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1997/7/28■月曜勉強会から

地球が我慢しているのは人類が自分で目覚めるため

@地球のアセンションにはいろんな方法がある

今晩は。私たちは今、別の天体から話をしています。皆さん方は天体というと、惑星か衛星のようなものを連想する人が多いでしょう。三次元の皆さん方の知識体系において、星というとどうしてもそういう惑星のようなもの、太陽のようなものを連想してしまいがちです。今日は皆さん方の概念をことごとく壊してみようと思っております。

三次元の世界そのものが実は私たちにはあまり意味がありません。皆さん方一人ひとりにとって大切な意味はあります。一人ひとりにとっては本当に大切な世界です。これをよく覚えておいてください。私たちは私たちにとって必要な世界がたくさんあります。でも、私たちが今、活動しているこの世界は皆さん方の三次元波動とはまったく違うところです。

皆さん方が三次元の世界で惑星というものを認識し、宇宙を創りあげております。私たちは私たち自身の世界において、いろんな宇宙を理解しております。皆さん方の地球という惑星、これはこの宇宙においてとても素晴らしい輝きを放ち、とても大きな役割を持ち、また極めて魅力的な響きを持っております。この極めて素晴らしい領域に入り込むためにはある一定の条件を満たす必要があるのです。

皆さん方一人ひとり、難しい条件をいろいろとクリアしてこの地球にやってきました。それぞれが地球においてとても素晴らしい役割を演ずることができるように、特別な仕組みをいっぱいもってやってきました。でもこの地球という領域に入り、人間という生命進化の流れの中に入り、進化を経験するというエネルギーの場に入ると同時に、まったく新たな領域が皆さん方に訪れてきます。いわゆる一人ひとりの三次元の世界がそこに創られていきます。

皆さん方はいかにも三次元という世界というものが明確に存在し、宇宙全体が一つの明確な構成物のように存在していると思っているでしょう。私たちからみた場合に、地球という惑星がどのような状況なのかを少し、説明していきましょう。まず、私たちの天体は皆さん方の地球の表現ではまだ理解できない波動の天体です。なぜならば、皆さん方は次元という言葉でこの宇宙を創りあげております。

その概念に合わせると、私たちの天体は存在しないことになってしまうのです。でも、私たちは今、明確に存在しております。もう次元という言葉では宇宙が必ずしも説明できないということをまず理解していただきたいのです。では、私たちの天体はどうなっているのか。まず、そこから説明していきましょう。

地球は太陽系の中の一つの惑星として運行し、成長し、進化を進めていくように創られております。地球自身も一つの生命体であり、太陽と共にいろんな体験を積み重ねていきます。私たちの天体はそういう進化過程をとっておりません。私たちの天体は必ずしも太陽という存在と一緒に進化をなしてはおりません。私たちの天体はそれだけでいろんな仕組みを創り上げ、成長することができます。

太陽系というシステムが銀河系の構成単位として存在しております。でも、中には太陽系というシステムを構成していない星の集まりも存在しております。この宇宙にはいろんな集まりがあり、構成単位があり、進化過程があるからです。太陽がない天体。では、どこからエネルギーを吸収していくのか。

私たちの天体は特定の太陽から生命のエネルギーを受け取っているのではなく、必要に応じて最適な生命エネルギーが流されてくるように、いろんな仕組みを創りあげております。それはある一定の進化の流れに沿う必要がないということを意味しています。太陽系というのは一つの決まった進化の流れを促すために創られたシステムと思っておいてください。一定の流れで進化を重ね、生命を成長させていく。そのためにはとても良い仕組みといえるでしょう。

でも、ある程度、その進化を経験し、十分にその学びを終えてしまうと、あえて進化の流れというものをつくり出さなくても、自分の必要性に応じて自由に進化をしていく仕組みを自ら創り上げることができるようになってくるのです。そのような進化過程に入り込んだ天体を、もうあえて何かの主星、太陽のようなものを必ずしも従える必要はなく、自分の必要性に応じてエネルギーが流れてくるように仕組みを創り上げることができるのです。

