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2002/2/18■月曜交流会から

神は偉くはない

@神の意識と自分の意識

私は、光のマスターという部類に属する存在と思ってください。皆さん方の世界からは神と呼ばれたことも何度もあります。先ほど、神という概念についていろいろと話がなされ、余計に分からなくなった人がたくさんおりました。私たちは、真実を伝えようと思っても皆さん方の物理的な脳という制限の枠内で真実を理解していただくのはとても難しいことを理解しております。

皆さん方なりに真実を理解し、自分と神との関係を整理したいという気持ちはよく分かっております。でもやはり、言葉という表現方法で真実を伝えるのはとても難しく、やはりそこには限界があり、漠然とした概念しか理解できないことを知っていただくしかありません。その範囲内で少しずつ説明をしてみたいと思います。

そもそも神という言葉は、古代の人間が自分たちを支配するもの、自分たちの上にいるものという概念で創り上げた存在といえます。これは当時の人間がそういう考えを持ち、自分たちを支配するもの、自分たちの上にいるものという思いから創られ、そしてそれがずっとこの地球上に残っているエネルギーといえます。

私たちの世界において、神という存在は上にはいません。支配しているわけでもありません。そのために私たちが使う神という言葉を皆さん方の言葉の神に置き換えると、実はこの段階でかなりの矛盾を創り出してしまいます。私たちは、私たちのすべての大元であり、根源であり、意志であり、原初のものを神と理解し、そこには尊敬や、感謝の気持ちは入っていても、支配するとかコントロールするという思いは何一つ入っておりません。

しかし、人間的な神という言葉に降ろされると何か自分をコントロールし、管理し、見守り、あたかも一挙手一投足、監視している存在かのように感じられてしまいます。この段階で私たちの神と、皆さんの神はまったく違う状況を創り出してしまいます。これから神という言葉はあくまでも私たちの理解している大元、根源なるもの、すべての始まりを指すことにします。私たちが神と称する場合、それがいかにも私たち一人ひとりに明確に思いをよせ、生かされ、エネルギーを届け、自分と直接的な繋がりがあるものを神と称しております。

この神が明確に自分の出発点にあり、自分はその神から送り出され、何らかの役割があり、その意志もとで動いているという感覚があります。この神が皆さん方の言葉でいう太陽系の神なのか、銀河系の神なのか。

私たちは、この光の世界の中でいろんな探求をしながらも、神々における世界を学んでおります。光の世界においては、いろんな神々が複雑に関与し、そこから送り出されてきたいろんな存在たちの関連によって進化がなされております。太陽系の神、こういう場合には、神とは言っても太陽系を生み出す段階の存在であり、まだ宇宙の法則を理解するには初歩的な理解しか備えていない神と言えます。でもこういうレベルの神々たちがいろんな惑星を創り、太陽からのエネルギーによって惑星を進化させるという学びを続けております。

皆さん方の地球に関しては、太陽系の神はとても進化した神であり、皆さん方の言葉で言うエロヒムの仲間としてこの太陽系を管理しております。一般に地球の人々は、このレベルは神として理解することができず、宗教的なレベルでもこのレベルを神として扱われたことはありません。もう人間としての領域をかなり終えており、まったく人間とは違う意識の中で進化をしているからです。

今までの歴史的な流れの中で、地球の人々によって神と崇められたものは、ほとんどがマスター、あるいは光のマスターの仲間であり、皆さん方の人間とある程度意識的な接点を持っている存在といえます。意識的な接点があるから神としてとらえたり、神からコミュニケーションを受けたりすることができたのです。

この太陽系を司っている神はもう人間的な意識とはかなり違うために直接的なコミュニケーションはとても難しい段階にあります。そのため人間との接点がほとんどないために人間の意識でとらえられたこともありません。それ故に神として感知されたこともありません。

もうこれで理解できると思われますが、皆さん方のレベルで神として理解できるのは、何らかの人間的な接点、意識的な接点を持っているものであり、意識的な接点がないものは神としてすらも接触することができません。

