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1999/7/20■月曜交流会から

まだまだ眠っている日本人

@神々の意思によって周到に導かれた民族

私たちは、今日は宇宙においての面白そうな話をいくつか選んで話をしてみようと思います。日本という国が宇宙のどこからやってきて、どういうつながりがあり、地球の何を手助けするのか、話をしたいと思います。日本という国がいちばん初めに計画されたとき、日本を実行に移す仲間たちが選ばれていきました。宇宙の惑星の人間たちだけではなく、ほかの次元の仲間やまだ地球にやってきたことのない仲間たちでつくられていきました。

日本はつくられた当初から特別のエネルギーで構成され、地球自身の流れとは違うエネルギーでつくられていきました。日本をどのようにしてつくりあげ、現実に導いていくか。その段階においていちばん計画を進め、関与していたもの、アマテラスというひとつの大きな集合意識があり、その集合意識の一部のものたちが実際の計画を進めていきました。

この集合意識はそれまでは神々の一員として宇宙全体を照らし、役割を持ち、進化を司っていました。地球の流れが本来の流れとは違う方向に進み始めたとき、神々たちの間でいろいろ調整を考え、地球が神々たちの思いの通りに進化できるように修正を加えることになりました。その中心を担ったのがアマテラスという集合意識であり、次第に具体化する計画をつくりあげ、実行できるレベルまで波動を下ろしていきました。

しかし計画をうまく進めようと思っても、現実の地球において、この計画をうまく遂行できる人間たちがみつかりませんでした。そのために地球で見つけるよりも、アマテラスたちの思いを受け取れる人々を集め、宇宙のいろいろなところから連れてくることにしました。したがってアマテラスの思いを感ずることができるもの、受け取ったものたちが次々と馳せ参じ、アマテラスの思いを中心にして進める大きな集まりができ上がってきました。

この集まりが現実に地球で計画を進める中心を担い、日本という国を造り上げる役割を持つようになっていきました。人類がまだ初期の頃、このグループたちは人類の遺伝子を巧妙に掛け合わせ、地球の歴史を乱さないまま、混乱を招かないレベルの遺伝子を工夫し、極秘のうちで人種を育ててきました。次第に人類が進化を重ね、運命をつくり、知性が芽生えても、この特殊の人間たちはまだ遺伝子の掛け合わせを行っている最中であり、ほかの人種に比べて少し遅い状況で進化を進めてきました。

ほかの人種がどんどん進化し、運命をつくり、知性や理性を発達させたころ、この民族はやっと少し知性が開発され、平和で穏やかな暮らしができるレベルになっていきました。しかしそれでもあまり目立たないように、分からないように育てられ、運命を持つまでに永い期間がかかりました。ほかの民族たちはその後も文明を発達させ、ついには争いや戦(いくさ)、支配などを学び、人類同士が争う宗教的なエネルギーを巻き込むという事態に進んでいきました。

特殊な民族は、初めのころは文明とはあまり関係しない生き方をしておりました。しかし次第に文明的なエネルギーが流れ込んできて、集団で何かを行う、皆で何かを行うという生き方が行われるようになりました。皆で何かを行おうとするうちに、協力し合うこと、手助けするという学びが繰り返され、お互いに助け合う、強調し合うという波動がつくられていきました。

知性が発達し、感情が芽生え、文明的なものがさらに進んでいくと、お互いに喜びを分かち合い、楽しむというエネルギーがつくられていきました。皆で楽しく笑い、自然と共に生き、生きる喜びを感じるという生き方が普通になってきました。ある時点において、自分たちが信じてきた生き方が破壊されるという経験をしました。自分たちとは価値観の違う人間たちがやってきて、自分たちの生活そのものを脅かすという事態が起こりました。自分たちの生き方を望んでいる者たちは新たなる場を求めて移動し、初めて自分たちの故郷を離れ、何か別の場所に動くという経験をしました。

新たなる場所を求めて進んだ者たちは自分たちの生活に適した場を求め、長い間、移動を続けました。ある場所についたとき、自分たちにいちばん適した場所を見つけ、そこで住むようになりました。今まで身に着けてきた生活の仕方を続けようとしましたが、環境が違うためにそのままでは通用しませんでした。環境が違い、生活の仕方が違ってしまい、暮らし方も変えざるを得ませんでした。しかし皆で協力し、助け合うという波動は強いものがありました。お互いに助け合い、尊重し合って、その場所で生活できるように工夫を重ねていきました。

