前へ戻る
2000/5/15■月曜交流会から

心の強さを自分で身につけていく

@強さが足りない日本人的な和

私たちはこの地球についていろんな調査を進めてきました。人間の意識の状態についていろんな側面からみてきました。日本人は多くのところでかなり特殊なエネルギーを感じさせます。ほかの一般のアジア諸国とも違い、西洋の国々とも違います。日本人には日本人としてつくられた何かがそこに感じさせられます。

今までのいろんな話やワークの中で、この日本人特有のエネルギーを発揮させるものがいくつかありました。和を求めるエネルギー、思いやりやいたわりのエネルギー、仲間を大切にする思い、これらは日本人に流れている特殊なエネルギーをかなり使って進めていたワークです。

日本人にはこういう特殊なエネルギーがありながらも、それをあえて広めようとか、中心にしようという考え方はなく、ただそのままを大事にする気持ちだけがありました。日本人が、一見、内気で謙虚に感じられる姿勢は、初めから皆、基本的には同じ仲間であり、分かってくれるはず、知っているはずという思いから行動がとられているようです。

欧米人の場合には、初めから一人ひとりは他人という意識があり、説明しないと分からない、主張しないと認めてくれないという考えがあります。日本人は、わざわざ口に出さなくても分かってくれる、同じ仲間だから信じている、という考えがあるようです。

こういう日本人が今、国際的な場においてほかの国々の人とどう接するか、自分たちの行動をどう持っていくかで悩み、困っている状態があります。外国人と対等に接するためには、日本人も自己主張し、表現せねばならない。でもそれは日本人の本心とは違う。外国人と接するためにわざわざ自己主張しながらも、日本人同士でつき合うためには、お互いの気持ちが分かり合える付き合いを進めていく。こういう使い分けが行われております。

これはほかの国々からみて、日本人と接するときに大きな問題を造り出しております。日本人が約束してくれたことが、実際には何も守ってくれていない。お互いに話し合って決めたことを日本人は何も守らない、という風に写っています。日本人は外国人と話し合うときに、とりあえず約束し、表現しても、現実に進めるときには相手の気持ちを考えたり、周りの状況を考えてその時々で一番望ましいと思うことを選んでいきます。結果的に当初の約束とは違っても、全体がうまくなれば良いという考え方で進めていきます。

しかしこれは欧米人にはまったく理解されることはありません。初めに決めたものがルールであり、ルールを守らないものは約束を守らないことになります。これはビジネスパートナーとしては最低の人間であり、約束を守らないことには一緒に仕事することができなくなってしまいます。ほかの国々の人は、日本人をとても理解できない人間としてみております。

約束はするが、守らない。しかしお金はきちんと払ってくれるので、仕事は一緒にしたい。そういう矛盾からとても複雑な心境でビジネスを進めていきます。日本人の中には、諸外国とうまくやるために諸外国のルールをどんどん取り入れ、諸外国のやり方を進めることによって関係をうまくしていこうという考えの人もおります。それによってルールがどんどん作られ、それに則ったビジネスが展開されていきます。

今、ほかの国々が日本に対してどういう印象を持っているのか。本当に日本人と楽しく、うまくやろうとしているのか。ビジネスをうまく展開させるために、とにかくルールを作ったら、それを実行してもらう。これが仕事の世界における彼らの考えです。しかし日本人は、内面的なところでいつも考えており、あくまでもその人が信用できるかどうか。その人に任せて良いかどうか、その人が素晴らしい人と思ったのであれば、どういうビジネスであろうともその人とうまくやっていきたい。その人とずっと関係を作りあげていきたい。そういう人間的なものでビジネスを考えていきます。

私たちはいろんな宇宙を調べていました。今の人間のような知性を持った世界の中で、日本人的な文明を持っているものがいくつかありました。争いを好まず、皆で仲良く、うまくいくことを常に考え、自分たちと違う価値観のものでもなるべく一緒に過ごすことを考えていたものもおります。彼らの中で、その文明をその後もずっと維持し、素晴らしい発展を遂げたものはほとんどありませんでした。常にほかの文明の影響にあって争いに巻き込まれ、その文明が別のものの思うように操られてしまい、そして最後は消えてしまいます。

