前へ戻る
2007/1/29■月曜交流会から

新たな波動へのツールを地球に降ろす

@新たなるツールを使いこなす

私たちはハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。皆さん方の話の中で今、学びの中で自分の持っているツールが日常の生活についての話がありました。いろんなツールを学んで手にして、非常に有効なツールであるにも関らず中々使う機会がない、また日常生活の中でツールと向き合う機会がそれ程ない、そういうお話がありました。

今皆さん方が学んでいるのは確かに最新のツールを手に入れてそれを多くの人に奉仕するという役割もありますが、それだけではなく宇宙のいろんな世界における新しいエネルギー、まだこれまで地球上に降りてこなかったエネルギー、そういったものを次々と地球に降ろしていくという役割もあります。

したがって、今の段階においてはツールをすぐに使いこなしてどんどんいろんな人に奉仕や癒しのために使っていくという、当然それは望ましいことですが、おそらくまだそのツールに見合うだけの現実にはなっていないものと思われます。皆さん方のこれまでの流れにおいて皆さん方がごく普通に使いこなしているもの、日常的に使っているものは実際に皆さん方の姿の前に現れたのはかなり以前のことであり、時間を経てそれを多くの人が使えるように改良されたり、理解が示されることによって多くの人が使えるようになってきたものです。

どんなものでも人類にもたらされたばかりの最新のものがすぐに大衆に受け入れられ、大量に広がるということはまずありません。まず普通の人の社会で受け入れられるようにいろいろと手を加えられ準備が進められていき、そしてやっと多くの人々に受け入れられていく、そしてそこにはやはり時間がかなり掛かります。

今、皆さん方が手にしているツールはどれをとってもこれまで地球上ではそれ程普及してかなったツールばかりであり、すぐに大衆化するという代物ではありません。人間の意識がまだまだそれに付いていけない段階と言えます。多くの人の意識は現実の方に意識が向いており、物質的なもの、明らかにすぐ効果が分かるもの、自分の体ですぐ感ずるもの、やはりそこに意識が向いているために光とか潜在意識とかマインドとかいう言葉が出てくると、もう普通の人にはまったく理解のできない範疇になってきます。

ましてやそういったものをメインに宣伝しているツールにおいては普通の人はまず理解できないツールと言えるでしょう。普通の人が理解できないツールを皆さん方がどうやって使いこなしていくか、おそらく使っている人自身がよく理解できていなかったり、ましてや他人に説明するのが難しいためにほとんど説明しないですぐに使ってしまう、こういうケースがどうしても多くなっていきます。

しかし今の社会において何も説明しないですぐに使うという状態は必ずしも良い流れにはなっていかないでしょう。やはり相手も納得できるもの、効果が分かるものを期待されているからです。そのためには使う人自身がそのツールが本当に何のために使うことができ、どういう効果があり、またそれを使うことによって実際何がどう変わったのか、そういったことを明確に説明できる環境が必要となります。

皆さん方にはいろんなツールがハンドダウンされてきました。多くの人が最新のツールをたくさん手にしています。しかしツールがあるからといってすぐに普及するということはまずありません。ツールを普及させるために何が必要か、それは優秀な使い手とか、素晴らしいツールにあるわけではなく、やはりちゃんと説明できる人、説明できる資料、分かりやすいもの、普通の大衆の人がよく理解できるもの、こういった環境つくりにあります。

そしてこういう環境をつくることこそが一番難しく、そしてそれを成し遂げた人がいわゆるビジネスの面において成功を成し遂げることになります。これまでの流れにおいて車にしてもコンピュータにしても初めからすぐに受け入れられたわけではなく、やはり環境が整備され、誰でも使えるようにマニュアルがつくられ、その後メンテをしてくれる人が現れてきたりして環境が整うことによって大衆へと普及していきます。

皆さん方が手にしているツールも今は環境がだんだん重要視されてきている時期に入ってきています。これまでは興味のある人はいくつかのキーワードで心に響きすぐに受け入れてくれたでしょう。しかし今の時代においてはもう心で感ずる人がすぐに受け入れるという時代ではなくなってきており、むしろごく普通の人、あまり精神世界、スピリチュアルなことに興味を持っていない人、ごく普通の人が皆さん方のツールを求めている時代になっていきます。

そうした時にそういった人々に分かりやすいツールが与えられていくかどうか、環境つくりが成されていくかどうか、やはりこれが重要なテーマになってきます。したがって、今後は自分一人がただそれで成功するとか、お客さんが増えるとかいうことを考えるよりも皆で協力し合って環境作りをつくり上げていく、資料として、説明する要因として、保守する要員として、どういう人々をどのようにしてうまく役割分担していくのか、また一般の人向けの分かりやすいものとしてどういったものが用意されていくか、そういった流れに入っていきます。

