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2004/8/9■月曜交流会から

満足感を得る善意は光ではない

@ライトワーカーの真意

私たちはこの宇宙においていろんな世界で体験を重ねながら多くの生命と共有し合っている存在の一部です。皆さん方との接触は意外と古く、人類の歴史において太古の昔から関係をつくっております。これまでの地球の歴史において、人類のつくり出した文明が幾度となく栄えては滅び、滅びては栄えるのを確認してきました。

皆さん方は書物やチャネリングという現象を通して、人類の歴史を学び、自分たちの人生を学んでおります。そして皆さん方は奉仕というエネルギーを体験するために、光について学び、獲得し、成長し、分かち合うということによって奉仕を体験し、そしていずれは大いなる光に近づき、自分たちの目的を達なしようとしております。

この地球がライトワーカーの働きによって、無事にアセンションし、ユートピアがつくられ、地球が本来の役割をなす、そう信じて奉仕の活動をしていることと思われます。私たちが目撃してきた多くの文明の中で皆さん方と同じ意識を持った人間がこの地球上に幾度となく現われ、活動し、そして消えていきました。

奉仕をするという人々が実際に社会を変えるくらいの大規模な組織になり、そして文明を根本から変えるくらいのパワーを身に付け、実際光の思いに従って文明をつくり上げた時期もありました。逆に光の道ということにほとんど縁がなく、ただ自分たちの思い、自分たちの感情だけで社会を混乱させ、その混乱の状況だけが長く続き、そして文明を終えた時期もありました。

どの時代においても必ず中心があり、その中心においては自らの役割をし、この地球における意味も分かっていました。その中心から少しずつ離れるに従い、本来の意味が変化していき、利用されたり、都合の良いように変えるというエネルギーに変化し、いつの間にか本来の流れを変えてしまう流れへと変わっていきました。

幾度となく時代が変化し、この地球における人間の意識も変化していき、そして今皆さん方が改めてこの地球から宇宙へと意識を向ける時期がやってきました。宇宙と交流していた時期は以前にも何度かありました。しかし以前の状態においては、宇宙からのエネルギー的な流れの影響力があまりにも強く、地球で自分たちのパワーを最大限に活用しながら宇宙のエネルギーと共存するという状況にはうまくもっていくことができない時代でした。

今、地球上でのエネルギーを活性化させるために、まず一人ひとりが自分のエネルギーに目覚め、自分のパワーに目覚め、自分の能力に目覚める必要があり、そして宇宙のエネルギーとうまく共存させながら活用していく、そういう流れに入っていく時期がやってこようとしております。

まず自分たちの身に付けているパワー、エネルギーが何であるのか、それをしっかりと使いこなし、自分のものにした上で宇宙に存在する数多くのエネルギーを使う必要があります。この地球で得られるパワーやエネルギーをうまく使えないまま宇宙のエネルギーに入ってしまうと自分のエネルギーを自分でコントロールすることが難しくなり、どうしても宇宙のエネルギーの中で流されてしまう状態になってしまいます。

宇宙においては宇宙の流れ、宇宙であるべきエネルギーにうまく合わせていく、確かにそれが原則ですが、一人ひとりの持っているエネルギーは一人ひとりの生まれた惑星や、一人ひとりが身に付けているエネルギーに大きく影響されます。

そのため皆さん方はこの地球で肉体を持って生まれてきた以上、この地球から手に入るエネルギーをかなり効率的にうまく自分の体で使えるものを効率良く手にし、使いこなす必要があります。この地球で得られるエネルギーにはかなり特殊なものがたくさん用意されており、他の宇宙の領域では手に入らないエネルギーもあります。

したがって、この地球で肉体を持って生まれながらも折角の地球のエネルギーを身に付けたり、使いこなすことができないまま地球から離れてしまうと、もう二度と自分のものにすることができない場合もあります。肉体を持って行動するということにどれだけ素晴らしい意味があるのか、言うまでもなく皆さん方のこの肉体次元における生活はお互いのエネルギー交換、エネルギーのやり取りが一番重要なポイントになります。

折角肉体を持って現れてきながらも、エネルギー交換をほとんど行なっていない場合、ほとんど肉体を使いこなしていない状況になります。ある意味では地球にやってきた意味そのものがないとも言えるかもしれません。肉体を失ってしまった場合、それぞれの惑星独自のエネルギーを自分のものにするということは極めて難しい状況になります。

