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2006/10/16■月曜交流会から

人間関係は契約から

@契約があってもすべてその通りではない

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は人々との出会いや契約、進化や学びについての話が行われておりました。皆さん方の日常の出会いについてどこまでが契約で、どこまでが許可の範囲、あるいは単なる共通の場としてつくられているのか、いろんな観点からお話しをしてみましょう。

常に話されたようにお互いに出会うことに意味があり、何らかの目的があって特別な体験をする、地球にしかない特別な場において特別な波動を取り入れていく、そういうことのために何らかの共同作業を行なう場合、その時にはそのエネルギーの獲得のために必要な人との契約をつくり、そして共同作業によってエネルギーを獲得していく、こういった体験がよくつくられていきます。

今日ここに来られている皆さん方もそうであり、いわゆる学びの場に行って何かを学んでいく、特定のところに行って何らかの情報やエネルギーを獲得していく、それらすべてそういう契約としてつくられていきます。ただ契約した人すべてが必ずしも参加するわけではありません。結果的に来ている人はすべて契約がありますが、契約している人がすべて来ているわけではありません。基本的に契約にもいくつかの段階があり、必ず遂行せねばならない契約とある程度自由度があり、例えば一週間の範囲内で一回、あるいは何回か行われれば良いもの、一ヶ月の範囲内で行なわれれば良いもの、一年の範囲内で行なわれれば良いもの、それぞれのサイクルの中のどこかで遂行すれば良いという契約もあります。

その人の学びのレベルや意識の発達の状態に応じて、どのサイクルでどの期間でそれを学ぶかはその人その人の学びのレベルによって変化してきます。したがって、何らかの契約があるからといってすべての人間が同じように進むわけではありません。またそれぞれの自由意志と学びの段階があり、契約があったとしてもうまく契約通りに体験が進まずに、つまり自分の学びの波動が追いつかなかったり、契約を遂行するレベルまで自分が成長していない場合には契約があっても現実として現れてこない場合もあります。

契約をつくっておきながらそれを現実にもってくる意識レベルや、現実がつくれなかった時、これはそのエネルギーを獲得できなかったために次のサイクルにおいて何らかの修正が行われていきます。獲得できなかった分のエネルギーを次のサイクルにおいて獲得するように修正が行われていき、次のサイクルにおいて獲得できなかった分とそのサイクルでの学びを同時に体験することになります。

したがって一般に自分の成長がうまく追いつかなかったり、うまく場をつくることができずに体験できなかった時、次のサイクルにおいて体験すべきことがだんだん増えるようになっていきます。初めのうちはあまり意識していなかったとしても進むにつれて体験すべき波動が段々大きくなっていく場合があります。

そうすると現実においていろんなことを同時に行わなければならなくなったり、いわゆる仕事が忙しくなったり、仕事と家庭と両方のやるべきことがどんどん増えてくる、やるべきことがたくさんあって一日24時間あっても足りないという現実がやってきます。一般にそういうやることが一杯多い人というのはそれまでのサイクルにおいて、やるべきことをうまく完了できなかった場合、あるいは自分の成長がうまくなすことができずに先延ばしにしてきたり、後回しにしてきた結果次のサイクルにおいてまとめて現れてくる場合があります。

したがってそういうことを感じた時には、その時においてなるべく早めに処理していく、次から次と対応していくということが必要になってきます。そこにおいてまた処理しきれずに後回しにすると、また次のサイクルにおいてそれまでできなかったことがすべて現れてきて、本来やるべきこととそれまでやり残したことが同時に現実に現れてきます。結果的に仕事がとても忙しくなるという現実をつくり出していきます。

契約によってはこのように複数のサイクルの中のどこかで完了すれば良い、また逆にそのサイクルでしか行なえない契約もあります。人との出会いの場合がそうであり、人それぞれの学びの時期、意識の成長の時期があり、出会いというものは一般にその時だけしかできないケースがあります。単なる経験の場合、こういったところに参加する場合には必ずしもその時だけではなく、長い目で見てどれかの時点で何かを行なえば良い場合もありますが、お互いのやり取りの中でどうしても体験せねばならないエネルギーがある場合には、その時だけしか有効でない場合があります。

