前へ戻る
2004/5/26■水曜瞑想会から

目を向けるのは宇宙か現実か

@宇宙の仲間と出会う

光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今の瞑想において、二人とも途中の記憶がないという話がありました。

Junshouさんのワークにおいて、あなたの意識レベルは宇宙の個別の存在というよりは、もっと大きな観点で物を見る傾向があるために、特定の現象に繋がるというよりは、その本質的な意識体に繋がる特徴を持っています。そのために今の瞑想においては、個別の宇宙人というよりは、それらのエネルギーとしての総称にある本質的なレベルに繋がっていたと理解しておいてください。主にあなた自身の意識の本質的な作用、自分の存在や理解、観念、こういったレベルに作用する意識の波動からエネルギーが流されておりました。しかし、あなた自身が宇宙船との繋がりということを望んだために、そこから現実的な流れにおける一つの仕組みがつくられ、少しでも特定の現象に対する意識が届くように調整が行われておりました。あなた自身の本質的な傾向としては、裏にあるもう少し本質的な方向へと意識を向けながらも、現象的な宇宙における個々のものにも何らかの反応が起こるように仕組みがつくられておりました。これからの生活においてどのように現象化するのかそれはあなた自身の意識の向け方によります。常に本質的なる方向へと向けておけば、個々の現象に対しての繋がりは、やはりあまり強くは感じられないかもしれません。しかし、現実生活において、現実的なこと、日常的なことにもっと意識を向ければ個々の現象における理解も深まることになるでしょう。自分自身の意識の向け方によって成長の方向が変わってくるというのを理解しておいてください。

Naokoさんのワークにおいて、ほとんど意識がなかったという話がありました。あなたの場合には瞑想に対する過度な期待そのものが大きな壁をつくっております。瞑想というものそのものが何か特殊で、特別な手法のように意識され、それが自分の日常の状態と大きなギャップをつくり上げております。日常の状態でもすぐに何か意識を感ずることができる、つまり花を見れば花の意識、動物を見れば動物の意識、手にしたもの一つひとつに意識がある、そういうもっと日常的にすぐに意識を変換できる状態にあれば、瞑想という手段に特別大きな過度な思いを持つことはなく、もっと自然にいろんなものを感ずることができるようになります。それは宇宙にしても、他の生命体にしても同様であり、宇宙の大いなる意志や、大いなる存在たちと通じ合うにしても、何か特別な方法でないと繋がらないという意識があれば本当に繋がらなくなってしまいます。しかし花を見て美しい花、動物の気持ちを理解する、そういう程度の思いがあれば同じように宇宙の生命体や大いなる意志においても通じ合うことができます。瞑想というものに対しての意識をもっと楽に、日常的なものにもってくれれば、もっともっと自分のやりやすいやり方でいろんな存在と通じ合えることができるようになるでしょう。特別なものとして理解すると本当に特別なものになってしまいます。自分の意識がすべてをつくり上げていること、自分の思っている通りに現象化しているということ、それを理解してさらなる成長を重ねていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2004 CentralSun
前へ戻る