前へ戻る
1998/5/10■滋賀県特別ワークから

光を自分のものにして自分の道を歩む

@社会不安などは人間が造った

今日はあまり話す時間がありませんので、私たちの方から大切なことだけを伝えて終わりにいたします。最近、いろんな状況が起こってきており、皆さん方の環境や生活にも少しずつ影響が出てきております。おそらく来年ごろにはいろんな人々がさらに混乱の中に入っていったり、生活がかなり苦しい状況になる人がいるかもしれません。

しかしだからといって、それは宇宙が作った仕組みとか神が与えた罰とかいうのではなく、あくまでも人間が自分たちで引き寄せたものであり、自分たちの思いによって現実化されたものであるというのを理解しておいてください。

今、宇宙の方ではそれに向けていろんな状況を設定しており、少しでも多くの人が本来の道に進んでいき、不幸な事態には入らないようにといろんな準備をしております。ただ、それに目を向ける人間がそれほど多くないために、多くの人が三次元的な流れの中でいろんな状況を体験することになるでしょう。

今、皆さん方に理解していただきたいのは、三次元的に起こる現象はすべて自分たちのエネルギーによって現されたものであり、宇宙や神が仕組んだものではないということを本当に理解しておいてください。


Aミカエルとサナンダのエネルギーは光の道の道しるべ

私たちはサナンダの仲間としてお話をいたします。今日は光やエネルギーを自分たちの体で体感するという練習が行なわれておりました。これまでは多くの人にとってエネルギーも光も抽象的なものであり、単なる観念にしか過ぎないものと思っていたかもしれません。

でも、今日は実際に自分の体で感じることができると、本当に具体的に存在しているものであり、自分の宇宙とつながることができるということが実感をもって感じられたものと思われます。今日、行なわれたこの練習を日常の中にでも生かし、活用していくためにはどのようなことが適切なのか、それについて少し説明をしておきます。

宇宙のマスターや光の存在たちを皆さん方が呼んで、体で感じる場合には、普通、その人にとって一番必要なエネルギーが流されてきます。例えば、先程、サナンダのエネルギーを呼んだ場合でも、その反応は一人ひとり違います。もう何度も私たちを感じている人は私たちとの波動を確実なものにするためにさらにいろんな状況を感じてもらいました。

しかし、初めて私たちと繋がりを持った人はまず私たちの存在そのものと繋がりを持つことができるような基本的な準備がつくられておりました。中でも、何人かの人はその人自身のエネルギー的な再調整が行なわれており、それによって肉体的な感覚がかなり強く感じられた人もおります。ほとんど感じられなかったという人も中にはいるでしょう。でもそれは単にまだ私たちへの感覚が鋭くないというだけであり、私たち自身は全員の中に入り込んだということを理解しておいてください。

この私たちのエネルギーを皆さん方が使う場合には、自分自身が光として歩んでいくときに、自分がこれで本当に良いのだろうか、正しい方向に進んでいるのだろうか、という迷いが出てきたときには私たちのエネルギーを呼ぶことにより、その方向性に対してアドバイスを与えることができます。

今まで信じてやってきたことが実際には現実でうまくいかなくなり、悩んでしまう。自分としては信念を持ってとった行動が相手には反対の方向に現れてしまう。それで悩んでしまったり、分からなくなった場合に、私たちのエネルギーを呼ぶと、それなりにヒントやアドバイスを与えることができます。

また、自分がせっかく良いようにやっても、相手に通じることなく、反対に責められてしまったり、自分の気持ちがうまく伝わらなかった場合、あなた方の心を癒してあげることができます。常に、サナンダとミカエルのエネルギーを体で感じる練習をしておくと、ほとんどの場合に、自分は光の道を確実に歩いているという実感が得られてきます。自分は常に正しい方向に進んでおり、自分が正しく、明るく、周りが良くなる方向へと行動しているということが実感として得られてきます。

このサナンダとミカエルの波動のほかに、皆さん方にもどうしても体験していただきたいエネルギーがあります。それはマスターイエスとしての波動です。皆さん方からすれば馴染みがない人もいるでしょう。日本人には必ずしもイエスという名前に好感を持っていない人もいます。でもマスターイエスは本当に存在した人間であり、神の思いを人間に伝えるためにこの地球にやってきました。一人ひとりが本当に神と繋がり、人間同士で神の国を実現するためにも皆さん方はマスターイエスの思いを受け取る必要があるのです。これからマスターイエスのエネルギーを流しますので、それぞれ体で感じてみてください。


B自分を偽ったり相手に合わせることを止める

私はマスターイエスとしてやってきました。日本の人々に話す機会がそれほどありませんでしたが、私たち自身は今、日本に対してとても大切な思いを持って見ております。日本の人々はいろんな面において、ほかの人種とは違うエネルギーを身に着けております。自分だけが優れているとか、自分だけが飛び抜けて有名になりたいという思いはそれほど強くはありません。できるだけ皆で一緒になってやろう、分からない人がいたら、皆で助けてあげよう、という思いを持っているのが日本の人々です。

