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1998/4/6■月曜交流会から

地球と神の許しによって生かされている人類

@世紀末に関する情報はすべて人間の創作物

私たちは今日、この場にやってくるために組織化されたある集まりと思っておいてください。私たちはある意味を持って、今日、やってきました。これまでの皆さん方のいわゆる勉強会というものを何度か拝見させていただき、いろいろ私たちにも気づきや確認するものが得られました。ただ、私たちが思っている状況になるのにはかなり難しい意識の人が多いために、これからこの地球で繰り広げられるいろんな出来事にどれだけの人がうまく対応していけるのか、私たちにも非常に思うところがあります。

多くの人がいわゆる1999年、あるいは世紀末、あるいは2012年、といったものを特定の年と理解して、そこに現れるいろんな現象を破壊的なものや混乱の年として認識しているようです。皆さん方がそう信じ、それを前提に行動していくと、それは本当に現実化していきます。したがって本来の宇宙の仲間たちは、世紀末とか2012年という特定の日付を地球人に教えたことは一度もありません。混乱を招くような情報は伝えてはいけないという神からの依頼があり、本当の神の計画に協力をしているものは混乱を招く情報は一切、与えてはおりません。

にもかかわらず、ほとんどの地球の人がそういった混乱のための情報を広げよう、広げよう、あるいはさらに確かなものにしようとして確認を得るためにさらに情報を引き出そうとして、そして余計にたしかなエネルギーとして造り上げていっております。皆さん方がそれを信じて、それを前提として話を聞こうとすると、それをさらに混乱に導こうとする存在たちがやってきて、いかにも宇宙人であるかのように装いながら情報を与えていきます。

仮に宇宙人と名乗る存在がやってきて、世紀末とか地球の最後とかいう情報を与えたものがいるとすれば、それは宇宙人ではありません。人間が勝手に引き寄せた別のもののエネルギーであり、姿・形が宇宙人であろうとも本当の宇宙人ではありません。本当の宇宙の仲間は今までこの地球人と関与したことはそんなに多くはありません。今、宇宙人からの情報として書物に現されているものの9割以上は私たちの仲間ではありません。

ほとんどが人間の妄想や思い込み、あるいは自分が有名になりたい、自分の情報が正しい、といったエゴによって勝手に造られた内容です。でもそれに関していちいちどれが正しく、どれが誤っているということを伝えることも禁じられており、地球人が自分でそれを判断する必要があリます。エネルギーの分かる人は、その本をまず手にしたときに、これが真実の本なのか、それとも単に興味を煽って人間の心の弱さに付け込んで、さらに不安を広げようとしている情報なのか、それを明確に区別できるように練習をしていっていただきたいと思います。


多くの情報がまったくの偽りであり、人間の妄想によって造られたものです。でも、人間がそれを信じている限りは現実化してしまうのです。真実ではないものがそれを信じている人間には真実であるかのように現実が進んでいきます。私たちはそういう人間の現実を見ていて、どのような心境であるのか。本当は、私たちから本当に役割を持って地球に生まれていったものもおります。でも、本人は、私たちからやってきたとはまず理解することはできません。また、理解する必要もありません。地球人としていき、地球人として進化を重ね、地球人として目覚めることが目的であり、地球を破壊に導く存在たちとの繋がりをつくるために、わざと嘘の情報を広めることを目的とはしていないのです。

でも、おそらくそういうことを知らせようとしても、ほとんどの人は見向きもしないでしょう。彼らにとっては世紀末が真理であり、納得でき、そして自分の現実もそうなっているからです。世の中が余計に混乱に進んでいき、自分自身の将来もだんだん不安になっていく。そういう人からみれば、一般に噂されている情報が唯一の真理であり、本当の神の言葉は悪魔の囁きに聞こえるかもしれません。

でも、それでは私たちは真実を語らねばなりません。世紀末や社会の混乱は人間が造り出したものであり、運命でなければ計画の中にあったものでもありません。地球人のほとんどが単にごまかされて、騙されている状況なのです。でも、それを信じて、それを前提に生きる者はそれはそれで仕方がありません。そういう判断能力であり、そういう意識レベルであるという状況が、ただ具現化されているだけであり、真の神の思いを受け取る人がほとんどいないという現実がそのまま起こされているからです。

真実の神の言葉は、誰かが広めたり、誰かがわざわざ教え込むとかいうやり方ではなく、自分の心で感じて、自分が心を開いて、初めて流れていくものです。したがって誤った情報に操られている人間たちに、わざわざここでの教えを伝えようとしても、それは何の意味もないでしょう。まだ、そういう意識に達していない者にはいくら神のエネルギーを流して感じないのです。でも、それでも私たちは真実を表し続ける必要があります。

