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2001/11/12■月曜交流会から

自分だけの波動を出せば衝突は起こらない

@ワンネスに向かう意識

私たちはハイアラーキの仲間としてお話をいたします。昨日、一昨日、素晴らしいワークをしていただき、私たちもとても満足しております。日本で行なわれたワークですが、その影響は地球全体、あるいは宇宙レベルにも影響するぐらいの、とても大きな力を持っております。これからの地球の流れにおいて、皆さん方が創り出した波動はとても大きなエネルギー的な流れをつくり、地球人類の集合意識レベルで目覚めや気づきを促進させる働きをしていくでしょう。一人の気づきがほかの人により多く働きかけたり、伝わりやすい状況を作り上げていきます。

それによって自分が目覚め、自分が分かったことはほかの人にも分かりやすくなったり、逆にほかの人が理解できたことが自分の理解につながりやすい状況を生み出していきます。それによって、人類は本当に集合意識レベルで成長しており、人類の本質はひとつであるということ、意識はつながっており、単に違う肉体レベルでいろんな経験を分かち合い、協力し合っているということに気がついてきます。ひとつであるということ、それをまずは集合意識レベルで、人類の意識レベルで体感するようになっていくでしょう。

皆さん方が意識レベルにおいて、ワンネスに向かい、一つになるということはとても大切なことであり、また今、地球人類が是非ともそれを身につけなければならない時期に来ております。まだ人類全体から見れば、意識は分裂する方向へと進んでおります。争いや分裂、境界をつくり上げることに精を出し、それが当たり前のように思っている人がたくさんおります。

今、多くの地球人類が身につけている科学や、習慣、文化、競技といったものはすべてこの意識の分裂の方向に進んでおり、個別化、断絶というエネルギーをたくさん含んでおります。したがってごく普通の社会的な生活を進めていけば、意識はどんどん分裂し、人類は破局へ向かうという状況になっていきます。今、それに目覚め、気づいたものは、人類が一つになるために、統合化するためにどういう活動をしていくのか、どういうエネルギーが必要なのか。それを見つけ、目覚めていく必要があります。

今、平然として行なわれている競争、競争原理、個別化、個性、経済的な成長・発展にしても、すべて分裂や断絶というエネルギーを身につけた成長の仕方になっております。人類が統合に向かうためには、お互いに相和し、理解し合い、融合し合うという波動をたくさん身につけていく必要があります。お互いに理解し合い、分かち合い、援助し合う。断絶や分離ではなく、助け合い、融合し合い、援助し合う。この波動で統合化を実現する必要があります。

統合化、口で言うと非常に簡単ですが、皆さん方の実際の行動を見ていると、真の統合化ではなく、力のあるものに合わせたり、権力や経済力のある者に任せるという傾向があります。それは統合化ではなく、力のあるものの傘下になるだけであり、真の統合にはなりません。権力のある者が中心になったり、親玉になって一つになっても、それは真の統合化ではなく、またさらにより強固な一つのコントロールの社会を創り上げていきます。

パワーや経済を前提にした一つの社会ではなく、一人ひとりが中心となっている社会を創る必要があります。一人ひとりが、自分が自分の一番最適な社会を創り上げる。全体でも見事に統合化していく。そういう社会を創り上げる必要があります。それがいったいどういう社会で、一人ひとりがどういう活動をし、どう実現していくか。それを理解している人に任せるとか、分かっている人にやってもらうという考え方そのものが、コントロールを創り出していきます。

誰かに任せる、分かっている人にやらせるということ自体が、もう古いパターンなのです。自分からやる。自分から自分にふさわしい社会に変えていく。まず自分がやらねばなりません。自分が、自分にふさわしい社会に創り変えていく。行動していく。一人ひとりがそれを行なう必要があります。自分にふさわしい社会を自分の手で創り変える。

能力のある人、力のある人に任せるというこれまでのパターンをはっきりと捨て去り、自分は自分にふさわしい社会を創り上げる。お互いにそれをうまく理解し合い、機能させてはじめてコントロールのない社会が現実化されます。自分にふさわしい社会。いうまでもなく、そこにはいっさいのコントロールはなく、あくまでも愛を前提とした社会でなければなりません。

