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2000/8/21■月曜交流会から

自分だけの学びは自分だけで解決する

@西洋的な学びは他人との比較をしてしまう

私たちはハイアラーキの仲間としてお話いたします。私たちはまず、今の皆さんの 学びについてお話いたします。私たちは今、いろんな種類のエネルギーを使って皆さん方と学びをしております。以前、ここにおいては必ずしも私たちのエネルギーを使わずに、それぞれが自分の魂や自分の信じている存在に従って学びをするようなやり方をとっておりました。途中からハイアラーキやブラザーフッドという仲間のエネルギーをより多く使うようになり、それによってそのエネルギーにひかれるものたちを導いてきました。今はさらに宇宙の仲間やリチュアルマスターの仲間たち、ほかにもいろんな種類の存在たちが関与し、それらが総合的な形で皆さんに影響を与えております。

今までの流れを見たときに、日本人には日本人にふさわしいやり方をする集まりがありました。今はどちらかというと西洋的なやり方、欧米で中心に用いられているやり方を使って学びをしております。欧米的なやり方は客観的に理解するのがとてもやりやすく、そこに関係していない人や、初めての人にもある程度、勉強の仕方や学びの具合、目標といったものが分かりやすく、その仲間に入るかどうかを自分で判断することがしやすい状態になっております。

日本人が得意としていた学びの仕方はどちらかというと自分自身の問題であり、一人ひとりが個別に宇宙とつながり、宇宙との個別の契約の中で成長するという形をとっておりました。これは自分だけの問題であり、ほかの人に干渉されたり、ほかの人に干渉するということがほとんどなく、自分だけで学びをすることができました。しかし多くの人は自分の成長の度合を確認しようとしたり、ほかの人と比較して自分の状況を把握しようという傾向が出てきます。

そうするとどうしても西洋的なやり方を使って自分はどこまで進んだか、あの人はどこまでいったのか、という判断によって自分を見ようとする傾向があります。今、皆さん方が学んでいるこの西洋的なやり方はそれに合う人と合わない人がいるようです。西洋的なやり方を使うことによってどんどん成長が進み、自分自身を強くする人もおります。具体的な導き方が書かれており、それにしたがって学びをし、カリキュラムに沿ってどんどん成長していく。したがってやる気があり、体力のあるものはどんどん先へと進むことができるでしょう。それに対し、日本的なやり方は自分が作り上げた目標を自分で進め、自分で努力し、自分の力で近づいていきます。すべて自分で行なう必要があります。周りのものにはそれはまったく理解できず、自分にしか分かることができません。

この日本的なやり方はある意味ではスピリットの世界とかなり似ております。スピリットの世界においても、それぞれのスピリットは自分で目標を作り、自分で行動に移し、自分でそれを判別します。しかし時々、グループで集まって活動しているものたちはお互いに評価をし合ったり、お互いに努力し合って成し遂げるということをする場合があります。いわゆる学校に似たような制度を作り上げ、そこで多くのものが学びをすることになります。

今の皆さん方の学びは、この西洋的な学びがかなり中心になってきて、一人ひとりが自分の学びを自分で進めるということが薄くなってきました。これについてどうこれから進めていこうとしているのか。基本的には皆さん方一人ひとりの判断にも依存しております。ある意味では今までの日本的なやり方と西洋的なやり方のどちらを皆さん方が好むのか。みなさん方がどちらを受け入れていくのか。それを試してみる傾向がありました。そして実際に西洋的なやり方をここで紹介した後、皆さん方がそれをどう選択していくか。それをずっと見ている状況といえます。そして多くの人がその流れに入り、大きなシステムの中で学びを重ねながら自分を成長させるという流れに入っていました。

この流れで学びを進める場合には、いくつかの注意事項があります。皆で同時に学んでいるように見えても、必ず一人ひとり個別のテーマが与えられていきます。それは自分だけの問題であり、ほかの人に分かることはありません。自分は自分のために自分の問題を自分で解決していく。それは必ず創られていきます。でも皆さん方の観点からすれば、皆が同じテーマを与えられ、皆が同じように成長し、同じように合格点をとる。そういうイメージがあります。西洋的なやり方をとったとしても、実際に一人ひとりが成長し、合格できるかどうかはまったく違ってきます。

