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2000/1/15■月例セミナー@[土曜]から

地球の流れ

@自分と今年のエネルギー

私たちはこれからの地球の流れにおいて、今がどういう状態にあり、皆さん方の今年のエネルギーとどう関係がつくられているのをお話いたします。今、皆さん方の置かれている時空において、一人ひとりが経験している現実は、人間の進化にとってとても大切なものがあります。これまでの地球人の流れの中で、エゴや未熟なエネルギーの中で光とは違う選択をしてきた場合がたくさんありました。

何が真実で、何が光なのかが分からず、自分勝手な言動や自分たちだけのための行動をたくさんとってきました。そして少しずつ人間の意識が成長し、全体的な和や流れを考えるようになり、その流れの中で自分をどう位置づけていくか。自分は自分の生き方として何が正しいのかを考える状況になってきました。今、一人ひとりが置かれている時空は、地球人類の流れの中でもかなり先端的なところに位置しております。つまりほかの人よりは早く変化を経験し、早く自分のエネルギーを変える段階にあります。皆さん方が先に行動し、実践することによってほかの人へと流していくことができます。

しかしここにおいて、一人ひとりが何を為し、何を実践するかでかなり混乱に陥っている人がおります。これまで信じてきた価値観や経験の仕方が自分には当てはまらなくなり、これからどうして良いのか、どういう生き方が良いのかを見失っているのです。今、皆さん方に伝えるべき情報としては、一人ひとりは自分の流れの中でいかに自分を確立させ、ほかの人のペースに巻き込まれず、自分のエネルギーをいかに純粋に保っていくのか。これがとても大切なテーマになってきます。

今まではほかの人との流れの中で、同じ時空を共有し、同じ価値観で生きようとすることがありました。もうそういう時代は終わりにきており、自分は自分の流れの中で自分の体験を進める必要があります。ほかの人と同じ体験をしたり、共有しあったり、真似をするという体験の仕方はもうできなくなってきております。自分は自分のために今、何が必要なのか。今、自分が一番望んでいる体験は何であるのか。それをはっきりと理解する必要があります。

自分なりに自分の考えで自分のやり方をしようと思っても、いざやろうとすると、何をして良いのか、分からない。そういう人もたくさんおります。何をして良いのか、分からない。これは何かせねばならないというエネルギーから起こされております。自分は何か正しいことをしなくてはならない。何か役に立つことをする必要がある。そういうエネルギーからつくられたものです。何か役に立つことをする。これは必ずしも好ましいエネルギーをつくりません。エネルギーは純粋さが必要であり、自分が本当に何をしたいのか、自分の心で一番満足できるものは何であるのか。それをしっかりと取り入れる必要があります。

何か、奉仕したいというエネルギーは、奉仕しないといけない。奉仕して何かの役に立つ。そういう思いから起こされます。奉仕自体は問題ありません。奉仕することは良いことであり、それはそれで問題はないのです。問題は、奉仕しなければいけない、という意識に変わることです。奉仕そのもののエネルギーはとても良いものですが、奉仕しなければいけないという制限になるとそのエネルギーはまったく違うものに変わってしまいます。自分が心の中で抱いているいろんな思い、それを一つひとつ分析し、本当に必要なものは何で、必要でないものは何であるのか。それを見極めていく練習が必要です。

日本という国の流れを見たときに、これまでとは違う流れに少しずつ入っていくことになります。今までの日本は新しい価値観の人間とこれまでの価値観の人間が対立し、お互いにうまく両立できないという問題がありました。これからの日本でのエネルギーは急速に変化していき、日本の中でも物事をかなり理解し、自分のペースで生きることができるようになる人が増えてくるでしょう。自分はその中で、どういう生き方をして、どういう満足感が得られるのか。それをしっかりとみていく必要があります。


Yoshieさんの場合には、これまでのエネルギーはあなた自身のエネルギーの中で常につくられ、あなたの価値観に合うような学びが中心となっていました。したがってあなたから見たときには、自分の思い通りにやって自分の感覚で進めようとしても、それが現実に影響を与えず、自分の思いと現実が一致しないという状態にありました。これはあなたを完成させるときには必要なエネルギーであり、あなたは自分に必要なものだけを採り入れ、自分に必要でないものは採り入れないという仕組みからつくられたものです。