私たちはそういう進化を始めた天体のところで今、学びを始めております。このような天体、数はそんなに多くはありません。でも、皆さん方の銀河系には、わずかばかりですが明確に存在しております。これらの天体は皆さん方の認識とはまったく違う成長の仕方をしていきます。天体という認識をとってはいても、必ずしも惑星のような働きではなく、太陽な働きでもあります。むしろ、どの太陽系でも経験することのできない、特別な仕組みを創り上げ、ここでしか経験できないいろんなものを創り上げていきます。

私たちの天体で、一番特徴的な働きというもの。皆さん方の地球という惑星は今、大変な状況になっております。この地球という惑星がいずれ大きな大きな役割を演ずることになります。私たちはこの地球という惑星が創られたときから同時に創られておりました。地球が進化を重ね、成長を重ねていくと同時に、その経験のエネルギーをすべて私たちの天体に集めてきております。ただし、地球人が造り出した否定的なエネルギーは私たちは持ってこないようにしております。

私たちの天体が少しずつ地球のエネルギーと密接な関係にあるということが理解されてきたでしょう。皆さん方の言葉でいう「アセンション」、この実態が何を意味しているのか。地球という惑星がこれからいろんな変化を為していきます。地球人自らが創り上げた経験のエネルギーを自分たちですべて消化していく必要があるからです。今、地球はまだ争いが残り、非難や排斥のエネルギーも残っております。まだまだ経験すべきエネルギーが残っているのです。

これをただ単純に地球人類に経験していただくと、また大量の否定のエネルギーが新しく造られていくでしょう。地球人は否定のエネルギーを消化すると同時に、また新たな否定のエネルギーを造り出してしまいます。地球にもうこれ以上否定のエネルギーが増えることは無理です。地球としての惑星が機能しづらくなってしまいます。

こういう状況がはじめから予想できたために、宇宙のいろんな存在たちがその対策をいろいろ講じておりました。ある存在たちは地球自身の波動を一瞬にして根本から変えられるような仕組みを考えております。フォトンベルトとかいう表現でとらえられている現象もあります。いろんな存在たちがいろんな工夫をして地球が混乱に陥らないように、そして確実に新たなる波動の世界に向かうことができるように仕組みをつくっております。

皆さん方の今までの学びでは、このどれかが正しくて、どれかが間違っており、正しいものだけを探し求め、そして正しい方向に自分を合わせて自分が助かろうとしております。でも、自分が助かりたいと思っている人はまず新しい波動の世界に来ることはできません。まずは地球を何とかして助けてあげたい、自分はどうでも良いけれど地球だけは何とかして存続させてあげたい、こういう思いを持っている人の方が地球から招かれるのです。

地球自身が自分で新しい波動の世界に向かっていこうとしております。地球自分でアセンションを行なおうとしています。ただ、地球だけではかなり難しいために、地球に関与しているいろんな存在たちと一緒になって地球が新しい波動に変わろうとしております。ところが、先ほどいったように、地球に関与して地球のアセンションのために創り上げた仕組みというのはたくさんあるのです。そのどれを地球が選択し、地球の波動が新しくなっていくのか。実はこれを明確に理解している地球人はまだ誰もおりません。

皆さん方が知ろうとしている真実はほとんど意味のないものです。地球自身がまず考える必要があるのです。地球が自分で考えているということをイメージしてください。自分(地球)の波動をどんどん高めていって、自分がアセンションできる波動の寸前になってきた。その時に、自分と一緒に連れていきたいという地球人類がどれだけいるか。地球が選んだ地球人類。その数とエネルギーを総合的に考えて、全体的なエネルギーを見て、そのエネルギーでアセンションできる方法を地球自身が選択していくのです。