エロヒムという神が皆さん方に何度も紹介され、時にはメッセージを与えたこともあるでしょう。この場合は、この宇宙を司っているエロヒムそのものの意識ではなく、エロヒムの意識によって創り出された人間的なエネルギー体、あるいは皆さん方の意識との接点に交わりを持つようなエネルギー体、そういう風に理解をしておいてください。エロヒムが皆さん方人間とコミュニケーションをとりたいと思って皆さん方の意識に限りなく近いレベルのエネルギーを創り、そして意識的な接触を行なっており、そういうエネルギー体を皆さん方はエロヒムと呼んでおります。

他の神々たちも同様であり、実際には存在そのものは皆さん方と意識的な接点のほとんどない存在がたくさんおります。でも皆さん方と接触をとろうとして皆さん方の意識に限りなく近いエネルギー体を創り、それを皆さん方の意識に触れ出すことによって皆さん方がエネルギーを感じたり、光を見たりして、神と出会ったという表現をします。その場合、神の意識から創られた一時的なエネルギー体を皆さん方は神として崇めたり、黄金の光として表現したりする状態を創っております。

私たちはあくまでもそれを創り出している本質的な意識の大元の方を神と呼んでいるのに対し、皆さん方はそこから送り出されてきたエネルギーとか、意識の断面を神と称していることになります。その段階において私たちが話す神と、皆さん方が話す神とではかなりの違いが生じてきます。

したがって皆さん方が神を感じた、神と出会ったという時、皆さん方の意識と接点を持つエネルギー体、こういった存在たちと出会い、エネルギーをもらい光を感じたという状態が何度もあります。そして、神の大元はそれをとても喜びとし、皆さん方の意識と繋がりがとれていることにとても大きな感激を抱いております。何故ならばそういう経験を何度も繰り返すことにより、皆さん方はそのエネルギー体と接触を持つことがどんどん深くなり強くなり、いずれはさらに高いレベルの別のエネルギー体と交わることも可能になってくるからです。

そして高いレベルの神のエネルギー体との交流がはじまり、皆さん方の意識そのものが成長をなすことになります。そしてさらにそれを続けるとさらに高い波動のエネルギーと接することになり、皆さん方の意識もさらに高い波動へと進化することになります。こうやって皆さん方が徐々に徐々に神の本来のところに近づいてきます。これを成長と呼び、進化と呼んで私たちは皆さん方を招いているのです。

皆さん方一人ひとりがどこまで進化を重ね、体験していけば、最終的な神に出会えるのか。私たちもそれを教えて欲しいくらいです。私たちも肉体を持ったレベルから今に至るまでに地球時間でいえば、何億年という時間を経験したことになります。しかしこれは、必ずしも何億年もの間ずっと皆さん方が体験しているようなイヤ〜な毎日を過ごしたというわけではありません。ほとんどは喜びに溢れ、希望があり、楽しく、いろんな仲間と話し合ったり交わったりして体験を重ねてきました。宇宙における体験は本当に素晴らしく、ある意味では皆さん方が瞑想で体験したとても面白かったこと、とても良かったこと、これの連続が行なわれていると思っても構いません。

新しい喜びがあり、発見があり、また涙して感激しあうところもあります。したがって、何億年という体験をしたといっても、辛いとか、永いという感覚は何一つないのです。ほとんどの地球の人は何億年も生きたというと、へぇ〜〜〜、つらそうとか、なんでぇ、とか、そんな感覚を持っていきます。それはたまたま皆さん方が体験してきた数十年をそのまま何億年間も延長しただけに過ぎません。それは私たちでさえもイヤです。とんでもありません。そんな生活だったら自殺するマスターもいるでしょう。でも宇宙はとても素晴らしく、本当に喜びに満ち溢れているのです。人間だけもってしてもとても素晴らしいエネルギーがたくさんあるのです。

おそらく皆さん方が四次元なり、五次元なりで体験する場合でも、いろんな人間に出会うことになります。今、地球上にいる人間がすべてではありません。肉体を持っている人間は本当に地球にいる人間のほんのわずかなのです。肉体を持っていない人間もたくさんいて、それぞれが素晴らしいエネルギーを持ち、特徴を持ち、とても素晴らしい存在なのです。頭が本当に良い存在もいるし、工夫があり、創造に満ち足りた人間もいるし、とても面白おかしい人間もいます。そういった人間と一緒になって生活するだけでも、毎日がとても楽しくなってきます。

