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1997/9/7■滋賀県特別ワークから

人間のつくり出した心を素直に見るように

@自分に合う情報だけを持っていくように

こんにちは。私たちは皆さん方のこのワークのために特別にやってきた仲間たちと思っておいてください。これから一人ひとりの成長のためにいろんな情報とエネルギーを与えたいと思います。ただ、ここに来ている人それぞれの成長の段階がかなり違うために、必ずしも同じ内容を伝えるというのが適切ではないということを理解しております。そのために人それぞれに個別に情報やエネルギーが与えられる場合もあります。ですから、それぞれ自分に役立つところだけを持っていってください。


Aあなた方は一人ではない

私たちはアシュタールコマンドの仲間として、今、やってきております。アシュタールコマンドというのは、ある意味では宇宙船の全体の指令長官といえるかもしれませんが、ここにいる人々の中で、宇宙船と直接、関係している人は6人ぐらいです。したがって必ずしも、全員が私たちと関係しているわけではありません。でも、それなりに関係している人のために、情報を与えましょう。

私たちがこういう場を使って皆さん方に話をしたり、いろんな情報を送るときに、いくつかの約束事があります。一人ひとりがいつかの時点で、必ず宇宙に意識を向ける時期がやってきます。それは、自分は本当に地球で生まれた人間なのだろうか、地球に来る前にもどこかの惑星で生活をしていたのではないだろうか、地球という惑星が本当に私にとってのすべてなのだろうか。

いろんな思いが沸いてきたときに、宇宙に意識を向け、そしてその人に気づきを与える場合があります。それぞれが、自分は何者であるのか、自分の生まれたところはどこであるのか、それを知らせるための情報が流れてくることがあります。そういう準備ができた人に、私たちの方から本当に宇宙に心を開き、意識を向けることができるように、最大限の努力をする。そういう約束をしてきた人がここに6人、おります。今日は、まずこの6人のために、最大限の宇宙への扉を開きたいと思います。

私たちが地球で何を為そうとしているのか。この地球において、宇宙と地球人はどうあるべきなのだろうか。人間は宇宙人を恐れ、地球の中で自分たちだけで閉じた生活をしようとして文明を築き上げてきました。地球は地球人だけのモノであり、これこそが自分のお城である。宇宙人はこの城を破壊しようとしている。だから宇宙人は地球人にとって敵である。こういう認識が地球人類によって完全につくられてしまいました。

私たちはそういう地球人のつくった概念を一日でも早く手放していただき、私たちはあなた方の仲間である、友達である、と。ただそれを理解していただきたいのです。ここにいる多くの人は地球に来る前に、ほかの惑星でいろんな体験を重ねて、そして地球に来る準備をいろいろと終えてやってきたのです。ある人はプレアデスという星で何度も何度も転生を重ね、地球に来るための仕組みをいっぱいつくり込んで、そして地球にやってきて、この地球の文明を少しでも調和のとれた社会にしようとしてやってきました。

ある人はオリオンと呼ばれる星で、自らの生命を進化のために費やし、いろんな争いや混乱を経験して、成長とは何であるか、進化とは何であるかを学んだ上で地球にやってきました。進化するためには争いは避けられないのか。人を憎むことが人の進化に必要なのだろうか。いろんな経験をして地球にやってきました。オリオンにおいてとてつもない働きをした人が3人ぐらい、おります。一人ひとりが、自分の心の中に常に争いや混乱の中に巻き込まれてしまうと思う人、常に人間との関係で災いが生じてしまうという人、それが何を意味しているのか。それによって自分はどう成長していくのか。それをよく考えてみてください。

シリウス、ここにおいて経験した人も何人かおります。シリウスにおいて学んできた人、崇高なるエネルギーを使って、文明を進化させるためには人間というで姿はどういう姿が良いのだろうか... 知性あるものが進化をする。知性とは何であるのか。文明とは何であるのか。いろんな学びをして地球にやってきた人がおります。

人それぞれ、経験してきた惑星が違っても、地球に来たときにはこの地球を本当に素晴らしい惑星にしよう、何とかしてもう争いのない惑星にしよう、そう誓って地球に降りてきました。地球での転生を始めると、それぞれの思っていた方向には中々進まず、本来の予定を実現することがだんだん難しくなってきました。争いをなくす以前に、争いが蔓延してしまっている。人を愛する前に、全員が憎しみの波動を持っている。こういう状況の中で、人々はただただ、混乱の中に自分の身を沈めていきました。もはや、自分は何であったのか。地球で何を為すべきか。そんなことを理解する状況ではまったくありませんでした。そして、苦しみと混乱の時代が延々と続いてきました。