他の惑星でしか手に入らないエネルギーがある場合、そのままではどうしても獲得することはできません。そのためにまた肉体をつくるか、あるいは肉体を持っているものの中に一緒に入り込むか、何らかの方法を使わない限りエネルギーを手にすることはできません。

皆さん方が今肉体を持って生活しているということは肉体を使わないと手にできないエネルギーがあるからです。そしてもう肉体を持って手に入れるべきエネルギーがなくなった時、皆さん方の肉体が終了となり肉体的な死を経験して戻ってくることになります。

したがって、肉体を持っている時にどれだけ多くの地球のエネルギーを、他の人のエネルギーを獲得できるのか、それがそれぞれの惑星における体験になります。皆さん方の多くはこの地球において、奉仕するという道でエネルギーを獲得しようとしています。

奉仕の人生を歩む、いわゆるサービスソウルと呼ばれている人々はこの地球に来る前に、既にかなり多くの経験をしており、自分の獲得した経験のエネルギーを是非ともこの地球で活用したい、この地球という場を通して他の人々と接触したい、そういう気持ちからこの地球での体験をはじめていきます。

したがって、この地球においていかに多くの体験をしていくのか、いかに多くの人間関係を経験するか、そこに大きなポイントがあります。ただそれぞれのスピリットにもいろんな種類があり、ほとんど人間と接することなくひたすら場を維持したり、守ったり、ただウォッチしたり、分からないように行動するという存在たちもいます。

ある意味ではそういう存在たち程、スピリチュアルな波動は高くなり、ほとんど人の目には触れないところ、人の目には見つからないところで活動していきます。そしてより高い波動の存在になると、そもそも人間の意識にはキャッチされない領域で完全に人間のためだけに活動する存在たちもいます。

皆さん方が頭の意識にある奉仕という響きは、明らかに肉体人間を持った人間同士で行なえるエネルギー交換、しかも相手に奉仕されて良かったとか、お互いが奉仕して良かったという満足感を得ることをかなり意識している人がいます。

これは奉仕の中でもある意味ではかなり初歩的なレベル、まだ初心者レベルの奉仕になります。相手に分かってもらいたい、理解してもらいたい、感じてもらいたい、こういう思いから始まった奉仕であるために、どうしても純粋な光には遠くなってしまい、相手が満足してくれなければ自分が寂しくなったり、相手に評価されなければ悲しかったり、相手の反応によって自分の奉仕を比較してしまう状態になります。

これは奉仕という名前を使っていながらも実際には自分のエゴを満足させる行動を取っていることになります。真実の奉仕を見た時、皆さん方の意識では理解できない光景が現れることになります。真実の奉仕をしている存在たちを見た時、彼らはほとんど皆さん方人間から感謝されることもなく、目撃されることもなく、理解されることもありません。

しかし皆さん方のこの地球における人間生活がうまくいくように皆さん方の流れがしっかりと守られるように、ほとんど休むこともなく意識活動を続けている存在たちがいます。彼らはそういう行動をすることによって何を得るのでしょうか。

誰かに褒められることもなければ、評価されることもありません。当然それによって位が上がったり、金銭的なものが手に入るわけでもありません。でも皆さん方の進化がうまく流れていくように一時も休むことなく意識活動を続けている存在たちが数多くいます。

奉仕というのが何であるのか、自分たちの行なっている奉仕に何の意味があるのか、いろいろと考えることがあるでしょう。今の皆さん方の社会において、エネルギー交換、特に金銭との交換は重要な意味があります。自分が奉仕の活動をすることにより金銭を手に入れる、エネルギー交換として十分に宇宙の法則に乗っ取っており、何一つ悪いことはありません。

ただ、本当にこの地球を光の状態にもっていくのかどうか、その自分の行なった活動の中に少しでも認めて欲しい、分かって欲しい、自分自身のエゴが少しでも入っている限りそのエネルギー交換によって動いていくエネルギーはエゴのエネルギーが必ず入ることになり、それはこの地球にとって必ず何らかのトラブルを引き起こしていきます。

