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2006/5/1■月曜交流会から

ハイヤーセルフへの勘違いを修正する

@ハイヤーセルフの世界への瞑想

私たちは光の仲間としてお話をいたします。今日は久々にハイヤーセルフの世界に行くという瞑想を行なっておりました。皆さん方にとってハイヤーセルフはどういう存在なのか、実はまだまだ多くの人が理解しておりません。ハイヤーセルフという言葉でそもそも間違って認識を持っている人、言葉にあまりにも左右されすぎて、ハイヤーセルフという言葉から連想する人がほとんどとなっております。

あまりハイヤーセルフという言葉が適当ではないという感じもしますが、他に言葉がないので仕方がないのかもしれません。皆さん方にとってハイヤーセルフとは何なのか、いくら言葉をつくして説明したところで伝わることはないでしょう。皆さん方の持っているような人間的な存在でもないし、肉体を持っているわけでもないし、また言葉で会話できる存在でもありません。まだまだ皆さん方の概念で偶像化されたものと言って良いでしょう。

しかし今日はなるべく真実を皆さん方に知ってもらうために、ハイヤーセルフからいろんなエネルギーを流してもらいました。

Jun-ichiさんにおいてハイヤーセルフの持っているいろんな側面のエネルギーから特に今年必要なもの、今年体験すべきエネルギーをかなり重点的に流してもらいました。あなたがいつも言っている自分のことを知りたい、自分の本当のことを知りたいという思い、それを満たすエネルギーがたくさん流されておりました。しかし本質的にまず勘違いしているのは、そもそも自分の本質というものが何であるのか、本質という概念そのものが大きな勘違いをしており、それを見つけようという感覚、それすらも勘違いしております。そんなこといちいち理解していなくても肉体生活は何の問題もなく、それを知ったからといってうまくいくわけでもありません。そういう間違った概念を身に付けるよりもいかに三次元世界をうまくやっていくか、いかにいろんな人との間で具体的な人間交流をつくり上げていくか、それが一番大事であり、おそらく今のままでは肉体を失った時にあなたはかなり後悔するでしょう。肝心な肉体で必要なことを何一つ行なわず、ただ意識だけ別の世界に向いている、それは肉体世界で行なうことではありません。肉体でしか体験できないこと、肉体でしか手に入れることができないものを手に入れることが今必要なことであり、いちいち自分のことを考えたり、本当のことを理解しようとすることばかりが肉体のやるべきことではないのです。あくまでも必要なのは肉体でしかできないことを行なう、今しかできないことを行なう、今日しかできないことをする、一番それが本質であり、また肉体をつくった理由でもあります。その一番大事な肉体の目的を探ろうとせず、ただ自分がどこから来てどこに向うのか、そればかり考えていても肉体のせっかくの価値を見出せないまま終わってしまうことになるでしょう。自分の肉体はどれだけ素晴らしいエネルギーが入っているか、この肉体にどれだけの秘密が隠されているか、まだまったく分かっておりません。非現実的なことよりも肉体そのものに意識を向け、肉体の中に隠されている数多くの神秘を解き明かしていってください。

Akikoさんの瞑想において、あなたの瞑想においていろんな体験がなされておりました。今感じていたエネルギーはハイヤーセルフに限らずあなたが普段接しているいろんなエネルギーもやってきております。ハイヤーセルフのエネルギーに必ずしも特化していないのは、やはりまだハイヤーセルフに対する勘違いがあるために、ハイヤーセルフの本質的なところとの接点がうまくつくられておりません。自分の思いでつくられたハイヤーセルフがあり、そことの接点が多いためにどうしてもエネルギー的につくられたハイヤーセルフとの繋がりになってしまいます。本当のハイヤーセルフに繋がるためには自分のつくり上げた概念や今持っている思いに捉われず、ただひたすらただ感じようとする自分の内なる心から確実に何かがやってくるのを感じる、ひたすらそこに意識を向けることになります。ハイヤーセルフという意識を強く持てば持つほど、ハイヤーセルフから離れていってしまいます。これは多くの人間が行っていることであり、強く願えば願うほど自分のつくり上げた概念の世界に入っていってしまいます。したがって、強く思うよりはむしろ漠然とただ感ずるという風にしたほうが意外と繋がりやすい場合があるのです。自分のハイヤーセルフ、簡単なようで実は極めて難しい存在、是非こことの繋がりをうまく保って本来の自分に出会えるようにしていってください。


今日はハイヤーセルフとのワークということで瞑想が行なわれていきました。確かにハイヤーセルフは皆さん方に一番近い存在であり、また全員にかなり積極的に働き掛けている存在とも言えるでしょう。しかし、どうしても皆さん方の考え方が本で読んだ知識やセミナーで聞いた知識に偏りすぎていて、つくられたイメージ、つくり上げたイメージの中で機能していることになります。そういったつくられたものの枠に当てはめようとせず、もっと大きく自由な発想でハイヤーセルフを感じていただきたいと思います。ハイヤーセルフは皆さん方の思っている以上にとても素晴らしい存在で、それこそ神に匹敵すべきとても強い光を放っております。皆さん方のハイヤーセルフが本当はどういうハイヤーセルフなのか、恐らく想像もつかないことでしょう。でも皆さん方に確実に光を送り、そして皆さん方の肉体が的確に使命を、役割を成すことができるようにいろんな波動を送り届けています。是非自分のハイヤーセルフを根本のレベルで感知し、そしてそことの繋がりをハートでしっかり保つことができるようにこれからもエネルギー的なワークを進めていってください。それではここで終わりにいたします、ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
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