その時にどの方法を選択するのかは全体的な状況で判断されます。ですから何度も言うように、地球人類がいろいろ推測したところで意味のないということがお分かりになったことと思います。いかに地球人類の考え方が自分中心で、地球や宇宙のことを考えていないのか。これでご理解されたことと思われます。

さて、今のエネルギーの流れでいった場合に、地球自身が選択せざるを得ない方法がいくつかあります。これはアセンションの方法とはいっても、地球にとってとてもつらい方法となってしまいます。できれば地球自身、もっともっと良い状況でアセンションしていきたいと願っております。そのためには(愛のある)地球人類がもっともっと必要なのです。地球人類がもっともっといろんな生命に愛を持っているということ。これが本当に必要なのです。

皆さん、自分が地球だと思ってください。自分が連れていきたい地球人類。皆、お互いに非難し合ってばかりしていて、生命をすぐ奪ってしまう人間ばかり。でも、地球という惑星を存続させるためには最低限の地球人類の遺伝子が必要なのです。したがって最低限は連れていかねばならない。でも、連れていく人間は喧嘩ばかりしている。皆さん方が地球だと思って、そういう状況をイメージしてみてください。

こういう状況のときに、地球はどういうアセンションの方法を選ぶか。単純に新しい波動を地球に持ってきたら、地球人類が皆、おかしくなってしまいます。波動がまったく合わないために、愛を持っていない地球人類はほとんど存続できなくなってしまうのです。これは地球にとっても自殺行為となります。ですから、地球の身から考えた場合に、自分の波動をそのまま高い波動に変えてしまうというのは残念ながら選択できないということになってしまうのです。

では、どのようなアセンションの方法を地球が選ぶのか。この宇宙にはいろんなことを考えている存在がたくさんおります。その中でも、素晴らしく智慧が発達し、いろんなことを経験してきたとても素晴らしい存在たちがおります。その存在たちが地球のアセンションのために本当に極秘に極秘に創り上げてきた計画があります。私たちの天体はその存在たちによって創られたのです。

この地球のエネルギーがどんどん苦しくなり、もうこれ以上は存続できないという限界にまできたときに、特別な仕組みが行なわれ、エネルギーが私たちの天体のエネルギーと切り替わるように創られたのです。でも、これは単純に、瞬時にして切り替わって、それで万事OKとか、そんな単純なことではありません。そんな都合の良い話はありません。そこにまつわるいろんな問題が当然、存在します。その問題の一つひとつを解決していくように、極秘に極秘にいろんなことが行なわれてきました。

皆さん方の今までのいろんなワークにおいて、実はそれらにかなり関与しておりました。地球のエネルギーと私たちの天体のエネルギーをつなげる役割をしました。エネルギーを結びつけたり、調整をとったり、いろんなことをしていただきました。でも、まだまだ瞬時に切り替わるという状況にはなっておりません。まだまだやることがたくさん残っております。少しずつ、いろんな状況が理解されてきたことでしょう。

さて、ここで改めて、いろんなことを説明していきます。私たちの天体と皆さん方はそういう関係を持っております。ただ、だからといって、この切り替え方式が明確にアセンションの方法として採用されるとかが決まったわけではありません。先ほど言ったように、地球がもうダメだという状況のときに、地球が必要としている地球人類の数と愛のエネルギーを全体的に考え、その時に可能なアセンションの方法、それらを全体的に考えた上で選択されていきます。

この方法の条件がうまく満たされているのであれば、採用されるでしょう。しかし、どうしても切り替えが難しく、瞬時にして切り替わることが難しいというときには、結局、採用されないでしょう。でも、私たちは私たちの方法を一生懸命、選択していきます。ほかの存在たちはそれぞれ自分たちの方法を突き進めていきます。したがってアセンションといっても、それぞれの存在によってそれぞれやろうとしていることが違っているのです。地球人類はどれかひとつを真理と思い、ほかを排斥するという行為はもう止める必要があります。自分に見合った方法。自分がピンとくるもの。それにただ協力してあげてください。あえてほかの者の足を引っ張る必要はありません。