ツール自身の素晴らしさは皆さん方自身がよく理解されているでしょう。それをまったく普通の人に説明する時に皆さん方が理解している概念を使っても普通の人にはまったく響くものはありません。普通の人はやはり現実の中で理解するために、具体的にそれで自分の人生がどう良くなるか、自分の悩みや困っている点がどういう風にして解消されていくか、自分の今抱えている問題がそれで解決できるかどうか、いわゆる病気が治ったり、悩みがなくなったりするのかどうか、多くの人はそういったところに関心が向いています。

それに向けて皆さん方の手にしているツールがどのようにしてそういう人々に満足を与えていけるか、そういう環境の方に意識を向け、少しでも多くのツールが広がっていけるように考えてみてください。


A現実の選択肢とハイアラーキ

私たちはハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。皆さん方がスピリチュアルな学びにおいて熱心に学びを重ね、自分の光を少しでも明るく高い方向へと導いていこうと努力をなさっております。ハイアラーキーの世界から見た時、皆さん方の一人ひとりの光が確実に進化成長しており、以前自分の心の中にあった様々な葛藤、疑心暗鬼や中々はっきりと理解できないいろんな気持ちの状態がありました。

しかし今はかなり光の方向へと同じペースで進んでおり、自分が今まで抱いていた疑問や不信感のようなエネルギーはほとんどない状態になっています。今や自分を導いてくれるのは自分近くにいる光の仲間たちやマスター、多くの存在たちが確実に一人ひとりを導いております。そしてこれからも皆さん方と共にいろんなスピリットが歩いていくことになるでしょう。

皆さん方の日常の流れにおいてハイアラーキーやガイド、そういったスピリットたちがどういう風にして接しているのか、おそらくそれについてあまり考えたことはないものと思われます。普通の人は何か困っている時に助けてくれたり、自分が危ない状態になりそうになると守ってくれたり、いろいろ自分のためにハイアラーキーやガイド、マスターたちが協力してくれている。そういう風に理解しているかもしれません。

しかし現実に見て多くのスピリットの存在たちは彼らは彼らでやることがたくさんあるために一人の人間にずっとかかりきりとか、一人の人間をずっと守っているとかいう状態はあまりできない状態になっております。必ずしも皆さん方の成長のためにマスターやハイアラーキーの存在そのものが自らの進化を止めてまで皆さん方にガイドし続けるということはほとんど在り得ない状態となります。

やはり基本はどのスピリットの存在でも必ず進化の流れにあり、どのようなガイドやマスターでも皆必ず自らの進化に合わせて皆さん方を導いていること、そう考えた時、皆さん方の周りで皆さん方をただガイドし、導くことだけが唯一の役割ではないことが明らかになります。いわゆるガイドと呼ばれている存在たち、いかにも皆さん方をずっと守っているという意味合いが強いですが、守っているというよりはまずはただ眺めている、ただ見ているという状態があります。

皆さん方をただ見ている、多くの人は毎日の生活の行動の基準において、ある一定レベルの枠の中でしか行動を取っていません。これまでになかった新しい発想で昨日までとはまったく違う考えで行動を起こすということがほとんどなく、基本的には自分のいつものやり方でいつもの選択肢を採用し、いつも通りの生き方を過ごす、こういう人がとても多いために大体日常の生活において、その人の取るべき行動のパターンが見えております。

大部分がこれまでの行動パターンと同じ行動の仕方をとっており、その面においてもう当然予測できる範囲内の行動においては、ガイドやマスターはそれ程新たな行動を取ることはありません。いつも通りの同じやり方で同じように過ごしている、しかし皆さん方に毎日いろんな出会いがあり、いろんな人々の交流の中で感情が動き、思考が動き、自分が普段使ったことのないような大きなエネルギー、感情的なものを使う時、普段の自分とは違う行動を取ってしまうケースがあります。

冷静に判断すれば絶対に取るはずのない行動を、もう何も考えられず感情的なままで行動を取ってしまったり、理性的に行動すれば十分に分かることが理性をほとんど使うことなく、ただエネルギーに流されて行動したり、そういうことによって普段とは違う流れに進む場合があります。こういう普段とは違う感情や思考によって流れを別の方向に進んだ場合、その人のエネルギーがかなり変化していきます。

普段の取るべき行動とは違う流れに入ると、やはり考え方や物事の基準、行動一つひとつの基準が少し変化していき、これまで取ったことのない行動を取ってみたり、自分には在り得ないと思う行動を取ってみたりする、そうすることによってそれまでとは違う場で違うエネルギーがつくられ、まったく違う流れに入ったかのような錯覚を得てしまう場合があります。