本当の宇宙からの情報はほとんど日本人には伝えられたことはありません。チベットの、それこそまだ誰にも知られていない一部の人間や、普通のいわゆる文明人として地球の上の方にいると信じ込んでいる人たちにはまったく知られていないところですべてを理解している人間たち、そういう者たちには真実が伝えられております。でも、情報に操られたり、文明が自分たちの進んだ尺度であると信じている人間たちには私たちはまだ情報を伝えてはおりません。

文明自体が何の意味もなく、単に技術というものを発展させるための仕組みにしか過ぎず、人間の優劣を競うものではないということ。ましてや、愚かとか賢いとかいうレッテルを貼るために造られた仕組みでもないということ。それに気づかないうちは文明人に真の情報が伝えられることはありません。

ただ、このまま黙っていて文明人がそれらにいつ気がつくのか。おそらく気がつかないまま、地球が破壊の方向に進んでいくでしょう。でも、気づかない場合にも、それはある意味ではやむを得ないとしか言い様がないのです。ただ、私たちはこの地球を何としてでも破壊から防ぐ任務が与えられております。この地球は破壊させてはいけない惑星です。そのためにいろんな存在たちがいろんな仕組みを造って自ら地球に降りていって、いろんな努力を重ねているのです。にもかかわらず、別の情報に惑わされ、自らの愚かさに気づくことなく、地球を破壊の方向に進めていっております。

多くの地球の人々は自分は正しい行動をなし、一部の企業や一部の団体によってこの地球が荒らされていると思っているかもしれません。でも、実際には私たちの観点から見た場合には、一人ひとりの破壊のエネルギーがそのまま地球にエネルギーを送り込まれております。一日のうちで沸き起こってくるいろんな破壊のエネルギー、他人を否定したり疑ったり、相手を否定する言葉を口に出したり、そういったことの一つひとつが地球に破壊のエネルギーを送り込んでいるのです。

ほかの団体や一部の企業の所為ではなく、自分自身の思いによって地球が傷ついているということにまず気づかねばなりません。この地球は人間の進化のために何万年もの間、人間に自由を与えてきました。人間が生きるのに必要な環境をあちこちに造り、人間の為すことをすべて許し、いまだに地球は人間にエネルギーを送り届けています。でも、人間がどれだけ地球に、地球のためのエネルギーを送り返しているか。

この地球が人間の手によって苦しんでいるというのがそのまま私たちに伝わってきます。でも、地球はもうしばらくはこのまま人間を許していくでしょう。ただ、人間が自ら造り上げた世紀末という現象によって地球がどこまで破壊に進み、地球がどこまで持ちこたえられるか。それによっては地球自身が人間を手放すかもしれません。人間自身の思いによって結果が変わってきます。

この地球がもし耐えられなくなって、人間を少しずつ手放していくと、地球自身がそれによって著しく変化をしていきます。ただ、そこで手放す人間の数がどの程度で済むのか。どの人間も肉体を持つときには神や地球と約束してこの地球を素晴らしい惑星にすると誓ってやってきました。どの人間もそういう約束をしました。にもかかわらず、相手を否定し、地球を無視し、神を避けている。今、多くの人々が地球に思いを馳せ、自分の真理に従って本来の自分の道を進むべき時期にきています。


A人間の心が危ないから地球が危うくなる

今、話がありましたが、この地球は多くの人が考えているほど安心できる状況ではありません。物理的な状態をいうのではなく、人間の心のすさみぐあいや闘争心、すぐに自分を否定し自分から光を絶ってしまう状態そのものが危険なのです。物質的なものにあまりにも目を向けすぎて、心の明るさや豊かさに目を向けていない者がたくさんおります。地球の危機というのは三次元的な現象で評価されるのではなく、人間の心によって評価されるのです。自分が一日のうちで、相手に喜びを与える言葉と自分が得意になる言葉、どちらを多く発しているか。それによって自分の意識レベルを自分なりに探っていってください。


B地球の思いと神の思いを具現化した生き方を

私たちは今、人間として表現しているこの体を使って何とか思いを伝えようと試みをしています。でも、私たちは人間ではなく、また皆さんが想像するような宇宙の存在でもありません。したがってどこまでうまく表現できるか、私たちも初めての試みです。

私たちは地球に古くから関与し、人間が進化するために必要なエネルギーを創り出し、そして人間が成長していくのを学んできました。今までの流れの中で、私たちが特に強く関与した時期が何度かあります。初期のころは人間として活動できるようになり始めのころ。人間として歩き出し、集まりを造り、活動し始めたころ。そのころにかなり強く関与しました。

