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2003/3/10■月曜交流会から

各自は幸福を求めながらも争いを招く

@争いを否定して争いを増幅させてしまう人間

私たちは今の皆さんの話を聞いていて少しコメントをしてみます。今の世界における状況は極めて危機的な状態に入ってきております。これまでの単なる戦争とは意味がまったく違います。前回の湾岸戦争やベトナム戦争、そういった局地的な戦争で終わることはなく、さらに拡大し、地球規模へと波及する可能性を秘めております。

アメリカ側はごく数日で、首都を攻撃し終わり、短期間で終わると予想しております。しかし、アメリカ側の論理はすべて彼らの都合の良いようにつくり変えられており、短期間で終わらせるという宣伝をすることによって、多くの支持を得ようとしております。

実際にはテロやゲリラ的な戦法を得意とする者たちに、短期間で終わらせることは難しいと言えます。アメリカ側は集中攻撃で短期間で壊滅させると予測しておりますが、相手は常に分散してバラバラに予測のつかない反撃の仕方でやってくるでしょう。それは、短期間で終わるという状況にはならず、それどころかかえって長期化し、広範囲に広がっていく可能性があります。

多くの人はまだそういう予測を立てておらず、アメリカ側の主張している流れだけで予測し、短期間で被害を最小限にして終わるという予測をしております。今のこの時期において、流れをしっかりと把握し、皆さん方が毎日どういう心掛けが必要なのか、むしろそれをしっかりと理解していただきたいと思います。

まずこの時期に戦争を起こそうとする波動が次々と地球に集まって、人類の意識に刺激を与え、催眠的な状態へと導いていきます。いつのまにか戦争が当たり前で、やむなしという意識へと移行していきます。それを食い止めるためには皆さん方がしっかりと自分を保ち、そういうエネルギーに巻き込まれることなく、マスコミや多くの人の流れに巻き込まれない意識が必要になります。

戦争が起こる時には人類全体に争いや不協和音、分離の波動が流れてきます。皆さん方の身近なところで家庭や職場において、つい争いの波動を出したり、分離の波動を出したり、相手を否定する波動を出すと、そのまま戦争の流れを促進させることになります。

日常における否定や分離の波動がそのまま戦争をさらに強化させるものへとエネルギーが動いていきます。したがって目に見える戦争はあくまでもシンボルに過ぎず、それを表面化させる争いのエネルギーを人類全体がつくり出しているということを理解する必要があります。

イラクで攻撃されたとしても、イラクだけやアメリカだけを攻めるのではなく、それらを現象化させている人類全体の波動、自分たち自身が毎日他を非難し、他を分離し、他と争っているという状態を理解し、いかにそれを食い止めていくのか、いかにそれを発展させることなく、自分だけで食い止めるのか、それをしっかりと意識する必要があります。

仮に争いや非難、他を分離させる思いがやってきたとしても、それ以上拡大させたり、現象化させることなく、自分の心の中に争いを招く波動があるということを理解したうえでそれをただそのままにしておく、あるいは愛に変えて、敵と思っているものを愛し、分離の傾向にあったものを融合や統合へと向い、ひたすら愛と光の方向へと意識を変えていく、全員がそれを行なえば、おそらく戦争という現象は無くなるでしょう。

全員が難しいとしても、仮に半分の人類がそれを行なうだけでも、戦争は回避できるでしょう。現実的に半分は無理と決めてしまうこ自体が、もう戦争を起こす波動になっていきます。決して無理と思わず、諦めることなく、たとえどのような状況にあろうとも自分は戦争を食い止める方向へと愛と光を出していく、自分は最後の最後まで統合へ向い、愛と平和へ向う波動を出していく、常にそれを意識していただきたいと思います。


A平和とは何であるのか

私たちは光のハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。皆さんとこうしてお話できる機会が与えられたのを喜びとしております。今この地球において、体験をしている皆さん方と直接、話ができるという機会はそれほどないために、今こういう場において、話をしたいという存在が無数に集まっております。