四次元で三千年。そんなに経験するの? ほとんどの人はそう思いましたよね。でもあっという間ですよ。いろんな人間と出会い、いろんな発想と出会って、あっという間に三千年が過ぎてしまいます。そして五次元に行ってまた全然別の発想、全然別の種類の人間に出会います。そして人間の意識、意識そのものをもっと深いレベルで学ぶことになります。意識というものは何だったのか。どうやって意識からいろんなものが生み出され、創られ、感情さえも創ってきたのか。意識についてもっともっと学ぶことになります。意識について知りたいというテーマがありました。五次元に行くといろんな意識を学ぶことができます。意識からいろんなものが創り出されるからです。

そして六次元に行って、皆さん方の地球でやるべきことすべて設定し、創った大元たちがそこで学び、計画し、予定を創っている仲間たちがいます。この地球で何をなすか、この地球をどうするか、地球の進化というレベルで考えている存在たちがたくさんいます。そこで惑星の進化、惑星の成長、いろんなものを学ぶことになります。地球がどうやって誕生し、どこに向かい、どういう流れを通っていくのか。深いレベルで地球を学ぶことになります。そして地球について理解し、人間としての役割も終えた時にこの地球から離れ、そして高いレベルでの学びが進むことになります。

その頃には生きていることがとてもうれしく、機会あればまた肉体を持っていろんな惑星で体験したいという思いが強く溢れてきます。そうやっていろんな思いを馳せているときに神からのいろんな思いを感じて、自分が行くべきところ、学ぶべき宇宙や星がだんだん感じられてきます。ある人は宇宙船に乗ってどこかにつれていかれるでしょう。ある人は自分の能力をフルに使って瞬時に他の所に移っていくでしょう。ある人は神々の仲間がいっぱいやってきて、一緒にどこかに進むことになるでしょう。こうやっていろんな宇宙を旅しながら、さらに自分の成長を喜びとして体験を重ねることになります。

このレベルまで進化すると神という感覚がかなり違ってきます。もう当たり前であり、神の中の一部として動いているという感覚が自然に備わってきます。皆さん方はまだその実感がないために神を論理的に理解し、神を段階的に捉えたり、どの神がえらいとか、どういう順番かという風に神を理解しようとします。でも本当に自分が神の一部と分かってくるとそういう区別がまったく無意味になり、単に自分は神の中にあるという思いだけですべてが満足であり、いちいち神を区別したり、詮索する思いがまったくなくなってきます。そしてそれ自体が神の一部であるという証にもなります。つまり神になっていない人ほど、神を論理的に話したり、神を比較したりすることをしがちなのです。本当に神に近づいてくると神についての論争をしなくなってしまうのです。

でも皆さん方の意識レベルにおいて神について話すことはとても良いことです。何故ならば、神について話すとき、必ず神のエネルギーがやってきています。皆さん方が思いを馳せ、神を想像する。想像した通りの神の姿で神はやってきます。人間的な神を想像した時、本当に人間的な神がやってきて皆さん方にいろんな思いを伝えようとします。人間的でない神を想像した時、それぞれのイメージに応じた神が本当にやってきます。光のようなもの、波動のようなもの、それぞれの想いに従って神はやってきます。

したがってどんなテーマにしろ神を口に出す時に、神はやってくるのです。神は今の皆さん方に何とかして近づき、一つになろうとして一生懸命頑張っております。皆さん方一人ひとりと繋がれる可能性のあることをすべて行ない、何とかして意識的な接点を創ろうとします。イエスが神と思っている人がいれば、イエスの姿でやってきます。アマテラスが神だと思えばアマテラスの姿でやってきます。動物的な存在が神だと思えば、動物的な姿でやってきます。皆さん方が神と信じている概念そのものを使って神は自由に現れてくるのです。

やっぱり神はアマテラスではなくてエロヒムだ、そう思った瞬間にアマテラスの姿からエロヒムの姿に変えてやってきます。でもその本質は同じところからやってきます。すべて皆さん方の意識に合わせて変えているだけであり、それ自体が神なのです。つまり神というのは皆さん方の意識と自由に接することができ、姿、形を限定させずに、いつどの時点においても皆さん方の意識と接触することができるのです。

