きが日本に影響を与えてくるでしょう。日本だけで考えていてももう日本人の論理が理解できない状態になっていきます。世界のいろいろの地域においてはそれぞれの考え方、文化や習慣があり、彼らの中に入っていかないと見えないところがあります。

石油の問題に限らず、食料、またスポーツにしてもいろんな文化にしても、それぞれの国の考えや習慣、文化が存在しており、日本人の持っている基準とは全然別の基準で動いていきます。そうすると世界を一つにしてまとめようと思っても何を話し合ってもまったく結論が出ない、何度も何度も話し合ってもまとまらないという状況が生まれてきます。

今日本の政治もまさにそうであり、同じ日本の中の政治の中の話でも何度も何度も話し合ってもまとまらない、結論が出ない、先送りにしてしまう、こういう現象が起こっております。これが世界レベルで行なうのを皆さん方は目にしていくでしょう。食料危機やオイルの問題に限らず、財政的なもの、金融、銀行、いろんな面において国の考えが異なり、基準が異なり、話し合っても話し合っても一つにまとまらないという状態が出てきます。

皆さん方はライトワーカーとして何を行なえるでしょうか。日本においてでさえも中々まとまらない、一つにならない、社会はそれによって停滞し人々の意識もどんどんすさんでいく、これが世界レベルで展開する時、世界全体が同じ状態に陥っていきます。皆さん方は何をライトワークとして行なっていくでしょうか。

今までは国をまとめたり世界を一つにするという思いで皆さん方は学びをし、奉仕をしてきました。しかしこの世界を一つにする、世界をまとめるという考え方そのものが必ずしも平和にならないことを物語っているのです。世界を一つにする、世界を平和にするという発想は世界を支配するという発想と同じなのです。

これでは世界は平和にはなりません。平和とは何であるのか。世界を平和にしようという思いを出す段階で世界を支配しています。こういったことをこれから学んでいく新しいスタートになります。国がまとまらない、世界がまとまらないという環境の中で皆さん方は新しい学びをしていくでしょう。何が平和なのか、一つになるとはどういうことなのか、皆が幸せになるということがどういうことなのか、これまでとは違う新しい基準をつくる必要があるのです。

良きにつけ悪しきにつけ今までは一人の力のあるものが全体を仕切っていました。しかしそれである意味では平和を保つことも可能だったのです。皆さん方の考える平和は支配によって達成されていたのです。支配を伴わない平和とは何であるのか、話し合っても話し合ってもまとまらない、これは支配構造から抜け出ています。でもこれで平和になるでしょうか。平和とは何であるのか、支配とは何であるのか、まとめるということがどういうことなのか、これからこういう学びを国ではなく世界のレベルで体感することになります。

それに伴い皆さん方もライトワーカーとして何を行なうべきなのか、自分は世の中に何が貢献できるのかをまた考え直すことになります。世界が一つに支配され、一つの方向に動いている時は、それに協力することをライトワーカーと思ってきました。皆さん方の思っていたライトワーカーは世界を平和にするという幻想の中で世界を支配する手助けもしておりました。

そしてそれが宗教に利用され、また科学にも利用されたりしてきました。本当の幸福に寄与するためには何ができるのか、皆さん方が本当にライトワーカーとして行なうことは何であるのか、また新しい観点から今年の後半を眺めてみてください。今年の後半に向けてアドバイスをしてみます。


Madokaさんの後半のエネルギーは、あなたは今個人的に自分の生活やライトワークについていろいろと考え直している側面があるでしょう。でもまたある意味ではそれを楽しんでいるとも言えます。これまでの自分にはなかった体験であり、新しい波動を身に付けている実感も得られていると思います。これまでのエネルギーではこれからの世の中に対応することはできませんでした。今話したようにライトワーカーとは何であるのか、これまでの平和は支配という名の下でも平和が築かれていました。これからはそういう平和ではない、本当の神々の描く平和に向かう時、これまで身に付けてきた波動をすべて変えなければなりません。今まさしくあなたはその段階にきており、これまで身に付けてきた波動から新しい世界へと切り替える必要があります。今それが自分の生活の中に現れてきているために、自分で整理がついていない状況と言えます。これからいろんなことを考えながら改めて本当のライトワークというのは何であるのか、本当の平和に向けて自分は何ができるのか、自分なりにいろんなことを考えながら新しい流れを身に付けていってください。

