前へ戻る
1997/9/15■月曜勉強会から

神の計画だけが地球を救う

@スペースコマンドの活動は神の思いとはまったく異なる

今晩は。私たちが今日は主導権をとって、説明をしていきます。先ほど、お話がありましたが、さらに詳しいことを説明しようと思います。今、この地球は大変な時期にさしかかっております。それぞれの人が地球のために何かをしよう、地球が早くアセンションできるように地球に愛を送ろう、こういう雰囲気で地球への奉仕を考えている人がたくさんおります。

当然のことながら、これだけの行為を見ると、何一つ悪いことはなく、地球にとって必要なものであり、宇宙にとってもこれは素晴らしいことである、それを信じて皆さん方はいろんなワークをやってきました。神々の思いはそこにはまったく入っておりません。そのいくつかを具体的に説明していきます。

プレアデスたちが考えている計画は自分たち自身のカルマを解消するためにやってきております。この地球で過去に行なった人間への操作が彼らにとってカルマをつくり、逃れられない状況となっております。彼らはこれを克服するために、地球にやってきております。したがって彼らにとってみれば、まず自分たちのカルマが解消されることが大前提となっております。

当然、地球が破壊されたり、地球人類が苦しみにあうことは望んでおりません。でも、単に地球が良い方向に行き、人類のすべてがアセンションできたとしても、彼らのカルマが解消されないときには、彼らにとっては意味のないものとなって残っていきます。そのために彼らは彼ら自身のカルマのことを大前提にしながら、皆さん方にメッセージを与えているのです。

シリウスはシリウスなりの計画があります。シリウスは過去に地球人に犯した誤りをよく理解しております。これはカルマとは別のレベルで彼らに影響を与えております。このままほかの惑星の人間たちの計画を進めていかれると、シリウスにとってとても重大な状況が起こってしまいます。そのために、彼らにとってはほかのスペースコマンドの計画を阻止することが大前提となっております。そのためには、まずプレアデスやほかの計画自体をなるべくうまく進まないようにすることが彼らにとって最低限、必要なことなのです。

オリオンは彼ら自身の惑星のエネルギーを地球に持ってきているために、この地球で体験すること自体が彼らにとって必要なエネルギーとなっております。したがって今の状況をどのようにして解決していくか。これはオリオン自体にとっても大きな大きなテーマとなっております。

さて、ほかにも皆さん方の知らない惑星の存在たちが何百とこの地球に関与しております。それぞれが自分たちだけの計画を造ってこの地球に関与しております。中にはほかの惑星の計画を阻止することだけを考えて地球にやってきた者たちもおります。これらがあと数年で、この地球上ですべて現実に現れてくることになります。その時、地球がどういう状態になってしまうか。

プレアデスの計画を阻止しようとするもの、彼らはプレアデスとのエネルギー的な闘いを延々と続けることになるでしょう。シリウスの計画、これを阻止しようとする存在たちがたくさんおります。ところがシリウスはシリウスで自分たちの計画を是非とも、成功させようとしております。これは地球人類が自ら、地上で演ずることになるのです。人間同士がこれを地上で演ずるのです。

ある者が素晴らしい計画を造ってそれを実行しようとすると、ほかの者が足を引っ張る。別の者があるところに行って何かをしようとすると、それを潰していく。これが何度も繰り返されるのです。皆さん方もそのどれかのスペースコマンドに必ず関与しております。したがって、一見、こういう場においては皆で仲良く一つのことをやろうと思いながらも、いざあるところに行って何かをしようとすると、それぞれがまったく別のことをエネルギー的に演じます。

人間の意識では分かっておりません。でも、宇宙のレベルではすべてお見通しです。現実にこれを今、現在、行なっているところがたくさんあります。多くの人間がグループになって、ツアーでパワースポットに行く。一見、皆で楽しかった、良かったと思っております。でも、実際にはそれぞれの背後にあるスペースコマンドたちがそれぞれ別個にエネルギーの操作をしており、いろんな状況がその背後で演じられ、ぶつかり合っております。そしてそのぶつかり合ったエネルギーをパワースポットに入れて、戻ってきております。こういう状況がもう数えきれないぐらい、この地球上で演じられているのです。