そういった時、これまでは普通にできていたことが中々普通にできなかったり、自分の使えるエネルギーの性質がこれまでとは違うエネルギーの性質になってしまったりする場合があります。そういう時、いわゆるガイドと呼ばれているものたちがいろんな仕組みをつくりながら場のエネルギーに負けないように、不必要なエネルギーに邪魔されないようにと流れを変えていこうとします。

その波動を受けた人はそこで我に返ったり、自分に意識を向けて見て、あ、これは流れが違うとか、何かあまり良い雰囲気ではないとかいう感じを得て、流れをまた本来の流れに戻すことができます。そういう意識が中々降りてこないで、自分の選んだ道がいかにも本来の道であるかのように進んでいったり、何一つ疑問に思うことなくすべてをただ在るがまま受け入れて、返って違う流れに入っていってしまったりする場合があります。

そういう時にその人自身に何らかの大きな波動の変化を起こして、今自分がどういう意識状態にあるか、自分は何を求めて学んでいるのか、そういったことに関しての思いが強く流れるように変化していきます。自分にとってこの流れが本当に良い流れかどうか、自分についての流れを自分で見つけるのはとても難しいでしょう。

自分が良い流れと思っても実際には逆のことであったり、自分の流れを自分の流れと思わずに他人の所為にしてしまったりする場合があります。今の皆さん方は自分の流れに自分で責任を取る時期に入っています。自分の流れはすべて自分が責任を取る、それぐらいの強い意志がが必要となります。自分の現実は自分がつくり出したもの、他人ではなくパートナーでもなく自分がつくり出していること、まずこれを明確に意識する必要があります。

自分の現実は自分でつくり出した、自分のつくり出した現実とは思えないところがあちこちにあるでしょう。思ってもいないことが現実に現れてきた、しかし実際にはそういう場合でも確実に自分のエネルギーが関与しております。自分は何のためにこういった経験をするのだろう、何故こうなったのだろう、いろいろ思うことがあるでしょう。

でもすべてそこには意味があり、そして自分なりにそれを理解して確実に進んでいく、こういう流れが必要になってきています。皆さん方の今後の流れ、いろんな思いがあるでしょう。自分はどこまで勉強していくのだろう、この勉強はいつまで続くのだろう、いろいろ思うことがあるはずです。そして皆さん方は確実に成長しております。今後自分はどういう学びでどのように成長していくのか。


Mamiさんの流れを見た時、あなたの流れにいくつかのとても面白い選択肢があります。今後どの選択肢においてもこれまであなたが中々採用しきれなかった選択肢となります。これまでの自分の考えからすると、やはり家庭を大事にし、家庭の絆、一体感、そしてそこに見出せる喜び、そこに関心が向いていました。そこの一体感をどのようにしてつくり上げるか、また誰がどのようにして感じてくれるか、一体感を得るために自分はどこまで踏み込んでいって良いのか、あるいはむしろ一体感を自分の力でつくり出さなければならないのか、いろんな思いがありました。今のあなたの心は一体感に対する執着はほとんどなくなっており、むしろ別のレベルでのワンネスの波動がやってきております。これは改めて家庭というものが何であるのか、共同体というのが何であるのか、またシャンバラというのが何であるのか、これを考えさせる良いテーマになっていると言えます。家庭という単位は絆がある時にはとても強く、助け合い、許し合い、またお互いに深い深い繋がりをつくることができました。しかし家庭のもろさは一旦仮に子供が離れていったり、自分とは違う価値観が前面に出てきた時に、それまでの絆が途端になくなったかのような状態になり、すぐに割れてしまったり、分断されてしまうという状態になっていきます。まり多くの人の感じている家庭の一体感、家庭の絆というのは常に分断の可能性を秘めていながら、強い意志でまとめようとか、一つになろうという決意でつくり上げてきました。しかし一度その輪が崩れ始めると一旦絆がみるみる弱くなっていき、一つが中々実現されにくくなっていくのです。特に日本人の考えている家庭、絆というのは無理矢理一つにすることによって得られる喜び、まず一つにすると何か良いことがあるという、予測や希望、空想によって何か良いことがあるというものを夢を見てつくり上げてきた一体感となります。確かにごくわずかではありますが、本当に心から一体感をつくり上げている家庭もあります。それはそれでとても良い家庭と言えるでしょう。しかし現実には多くの人は心から一体感をつくったのではなく、ただ一緒にいることによる満足感、同じこと、同じ家庭であるという理由だけからくる一体感の結果であり、決して心が完全に一つになっている、絆が出来ているというわけではないのです。あくまでもそれを空想して夢見て、一体感を求めて仲良くしているに過ぎないと言えるでしょう。したがって、そういう一体感はとても崩れやすく、一旦仲が悪くなるような事件が起こるともう二度と口を利かなかったり、どんどん仲が悪くなっていく現象をつくり上げていきます。これは心底相手を許していた絆が出来上がっていたわけではありません。家庭における一体感、絆、ユートピアとは何であるのか、そもそも家庭という制度が本当に必要なのかどうか、シャンバラという時代において家庭というシステムはどういうことが機能するのか、皆さんはそろそろそれを考える時期に入ってきています。今ほとんどの日本の家庭が崩壊しつつあります。家庭の絆はほとんないに等しい状態になっているでしょう。親子との会話がほとんどなくなり、パートナー同士の会話も減っていき、それぞれが自分が生きることを考え、必死に自分の喜びを求めようとしています。家庭で一つのエネルギーをつくるという意識がどんどん弱くなっています。家庭を守るという意識、どこから来るでしょう。以前は家系を守る、家柄を守る、先祖を大事にする、こういった意識で必死になって子供をつくり、家系を絶やすことのないように努力してきました。しかし今老人を家庭から追い出し、自分たちだけの快楽のために毎日を過ごす、家系を大事にするという意識はほとんどなくなってきています。家庭、家族、シャンバラ、これについて一人ひとりがどう考えていくのか、あなたはまさしく今それを考えている時期に入っていると言えます。 自分のこれからの流れ、シャンバラの方向性と照らし合わせながら、良い方法が何であるのかを常に考えてみてください。