ある意味ではこれは神にしかできません。他の存在たちは、皆さん方と接するためには何らかの条件があるのです。許可されているもの、同じ仲間やグループにいて、その同じ波動の中で意識的な接触ができるもの、こういった条件がない限り皆さん方と接することはできません。したがって、他の存在やスピリットがやってきたとしても、許可が得られていなかったり、グループでも仲間でもガイドでもないものは皆さん方の意識と繋がることはできないのです。でも神はいつどの時点でも皆さん方の意識と接触することができるのです。

皆さん方から見た時に、自由にやってくる神。アマテラスと思えばアマテラスになり、イエスと思えばイエスになってやってくる神。この本質的なものを探ろうとして皆が学びを進めていくでしょう。それはそれで自由に進めて構いません。でもいずれそういったことが無駄であることが分かってきます。イエスではなくてこうだ、そう思うとそういう姿でやってくるし、自分がどのような概念を創り、つまり成長し、理解を深めようとも常にそれに合わせた姿でやってくるために無意味であることが分かってきます。

所詮は自分が思った通りにやってくるだけであり、それはその時、その時が神との接点になっているだけであり、それ自体に意味がないことが分かってきます。一番大切なのは、そういう神がいるということ。それを信ずることが大切であり、それだけで十分なのです。皆さん方にとってもそういう神が必ず存在しております。それを皆さん方がどのように呼ぼうとも構いません。単に神という言葉で呼んでも構いません。

これからのいろんな学びにおいてその神との接触がどんどん増えてくるでしょう。直接エネルギーを感じたり、光を受け取ったり、アドバイスをもらうことが増えてくるでしょう。それが神の喜びであり、そして皆さん方がどんどん成長していくからです。皆さん方が成長をしはじめると、その神の思いがどんどん感じやすくなり、そして神が思ったことを皆さん方が瞬時に行動に移すようになっていきます。そのうちに神からの言葉やメッセージをいちいちもらわなくても神の思いを自然に実行し、行動するようになっていきます。

これは、皆さん方が神に入っていく一つの流れであり、いわゆる神との一体化という現象を意味していきます。皆さん方が神になる。先ほど質問がありました。今、話したような本質的な神をイメージした時、そこの神の思いをそのまま皆が具現化し、行動に移していく。もう自分は神の一部であり、神そのものである。そういう思いがだんだん強くなってきて、そのうちに自分の思うことはすべて神の思うことになり、自分の行動は神の行動である、それが感覚的に分かってくる時期があります。これは完全に神として行動している段階になります。

皆さん方が肉体のレベルでこれを実現させた時、またそれがアダムカドモンという肉体の中で演ずることができるようになった時、とても素晴らしい働きをなすことになるでしょう。本当に神として、神の役割を肉体レベルで演ずることになるのです。その場合、肉体を持った皆さん方は本当に肉体を持った神として自分の役割を演じていきます。そして皆さん方は肉体を終えた時、魂からスピリットへと波動を高めて、意識を成長させていきます。肉体レベルで神になり、魂やスピリットでのそのエネルギーを維持していてもやはり自分が体験したいこと、成長したいことがたくさんあります。

神の一部であっても、もっともっと興味を持って勉強したいこと、広げていきたいことがあります。そしてそれは、自分の宇宙を創るのに必要な経験の場合があり、自分の宇宙を創るための場として神がいろんな場へ案内してくれるというのが感じられてきます。いろんな星々で体験したり、いろんな宇宙で体験することが自分が自分の宇宙を創るために必要な経験であることが感じられていきます。皆さん方は、そういう経験をすることによって自分が宇宙を創るという体験を進めていくのです。

したがって、自分は神である。そう思っていても宇宙を創る場合の意識と、まだ宇宙を創るという意識がない場合があります。人間のレベルで、私は神だ、そう思っている時にはまだ宇宙を創るという意識はありません。でもいろんな体験をとおして皆さん方は本当に宇宙を創るというレベルにまで進化していくのです。そしてそれに必要な体験をあらゆる世界で身につけていくのです。

そして皆さん方が宇宙を創っているとき、自分の創り出した宇宙の中にいる生命体から皆さん方は神として崇められ、感謝され、認識されることになります。その場合、皆さん方が創り出している宇宙の中の生命体にとって皆さん方は本当の神になります。皆さん方がどういう宇宙を創り、どういう生命体を創っていくのか。私たちも楽しみにしているのです。今体験していることもそれに向けてのいろんなプロセスの一つなのです。人間としての行動の一つひとつがすべてそれに繋がっていきます。