それによってあなたは守られ、自分の領域をしっかりと造り上げることができました。今年はその領域が少しずつ薄れていき、あなたは自分以外の世界へ踏み出していくことになります。それによって今まで自分が造り上げてきた価値観、自分の世界が少しずつ新しいものに変わることになります。自分の世界、そこで繰り広げられるいろんなドラマ、あなたはそれを通してこれから自分なりの学びをすることになるでしょう。

その場合の一つのコツとして、自分自身のエネルギーをいかに常に保ち、維持していくか。ほかの人の場の中で、自分を存在させるとき、いかに自分のエネルギーを使って、そこに留まっているか。それをよく考えておくことが必要になるでしょう。自分の生き方、自分の今後の過し方、それらをよく考えるようにしておいてください。


Sayokoさんの場合ですが、あなたの今年のエネルギーはこれからかなり変化を始めていきます。去年の中ごろから少しずつその兆候が出ており、あなたの波動に見合うようにエネルギーが変化していきます。ただあなた自身が自分で造り上げている波動は、まだ完全に自分の意思ではなく、あなたの背後の者たちや仲間たちからつくられてきたエネルギーです。あなたの今、現在における現実を造るエネルギーは、あなた自身よりは周りのものたちの思いが影響を与えております。それを今年はなるべくあなたの思いで流れていくように変わることになるでしょう。そしてそのやり方を少しずつ自分で身に着けていく必要があります。

自分の思考をどう使うと、それが現実に影響を与えていくか。自分自身の流れと現実の流れとの接点や違いがどこにあるのか。それを理解していくと、現実のエネルギーを自分なりに造り出せることが分かっていきます。あなたはそれによって、現実をコントロールすることを学ぶことになります。

現実をコントロールする場合のやり方として、ただ単に思いを出すだけではなく、ほかの人と影響をし合うときにはほかの人のエネルギーをいかにうまく使うか、その人のことを考えながらいかにうまくそれを利用していくか、という考えが必要になっていきます。ただ単に現実をイメージするのではなく、ほかの人のエネルギーを利用していく。そういうコツが大切になります。そういったことを練習しながら、現実を造っていくやり方を身に着けていってください。


Yukoさんの場合には、一人ひとりとの兼ね合いのなかで、あなた自身を明確に造り上げるとき、あなたとほかの人一人ひとりとの間に特別なエネルギーが常につくられております。あなたはほかの人一人ひとりと個別にエネルギー的な繋がり方をつくっており、それがあなたの現実にとても面白い影響を与えております。つまり現実を造る場合でも、単純に自分の思いで現実を造っているのではなく、一人ひとりとの間でつくられた特別なエネルギーがお互いに影響し合っております。

こういう流れの中で、あなたの現実を考えたとき、あなたは自分をコントロールするのがいっけんとても難しく、面倒なように感じております。一人ひとりとどう接するか、一人ひとりとのやりとりでどうもっていくか。そこに意識が向いているためです。しかし現実はもっと楽にあなたのペースで進めることができます。一人ひとりとの接点に意識を向けるのではなく、あなたはただ自分が感じている自分の世界の中でほかの人とうまくいっている状態を造り出し、そのエネルギーの中で接することが必要です。

あなたが自分のエネルギーの中でほかの人を考えるとき、ほかの人の問題や困ることをいちいち造り出して、そこで接点をつくるのではなく、その人の良いところや素晴らしいところだけを考え、その範囲の中で自分が行動することです。そうすると、あなたの世界はほかの人の良いところだけのエネルギーになり、あなたはその世界の中で自分を維持することが可能になります。

あなたがそういうエネルギーを出しておくと、現実もそういう風に変わっていきます。現実もあなたにとって良いものしか現象化されず、常にあなたが目にするものは良いところだけになります。そうやってほかの人との接点を、良いところだけのエネルギーに保ち、その中で生活していくやり方を身に着けてください、


Yukikoさんに関しては、これまでの流れにおいてあなたが学び、身に着けてきたエネルギー、そのほとんどを自分なりに再整理し、分析し直し、もう一度あらためて自分にとって必要なもの、必要でないものを理解することです。自分の学んできたものを一度、そうやって再整理し、本当に必要なものだけを現実の中に持ってくると、それによって現実の流れがあなたの価値観に合うものに変わっていきます。