どの存在も皆さん方と直接、話できる機会を持ちたいと望んでおり、たとえ直接伝わらなくてもせめてオーラに触れたい、皆さん方のエネルギーを感じたい、意識で接点をつくりたい、そう願っている存在がたくさんいるのです。そしてできることならば、少しでも愛と光を皆さん方に与え、この地球は本当に素晴らしい地球になるための手助けをしたい、シャンバラが本当に実現できるために、直接協力したいと願っているのです。

今地球がとても難しい状態に入ってきております。でも最終的に現象化を決めるのは人類自身の意識によります。地球人類が全員戦争を望まなければ、戦争が起こることはありません。人類が全員、人類同士で助け合い、愛し合い、許し合うのであれば、戦争という現象は起こりようがないのです。

人類の多くは、一人ひとりは本当は人間を愛し、求め、仲良くしようと思っております。仲の良い人、愛してくれる人、いろんな人を求め、少しでも仲の良い関係をつくろうとしております。皆さん方の家庭一つひとつとっても、本当は楽しい家庭、平和な家庭、幸福な家庭を全員が望んでおります。誰一人家庭崩壊や、バラバラな家庭を望んでおりません。

全員が平和な家庭を望んでいるのです。でも実際現実を見た時、会話が極めて少なく、つい相手を否定してしまったり、反発してしまう現象が日常のことになっております。何故人間はお互いに求め合い、愛そうとしながらも争い、分離の行動を取ってしまうのでしょう。

本当は相手と仲良く一緒に暮らしたいと願っているのに、何故口から相手を否定する言葉が出てしまうのでしょう。地球全体で見ても本当はすべての国、すべての民族が協力し合い、愛を分かち合えばどんなに素晴らしい地球になるでしょう。アジアの貧しい国々に、日本や先進国の文明機器が次々と入って、道路を良くし、食糧を改善させたとき、アジアの国々がどれだけ素晴らしい社会になるでしょう。

アジアの国々が持っている素朴さ、純朴さが先進国の人々の心に入っていった時、いかに先進国の競争意識が無用なものとなり、先へ突っ走ることなく、協調性のある社会へと変わっていくでしょう。いろんな国々が協力し合えば素晴らしい社会がいくらでもできるのです。

日本でも、狭い土地で高価な費用を費やして一生懸命、自分の生活をしようともがいております。少し他の国に行けば、まだまだ広大な土地、食糧に適した素晴らしい土地があるにも関らず、そういう場所が未開発になり、人がまったく現れず、ただ野放しになっている場所がたくさんあります。

日本人がそういった所を見つけ、開発した時、いかにまだまだ地球がパワーを得て活性化されることでしょうか。人々が協力し合えば地球はいくらでもまだまだ光輝き、経済がさらに発展し、住む環境も良くなり、そして物価ももっともっと下がることができるのです。

いろんな文明の国々が交流し合えば、自分たちの国だけが素晴らしいと思っていた文化も一変し、他国の中に素晴らしい文化や文明をいくらでも見ることができるでしょう。そこからもたらされる芸術的なセンス、心の暖かさをもっもっと学ぶこともできます。

しかし今、自分たちだけが正しいとする波動によって新たなる分離が現象化されようとしています。とても辛く、悲しい現象が起ころうとしています。所詮他の国だからどうしようもできない、自分たちには力がない、日本人の多くの人がそう考えております。

しかし、日本人の中でもイラクにまで行って、戦争を食い止めようとして命を張っている人がたくさんいます。彼らは本気で戦争を止めようとして命を張って現地まで行きました。自分たちの生活が大事と感じて今一生懸命自分たちの生活に意識が向いている人、長い観点で見た時、何が本当に大切なのか、今自分の家庭を第一優先して家庭のためと思って仕事をしていても世界的な規模の争いになれば、それどころではなくなってしまいます。

それよりも世界的な規模に発展させずに争いを食い止めた時、家庭の平和はさらに長く続くでしょう。何が本当に大切なのか、一人ひとりが真剣に考える時期に入ってきております。先ほどの話にあったように争いが起こる時には、争いを現象化させる波動が地球全体を覆っていきます。それにあおられるように人類全体が争いの心へと歩き出し、いつのまにか争いを求め、推進させるエネルギーを出していきます。