今、皆さん方がこういう話を聞いて、じゃぁ、自分はどうしたらよいのか。そう感じていることでしょう。私たちがこういう話をするということは、当然のことながら、それに対する私たちの考えを皆さん方に教える準備のためにきたということも意味しております。ただ、そのためにはいろんな条件があります。皆さん方が本当に神と共に歩む気持ちがあるかどうか。本当に神の計画を成功させようとする気持ちがあるかどうか。まずはこれが大きな大きな鍵を握ってきます。

一人ひとりの心の中にある魂のレベルではまだ迷っている人が何人かいるのです。何が起こるのか、魂でも分からないのです。ここにいる約半分の人はいまだにスペースコマンドの計画をそのまま演じております。したがって人間関係でいろんな問題が起こったり、予期しない出来事が現れたりしてくるのはスペースコマンドのエネルギーからやってくるものです。

私たちはただ単純に皆さん方が「任せます」という一言で私たちの仲間になる、ということは考えておりません。必ず、その後にテスト期間が造られます。そしてそれに適合したものだけが私たちの仲間として活動していただくことになります。つまりそのテストで私たちの基準に合わなかった場合、残念ながら、この地球から離れていただくことになるでしょう。

私たちは私たちの計画を成功させるために、隙をつくってはならないのです。油断もしてはならないのです。スペースコマンドの介入を一切、許すわけにはいかないのです。ホンのわずかでも魔が入ると、計画は極めて難しくなってしまうのです。本当に、すべてを私たちに預けるという準備のできた者、そういう者から私たちは計画の中に入れていくことになります。

もうすでに個人セッションにおいて、何人かの人は私たちと契約を交わし、すでに私たちの一員として活動している人もいます。ただ、ほとんどの人はまだそのテスト段階と思ってください。どうしてもすぐに隙をつくってしまう人。相手に利用されやすいために、私たちにとっても非常に危険なのです。常に私たちと共に行動するという決意、これがいかに大切なことか。本当に自覚をしていただきたいと思っております。


さて、こういう状況の中で、今、私たちが地球人類とどのように協力し合い、私たちの計画を進めていくのか。私たちからいえるのは、本当に一人ひとりが私たちと繋がり、直接、私たちの思いを受け取り、そして行動していく、これが必要となります。でも、今の多くの人は、私たちからの思いも、自分で勝手に思い込んだ思考も、ほとんど区別がついておりません。自分は神である。この意味がまだまだ理解されていないのです。

ここの多くの人が個人セッションにおいていろんなアドバイスを受け取り、自分を成長させるための練習も重ねてきました。自分を理解し、宇宙との繋がりが少しずつ理解され、自分自身の成長が喜びとなって学びを続けております。でも、ほとんどの人が、何をしたらよいのか分からない、どうしたらよいのか教えて欲しい、まだこういう気持ちを持っております。

教えて欲しいとか、分からないという言葉を出している限り、自分は神だという真意がまだ理解されていないと思っておいてください。自分が神であるという真意を理解していないということは、まだ完全に私たちの一員としては認めていないということです。したがって、何をして良いのか分からない、どうしたらよいか教えて欲しい、こういう言葉を口から放った途端に、まだ私たちの仲間ではないですよ、というメッセージが届けられているものと理解しておいてください。


自分は神である。心からそう、納得できる者...