Ayakoさんの後半のエネルギーを見た時、あなたの波動に世の中にうまく適合させる波動と、その範囲で自分自身を成長させるという波動が出来上がっております。これまでの学びにおいてそれはうまく機能し、周りにうまく合わせながら自分の学びをすることができました。しかしこの波動も今大きく変化してきており、周りに合わせるということと自分の学びをして成長するということがだんだん難しくなってきます。これを区別して分けるということができなくなってきて、そもそも同じものであり、分けられないものであるという風な意識に変わらざるを得なくなっていきます。思う存分自分のために行なうことが人のためになっていく、人のためにやっていたつもりが自分のためになっていく、自分と世の中との区別がつかなくなってきて、そういう認識そのものがもうできないということになっていきます。世の中に合わせる自分という発想そのものがもう意味がなくなっていくでしょう。新しい認識に向けて自分を新しい角度で見つけるようにしていってください。

Kazumiさんの後半のエネルギーを見た時、あなた自身が大きな光を今目の前にして自分がその光の中に飛び込むべきか、それともこのまま光を見て楽しんでいくか、この選択の時期に来ています。今自分はこの大きな光を目の前にしながら、ずっとこれを眺めているという楽しみを得ようとしています。しかし光は飛び込んで一体化することに意味があり、自分自身はその勇気が今試されているのです。光の中に飛び込む勇気ができているかどうか、またそれを口に出せることができるかどうか、これによって後半の流れがかなり変化していきます。もし飛び込めば当初は混乱や意識の違いに大きな戸惑いを持つかもしれませんが、自分で光を使えるということに気が付いた時、まったく新しい自分に目覚めていくでしょう。しかし光に飛び込まず見て楽しむという選択をした時、常に自分は傍観者の立場、一歩後から見るという現実の見方になってきて、いつまでも主人公にはなれず、常に脇役というエネルギーが出来上がっていきます。自分がどの立場で後半を歩んでいくか、あなた自身の選択に任されています。

Keikoさんの後半の波動を見た時、今あなたの心の中にとても大きな変化がやってきて、これまでとは違う新しい自分をつくろうとしています。自分でも分からない何か新しいもの、何か違うものを一生懸命求めており、そこに何らかの可能性を感じています。あなたがこれまで学んできたことも確かに自分には役に立ち自分の成長に繋がっておりました。でもそこに完璧なものを見出せなかったのは、どうしても自分の奥底に何かが残っている感覚があるのです。そしてこれはあなたがぜひとも活性化しなければならないエネルギーの部分です。あなたはいろんなところにまだまだ呼ばれ、いろんな学びをしていくでしょう。そして自分が本当に身に付けるべきもの、本当に手にすべきものがやってくるまでいろいろと学びを続けるでしょう。それをうまく行なうことによりこれまでとは違う波動に目覚め新しい自分に気が付いていきます。今年の後半でそれがすべて行なわれるかどうかは分かりませんが、そこに向けての挑戦は続いていきます。自分の求めているものがこれまでにはまったくなかったもの、これまでまったく縁がなかったものということを理解し、これまでとは違う発想でまったく新しいものに挑戦をし続けていってください。

皆さんの後半の活動に向け、皆さん方の周りのガイドスピリットのものたちに新しい光を与え、新しいエネルギーで皆さん方をサポートしてくれるようにエネルギーを入れていきます。自分の周りのガイドのものたちに意識を向けエネルギーの変化を感じてみてください。

新しい時代に向け新しい役割が何であるのか、ぜひ一人ひとりが見つけていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