しかし一人ひとりは悪意を持ってやったわけではありません。本当に純粋に人のため、その人のためを思って活動をしています。ここで宇宙から見てとても難しい状況があります。皆さん方一人ひとり、誰一人、悪意を持って奉仕の活動をしている人はおりません。本当に相手が良くなること、相手が光の状態になり地球が光になること、それを信じて奉仕の活動をしています。

しかし結果的に自分のエゴのエネルギーが流れていく、宇宙の法則から見ると、悪意があろうがなかろうが自分の出したエネルギーは自分で責任を取る必要があります。自分のエゴのエネルギーを出した時、同様のエネルギーを他人から受け取る必要があります。

そういうことにより一人ひとりに他の人から無理にエネルギーを受け取らなければならない状況がやってきます。求めていないにも関らず無理矢理強要された、要求していないのに渡された、望んでもいないのにやってきた、そう思っているエネルギーは実際には自分は何も悪意を持つことなく、自然にとった行動が実際には相手に不快感を与え、苛立ち感を与え、そして自分に戻ってきたエネルギーと言えます。

したがって、ライトワーカーとして活動する人は、ただ単に自分は善意でやっている、悪意がない、と思うだけではなく、自分の日常の生活において他人から受け取るエネルギーを一つひとつチェックし、その中で自分が望んでいないエネルギー、いわゆるおせっかいとか、求めてもいないもの、余計なこと、お世話、そういう思いを感じた時、自分は何らかの同様のエネルギーを与えているということを理解する必要があります。

真実のライトワーカーはそういうエネルギーを出すことなくただ光を相手に与えることを言います。したがって、ライトワーカーだからとか、光の仕事だからといって一方的に相手が求めてもいないエネルギーを与えてしまったり、おせっかいや不快感を与えるエネルギーを与えていると、それはライトワーカーとしての活動ではないことになります。

つまり私たちの観点から見た時、ライトワーカーであるかどうかは単に奉仕をしているかどうかではなく、本当に光だけを出しているかどうか、自分の思いを入れていないかどうか、それが大きな基準になります。もし仮にライトワーカーとして仕事を始め、お客さんにいろんなことを行ない、確かに評判が良くなり次々とお客さんが増え、十分に満足できるエネルギー交換を行なって繁栄してきた、皆さん方の観点からすれば素晴らしいライトワーカーとして、成功者として理解されるかもしれません。

しかし私たちの観点から見た時、そこに満足感や優越感、傲慢さが入っている時は、決してライトワーカーと評価することができない意識になります。そういう意味で見た時、ライトワーカーとして活動し、さらにそれを継続することは確かに難しいかもしれません。

真実のライトワーカーはそれを要求されています。しかしそれを始めに言ってしまうとほとんど人のが諦めてしまったり、無理だと思って初めから何もしない状況になってしまいます。したがって、それ自体も好ましいことではありません。したがって、ライトワーカーとしての活動を見た時、初期の段階においては自分のやりたいことをやる、エゴが入っていようが、入っていまいが関らず、自分の頭の中で奉仕と思っていること、人のためになると思っていることをやる、それで十分という一つの基準があります。

特にまだ正式なイニシエーションを受けていない人や、アデプトまでのイニシエーションの段階においては、それでも十分な場合があります。しかし皆さん方がさらにティーチャーとなり、さらにガイドとなって、奉仕の人生を歩む時、その基準が少しずつ変化していきます。

ティーチャーとなって活動をする場合にはだた単に良いこととか、他の人が喜ぶことだけでは合わなくなり、いかに自分のエゴをなくしていくか、相手に褒めてもらう、認めてもらう、評価してもらう、こういったエネルギーがほとんどなくなっていく必要があります。

さきほど話題に出ていたいわゆるティーチャーUというクラスにおいては、そういったエゴがほとんどないことが条件になってきます。カリキュラムにあったようにティーチャーUの一つひとつのヒーリングにおいては、どのヒーリングにおいても完全に神と一体化して行わなければなりません。

認めてもらうとか、喜んでもらう、そういう意識が入っていると本来のワークがかなり色あせてしまいます。そのために要求されるレベルはかなり高いものになります。皆さん方の練習において、いろいろ見ていた時、多くの人が本当に真面目に、素直に、純粋な気持ちで行なっておりました。

