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1997/4/7:月曜勉強会から

自分のことより地球のことを考えるように

@地球に生かされているという実感を持つように

今晩は。私たちはアシュタールコマンドの仲間から、今、やってきています。私たちについて、少し説明をしておきましょう。私たちは残念ながら皆さん方から関知できるような存在ではありません。よく宇宙人としてのアシュタールコマンドが地球上の書物に現れております。確かに宇宙船に存在しているアシュタールコマンドはおります。でも私たちはその存在とはまったく別のエネルギーを使って現れてきております。私たちが何故アシュタールコマンドという名前を使って出てきているのか。まずはそこから説明をいたしましょう。


私たちは本来、この宇宙ができる前から存在しております。元々別の宇宙と呼ばれる領域で経験を重ね、進化を重ね、成長してきました。ある時期になって、私たちの仲間がいろんなことを考え、もっと素晴らしい進化の方法を創り出してみようということになり、いろんな意識たちが協力をしてその実験的なことを行なっておりました。ミカエルと呼ばれた意識たち、サナンダと呼ばれた意識たち、ほかにもいろいろ意識があります。


いくつかの意識が集まって、素晴らしい成長の仕組みをつくろうということになり、まったく新たな仕組みの宇宙というものをつくることにしました。それまでの宇宙と呼ばれているものは、何らかの役割があり、そこで体験を重ねることによって何らかの目的が達成されるという仕組みで運営されておりました。


ここの宇宙は一つの目的だけではなく、いろんなことが同時に行なわれるようにとても複雑な仕組みが初めから考えられていました。いかに素晴らしい光を自ら創り出すことができるかどうか。自らが創造主となるための一番適切な素晴らしい仕組みとしてはどれが良いのか。宇宙のいろんな仕組みを同時に入れる場合には、どのようなことが大切なのか。いろんな仕組みが同時に初めから考えられ、それを一つの運営の下で創り出そうとしたのが皆さん方のこの宇宙でした。


そのためにとても素晴らしい意識たちが集まってきて、それぞれが最大の智慧を使い、いろんな仕組みを入れていきました。とくに自分自身が光であり、創造主でもあるというのを理解させるため、とても素晴らしい仕組みがいろんなところに入れられております。この素晴らしい宇宙の中で、意識というものが神によって造り出され、そして成長を重ね、次第に神と同じような能力を身につけていく。こういう仕組みが造られておりました。


しかし、実際に意識を創り出して進化を行なわせると、ほとんどの意識が必ずしも光ではない方向に進んでしまい、そこで不要な経験をどんどん積み重ねるという状況がつくられてしまいました。本来、望んでもいなかった経験を自らどんどんつくり出すようになってしまった。何故、こういうことが起こったのか。一番はじめに宇宙を創るときに、いろんな存在たちで基本的なことを打ち合わせ、それを基準にして進化を進めていくように考えておりました。


特に大切だったのは、自分が光であるということを理解させるために光でないものを用意し、光と光でないものを常に選択させ、光である方向を選択することにより、自分がますます光り輝き、自分が光であるという証を得ることができるようにつくっておりました。でも、ほとんどの若い意識はそれにまだ気づいていないころは光以外のものに惑わされ、光とは別の方向に喜びを見い出し、本来、光である方の経験とは別の経験を選択するように進んでしまいました。


光でない方を選択してしまったいろんな意識たち。この意識たちは自分が光でない方向を選択しているということに気づくことが中々できず、ついには光を完全に失うまでに進んでしまったものたちもおります。もうそこまで進んでしまうと、光の方向へ進ませるにはほとんど不可能という状況になり、大変残念である状況が造られてしまいました。宇宙の法則というものがあり、これによって光と光でないものが常にバランスをとるようにされております。


光でないものが多くなれば多くなるほど、光の量も多くなるようになっております。しかし当初、予想していた光でないもののエネルギーがあまりにも強くなりすぎ、同じ量の光を用意することが不可能な状況になってしまいました。そのために、一時的にこの宇宙はアンバランスな状況に陥り、ひかりでないものがこの宇宙においてとても大きな力を持ったことがありました。それによって宇宙は全体的な秩序が乱れ、統制がとれなくなってしまいました。


これをどのようにして回復させ、本来の方向に直したらよいのか。いろんな手段がそこで考えられ、実行に移されていきました。その時に私たちが中心になってできた宇宙全体の統制のための役割を持ったものたちがつくられました。この集まりをまとめているのがアシュタールコマンドというふうに呼ばれております。それとは別に、大混乱に陥っていたころ、それぞれの惑星や銀河系の中で自発的に秩序を正常な方向にもっていこうとしていくつかの共同作業が行なわれ、集まりのようなものが次第にできつつありました。


進化した惑星の存在たちがお互いに協力し合い、全体的な統制をとっていこうと動き出していきました。これらの進んだ生命たちは次第に私たちに意識を向け、そしてある時点において私たちの存在と強いかかわりを持っていくようになりました。その時点で私たちの方とそれらの集まりとの間でいろんな約束が交わされ、私たちの思いを十分に達成できる状況を彼らが行なうようになってきました。


