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2000/7/17■月例セミナーB[月曜]から

光の世界の感受性を高める

@肉体の感覚を前提にすると光が分からない

私たちはハイアラーキの仲間として話をいたします。今日は瞑想とエネルギーワークに関しての話がありました。多くの人は瞑想に関心を持っており、瞑想を通して自分の意識を拡大させ、新たなる経験をもっともっと体験したいと考えております。瞑想を通していろんな世界を理解したり、自分の世界を広げるには、今までに自分が感じていた認識の仕方、理解の仕方をかなり変える必要があります。いくら瞑想がうまくなっても、理解の仕方が今までと同じであれば、必ずしも瞑想による体験はあまり感じられない場合があります。三次元の世界で普通に体験していること、見る・聞く・話すという概念を前提にしていると、せっかく瞑想でいろんなエネルギーを感じたとしても、それが感じられない場合があるのです。

今まで自分たちが作り上げてきた概念は、肉体を前提にした概念でした。瞑想による体験はそれとはまったく別の能力を使う場合があります。そういう能力は急に目覚めたり、一瞬にしてできるわけではありません。その世界で何度も何度も練習し、その能力を使うことによって育っていくのです。したがって皆さんの場合でも、瞑想を練習するときに、ただ単に瞑想の練習をするのではなく、その世界における感受性、感覚の能力、エネルギーを理解する能力を一緒に高めていく必要があります。

エネルギーを高めるためには、その世界に行ったときに本当にどういう感じなのか、今時分は何を見て、何を今感じているのか、そこにもっともっと意識を向けてみる必要があります。何かを感じようとすればするほど、それがより鮮明に感じられてきます。向こうの世界では、知ろうという気持ちがとても大切であり、何かを知りたいと思ったときにそれがどんどん分かってくる場合があるのです。これは三次元の世界とはかなり違うやり方といえます。

また一人ひとり、能力も違うために、自分が感じてみたいこと、理解してみたいことが実際にはなかなか感じられなかったり、分からなかったりする場合があります。自分は自分の能力が何であり、どういうところに向いているのかを自分で見つけていかねばなりません。でも一般に自分が何かを感じたい、知りたいという思いが強いときには、それは向こうの世界でも明らかに自分のものになる可能性があります。

先ほどは瞑想と同時に、一人ひとりの光の仲間たちとのお互いの連係も行なわれておりました。Norioさんの場合は、光の仲間たちがたくさんやってきて、あなたの身の回りの浄化をかなり丁寧にやっておりました。三次元の世界で生きるためのエネルギーがたくさん、体にあるために、あなたを三次元の世界のままで留めておこうとするエネルギーがいくつかありました。そのエネルギーを中心に、体の中でもう不要と思われるエネルギーをかなり浄化しておりました。これからは、自分が何か仕事をするときでも、ワークをするときでも、今日感じた光を常にイメージし、その光と一緒に活動するということを意識化できるようにしておいてください。

Masahiroさんは光の波動の部分的な修正を中心に行なっておりました。あなた自身が求めている光と、今、自分が身につけている光との間の調整が行なわれ、あなたが望んでいる方向の光、あなたが求めている光が出やすいように調整が行なわれておりました。自分がこれからどういう光を身につけ、どういう光と共に活動したいのか。それがイメージできると同時に、スムーズに展開する方向へと進んでいくでしょう。

Hiromiさんは自分の心の中にある不安や恐れを完全に光に変えることができる仕組みがつくられておりました。あなたが完全な光として活動できるように、時期がきたらいつでも光そのものになれるように、仕組みがつくられておりました。ただいまの段階では、まだ現実的に見て完全に不安や恐れを手放すことができない状態にあります。こういった要素が完全に心から吹っ切れ、もう自分は十分に光と共に活動できると思ったときに、あなた自身が本当に完全な光になれるように、準備が行なわれておりました。

Tokikoさんは自分が身につけてきた光の種類の選別と、再調整、波動の修正のようなものが行なわれておりました。これまでにいろんな種類の光を求めてきたために、それの調整が必要となっていたのです。今、現在においては、自分がこれから進んでいこうとする光と、今、自分自身が本当に親しみのある光が中心になって導いております。これからも今、感じている光を大切にしてその光と共に一緒にワークしていけるように、思いを作っておいてください。

Sumikaさんは、光そのものの細かいところでまだ完全に理解できていないエネルギーがあり、そのために光そのものがあなたと完全に一致できないところがあります。光を完全に理解したいという思いが光と一つになれないエネルギーを作り出しております。もし自分が完全に光と一つになりたければ、まず理屈抜きで自分が光であり、光そのものである、すべてが光であり、それは理屈抜きで光であるということ。それを理解することが必要でしょう。ただあなたは自分自身の成長のために、わざといろんな条件を仕組んできました。物事を理解したいというのもそこからやってきております。したがってあなたのやり方であなたが満足する方向でやる分においては、それは問題ありません。ただ光に関しては、理論で分かるわけではなく、それらの情報を分析したからといって光につながれるわけではありません。光とは何かを考えるよりも先にまず光になり、光と一体化してください。

Nasanaoさんは大いなる光の仲間たちがやってきて、あなたを一段階高いところへと波動を高めておりました。今まで自分が理解してきた光よりはさらに高い波動の光であるために、自分が今、感じていることとこれまで解釈してきたことが一致しないところがあるかもしれません。これからはいろんな光を相手にして、いろんな光を学ぶことになります。光というイメージを持ったとき、一つのものに限定するのではなく、光にもいろんな種類があるというのを理解するようにしていってください。

Taeさんは光そのものが持ついろんな特性、光そのものであるという条件、それらについてあなた自身はとても理解しやすい概念を持っております。これはあなたが本質的に身につけているエネルギーであり、それによって光をとても理解しやすい状態になっております。したがってあなた自身は光に関しては、本質的にことを見抜くことができます。なるべくそれを多くの人と話し合って、あなたが自然に光と感じているもの、本能的に理解していることをどんどん伝えてください。そしてほかの人が光と思っているものが必ずしもあなたから見たときには本当の光ではないということにいつか気がつくでしょう。本当の光の本質的なところを見抜き、それが多くの人に理解できるようにあなたが広めていってください。

Yukikoさんは光の仲間としてあなた自身が次第に大きくなり、また自分についてもしっかりとした目で見ることができるようになっております。しかし光はあなたにいろんな成長の機会を与えようとしております。あなたが求めるもの、望むものを一つひとつチェックし、あなたが本当に光のために必要だと思うことをあなたに戻していくでしょう。光と一緒に生きる。光とは一緒とはどういうことか。あなたはそれについて理解し、あなた自身が光そのものであるという意識で、意識を強くして、生きていくようにしていってください。


A挨拶

私たちは少し話をして、終わりにいたします。光そのものを感じて、それを具現化するというのはとてもよいことです。多くの人にとってはじめは難しいかもしれません。でもそれは必要なことであり、一人ひとりが目覚め、自信を持って行動するためには、どうしても避けられないものです。自分の光をしっかり信じる。自分のすべてをしっかり理解しておく。光のエネルギーを自由に使いこなし、人類のためにうまく流せるように、光のワークを学んでいってください。


エネルギーワークに関してのいろんな話がありました。基本的にはその人自身がどういう光とつながって、何を光に依頼し、求めているか。それによってすべてが決められていきます。純粋な光で、純粋にエネルギーワークを行なう。そういう意識だけを持っておけば、それはかなりあなたに有効な働きとなって実現されていくでしょう。一人ひとりがそうやって自分の体で自由にエネルギーワークが行なえるように、練習を進めていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2000 CentralSun
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