カリキュラムの中においては、とても良い波動でお互いに行なわれたものと思われます。それを本来の自分の活動の世界に入った時に、どこまで維持し続けることができるかどうか、親しくない人、初めての人、自分の苦手なタイプの人、エネルギーにとても敏感でよく分かる人、そういう人がやってきた時もまったく同じ態度で接することができるかどうか、それが一つの基準になってきます。

どのような人においても同じようにエゴを出すことなく接していく、自分と心が通い合い、お互いに好きなことを言える仲においては確かにうまくいくでしょう。しかしそれが始めての人でかなり年上の人で、生きてきた世界が違う人を相手にワークをする時、どこまで自分が自分の世界の中でワークをすることができるのか、またそういった人たちが来てもしっかりと場を保ち、神と一体化した状態の中で続けることができるかどうか、これらが要求されてきます。

私たちはあくまでも皆さん方に今後の世界に向け、皆さん方自身が最大の良い経験をしてもらおうと思って話しをしています。良い経験ということが何なのか。会う人、会う人、皆から喜んでもらう、評価してもらう、それを自分の良い人生と評価するのでしょうか。もしそうであるならばイエスキリストはまったく違う状態になります。

当時彼を評価するものはほとんどいませんでした。どの人もイエスの悪口を言い、イエスを評価するものなどほとんどいませんでした。一見信じているような弟子でさえも本当にメシアかどうか確認することが常に頭の中にあり、奇跡を見たい、復活を見たい、そういった証を求めることばかり考えていました。

認めてもらう、評価してもらう、もしそういったことでその人が評価されるのであれば、イエスキリストはほとんど誰からも評価されていないでしょう。自分は何のために奉仕を行なうのか、多くの人は人のため、地球のためと答えていきます。そしてそれがライトワーカーの証であるかのような雰囲気があります。

人のため、確かに良い言葉かもしれません。でもそれがもし喜んでもらったり、評価してもらうことによって人のためを感ずるのであれば、それは逆に自分のエゴになります。人のためという言葉を使いながら自分のためにやっていることになります。人のためという言葉の裏に、人に認めてもらう、喜んでもらう、評価してもらう、そういうエネルギーが入っているのであれば、人のためではなく自分のためになるのです。

一人ひとりのライトワーカーとしての生き方、本来の自分の生き方、考えれば考えるほどいろんなことが起こっていきます。今地球において、ある意味ではとても重要な時期に入っています。この地球の人類が目覚めるのか、このまま洗脳されたままになっているのか、今のままでいくとほとんど目覚めるのが難しい段階になっていきます。

ライトワーカーと呼ばれている人そのものが洗脳されていたり、勘違いしているケースがあるために、真実のライトワークが流れていかず、人類全体で見た場合の目覚めがかなり遅れています。ライトワーカーが本当の光を広げない限り、一般の人々が目覚めることはありません。ライトワーカーがエゴを持って奉仕の活動をしている限り広がるのはエゴばかりになります。

真実の光は中々広がっていきません。真実の光を広げたイエスキリスト、彼は評価されること、認めてもらうことを求めたでしょうか。できるだけ多くの弟子を取ろうとしたでしょうか。自分の名前を有名なものにしようとしたでしょうか。彼は何一つそういう思いは持っていませんでした。

しかしこの地球上で何十億という人間がイエスの名前を知っています。逆に自分の名前を有名にしようとして毎日頑張っている人、多くの人から嫌われたり、無視されて余計に多くの敵をつくったりしています。真実のライトワーク、奉仕の人生とは何であるのか、一人ひとりが深いレベルで考えてみる時期に来ています。

そしてこれからの地球の流れを変える大きなポイントがそこにあること。仮に地球のため、アセンションのため、シャンバラのためと思っていても、そこの根本に自分の満足感、出世欲、名誉欲が入っていたのであれば、アセンションもシャンバラもすべては瓦礫の中に崩れてしまうでしょう。

