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1998/2/2■月曜交流会


人間は光をコントロールできる


@光の性質を理解し、思考でコントロールする

私たちは今、光の大元のところからやってきております。私たちは今までは光の存在とか、光の源という形で人間に現れたことがあります。光の大元というのは、この宇宙が創られるときに一番初めに光を創り、そして光からいろんなものを創り出していく出発点になっております。しかし光だけがこの宇宙を創り出したのではなく、実際にはこの光を生み出すもっと本質的なものが存在しております。その本質的なもの、それが私たちの出身です。

光は働きに応じて変化し、波長を変え、それぞれの特質をもって具現化していきます。しかしその本質は常に一定であり、常に存在し、常に活動しているとても素晴らしい本質的なものといえます。その本質について今日は説明をしていきましょう。

皆さん方は光という言葉を聞いたときに、三次元的な明るさを持ったもの、輝きを持ったものを想像するでしょう。私たちは光というものはあくまでもこの本質の一つの現れの現象化されたものとしか認識しておりません。私たちの本質となっているものはそれ自体が輝いており、それ自体が活動しており、それ自体が意思を持ち、それ自体が愛を兼ね備えた素晴らしき存在です。

この存在がいろいろ働きかけ、活動を為すときに、思いを巡らし、いろいろ形を変えて作用していきます。そのそれぞれが自分自身の持てるいろんな光やエネルギーを放ち、それがほかの存在によって光として認識されていきます。したがって光というのは本来、ある存在の働きを別の存在が認識したときに確認される現象と思っておいてください。

今のこの皆さん方の地球という三次元の場において、光というのは必ずしも本来の光ではなく、光のように見せつけられ、そう認識している単なる現象と思っておいてください。なぜならば、本来の光はそれ自体が生命であり、それ自体が意思を持ち、それ自体が活動をしていきます。この三次元の地球の場において、光は極めて粗い活動しかすることができず、一番単純な輝きしか見せることができません。極めて未熟な生命のエネルギーしか保有することができず、まだまだ昇華した光に比べると生まれたての極めて未熟な光といえるでしょう。

この三次元の地球の光がこれからさらに輝きを増し、生命を漲らせ、人間やほかの生命の存在たちにも影響を与えていきます。皆さん方と光の関係がかなり変わっていきます。今はただ単に明るく照らし、エネルギーを供給してくれるものとしか認識されていないでしょう。しかしこれが次第に皆さん方に意志を伝え、愛を降り注ぎ、生かし、勇気を与える大いなる存在のように思われていくでしょう。

光と共にいるとみるみる力が沸いてきて、希望が出てきて、生きる喜びが漲ってくる。本当に生きていて良かった。光によって自分は生かされている。光と共に生きていく喜びが実感されていく。光と自分との関係が密接なものに感じられていくでしょう。

この光は今の人間の感覚器官にすれば、一番粗雑な領域しか接することができないようになっております。最低限の波長を捉え、最低限の音感を感じ、最低限のエネルギーを肉体に流していく。でもそれによって肉体が活性化され、活動することができ、人間として成長するいろんなエネルギーを受けることができました。

今までの何千年、何万年もの間、この光によって人間が成長し、光と共に進化してきました。そして今、新たな人間の進化を迎え、新たな肉体に応じた光が感じられてきます。皆さん方が新しい肉体に変わると、光が新しい光として感じられていくでしょう。光の個々の働きがより詳細に認識され、自分と光との関係や肉体における影響がより精妙に理解されていきます。

今まで単に明るく元気が出てくるという程度の認識でしたが、これからはもう少し精妙に肉体細胞に必要なエネルギーが明確に流れてくる。意識の動きに応じて光の様子が変化する様子がよく理解されてくる。光の限界を少しずつ認識することができ、自分の意識を使って光に影響を与えることができる。光は人間の意志によって変化し、人間の思考のエネルギーによって光がさらにいろんな働きを為していく。

光は必ずしも直線的な進行ではなく、人間の思考によって曲げられることが可能であり、それによって人間はほかの人間から姿を消すことができたり、自分の姿・形を変えたりすることができるようになる。光を自分の思考でコントロールしていく。その学びがいずれ皆さん方にも訪れてきます。光をコントロールするというのは、エネルギーのコントロールとはまったく別の能力となります。確かに思考の能力は同じですが、光に対する影響の仕方とエネルギーへの影響の仕方はまったく別となります。