私たちはここに来るものを前提として作業を進めていきます。ですからここと違う者が活動していたとしても、その者たちの足を引っ張ることは絶対にしないようにしていただきたいのです。また、ここに来て何か違うという雰囲気がしたときには、別のところに変わって構いません。その人が元々、ほかのアセンションの方法のために地球にやってきた可能性があるからです。自分の心のスッキリするところに移って構いません。これからはそういう大きな視点で皆さん方に活動していただきたいのです。

そしてここが皆さん方にとってとても合うという雰囲気を持っている人、本当にこの計画をやっていっていただきたいのです。そのための具体的な方法を少しずつ、教えていきます。まずは、私はここでいったん、話を終えて、別の存在と交替をいたします。それではありがとうございました。


A自分に合うアセンションの方法に協力するように

今晩は。さて、今話されたことはほとんどの人にとって理解しづらいことでもあり、納得しづらいことかもしれません。でも、もう地球人類はいろんなことを理解する時期に入ってきております。今まで一つの真理にしがみついていた人はもうそれを手放し、本当に自分にピッタリくるものだけを、自分のやり方で進めていく。そういうやり方に変えていく必要があります。

自分にピッタリするものが何であるのか。それが分からないという人もいるでしょう。自分がピッタリするというもの。それはまず、自分がこういう場にいたときに、まず心がスッキリし、納得し、是非とも自分も協力したいという気持ちが心の底から本当に沸いてくるかどうか。単に、一緒に手助けすると誉めてもらえるかもしれない、新しい時代に連れていってくれるかもしれない。宇宙から喜ばれるかもしれない。そういう気持ちで手助けしているのであれば、それは心の底からの喜びとはいえません。

そういうエゴではなく、本当に地球のために自分の身体を提供したい。本当に宇宙と一緒になって活動していきたい。そういう気持ちを持っているかどうか。これが本当の自分のやりたいこと。自分のピッタリするものといえます。自分が本当にピッタリくるからといって、ここにほかの人を無理矢理連れてこさせたり、強要したりすることは一切、しないようにしておいてください。

たとえ、親しい間柄であっても、やるべきことはまったく違うということがたくさんあります。無理に一緒にやる必要がないというケースの方が多いということがあります。本当に、心から地球のために、是非ともこの方法で自分は奉仕したい。そういうのを早く見つけて、その方向に進んでいってください。皆さん方はまだまだいろんなことをこれから理解していく必要があります。

でも、私たちは皆さん方に、まだ分かっていないからダメとか、時期に達していないから置いていくとかいうことは一切しません。皆さん方の状況に応じて、最善の仕組みを常に創り上げていきます。今、こういう話ができるようになったのも、皆さん方がこれを受け入れる段階に入ったということを意味します。ですから、素直にそれを自分で認め、喜びを持ってこの情報を受け取っておいてください。

皆さん方にかなり混乱している人もいるようですので、ここで少し、休憩をとっていろいろ話をしてみてください。それではありがとうございました。


B地球の望みはただ感謝してもらうことではない

(休憩中、地球の「思い」を体感した人の話をしていた。予想以上に地球の身体はボロボロで、人間の気づいていないところで極度に悪化していることが明らかに分かったという。その時、地球に穴を開ける際にも「これから穴を開けさせていただきます」という言葉ひとつをかけるだけでも、地球はかなり楽になることが分かったという。この話により、多くの参加者が、地球にもっと思いを馳せ、地球さんに感謝や挨拶をもっと与えるようにすると宣言していた)

私たちは先ほどの存在とは違いますが、続きをやらさせていただきます。今、皆さん方の話を聞いて、いろいろと付け加えることが出てきました。そこから説明をしていきます。一人ひとり、自分がどのようにしてこの地球に奉仕をし、一緒になってアセンションをしていくか。これにかなり興味があるようです。自分がどのように地球に接していくか。確かに、地球のことをもっと意識して、地球の痛みや苦しみを自分で少しでも和らげることができ、喜びに変えてあげる。そういうことができれば、それに越したことはありません。