自分たちの抱いている思いが真実のものなのか、自分たちの日常の行動が真実のものなのかよく考えてみる必要があります。私たちなりの見方から見たアドバイスをしてみます。

Naokoさんの光を見た時、あなたの魂の光の中に、この地球において掛け替えのない波動があります。この波動はあなた自身の思いとは裏腹に、この地球にとって重要な役割を持っています。一見人のため、誰かのためと思える波動ですが、実際には地球そのもののための波動になっています。この地球自身が波動を高め、新たなサイクルに入り、次のサイクルへ移行する時に重要な波動であり、その波動をうまくシフトさせていく、地球自身の持っているサイクルをうまく次のサイクルへ移行させる、そのための波動が鍵を握っています。あなたはその波動のためを思ってこの地球に大きな役割を抱えてきました。したがって、この地球のサイクルの変わる前にあなた自身が目覚める必要があります。地球のサイクルの変わる前にあなた自身が目覚め、その波動を地球に送り込み、地球の波動がうまく次のサイクルに変化できるようにシフトさせていく、その役割があります。自分自身の持っている波動をよく理解し、そして地球と繋がり、地球のためにエネルギーをはっきりと目覚めさせていく、まずそこに意識を向けておいてください。

Akikoさんの光を見た時、あなたの光にあなた自身がこの地球上で活性化させる大切な光が隠れており、まだその光に到達していない段階にあります。あなたがその光に到達する基準を自分で高くしているために、すぐには達成できない状態になっています。あなたがその光を活性化させる前にまず自分自身がいくつかの波動を身に付け、自分が身に付けた波動を使いこなしてそれから光に活性化させるという手順をつくっております。あなたはその獲得すべきエネルギーをまず自分のものにするために、あちこちに赴いたり、いろんな人に出会ったりしています。一度だけ出会ってほとんど会わない人、一つの場所だけに何度もいく場合、それぞれはすべてそのエネルギーを自分のものにするために、活動している状況になります。そして自分の行くべき所、出会うべき人、手にするものを一通り手にした時、始めてあなた自身が偉大なる光を目覚めさせ、そして使いこなす段階に入っていきます。したがって、今はまず自分の思いでいろんなところに行ったり、いろんな人に出会ってまずひたすら自分自身のエネルギーを確立させるようにしていってください。

Masahiroさんの光を見た時、あなたの光に今大きな、大きな変化が訪れてきており、これまであなた自身が体験していた光と、かなり感覚的に違う光に変化してきています。これはあなた自身に大きな役割が与えられ、つくり、そして体験している段階と言えます。あなた自身の意識をかなり急速に拡大させ、あなたのエネルギーの与える世界、領域をかなり広げています。つまりこの地球や自分の存在している領域だけではなく、さらに大きな空間レベルで影響を与える役割になっています。この宇宙空間において地球の集合意識で説明できないさらに大きな領域にまで影響を与えていきます。しかしそれにいくつかの段階があり、一つひとつそれをあなたが克服していかねばなりません。まずは日本における段階がいくつかあり、それをすべて通って地球レベルでの段階に進み、地球レベルでの段階を通ってそれを超越した世界へと入っていきます。そのための試練が一つひとつ訪れてきます。したがって、その段階を超えるために、自分の持っている概念を壊していく必要があります。自分がつくり上げた概念にこだわっていると次の段階へ入れなくなってしまいます。自分の持っていたもの、つくり上げてきた概念、それをしっかりと手放して先へ進んでいく、常にそういう意気込みで、進むようにしていってください。

Shogoさんの光を見た時、あなたの光にとても大きな希望があり、またこの地球に重要な鍵を持っています。あなたはあなたの意識の中にライトワーカーとして行動しているという意識をあまり持たずに、仕事をしています。それがある意味ではとても良い効果を与えています。始めに話したようにライトワーカーとして行動している人は逆にエゴを広げている場合があります。あなたはライトワーカーとして行動しているという意識がないために、エゴを広げることはありません。むしろ逆にライトワークをしていないという意識を広げてしまう場合があります。あなたはむしろそういう具体的に何かをしたり、人に分かるような具体的な行動をしなくてもあなた自身の持っている波動そのもので地球に大きな役割を演じております。こういう人間の集まっている場でもあなたは何も表現しなくても、あなたのエネルギーで他の人があるべき方向に進んでいったり、あるべき流れへと向っていくように調整されていきます。先ほどの討論において段々テーマが収束してきたのもあなたの持っている波動からつくられていった場になります。あなた自身の持っているその特性がこの地球にとても必要な波動になります。この地球においていろんな宗教や文化、人種があるために、それぞれが主張し合い、一つにならない方向にあります。それを一つの方向にもっていくためにあなたの波動がどうしても必要なのです。それをどのようなこの人類の中に定着させ、活性化させるのか、それがあなた自身のテーマになるでしょう。ただ言えることは、それをあえてしようとか、こうやれば良いと思った途端にエゴが入り、元も子もなくなってしまいます。したがって、そういう意識を持たないで定着させる、これがあなたのやり方になります。一見優しそうでとても難しい定着の仕方になります。でもあなたにしかそれを行なうことはできません。是非自分の波動をうまく理解しながら定着できるように努めていってください。