今まで学んできたものをすべて前提にしているために、あなたに現実にはあなたの価値観に合わないものも現れてしまいます。自分の価値観の中で現実を進めたければ、自分に合わないものを次々と手放し、自分に合うものだけを考えるようにする。自分の納得できるものだけを残しておく。それによって現実のエネルギーはあなただけのものになります。

まだ自分には馴染めないものが現れる。自分には興味のないものが現象化する。そういう思いを持ったときには、まだ自分の概念の中で、自分の納得できないもの、受け容れたくないものが入っているという証になります。自分の持っている概念を徹底的に分析し、必要であるもの、必要でないものをしっかりと見極め、必要なものだけを残すようにしていってください。


今、皆さん方に与えたのは、今年、生きる場合においての現実の流れにおけるアドバイスでした。したがって個別に見た場合には、またさらにいろんなアドバイスが必要となるでしょう。現実に限らず、仕事の場合、家庭の場合、いろんなテーマがあると思われます。一般に仕事に関しては、仕事を司るエネルギーがあります。それは皆さん方の役割とは別に、皆さん方の能力を鍛える役割を担っております。物事の考え方、特殊能力、自分だけで開発させる自分のやり方、そういったところにヒントが入っております。したがって仕事を考えるときには、面白いかどうかではなく、そこから自分は何を身に着けていくのか、何を学んでいくのか、そこから得られるものを考えるようにしていってください。


A奉仕にもエゴが入りうる

先ほど、奉仕についてのお話がありました。奉仕という言葉は純粋な言葉であり、これ自体にエゴや傲慢さのエネルギーはいっさい入っておりません。しかし実際の現実を見たときに、エゴがまったく入っていない奉仕というものがそんなに存在しておりません。つまり大部分の奉仕のエネルギーの中に、一人ひとりの感情のエネルギーが入り込んでおります。それは純粋な奉仕ではなく、奉仕の見返りや奉仕している喜びを理解してほしい、認めてほしいというエネルギーから来ています。

こういう場合の奉仕は実際には相手に必ずしも喜びを与えておりません。奉仕したように感じても、それは必ずしも心からの喜びにはなっておらず、何かお返ししなくてはいけない、あの人に借りを作ってしまった、この次何かしてあげないと関係がまずくなる、という思いを造り上げてしまいます。これは純粋な奉仕にはなりません。純粋な奉仕を実践していくと、純粋な奉仕をする人間が周りに現れてきて、自分もその純粋な奉仕を受けることになります。

見返りなく、ただ相手が何かをしてくれる。そういう状態が増えてきたとき、自分も同じようにそういう奉仕をしているという状態にあることを意味します。ほかの人からいろいろと何かをしてもらったときに、そこから自分は何を感ずるのか。純粋な相手の奉仕を感じたのか。それとも見返りを感じてしまったのか。その時の感じ方によって、自分自身の今の奉仕のレベルが確認されます。奉仕をする場合に、そこに入り込む人間の感情のエネルギー、判断のエネルギー、それらをよく見極め、自分が純粋な奉仕をしているのかどうか、それをよく考えるようにしてみてください。


今までの話の中で、人間がお互いに共存し合いながら成長するときに、何をしてあげるとよく、何をしてあげないとよくないのか。そういったところの問題をたくさん指摘されておりました。相手が望んでいることをしてあげる。これは愛の原点となっており、ただ相手が望んでいるのかどうかが分からない、ここにいろんな問題が起こっております。それぞれ自分の価値観で、喜びと思っていることを具現化していきます。でもそれが相手の本当の喜びなのかどうかは何も確認できません。

基本的に、相手が望んでいるのかどうか。それを確認することはとても難しく、確認したところで、その言葉と本心が一致しているかどうかは分からないのです。自分としては、言葉による確認ではなく、自分の心で判断することが必要です。まず自分はそれを行うことによって、心が本当にスッキリしているのか。心から満足しているかどうか。自分が奉仕することによって、その目の前の人が本当に喜び...(テープ反転)...の雰囲気で感じとるしか、方法はありません。言葉は必ずしも真実を語っていない場合があります。したがって自分がそこで感じたものをまずなるべく正確なものにしていくように練習する必要があります。

