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1997/8/27■水曜瞑想会から

魂との繋がり方と神との繋がり方はかなり違う

質問
−神と繋がる良い方法は
−生命のあるものと生命のないものの見分け方は

@進化する体を持っているものを生命という

こんにちは。いくつかのお話をしてから、次に進んでいきます。今、皆さん方に経験していただいた瞑想の中で、いくつかの説明をしておきます。初めにある領域に行って皆さん方のエネルギーを変更してきました。主なポイントはそれぞれの魂とのつながりをかなりスムーズにもっていかせるためのエネルギー的な調整と共に、今までの執着的なエネルギーでかなり不要と思われるものを取り除いたと思っておいてください。

これからの人生で、それぞれいろんなことに気がつき、そして成長していくでしょう。自分がこれまで信じていた生き方や考え方、正しいと思っていた基準、そういったものがどんどん変わっていきます。自分なりの正しいという根拠がどんどん崩れていくでしょう。これは皆さん方に限らず、いずれは地球全体に広がり、根本的な価値観の変化が訪れてくるでしょう。

一人ひとりが持っている価値観。これは思っている以上に執着的なエネルギーになっており、手放そうと思っても、中々手放せるものではありません。でも、その執着により、魂自身は制限を受けていることがたくさんあります。例えば、皆さん方が苦しんでいるときに、せっかく魂がアドバイスなりメッセージなりを伝えようとしても、皆さん方の方が受け取っていないというのが事実といえます。

魂自身はいろんな手を尽くしてアドバイスやメッセージを送っております。ところが皆さんの頭の中で、魂からのアドバイスというと、具体的に何かをしなさいとか、これをしてはいけないとか、このように今日は行動しなさいとか、そういった命令的なものを期待します。一般に、魂はそういう情報を伝えることはありません。あくまでも気づくためのヒントを伝えようとします。

何かに苦しんでいるときに、その苦しみとなった原因は何であるのか。どういう過去の状況が自分に災いといわれるものをもたらしたのか。それを思い出させるような状況をつくっていきます。でも、皆さん方はそれを魂からのアドバイスという風には中々感じてもらえません。そして、瞑想をして、具体的に何か行動の指針を得ようとして魂に向けてメッセージを発します。

でも、そう期待されても、魂はこたえようがないのです。皆さん方の三次元の生活は皆さん方の責任のモトで進んでいきます。魂はそこまで介入することは許されておりません。あくまでも皆さん方の学びのために造られた場であるために、魂がそこに降りて行っては何の意味もないのです。そういう意味で、いくら皆さん方が魂にお願いをしても、何一つこたえることができないというケースがあります。こたえがないということをモトにして、皆さん方は、私はまだ繋がっていないとか、魂の気持ちがまだ分からないという風に、評価をしていきます。

でも、実際にはそういうことはなく、1日のうちで何度も何度も魂からの思いを受け取っているのです。ここに来る場合でも、ほとんどの人が魂からのインスピレーションでやってきております。魂がここに来たいと望んだことを皆だ実行しているだけのことなのです。それをいろいろと理由をつけて、たまたま今日、行きたくなったとか、時間が空いたからとかいう風に説明をつけていきます。魂との繋がりという点について、もっともっと本質のレベルから理解をされると、実際にはもう十分に自分はつながっているということが理解されてくるでしょう。


今の話とかなり関係しますが、神との繋がりにおいての質問がありました。神と繋がるというのは、魂との繋がりとはまったく意味が違ってきます。魂は自分の成長のために経験の流れをつくり、それを自らが選択することによって、いろんな学びをしていきます。それによって魂は自分自身が成長することを望んでおります。

しかし、神と一体となる。神の思いを理解できる。これは魂とはまったく別のレベルで行なわれます。確かに、神は魂が成長することを望んでおります。でも、それは決められた経験を選択して、それによって何かを学ぶというやり方ではありません。神は自ら自分の意識をそこに降ろしていき、自分で行動することにより自分自身が成長することを望んでいるのです。

神は自分自身が成長するために、自分のエネルギーを皆さん方に降ろし、そして自分で行動して自分の思いを実現させようとするのです。そういう意味において、魂の学びと神の成長の仕方はまったく違うやり方といえるのです。神と繋がる、この良い方法は自分自身が本当に神であることを信ずる必要があります。自分の現実がすべて自分でつくられているということ。自分の力によってすべてが現実化されているということ。自分の思いがすべてを引き寄せてしまうということ。