Keikoさんの光を見た時、あなたの光にこの地球で長年磨かれ、鍛えられ、そして育ってきた波動と同質の波動があります。人類が長い間身に付け、磨き上げ、育て上げてきた波動とほぼ同様の波動があるのです。したがって、あなたはその波動においてこの地球と繋がり、この地球との流れをスムーズにする特技を持つことができます。あなた自身が獲得しているその波動は、他の人々から見た時、中々すぐには手に入らないもの、長い時間訓練しないと手に入らないもの、そういったものとして感じられ、それをあなた自身が初めから本質的に手にしているという状態になります。多くの人は何かを手にする時、手っ取り早く手にする、要領良く手に入れる、そういったことを考えていきます。したがって、なるべく少ない経験で多くのものを手にする、なるべく少ないエネルギーで大量のエネルギーを手に入れる、これが多くの人の考えになっています。しかし残念ながらそう思った通りには現実は動きません。しかしあなたの場合にはそれを可能にするエネルギーを手にしているのです。中々磨き上げなければ手に入らないもの、多くの時間と空間を使わなければ自分のものにならないもの、そういった波動を既に手にしており、あなたはそのエネルギーをうまく使いこなせば実際にはかなり手間暇かけないと手に入らないものが手に入るのです。ただあなたはそのエネルギーを自分のものにしているがために、逆に何かを獲得するには時間が掛かる、初めから一つひとつコツコツとやる、要領良くやるのではなく、まめにやっていく、その波動そのものの意識になっているために、そういう風にしないと手に入らないと思い込んでいる意識にあります。しかし事実は逆であり、あなたはそれを既に自分のものにしているために、実際にはどんなことでも直ぐに手に入れることができるのです。その使い方はまず意識を変えることが必要です。コツコツやるのではなくもうそのエネルギーを手にしているために、すべて条件は揃っているために、あとは最後手に入れるだけ、あとは自分のものにするだけ、それで十分という意識を身に付ける必要があります。そしてそれを完全に活性化させ、自分のものにした時、本当に要領良く手に入れることができるのです。自分のエネルギーの使い方をよく工夫して是非それを自分のものに使いこなせるようにしておいてください。

Kyokoさんの光を見た時、あなたの光にあなたがまったく自分で想像もしていない光が隠れています。あなたが日常自分について考える時、自分の光で見えるもの、それは表に出てきている心の光ですが、あなたにはまったくあなたの意識で今まで一度も見られることのなかった光があります。そしてその光は自分の輝く出番がくるまでひたすらじっと待っています。その時期がいつどのようにして現れてくるのか、それは私たちにも分かりません。あなたが自分でセットし、自分でつくったからです。したがって、あなた自身が自分で何らかのきっかけ、何らかの変化、何かによってその光と直面する時期がやってくるでしょう。そして一般にそういう条件をつくった場合、その何かというきっかけはとても大きなテーマに関係する場合があります。例えば自分が苦手と思っている人と愛を交流し合った時、自分が一番不得意と思っているものに挑戦した時、自分が一番やりたくないことをやった時、実はそういったことが一つのきっかけになるのです。それによって自分の不得意なもの、苦手なもの、嫌いなもの、そこと直面し、目を向ける、そうするとこれまでまったく見ることのできなかった光があなたのものになるように仕組まれています。したがって、もしそういう気持ちを持たなかったり、持っても行動できなかった場合、その光に出会うことはないでしょう。でもあなたの決して見ることのできなかったその光は、今まであなたが感じていた自分のどの光よりも優れており、素晴らしい光であり、またあなた自身の一生を変える光になります。自分の能力、才能を根本から変える光をもたらしてくれます。それを行なう勇気があるかどうか、決意があるかどうか、それをあなた自身が自分で設定してきました。それをこの肉体次元の中で開かせることができるかどうか、あなたが自分自身に与えたテーマです。是非それを自分で正面から取り組むようにしてみてください。