日本という文明がこれからどう発展していくのか。とても興味を持ってみております。今、日本はそういった意味でとても、大切な局面に入っております。ほかの文明のエネルギーに影響されて、これからどんどん西洋とまったく同じ波動に変わってしまうのか。それとも連面と続いている日本のエネルギーをしっかりと守り通し、攻撃的な文明のエネルギーを採り入れることなく心のつながった状態の文明を維持することができるかどうか。今、その闘いがエネルギーレベルで起こっております。

多くの人が、心が大切なのか、ものが大切なのか、この葛藤で明け暮れるようになっていくでしょう。心の大切さを口に出すものが減ってきており、今の流れでは日本的なエネルギーがどんどん切り替えられており、奪うこと、勝ち取ることによる勝利感、達成感を得ようとしている。力のあるものがないものから奪い取っていく。権力を振りかざし、弱いものを意のままに操る。そういう波動がどんどん増えてきております。

私たちはこの日本というエネルギーは、この地球にずっと残っておいて欲しいと思っております。それは必ずしも、日本人が優れているとか、優秀とかいう意味ではありません。単に心の調和によって栄えている文明を最低、ひとつはこの地球に残しておいて欲しいと考えているだけです。この地球にこの日本のエネルギーが残れば、宇宙の至るところにもこの文明が残っていくでしょう。もし日本がなくなれば、宇宙のどこにもこういう文明は残らないことになるでしょう。

私たちは心の絆を大切にする日本の文明がこの地球にいつまでも残ることを望んでおります。しかし日本におけるエネルギーがどんどん壊されていっております。心の絆、心の大切を平気で口に出している人はどれだけいるでしょうか。むしろ、心なんて、見えないものはどうでも良い。人の心なんか、気にしない。自分は好きなことをやる。そういう波動がどんどん広がってきております。

心を守ろうとするエネルギーがあまりにも弱いのです。自分を大切にするといっても、自分の心を大切にする人は実は意外と少ないのです。自分の名誉、自分のプライドを大切にする人はおります。自分のエゴを心と思っている人もおります。日本人が何千年と残してきた美しい心が消えかかっております。この心を大切にし、残すことができるのは、誰でしょうか。

今の教育者は必ずしも人間の心を教えているわけではありません。家庭においても、親の心、子供の心をしっかりと表現しているものはほとんどおりません。会社においても、上司の心、部下の心をしっかりと把握しているものはほとんどおりません。せっかく日本人がこれまで大切に残してきた心が今、消えかかっているのです。

心とは何なのか。確かにそれを言葉で論理的に説明すると、余計に混乱が起こり、人間関係が悪くなる場合があるでしょう。そんな定義を論ずる必要はありません。定義はどうでもよいのです。でも心があることは確かです。

Mizuhoさんの心は本当に自分を大切にしながらも、何とかして少しでも周りの人とうまくやっていきたい、皆が楽しく仲良くやっていけばほんとうに良いのに、という波動が宿っている心です。Tamamiさんの心は自分のような人間でも何かの役に立ちたい、何とか私が役に立てるように働きがしたい、という気持ちがいっぱい宿っています。Izumiさんの心は、一人ひとりをほんとうに慈しみ、愛することのできる波動を持っています。大雑把に人間をみるのではなく、一人ひとりをしっかりとみることができる波動を身につけています。Yukikoさんの心は善なるものと正しいものをしっかりと求め、自分が清く正しくあるための方向性を見い出そうとして一生懸命になっている心のは波動があります。