その時だけしか有効でない体験の時期において、片方がうまく成長できていなかったり、条件を満たしていなかった場合、実際には本来の体験においてうまいやり取りができない場合もあります。片方は充分に意識もエネルギーも高まっていて、契約をなす状態になっていたとしても、もう片方がまだ成長しておらず、それに見合う分だけのエネルギーをつくり出していなかった場合、結果的にお互いが出会ったとしてもそこにおける現象において必要な体験を現実としてつくり出せない場合があります。

そうすると結果的に単にたまたまこういう場で出会って挨拶だけして帰ってしまったり、たまたま隣り合わせになりながらもまったく話をしないで帰ってしまう、こういったことが起こったりする場合があります。しかし確実に条件を満たし、お互いがそれなりの体験をする契約の通りの場になった時には、たとえ隣でなくて離れていたとしても何らかのきっかけによってお互いが話しをしたり、ある一つのテーマによってどんどん話を進めていってお互いで議論し合うというようなことから始まり、そこからつい先へ先へと展開が進んでいく場合があったりします。

したがって、契約があるからといってすべてがその通りに行なわれるわけではなく、契約を遂行するだけの意識レベルやエネルギー波動を身に付けているかどうか、こういったことが状況になってくるのです。いわゆる契約の時期が来たとしても意識レベルやエネルギーが高まっていない場合、皆さん方の言葉では準備ができていないという風に表現されていきます。

契約というものと準備ができているかどうか、これの兼ね合いによってお互いの人間関係が続けられていきます。こういう契約のある人間同士のやり取りの他に、ほとんど他人のような感じ、ほとんど密接の関係のない人々同士の出会い、この場合には基本的には契約はしっかりとやはり行なわれておりますが、そこにおける契約の度合いがかなり別のレベルの契約になっていきます。

一般にまだそれほど親しくない人、身知らぬ人、他人、そういうレベルの契約があり、単に近くを通り過ぎる、単に何らかの挨拶だけをする、それだけの人間関係の契約もあります。しかしそれは何らかのお互いの自由意志によってより深く繋がりをつくる場合や、二人のつくり出すエネルギーによって新たなる展開をつくり出していく場合もあったりします。

それは自由意志によって行なわれていきますが、一般にごく普通の日本人のエネルギーを見た時には、そこから親しい関係に発展するケースはほとんどありません。普通は単に他人のままで終わってしまい、そこから先へと展開するケースはほとんどないと言えるでしょう。しかし欧米人の場合にはそのレベルでもお互いに挨拶を交わすことにより、たまたま話しをしてみて近所だったり、母校が同じだったり、自分の家族が何らかの知り合いだったりしてより親密になっていく場合があります。

そういうエネルギーをつくることによって知らない人との間に新しい機会をつくるというエネルギーがつくられていき、そういった波動をさらにまた活用することにより、見知らぬ人、他人でもどんどん友達へと導いていく、親しい仲間へと導いていくという波動がつくられていきます。

欧米人はこうやって他人や見知らぬ人でもどんどん親しい友達へと変化させていくという波動をうまく活用しております。日本人は一般に初めから安心できる人、信用できる人しか親しく話さないという傾向があり、見知らぬ人は見知らぬ人のままにおいておくという傾向が強くあります。そのために友達がどんどん親しくなったり、友達が増えていくという機会は欧米に比べると必ずしも多くはありません。

今後のいろんな日本の展開におけるエネルギーを見た時に、やはりこの部分のエネルギーは少し変化を必要とする感じが見受けられます。つまり見知らぬ人同士でもまず挨拶をしたり、ごく普通の会話をすることによりまず自分の親しい感覚へと導いていく、少し友達的な雰囲気へと波動を変えていく、こういう波動はこれからの日本においてとても必要な波動と思われます。