Jun-ichi.Tさんの光を見た時、あなたの光、少しずつ、少しずつ洗練され、磨かれ、制限のなくなっている波動に近づいてきています。この地球に来ていろんな体験をした中で始めはいろんな概念を身に付け、この地球を理解するのに必死の経験を続けてきました。本当によくこの地球のことを学んできました。この地球人の持っている意識、いろんな世界、社会、家庭、あなたの観点からいろんなことを学んできました。そして今この地球の意識から自分へと意識の矛先を向け、改めて自分はどうするのか、今そこに向っています。そして自分自身をはっきり見た時、また世間一般へと意識を向けることになります。自分の本来の光をこの人々の中でどのように使っていくのか、自分自身の本来の能力を人々にどう分け与えていくのか、いずれそういったことに思いを巡らす時期がやってくるでしょう。今自分の能力に意識を向け始めた、自分は何が行なえるのか。あなたには人と話す時にとても良いエネルギーを自然に出す傾向があります。あなた自身の中にある良さが言葉を通じて出していく傾向があります。あなたはそれを武器にすることができます。人と話している中で相手がどんどん気持ちが良くなり、心がゆるくなり、何か安心していく、そういう波動があります。したがって、言葉を使い、話すだけで相手の心に訴えかけていく、相手の心をゆるやかにしていく、それだけでも十分な能力なのです。したがって、あなたの場合にはどういうツールを使おうとも本質的ではありません。どういうツールを使おうともそれを使って話をしている時、それを使ってアドバイスしている時にあなたの言葉を通じて相手の必要な波動を送り込むことができるのです。したがって、ツールにこだわる必要はないでしょう。どのツールを使ってもあなたの話し方をうまく使っていく、話し方の練習をしたり、いろんな言葉使いの練習をするだけでそのパワーを何倍にも何十倍にもアップさせることができます。その話し方、接し方、そこだけを練習するだけで十分とも言えるでしょう。是非そういった所にも意識を向けてみてください。

Namikoさんの光を見た時、あなたの光はさらに強くなり、多くの人にストレートにその光が通ずるような状態になってきています。あなたは自分の本来の光をそのまま周りに流す特技があります。これは他の人と違い、あれこれ修正してしまったり、変更させてしまう光ではなく、本質的な光をそのまま流す特技があります。これは今の中においてはとても珍しい光の使い方と言えます。一般の人はどうしても周りの人を気にしてしまったり、相手の評価を気にしたり、世間体を気にしたエネルギーで本来の光がすぐに変化してしまうのです。いざ口から出た時、言動から出た時に本来流そうとしていた光とかなり違っている場合があるのです。しかしあなたの場合には見事に本来の持っている光のかなりな部分をそのままストレートに体を通し、言葉を通し、流していけます。したがって、自分自身の本来の光に常に意識を向けている限り、あなたの光は十分に周りに流れることになります。今後のアドバイスとして、その光を受け入れる人がいれば、その光を受け入れられない人もいます。それはあなたの問題ではなく、相手の問題なのです。あなたのストレートな光が相手にとって不快に感ずる、つまり自分の概念や妄想、痛いところをあなたの素直な光によってあてられた時、自分の妄想や概念がその人の心にそのまま現われてしまうために、その人はとても不快感を感じてしまうのです。自分の心の中に出てきた不快感をあなたの所為としてあなたにぶつけてしまうでしょう。しかしあなた自身は一切の否定的な波動は出していません。すべて相手の問題であること、まずそれをあなたは理解する必要があります。したがって、相手からどのようなことを言われようともあなた自身はそれにいろいろ心を動かされる必要はありません。その人自身の問題であること、しかし、だからといってその人を責めたり、その人の所為にするとライトワーカーではなくなってしまいます。つまりその人は自分の心を自分で見ていること、それをその人に分からせるようなうまい表現の仕方、優しい表現の仕方、それを自分なりに工夫してみる必要があります。その段階においてもストレートに言ってしまうと余計に相手は混乱したり、はむかってくる場合があります。相手が自分の否定的な面と直面した時、その時に意識的に少し和らげて言ったり、少しオブラートに包んで言う表現が必要になってきます。そういうやり方も意識しながら本来の光を広げるように練習をしてみてください。