しばらく続けると、また別のものたちがやってきて、そのやりかたをそのまま取り上げてしまうものたちが出てきました。自分たちが一生懸命工夫し、やっとできたものをそのまま取られてしまい、また別の生き方を工夫する必要がありました。そこをまた移動して、別の場所へ向かったもの、そこに仕方なくとどまって言うなりになるもの、いろんなものたちが出てきました。新たなる場所へ移動したものは、自分の生活しやすい場所を探して次から次へと移動を重ねていきました。

そこで落ち着いたものたちは、そのものたちと一緒になって生活するやり方を選びました。一緒になって混ざったものたちは、それまで身に着けてきた遺伝子が純粋に保たれることなく、それまでの別のものと混ざることになってしまいました。移動を行ったものたちはさらに自分たちがうまくできる場を探し、移動を続けていきました。このような移動を何度も重ね、今の日本に辿り着き、そして自分たちの生活しやすい生き方を造り上げていきました。

当初、日本にきたときには、純粋なエネルギーで集まってきて、自分たちが住める純粋な場を求めておりました。しかし定期的にいろんなものたちが入ってきて、いろんな交わりをつくろうとしました。少しずつほかのものたちの遺伝子も混ざり初め、それまでの遺伝子とは違う方向へと進み始めました。日本人が日本人として役割を演ずるのは、そのあとになります。神々の思いによって、あまりほかの民族と交わることなく、純粋につくられてきた遺伝子が少しずつほかの民族と混ざるようになってきました。

初めのころは、いわゆるムー大陸の流れを汲むものたちの遺伝子を取り入れたり、ゴビ砂漠の近くで文明を築き上げたものたちの遺伝子を取り入れたりして、少しずつ少しずつ地球の遺伝子を取り込んでいきました。そのうちに文明がつくられ始め、お互いに助け合いながら、平和で友好的な社会をつくるようになりました。地球の流れが急速に変化し始め、アトランティスやムーと呼ばれた文明が衝突し、地球のエネルギーをおかしくするころ、日本は独自の仕組みによって民族が途絶えることのないような状況に置かれていきました。

大きな混乱があり、アトランティスが崩壊し、ムーがなくなるころ、日本を覆っていたひとつのエネルギーが取り払われ、それぞれのエネルギーを少しずつ取り入れるように変わっていきました。日本にまたいろいろのエネルギーが入り込んできて、それまでにはない新たなる文明がつくられていきました。それと共に日本人の考えも少しずつ変化していき、執着的なもの、欲のようなものが芽生えていきました。美しさ、喜び、いろいろのものに価値がつくられ、認める、無視する、いろんな波動ができ上がってきました。

日本という国においてエネルギーがどんどん変化し、美しさや喜びの波動も変わっていきました。日本はもう押さえがきかなくなり、いろんな波動を次々と取り込んで、執着、プライド、いろんな波動を造り上げていきました。もう日本はそれまでの日本とはかなり違ってしまい、執着的で、欲の深い民族へと変わっていきました。大いなる仲間たちが改めて日本を創り直す計画をはじめ、民族的な変化を通して日本のエネルギーを変えることにしました。日本という国に新たなる光を流し、意識の変化を行わせることにしました。

大和の民族や天皇が創られたのがそのころになります。それによって日本人に新たなる光を送り込み、天皇を中心にして常に光とつながり、調和の心を持ち、人々を愛し、世界的な見方ができるように考えておりました。しかし、欲のエネルギーでもう見境がつかなくなっているものたちは、自分が中心になろうとしています。新たなる光とは別の方向に動き始めました。それによって天皇を中心とする計画がうまく進まなくなり、常に争いや対立が付きまとう事態になってしまいました。日本人の心が常に不安定になり、行き先が分からず、不安のまま行動するようになったのも、それが原因になっております。

それからいろんな経験を重ね、日本人は大いなる浄化の時期を過ぎ、今、新たなる時代に向かい始めております。今まで身に着けてきた欲、奢侈におごれるエネルギー、といったものをどこまで元に戻し、純粋に喜びを感じ、毎日を生きていけるか。これが今、皆さん方に与えられているテーマです。一人ひとりは平和を愛し、喜びを分かち合うのを望んでおります。でも欲が深いために純粋に皆で分かち合うという思いができず、自分は少しでも多くの喜びを手にしたい、自分は少しでも早く手にしたい、という思いが一人ひとりの行動をおかしくしております。