この惑星、地球はこのエネルギーからもう抜け出そうとしております。もうこれ以上、争いを望んではおりません。この地球は今までのエネルギーと縁を切り、本来の光に戻ろうとしております。本来の地球の光、いろんな人種が手を取り合って、喜びを分かち合っていく。いろんな生命体、いろんな人種、いろんな民族、差別なく、交流を重ねていく。しかし、この地球が願っている思いを最終的に実現するのは人間の役割なのです。

人間がこれを演じなければならないのです。なぜならば、人間がここまで混乱と破壊をつくり出したからです。自分たちでこれを元に戻す必要があるのです。今、地球人類が真剣に地球のことを考え、自分の意識を宇宙に繋げる時期に入ってきております。そして自分の本来に目覚める時期に入ってきております。自分は本来、何のために地球に来たのか。自分はこの地球で何をするはずだったのか。他人を蹴落として上に立つためだったのか。ただ人から愛をもらうだけで満足している自分だったのか。

さぁ、胸を大きく開けて、自分の中で輝いている魂をウンと活性化させてください。自分の本当の輝きが胸の中にある。今まで自らのエネルギーでこれを曇らせてきました。さぁ、それを取り除いて、本当の光を輝かせてみましょう。自分は光っている。自分は皆を愛するだけの光を持っている。自分の光で地球全体を包むことができる。自分は光そのものである。

自分の光を曇らせてきた原因が何であったのか。皆と違っていた。誰にも愛されなかった。皆から否定されている。誰も分かってくれない。それは自分で経験のためにつくりあげたエネルギーです。自分はほかの人を本当に理解しようとしたことがあったかどうか。ほかの人を本当に愛したことがあったかどうか。ほかの人の存在を認めてあげたかどうか。自分が一人、とかいう思いを持った途端に、ほかの人から無視される。他人から切り離される。愛されてくれないという現象をつくり出してきました。

自分の方から先にほかの人に喜びを与えていく。自分からほかの人に繋がっていく。そういう気持ちを持ったことがあったかどうか。さぁ、自分の光をもっと強く光らせて、ここにいる人皆のハートの中に自分の光の糸を繋げていってください。一人ひとりがどんな光を持っているのかを感じながら、一本一本、光の糸を隣の人、前の人に繋げていってください。

ほかの人と繋げると同時に、自分の光が強くなっていくのを感じていってください。ほかの人につなげるには何かを与えるのではなくて、受け取ることでもあったということに気がついてください。愛はお互いに分かち合うもの、共鳴し合うものなのです。ただ、片方が片方に一方的に与えるものではなく、お互いに反応してお互いに感ずるもの。相手に本当の愛が伝われば伝わるほど、自分も愛をいっぱい、受け取ることができる。

皆の大きな愛が今、この部屋に充満してきています。全員でつくりあげたこの素晴らしい愛のエネルギー。皆さん方は、この愛をいつでも自由につくることができ、共有することができ、地球人皆で分かち合うことができます。もっともっと輝かせることができます。この本当の自分の光、これをよく体で覚えて、毎日の行動がこの光をモトにして、これで行動していくように。この光が何を望んでいるか。毎日の行動の中で、この光はどうしようとしているのか。この光と共に行動していってください。


B宇宙人への恐怖は地球人への恐怖からきている

私はサナンダ。私の名前を知っている人はもう十分に理解されていることと思います。まだ、名前を聞いたことのない人は、私はある意味では宇宙連合の長官という風に、位置付けられております。ただ、アシュタールコマンドとは役割が違っております。私は今まで、この地球のいろんなところに趣いて、人々に情報やいろんな活力を与える活動をしています。今日は皆さん方に私からのいろんなお願いやプレゼントを渡したいと思います。

私たちは地球人類に対して、今、真剣に接触を試みております。ほとんどの人は宇宙船という物体を通して私たちと接触しようとしております。確かに地球人類の認識からすれば、宇宙船という乗り物で私たちが地球にやってきて、そして皆さんの前に現れるというのが理解しやすいかもしれません。でも、私たちには本来、何の意味もありません。私たちは宇宙船を使わなくても、瞬時にして地球に来ることができます。いつでも現れることができます。