A自分だけの奥義

あなた方が私によって創られたとき、あなた方の本質の中に私のすべてのモト、遺伝子のようなもの、そういったものを入れると同時に、自分だけの素晴らしい奥義が入れられている。一人ひとり、まったく違う奥義が入っている。自分の心の中に、人よりも何か素晴らしいと感じるもの、それをかなり小さいころから感じていた者がいれば、それは奥義の一部分が感じられていると考えて良い。しかし、それを得意になったり、人よりも上であるかのような使い方をするのは好ましくない。

全員が奥義を身に着けている。しかし、奥義にばかり意識を向け、それを活性化させることばかりを考えるのも好ましくない。まずは自分は神であるという本質を早く身に着けることが必要となる。自分が経験している今。これがどういう意味を持っているのか。今、何を学ぼうとしているのか。

自分が神として地上で役割を演じる。それがどういう現実を造っていくのか。一人ひとりの奥義には今の現実を変える能力が入っている。したがってその奥義を身に着けるためには、今の概念を手放すことが必要となる。現実というものの認識を根本から変える必要がある。

自分の奥義がどういうものであるかをいちいち言葉で考える必要はない。それは神の思いが通ずるにつれ、自然と分かってくる。まだ、一体化が終わっていないうちに、思考で概念をつくってはいけない。しかし、できればあと数年でマスターして欲しい。自分たちが地球に貢献できる最大のものが、神と繋がり、奥義を使うことだということに早く目覚めて欲しい。一人ひとりのそれぞれの奥義をお互いに認めてあげるように。


いずれは確実に使えるようになる、という自信を持っておくように。自分はまだできないとか、まだまだアトという認識も捨てておくように。これから大いなる神々から奥義を伝えていく。

(伝授)


Bただ愛を念じればそれで良いのか

それでは最後に少しだけ説明をして休憩にしましょう。ここで話された内容がそれぞれにとってとても信じられない内容かもしれません。ただ、常識的に見て、皆さん方が今まで想像していたやり方で本当に地球が良くなるのかどうか、本当に地球が愛で満たされるのかどうか、それを考えてみて欲しいと思います。

この十年、二十年、一生懸命、他人を愛そうとした。他人を許そうとした。仲良くしたいと思った。でも、愛がどれだけ身に着いたのか。同じようにして、これから十年、二十年、頑張って、どこまで愛が身に着いていくか。地球は本当にそれで愛に満ち溢れた惑星になるのかどうか。地球のあちこちで繰り広げられている数々の争い。これが本当に愛で消えていくのかどうか。いろんな生命が次々と消えていくこの状況で、ただ愛を送れば彼らは蘇るのか。本当に良く考えていただきたいと思います。

それではここで少し休憩にしましょう。ありがとうございました。


C人それぞれ自分のテーマを持っている

あなた方の今の話の中から少し説明をしていきます。今、スペースコマンドと分類されているそれぞれの活動の中で、私たちの計画を全面的に支持しているのはプレアデスだけです。まだほかのほとんどのスペースコマンドは私たちとは別のところにあります。プレアデスが私たちにすべてを預けるようになったのは、先ほどのカルマとの兼ね合いで、ある程度、私たちと協力をすることにより、彼ら自身のカルマについても私たちが何らかの対処をするという取り決めが行なわれました。そのためにプレアデスが全面的に私たちの手助けをする、そしてそれでうまくいった場合には彼ら自身のカルマも何とかする。それによってお互いの約束がうまく成立しました。

ただ、ほかのスペースコマンドについてはそういう条件がお互いに納得される状況には至っていないために、まだ完全に私たちの計画には入ってきてはおりません。これからどういう風に展開していくのか。それは私たちにも分かりません。少なくとも、私たちの計画に入っていないスペースコマンドは自らの計画をまだ続けていくでしょう。

先ほど話された、新しい地球のためにDNAをつくっているというグループ、この地球のあちこちで活動しております。これは私たちとはまったく違う活動です。ただ、それを無視して良いのかどうかというと、必ずしも無視する必要はありません。もしこのグループがいずれ私たちの計画の中に全面的に入ってくるようになれば、皆さん方がつくりあげたDNAをいくつか活用することができるでしょう。ただ、彼らが私たちの計画には一切、入ってこなかった場合には、それらのエネルギーを私たちが使うこともありません。したがって、今の段階では何ともお答えできないというのを理解しておいてください。