そう考えると肉体のレベルにおける一日一日の体験がとても貴重であり、本当に無駄にすることのできない時間の流れになります。多くのものが後になって、人間の時にもっとちゃんとやっておけば良かった、もっと人を愛し、もっと人と話をすれば良かった、そう思うときがあるのです。皆さん方も今のうちにいろんな体験をしておくと、とても素晴らしい宇宙を創ることができるのです。わずか数十年しか皆さん方は肉体を使うことができません。とっても貴重な日々なのです。

皆さん方がこの貴重な体験を通して地球上でいろんなエネルギーを使い、交流し合い、そしていずれは神となって宇宙の中で素晴らしい働きが演じられるのを楽しみに見ております。


A神であることを信じることの重要さ

私たちは、光のマスターとしてお話をいたします。今の話にあったように皆さん方は、神に繋がり、常に神の一部を具現化しております。でもほとんどの人は、自分が神という意識はまだ目覚めておりません。いくらそう教わったところで実感がない限りは、意識的に表現できず、また行動で現すこともできません。

皆さん方が神と本当に繋がって自分がその一部であり、肉体を持って神の意志を表現してる。それを実感できたとき、神の素晴らしいエネルギーが皆さん方に流れてきて、これまでとは違う現実が次々と展開することになります。皆さん方が神と一体化するために今持っている制限、まだ神にはなれないとか、未熟とか、限界のようなものをすべて取り払い、本当に神の現れという意識を強く持つようにしていってください。

それを皆さん方が信じて行動に移していくと神のエネルギーは本当に皆さん方を通して使われ、神のように振る舞い、他の人に影響を与えることになります。これは、練習が必要とか、時間が必要という訳ではありません。今すぐにでも可能なのです。ですから、もう今自分は本当に神の一部であり、神が意図したことを自分は演じている、それを信じて過ごすようにしていってください。


神の世界についての話がなされております。多くの人にとってまだ理解しづらく、納得できない領域もあるでしょう。でも今の段階においてはまずは信ずること、感ずること、これが大切です。理解する前にまず感ずる、信ずる、尊重するということを先にやって、そこから神の正体を少しずつ紐解いていくようにしていってください。それでは少し休憩をとります。ありがとうございました。


B罠にはまらないように

私たちは遥かなる世界からお話をいたします。私たちは、以前皆さん方の前でお話をして、そしていろんな気づきを与えていきました。この地球における封印を解くためのヒントを与え、一人ひとりに繋がっている落とし穴やそれぞれのしがらみなどに関しているエネルギー的なものを話していきました。今日は、一人ひとりのそういう波動をいかに克服し、そして日本や地球レベルにおいてそれらのエネルギーから解き放たれるかをお話しいたします。

以前は一人ひとりに繋がっている罠や落とし穴を説明し、いかに巧妙に、いかに自然に皆の中に罠をしかけてきたかをお話しいたしました。こういう風に巧妙に巧妙に一人ひとりの意識の中に入り込み、皆さん方が正しいこと、常識と思っていることが実際には神から遠ざかり、神の意識と分断させる仕組みを創り出していったのかが明らかにされております。皆さん方が神に近づき、神の元に戻るためには、このような仕組みを完全に切り離し、解放し、何一つ彼らの誘惑に負けない状態になる必要があります。

そのやり方として一人ひとりが自ら自分の手で克服し、そこから抜け出て、そして一人ひとりが自分の力で神の世界に戻ってくるという説明をしました。多くの人がそれに対し、否定的な考えや困難を感じておりました。確かに今の皆さん方の意識レベルでは、自分の力で振りほどき、解放し、解き放つというのは難しいかもしれません。いくらそれをしようと思っても、そうしようと思うと同時にまた巧妙な仕組みが創られ、何かのツールを使い、何かのやり方をして解放しようと考えるパターンが身についているからです。

素直に神の力で、自分の素直さで時間をかけ、ゆっくりゆっくりと罠から出てくるという流れを選ぶ人はほとんどいないからです。多くの人はヒーリングやリチュアルで瞬時にして解放される、一瞬にして解き放たれるという思いを持っているために余計に罠に入り、落とし穴にはまってしまうのです。そのために自分が落とし穴から抜け出ようとして余計に深みにはまってしまうのです。