思考で光をコントロールするためには、光の性質を本当に理解することが必要です。自分を光の点のようなところまで小さくし、移動させ、動かすことができるようになると、光の動きが見えてきます。自分が光となって活動していくと、光の特徴が少しずつ見えてきます。それを練習することによって、光をコントロールすることができるようになっていきます。皆さん方もそうやって自分の意識をうまく使い込み、光をコントロールするというやり方を身に着けていってください。

光をコントロールできるようになると、光が人間の意志によって自由に変化し、そして人間の道具として使われるように変わっていきます。皆さん方も光を自由にコントロールできるようになると、ほかの生命に対して適当な光を、適当なものだけ、送り込むことができるようになります。それぞれの生命が欲している光を適当な生命に与えることができます。生命の進化をそのようにして担当することができます。

新しい時代においてはそういう練習を通して光をコントロールし、そして自分が光であるというのをさらに学ぶことになるでしょう。そして光を完全にマスターできるようになると、四次元での学びが完了し、五次元へと移行していきます。光は新しい時代において皆さん方にいろんなテーマをもたらしてくるでしょう。そして人間の意識をさらに拡大させ、成長させるようになるでしょう。自分は光である。それを言葉だけで感ずるのではなく、実際に光をコントロールすることによって自分が光であるという実感を身に着けていってください。


A自分自身の本質の波動と人間としての自分との関係

私はミカエル。光の大元というのは私たちの大元でもあります。私たちは光についていろんな学びを重ね、そしてさらに今、新たな学びを続けていっております。宇宙における光はこの地球の光とはまったく違い、本当に生命が宿り、安らぎを与え、希望をその中に持ち、そして常に進化する逞しさを身に着けております。この光はそれぞれの意識や生命に応じていろんな波動に変わり、そして働きや現れ方がすべて変わっていきます。

Kさんの本来の光の波動、これはこの宇宙の中では緑色のような波動をモトにしながらもそこにとても不可思議な秘密のシンボルが隠されており、このシンボルを自分自身で見つけ出すことによってあらたなる新しい緑の波動に変わることができるように仕組まれております。

この波動はあなた自身が自分で見つけねばならないということ。そしてそれを自分のものにしたときに、あなた自身の本来の波動から本当に自分だけの波動へと切り替わり、自分が本当の創造主となって自分だけの宇宙を創るように変わっていきます。その時にはあなた自身のすべての波動がその光によって大きく変革されていくでしょう。自分自身の本質的なもの、それを常に探し求め、そして自分の本来の波動を完全に目覚めさせる。これはあなたの永遠のテーマです。

そのためには、今、自分が常に感じていること、その中の一つひとつから自分の光を見つけ出そうとする気持ち、自分の見失ってしまった光を早く元に戻し、復活させるということ。あなた自身の本来の輝きを早く復活させるためにも、あとは赤っぽいオレンジ色的な光を早く自分の体に灯し、最大限の愛を自分の光の中に宿していくことを率先して実行していってください。


Sさんの本質的なところにうずくまっている、奇抜で鋭い光。これはあなたが宇宙で生まれたときに、一番初めに用意されたとても素晴らしい輝きを持った光であり、そしてそれを元にして少しずつ少しずつ輝きを強くさせ、今に至っております。この光は勇気を与える光であり、また愚かな経験を何度も重ねながらもさらにそれを乗り越えていく寛容さと忍耐、強さも兼ね備えた薄紫色の光が本質的なところに入っております。これは寛容さや我慢強さのシンボルでもあります。

これを自分自身の本質的な光として定着させるためには、自分自身の行動の一つひとつに自分自身が輝いている紫のイメージを常に持ち、そして成長していくという思いを常に持ち、優しさと逞しさを人々に流していく。こういう認識が常に維持されているのを望んでおります。自分自身はおそらくまったく考えてもいなかったでしょう。

あなた自身の波動は極めて不思議な光であり、単純な一つの色では説明できません。いろんな奇妙な光が同時に放たれており、一つの色として特定できません。それをどのように自分で調整し、調和を保ち、美しい輝きに持っていくか。何も意識を向けず、ただ適当にやっていると、奇妙な光だけが放たれてしまいます。しかし十分に意識を向け、洗練された思いをそこにもっていくと、とても素晴らしい輝きに変わっていきます。自分自身が輝ける存在であるというのを本当に理解しておいてください。