私たちは今、皆さん方の思いの中で、これからどういう展開になるのかをいろいろと分析しながら、話をしていこうと思っております。一人ひとりが自分についての行動の仕方を今、考えております。神である。でも、どこかで信じられないところがある。自分が自分のペースで人生を歩み始めたときに、周りの人はどういう風になっていくのだろうか。

他人は他人で、自分の課題を抱えている。それをそのままにして良いのかどうか。愛を身に着けるためには、何かをしてあげた方が良いのではないだろうか。どこまでが愛で、どこまでがお節介なのか。家族や仕事の同僚、どこまで自分は自分の世界で演ずればよいのだろうか。こういうところでそれぞれいろんな思いが出ております。

まず、皆さん方に理解していただきたいのは、基本的には自分は自分の世界の中で活動しております。自分の役割があり、自分のテーマが今、与えられております。ところがそのテーマというのはほとんどが人間関係です。人間と接することのないテーマというのはあまりありません。必ず、人間関係を通して何かを学び、そして愛を育んでいきます。人間関係を通して役割を演じていく。こういうときに、どこまでが自分の世界で、どこまでが相手の世界なのか。これで混乱をするようです。

家族があり、それぞれが自分のやりたいことがある。時々、皆で一緒に何かをしようと思う。何かルールを決めたり、やり方を決めたりして、全体がうまくいくようなことを考えていく。それに合わない人が出てくると、皆で合わせる方向にもっていこうとする。さて、こういうときに、エネルギー的に見て何が起こっているのかを説明していきましょう。

一人ひとりは必ず自分のテーマを持っております。家族で何かをやろうとする。その時に、一人ひとりのテーマがそこに現れてきます。母親は母親の立場で経済的なことや、全体的な楽しさ、喜びなどを考えて、うまくいくように持っていきます。その時に個人の楽しみをどこまで考えてあげ、自分の楽しみをどこまで考え、全体的にうまく調和がとれているのかどうか、こういう学びをしていることが往々にしてあります。

というのは、自分の都合で全体をとりしきる場合が非常に多いために、それを学ばされていると思っておいてください。本当はもっと楽しいことがるんだけれども、自分の都合で変えてしまう場合。自分の好みが合わない、自分はもう前にやったことがある。自分自身はコワイからイヤだ。そういった感覚で以前に終わらせてしまった場合に、もう一度、それを経験させられる場合があります。

父親は父親で、仕事との日程の問題や、自分が何かをやらされたら困るとか、なるべく自分は楽して、ただ付いていくだけにしたいとか、いろんな思いを持って参加しようとします。自分がどこまで一人ひとりの喜びや楽しさを考えて全体を盛り上げていくか。これをテストされているケースが往々にしてあります。

子供は子供で、それぞれ自分なりのテーマが与えられております。子供同士の争いや感覚的なもの、あるいは好み、そして自分の成長のために、新しいエネルギーを体で感ずるために出発したりして、いろんな意味が込められていることがあります。このようにそれぞれが自分のテーマを抱えて、その中で役割を演じようとしております。

家庭全体で何かをしようとするときも、こういう風に一人ひとり自分のテーマが与えられ、そして自分がその中でどういう役割なのかを自分で学んでいきます。自分のテーマが分かっている人は、基本的にそれだけを演じていれば、あまり問題はありません。全体を無理に取り仕切ろうとすると、取り仕切ろうとするエネルギーがつくられてしまい、いずれ自分が誰かに取り仕切られるという経験をすることになります。無理に何かを仕向ける、強制的に何かをさせる、というエネルギーをつくった場合には、自分もいずれそれを体験します。

相手が自分なりの課題を持ちながら、その役割を演じているという状況が明確に見えてきた場合に、素直に相手がその役割を演じているということを理解してあげる。相手がそのテーマを一生懸命、演じているときに、解決方法が分からず、困っている、そういうときに自分はどこまで協力できるのか。