でも、今、地球自身が皆さん方に一番望んでいることは、実はそういうことではないのです。今、地球自身が一番望んでいること。まずは皆さん方が早く自分の本来に目覚め、自分の魂と繋がり、自分が本当に宇宙からやってきて、この地球のために存在しているんだといったことが分かるということ。これを一番、望んでいるのです。地球はそれを皆さん方に何とか思い出してもらうために、この大地を提供しているのです。

ですから、いくら地球に「ありがとう。ありがとう。よかった」という思いをたくさん与えても、その人が宇宙に目覚めなければ、地球が皆さん方に提供していた大地の意味が何にもならないのです。この何万もの間、皆さん方の否定のエネルギーを受けてもひたすら我慢していたのは皆さん方が目覚めるためなのです。

自分の目覚めをまったく考えることなしに、ただ「大地さん、ありがとう。大地さん、ありがとう」といっても、実は地球はこれでは喜びにならないのです。まずはこれを本当に理解していただきたいと思います。でも、だからといって地球にいろんな思いを馳せ、地球と一体感を感じることが悪いということではありません。それはよく理解しておいてください。

さて、先ほどの続きですが、では皆さん方が具体的にどのようにしてアセンションというプロセスを進めていくか。アセンションというと、何か大変なものがやってきて、自分もその波に乗れないと置いてきぼりにされる。そんな認識を持っている人がいます。そういう認識はまったくの誤解です。アセンションというのは単に皆さん方の波動を高め、一つ先の進化過程に入っていくということを意味します。

今まではこの地球という三次元の重力場において、人間という生命形態を通して、感情や争いを経験してきました。それによって愛やいたわり、生命、そして惑星といったものを学んできました。これらの学びを十分に終えた人は次の学びの時期に入っていきます。さらに自分の愛を本当に発揮していろんな生命と一体感を感じて、その素晴らしさを表現していく。

宇宙はこういうためにあったのかといったことがだんだん分かってくる。惑星が何のために存在していたのか。宇宙と自分はどういう関係であったのか。人間が役割を為すといったことがどういう意味だったのか。これがだんだん分かってくるのです。これを明確に演じる波動、その世界に入っていくこと。それが皆さん方の次に用意されている進化過程のコースなのです。それにうまくもっていって、その体験を選んだ人は地球と一緒にその役割を演じていただくことになります。

しかし、まだ今の学びを十分に終えていない人、こういう人々はまだ今の学びを最後の最後まで完了させていただく必要があります。本当に、人間を愛するということはどういうことなのか。どうして人間を愛さねばならないのか。宇宙は何のために存在して、自分たちに気づきのエネルギーを送ってくるのか。こういう一連の最低限のことが理解できるまで、まだまだ学びを続けていただく必要があります。

したがってアセンションといったものは自動的にどの人間にでもやってくるというものではなく、本当にそれに目覚め、成長しようとして努力をなした者が経験できるものと思っておいてください。自分自身がどのような方法で意識を高め、気づいて目覚めていくか。まだまだ多くの人は、人間を愛するということの本当の喜びを感じておりません。ただ、良いことだから愛する。漠然とそういうことしか理解しておりません。

自分にどんどんひどいことを言ってくる。攻撃的な発言をしてくる。でも、その人間を愛するといったことが喜びになっている。この感覚がまだ多くの人には理解されておりません。でも、本当にそういうときでも素直に喜びを感ずることができるのです。自分は誰からも攻撃されてはいなかった。誰も自分を排斥したり、退けたりしている人はいなかった。自分が勝手にそう思い込み、自分がつくったエネルギーをわざわざ見せるために周りの人が演じてくれていた。こういう原理が分かってくると、わざわざ演じてくれている隣の人々に感謝の念が沸いてくるのです。自分たちが勝手に苦しみをつくり、混乱をつくり、成長を止めてきました。もう、皆さん方はそういう経験を必要とはしていないのです。