さて、Kさんの本質的な光、あなたはこの中においてはとても変わった素晴らしい光を放っております。これはまずあなたの本質的なところの出来方がほかの人とはまた違っており、この宇宙の中において一番初めに創られたある魂の種類から流されてきております。これはその魂の特質がある思いを持ち、それを具現化させようとしてあなたの魂の本質を創り、そしてこの地球の波動に応じて巧妙に調整され、光を創り上げてきました。

この地球と宇宙との間の調整や繋ぎ、バランスをとるのに、とても良い波動となっております。この波動を本当の光に磨き上げ、使いこなすと、あなた自身がこの宇宙と地球を結びつけるとても素晴らしい偉大なる働きを演ずるようになるでしょう。この輝きは単純に創ることはできず、初めから在るものでもありません。入念な準備と経験、努力、そして真面目さや熱心さによって創られたきた輝きです。ただ黙っていて出来た輝きではありません。

そしてあなた自身の本質的なものはさらにこれを磨き上げ、この宇宙の中でとても大切な輝きに磨き上げるのを望んで、あなたにいろんな経験をさせております。この地球を愛し、宇宙を愛する素晴らしい宝石の原点があなたの手に渡されております。目映いぐらいの宝石。オレンジ色と薄紫色の輝きがあなたの周りで常にアドバイスし、あなた自身のピンク色の波動を常に見守っております。自分自身の熱心さと真面目さを大切にしながらも宇宙の中にその輝きを広げていってください。


さて、一人ひとりの波動や光は必ずしも皆さん方が言葉で認識している色と同じではありません。この三次元の世界においての色は極めて粗く、粗雑な光であり、宇宙における本来の輝きとはかなり違っております。今、私たちが話したのは、本質的な色ですが、それをあえて粗雑な色で説明したに過ぎません。

本来は、例えば緑色といっても単純な緑の色ではなく、本当に深みがあり優しさを持ち、常に自分から広げていく優しさを持った緑であったり、薄紫色といっても、深みやその奥にある強さを兼ね備えた紫色であったり、オレンジ色といっても、目映いばかりの明るさをただ放ち、とても直視することの出来ない素晴らしい光であったりします。必ずしも特定の色に限定せずに、もっと大きな意味で言葉を受け取っていってください。


B光の変化が分かるように

今、皆さん方の光を調節していました。まだそれぞれは実感が得られないかもしれません。少しずつ自分の持っている光にも意識を向けながら、周りとの兼ね合いでどう変化したり、どう変わっていくのかということにも意識を向けていってください。



さぁ、それぞれに今、光の仲間や友達がいろんなことをしております。自分なりに何かを感じとろうとしてください。


光。これを単なる明るいものとか、単に照らしているものという風に捉えないで、もっともっと自分と密接な関係を持った存在であるかのように意識を変えていってください。皆さん方が少しでも光をコントロールしやすくなるように、私たちからも調整をして休憩に移ります。それではありがとうございました。


C世代間の価値観の相違を克服する

さて、今、話の中で最近の若い人たちの言動や人間的なエネルギーについての話がありました。もう少し、説明をしていきましょう。今の皆さん方、40代以上の人間と、20代〜30代、それ以下でかなり根本的なところから違いがあります。40代以上の人間は今までの日本の歴史をかなり変えるためにやってきており、日本が新たなるエネルギー場に変わっていくための下準備をしております。今までの日本の閉ざされた歴史から解放された社会へと少しずつ変化させ、日本が世界に対して影響力を持つことができるように働き、活動し、そして日本を立派な国に造り上げていく。これが40代以上の人間の役割でした。

今の20代、30代の人々は日本という国の内面的な変化をもたらそうとしております。日本人の喜び、行動力の原点、これが今までは社会のためとか、世界のためとかいう思いで働いてきたのが、自分のため、パートナーのため、そういう思いに変わってきているのが今の20代、30代の人間です。自分を犠牲にするというのはトンデモないことであり、自分が満足すること、自分を大切にすること、これを内面から造り出そうとしております。

そして今の10代以下の日本人はさらに意識が本質的なところに移り、自分自身の一番本質的なテーマだけを見つめ、それだけを喜びとし、達成させようとしております。したがって行動のパターンというものは一人ひとりまったく違っており、好みや行動の仕方が一人ひとりまったく違っております。自分というものに対しても、自分という全体を大切にするのではなく、自分の一部を特に重点的に見つめたり、伸ばしたり、発展させたりしていく。