特にこういうスピリットが介入する学びにおいてはその個人差は大きく、皆が同じように足並みをそろえ、同じように成長し、皆が同じように合格するということはほとんどありません。自分についての問題を良く把握し、的確に処理する人、自分についての問題を問題と思わずに、いい加減に処理していく人、他人のことばかりを気にして自分のことをまったく考えてもいない人、いろんな人が現れてきます。

そういう時に、いつかの時点で全員が一度に学べるような大きなテーマの問題が発生することがあります。一つの大きなテーマを皆で考え、そしてそれについてそれぞれが表現し合ったり、対立し合ったりといったことが現れてきます。しかしその場合でも一人ひとりの立場はまったく違っているために、全員が同じ結論になるということはありません。一人ひとりの見方、考え方があり、常にそこで対立や議論が発生します。それをどうやって乗り越え、克服し、新しいものを生み出していくか。こういう学びが何度か行なわれていきます。

今、皆さん方に与えられている学びの一つがちょうどその段階にあります。一人ひとりは個別の経験をしていながらも、全体としては大きなテーマの流れに入っております。今、一人ひとりは何を学んでいるのか。何をテーマにしているのか。リチュアルマスターとして光のメンバーの中でもより洗練された働き手となるためには、克服せねばならない課題がたくさんあります。自分の心を本当にどこまで知り尽くしているか。他人の心を自分の心として見ることができるかどうか。行動力、実行力、愛を本当に具現化できるかどうか。今、まさにそういう学びが行なわれております。

一人ひとりは個別の経験をしていながらも、全員がこのテーマの中で動いております。他人の心を表現するのはいっけんやさしいでしょう。自分が感じたことをなんでもかんでも自由にいえるからです。でもそれが自分の心であると気がつくのはとても難しいのです。他人を批判している人は実際には自分を批判しているのです。他人を否定している人は自分を否定しています。

そういう行動をとっている人が、なぜ次々と人を集め、増えていくのか。そういう質問がありました。人が増えていって、それでどんどん大きくなったからといって、それが最後ではありません。あくまでもそれは途中経過の一つであり、学びの最中であり、まだ何も始まってはおりません。あくまでも途中経過の一つに過ぎず、事態はどんどん変わっていきます。ただそういう流れの中で一人ひとりが何を身につけていくのか。本当の光を見たかどうか。本当の愛を感じたかどうか。自分は愛を具現化したかどうか。一つひとつを見ていただきたいのです。

自分はそういった人間たちを見て、どういう行動をとったか。自分の方が分かっている、と人を判断してしまったかどうか。いつの世でも迷っているものはたくさんおります。分からずに行動しているものもたくさんおります。彼らを分からないものといってそのままにしておくかどうか。でもいちいち自分が目の前にいって、説明をする必要があるかどうか。その時の自分の心の中を見ていただきたいのです。自分の心の中に愛がどれだけ具現化されているか。光がどれだけ現れているか。常に自分の心を見てほしいのです。他人を見て、他人を評価するのではなく、自分の心を見るのです。

リチュアルマスターを目指すものは徹底的に自分の心を見つめねばなりません。自分の心の端から端まですべてを見て、自分の心の動きを完全にコントロールする必要があります。リチュアルマスターはエネルギーを扱う人々をいいます。人を扱う人々ではありません。その人の背後に隠れて操っているもの、その人に影響を与えているエネルギー、それを見なければなりません。その人の心にいろいろ関与しているもの、操作しているもの、それをしっかりと見つけ、そして正しいワークをしていく必要があります。

それは心の状態によっていろんな変化をしていきます。自分の心の変化によって相手も形を自由に変えていきます。それゆえに自分の心をしっかりと理解せねばなりません。心を使って、それらをうまくコントロールしていく。決して彼らにコントロールされてはいけません。自分の心をしっかりと見て、自分で自分を動かしていく。光のメンバーとして行動する人は常に自分の心をコントロールし、自分ができるだけの愛と光を発し、一人ひとりが多くの愛と光を受け取ることができるように行動をとっていく。