どうしても親しくない人に対しては排他的になったり、他の国の人々や他の宗教の人々に対して見知らぬふりをしたり、他人のふりをする波動が強いために、それらを徐々に徐々になくしていき、同じ友達として付き合うくらいの波動に変えていく必要があるものと思われます。初めから契約がまったくない場合、実際には同じ地球に住んでいながらほとんどの人が契約を持っているわけではありません。

自分の近くに住む人同士しか顔を見ることはないでしょう。他の国、他の民族、他の宗教の人々と出会うことはほとんどないでしょう。しかしだからといって会ってはいけないとか、会うはずがないという状態ではありません。宇宙においてはそういう会わないという契約をつくることはできないのです。どの人間においてもどんな人でも会おうという気持ちがあり、どんな人でも友達になろう、どんな人でも友好的になろうという気持ちがあれば必ずいろんな人との間において交流ができるように仕組まれております。

日本人の場合にはそれがとても弱いために、一般に見知らぬ人とでも自由に友達になれるというケースがとても少ない状況となります。結果的に日本人から見た時には日本人が海外に進出するよりは海外から日本に入ってくるという場の方が大きくなっていきます。いわゆる西洋人の方が他の国に対して友好的であり、協力的であるためにいろんな国々へと展開をしていきます。日本においてもとても友好的であるために入りやすい状態ができております。

しかし日本から他の所に広がっていく波動がそれほど多くないために、結果的に日本へと入ってくる外国人の方が多い状態となります。しかし基本的に日本人は受け入れる波動が強くできているために、どのような波動であってもとりあえずは受け入れるという状態をつくり出していきます。今後の流れを見た時、日本からもっと外に広がっていく、日本から出ていくという波動が必要となってくるでしょう。今のままでは日本の中にどんどん入ってくるというエネルギーであるために、日本のエネルギーがいろんなエネルギーでとても複雑になっていきます。

今日のお昼のワークでやったように、黙っていると他の国々の波動によって日本がかなり変化を起こしてしまいます。日本自身が持っている本来の素晴らしいエネルギーを日本から外に広げていく、日本から出していくという働きが必要であり、そのためには日本人自身が他の国にどんどん出ていく、他の国に広げていくという波動が必要になっていきます。

日本人自身がただ自分の国を守ろうとする波動よりも日本を広げていく、日本の波動をどんどん拡大していく、そういうエネルギーによって日本人自身が本来のパワーを発揮していく、是非そういう場が皆さんにつくられていただければと願っております。

この今の地球に場において、まったく出会うケースがない人々同士が実際には自由意志によっていろんな世界に意識を広げ動き出していく、自分の意志によって新しい世界にどんどん入っていく、こういう人々が増えてくると、お互いに契約のないもの同士も出会うことになったり、その中での体験がつくられていきます。そこの間に繰り返される人間関係は契約のある人々の人間関係とは別の種類の人間関係になっていきます。

初めから契約してつくられた波動ではないために、テーマというものが必ずしも存在しません。しかし初めての人でもそこで出会い、何らかのエネルギー交換が行われた時にまずそれまでの体験からつくられるいろんな波動によってこれまでと同じパタンを繰り返したり、いわゆるマスクや潜在意識のエネルギーを使って、それまでの人と同じ現象を繰り返す場合があります。

お互いにそれを演じ合うためにお互いが新たなる体験の場をつくり出し、瞬時にして何らかのお互いのエネルギー的な影響をつくり上げ、そしてそのまましばらく続いていったり、お互いの間で流れを進めていく場合があります。こういう新たなる人間関係の場がこれから恐らく増えてくることになるでしょう。

これまではつくられた波動の中で人間が出会いエネルギーを体験してきました。これからは必ずしも契約していない人同士の間の体験によってエネルギーがつくられ動かされていく、そういう時代もいずれ進むことになります。そうするとこれまでとは違う感情を感ずることになります。これまでのように単に感情的なエネルギーの繰り返しやサイクルを学ぶのではなく、その場、その場に応じて必要な感情のエネルギーを体験する、こういう体験の場が現れることになるのです。