Hiromiさんの流れを見た時、あなたの今の学びの流れ、今自分は学んでいることが本当に役に立っているかどうか、自分は身に付けてきた知識やツールをどの程度活用できるのか、時々自分の能力について考えるところがあります。まず多くの人が今新たなる波動を地球に降ろしている、新たなる波動をツールとして地球にもたらしている、今その役割を演じております。今ツールとして自分に与えられたもの、これをエネルギーとして定着させるためには、ツールがツールとしてまず機能する必要があります。まずどういうツールを手にしたか、自分は何ができるのか、まずこの意識を持つことが必要です。自分がそれをすぐ使えるとか見なくてもできるとかいう必要はありません。まずツールとして意識していること、ツールを意識するということだけでまったく違った波動になっていきます。ツールに意識が向いていないとそのツールはツールでなくなり波動が降りることもないのです。ツールという意識を持っているだけでツールとして光輝き、地球になかった波動が地球に降りてきているのです。ツールとして意識しておくとあなたの周りに常にツールの光が感じられる、そうするとそのツールを求めてくる人がやってきます。そのツールの光を必要としているもの、いろんな悩んでいる人、困っている人のガイドたちがそのツールの光を見て、あなたのところに導いてくるのです。したがって、ツールという意識がない時にはいくら悩んでいてもそのガイドはあなたからツールの光を見ることができず、あなたに紹介することもできないのです。まず自分の頭の中にツールを持っているという意識、ツールをしっかりと頭の中に意識している光、これを常にまず持っておいてください。そうするとそのツールを必要とする人が必ずやってきます。まず自分がツールを使えること、ツールを手にしていること、それを光として多くのガイドやマスターたちに知らせておく、こういうアピールが必要であるということも理解しておいてください。