Sachikoさんの光を見た時、あなたは多種多様な光を同時に操る能力があり、単純にどの光とか一つの光と表現できない特徴があります。そのため、ここにおけるメッセージにおいてもあなた自身が理解できなかったり、一つに特定できない理由もそこに現れています。何か一つの波動であなたを代表させることができないために、どうしても一つの局面から話をしてしまうとあなたから見た時、実感の沸かない話になってしまうのです。あなたは多くの人々の話す一つひとつや、光の側面の一つひとつに意識を向けてもあなた自身の解明には結びつかない存在なのです。むしろそういった複雑な面を一緒にした場合、全体的に見た場合、それがあなたの光であり、個々の解明の分析では理解できない光になります。したがって、あなた自身へのアドバイスとしては多くの人と話をしたり、アドバイスをもらったり、相談する場合、一つひとつの側面から話をしたり、アドバイスをもらっても、あなたの本質的なところには中々結びつくことはありません。それは単なる一つの側面であり、全体ではないこと、そしてその全体像を理解している人は誰一人いないということ、つまりその全体像はあなた自身が自分で見つけるしか方法はありません。どの人と話をしても所詮は小さな一つの側面としかあなたと繋がることはできません。そして自分自身は多くの人のすべての側面を合わせて自分自身の大きな存在を理解していく、そういう意識で自分を見つめるようにしてみてください。


皆さんの今後のライトワーカーとしての働きにおいていくつかのアドバイスをしてみました。最初に話したようにライトワーカーとして奉仕をしている、ライトワーカーとして素晴らしい仕事をする、そういう意識が出てきた時に既にライトワーカーでなくなってしまう場合があります。

自分の意識がどういう風に向いていくのか、確かにコントロールするのは難しいかもしれません。しかし今この地球を変えるのは皆さん方のその波動であり、ライトワーカーとしての思い上がりのない波動がなければ地球を変えることはできないのです。

私たちが地球を変える、そう思ってやっている人がたくさんおります。彼らは今まで滅びてきた文明の代表者です。また同じように文明が滅びてしまうでしょう。私が変える、私がやる、こういう意識ばかりが文明をつぶしてきました。シャンバラをつくることはできませんでした。本当に地球を変えるのはそういった思い上がりのない働きなのです。

是非とも皆さん方から初めていく、私たちはそれだけを残していきたいと思います。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


A愛と平和のエネルギーへ

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。先ほどの存在は、普通のスピリットとは別の観点からこの地球に接しており、今までのいろんなここでのワークの進め方から見て今日どうしても皆さんと接し、皆さん方に繋がっていただきたいと思って、その場をつくりました。

ここで共有し合い、エネルギー的な接触をすることによって、その存在そのものが皆さん方の意識を通してこの地球で何らかの活動をすることもできます。今後皆さん方の意識的な変化が起こり、ライトワーカーとしての活動に少し意識的な変化を感ずる人がいるかもしれません。

今までこの地球に何らかの関与をしようとして接してきた存在たちが、数多くあります。しかしどの存在も自分たちの思いをうまく反映することができずに地球の文明が進んでは滅亡し、そしてまた新たなる文明を築くという流れがつくられてきました。

その間でつくられた人間の破壊のエネルギーはどんどん大きくなり、今その破壊のエネルギーがまた、集まろうとしている時期になります。破壊のエネルギーは今分散したかのように思えながらも、またこれが段々集まってくるでしょう。今散らばっている破壊のエネルギーが一つになった時、本当にこの地球の文明を根本から無くすくらいの強力な破壊のエネルギーになってきます。

それを皆さん方がどのようにしてうまく平和のエネルギーへと変えていけるのか、本当の愛へと変えていくことができるのか、皆さん方の働きにかなり負うところがあります。基本的にこの地球は人間の肉体を通して変えることしかできません。

いくらエネルギーの世界やスピリットの世界で愛や光のエネルギーを流しても人間そのものが愛のある行動を取らない限りは何も変化が起こりません。是非とも皆さん方の肉体を通してこの地球に素晴らしい平和が訪れるように皆さん方に、また素晴らしい人生を歩んでいただきたいと願っております。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2004 CentralSun
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