でも皆さん方は今、リチュアルマスターという学びの中でツールを手にし、ツールの使い方を学んでおります。せっかく与えられたツールがあり、そのツールを有効に使うことによって神に近づく。しかし、実際にはツールを使うと同時に余計に落とし穴にはまってしまう。こういう矛盾の中で、今どうしたら良いのか、何を信じたら良いのか、その迷いが出ております。

リチュアルマスターとして与えられているツールは、恐らく何百種類にもなるでしょう。そして多くの人がそれを使ったり、設定して自分が光に近づきやすい状況を創っております。これはこれで問題はなく、他の人に比べて本当に光に満ち溢れた空間があり、マスターや天使にコミュニケーションしやすい聖地を創っており、実際に呼べばいつでも彼らがやってこれる環境になっております。リチュアルマスターはそういったツールを使いこなし、この地球において人間の意識レベルを高め、地球そのものが落とし穴から抜け出る役割を演じることになります。

そういうツールを手にしながら、何故さらに落とし穴にはまってしまうのか。それはリチュアルマスターの学びが悪いとか、ツールが悪いとかいうレベルではないのです。もっと根本のレベルがあるのです。そもそも何のためにリチュアルマスターになったのか。リチュアルマスターで何をなそうとしているのか。本当に地球をこの落とし穴から救い出し、人類の意識レベルを高めようと真剣になっている人がどれだけいるのか。リチュアルマスターを手にすれば、何かえらくなった感じがする。他のヒーラーやチャネラーよりも認められた感じがする。宇宙から認められ、自分自身がえらくなった感じがする。これが落とし穴なのです。

こういう気持ちを持っている限り、ツールを使えば使うほど、落とし穴にはまっていくのです。リチュアルマスターの学びとか、ツールのせいではないのです。それをリチュアルマスターの学びのせいにして否定したり、あるいは他の人の前で口に出すこと、これが落とし穴であり、光でないもののやり方です。皆さん方はリチュアルマスターとしての学びにある以上、軽々しく口に出してはいけません。否定的なことを口に出すことは絶対にしてはいけないのです。

ここにはリチュアルマスターでない人もいます。まだまだ学びはじめてわずかの人もいます。そんな人の前でリチュアルマスターの存在そのものを否定するような発言は絶対にしてはなりません。もうそういうことを口にしている段階、闇の誘惑の中に入っているのです。これは単なる学びやアサイメントとして見逃すことはできません。とても大切な発言なのです。リチュアルマスターの人々は自分の言葉の一つひとつにもっと責任を持ち、その重大性を感ずるようにしていってください。


それでは最後に簡単にアドバイスをしていきます。

私たちは、神という観点での説明をしてきました。皆さん方一人ひとり神に繋がり、神を具現化し、神として行動する。それを意識的に捉え、行動する時期に入っております。それに向けての簡単なアドバイスをしていきます。

Kyokoさんに関して、あなたの意識と神の意識との関連を見た時、神はあなたに何度も何度も手を差し伸べ、目の前であなたにささやきかけ、接しようとしております。そしてその内のいくつかはあなたにも感じ、あなたは本当に神の息吹を肌で感じたこともあります。ただ所詮は明らかに自分の意識レベルで感じていないために本当に自分が神の現れであるという思いに自信が持てなくなっております。自信が持てない、これは人間レベルでは仕方がないのかもしれません。でもこれを克服する必要があります。自信が持てようが持てなかろうが、やはり神は本当にあなたの目の前で手を差し延べやってきているのです。そしてあなたの成長を見守り、あなたが本当に神と一体化して行動できるまで、常にいつでも現れてくるのです。あなたの現実の一つひとつ、神がすべて設定しております。その現実をまず受け入れてください。現実を素直に神のものとして受け取ってください。