Yukariさんの今の学びにおいて、あなたの今の意識の波動、あなたの世界がとても変化してきており、今とてもガイドたちにとって喜びのある段階に入っています。あなたは今新たなる波動に入っていくか、それとも少し抑えていくか、調度その中間の段階にあり、これから一気に高い波動に入るのを楽しみにしているか、あまりそういった新しいものに惑わされずに自分のコントロールできる範囲内で留めておくかの中間を維持している段階と言えます。言うまでもなくガイドたちは新しい波動に入ることを進めてきます。これはあなたのガイドとかいう問題ではなく、どのガイドもどのマスターもどの天使たちもそうする運命めにあり、光のものたちは常に高い段階を導くことしか許されておりません。そしてなるべく今のままでそれ程大きなトラブルもなく、できるだけ自分が楽する方法でいこうとするのは、それは一般に光とは違う種類の波動になっていきます。したがって、単純に光の道を求めていくと新たなる波動の中に入るように流れていきます。しかし皆さん方肉体を持った人間では有限のエネルギーの世界であるために、どうしてもそこには限界があり、何でもかんでもすぐ高い波動を選択できるというわけではありません。そしてあなたに限らず他の人もすべてそうですが、では何をどういう基準で選択していくのか、何を犠牲にして何を求めていくのか。高い波動を手に入れるために何を犠牲にするか。これが一人ひとりの悩みの種になっております。新たなるエネルギーを手にするためにはやはり古いエネルギーを手放す必要があるのです。高い波動を手に入れるためには低い波動を手放さなければなりません。何か新しいものを学ぶ、最新のものを手にする、そのためには古いエネルギー、もう役に立たないエネルギーを手放す必要があるのです。古いエネルギーというのが何であるか。ある意味では執着もそうでしょう。あるいは単にマスクを一杯つくって皆から良く思われようとするとか、ただ皆と仲良くする、自分の良い面をアピールできる、マスクを一杯つくることがこれまでの良い生き方だと教わってきました。しかしマスクをつくるということはこれは波動を下げることにもなるのです。新しい波動、高い波動を手に入れるためには、これまでつくり上げてきたマスクを手放す必要があります。自分を良く見せようとしていたマスク、他の人から良く思われようとするマスク、そういったものも手放さなければならないのです。多くの人は周りからも良く思われ、そしてさらに高い波動も手に入れたい、両方手に入れようとします。しかし高い波動と低い波動、両方身に付けることはできません。高い波動を身に付けるためには低い波動は手放さなければならないのです。何かを犠牲にしなければなりません。そして皆さん方の意識から見た時、低い波動というのはむしろ今役に立っている波動です。今家族や友人、友達の中で役に立っているもの、一番良い関係にあるもの、むしろそれが低い波動となり、それ以上の高い波動を手に入れる流れに入ります。そのため多くの人が葛藤することになります。でも高い波動を手に入れたければそうしなければならない流れになります。一人ひとり辛い苦しい気持ちが起こるのはそこからやってきます。ではこういったことを延々と続けていくのか、常に高い波動を身に付けるために今役に立っている波動をすべて手放さなければならないのか、ある意味では確かにそうだとも言えます。しかしどこかの時点で気が付いてきます。そういうやり方ではいつまで経っても根本的な高い波動に入れないことが分かってきます。やはりその裏に隠れている執着、あるいは少しでも良く思われたいという気持ち、友達を確保しておきたいという思い、いろんな思いが沸き起こってきます。そういう思いがある限り根本的に解決されないことが分かってきます。特定の友達だけと仲良くするとか、気に入った人とだけ仲良くするという波動そのものが問題であること、常に自分の奉仕すべき人が目の前にやってくる、常に自分の必要とするものが集まってくる、いかにそういう意識に辿り着くか、それを身に付けない限り、いつまで経っても今の自分との人間関係においての執着的な波動を気付かされる流れを続けることになります。高い波動に入ると同時に今有効な波動をなくしていく、一見ジレンマと思われても実際にはその本質的な波動そのものが大事であること、それを理解できるように学んでいってください。

Juriさんの学びのプロセス、あなたはとても賢く、非常に能力があり、とても優秀な流れを進んでおります。本当にいろんなツールを身に付け、賢く使いこなしていくといずれはとても素晴らしいエネルギーワーカーになり、また誰もがうらやむくらいのいろんな波動を手にすることができるでしょう。今そこに向けて自分自身でいろいろ迷っているところがあるようです。今の段階において自分がどこまでこれらを身に付けていったら良いのか、どこまで本当に信じきれるのか、入口の段階で迷っているところがあります。あなたにはいずれとても素晴らしいギフトやツールがたくさん手に入るでしょう。今既にあなたに与えられるべきツールがいくつか確保されております。そしてあなたはそれらを的確に使える能力も身に付いてきています。でも自分の中でそれらを本当に自分が使うのかどうか、どこまでそれらをものにしていくのか、常に一抹の不安が付きまとっております。あなたの意識の中に自分が本当にやるべきことは何であるのか、自分の人生の本当の目的は何であるのか、この根本的な疑問が解決されていないところから起こされております。いろんなツールを手にしても、いろんな知識を手にしても根本的なところ結局自分は何なのか、自分は何のためにこんな学びをしているのか、この根本が解決されていないためにどうしても完全に入りきれない思いがあるのです。あなたにはあなたにしかできないとても大きな役割があります。そしてその役割に応じて今いろんなツールが用意されて降りてきています。始めに目的や意味を理解してから、それに向けて学びを進めるというやり方はもう手放した方が良いでしょう。まずは今自分のできること、与えられているもの、使えることを次々と使って自分の能力を磨いていく、まだ眠っている自分の能力を目覚めさせていく、まずつべこべ言わずに自分の能力を開花させることが必要となっております。分かってから行動するというよりもまず今自分の眠っている能力を目覚めさせていく、自分の能力をどうやって目覚めさすか。意外とあなたにとって自分が苦手だと思うもの、非常に興味あるのだけれども苦手、あまり自分は得意ではないのだけれども常に意識に入ってくるもの、実はそれはかなり大きな鍵を握っています。むしろあなたはそれを一生懸命練習してそのエネルギーを身に付ける必要があるものです。あまり得意ではなかったり、やりたくはないのだけれども常に頭によぎってくる、あるいはそうせざるを得ない流れに入っていく、不得意なのだけれどもそれをユーザーが求めてくる、そういったものはあなたがそのエネルギーを身に付けなさいというメッセージと思ってください。そしてそういった眠っている能力を一つひとつじっくりと開花させていくことにより、あなたの眠っている能力が目覚めていき、そしてその目覚めた能力を使いこなすことによって本来の流れが見えていきます。まずは普段の流れにおいて得意ではないけれどもそうせざるを得ない流れに入っていくもの、あまり意識していなかったけれどもせざるを得ない状態になっていくもの、そういったものを積極的に受け入れてまずそのエネルギーを使いこなしていく、自分のものにしていく、そうやって前に進んでいくやり方を身に付けていってください。