他を許し、他を認め、愛を分かち合うというエネルギーが根本にあり、お互いの愛がいろんな形で現象化され、全体で素晴らしい愛の社会になっている。それを具現化していくのです。どういう社会になるのでしょう。一人ひとりが自分の愛に基づく社会を創り上げ、全体として素晴らしい愛のシステムができあがるのです。一人ひとり、やるべき役割が違うために、自分の本来に目覚め、本来の愛を発揮している限り、衝突は絶対に起こらないのです。

教育関係にエネルギーを使う人がいれば、政治、経済、家庭、仕事、それぞれ愛を発揮すべき場所がすべて違うために、本来の自分に目覚め、本来の愛のエネルギーを発揮している限り、お互いにぶつかり合ったり、干渉し合うという現象はまず起こらないのです。それぞれが自分に見合った、自分にふさわしい波動を出したとき、お互いにぶつかったりはしません。衝突し合う場合、それはまだ本来の自分に目覚めていない証といえるでしょう。自分がどういう波動を出し、どういう愛の姿を現実化していくのか。そこに目を向け、自分はしっかりとその波動を維持していく。宇宙と一つになって現実化していく。まずはそれを目標にして、自分を具現化するようにしていってください。


Kyokoさんの場合は、新たなる波動によって神から与えられた能力が少しずつ目覚め、言葉や行動の一つひとつに醸し出ていくことになるでしょう。神から与えられたあなたの神聖な波動の中に、あなたが決して忘れることのできない貴い大切な波動が隠されております。それはあなたが本来のものを見抜くときに、本来あるべきもの、本来あるべき姿、本当の意味、そういったことを瞬間的に感じ取る能力があります。教えられたことや言われたことではなく、本質的にそこにあるもの、本来そこにあるもの、それを直観的に感じ、それで物事を考えていく波動があります。あなたはそれを早く目覚めさせ、瞬間的に関知し、自分が感じたことを大切にして、それで行動していく。これがあなたに与えられている素晴らしい特権といえます。自分のその波動を有効に生かし、これからの現実の中で使えるようにしていってください。

Izumiさんの光の本質の波動の中に、どの人間にも決して手にすることのできない本当の神の本質が隠されております。神が人間を創るとき、人間の成長過程において、どうしても最後ではじめて神になる直前に目覚め、手にする能力があります。人間の体験を通して、一つひとつ神に目覚め、神としての能力を身につけ、最終段階でやっと手にできる神の能力があり、それによって人間から神に変わる波動があります。あなたはその部分をはじめから隠し持っており、それに気づき、目覚めたとき、その波動を自然に使いこなす能力があります。それによってあなたは人間の進化の過程のすべてを完了しなくても、途中段階において、神として感じ、行動し、エネルギーを出すという行動ができます。これはあなたがそういう能力に気づき、目覚め、分かったときに与えられ、そして神もそれを許可したために、隠し持っている能力です。この能力は人間として意識しているときには使うことはできません。本当に自分が神であり、神と一つになり、神の力でないと使えないという状況になったとき、神の許可によってその能力を使うことができます。この人間の肉体の中においても、あなたがそれを感じ、必要と感じたとき、是非ともそれを使いたいと思ったとき、神の意識状態に変容することにより、その能力を使うことができます。自分の意識状態をうまく神意識に持っていき、そういった能力をうまく使いこなせるような練習をしていってください。

Yasuharuさんの神の接点に関し、光の仲間たちがまずあなたにいろいろ伝えるべきこととして、自分自身の本質を探るためのワークをもっともっと真剣に、真面目にやる必要があると伝えております。自分を知るとき、通り一遍のやり方や、決まった方法、法則や定則に従うのではなく、あくまでも自分は自分であり、自分のことは自分にしか分からず、自分で自分のことを探るという、本当に自分に焦点を当て、自分は何者であり、自分はどこから来てどこに向かうのか、本当に自分に意識を向けて、学びを続ける必要があります。ほかの人とか、普通の人に意識を向けるのではなく、あくまでも自分は何者であり、自分はどこに向かうのか、もっともっと自分の本質のところに意識を向けていく必要があります。自分に意識を向けたとき、ほかの人とはまったく違う自分がそこに見えてきます。光り輝くあなたの大きな存在は理屈ではなく、まず波動がそこにあり、その波動はあなたを振動させ、あなたが心から目覚めるように、自分自身の本質がそこから見えてくるようにいろんな波動を送り届けております。自分の光が何であるのか、宇宙の中において、あなたは考え、理解し、悟るという練習を何度も重ねてきました。でもそこから得られたものは自分ではなく、自分以外の姿を常に探し求めてきました。自分を知るということ、自分を探るということ、早くそこに戻り、自分の戻るべき場所に辿りつくようにしていってください。