Michikoさんの意識と神との繋がりを見た時、神はいろんな手を使ってあなたにやってきております。あなたの考えに従って柔軟に姿を変え、柔軟に表現方法を変えてあなたの所にやってきております。そしてその内のいくつかはあなたにすでに感じられ、受け取っております。ただ神があまりにもいろんな姿を使い、いろんな現れ方をするためにかえってあなたの方でまごついております。どれが本当の神なのか。すべて本当の神なのです。あなたがそれを本当に受け入れない限り、このゲームは続いていくでしょう。いつかの時点でそれを本当に認め、いろんな姿がすべて神である。それが心から分かった時に初めて神はあなたにいろんな本当のことを見せるようになるでしょう。

Norikoさんの意識と神の意識を見た時、あなたの真面目で誠実な光が常に神に届き、神はそれをいつも見て希望を持っております。あなたの輝きが確実に神に届き、神はいつでもあなたの光を確認し、見ることができるのです。そのためにどんなに遠くにいてもあなたの光を感ずることができるために、わざわざあなたの前に出向く必要もなく、いつでもあなたに必要なことを遠くから与えることができます。それがあなたにはかえって遠い存在のように感じられているようです。でもあなたの光は遠くからでもいくらでも見ることができるために、それで十分なのです。決して神は遠くありません。いつでもあなたの光を見て必要なものを与えることができるのです。神はいつでも自分に必要なものを与えている、まずそれを信じてください。

Isaoさんの意識と神の意識を見た時、あなたの人間的な意識レベルは私たちにはやはりとても認識しづらく、そのままではあなたの意識を確認することはできません。そのためにいろんな存在を使い、いろんな存在を通じてあなたの意識を感ずるようになっております。これはあなたが自らつくり、自ら設定したために、あなたが自分でこれを修復しない限り私たちに繋がることはできません。私たちがいくら願ってもあなたが自分で克服し、自分で修復しない限り実現することはできないのです。あなたが自分でこの意識レベルを私たちに繋げるためには、人間的な制限を本当に自分の力でふりほどき、自分の力ですべて実現させることが必要です。あなたは常に誰かに頼り、誰かにやってもらうという意識で動いていきます。これ自体が罠にはまっており、自分のできる能力を常に阻害していきます。自分の力で行なう、自分でやる、本当にその力をフルに使ってください。

Shogoさんの意識と神の意識を見た時、あなたの光輝く意識は神の世界でとても面白く感じられております。そしてそれは宇宙の仲間にも感じられ、宇宙の仲間がその意識をどのように成長させるかいつも考えております。あなたの意識が宇宙のいろんな仕組みによって変化し、地球の中でいろんな活動をしている時、それの効果がとても面白く、私たちはそれを確認しながら満足感を得ております。あなたの行動の一つひとつが、動きの一つひとつがいろんな波動を与え、宇宙に刺激を与えていきます。それ自体が神の喜びに繋がり、神は満足感を持ってあなたを見ております。

Keikoさんの意識と神の意識を見た時、神はいつもあなたにささやきかけ、話しかけ、メッセージを送っております。あなたはそれを受け取っている時と、明らかに無視する時があります。そのフィルタの作業が今ずっと行なわれております。自分の思い込み、勘違いが時々あり、そのために神の思いをわざと無視する場合があります。そこにはいろんなエゴ、勘違い、一人合点、いろんなものが入ってきます。そういった人間的な意識をすべて排除して、純粋な神の思いだけを受け取る、それが急務になっております。なるべく純粋なままで神の意識と繋がる、その作業をどんどん進めるようにしていってください。

Minoruさんの意識と神の意識を見た時、あなたの意識がどんどん変化してきて、神に感じられる波動になってきております。これは神から見て、とても理解しやすい波動であり、今の典型的な人間の意識レベルになっております。そしてこの人間の典型的なレベルを使って、いろんなことを神が考えることができます。あなたになしてうまくいったことは、他の人間に対しても効果があり、ある意味では他の人間が経験すべきことを先にあなたに経験させる場合があります。そして、それは神にとってとても良い効果を与えていきます。神はそうやって今あなたと一緒になって具体的な作業を進めております。

Kenjiさんの意識と神との意識を見た時、あなたの意識がかなり純粋に近づいてきて、神の本来持っている素直な波動に近づいてきております。神自身が持っている謙虚さや素直さ、純粋さに少しずつ近づき、それをあなたが現せるようになってくるでしょう。今の段階においてあなたが経験すべきことが少し残っており、これを本当にクリアすれば、常にあなたに純粋なるエネルギーが流れ続けることになります。この練習はそんな難しくありません。自分の日頃の中で純粋なるものをただ見つけ、維持し続けるという思いを常に持つようにしておいてください。