Kimioさんの学びの流れ、あなたの学び方にはとても特徴的なものがあり、自分が興味を持ったり関心を持つとかなりいろんな方面からアプローチし、多才な見方でその本当の姿を見つけようとして取り組んでいきます。そしてそういうやり方によってあまり偏らないとても分かりやすい流れで新しい知恵を手にすることができます。そうやって自分の興味のあるものは次々と自分のマインドの中に持ってくることができました。あなたなりのやり方でそれは確かにうまくいっていると言えるでしょう。しかしこのやり方ではどうしても手に入らないものもあります。どうしても知識で得たものが良いという自負があるために、人から聞いた話をあまり信用しない場合があります。せっかく相手自身がとても良いエネルギーでとても良い本質的な話をした場合でも、あなたの方でまったく受け入れていかなかったり、受け入れようとする意識がなかったりする場合があります。自分の知識が大前提であるために他の人の知識をどうしても下に見ています。そこからくるハンディは意外と大きく、実際には自分の理解できるものしか理解しておらず、偉大なる知識がやってきてもそれを下の知識と思っていて、偉大なる知識を汚れたものに変えてしまっています。そしてこの罪はとても大きく偉大なるマスターを寄せ付けなかったり、偉大なる神々を永遠の彼方に追いやってしまったりするケースがあります。これがあなた自身の学びの一番の問題になっており、おそらく黙っていてはあなたは絶対に気が付くことはできないでしょう。自分がつくり出している大きなエネルギーに気付くべき時期に入ってきています。いろんな人の知識を素直に認めること、そして受け入れること、そのために意識を根本的に切り替えていく、今それをなさねばおそらく人生において永遠にできない状態になるでしょう。

Akiko.Iさんの学びの流れ、あなたの心はとても軽やかで、また常に勇気を与えるとても素晴らしい光をまとっております。多くの人に常に良いものを見ようとする意識があり、どの人を見ても素晴らしいもの、光っているものを感じようとしています。それ故に多くの人があなたのハートを見た時、やさしさを感じ、暖かさを感じ、居心地の良い状態になっていきます。しかしあなた自身はそこに留まらず、何か分かりたい、何か確実なものを手にしたいという思いがあります。単なる雰囲気や感覚的なものではなく、何か具体的なものを知りたい、手に入れたいという思いなのです。これがおそらくあなた自身のジレンマや不安のようなもをつくり上げているものと思われます。本当はあなたの周りにいる人は皆、あなたのおかげで心が軽やかになり、気持ちが楽になりソフトになっていきます。しかしあなた自身は何か自分がまだ分かっていなかったり、確信を得ていなかったり、説明できていなかったりという思いで常に何か人よりも前にいけないという波動がつくられていきます。あなた自身のせっかくの素晴らしい波動が自分でうまく使えなくなっています。今のあなた自身のその波動そのものを自分で受け入れること、理屈ではなくあなたの存在そのものが他の人に喜びを与え、希望を与えているということ、存在そのものを受け入れるという意識を是非確立させてください。論理的に説明するとか、具体的に現わすとかではなく、存在していることだけが意味のあること、そういう波動をしっかりと定着できるようにしていってください。