これを本当に理解し、自分が創造主であるといったことを本当に実感できる。これが神に近づくとても良い方法なのです。ですから、神と繋がる、そのためには何らかの瞑想をするとか、エネルギーをもらうというのではなく、現実を通して自分が創造主であるといったことを理解する。これが一番良いやり方といえるでしょう。


先ほど、生命の体について質問がありました。人間の言葉ではとても難しいために、単純に表現できないという問題があります。ただ、先ほど少し説明されたように、進化するものと進化しないものがあります。基本的にはすべてが進化する要素を持っておりますが、人間の思考によってつくられたものはまだ進化する状況には至っておりません。というのは、人間自身の思考の中に人間のつくったものが進化するという概念が入っていないからです。

もし、皆さん方がものをつくったり描いたりする場合でも、これは進化するという風に信じてそれをつくったのであれば、それは進化をする可能性があります。進化をするというエネルギーをそこに入れることにより、それなりに質的な変化をなすことは可能でしょう。例えば、紙に描いた絵が進化すると思っておけば、その絵の雰囲気がどんどん変わっていく。綺麗な女性として描いた絵の表情が、どんどん大人っぽく変わっていく。そういったことは可能性があります。したがって進化をする。これがとても大きな鍵を握っているというのをまず覚えておいてください。

進化をしないもの。生命体でないもの。彼らもいつかの時点で、そういう機会を得ることもできるでしょう。ただ、地球という重力場において、人間によってつくられたものはまだそういう可能性をそれほど得ることはできません。自然によって創られたもの、これは進化をする準備ができております。

生命体というのは 皆さん方が思っている以上に複雑な仕組みをとっております。人間は肉体というエネルギー体を使って、そこにさらに高い次元のエネルギー体をつくり、そして思考や感情が働きをなすように仕組みをつくっていきます。それぞれの体そのものも進化をする準備ができております。したがって肉体だけではなく、高い次元における体そのものも常に進化をしております。

しかし、ものは必ずしもそういう進化のための体を持っておりません。ただ、高い次元においてはものにおいても明確に意識があり、進化を望んでいるものもおります。また、そういう一つの集合意識もあります。したがって皆さん方がほかの次元やいろんな領域において、そういった存在たちに出会うことはいくらでもあります。地球上における物質的なものとしての生命体は限界があるかもしれませんが、宇宙においてはいろんな形の生命体があるということも覚えておいてください。


A新しい地球を目指す地球の管理者

それでは最後に少しだけ説明をして終わりにいたします。今日、行なわれたワークの中で、一つだけとても大切なものがあります。皆さん方が地球に降りていったときに、そこの管理者についていろいろ表現をとっておりました。この地球の管理者は今、いろんな状況を経験しております。地球に来てからずっと進化を見守っていた存在であるために、これまでにかなりいろんな経験をしてきました。

人間という生命体がこの地球で主導権をとって以来、地球自身の進化の流れが急速に変化し、かなり不安定な状況を続けることになりました。それによって管理者の役割がとても忙しくなり、生命や人間、宇宙との調整で大変な日々を過ごすことになりました。

ある時点において、もうこの管理者の能力では限界にきており、確実に地球を見守ることができないという状況になってしまいました。その時点で、その管理者は一時的に引退となり、別の管理者がやってきて、それ以降を見守ることになりました。この管理者は人によっては若々しく見えるかもしれません。でも、実際にはかなり経験をしてきたとても素晴らしい存在です。

この管理者は今まで表には出てきませんでした。なぜならば、新しい地球をかなり前提にしているために、そこへの橋渡しや導きを主に考えているからです。今の地球をどうこうしようとするよりも、いかにスムーズに新しい地球に持っていくか。かなりそれを前提に考えております。したがって新しい地球というのを明確に意識している人には現れやすいのですが、新しい地球を明確に理解していない人には現れにくいという状況があります。そのために、人によっては若々しく見えたり、かなり老人のように見えたりするでしょう。

でも、これからはとても大切な役割を担うことになり、皆さん方との関係もより緊密になる必要があります。これからは皆さん方もこの新しい管理者とお互いにかなり協力し合い、そして新しい地球までうまく導けることができるのを望んでおります。それでは今日はここまでにいたします。ありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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