普通は間接的にアドバイスを与えたり、ヒントを与えるというのが限界になっております。なぜならば、本人が気づき、本人が分かる必要があるからです。その時に、あからさまにいかにもこれが答であるかのように表現をすることは必ずしも好ましい対応とはいえません。ヒントをもらって自分が答を見い出す。そういう練習を何度も何度もやっていくと、そのコツが次第に分かってきます。

そうすると、自分と相手の接し方も、どこまではあの人の良い限界であり、どこからはそれを超えているのか、それが次第に見えてきます。常にヒントやアドバイスだけで相手が自分で気づくやり方。それを意識しておくことが必要です。そういう人間関係がだんだんできてくると、ほかの人に対してはどこまでが良いやり方で、それ以上は干渉になってしまうのかがよく分かってきます。

自分がそういういろんなやり方を身に着けていき、いろんな人間に対してヒントやアドバイスだけで十分に対応できるようになってくると、周りの人からも常にヒントやアドバイスが自分に与えられているということに気がついてきます。常に自分の成長のためのアドバイスが周りから与えられます。常に成長させようとして、いろんなアドバイスがやってきているということに気がついてきます。

他人から渡される言葉がすべて成長のためのアドバイスであるということが分かってくると、自然に行動しているだけで、それ自体が成長に繋がっているということが分かってきます。この領域になってくると、いちいち良いとか悪いとか、反対の方向に行くとかいう価値感もなくなり、どの言葉を受け取っても、すべて成長に繋がっていきます。ほかの人からの言葉がいちいち気になり、自分を反対の方向に持っていくように感じた場合、自分もほかの人に対して必ずしも好ましくない表現をしているということを認識する必要があります。

現状に甘えてしまって、いつの間にか成長を止めてしまう。多くの人がそれを経験してきたでしょう。つい環境がよく、楽しく、その場にいるだけでホッとする。ついついそこで甘えてしまい、できるだけそこで楽しようとする。気がついたら、自分の心が成長を拒んでいる存在たちに支配されてしまっている。こういうケースが往々にしてあります。

楽をしようと思った瞬間に成長を拒むエネルギーが入り込んできます。自分が少しでも楽をしたい。こういう気持ちが成長を留めていきます。多くの人は、少しだけ休んで、またいつか頑張る、たまには休むことも必要、こう認識しているでしょう。確かに肉体的な急速は必要かもしれません。でも、心の発動においては常に成長することを方向性として明確につくる必要があるのです。

成長することを止めた瞬間にもう成長を拒むエネルギーが入ってきます。いつの間にか、自分はそれが本来の自分だと思い込み、成長をしない自分がいつの間にか本当の自分と思い込んでしまいます。でも、常に成長、成長と意識化するのが難しい、ほとんどの人はそう考えているでしょう。実際には皆さん方が思っているほどそんなに難しいものではありません。

一瞬一瞬、常に何かに気づこう、人と出会ったときでも、この人は今、何がテーマなのだろう。自分は何をしてあげられるのだろう。今、自分は何を勉強しているのだろう。今、地球は何を望んでいるのだろう。こういう気持ちを常に持っている限り、自動的に成長するエネルギーが流れてきます。したがって常に成長を意識しておくということは、そんなに難しいことではありません。単に皆さん方はまだそれを身に着けた体験がないということ。自分のものにした経験がないために、感覚が分からないだけなのです。

実際にはそんなに苦しいものではなく、むしろ楽しいことです。一瞬一瞬、常に新しい楽しい発見があり、喜びがあり、成長があります。成長するということを苦しく考えず、もっと自然な形で実践できるようになるということ。まずはこれが必要です。自分自身の心の在り方を少し工夫するだけで、常に何かを学び、気づきがあるという認識が可能です。それを自分のものにして、常に自分が宇宙と共に成長している、という感覚を身に着けておいてください。