Rurikoさんの学びのステップ、おそらくあなたは自分ではほとんど能力があまり感じられず、理解もあまりできていないと思っているようです。まず一般に皆さん方がよく普段出会って話しをする人々は、この地球上に生存している六十億の人間の中でも極めて特殊な人々であり、ごく多くのほとんどの人々は現実のこと、物理的なことに意識が向いており、スピリチュアルな喜びとか、ましてや光と愛で地球をシャンバラに導くなんていう発想を持っている人はいません。こういう学びの中にいるだけでもあなたは地球の中でも極めて光と愛に近い人間であることを理解する必要があります。そして自分が光と愛を理解でき、それを身に付け使えるという段階で大多数のこの地球上にいる、まだ目覚めていない人に対する責任が出てきます。あなたの場合でも毎日朝出てから夜眠るまで、出会う人、初めて見る人、すれ違う人、多くの人と出会いが行われております。電車に乗ったり、すれ違う人を入れるとほとんどの人が光も愛も意識していない人なのです。そういう人々に対してあなたはどういう役割を演じているでしょう。すれ違うたびに少しでも光や愛を送り届けたり目覚めるような意識を持って上げたり、何か疲れていそうだから少しでも楽になるようにとか、ちょっと意識を向けるだけでも本当にそこに光と愛が流れていくのです。あるいは不満をずっと言い続けている人、悩んでばかりいる人、その人のハイヤーセルフやガイドに光を送り届けてあげたり、少しでも癒しのエネルギーを流してみる、それだけでも確実にあなたから愛と光が流れていくのです。少なくとも何もしないと何も変わりません。意識を向けるという事も確実に変化をつくり出していきます。あなたにできることがたくさんあるのです。何も三次元的に明らかに現象で現わすとか、物理的に結果が出るというわけではなく、意識や思いだけでも十分に光と愛を流すことはできるのです。少なくともあなた自身が心の中に平和を保ち、愛と光で満たされすべての人に喜びを持って接することができた時、それはどんなヒーラーよりも偉大なる人間であることを理解する必要があります。自分と出会う人すべてに心から愛を持って接する、これ以上の奉仕はありません。自分の能力を知識やエネルギーで見るのではなく、人を愛と光でただ包んでいく、接していく、そういう観点だけでまず考えるようにもっていってください。

Madokaさんの学びの流れ、あなたの日常の生活において、自分自身の方向性について特に考えているようです。今自分が本当に進むべき道が何であるのか、また今学んでいる技術やテクニックがどのように自分に生かされるのか、自分にとっての本当の流れに入っているのかどうか、いろんなことを考えているようです。今はまだいろんなものをある意味では勉強している最中と言えるでしょう。自分自身の意識ではいろんなものが頭に浮かんできて、やりたいこと、身に付けたいこと、現実化したいことたくさんあります。しかし毎日の限られた現実の中でそれらを現わしていくとき、やはり何らかの優先順位をつくったり、何かを犠牲にしたり、できるものだけを選んでいく作業が必要になっていきます。肉体を持って生きるということは元々そういうことであり、肉体をどのようにどの方面に使っていくのか、まさにそれを学んでいる状況と言えるでしょう。したがって今のあなたの流れでは、いかにこの世界を物理の世界を肉体という機械を使って演じていくのか、まずはそれこそが一番のテーマになっています。肉体の中に隠されている秘密がたくさんあり、普段の意識だと普通の人と同じ肉体しか使えなくなっていきます。そしてまさしく今がそうであり、あなたは自分の肉体を他の人と同じ能力しか使えないようにしてしまっています。肉体だからこれができてこれができない、同じように限定させてしまっています。しかしあなたの肉体は実際にはそれ以上のいろんなことができるのです。むしろ自分の肉体には制限がないという意識を入れていってください。時間がないとか、あるいはここまでしかできないとか、いろんな肉体的な制限をことごとく取り外していってください。自分の肉体は無限のパワーを持った肉体であり、他のどの人とも違う肉体であるということ、他の人ではできないことが自分の肉体ではできる、他の人では限界のあることが自分では限界なく使える、まずそういう意識を肉体の細胞一つひとつに入れていってください。あなたのその肉体の能力が本当に目覚めると今限界と思っていることがすべて限界でなくなり、本当にできるようになっていきます。自分の肉体をフルに活性化させた時、今あなたの頭の中にあるやりたいことがすべてできるようになります。あなたの頭にあることは決して夢ではなく本当に実現可能なのです。そのためには時間やあるいは周りを変えたりするのではなく、自分の肉体を変えるだけでできるということ、肉体に対する意識を変えるだけですべて現実化できるということ、それを心から信じてください。そしてそれを本当に信じて現実の流れがその方向に行った時に改めてそれを実感することができるでしょう。本当に私の肉体は限界がなかったんだと、本当に私の肉体は何でもできるんだということ、その自分の肉体の素晴らしさに感謝をするようになるでしょう。あなたの肉体をつくるのに多くのマスターがとっても時間を掛け、エネルギーを費やし、そして肉体に降ろすためにいろんな努力をしてきたのです。数多くのマスターが必死になってつくり上げたこの素晴らしい肉体を是非あなたが開花させてください。この肉体を開花させること、多くのマスターがそれを楽しみに待っているのです。肉体の制限を取り外してください。自分の意識を根本から変えていってください。