日本人は欲や自分本位の思いをどこまで変えることができるのか、一人ひとりの意識の使い方にもよります。一人ひとりが喜びを感じ、相手を認めていくと、日本自身のエネルギーも変わっていきます。日本において長い間、受け継がれてきたいろんなエネルギーがあります。和を大切にする、協調し合う、年上の人を敬う、素晴らしいエネルギーがたくさんあります。これからどう変わるか。そう思う人がいるかもしれません。しかし今、必要なのは、今、どこまで変わっていけるか、今、何を行うか、これがいちばん大切です。

一人ひとりの心の中には連綿として受け継がれてきた日本のエネルギーがあります。平和を愛し、喜びを求め、皆で分かち合う、というエネルギーがあります。日本人が無力だとか、意味がないとか思う必要はありません。まずは自分たちができる範囲内で行動に表していく。自分たちが持っている素晴らしいエネルギーを残しておく。これが必要です。日本はまだまだこれから目覚めさせるべき波動があります。中には、日本だけで目覚めさせるべきエネルギーもあります。しかしほかの国と交わることによって目覚めるエネルギーもあります。自分の持っている思いの中で、新しいエネルギーをどこまで確認でき、使えるか。一人ひとり、自分なりに工夫をしていってください。


地球はまだまだ変化が必要です。いろんなエネルギーを必要としているのです。したがって今の自分そのままで良いとは限りません。まだまだいろんな働きが必要です。自分のできる範囲内で日本と共に歩み、日本が少しでも本来の働きが担えるように意識を向けてみてください。


私たちは少し話をして、終わりにいたします。今、話されたように、地球においてはいろんな民族の歴史があります。日本は日本の流れで進んでいます。ただこれまでの発達において、ほかの民族と争ったという経験がそんなに多くはありません。そのためにほかの民族と一緒に協力し合う、手伝うという波動がそんなにつくられておりません。できれば、いろんな民族と接してみて、良いものは良いとして伝える、ダメなものはダメなものとして伝える、というやり方も必要と思われます。自分なりに自分のできる範囲内で、自分の持っているエネルギーをうまく使えるように、工夫をしていってください。それでは少し、休憩をとります。ありがとうございました。


A日本人は他のいろんな国々を理解できる

私たちはこれからの流れを少し話します。日本人が周到に計画され、なるべく混乱が起こらないように、本来の計画が全うできるようにつくられてきました。しかし常に地球上においては混乱が起こり、拡大する方向への流れがありました。そのために日本においても外部からいろんな影響が常に押し寄せてきて、日本人の心を乱そうとする働きが起こされておりました。

初めのうちは、外的な影響力をあまり受けないように仕組まれておりました。しかし今はもうその必要はなく、むしろ日本人の本来のエネルギーをほかの国々に与え、本来の地球が完成するために役割を演じていく時期になっていきます。日本人は争いを避け、なるべく混乱が起こらないように工夫しながら、うまく場を造り上げようとするエネルギーがあります。これはほかの国々とはかなり違うエネルギーとなっております。

ほかの国々においては、何が正しいか何が正しくないかを明らかにし、正しいことに合わせるというエネルギーがあります。正しくないものは正しい方に合わせる。これがほかの国のエネルギーです。日本人はそういう判断もあまり起こさず、まずは仲良くする、一緒にやるという働きが先に起こります。これは場合によっては、ごまかしたり、優柔不断であったり、意思が弱いように感じられる場合もあります。

ほかの国々から見たら、日本人のそういう言動は全く理解できず、何を考えているのか、どうしたいのかが分からないという風に映ります。でも、日本人は、まずは争いを避け、仲良くしようとする働きからそういう言動がとられます。これはお互いの価値観が根本から違っているところから起こります。ほかの国々は、まずは正しいことを見極め、それに従って生きるという方針があります。日本人はあまりそれを考えず、少しずつそういう方向に修正していこうというやり方をとります。

日本人同士で集まるときは、それでも十分であり、お互いにうまくやることができるでしょう。しかしほかの国々の人と一緒に暮らすとき、大きな混乱が起こります。お互いに相手の考え方を理解できないまま、一緒になっていきます。ほかの国々は、まずは正しいこと、正しくないことの見極めが大切であり、それをしっかりと教育させられます。日本人は常にあやふやのまま、はっきりと言わないまま、進めていきます。