そうするとこれまでパタンとかサイクルとかいう言葉で理解してきた感情の学びが、別のサイクルの感情の学びへと移行することになります。そういう新たなる波動の世界における人間関係、これはいろんな意味においてこれまでとは違う人間関係を現わしていくでしょう。皆さん方がこれから直面するいろんな体験はそういうエネルギーに動かされていき、必ずしもこれまでのようなパタン化した人間関係や、契約からくる人間関係ではない、その場その場に応じてつくられていく人間関係、それによって新しいエネルギーが動きつくり出されていく、こういったことがこれから現実的に現れてくるでしょう。そういった中で自分がどの程度うまくコントロールしていくのか、良い人間関係といかに発展させていくのか、それをお互いに感じながら学びを進めていっていただければと思います。ではアドバイスをしてみます。


Kimioさんの波動を見た時、あなたの心にある人間関係の波動にとても大きなシンボルがあり、そのシンボルを目指していろんな人々が近づいてきます。多くの人はそのシンボルを体験するために契約をしていますが、必ずしもすべてではなく、最近新しくそれに導かれた人、或いは契約がなくてもそのシンボルを目指してやってくる人がいます。あなたの中ではその区別は恐らくつくことはないでしょう。したがって、単純にあなたのところにやってくる人は契約の有り無しに関らず、あなたの心の中のシンボルを目当てにやってくる、そしてそのシンボルを受け取ることよりその人自身がこれまでとは違う流れを体験していく、そういう場を提供することができるのです。したがって自分自身は出会う人、接する人すべてに心から接し、心から自分のエネルギーを相手にうまく転写させていく、概念を入れることなく自分の余計なエネルギーを入れることなく、ただ心のシンボルを転写させていく、ただそれだけを意識して素直な気持ちで接するようにしていってください。

Yukoさんの心の波動を見た時、あなたの心の波動においてあなた自身は人間関係というよりは自分にとても意識が向いていて、自分自身をどうもっていくかにエネルギーが集中しています。自分のエネルギーを変えるのに自分一人で何かをしようとあまりにも思いつめている段階と言えるでしょう。あなたの心のエネルギーを変化させるのは、それを変化させる必要な人との出会いややり取りによって変化するということ、自分が思いつめたからといって心が変わるわけではないということ、まずそれを知る必要があるでしょう。あなたの心をすっきりさせるためには人間関係が必要であり、お互いのやり取りによってエネルギーが変化していく、出会いをたくさん重ねることによって自分の心が変化していく、それに気付く必要があります。そしていろんな人間関係によって自分が変わり、波動が変わり意識が変わっていく、そうやって自分を変えるように方向を変えていってください。

Rurikoさんの波動を見た時、あなたの心の波動においてあなた自身が自分が見ているもの、感ずるもの、他人の中に映るもの、それらの関係において少し自分なりに考えてみる必要性があるでしょう。どこまでが自分でどこまでが他人なのか、実際には自分にある波動しか感ずることができないために、他人と思っていてもそれは自分の波動であり、自分の波動そのものを他人を通して見ている段階にあります。そこにおける人間関係は実際には他人という体を通しながらも自分の心を自分で把握している最中であり、その中で自分は他人から何を受け入れているのか、何から学びをしているのかを考えてみる必要があります。実際には他人には自分の心しか見えていない、では他人はどういう役割、どういう波動を持っているのか。自分の心をただ他人に見て、そこで何らかのやり取りをした時に、他人との間で繰り広げられる現象一つひとつが実際には自分に大きな影響を与えて、自分の心が変化していく、他人とエネルギー交換をしたり、話をすることによって自分の心が変化していく、そうすることによって他人との接点が変化していき、完全に自分を受容し、自分を愛し、自分が他人とのそのままの範囲でないと気付くころに、その人そのものの波動が自分の中に入ってきて、表ではない本質的なところの相手の波動が自分に影響を与えるようになっていきます。そうすると見えるものは自分の波動が相手の心で見えたとしても流れてくる波動は相手の波動が自分に感じられることになります。そこで面白い現象が起こっていき、実際には他人と自分がいたとしても他人は他人の波動として自分に感じられ、自分は自分の波動として自分に鏡として映されてくる、その関係が巧妙に理解されるようになっていきます。自分と他人との関係、エネルギー的なもの、鏡、こういったことを一度自分で整理してそれをまずコントロールできるように意識を持っていってください。