ところがそういう人間たちにいろいろ導きをもたらす別の人間たちが、もうすでに地球の思いとは違う思いを持ってやってきたがために、その時から地球人の進化の方向性がかなり変わってきました。そして彼らは肉体的な操作を何度か行なった上で彼らの思いに適するような人間に改造していき、そしてそれをさらに進化と称して発展させていきました。それによって地球上の人間がある特定の惑星の人間たちにかなり近づいてしまったがために、地球のエネルギーが大きく変化し、そして人間たちもかなり数が減ってしまいました。そして次の状態になったときに、また別のものたちがやってきて、それを元にしてまた自分たちにうまく都合が良いように細工を重ねていきました。

そういったことがその後何度か行なわれ、もう人類の進化の方向が地球の考えていた本来の方向とはかなり違う状況になり、私たち自身、直接関与できない状況になってしまいました。しかし、それをすべて理解していた根源のものたちは何とかして地球自身の本来の思いを実現させようとして私たちにいろんなアドバイスを与えてきました。私たちはその存在たちのアドバイスをよく受け入れ、何とかして地球において地球の本来の思いが実現するような人間を創り出そうとしていろんな努力を重ねてきました。

私たち自身はほかからやってきた者たちに気づかれることなく、極秘のうちにいろんな仕組みを創り出し、そして地球の思いに見合った人種を育ててきました。ただ、それも実際にはそう次から次へとうまく進んだわけではなく、常に邪魔が入り、計画が中断したり、いろんな状況があってそのたびに私たちはやり直しをせねばならない状況にありました。

多くの人間たちがこの地球上に現れ、それぞれが自らの出身の惑星を自慢したり、ほかの惑星を見下ろしていた時期に密かに私たちは地球の本来の人間がそういったエネルギーに巻き込まれないようにと、本当に苦心に苦心を重ねて細工をしてきました。ただ、それも本当にうまくは進ませることができず、常にほかのエネルギーが入り込んできて、だんだん完成度が低くなっていき、もうどうしようもならない事態になってしまいました。

アトランティスのころにもう私たちの計画はほとんどダメになるぐらいに、私たちの創り上げた人種は別のエネルギーに染まってしまいました。でも、それで諦めることのないように、根源のものたちは常にアドバイスを私たちに与え、何とかして地球の思いがこの人間に反映できるようにいろんな仕組みを造ってきました。そして少々の乱れや惑わしがあっても、何とかして地球の思いを実現できるような人種を常に地球のどこかに用意しておき、それを常に後世に残すことができるように仕組みを創り上げてきました。

私たちは、いわゆるムー大陸といわれていた地域においても、ごく一部の者たちに関与し、そしてその者たちが長く長くこの地球に残ることができるようにいろんな細工を創っていきました。ただ、常にほかからのエネルギーが入り込んできて、その惑わしにあって、私たちの思いとは違う方向に行く人間が後を絶ちませんでした。そんな傾向の中で、本当にわずかの人間たちだけが常に次の後世に子孫を残し、そしてまたその一部の人間を中心にして新たなる国を創り上げてきました。

今から2000年前、この地球でいろんなことが起こり、私たちの計画がほとんどダメになりそうな状態に陥ってしまいました。地球以外のエネルギーが完全にこの地球を支配し始めたのはこのころです。もう地球の思いはどこにも残ってはおりませんでした。でも、私たちは諦めることはできません。何とかして地球の思いを受け取れる人間を常に残し、後世に伝えていく義務があります。

もうほとんど失いかけていたヤマトの民族を何とかして日の本へ送り届け、それによって地球の思いが少しでも残せるようにいろんな仕組みを考えてきました。でも、それはうまくはいきませんでした。結局、そこでも混乱が起こり、地球の思いとは違う方向に発展していき、本来の地球がまったく具現化できない状況になってしまいました。でも、私たちは何とかして神の思いや地球の思いが人間に伝わるように、いろんな仕組みを創っておきました。でも、それをどれだけの人間が感じとり、自らのものにすることができるか。それはこれからのことなのです。

自らの能力を開発させ、地球の思いと神の思いを感じとれる者、それが少しずつ現れてくる可能性があるのです。そしてそれが私たちの創り上げた人種であるならば、それこそ真実の地球の人類としてこれからの中心になっていくでしょう。それがどこからどのようにして生まれ、気づき、成長していくか。それはまったく分かりません。いつどのようにして出現してくるのか、それも分かりません。またそういった人間が本当にたくさん出てくるのかどうか。それも分かりません。ただ仕組みだけはあちこちに創っており、人間がそれに気づくかどうか。すべては人間自身の気づきに負っております。