ただ、皆さん方の肉体の視神経が私たちの肉体をとらえる状況にはなっておりません。そのために皆さん方の目には映らないでしょう。でも、だからといって私たちが皆さん方とまったく別の存在であり、関係ない存在というわけではありません。私たちも皆さん方に早く宇宙に繋がっていただき、私たちと一緒に活動してもらいたいと真剣に願っているのです。

この地球上の人間が私たちといろんな関係を造り上げながら、ここまで成長してきました。これからもいろんな意味で私たちと共に協力し合いながら、文明を進化させていくでしょう。ただ、今、人間は自分自身の変革を急ぐ必要があります。人間が自分で造り上げた概念、これを新しいものに変えていく必要があります。自分が宇宙と繋がる。それは自分自身の意識が拡大して、宇宙にまで届いていくということです。

自分の意識を成長させることをまず、考えてください。無理矢理、宇宙人を引っ張り込もうとするのではなく、自分の方から意識を拡大して、宇宙に広がっていってください。一人ひとり、宇宙への扉は開いているのです。ただ、自分でまだ信じていなかったり、恐れや不安が邪魔をしたりして、宇宙とのつながりを難しくしています。さぁ、宇宙に対しての不安や恐れをこれから取り除いていきます。

自分の心の中にある恐れ、恐怖、そういったものをまず、しっかりと見つめてください。今まで自分は宇宙や宇宙人に対してどういう思いを持っていたか。どういう感情を持って宇宙人を認識していたか。これがあなた方が造り上げた概念です。本当の宇宙人は地球人のすべてを理解し、認識しております。地球人を攻撃する宇宙人は、本来は一人もおりません。地球人同士が攻撃し合っているエネルギー、この鏡を使って宇宙人を見ていたために、宇宙人を攻撃的だと認識しているのです。

実際には自分自身が人間に対して持っているエネルギーが不安であり、恐怖なのです。今、皆さん方が感じた恐怖や恐れは宇宙人に対しての恐怖ではなく、地球人に対しての恐怖だったのです。初めての人が恐い、見知らぬ人が恐い、外国人は恐ろしい。こういう恐怖なのです。まずは地球人類自らが地球人同士にこういう恐怖のエネルギーを取り除くことが必要です。

さぁ、もう地球人類を恐れることは私には必要とはしていない。もう、別の人種の人でも私は恐れない。まったく違う人間でも、恐くない。むしろ、同じ友達として接していこう。どんな人間にでも、自分の方から光を放っていこう。さぁ、さっきつくりあげた自分の光をいろんな人種、いろんな民族に向けて発信してください。そして恐怖をこの光で打ち消していってください。

黒人であろうと、白人であろうと、そういう認識自体が間違っていたということ。この自分の本来の光の輝きでいろんな民族への愛を流していってください。皆さん方が地球人類を友達と思い、愛を流せば流すほど、宇宙人も友達のように優しく、ニコニコして近づいてくるのです。あなた方の心の鏡がそのまま映し出されているからです。さぁ、優しい宇宙人がいっぱい降りてきます。

皆さん方に宇宙人が優しく抱擁してくれます。やっと地球人と分かち合うことができた。皆と一緒になることができた。さぁ、エネルギーを共有してください。本当の宇宙人はこれだけ優しく、繊細で、滑らかで、そして力強いエネルギーを持っています。皆さん方の敵ではありません。さぁ、新しい時代に向けて、この存在たちとも共に協力してお互いに頑張っていきましょう。


C早く宇宙とのつながりをつくるように

私たちは今、やってきた仲間の一人です。今、皆さん方の目の前でいろんなことをやっております。見える人は少ないかもしれませんが、確実にこの場に今、やってきています。でも、今のこの時期においてまだこれだけの人数しか私たちと完全に一体となることができなかった。まだまだ時期が達していないというのを感じます。でも、これを本当に出発点にして地球人類の意識もどんどん変化し、宇宙との繋がりがさらに強くなっていくのを私たちは望んでおります。一人ひとりが自分の成長と共に宇宙に近づいてきて、この地球を素晴らしい惑星に変えていくというのをやっていただきたいと思います。


私たちはここでいったん休憩をとります。それではありがとうございました。


D人間の思いが自然の役割を乱す

私たちはあなた方の言葉で言えば、太郎坊の山と呼ばれているところです。ここの場において、いろんなことが行なわれたのを見て、非常に面白く見ておりました。私がここに存在して、人間との関係を造り上げていくうちに、私自身のエネルギーもいろいろと変化してきました。私自身はこの地において、自然との平安を願いながら人々がやさしく安らぎを持って活動できるのを願っておりました。