Madokaさんの波動を見た時、あなたの波動にあなた自身が自分でつくり上げている思い、信念のようなもの、自分の心の中で自分と思っているもの、この波動がうまく出来上がっており、それが他人にそのまま反映して転写されていきます。他の人があなたの心を見て感じる波動、それは実にあなた自身がつくり上げた波動をそのまま巧妙に相手が感ずるケースがあります。しかしそれはあなた自身がつくり上げた波動であり、あなたの本当の波動ではありません。したがって他の人があなたの心を見て感ずる波動は、本当のあなたの心ではなく、あなたがつくり上げたもの、自分だと思っているものがそのまま他人に感じられていきます。これはどういう意味があるのか、あなた自身が実際には自分の本当のところにまだ気付いていない、自分の本当の自分の姿を見ていない、それがそのまま相手に伝わっていき、相手そのものがあなたの本当の姿を見ることができない状態になります。つくられたあなたの姿しか見ることができません。しかしどこかの段階であなた自身が自分の本当の部分に気づき、繋がり、本当の部分を自分で理解できた時に他の人もあなたの本当の姿に気付くことができます。他の人はあなたの心を見てあなたの本当の輝きを見ることができるでしょう。本当の波動を感ずることができるでしょう。したがって、あなた自身はまず自分の本当の波動が何であるのか、自分の本質が何であるのか、まずそれを一生懸命自分で探り出し、そこと繋がる、それが必要となっていきます。そうすることにより他の人はあなたの本当の姿に繋がり、あなたの本当の姿のレベルでやり取りが行えるようになっていくでしょう。それによってあなたは心からの深い繋がりの取れる人間関係をつくり上げることができます。

Minoru.Iさんの心の波動を見た時、あなたの波動においてあなた自身が自分で自分と思っている波動と、他の人があなたを見てあなたと思っている波動に大きな違いがあるために、恐らくあなた自身が感じている自分の姿と他の人が感じているあなたの姿ではかなりのズレが出てることになります。あなた自身が感じている自分の心の波動をあなたはかなり自分では感じていますが、それを言動で現わしたり、具体化させることができないために、とりあえず人間の持っている能力の範囲内で現わそうとします。しかし人間の持っている波動ではあなたの本当の波動を現わすことができないために、どうしても別の形に変化されてしまいます。他の人はその波動であなたを見るために、あなたという存在を正しく見ることができずに、つくられた波動の中であなたを見ることになります。それがあなたに対する評価となって他の人に見られていきます。あなた自身は初めからそれを理解してつくってきています。むしろあなた自身は自分の本当の姿を他の人にわざと見せないように、見られないようにつくっているために、わざと演じているところもあったりします。それによって自分自身の聖域を侵されない、核心を壊されないという場をつくっていきます。しかし多くの人はそれによってあなた自身の本当の姿を見ることができずに、最終的にはどうしてもあなたに対して許せないところが出てきたり、容認することができなかったり、最後まで完全に受け入れることができない場をつくり上げていくでしょう。ある一定のところまでは理解したとしても、そこから先まではどうしても理解できない空間ができてしまい、そこで切れてしまう、そこで進まなくなってしまうという現象が訪れていきます。したがって、もし本当に人間関係において完全なる繋がりをつくろうとするならば、ある意味では自分の核心のところを堂々と現わしていく、何とか人間のエネルギーで現実化するということを工夫する必要があるかもしれません。自分の中で少しいろいろ工夫しながら自分のつくり方を自分で学んでいってください。