今、皆さん方が必要としている経験は、本当に愛するといったことがなんと素晴らしいことだったんだろうと気づくこと。宇宙にはいろんな存在がいて、一生懸命、波動を送ってくれているということに気がついたときの喜び。いろんな生命やいろんな動物たちが自分たちのためにいろんなエネルギーを送ってくれていたということ。これらに気づくという経験なのです。今、皆さん方が必要なのはこういう経験の方です。

ほとんどの人は、まだピンときていないかもしれません。でも、意識を少しずつ変えていくように練習していくと、だんだんそれが自然に行なえるようになってきます。本当に、先ほどの話のように地球に限らず、いろんな虫、生命あるもの一つひとつを本当に生きているという感覚で眺めていくと、いろんな世界が見えてきます。

今、何をやっているんだろう。今、何を考えているんだろう。そういう思いをチョット持つだけでも、実際にはかなり変わっていくのです。それをいつもいつも持つようにしていくと、本当に相手の気持ちが少しずつ分かるようになってきます。これからはそういう生命に対しての思いやり、そういう経験が本当に必要となってきます。

皆さん方が普段でもできること。そういういろんな生き物、花やいろんな生命体にホンの少しでも良いから思いを馳せてあげる。それでもう十分です。どんどんやってみてください。当然、人間同士に愛を送るのはもう当たり前と思っておいてください。まだまだ、愛というと、お互いに抵抗があったり、混乱が生じておりますが、難しく考えずに、ただ相手をそのまま許す。相手が素晴らしい宇宙を創りあげていくのをただ認めてあげる。自分は自分の宇宙をとにかく美しくもっていく。それが地球にとって確実に喜びとなる方向で宇宙を広げていく。常にそれを考えておいてください。

これからもいろんな存在たちが皆さん方にいろいろと話をするでしょう。でも、基本的にはしばらく愛について常に話をしていくということは覚えておいてください。やはり、一人ひとり、まだまだ他人を思いやる気持ち、他人を本当に愛する気持ちが十分にはなっておりません。でも、それを悲観的にとらえたり、否定的にとらえるのではなく、今まで単に気づいていなかったということ。自分を愛していなかったというのがそのまま表れているだけということ。もっともっと自分を信じ、自分を愛し、宇宙や地球と一緒になって経験を楽しんでいってください。


C自分に目覚め、自分の愛を発揮するように

私はサナンダ。私たちもこの計画には関与しております。私たちはこの計画を知ったのは意外と最近です。それまでは別の方法を考えて、地球を新しい波動にもっていこうとしておりました。でも、それとは別の計画が知らされ、今、私たちはこの計画の方にかなり力を注いでおります。でも、私たちの仲間でも、すべてがこれに力を向けているわけではありません。まだ、それぞれの考えがあり、今までのやり方やまったく独自の方法で地球のことを考えている仲間たちもおります。

ですから、単純に宇宙の存在だからといって一つの方法だけを一生懸命にやっているというわけではないということを覚えておいてください。でも、私たちは今のこの計画を何とかして成功させようとしていろんなことを考えております。皆さん方にも、これからいろいろと協力してもらうことがあるでしょう。自分のできる範囲内で、自分の都合に合わせて毎日をうまくもっていっていただきたいと思います。

一人ひとり、本当は素晴らしい愛を発揮できるのです。一人ひとり、とても素晴らしい輝きを身に着けているのです。いつの間にか、その輝きを自分で封じ込めてしまい、自分でも分からなくなってしまっているのです。私たちはその輝きがだんだん思い出せるように、これからも手伝いをしていくことになるでしょう。一人ひとりが宇宙に目覚め、自分の本来の能力が発揮できるように、私たちは手伝いを続けていきます。それでは今日はありがとうございました。



(c)1997 CentralSun
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