自分の心を見たときに、傲慢さやプライド、自分勝手なエネルギーがどこまで入り込んでいるのか、それを本当に調べて徹底的に排除していく必要があります。自分自身のためにも、地球のためにも、それをせねばなりません。


さて、私たちは別の話をいたします。愛についての話がいくつか、ありました。愛についてはいろんなテーマを使って話をしても、やはり常に分からないことがたくさん出てきます。頭で解決しようとしても、解決できるものではありません。愛は実践してみて、初めて分かっていきます。何も愛することなく、実践することなく、理解しようとしても、それは何一つ理解できません。実際に愛と思われる行動を自分がとってみる。どんどん愛することをやってみる。その結果、自分は心が嬉しかったかどうか、喜びを得たかどうか。それによって判断していきます。

愛をほとんど実践していないものがただ口で愛を話し合っても、何の成長もありません。まずはできるだけ自分が愛と光を出して、それによって周りの人がどれだけ喜びを得ることができたか、それによって愛を見るようにしていってください。


A自分で判断できる能力を養うように

さて、今日は皆さん方にとって一番根本的な話がいくつか話されております。本当に迷っている人をどう手助けできるか。自分は分かっているつもりでも、迷っている人をどうアドバイスしていくのか。これは永遠のテーマともいえます。ただ日本人には日本人特有の波動があり、それによってうまくいかない場合があれば、うまくいく場合もあります。日本人はお互いに助け合う、助けてあげるという波動を持っております。

したがって何か問題を起こしたり、困った人がいるときに、その人を無視して、ほかの人間だけでどんどん先に進むということは必ずしも好ましくはないようにつくられております。迷っている人、混乱している人を少しでも助けてあげる、救ってあげる、という波動があるからです。ただ、そういう場合のやり方として適当でないエネルギーがたくさん作られています。

権威をかざして無理矢理引っ張っていく人、有無を言わさず強引に説得する人、力づくで説得する人、いろんなタイプがあります。それについては必ずしも良い方法はなく、ほとんどの人が力づくで説得させようとします。しかし一番必要なのは、本人が自分でどう気がついているのか、自分の力でどう克服しているかどうか、そこにいつもテーマが入っております。自分は分かっていることをその人が気付くにはどうしたら良いのか。これを常に行なう必要があります。

一人ひとりそれに向けてのアプローチは変わってきます。その時の言葉遣いや態度によってまるっきり反対の行動をとる人がいるからです。自分はそういう人々にどういうアドバイスを与え、どのようにしてその人を解放させていくのか。それを一人ひとりがうまくいくように考えることが必要です。


私たちが少し、話をして終わりにします。皆さん方が宇宙とつながり、いろんな情報を直接、受け取って、自分の人生に生かす。そのテーマにしたがっていろんな練習をしてきました。にもかかわらず、情報がいろいろ乱れてきて、誰の情報が合っているのか、誰が正しいのかが分からなくなってしまう。こういった現象が何度も起こります。

ある意味ではこれはずっと続くでしょう。でも皆さん方がもうそういう流れで混乱することはないと思われます。自分のことは自分で聞き出し、自分で判断する。その術(すべ)を手に入れたからです。でも多くの人はまだそれに気付かず、どれが一番正しいのか、誰を信ずるのが良いのか、という基準で判断していきます。そういう人はそういう人同士で集まっていろんな学びをすることでしょう。

皆さん方はもうそういう学びからは解放され、あとはいかに自分の人生を自分で作っていくのか。自分で喜びを見つけていくか。そういうテーマに変わっていきます。したがってあくまでも自分のことは自分で積極的に行ない、ほかの人はほかの人の選択した道を許していく。常にそれに徹し、まずは自分の人生を確立させることを第一に考えていってください。