Chihiroさんの波動を見た時、あなたの心の波動には多くの人にとって安らぎを与え、喜びを感ずる波動が満たされています。あなたは多くの人の心に安らぎを与えていくでしょう。この安らぎを取り違える人も出てきます。あなたが意識的にそれを行っているものと勘違いするために、恐らく人によってはあなた自身の思いから起こされているという風に錯覚を起こしてしまうのです。実際にはあなたの心はあなたの意識とは関係なしにあなたの心から優しさや喜びが出ているだけであり、あなたの意識とは別の波動となります。しかし人によってはあなたの意識からつくられてきたものと思い込んでしまい、それによっていろんな状況が変化していきます。したがってあなた自身の行動のやり方としてその波動そのものは良い波動としてうまく出していきながらも、自分の思いは思いとして表現する、心の波動とは別に自分の意識そのもの、意志そのもの、考えそのものは明確に表現するということを身に付ける必要があります。何も表現しないで黙っているとあなたから出てくる心の波動があなたの意志であるという風に理解されてしまい、多くの人に誤解を生む場合もあります。したがって、自分自身がしっかりと表現をする、そういったトレーニングをある程度学んでいってください。

Kayoさんの波動を見た時、あなたの波動を見た時、あなたの心の中にある人間関係の波動にとても大きくて、また特徴的な流れがあり、その流れが人間関係の流れにとても不思議な現象をつくり上げていきます。ある特定の人々に対してこの流れがとても有効に反応し、特定の人との間においてはとても非常に自分との間の親近感や親しさ、特別な意識感情が流れていき、しかしそうでない人々にはまったく興味も関心も出てこないという状態がつくり出されていきます。自分が感ずるもの、興味を持ち親近感を持つ人に対してはどんどん自分の心がそこに向いていき、お互いのエネルギーが強まり、お互いのやり取りもどんどん積極的になっていく、しかしそういう意識を持てない人に対しては全く何の心も動くことなく、ただ存在しているだけという場になっていく、こういった特徴があります。これは何らかの一つの目的があり、それを成し遂げる時にはとても良い波動として動いていきます。特別なことを皆で行なったり、決まった人々と何かを行なう時にはとても強いエネルギーが動き一体感が生まれ、エネルギー的な動きがとても巧妙に良い状況へとつくり出されていきます。しかしそういう場をつくっていない人との関係においては全く流れるものがないために、自分は疎外感を感じたり、寂しさを感じたり、孤独感を感じてしまう傾向があるのです。そのために自分としてはそういう感じない場において、何も心が動かない場においても自分の方から意識を持って繋がってみる、話し掛けてみるとか挨拶をしてみるとかいって自分から良い波動をつくり上げていく、こういう機会を自分からつくり上げてみる必要があるでしょう。自分の方から積極的に近づいていく、つくり出していく、そうやって人間関係を変えてみる、是非そういう意識で新しいエネルギーつくり上げてみてください。

Yoshieさんの波動を見た時、あなたの心の波動にあなた自身がつくり上げてきたとても強い波動があり、これは多くの人からの信頼と賞賛、そしてあなたに対する絶対的な信頼関係がつくられていきます。あなたに対して信じ、従うという波動がつくられてきており、あなたはそれを良いツールとして人間関係を維持しております。あなたはこれをうまく使うことにより多くの人との人間関係の中で、人々に光を流したり意識を高めるワークをすることができるでしょう。今の段階においてはまだ自分で何に適しているのか、何ができるのかを模索している段階と言えます。しかしあなたの場合にはいろんな学びをして整理し、分析し、うまく体系化をさせていくというやり方が得意であるために、いずれは自分の得意なもの、やりやすいものを見つけることができるでしょう。そしてそれを体系化させ自分のものにした時に、それを自分のツールとして多くの人に教えたり、流すことができるようになっていくでしょう。今のままで学びを続け自分なりのやり方、自分のエネルギーの使い方をどんどん自分で整理していき、是非新しい流れの中で自分のスタイルを完結させていってください。