日本人の中にも、少しずつ考え方が変化し、白黒をはっきりさせる、言いたいことをしっかり表現する、と言う人々も増えてきました。そのために今までの日本人とは違う日本人のように思われております。これからお互いの共存はさらに進んでいくでしょう。基本的に、ほかの国々が日本人のそういう傾向を受け入れるということはまずあり得ません。したがってうまくいくためには、日本人がそういう考えを理解できるようになることが必要になってきます。

ただ、だからといって何でもかんでもすぐ、何が正しく何が間違っているか、間違っているものは考えを改めねばならない、正しいことだけに合わせていく、というやり方が良いともいうことはできません。そういうやり方はやたらと争いや対立を造り上げる働きを行ってしまいます。では、どういう風にしてうまく社会をつくっていくのか。

日本人はまず、ほかの国々の考え方を理解できる。まずはそれが必要となるでしょう。宗教を身に着けているものたちの考え方、西洋の人間の個別主義的な考え方、そういったものを理解できる心が必要になるでしょう。しかし日本人の心までそれに合わせる必要はありません。それを理解できるだきるだけであって、自分たちの生き方そのものは仲良く、楽しくやることを常に続けていく。すぐに白黒をはっきりと決着付けようとしたり、間違っているものを排斥したり、正しいことだけに合わせようとするところまでを真似する必要はないのです。

日本人が受け継いできた和の心、敬う心、いたわる心はとても大切なエネルギーです。それはより素晴らしいエネルギーに変えて、地球上にずっと残しておく必要があります。西洋の考え方に合わせると、そういうエネルギーがどんどん西洋化されてしまい、個別主義的な働きに変わってしまいます。そういった変化を行うのではなく、あくまでも日本人の心を基本に残しながら、そこでほかの国々の考え方を理解できるように修正していく。そういうやり方が必要です。

基本的に、日本人はどの国の人間の心も理解できる能力を持っております。宗教を持っているもの、宗教を持たないもの、どの国の人間とも日本人は理解し合える心があるのです。そのために今まで、実に長い間、いろんな仕組みをつくって日本人を創り上げてきたのです。今、地球上に存在している民族の中で、日本人を全く理解できないという民族はあるかもしれません。でも、皆さん方はどの民族でも理解することはできるのです。日本人はそういう役割があるのです。

ほかの民族同士を無理に仲良くさせようとか、ほかの民族同士を一つにさせようとしても、それは叶わぬ夢でもあります。でも、どの民族でも、日本人からして理解できることがあるのです。この特徴をいかにうまく皆さん方が使いこなしていくか。どういう風に使っていくか。それが一人ひとりの役割になっていきます。たとえ、ほかの民族が日本人を理解できなくても、皆さん方はほかの民族を理解できるのです。そうやっていろんな民族と接してみて、彼らがどういう生き方をし、どういう価値観を持ち、何を目標にしているのか、それを一つひとつ理解し、少しでもこの地球が良い方向へ、和を作る方向へ進むように意識を向けていってください。


B広い意味での日本人のエネルギー

私たちが少し話をして終わりにいたします。日本人というと、どうしても自分たちだけの民族とか、特別な感覚を持ってしまう人がおります。私たちは便宜上、日本人という言葉を使いましたが、それは何も今の日本の国に生まれた人だけを意味しているわけではありません。先ほどの説明にあった、神々の手によってつくられた一連のエネルギーを持っているもの、その流れにあるものをまず総称していっております。したがって実際にはほかの国籍であっても、日本のエネルギーを持っているもの、ほかの国でもうすでに働いているもの、ほかの国で生まれているものもいたりします。

そうやっていろんな文化を理解し、地球の隅々にまでこのエネルギーを広げていく。そしていずれは皆が心で理解し合えるようになる。日本人ということを共通点にすることにより、世界がいろいろと理解し合える状況がつくられるのです。したがって今、日本に生まれた人間だけを日本人として話しているわけではないということを理解しておいてください。そして、いずれあまり日本人という言葉にとらわれず、エネルギー的に見て和を求めるものたち、お互いに仲良くしようとしているものたち、そういうもっと大きな言葉で広げていくように意識を持っていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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