そういった気づきに一番、有利なのがヒマラヤの近くにいる聖者たちやアフリカやごく一部のインディアンとして残っている人間たちでしょう。でも、彼らは文明のエネルギーによってかなり破壊されており、自分で気づくことがだんだん難しくなってきております。本来の地球のエネルギーをいかにして感じとり、具現化していくか。皆さん方でもそれは可能なのです。

ただ、そのためにはあまりにも無駄なエネルギーを身に着けすぎています。地球が望んではいないエネルギーをたくさん背負っております。それを自分で気づき、手放して地球の思いを本当に感じとり、神の思いを具現化していく。一人ひとりに与えられたテーマです。

多くの人間があまりにも偽りの情報に躍らされ、それによって他人を非難したり、お互いに争ったりして、意味のない活動をしております。多くの人はそれにも意味があるとか、カルマだからといって正当化しておりますが、私たちからみれば単なるエゴです。いつまでもいつまでも、そんな人間を私たちは優しくニコニコと見ていることはできません。自分で気づかない者、自分で地球から離れていく者、そういう者にはもう私たちは光を与えてはいかないでしょう。真実に目を向け、地球を愛し、神を宿す者にこそ私たちは光を与えていきます。

私たちはあまり外部のエネルギーに染まっていない日本という国をある程度、見守ってきました。でも、結局はほとんど西洋と同じエネルギーに染まってしまい、今、私たちの思いは実現できなくなっております。日本人だから優れているとか、神に守られているといった誤った信仰は捨て去ってください。もうそんな役割はありません。ただ、ほかの争い一辺倒の国々よりは心が豊かであることは否定できません。でも、自分への気づきのエネルギーがあまりにも弱すぎる。自分で気づくことをまったく望んでいない。こういう状況では地球とは繋がれないのです。

せっかく私たちがこうやって日本人に直接、話をしているのに、まともに聞こうとする日本人がほとんどいない。これが今の日本の状況でしょう。今までの日本の歴史の中で、こんなに心が欧米化された時期はありません。日本の本来の地球への思いや神への献身さがまったく失われております。隣の人を愛する思いや心遣いさへも失われております。そんな日本人に何故、神がすべてを託すでしょうか。もっともっと自分たちの日常の中から、真実に目を向け、自分たちのやるべきことを理解していって欲しいのです。

いつまでもいつまでも、今のままの生活を続けていけば大丈夫と思っていると、自分たちが造り上げた世紀末の現象によって争いの渦に巻き込まれるでしょう。皆さん方の人生は自分の手で造り上げ、自分で変えていくという思いをしっかりと持っておいてください。


C注意されても元気なエネルギーを出す

私たちは少し話をして終わりにいたします。今の話にあって、多くの人が何か混乱したような、困ったようなエネルギーを出しております。これも日本人の悪い癖であり、少し注意されたり自分のことを指摘されると、途端に自分を否定し、自分の価値観をなくしてしまう人がたくさんおります。これ自体がまた、地球を混乱に導き、地球の精気を失わせている原因になっているというのを理解しておいてください。

こういう話を聞いたときに、よし、頑張るぞとか、よし、じゃぁ地球のために恩返しをしようとか、どうしてそういう思いを出さないのか、いつも不思議に思ってしまいます。ただ、自分を否定すれば、それで良いと考えている、誤った人がたくさんおります。地球のためには、常に地球が元気になるエネルギーを与えていく。地球が喜びに溢れるエネルギーを流していく。それが根本だということを本当に理解しておいてください。

それではここで少し、休憩をとります。

Dほかから情報を得るのではなく自分で気づくこと

私たちは今、宇宙の仲間たちがある役割を造ってここにやってきました。先程の皆さん方の話を聞いていて、少し、お話をしていきます。今のこの日本において、いろんな情報が飛び交っており、どれが正しく、どれが合っているかを論争している人間たちもおります。それを自分の成長のために使う者はそれなりに私たちはその言動を許しております。ただ、それを相手に押し付けたり、相手に判断させたり、相手に依存したりする使い方をしようとすると、その者たちには気づきが中々得られなくなってしまうために、少しでも自分の愚かさに気づくように、現象を造っていきます。

一般にそういう人たちほど、他人の言うことが信じられず、学んできたことが役に立たない状況になっていきます。それによって自分の行なっていることが、いかに無駄なものであり、もう必要のないものであるかを理解していただきたいと思っております。それで気づく人がホンのわずかだけおりますが、ほとんどの人は、さらに本当のものを見つけようとして、さらに新たな情報に手をつける者がおります。