Yasuhiroさんの意識と神の意識を見た時、神はもうすでにあなたの中に入り込み、あなたの体を使って行動しようとしております。あなたの意識の中ではまだいろんな迷いがあり、思いがあり、混乱があって、確実に進むのに躊躇があったり、まごつくこともあるようです。でもしばらくはそれでも構いません。自信が持てるまではいろんなことをやってみてください。その内にスムーズにいくもの、満足感が得られるもの、本当に良いものがだんだん分かってきます。そして自分が思っている光の道、神がやろうとしているもの、いろんなものを組み合わせて、自分の人生の中でうまく進めることができるようになるでしょう。そうやって神との一体化を進めていってください。

Yukikoさんの意識と神の意識を見た時、あなたの肉体レベルではいろんな可能性があり、いろんなことを試すことができます。神はいろんな存在をあなたに送り込んで、あなたにいろんな役割を演じてもらっています。あなたにとってはあまりにもいろんなことがあるために、毎日が忙しく時間的にもうまくペースがつくれないかもしれません。神はいろいろその調整を取ったり、なるべくあなたに負担がからかないような状況を創ろうとしております。ただいろんなマスターがあなたを使って役割を演じようとするためにそのバランスをとったりするのにいろんな状況が創られていきます。あなたの満足感や喜びに応じて、その辺のバランスが取られていきます。そのいろんな状況もすべて神の許可のモトで、またあなたの同意のモトで行なわれているという風に理解をしておいてください。

Izumiさんの意識と神の意識では、あなたの光が十分に広がり、いろんな次元世界に届きつつあります。それによって他のいろんな次元世界の存在たちがあなたの光に反応し、あなたに光やエネルギーを送れるようになってきております。そしてあなたはそれを使ってさらに地球に奉仕を続けることになるでしょう。もうすでに神としての役割を演じており、神が行なっていることの一部をあなたは担当しております。さらにさらに意識的な成長を行なうことにより、本当に肉体のままで神の行なっていることのいくつかの部分を行なえるようになっていくでしょう。

Atsukoさんの意識と神の意識では、あなたの光は神そのものの光であり、本当に神があなたの中に宿っております。この神は必ずしも自分が神であるという証をせず、またそれをあえて行動に出したりはしません。でも神であり、あなたの中に常に宿っております。あなたはその神のエネルギーをただ維持することだけに意味があり、また維持させねばならないのです。あなたはただ自分の中に神が宿り、自分はそのために今、一生懸命、肉体を維持している、それで十分神の証を行なっております。これを続けることによりあなたにはいつかの時点でまったく違う波動に変わる時期がやってきます。そしてまったく新しい神を感ずることになります。それまでは本当に神を宿す、そういう雰囲気で神を感ずるようにしていってください。

Makiさんの意識と神の意識では、あなたの素晴らしい細やかな光が神を常に喜ばせ、恵みを与えてきます。神はあなたの光をとても喜びとして受け取り、あなたが活動している一瞬一瞬喜びを感じております。あなたがだんだん光にも成長し、意識レベルで神に思いを向けると、神はすぐにあなたに意識を向け、あなたからの光を感じております。これからの成長によってさらにその光は強くなっていくでしょう。そしてあなたはそれを多くの人々に、他の人々に向けることによって神のエネルギーや光を他の人に広げることができます。そうすると神とあなたとの間で創られた光や波動を他の多くの人々にも広げることができるようになります。これは神とあなたとの共同作業でとても素晴らしい役割となります。自分の特徴をうまく使ってこの波動を地球全体に広げてみてください。


今日は神という観点から話がなされたり、アドバイスが行なわれました。神という存在は皆さんにとって本当に近くて遠い存在のように感じられるでしょう。自分が神だと思えば本当にそう心から感じられ、神は遠い存在と思えば本当に遠くなってしまいます。そういう風に思った通りに現実化するのも神の証なのです。どうせ皆さん方の思った通りになるのであるならば、常に神は自分と共にあり、すぐ近くにいて、いつでもやってこれるという風に信じておいた方が楽しいでしょう。これからも常にそういう意識で神と接するようにしていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2002 CentralSun
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