A地球の流れを変えるのは一人ひとりの光

光の仲間たちは皆さんと出会え、共にワークできたことをとても嬉しく思っております。今、地球にはさまざまなエネルギーが関与しており、人間の意識の状態によってどう変わるのか、まったく予測のつかない状態になっております。人類の大多数が別の光を受け取れば、地球の流れは急速に光とは別のものの中に入っていくでしょう。地球の多くの者が光を手にしたとき、地球は急速に新たなる段階へと向かっていくでしょう。

さまざまな光があり、さまざまな波動が地球人に与えられ、あとは地球人がどれを選択していくのか。何を手にするのか。ただそれだけを今、待っていることになります。皆さん方が手にできる波動にはいろんな種類があり、さらに高い波動がどんどんやってくるでしょう。そしてそれをどれだけの人が確実に手にし、自分のために使っていくか。地球のために選んでいくか。すべては皆さん方に任されております。これからの地球の流れが地球の人々にとって本当によい流れになるように、一人ひとり、しっかりと波動を選んでいってください。

それでは少し、休憩をとります。ありがとうございました。


B本来の光だけで地球を創り変える

私たちは大いなる光の仲間として話をします。多くの仲間たちがこの地球で奉仕をなし、そして地球を光に満ち溢れた星に変えようと、活動しております。皆さん方もすでに光と共に活動をなし、一人ひとりが自分のペースで、自分のやり方で活動をしております。今のこの地球において、一人ひとりが自分でできることを行なうということはいちばん大切であり、また出発点として是非ともやっていただきたい活動ともいえます。

確かに皆で同じことを一緒にすれば、パワーは強くなり、影響力も大きいものがあります。しかし皆でやるという形態をとると、常に誰かがほかの人をコントロールする、意のままに動かす、金銭的利益を手にする、という現実を創り出し、本来の光の流れとは違う流れを生み出していました。それゆえに本来の光ある行動が常に途中でおかしくなったり、いつのまにか光でない状況に移っておりました。

光のエネルギーを持続させるためには、そういう集団的なコントロールの力ではなく、一人ひとりが光ある行動をとり、一人ひとりが光を維持し続けるということが基本になります。一人ひとりが自分のやり方で光を流したとしても、結果的にたくさんの人が集まり、お互いに協力し合っていれば、大きなパワーになることがあります。お互いにコントロールし合ったり、競争したり、比較したりするのではなく、一人ひとりが自分のペースで、自分の光を流していく。自分にしかできない働きをなしていく。それによって真の光が流れ、純粋な光の集まりが常に地球に流されることになります。

光で地球を創り変えようとするとき、いかに本来の光を維持し、本来の光だけで地球を創っていくか。その時の心の状態、意識の状態をなるべくクリアなものにして、新たな波動が地球に流れ続けるようにしていってください。


C実態のある光を感じるように

私たちは光について少し話をして、終わりにいたします。光は私たちにとって実際に存在するものであり、実際に動きがあり、パワーがあり、そして皆さん方に届けることができる波動になっております。したがって皆さん方がそれを意識し、受け取ることができれば、いくらでも流すことができるのです。しかし多くの人は、そういう実態のある光を認識できないために、どうしても漠然とした感じ、イメージできない感覚で捉えてしまい、光のうちの単に光っている部分しか受け取ってもらえません。光の波動の中で、気づきや目覚め、進化、成長、一人ひとりの本質的な活性化、いろんな波動のある部分がなかなか受け取ってもらいない状況になっております。

光のいろんな特製をすべて常に受け取ることができる。光っている性質だけでなく、目覚めや活性化、気づきといったことにも刺激を与え、現実化することができる。そういう意識をもって光を受け取ってみてください。


これから一人ひとりに一番ふさわしい光を流しますので、単に明るいということだけではなく、能力の活性化も行なわれるという意識をしっかり持って、光を受け入れていってください。

一人ひとりの能力がさらに活性化されるのを望んでおります。それでは今日はここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2001 CentralSun
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