結局、それで同じことを繰り返し、さらにほかの人に依存したり、押し付けたりする言動を繰り返していきます。こういう人々はいずれはこの地球から放り出されるかもしれません。自分たちがいかに勝手な行動をし、本当の地球に愛を与えることなく、神の思いを無視しているか。それに気づかないときは、もう地球から放り出されるしか、道がないのです。

したがってこれからいろんな現象が起こってくる場合には、あくまでも自分の気づきを大切にし、地球への思いと神への思いに近づこうとする者はこの地球での役割が与えられるでしょうが、もうこの地球にとってこれ以上、気づきの自覚が得られないという人は地球から離れざるを得ないでしょう。

でも、皆さん方に本当に理解していただきたいのですが、だからといってそういう人々を否定的に見たり、自分の方がマトモだという優越感をもったり、自分は神に近づいているという思いを抱くことは絶対にしないように、気をつけていただきたいと思います。

実際には、どうしてもそういう気持ちが沸き起こってきたり、そういう目で見る場合があります。そういうときに、少しでも自分の気持ちに気がついたならば、すぐに相手に許しを与え、相手が少しでも気づくように癒してあげ、自分は自分で自分の成長のことを考えていく。常にそれに戻っていただきたいと思います。まだまだ気づかない人間が多いのは当たり前であり、それは普通である、という状況を認識した上で自分たちの行動をとっていっていただきたいと思います。


E地球の声に気づくように

私たちは多くの仲間を連れてきて、これからの計画を為そうとしている。この計画は失敗をすることがあっては決してならない。しかし実行する者はすべて地球の人間であり、地球の人間だけで計画を進める必要がある。多くの人間たちがいかに地球に目を向け、自分の心と地球の心を一つにしていくか。大いなる宇宙は人間の心に常に気づきの機会を与えていく。それを手にすることができるかどうか。人間が自分で気づく。これが唯一の成長の方法であり、それ以外には方法はない。

本を読んでも、気づかない者は成長がない。人と愛し合っても、気づかない者は成長がない。常に真理に気づき、地球に愛を送り届ける者、地球の心と一つになっていくだろう。地球がいかに人間にメッセージを与えているか。人間にいかに救いの言葉を届けているか。決して地球をおろそかにしないように。


F土地に生かされているという感謝の念を

私はこの地球においていろんな働きを為しておりました。守り神として奉られたり、土地の神(氏神)として崇められたり、いろんな意味で人間から崇められておりました。でも、本当に地球に愛を持って私たちに言葉を持ってきた者はほとんどおりません。人間は自分の欲望を達成するために私たちのところに来て、拝んだり、お願いをしたりして帰っていきます。


私たちはそういう人間たちを何千年と見てきました。今でも同じ状況が続けられており、いつになったらそういう無意味さに気がつくのかと、いつも感じております。私たちにお願いをするのではなく、自分の力で現実を創り出していく。自分の清らかな想念で、自分の現実を豊かなものにしていく。常にそれをやっていただきたいと思います。

私たち自身が活動していたのは人間の清らかなエネルギーを地球に流すことです。初めのころはそれを理解していた人間がいたために、その清らかなエネルギーをそれぞれの土地に流すことができました。でも、いつのころか、人間は自分の欲望のために集まってくるようになりました。それ以来、地球には人間の清らかなエネルギーが流されなくなってしまいました。

そして土地がすさみ、淀んだエネルギーの中で、人間の争いが繰り返されるようになってしまいました。本当に、生かされている土地に感謝をし、その思いを地球に送り届けるだけで、その土地のエネルギーはかなり変わっていくのです。皆さん方の近くには必ずその土地を奉っている神社のようなものがあるはずです。これからは、そこに行くときには、自分の願望を満たすのではなく、その土地に生かされている感謝の気持ちを込めて、地球にお礼のエネルギーを流していく。そういう思いをもって繋がっていただきたいと思います。


G情報に振り回されないように

私たちが最後に話をいたします。地球がいろんな現象を経験するようになっていくでしょう。でも、皆さん方は決してそれに引きずられずに、自分のペースで自分の現実を進めていかれるのを望んでおります。いかに混乱する情報や混乱へ導く情報を耳にしても、それに左右されないようにしておいてください。

心が不安になると、もうその方向に引きずられていきます。ですから、決してそういったものに自分の心を乱されないように、常に自分の真理の道を歩いていってください。


私たちからはここまでにいたします。ありがとうございました。



(c)1998 CentralSun
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