B人間的な問題は人間に聞くこと

皆さん方の知ろうとしていることが私たちの世界ではどのように見えているのか、まず皆さん方の人生というエネルギーは皆さん方が自分でつくったものであり、またそれを自分で何度も何度も検討し、修正し、いろんなスピリットたちと確認をしながら流れをつくり、そして自らその中に入っていきました。したがって皆さん方が自分でこういう質問すること自身もつくり上げており、すべて皆さん方がつくった通りの流れを通っております。

したがって皆さん方の流れ自身に私たちが直接的な関与をすることは許されておりません。またいくら関与したところでそれは関与するようにつくられたところしか関与できないようになっております。したがってもし皆さん方がスピリットから何らかの情報を得るという事態を望んでいる場合、本当にそういう事態が来ることを初めからつくっていた場合、私たちはそれを行なうことができます。

しかし何度も何度もスピリットに相談をする、という状態になっていながらも結果的に何も得られなかった、そういうこともあるかもしれません。ただ多くの人が人生の中で自分は何のために生きているのか、何をするのか、どうやったら自分の人生の意味が分かるのか、こういう質問は何度も何度もするようにつくられております。

それこそ一日だけでも何十回も何百回も考えるようになっております。したがって人によっては毎日毎日自分は何をするのか、どうしてうまくいかないのか、どうやったらうまく成功できるのか、これを何度も何度も考え、考えに考え、そして結局分からないまま人生を終わってしまうという人もたくさんおります。で、その人の人生はそれで十分でした。

しかしここで差が出てくる場合、何度も何度も質問するということは決まっていたとしても、霊感や直観、インスピレーションとして感ずるもの、あるいは明らかに分からないけれども自然に行動を起こしたり、判断をする、それ自身はかなり差が出てくるのです。質問するだけで終わってしまう場合と質問して何かを感じた、何かを受け取ったという場合、これは初めから決まっているものではありません。

どうせだめなのだろうと思いながら質問するのと、本当に何かを聞こうとして質問する、そして自分の心から何かを感じ取る、これはかなり変わってきます。自分は何を行なうのかを考えに考え、何も分からなかったという場合と何か分かったという場合、現実はどう変わるのか。

現実にはいろんな選択肢があり、その時の状態によって流れが変わる時があります。いわゆる皆さん方が何かを得る時、一般に愛や光、また意志が強くなってこれまでの流れとはかなり違う光の流れに入る場合、明らかに違う流れの中に入っていきます。したがって皆さん方が人生をつくる時には愛や光がほとんど身に付いていないという流れから、愛や光を一杯身に付けたという流れまでいろんなバリエーションが用意されているのです。

で、多くの人は愛や光がほとんどそれ程身に付かない、頭では分かっていても中々体に愛が身に付いていないという流れを歩んで一生を終わります。本当の愛と光を身に付けるというのは容易ではなく、頭では愛が大事だ、頭では光を求めようと思っていても結局しばらくすると忘れてしまい、元に戻ってしまい、またいつものパターンで過ごしていく、これが普通の流れになります。

そういう普通の流れから脱却し、本当にこれまでとは違う人生を歩むことができた、本当に心から人を愛することができた、以前にはまったく考えられなかった自分の言動を取るようになってきた、こういう風な意識になった人はこれまでとは違う流れの中に入っていきます。そしてそれも自分がつくったものであり、それだけの愛と光を身に付けた流れの中で自分は新しい生き方をしていきます。

しかしその新しい生き方でさえも当初自分がつくり出した波動であるために、その流れを自分がただ体験することになります。そうすると私たちが皆さん方にアドバイスをする時には、今の光と愛のエネルギーのレベルで続く場合にはこうなります、しかし愛と光を今までよりも多く身に付け、これまでの流れから違う流れへと入っていくとこういう風に変化していきます、こういうアドバイスをすることはできます、しかし実際に流れを変えるということ自身は皆さん方の役割であり、愛や光をどうやって身に付けるのか、これは皆さん方一人ひとりが自分で行なわねばなりません。

本当に人のことを思うとか人を愛する、人のために尽くすということは皆さん方が行なうものであり、私たちが言うことではないからです。では愛や光とは関係なしに単に三次元的にどうやったら良いか、三次元的にうまくやったり、三次元的な流れを少しでも人々の役に立つようにただやっていきたいという情報、そういう情報をまずスピリットが皆さんに与えることはまず有り得ないのです。