一人ひとり、素晴らしい心を持っている。これはほかの日本人にも当てはまります。皆、素晴らしい心を持っています。でもその心をないがしろにし、金銭を求め、名誉を求め、欲を満足させるために肉体を使っております。肉体がそういう使われ方をすると、心がいつのまにかその肉体に引きずられて心自体が欲に惑わされてしまいます。いつのまにか自分の欲に負けてしまった心が主導権を取り、本当の心であるかのように命令を下すことになります。弱い心に負けてしまったものは、もう光でないものの奴隷であるかのような行動を取り始めます。

そういうものたちが一人増え、二人増え、三人増えるごとに、日本人の光が半分になり、四分の1になり、八分の1へと急激に失われていきます。たったひとりの心が別のものに奪われるだけで日本人全体の光は半分になってしまうのです。心の光はそれほど素晴らしいのです。皆さん方が心の素晴らしさを決して見失うことなく、しっかりと理解し、負けることのないように次のものへと、ほかのものへと残していかれるのを望んでおります。


A自分で考え、、判断できるように

私たちは今と同じような話になるかもしれませんが、また話をします。最近、日本でもいろんな事件が起こり、皆さん方にも大きなエネルギー的な変化を感じている人が多いと思われます。一人ひとりがしっかりと自分の判断能力や自分の言動に意識を向ける時代になってきています。皆の真似をして、同じことをしていれば大丈夫という時代ではなくなっています。自分は自分の行動に責任を持たねばなりません。何が正しく、何が間違っているか、一人ひとりが見つけねばなりません。

何をやっても良い。どうせ全部、大丈夫という安易の考えのものほど、別のものに利用されやすく、自分で間違いを犯しても間違いと認めない人がたくさんおります。心の光を奪う行動は、正しいとは感じられません。日本人の光がどんどん減っている以上、これを見過ごすことができなくなってきています。もう、何をやってもいいんだよ、すべて正しいから大丈夫、といいつづける状況ではなくなってきています。しっかりしなさい、何が正しいか、自分で判断しなさい、それを大声でいわねばならない時代になっています。

今まで皆さん方への、そのままでいい、大丈夫という甘いアドバイスは結局、心の弱いものたちを光のないものへとあけ渡し、心がどんどん弱くなる方向を与えたに過ぎませんでした。それによって真の光を身につけたものはほとんどおりませんでした。堕落し、落ちていったものがたくさんおります。もうこのまま放置することができなくなっております。自分の言動にしっかりと意識を向け、正しいこと、少なくとも闇のものを自分に近づけることは決してしない強さが必要になります。自分にとっての正しさは何であるのか。それをしっかりと理解して、これからの毎日を送っていただきたいと思っております。

それでは少し、休憩をとります。ありがとうございました。


B日本を管理するものたちもいろんな干渉を受けている

私たちはある一つの世界からやってきております。この地球に意識を向けたのはあまり遠くではありません。いろんなところから地球についての話を聞き、私たちなりに興味を持ち、いろんな情報をつてにしてここに辿りつきました。

はじめ地球にきたときにはとてもおもしろい状況が展開され、私たちにもこの地球に何らかの仕組みを作ろうと考えておりました。私たちはこの地球との関係につき、この地球からぜひとも、手に入るエネルギーを調べ、それをうまく私たちの世界に持ち帰ることができるように考えておりました。

進化について、ある特種の波動があり、これは私たちの世界においてとても貢献のできる波動でした。この進化の波動を手に入れるために私たちも人間として肉体を持ち、そしてそのエネルギーを身につけて私たちの世界に戻る予定でした。私たちがある民族の中に入り込み、体験を重ねているうちに、当初、考えていたエネルギーがそんな簡単に手に入るものではないということに気がついてきました。

この地球で肉体として生きるためには、極めて特殊な条件がたくさん用意されており、それを本当にうまく満足させないと、まともな人間としてなかなか肉体をつくれないということが分かってきました。私たちは少しでも人間としてのエネルギーを身につけようとして肉体的な経験をいろいろと進めてきました。でもそれがなかなかうまく進まず、人間としてうまく進化できる流れに入りにくい状態になっておりました。いろんな時代の区切りや文明の切り替わりのときに、進化の流れも変わり、そのたびごとに新たなるエネルギーとの交わりや遺伝子的な変更がなされておりました。