今、何とかして争いを食い止めようと必死になって行動している人がたくさんおります。一人ひとりはその心をしっかりと体に持ち、巻き込まれることがなければ集合意識レベルでいくらでも食い止める状況が可能になるでしょう。戦争が悪いからといってアメリカを非難したり、戦争反対といって立ち上がるとそれ自体が争いのエネルギーを強くしてしまいます。

戦争を止めようとして立ち上がって、戦争肯定波と論争すること自体が戦争と同じエネルギーを使っています。戦争とは何であるのか。ただ単に国同士が争うのを戦争と思うと、大きな勘違いをしてしまいます。それは単なる一人ひとりが持っているエネルギーの現象化だけであり、一人ひとりの中に争いの波動がある限り戦争は必ず起こります。

争いの原因は必ずしも国を否定することや民族を否定することに限りません。戦争を否定し、争うこと自体も戦争を創り出していきます。平和とは何であるのか、戦争とは何であるのか。自分の心の中に争いの波動がある限り、戦争が起こります。どういう形であれ、非難し、分離を誘い、争いの波動がある限り戦争は起こります。

平和とは何であるのか、自分の心の中に平和をつくることが平和な社会をつくる条件と何度も言いました。心の中に平和をつくる。多くの人は自分の心の中に平和を求める心があるから、自分は平和の心を持ち、地球は平和になることができる、そう思っております。

しかし争いの波動を心に持っている限り、それは平和の心とは言えないのです。平和を求める心と、争いを求める心が同居している段階においては平和とはいえないのです。多くの人はただ単に平和を求める心があるから自分は平和だと勘違いしております。それは真の平和ではありません。平和を求めるというだけであり、心の中に争いの波動を持っているのです。

平和とは何であるのか、それをまずしっかり自覚する必要があります。平和を求める心、一人ひとりが本当に平和な心になれば地球は平和になります。平和を求める心ではなく、平和な心です。これから地球で様々な現象が起こるでしょう。いろんな面における対立や争いが現れてくるでしょう。

そしてそれは皆さん方の日常生活でも目にすることになります。家族や友人、サークルにおいていろんな対立や争いが見えることになります。それをどうやって切り抜けていくか、争いをなくそうとしてわざわざ非難したり、分離を出していくとそれは余計に争いを強化させていきます。

身近に起こったいろんな状況の中で争いをなくすためには、まず自分が平和な心を身に付け、現象化させることです。自分の心の中に分離や争い、いろんな意味における否定的なエネルギーがある限りはそれがより強い波動となって現象化されていきます。

戦争のエネルギーが人類を覆ったとき、ほんのわずかな否定的なエネルギーが、すぐに強調されて現象化されていきます。何気ない一言がとても大きな影響を与えたり、ごく普通の言葉が相手の胸を傷つけてしまう現象に変化していきます。これが争い、戦争の時代における一つの特徴と言えます。

自分はそういう意味でいった訳ではないのに相手が深く傷ついた、相手を慰めるつもりが余計に悲しませることになってしまった。これがこの時代の特徴と言えます。その時にお互いに非難し合ったり、お互いに分裂し合うことは余計に争いを増幅させていきます。

一人ひとりがそういう状況をよく理解し、自分が傷つけられたと思っても相手を非難することなく、自分が辛く落ち込んだとしてもあえて否定的な言葉を出すことなく、お互いに助け合っていく必要があります。またこの時代において、争いを回避する方法はそれしかありません。

自分一人で頑張ろうと思っても一人で頑張れるものではありません。集合意識のレベルで争いの波動が押し寄せてきて、争いを現象化させようとするものは必ず人間関係を使いながらお互いの分離を促進させていきます。自分一人で頑張ってもどうしても解決できない現象が起こっていきます。したがってこれを解決するには皆がお互いに協力し合う、皆で理解し合うという気持ちが最低限必要になります。

皆さん方がそれをしっかりと理解し、協力し合い、まず自分たちから事態を改善することができれば、それは逆に集合意識レベルで良い影響を与えることもできるでしょう。これからの時代の流れにおいて、皆さん方の意識のあり方をとても私たちは大切に思い、うまくやっていっていただきたいと願っております。