B時間や金銭に束縛されない現実の創り方

今日は皆さん方の成長について、流れについて話をしてみました。確かに多くの人が時間と金銭という限界にぶつかって、学びが難しいと感じているでしょう。でもそれも実際には今までの自分のエネルギーがつくり上げた幻想であるということ、概念であるということに気付いてください。

これは気休めや冗談ではなく本当のことなのです。本当に皆さんがその金銭や時間という概念を超越し本当のことが分かった時に、金銭も時間も束縛されない現実の生き方が可能になっていきます。これは本当に可能なのです。そしてむしろ皆さん方が夢見ているシャンバラという世界では、まさしくそれが最低条件なのです。

時間や金銭に束縛されない、いくらでも自分でつくることができる概念のエネルギー、自分が得たいものは得ることができる、束縛なしに得ることができる、それがシャンバラなのです。この時間や金銭という概念のエネルギー、是非それを皆さん方が超越し、完全に自分の手の中に持ってこれるように是非頑張ってみてください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


C論理的な判断力を

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方の話し合いの中で私たちから見てもとても参考になる話が出てきます。実際皆さん方のこの場においては非常に多くのマスターや天使、また宇宙の存在たちがやってきて、皆さんの話を熱心に聞いています。それによって人間の意識、また一人ひとりの思い、コミュニケーション、いろんなものを学ぶことができるのです。

そして今後どういったエネルギーが必要なのか、意識を変えるために何が必要なのかを学んでいくことができます。日本人の場合には論理的に解釈するというよりは感情的なもの、雰囲気的なもの、感覚的なもので済ますということがとても多く、何らかの共有点、何か心が共有されているような感覚になれば、それで満足という状態になります。

しかし他の欧米諸国においてはやはり論理的に納得しないとお互いに満足しないという傾向があり、どちらかの言い分に合わせるか、力の強いもの、誰にでも分かるような論理、何らかの方法によって解釈し、納得できるという流れをつくり上げていきます。日本人の感覚的な共有が良いかどうかはやはり難しいと思います。

何らかの理解、納得するということや論理的な判断、やはりこれを欠かすことはできず、これから日本人がそういった学びをせねばならない流れがあることは理解しておいてください。皆で一体感を感ずるとか、皆で一緒にやるという連帯感は確かに重要ですが、それだけで終わってしまったら結局、何が正しく何が間違っているのかが分からないために、結局光でないものに邪魔されやすくなったり、利用されてしまう傾向があるのです。

日本人のころだけ良い心、皆さん方の良い気持ちの波動が意外と光でないものに利用されやすく、いつのまにか光とは違う方向に進んでいることがとても多いのです。それに比べると欧米人の論理的な解釈の仕方の方が必ず誰かは正しい方向を見ている人が残っており、全員が間違った方向に行くということはほとんどないのです。

必ず誰かはそれを見抜いていたり、チェックしていたり確実に光の方向を示している人が必ず存在してくるのです。しかし日本人方の場合には全員が光から離れていったり、全員が光でないものに染まってしまう傾向があるのです。特に指導者とか力の強いもの、一番その分野では有名な人、そういった人が光でないものに侵されてしまった時、全員が光でないものにまかれてしまう。こういったことがあるのです。

ですから指導者が確実に光の方向を歩いている時には問題がありませんが、指導者が一旦光ではないものに侵された時に、次々とほとんど全員が光でないものに侵されてしまう。これが日本人自身のとても難しい状態をつくり上げているのです。したがって、そのためにはただ単に気持ちで納得するとか、雰囲気で合わせる、感情的なもので納得するのではなく、やはり論理で理性で判断する、何が正しく、何が正しくないかという判断力を常に身に付けておく、そしてそういう判断力を常に誰かが持っていると、必ず誰かは光を必ず維持しておく状態を保つことができ、全員が光から離れるということがなくなっていきます。今後の日本人の進むべき方向性において常に光を維持するために、必ず何が正しく何が間違っているかという意識を心の中に常に残しておく、そういう心の在り方を確立するようにしておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2007 CentralSun
前へ戻る