D人間関係が面倒臭いから楽を求める

今の話にもありましたように、宇宙の勉強をするというと、どうしても難しく、つらいものに考えてしまう傾向があります。でも、本当は一番楽な生き方というのは宇宙的な成長を身に着けたやり方なのです。常に何か新しい発見があり、何か喜びがある、それを知ろうとして生きる。これが一番楽なのです。でも、皆さん方はできれば何もしないで、そのままでただ何かが得られるというのを望んでおります。何もしないで成長するということは残念ながら、ほとんどありません。体験することにより、成長するからです。

でも、体験することを嫌がっている。なぜならば、先ほど言ったように、ほとんどの体験は人間関係が基本にあるからです。つまり皆さん方は人間関係が面倒臭いのです。人と接して人に喜びを与える。これが面倒臭いのです。自分が何かをしてもらう、これは良いこと。でも自分から何かをする、これに苦痛を感じます。自分が何かをしてもらう、これが皆さん方にとって楽なことです。そう考えていました。何かをしてもらうことばかりを考えて、ただ黙っている。これが隙であり、堕落なのです。

どうして何も行動しないで、何かが得られるということを期待するのか。人間と接するのが本当に疲れてしまう。いちいち相手のことを考えるのがつらい。だから何も考えないで、ただ何かをしてもらうということを期待する。相手に本当に喜んでもらおう。喜ばせようという気持ちがはじめからどこにもないのです。この人がもっとこうだったら、あぁ楽しいだろうな。この人がもっとこういうことをやっていれば、これは良いだろうなぁ。そういう気持ちがどこにもないのです。

この人が自分にこれをやってくれたら、私は楽しいなぁ。この人が自分のためにこうしてくれると、私はありがたいなぁ。これに変わってしまっています。自分からその人のために、何か楽しいことをやってあげよう。これがどこにも入ってこないのです。したがって人間関係が面倒臭い。現実そのものが面倒臭い。体験することが面倒臭い。したがって成長すること自体が苦痛である。こうなってしまうのです。

目の前の人が喜ぶことを何故自分はできないのか。隣の人が微笑むことを何故自分はできないのか。本当に人間関係を楽しいものにしようという気持ちがまずどこにもないのです。隣の人との関係で、この場を楽しく持っていこう。目の前の人と一緒にこの雰囲気を良いものにしよう。こういう思いがまず沸き起こってこない。

目の前に人がいると、もう嫌な感じが起こってしまう。さぁ、皆は人間自身を恐れているのです。自分は人間でありながら、人間を恐がっているのです。人間はこの地球で体験を重ねれば重ねるほど、人間が恐くなるように改造されてしまっているのです。人間関係を経験すれば経験するほど、不安になるようにつくられているのです。

これを根本から変えるためには、プレアデスの本来の遺伝子をまず元に戻す必要があります。そしてこれに関与した惑星の人間たちすべてが元に戻す必要があります。これに関与した惑星の数は50ぐらいあります。そして皆の目の前では「人を愛しなさい」、「まだ愛が足りません」、こうやって語りかけているのです。皆さん方の体に完全に染み込んでいる人間そのものに対する恐れ。さぁ、今、プレアデスの力を借りて、原点に戻すように自分の肉体を変えていってほしい。


「この肉体の遺伝子は恐れを必要としていない。私は人間を恐れてはいない。人間はお互いに楽しい場を作ることができる。私の肉体よ、蘇るように。私は人間が好きだ。心から愛している。人間が好きだ」。

「私の肉体は人を愛するために与えられたものだ。私の肉体は神が宿るためにつくられたものだ。私は神と共に在る」。

「人間たちは何万年も、人間関係を苦痛の中で演じてきました。もう、その経験はこの肉体は必要とはしていない。私の肉体は人を愛することを望んでいる」。


さぁ、私たちは愛と共にこれから活動していく。頭で覚えた愛ではなく、本当に隣の人が好きであり、一緒に地上で役割を演じている仲間であるということを理解している。私たちは今日はここまでにいたします。ありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
前へ戻る