B大きな観点で愛を育むように

私たちは皆さん方に簡単なアドバイスをしていきたいと思います。


Sachikoさんに関してこれからの意識の観点で見た時、一人ひとりの考えや意識の違い、それぞれの認識の仕方の違いによって自分が分からなくなったり、混乱したりする場合があるかもしれません。その時に、自分の観点と相手の観点の違いが何であるのか、ただ単純に解決を見つけるとか、どちらかに合わせるとかいうのではなく、何故認識の仕方が違うのか、まずそういう考え方が必要になります。それぞれの発想、見方の根本的なところから違いを見つけ、そのレベルで解決策を考えていくと新しい展開が見えてきます。何故認識の仕方が違うのか、何故考え方が違うのか、そういう観点から人々の違いを考えてみてください。

Yukikoさんの意識の今後を見た時、これからの時代において必要な波動の中に、他を受け入れるというとても大切な波動があります。この他を受け入れるという波動は、他を理解するということだけでは完全ではなく、理解したうえで、存在そのものを受け入れるという状況が必要になります。存在そのものを完全に受け入れるというためには、頭で理解するだけではなく、体で完全に受け入れてしまう状況が必要になります。それで初めて相手を理解し、相手が分かったと言える状態になるでしょう。自分が感じている相手を理解した、相手が分かったという意識レベルをもう少し先のところまで進めてみてください。

Shogoさんの意識の今後を見た時、あなたの意識の流れの中で今自分というものがどういう位置関係にあり、どういう働きになっているのか、自分でも時々考えることがあります。あなたの意識の表現の特徴として、自分という存在をまったく別の観点で認識し、理解する能力があります。自分を考える時、まったく別の観点から自分を見たり、まったく角度の違うところから理解する働きがあり、それによっていろんな人間の中での自分のあり方、いろんな場における自分のあり方を客観的に見ることができます。自分が何をすべきか、どういう役割かをそれはそういった観点を身に付けた時に、自然に感じられてきます。自分のあり方を一つに決めるのではなく、その場、その場、その時、その時の状況によって自分のあり方を創っていく、自分のあり方を変えていく、こういったことができるようになってきます。自分を何か一つに決めるのではなく、その場、その場において自分を見つけていく、そういう意識を持って学んでみてください。

Minoruさんの意識の流れを見た時、あなたの意識の波動の一つにこれからの流れにおいて、とても大切な波動が入っております。自分自身の存在を決める時、自分自身が単純にどういう価値があり、どういう役割があるかという考えで、今まで考えていました。しかし、その考え方に少しずつ変化が起こってきて、いずれそういったものではなく、自分自身が神の意志から見た時、どういう位置にあるのか、宇宙の意志から見た時、どこに位置しているのか、そういった発想が自然に起こるようになっていきます。自分のあり方、自分の存在価値が神の意志や宇宙の意志の中で感じられるようになっていきます。そうすると人間としての行動がその観点から動くようになり、自分の存在価値がもっともっと自然のものとして感じられるようになっていきます。自分の意識の流れをそういう観点で感じ、その方面の波動を開発するようにしてみてください。

Toshiyukiさんの意識の流れを見た時、あなたの光の中における役割として自分の理解したこと、悟ったことが周りの人にどのように影響し、また現実に変化を与えていくか、それに向けてのある特別な波動を身につけております。自分が何かを理解し、何かを悟った時、それが周りや現実に何らかの影響を与えていく。しかしあえて説得したり、あえた行動に移すとそれは、おかしな波動に変化し、周りの場を崩していきます。説得させたり、わざと見せるのではなく、まったく別の波動でそれらを現していく必要があります。まだその部分の本当の波動が活性化されていないために、どうしても今は言葉や行動で現そうとしてしまい、それによって場が噛み合わなくなる場合があります。言葉や態度ではなく、まったく別の波動で自分の真理を現実の中に投影させていく、そのやり方に早く目覚めて、自分のものにできるようにしていってください。