それではここで休憩をとります。ありがとうございました。


Bテストの場合は必ず光の道へ達することができる

私たちはハイアラーキの仲間としてお話をいたします。皆さんがいろいろと混乱し、別のものに関与され、光の道から踏み外そうとしたとき、私たちは何ができるのか。確かに中にはアドバイスをして欲しいとか、その場でいろいろと忠告して欲しいとかいう人がいるでしょう。でも一度、そういう経験をすると、その人はそれが当たり前と思ってしまい、常に危うくなれば神様が教えてくれる、普段いいかげんなことをしていても危ないときには神様が教えてくれる、という意識を作り上げてしまいます。結果的にその人の言動がより乱れたものになり、どんどんおかしな行動をとって、そしてそれを神に委ねようとします。

そうすると神でない別のものたちがやってきて、今はまだ大丈夫とか、もう少しここまでは大丈夫とかいういろんなことをそのものに与えていきます。そのものはそれを神と信じて、いうなりになっていくでしょう。そうやってその人はどんどん別のもののいうなりになってしまいます。結局、私たちが一つアドバイスをすると、その後の反動がとても大きな影響を与え、その人の人生をおかしくすることがたくさんありました。そのために私たちは本当にその人がそれ以降、おかしくならないとき、確実にその時だけは大切だと思うとき、そういう限定されたときにしかアドバイスをすることができません。

やはり先ほど話されたように、理想的には自分の頭で考え、自分で判断し、自分で見極める能力を養うことが必要です。それはただ単に学んで分かるものではなく、経験し、失敗し、間違って、いろんなことを学んでいきます。したがって私たちは間違ったからといって、それを否定的にとらえたり、その人を責めることは一切ありません。皆さん方が踏み外したり、光から離れたように見えても、私たちは常に皆さん方を身守っていきます。

別のものに介入され、自分を見失うぐらいに、私たちと違う行動をとったとしても、やはり私たちは皆さん方をずっと見守っていきます。いつかどこかで気がつき、自分は何をやっていたんだろう、これは違う道だ、と気がついたとき、私たちは救いの光を与えていくでしょう。気がついていないときには、いくら私たちが大声で叫んでも何一つ、そのものの耳には入りません。自分が光を本当に求め、光の道を歩きたいと思ったときに、私たちとつながることができます。

皆さん方もそういった観点で考え、いちいち私たちから何らかの指図が与えられるのを待つのではなく、自分から自分で考え、自分で判断し、自分で進んでいく。なるべくそのやり方を身につけるようにしていってください。

一人ひとり、皆さん方には素晴らしい光の仲間がついています。普通にここで学びを重ね、普通の生活をしている分においては、そんなにおかしな道に進んだり、変なところに惑わされることはないでしょう。それが離れてしまうのは、よほどの大きな意味がある場合といえます。それは明らかに宇宙からのテストが行なわれる場合。、あるいは以前、行なわれたテストが不十分で、もう一度、行なう場合、そういう大きな流れの中で起こされる場合があります。

そういうテストのときには必ず光の道へ戻る準備が為されております。テストのときにはそのまま別のものに関与されつづけ、永遠にそこに留まるのではなく、必ず光の道へと戻ってくるパスが用意されております。どのパスを選択してくるのか、それは一人ひとりの目覚めによります。でも必ず光の道に戻ってくるような道が用意されております。

したがって皆さん方ももしテストと感じたときには、それは確実に光の道へ戻ることができる、光の道が用意されている、ということをしっかりと信じ、自分の意思で力強く戻ってこれることを常に理解しておいてください。

今日、ここに呼ばれた皆さん方はこういう話をしても良いという許可が与えられた人々です。ただこれをどのようにして遣うか、それが皆さん方のこれからのテーマになっております。ここで話された情報をこれからの自分の人生でどう生かすのか、これから接する人々とどういう会話をしていくのか。そのテストが一人ひとり進んでいきます。

テストは必ずしもつらいものではなく、苦しいものだけでもありません。テストを乗り越えることによって、より大きな愛を身につけ、大きな光とつながることができます。大きな飛躍の一つとしてテストがあります。今、皆さん方はそういうとても恵まれた状況にあり、よりう大きく成長できる段階にある、ということを理解しておいてください。

皆さん方に大きな愛と光を与えて終わりにいたします。

ありがとうございました。


(c)2000 CentralSun
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