Akikoさんの波動を見た時、あなたの心の波動はあなた自身が自分でつくり上げた心がそのまま現れており、まさしくあなたの心はあなたの日常の思いと一致した段階となっています。自分の思い、自分がある程度楽しみながらも自分の世界を自分で満足し、そして新しいものを常に見つけていく、今自分は新しい世界へと向け、新しい流れを、新しい世界を心の中でつくり上げていっております。この新しい世界を求めている中でまだ何らかの人間に対する恐れや不安、何らかの心がどうしても動かない波動も同時に存在していて、これが新しい世界をつくる時の何らかの障害となって現れてきます。心の中にある夢と希望と同時に何らかの不安、これらが同居した状態と言えるでしょう。しかしこれは少しずつ整理されてきて、自分がこれまでとは違う生き方をしようと模索している中でいろんな変化を現わしてきております。したがってそれらを深刻に考えたり、否定的に考える必要は一切ありません。このままのペースで創造性に満ちながら新しいエネルギーの場をつくり上げ、新しい自分の世界を心の中につくり上げていく、これをまだ継続していくだけで充分に自分の世界を楽しむことができるでしょう。そしてこのやり方は自分にしか通用せず他の人にはまったく真似ることができません。自分は自分だけの世界で自分のやり方で世界をつくっている、それを理解した上で自分の世界を楽しんでいってください。

Minoru.Hさんの波動を見た時、あなたの心の波動はあなたが今自分が心の中で一番つくり上げてきている波動、自分はこういったことをやりたい、このように三次元をつくりたい、そういったことがかなり現実化してきてもうじきこれを三次元の中で動かすことができるようになっていくでしょう。今はまだ心の中のエネルギーで留まっているために、まだアイデアや思いで留まっていますが、もう一工夫することにより三次元の中に現わすことができます。そうするとこれまで長年暖めていたいろんな構想を実際に現実の中に現わすことができます。頭の中に心の中にある思いをどうやって三次元の現実の中に引っ張ってくるか、そのためには現実との接点をもう少しつくってみる必要があります。いわゆる人との出会いとなるでしょう。人との出会いの中でエネルギーを動かしていく、出会うことによって、人の心を動かすことによって現実をつくり上げていく、ここにヒントが隠されています。是非人のエネルギーを使って現実をつくっていく、そのやり方を身に付けていってください。

Sayokoさんの心の波動を見た時、あなたの心の波動としてあなたに特徴的な波動がいくつかあり、それはあなたの世界にとても大きな影響を与えております。あなたの波動の中にあなたは自分に対してある意味ではとても素直に反応し、自分の中に持っているものをそのまますべて認める、自分の中にあるものをすべて肯定的に認識するという波動があります。これはとても良い波動であり自分が獲得しているもの、身に付けているもの、存在しているものをすべてそのまま肯定的に受け入れる、とても良い波動となっています。これを他の人との人間関係で見た時に必ずしもうまく流すことができない状態となります。自分のすべてを肯定的に認識し理解していても他人とのやり取りで見た時に、自分の思っていた認識とは違う現実が現れてきたり、自分の考えとはまったく違う状態が現れてきたりします。そしてそれを自分の中で整理することができなくなるケースがあります。自分の中ではあるものはすべて認め、自然であったとしても考えを持ってきた時にうまく整理できない、現実から見た時にうまく理解できないという状態になるのです。心の中ではすべてが受け入れられ、すべてが良いものとして受け入れていながらも、頭の中ではそれが整理できないというジレンマに陥っていくのです。この状態を自分でどう整理していくのか。思考の世界と心の平安が一致していない、これを整理統合するためには考え方を少し変えていく必要があります。考え方の基準が今までの考え方、良いか悪いかとか、単純な考え方だとどうしても整理ができなくなっていくのです。いわゆる良いも悪いもなくただ存在する、ただある、ただ動く、良い悪いの価値観ではなく、その場その場をただ認識していくという考え方が必要になっていきます。そうすると価値観を伴わずにただ事実は事実として認識していく、良い悪いではなくただそういうものとして認識していく、こういう考え方ができると一つひとつの疑問が消えていき、心にある認識をそのまま思考として維持することができるようになっていきます。考え方を少し工夫してみる、是非そのやり方をマスターしていってください。

