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1999/5/12■水曜瞑想会から

他を認めることを学ぶ人たち

@他の存在を否定すると自分も否定される体験をする

私たちは今日、少し違う話をして時間を過ごしたいと思います。まず、先ほど、ご家族のことについての話がありました。神経症的な病はその人間の人生にとても大きな影響を与えていきます。単なる肉体的な病よりも、その人の生き方そのものに大きな影響を与えてしまいます。したがって神経症的な病はかなり入念に準備し、必要最小限のことしか実現しないように創って生まれてきます。世の中では受け入れ態勢がうまくないために、その人はとても大きなショックを感じることになり、人生そのものを疑ってしまうことになってしまうでしょう。

神経症的な病は、ある意味では自分がそれを必要として生まれてくる場合があります。なぜ、それが必要なのか。人間の進化の家庭において、人間は他を否定したり、他を無視してきたりして、いろんな活動をしてきました。他を否定してしまった場合、自分は自分の言っていることが正しく、自分は間違っていないという信念で他を否定してしまいます。でも、実際に本当に自分のやっていることが正しいかどうか、誰も保証することができません。

人間は自分が正しいと思っても、絶対的に正しいかどうかはまったく判断できないのです。それをいかにも自分が絶対的に正しいと判断している限り、ほかの人を説得したり、決めつけてしまったりした場合に、自分もほかの人から否定されるという経験が自動的に創られてしまいます。他を否定すればするほど、自分も否定されるという経験が創られるのです。

自分がどういう形で否定されるのかは人によって現れが皆違います。その中でも、神経症的な病を選択する者は、自分の存在そのものを否定されるという体験をすることになります。これまでに他を根本から否定し、存在そのものを否定した経験がある人が神経症的な現実を選ぶ傾向にあります。

さて、こういう流れを見て、では単純に、今、神経症的な病の人はすべて今までに他を根本から否定した経験があるのか。これはそうともいえるし、そうではない場合もあり、単純にいうことはできません。ただ、人類自身がこれまで他を否定し、他を無視してきた歴史を造っている以上、そこからいろんなエネルギーが造られ、それを一人ひとりが体験することになります。

したがってまず、特定の人間が何か悪いことをしたり、否定されたりするような状況を考えるのではなく、人類全体で考え、地球人類そのものがまだそういう意識レベルであるということ。地球人類そのものが、まだ相手を否定したり、相手を無視したりするエネルギーを造り出しているということ。まずはそれを考えることが必要になります。そして少なくとも、自分は他を否定したり、他を無視したりしない。自分は他を認めて楽しい現実を造っていく。こういう思いが必要になっていきます。

神経症的な人が他を認め、自分を認めるという流れをどのようにして身に着けていくか。これは人によって違いがあるために、一概にはいえませんが、その人の心の壁を少しずつ溶かしていき、社会に目を向けさせ、今の世の中そのものを理解させるようにしていくと、少しずつ変化していく人間もおります。また、完全に自分の殻の中に閉じこもって、まったくそこから出ることのできない人間もおります。

しかしいちばん大切なのは、人間がお互いに愛し合い、認め合うということ。自分が認めることができない場合には、ほかの人からも認められることはありません。自分の行った行動がすべて自分に戻ってくる。まずはそれを本当に理解することが必要になります。

そしてそれとは別に、病が起こったときに、どう対応していくか。病は単純にすべてが解決されたり、消えるものではありません。その現れた意味や時期を自分で理解し、肉体と一緒になって自分が変わるという意識が必要になります。肉体的な病は肉体にだけ任せ、自分は勝手なことをしている。これでは肉体はなかなか良くなりません。肉体の影響を受けて、自分の意識も変わっていきます。

これからの生き方の中で、病に対して不安や恐れ、心配が起こりそうなとき、自分は今、何を学ぼうとしているのか、自分はこれからどういう方向に向かうのだろうか。まずはそれをよく考えるようにしてみてください。その流れの中で、病気はとても大切な役割を演じております。病があることによって新しい人間関係ができたり、新しい学びをすることができます。それを自分なりに認め、まずは自分がしっかりとした生き方を確立するということ。そういったことを自分のものにして、日常をより楽しく、明るいものに変えるようにしてみてください。


A癒しにも時期がある

さて、少しエネルギーについて練習をいたします。多くの日本人にとっていちばん、分かりやすいエネルギーがいくつかあります。一つは観音様のエネルギー、クァンインと呼ばれているエネルギーです。とても愛と慈悲に満ちており、人々の心を奥深いところから優しく包み込み、その人のつらいところや悲しいところを理解して、うまく心から解放されていくような波動を起こってきます。この観音のエネルギーをこれから呼びますので、体で感じて、自分の肉体的な癒しをも行えるように工夫をしてみてください。

次は、多くの人にとって馴染みのあるミカエルのエネルギーを感じてもらいます。

この両方のエネルギーはいずれも自分で使うことができ、自分で自由に呼ぶことができます。毎日、体を楽にさせたいとき、スッキリさせたいときに、観音やミカエルを呼んで、そのエネルギーを体で感じ、癒していくことは可能です。自分なりのやり方で工夫しながら、自分で癒していくやり方を身に着けるようにしてみてください。


今、日本において心が病んでいるものがたくさんおります。でも自分では必ずしも病んでいると理解していなかったり、正常な人間であるかのように思っている人がおります。本人に癒そうという気持ちが起こらない限り、癒しは起こりません。しかしだからといってやたらと不安や恐れを与えてもあまり意味はありません。人それぞれ、気づく時期があり、時期に達しないとなかなかうまく行動には移らないのです。

これからも、ほかの人と接するときに、その人が癒すべき時期に来ているのかどうか、その人はすべてを理解する時期にきているのかどうか、まずはそれを考え、その人が次のステップまできていると思ったときに、いろいろやってあげたりする工夫をしてみてください。私たちはここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)1999 CentralSun
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