Noriko.Kさんの意識の流れを見た時、あなたの意識の波動の中にあなた自身がこれまでの長い間、育て、身に付け、育んできた愛の波動が入っております。この愛の波動があなたから現実に流れていく時、周りの人との関係で波動が少しずつ変化して広がっていく傾向があります。単純に人々のハートに繋がり、愛と認識される場合と、別の波動と一緒になってその人のエゴのところをくすぐっていく波動に変化し、その時々の状況や人間関係によって微妙に変化していくのです。したがってある場合によっては素晴らしい愛として感ずる場合があれば、ある場合にはその人のエゴをどんどん増長させていく波動に変化していきます。でもこれはあなた自身から見たら、両方共愛の波動として出されており、あなた自身にはそこには何の問題も感じておりません。これは宇宙から見た時、とても面白い現象を創り出していきます。あなた自身には罪の意識はなく、何の問題も感じていないにも関らず、相手の方ではどんどんエゴ的な波動や不快な波動で場がおかしくなってしまう、これは宇宙から見た時、まだ完全な愛にはなっておらず、そこに大いなる知恵や理性が要求されてきます。これからのあなたの学びにおいてこれが大きなテーマになってくるでしょう。理性を発達させ、本当の愛とは何であるのか、ただ相手が喜び、うれしくなれば愛というだけではなく、理性が伴わなければならないのです。それに向けての大いなる学びが始まっていくでしょう。そしてそれはあなたに大きな成長をもたらすでしょう。あなたがどうかこれに取り組んで素晴らしい愛を身に付け、多くの人々にこれが本当の愛だという証を与えていってください。

Yasuhiroさんに意識の流れを見た時、あなたの学びの素直さ、純真さにはかなり以前から多くの宇宙の仲間たちが喜びを持って眺めております。あなたからすればいくらやっても実感が伴わない、現象的に見て何も手ごたえがないという状況があるでしょう。私たちから見た時、日ごとに大きな成長の跡があり、スピリチュアルなレベルにおいては、ここ数ヶ月において大きく変化を遂げております。ただあなたの自覚から見て、何か証を感じたい、明らかに意識で知りたいという思いがある時、それなりのトレーニングの仕方があるのです。今までの勉強法ではまだそのトレーニングの部類には入っておりません。オーラを見るにしても、チャクラを活性化するにしても、それに向けての個別のトレーニングがほとんどなされていないために、実感が得られないだけのことです。もしこれからそういう実感を得たいのであれば、それに向けてのトレーニングをやってみることをしてみてください。

Ritsukoさんの意識の流れを見た時、あなたのこれからの活躍を見た時、今あなたに対する宇宙のいろんな者たちの視線はとても熱いものがあります。これまでのいろんな体験から身に付けてきた意識、自分なりの思い、そして今身に付けている素晴らしい波動、でもそれらを自分でコントロールするということがまだ未熟であるために、自分でも何をどうして良いのか分からない段階にあります。これからそういった能力をいかにコントロールし、自分のものとしていくか、それによって今後の大きな働きが確実にあなたのものになっていきます。そういった能力をコントロールするトレーニングとしてやはり瞑想的なこと、奥深いレベルにおける意識の使い方はとても大切です。自分の瞑想をうまく行ないながら、自分の波動をコントロールしていく、是非ともその能力をマスターしていただきたいと願っております。

Noriko.Iさんの意識を見た時、あなたの光が少しずつ、少しずつ純粋なものに近づいていき、今ではかなり以前とは違う様相になってきています。心が素直であるから現実化してきたのでしょう。でもそれに付け入る人間や存在も後を断たないために、いかにそういったものに誤魔化されず、利用されずに自分がしっかり生きていくか、自分の信念を通しながらもそういった邪魔やコントロールに冒されることなく、いかに自分の道を歩いていくか、これが大きなテーマになってきます。純粋なものほど利用するものが必ず近づいてきます。それを常に意識したうえで人間関係を楽しいものへとつくっていってください。