相手が本当に喜びを表現したかどうか、本当に心の状態を表現しているかどうか。それを感じとり、相手が真に望んでいることを常に理解する練習が必要です。したがって奉仕をしようとするものは、まず相手が本当に何を望んでいるのかを理解する練習がまずはじめに必要です。相手が本当に望んでいるもの、顔の表情や言葉ではなく、本当に心が求めているもの、それを感ずることができるようになって、初めてほかの人への奉仕ができるようになっていきます。

まだそれを感じとれない場合、ほとんどの人は概念で価値観をつくっていきます。それが正しい価値観には結びつかないことがほとんどです。自分の解釈ではなく、エネルギーで感じて、それで奉仕を行なうというやり方、それを身に着けるようにしていってください。それではここで少し、休憩をとります。ありがとうございました。


B風邪は肉体のエネルギーの変化

それでは私たちの方からお話をさせていただきます。今、この場において私たちと皆さん方との間でいろんなエネルギーがつくられております。皆さん方は風邪とか病気とか、体調を崩すとかいう現象を体験していきます。主に風邪というのは、人間の肉体的な成長の過程において、エネルギー的な変化が要求される場合、特にその年に必要な肉体の体験があり、それに備えて肉体的な準備をしたり、エネルギーをセットしていく状態を造り出しております。

したがって風邪をひきやすい人というのは、そういうエネルギー的な準備を別のエネルギーによって仕組まれており、まだ自分の肉体を完全にコントロールできていない状態を意味しております。しかしこれは個人差があり、一般に進化のレベルによってその差がどんどん大きくなっていきます。都会の人は特にその影響が大きく、体験が多くなると同時に体験すべきエネルギーも複雑になってきて、事前の準備や肉体的な条件が複雑に入り混じることになります。

そういう時期において、自分の体調を維持し、コントロールするということは、ただ単に肉体を大切にするとか肉体が楽になる方向を選ぶというのではなく、むしろ肉体的な変化をうまく促進させていく、肉体の変化をスムーズに持っていくという意識が必要になります。風邪をひかないようにするとか、風邪をひいてもすぐに治るようにするとかいうやり方では、肉体はエネルギー的な変化をうまくこなせない場合があります。したがってむしろ風邪をひいたときには、その状態を本当に体験し、エネルギーを変化させ、それによってそれ以降の流れをつくっていく。そういう意識が必要になっていきます。

一時的な下痢のような症状というのは、それとは少し違う理由から起こされます。一般に、内臓の動きはその人の内面的なエネルギー、普段持っている思い、溜めていたもの、自分が身に着けているもの。そういうエネルギーとこれからの現実のエネルギーの中で、自分にとってうまく流れができるかどうか、これからの流れの中で自分の持っているエネルギーが必要ではないと分かったとき、それが下痢によって出ていく場合があります。つまり普通はそれぞれの持っている感情のエネルギーや思考のエネルギーによって現実が造られ、体験することによってそのエネルギーが流されていきます。しかしそれ以降の流れが急速に変わり、もう持っているエネルギーが必要ではなくなったとき、もう現実を必要としなくなったときに、下痢となってエネルギーが流れていきます。

したがって人間一人ひとりの体調に起こる変化、いろんな出来事はそれぞれ意味がありますが、人間的な考えで見る場合の意味とはかなり違うところに意味があります。したがって基本的にはこれからの自分の現実の流れと自分自身の持っているエネルギーとの兼ね合い、調和をとる方向へ向かうという意味で、肉体的な変化が起こされているということだけは共通しております。

これからもし肉体的に何らかの変化があったときに、そういう観点で見てみると、自分がどういう状況から自分がそういう肉体的な変化を体験しているのか、そしてそれを体験したときに、自分はどういう行動をとったら良いのか、それが分かるようになっていくでしょう。


今年、皆さん方に体験してもらうエネルギーとして、与えられているものにはいろんな種類のものがあり、先ほど説明されたものが唯一絶対のものではなく、それも流れによって変化する場合もあります。自分がそれを理解し、コントロールできるようになると、その変化はさらに先へ先へと進み、さらに高度なレベルでの体験が与えられていきます。

したがって今、自分が理解した範囲だけを考えるのではなく、 もっと大きな観点で、さらに次のレベルまで考え、どのような事態が起こってもうまく対応できるように意識を持っていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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