いつしかいろんな思いを持った人間が私のところにやってきて、その人間のつくり出したエネルギーを自分たちで勝手に入れて帰っていきました。僧侶や修験者と呼ばれる人間たちが何度も出入りし、それぞれが自分のエネルギーを置いていきました。私自身は人間のエネルギーをここに置いておくことはそれほど望んではおりません。

私のところに置いていった修験者たちの思いは自分のことだけを考えており、本当に自然が一体となって安らぎを与える思いにはなっておりません。いろんな人間が次から次へとやってきて、それぞれが自分の思いを置いていきました。人間はいつまで自分のことしか考えていないのか。

心の中では平安とか幸福とかを考えていながら、自分が幸せになることしか考えておりません。自分にとって都合の良いように物事が展開していくことしか考えておりません。人間の思いがとても強く残っており、それによってほかの動物たちが来れなくなっております。この山にいろんな動物を呼んで欲しい。人間の思いをもっと軽いものにして欲しい。人間は人間同士で争いをつくり、その争いを無くそうとしてまた自分だけの願望をつくっていきます。

私たちが望んでいる本当の平和とは何であるのか。この地における私の役割は人々に本当に安らぎを与えることが目的でした。この広いところから、私の形を見て何となくホッとする、安心するというエネルギーを与えるのが役割でした。でも、いつしか人間の願望がだんだん強くなり、人間のつくり出した願いがここから発せられるようになってしまいました。

人間だけの平和ではなく、いろんな動物や植物によって調和のとれている平和に戻して欲しい。もっともっと自然を美しいものに変えて欲しい。これから私のところに来るときには、なるべく人間の思いを軽くするようにして、自然と一体となった美しい平和をつくることができるように、優しい思いを入れていって欲しいと思います。


E湖は人の心を映し出す

私は琵琶湖の精と思っておいてください。古来からこの湖が人々に愛され、人間といろんな関係を持って時代を経てきました。ここの地においても、いろんな争いが起こり、いがみ合いや混乱が経験されてきました。私自身のシンボルは、本来は人間のつらさを映し出し、自分たちがそこで気づき、相手のつらさを分かってあげて乗り越えていくというエネルギーでした。

人々は自分のつらさを見ることを恐れ、湖を汚し、映し出すことができないようにしてしまいました。もはや、湖全体が自分の心をそのまま表しているということに気づくことすらもできなくなっております。自分の心を映し出す、そういう役割を私は演じようとしています。でも、人間は見るのを拒んでおります。自分の心を本当に見たいのであれば、湖の汚れを取り除き、映し出すことができるようにしていってください。

私自身はこの役割を終えるまではここにずっと残っております。いつしか、人々の心を美しく表し、私自身も美しさを感じていく。そういう本来に戻っていこうと思います。皆さん方の美しい心を反射させていきたいと思います。


F自然の気持ちになって行動するように

大いなる大いなる存在たちからのお話です。


さぁ、今、二つの自然霊からお話がありました。皆さん方が毎日、生活をしているこの自然。これが人間とどういう関係にあり、何を願っているか。皆さん方は単なる自然としか思っていないでしょう。でも、自然それぞれにも意識があり、思いがあり、人間との関係を望んでおります。

ただ単に美しく、良ければよい。それだけではないのです。この自然霊たちも自分の経験のためにこういう環境を選び、学ぼうとしております。人間が気づくために、自分はどうしたらよいのか。どのようにして人間に働きかけたら、自然が理解できるのか。それぞれの自然霊もいろんなことを考えて、人間に働きかけております。

海や山、川、それぞれ意識があります。そして人間との関係をそれぞれ考えております。人間の都合で考えていた思い。そろそろそれを手放して、自然の気持ちになることが必要です。山の気持ちになって、人間が踏み込んできたときの状況を感じてみる。湖の気持ちになって、汚されたときの思いを感じてみる。これからはそういう自然の気持ちになって行動していくということもやってみてください。

さぁ、今日の一日のワークもだんだん終わりに近づいてきています。皆さん方の中には本当にガイドとの繋がりが強くなった人、宇宙に扉を開けた人、魂の実感を得た人、たくさんおります。でも、これで終わりではありません。自分の本当の輝き、これを自分のものとするためにはまだまだ自分を見つけていく作業が必要とされます。それを毎日の現実の中で、喜びを分かち合いながら、お互いに見つけていく。自分が何者であり、今、何をするのか。それを自分の光の中から、見つけ出していく。これからもそういう思いを持って学びを続けていってください。それではありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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