スピリットは必ず皆さん方を成長させることしかアドバイスをすることができません。今よりも高い愛と光を身に付けるための情報であり、それは皆さん方が求めている方向性とは違うことが普通となります。仕事がうまくいって皆に喜んでもらえる、皆の役に立つ、それを皆さん方は光が溢れる方向とか、愛のある方向と思うかもしれませんが、私たちから見た時にはそれは必ずしも私たちの望んでいる方向ではないのです。

皆さん方の世界でうまくいくことと、私たちが考えている良い方向は同じではないことが多く、おそらく私たちは皆さん方が何をするかということに関してはほとんど興味がありません。したがってそれは皆さん方同士で人間の世界で解決してもらうことになります。どのような方法を採用しようとも、どこに向かおうとも人を愛することはどこでもできるのです。また人に光を与える、勇気を与え、元気を与え、励ますことはどの時点でもできるのです。

私たちが皆さん方にアドバイスするのはそういうことであり、いつどの時点でもできることが必要なのです。したがって特定の時期に特定のことを教えるというのはそれは本来のスピリットの役割ではありません。それはむしろ皆さん方の中でそういう能力を身に付けているもの、仕事がうまくできる人、自分のやっていることをうまく解決できる人、そういう人間の役割になるのです。

したがってもし皆さん方がそういう三次元の現象界においてどうしても何か知りたい、答えを知りたい、どうやったらうまくいくかを知りたい、という疑問があるのであればそれはそういうことにうまく長けている人間を選ぶ必要があります。そしてうまくいかせるノウハウを身に付けている、うまくいくようにアドバイスできる、そういう人が皆さん方にアドバイスをすること自体は何の問題もありません。むしろそういう人からいろんな情報を受け取っていただきたいと思います。

つまり皆さん方が求めている三次元的な情報は皆さん方と同じ肉体を持った人間に聞くことがとても良く、皆さん方が理解できない状態のもの、それを確認する時にはスピリットに聞く方が良いでしょう。皆さん方が人生を必死になって考え、どうしたいかを見つけていこうとしている、この波動はとても良いものであり、こうやって考えること自体が多くの人にも繋がっていきます。

皆さん方が人生について考えれば考える程、そのエネルギーは一般の人々にも降りていき、一般の人が人生とは何であるのか、何故生きるのかということを考えるようになっていくでしょう。そうすると皆さん方自身がいろいろ行なうこと、行なえることが他の人にも役に立っていき、いずれは自分の元に集まることが可能にもなるでしょう。いろいろ考えてみる、悩んでみる、それも十分に意味のあることであり、そうやって多くの新しい人を光に変えるようにやってみてください。

光の多くの仲間たちは皆さん方をとても愛しており、またサポートしております。一見皆さん方がうまくできない、うまくいかないと思うようなことでも多くのスピリットたちが協力をしています。もしうまくいかないと感じているのであれば、それは皆さん方からの考え方が必ずしも天使やスピリットたちと合っていないということです。

皆さん方がスピリットに合わせるか、スピリットが皆さん方に合わせるのか、そういう状況が起こっているのでしょう。もしそういう事態においてもスピリットに何とかしてもらいたいと思う時には純粋にスピリットたちを呼んで、自分はこういうことを願っている、次はこういうことをしたいということを宣言するとうまくいく場合もあります。

したがって本当にスピリットたちに何か協力をしてもらいたい時、彼らをイメージして彼らにお願いをしてみる、自分のお願いは何かを具体的に説明して、それが実現化するように協力してもらう、そういったことをやってみると良いと思います。皆さん方がスピリットに頼むことは何も問題なく、むしろそれはどんどんやって構いません。

どうなるのかを聞くのではなく、自分がスピリットを頼んでそうさせていく、どうにかしていく、そういう気持ちでこれからの現実を考えてみてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。


(c)2008 CentralSun
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