自分というものに対して、そういう意味で人格の全体的な調和を持った人間というよりは、一部の特殊なエネルギーを身に着けた自分という観点で見つめていきます。そしてそれぞれが個別に自分だけの価値観や自分だけの思い、自分だけの感覚で行動をとっていきます。これが今の10代以下の人間の行動の仕方と思っておいてください。

これが日本にかなり大きな変革を生み出していきます。一人ひとりまったく違う。考え方や価値観がまったく違う。そういう思いを日本にもたらすことができるでしょう。今までの大人の考えが常に社会全体のため、会社のため、家族のためという感覚で行動していたのに対し、今の極めて若い人たちはただ自分のため、それも自分のただ一つの面だけのため、それだけのために行動していきます。それによって大人や普通の世代の人々の意識が根本から変えざるを得なくなってきます。

ただ、そのどの世代の考えが良く、どの世代がダメだとかいうことはまったくありません。それぞれの世代に良い行動の仕方があり、それぞれが素晴らしいものを持っております。したがって、今、皆さん方が一番必要なのは、50代、60代が築いた会社のため、地球のために頑張った行動力、20代、30代が身に着けた自分を大切にし、パートナーや我が子を大切にする思い、そして10代以下が身に着けた一部の能力を認め、発展させて、それをどんどん伸ばしていく。このどれもが必要であるということ。それぞれを認めることが必要です。どれかを否定して、どれかだけを採用するというのは好ましくありません。それぞれの世代のそれぞれの価値観をうまく組み合わせ、それぞれが自分でうまく採用していく。そういう認識の仕方を持っていただきたいと思っております。


先程、皆さん方の質問の中で、一人ひとりがどういう波動を持ち、自分はそれをどのようにしてうまく身に着けていくか。今の自分と本来の波動とのかかわりがどうなっているのか。そういう面に関しての話がありました。今の皆さん方の三次元的な言動と皆さん方の本質が兼ね備えている光の波動が必ずしも同じものではありません。また同じである必要もありません。

皆さん方は本来の波動の何か学ぶべきテーマに合わせて今回の人生をつくり、やるべき経験をつくっております。したがって波動のすべてを持ってきているのではなく、あくまでもその波動が必要としているもの、本来の波動が望んでいるものを今回、人生の中につくり、これを経験することによって新たなる光を身に着け、それによって本来の波動がよりいっそうの輝きを増していくように体験をしているのです。

したがって今回の人生が本来の波動をそのまま完璧に現しているという風には思わないようにしておいてください。あくまでも今回の人生は、人によっては本来の波動とはまったく関係ない体験の場合があります。でもそれを経験することによって本来の波動が新しい光を手に入れ、そして輝きを増していくことになります。そのためにわざわざ今回の人生をつくったという人もおります。したがって今回の人生はまず経験することに意味があり、これを素直に経験して学びを重ね、いろんなエネルギーと光を取り入れていく。それ自体に意味があるということをまず理解しておいてください。


D光をコントロールする時期がやってくる

さて、今日は先程、光ということをテーマにして皆さん方の今の状況を説明してきました。これからも光ということに関して何度かお話があるかもしれません。まだ今の人間は光について十分な認識が確立されておらず、ましてやコントロールするということはかなり難しい状況にあります。でもこれは練習をすれば確実に身に着けることができます。

光をコントロールし、取り入れ、自由に使いこなす。そういう時期が必ずいつかはやってきます。ですから、必ずしも遠い未来のこととか、関係ないことのように思うのではなく、もう今、すでに自分の必要なテーマであり、今、やるべきことであるという認識を持っておいてください。


E自分の光を探求すること

光はそれ自体で意味があり、価値があり、役割を持っています。そして皆さん方自身にも自分の光があります。それは本質の持っている光とは別の光が皆さん方に与えられております。一人ひとり自分だけの輝きを持ち、自分だけの役割を持ち、自分だけの光を放つことができます。これは自分自身がさらに成長し、より強い光に発展させることによってさらに素晴らしい輝きを身に着けていきます。自分という存在が本当に光であり、輝いており、自分自身からエネルギーが発せられるものであるということ。自分の光をトコトン突き詰めて、光の学びを進めていってください。


光からのお土産を最後に渡して、終わりにいたします。


大いなる光の存在から祝福を与えて終わりにいたします。ありがとうございました。


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