Kenjiさんの意識を見た時、あなたの魂のパワー、思い、そしてこの地球で成し遂げようとする力はとても強いものがあります。あなたの魂は本当に今この地球で大きな働きをなそうと考えております。あなたの肉体レベルで実感できなくても、魂はとても強い思いを持っております。それをあなたの肉体を通していかに実現させていくか、あなたが時々、心が熱く急に何かをしたいと思う時、それは確実に魂からやってきております。無性に何かをしたくなる、是非とも早くこれをやりたい、それはすべて魂からの思いです。そういった思いを感じた時、ストレートにそれを表現し、行動に移していく、そういったことを繰り返していくと、スピリチュアルな面においてもそれがそのまま行なわれるようになり、必要な時にすぐに行動に移す、思いが来たらすぐに実行に移す、そういった関係ができるようになっていきます。そういったやり方で自分と魂の繋がりを強いものへとしていってください。


皆さん方、一人ひとりは素晴らしいハートを持ち、愛を持っています。本当に地球を平和にしようという思いを持っています。いろいろ話し合うとき、確かに意見の食い違いや気に障ることもあるでしょう。自分にとって不快な表現を取る人がいるかもしれません。

でもそこに意識を向けるとせっかく身に付けている愛が元も子もなくなってしまいます。是非とも周りの人の言葉一つひとつに気を取られず、意識を向けることなく、大きな観点で愛を育み、皆さんの愛がもっともっと地球レベルで良い影響を与えるように協力し合っていってください。それでは少し休憩を取ります。ありがとうございました。


C一人ひとりは愛を求めながら混乱を招く

私たちは光の仲間としてお話をいたします。皆さん方の一人ひとりの思いはとても熱く、本当に真理を表現し、地球を素晴らしい社会にしたいと望んでおります。この地球をシャンバラの世界にするために、真実を語り合い、真実を表現し、相手の真実を受け入れ、お互いが真実の中で生きていく、本当にそれを願っております。

一人ひとりがそれを願い、そこに向けて歩み、その過程において感情的なトラブルや好みの違いがあってもお互いにそれを認め、許していけば、確かにシャンバラはできるでしょう。ところが多くの人にとって大きなテーマになるのは、自分は自分のできる範囲内で頑張っても、自分の手には負えないトラブルがやってきた時、地域の規模や社会、国という単位で大きな問題がやってきた時、自分一人ではコントロールできず、自分の力ではどうしようもできないと感じられた時、急に大きな挫折感、失望感がやってきて、自分はこれだけ頑張って真面目にやっているのに、社会がうまく反応しない、自分の生活や家庭において協力し合っているのに国が動かない、こういう現実が実際に起こり、いくらやっても何も変わらないという意識を持ち始める場合があります。

これからの流れをうまく進める場合にこういう状況が起こった時、国や社会が自分にとって、否定的な感覚や自分の方向性と違うように見えても、決してそこに意識を合わせないでください。自分は自分の流れている場、自分の体験している場だけをしっかりと見つめ、そこにおいて愛と希望をみなぎらせ、自分は真実の道を歩いていく、これで十分に皆さん方は常に真実の道を歩き、シャンバラへと確実に歩くことができるのです。

社会や国で自分の思惑と違い、いろんな現象が起きたとしてもそれはある意味では、幻であり、幻想なのです。皆さん方の歩いている現実、これが皆さん方にとっての今なすべき役割なのです。今の自分の直面している現実に愛と光、希望や勇気を与えていく、まずはそれをしっかりと理解していてください。

確かに現実に社会や国が混乱し、戦争が起こったりした時、それにとらわれ、いろんな思いが湧いてくるでしょう。

皆で協力し合い、愛や光を与えたり、瞑想で祈りを捧げることはそれは当然やっても問題はありません。しかし、不安を持ったり、失望感や挫折感を持つと、余計に混乱を増す方向へと行ってしまうのです。決してそういう思いを持たず、自分の歩く道をしっかりと歩き、自分の目の前にある現実に愛と光を与え、そして周りに見える景色については良いところだけを常に見ていく、否定的な思いを一切入れない、そういう観点でこれからしっかりとシャンバラの道を歩いていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2003 CentralSun
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