皆さん方の心の波動を説明し、自分と人間関係においてのどういう関連があるかを説明してみました。基本的に契約している人はお互いに出会うことによって何らかの学びを重ねていきますが、契約のない人同士でも接触は可能であること、しかし自由意志によって積極的にお互いが近づいていくという波動を持っていない限りは近づけないこと、自由意志が鍵を握っていること、自由意志がない場合には契約だけのエネルギーで進行するということ、つまり自由意志によって契約を変化させることができます。

むしろ自由意志を使わない人に対して契約がつくられ、無理矢理強制的に場をつくり出しているとも言えるでしょう。自由意志を使うということは契約の束縛から逃れることを意味します。しかし神の契約は最後までたくさん用意されております。自由意志のレベルがどんどん高くなっていくからです。いろんなレベルにおける自由意志、契約、出会い、エネルギーのやり取り、いろんなことを喜びをもって受け入れていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


A契約は変えられない

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は契約や人間関係についての話しがありました。基本的に契約そのものは神と契約したり、あるいは自然霊やマスターたちと契約したものはそんなに変わることはありません。人間の流れの中で体験すべきものが契約としてつくられているために、本来それをまっとうすることに意味があり、そんなに頻繁に変わるものではありません。

自由意志としていろんな体験をつくり出す、これは契約を変えるというよりは新たなる経験の場をつくり出していることであり、新しい経験をしたからといってそれまでの契約が破棄されたり、消えることは一切ありません。あくまでも今までの経験はそのまま有効であり、新しい流れを新しい流れとしてそれに積み重なっていく、契約は基本的に契約としてすべて有効であると理解しておいてください。

ただいろんな状況の変化に応じて契約が実行できない場合があります。契約すべき人がもう条件を満たすことができなくなった場合、自分の人生の流れにおいて現れることが不可能になった場合、その契約すべき波動の持ち主が地球には存在しなくなった場合、いろんな状況の変化において契約がうまく成されない場合があります。

その時には擬似的な手段として契約を遂行させるケースがよくあります。契約のエネルギーはそのままにしておきながらも、同じようなエネルギー的な特徴を持っている人同士をうまく組み合わせたり、ちゃんとした契約ではないにも関らずお互いに似たような契約をしたもの同士がうまく合わせるようにしていく、或いは擬似的な契約の波動をつくり出して別の人との間で契約を成していく、こういったことにより契約を済ませる場合があります。特にいろんな状況の変化が多い時期においては、このように擬似的に契約の波動をつくり出したり、別の契約をうまく修正して契約であるかのようにもっていったりするケースがかなり増えてきています。

それらはやはり神のレベルでの許可があったり、マスターたちが修正したりしていきますが、段々皆さん方の自由意志も考慮されるような流れに入ってきています。したがって皆さん方の自由意志の方でどういう契約の意志を持っているのか、どういう人との出会いやどういう人との人間関係、仕事、役割を考えているか、それによってある程度考えれる場合もあります。

しかし言うまでもなくそれはスピリット的な感覚、ハイヤーセルフのレベルでの自由意志であり、ロウアーセルフやエゴが強い場合には、それらは一切有効ではありません。自分だけの利益を考えたり、自分だけの好みで契約がつくれるわけではないからです。したがって自由意志といってもハイヤーセルフと繋がったレベルの自由意志、自分の好みではなく神との繋がりの関連の中での自由意志、そういったレベルでの自由意志が有効になるということ、そういった意味において自由意志が有効になるとはいってもあくまでも神の意志や宇宙の意志を前提とした自由意志であるということを理解しておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
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