確かに西洋文明が入ってきてから、有名になりたいとか、偉くなりという人は増えてきました。でも、それは一時的なものでしょう。その愚かさに気がつき、無意味さに気がついてくると、やはり皆で助け合う、皆で協力し合うという本来のエネルギーにまた戻っていくでしょう。

ただ、今時点においては一人ひとりの心がまだ物質的であり、少しでもラクして人よりも早く有名になりたいとかいう気持ちは否定できません。でも一人ひとりはさらにその奥のところに、自分一人だけが突出しても本当の自分の喜びにはつながらないことを理解しております。

だからといって日本の人々が、これから優れた民族になるとか、ほかの国々よりも賢いとかいう意味ではありません。日本人は往々にして自主性がそれほどなく、表現力も正しくはなく、周りを気にしてなるべくおかしく見られないような行動をとろうとしています。そのために自分の欠点をなるべく覆い隠してしまい、ごく普通の人間であろうとして平均点を求めていきます。

そういう生き方をするのであれば、一人ひとりの喜びがほとんど感じられないままただ人生を過ごしていくことになるでしょう。自分は自分で自分の満足することをやっていく。自分の本心から感ずることを行動に移していく。これはとても大切なことです。ほかの人に合わせるのではなく、自分の本心に合わせていく。そういう生き方をいかに確立していくか。これが一人ひとりの課題ともいえます。

今までの人生で自分は本当に満足していたかどうか。他人からおかしく見られないようにしてきた行動。ほかの人に合わせてきた態度。これで本当に満足できたかどうか。今、日本人はそこを大きく変えていく時期に入っております。自分が心から望むことを思いきってやってみる。たとえほかの人からどのように思われようとも、自分が望むことをやっていく。これはとても大切なことです。

自分自身の生き方を根本から変えていきたい。そう思っている人もいるでしょう。今まではただ生きてきて、親のいう通りに合わせ、つまらなかった。でも、それは実際には親のせいではありません。あくまでも皆さん方が自分でとってしまった行動なのです。自分が本当にやりたいこと、自分が心から望んでいること、それが明確に造られている人はこれからそれが実現するようにエネルギーを造り変えていってください。

自分をだましたり、周りに合わせたりするのではなく、心からやってみたいことをどんどんやっていく。そうやって自分の生き方を変えていくのです。一人ひとりが今までの自分とは違う生き方を選び、実行に移していったときに、自分の周りも変化していき、この地球も大きく変化していきます。そして自分が変わることによって周りが変わり、自分がやることによってどんどん前に進んでいくということが実感を持って感じられてきます。

今日、皆さん方が体験したサナンダやミカエルのエネルギー、それを本当に自分のものにして自分の人生を光と共に歩む方向へと変えていってください。


C自分が光であると信じること

私たちは光の世界から話をして終わりにいたします。一人ひとりが光と繋がろうとして一生懸命、ワークをやっておりました。中々信じられなかった人、漠然としか感じられなかった人、いろいろいたかもしれません。でも、私たちは確実に存在しており、そして皆さん方と繋がりをつくりました。

これが少しずつ皆さん方にも影響を与えていくことになるでしょう。私たちとの繋がりを明確につくったことにより、いろんなインスピレーションや思いが届けられていきます。そして自分を偽ったり、自分をごまかしてきた生き方が自分には苦しくなってきます。そして本当に他人のために自分は光を使っていきたい、この地球のために自分は光を流したい、という思いが次第に強くなっていくでしょう。

自分の中に流れてくる光が明確に感じられ、地球が少しでも明るくなっていく。その様子が感じられてきます。光とつながる。それはもう自分が光であるということを信じることであり、そして実際にもう皆さん方はつながっております。

迷ったとき、混乱したとき、私たちは一時的に皆さん方から粗い波動を受け取りますが、それでも明確に繋がっております。冷静に私たちのエネルギーを感じる練習をしておいてください。一人ひとりに的確なアドバイスを与えていきます。これからの世の中は本当に自分が光であり、光と繋がっているという信念で結果がかなり変わってきます。

常に不安の中にあり、混乱している人はどんどん光から離れていきます。しかし光を信じ、自分が光であると分かっている人はどんどん光に近づいてきます。皆さん方がどちらを選ぶか。一人ひとりの自由意思に任されております。しかし私たちはできるだけ多くの人とつながってこの地球を光の世界に変えていきたいと願っております。

今日、感じた光とエネルギー、それをこれからも途切れることなくずっと体で感じていていただきたいと願っております。それではここで終わりにいたします。ありがとうございました。



(c)1998 CentralSun
前へ戻る