私たちもそういう機会ごとに遺伝子的な変化を試み、人間のエネルギーの流れを作り変えていきました。今、私たちはこの地球においてある重要な役割を持つ民族の中に入っております。今の段階においては、まだ日本人には馴染みのない民族となっております。でもこのまま進化を続けていくと、いつかの時点でとても面白い能力を持つ民族として目立つようになっていくでしょう。私たちは今の段階において、まだまだやるべきことがあり、この地球において獲得するもの、広めたいものがあります。

私たちがこの地球において手に入れた波動には、とても貴重なものがたくさんあります。ほかの民族と交わることにより、ほかの民族のもっているエネルギーを獲得することができました。それによって私たちには縁のなかった惑星のエネルギーや、遠い世界のエネルギーを身近に持ってくることもできました。地球におけるいろんな民族は、お互いにそれを演じ合っており、それぞれがいろんな世界を結び付けております。

私たちの世界から見ると、日本には日本を導き、日本を育てようとしている大きなエネルギーがあります。このエネルギーは今までのどの惑星にも知られることなく、分からないように仕組みを作っておりました。少しずつそれがほかからも分かるようになり、ほかからいろんな干渉がこのグループにやってくることになりました。そしてそれがそのまま肉体を持った人間の中で演じられております。したがって地球上で起こっている、日本人とほかの民族との関係は、エネルギー的にも私たちの世界で起こされております。

もし私たちの世界において、日本人を守っているエネルギーが、まったく何の干渉も受けずに存在していたら、肉体の日本人はほかからの影響を何も受けずに進化していたでしょう。日本人を守っているこのエネルギー体も同じようにてこずっております。ほかのいろんな惑星からやってくるエネルギーが日本のエネルギーを奪いとろうとして、いろいろ干渉しております。

日本の、日本人を導いているエネルギーはとても美しく、彩りがあり、見ているだけで素晴らしいエネルギーの特徴を持っております。ほかのものからすれば、友達にしておきたい、自分の手元においておきたいという波動のエネルギーに感じられます。

このエネルギー体がほかのいろんなものたちの干渉の中で、必死になって自分たちの計画を進めており、なるべくほかに干渉されないように頑張っております。ただほかのものたちはお互いに協力し合ったり、いろんな細工を作ってこの周りに集まってきております。したがって肉体人間だけの世界ではなく、こういう世界においても日本はとても難しい状態に入っております。

私たちはそれが良いのか、悪いのか、分かっておりません。地球全体がまとまるために、日本人がほかの民族にどういう貢献ができるのか。今のところ、日本から地球全体に出ている波動は、おとなしく、仲良くやろうという波動だけであり、本当に世界を一つにしようとか、何かを中心にしてまとまろうという強いエネルギーではありません。そのために地球全体における存在感がまだ弱い状態にあります。

もし日本の中に 、強さ、核のようなものが確実に作られたら、それは地球全体にも影響を与えていくでしょう。今、日本人の心には核になるものがなく、信ずる対象、判断の対象としての絶対的な基準もありません。そのために方向性も分からず、毎日の生きる基準すらもなくなっております。これがないために、どうしてもエネルギーそのものが核のない、弱い肉体になっております。この核として何が入ってくるのか。


C核は光の源泉

私は光の源であり、日本人の心の源泉でもあります。心の源泉が分からなくなっているために、日本人の心の核が見えなくなっております。一人ひとりの心の中にこの光の源をしっかりと定着させ、核を完成させてください。一人ひとりの心の中に光の源泉がある限りは、迷うことなく、恐れることなく、自分の人生を生きることができます。核が失われたとき、この心は自由に操られてしまいます。決してこの核を見失わないように。


私たちは一人ひとりの心の中で、生きていきます。


(c)2000 CentralSun
前へ戻る