その時点から私たちの仲間から一部のものたちが肉体をまとってそこの集まりの中で全体的な運営を行なうような存在たちも現れてきました。その一つがいわゆる宇宙人としてのアシュタールコマンドと思っても構いません。このような歴史的な経緯の中で、今、この地球がどういう立場にあり、何のためにいろんな宇宙の存在たちが地球にやってきているのか。これをよく理解していただきたいと思います。


この地球はとても素晴らしい役割をもってこの宇宙で光り輝いております。先ほどいった、宇宙で起こった大混乱。これもまだ完全には解決されておりません。いかに光の存在たちの力が強いとしても、それを遮る力もかなり強いものがあり、単純に光りさえ願えばすべてうまくいくとか、神の力ですべてがうまくいくという単純なものではなくなっております。ある時点においては、もうこの宇宙はほとんど崩壊しかかった時期もありました。いろんな存在たちが全力を出し、最小限の被害で留めております。


この宇宙全体の危機を改善させるための方法としてどのようなものが良いのか。いろんな存在たちが知恵を出し、アイデアを出し、試してみました。ほとんどどれもうまくいきませんでした。その中で、ほとんど賭のような感じでつくられた計画があります。この地球という惑星にいろんな要素を同時に持ってきて、宇宙で行なわれているいろんな出来事をすべてこの地球で行なえるようにエネルギー的に対応をつくってしまいました。


地球で演じられているいろんな混乱はこの宇宙そのものを現しております。宇宙は皆さんが思っているほど、幸福ばかりで喜びばかり、皆が楽しいというわけではありません。ここの地球以上に苦しみ、あえいでいる星がまだ無数にあります。確かに皆さん方の地球も苦しみが周りに、至る所に存在し、生きていること自身がつらいかもしれません。でも、実際にはこの宇宙全体からいろんな光が届けられ、いろんな援助が与えられております。ここの地球以上に苦しみにあえいでいる惑星が、ほとんど光の存在たちからも隔離され、何の協力も得られないままただ破壊へと進んでいっている惑星がまだあります。


皆さん方からすれば、何故そこに助けにいかないのかと思うかもしれません。限界があります。今、ほとんどの光の存在たちは地球を何とかするだけで手いっぱいなのです。ほかの惑星よりも地球の方がとても大きな役割を持っております。地球が光の惑星に変わると、宇宙も光に変わるようにつくられております。地球が光でないものに支配されると、宇宙もそうなるように対応付けられております。


ですから、今、ほとんどすべての光の存在や天使たちが地球に関与し、いろんな銀河系やいろんな次元から次々と援助に来ています。地球をこのまま放っておくわけにはいかないという状況が理解されてきております。この地球にはほとんどすべての大切なエネルギーが持ってこられております。いろんな人間の遺伝子もそうですが、ほかにも生命間のエネルギーやいろんな法則、いろんな種類の愛、そして憎しみ、ありとあらゆるエネルギーが地球に集められております。


でも、その中で、地球人類が光を常に選択し、地球を素晴らしい惑星に変えることができたならば、宇宙がとても素晴らしい光に輝いております。しかしこれを単純に普通の惑星と同じような進化の仕方をとっていると、この地球はとうてい役割を演じられないということが分かっておりました。普通の進化過程をとったのでは人類がどんどん破滅の方向に進んでしまうことが明らかでした。これを防ぐためにはどのような方法が良いのか。いろんな存在たちがいろんなことをやってきました。


ほとんどの進化した惑星からこの地球へ援助しにやってきております。人間としての進化過程を終えたものはほとんどのものがこの地球に関与して、人類を何とかして正常な方向に持っていかせようと援助をしております。さらに、何億年も経験を重ね、十分に進化を終えたものも何とかしてこの地球のために奉仕をしようとやってきております。にもかかわらず、地球人類はいまだに目覚めておりません。


この地球は皆さん方が考えているほど、そんなに安心できる状況ではありません。地球自身の意識も今はとても我慢をしており、必死になって頑張っております。人間のつくり出している想念は地球にとても強い影響を与えております。いまだに愛よりはつらいとか、悲しいとかイヤだとか不愉快というエネルギーの方がたくさん放出されております。地球で生きていて本当に良かった、私は生きていて嬉しい、ほかの生命を見て喜びを感じる、こういうエネルギーがまだほとんど出ておりません。


地球がどんどん傷ついて弱ってきております。しかし、このままだと宇宙自身の危機にも繋がるために、何とかしてこれを改善させようといろんなことをやっております。でも、そのほとんどがうまく進んでおりません。これからはその根本のところをよく分析しながら、本当に皆さん方と一緒になりながら、何とかして地球を素晴らしい惑星に変えていくことができないものか。それをやってみたいと思っております。


今までのいろんな学びの中で、私たちもよく分かってきました。ほとんどの人は単純に自分が新しい時代に行けるかどうか、それしか考えていませんでした。本当に地球を救おうと思っている人がほとんどいなかった。単純に自分が生き残りたい、こういう気持ちを持っているものは地球自身が必要としておりません。自分はどうなっても良いから、地球だけは何とか良くなってもらいたい、そういうことを口に出したひとが一人もいなかった。


ニューエイジの勉強、アセンション、皆がこぞって興味を持ち、勉強しております。何のために勉強をするのか。単純に自分がアセンションしたい、もしそういった気持ちを持っている人がいたならば、今までの話をもう一度整理してみてください。何のために地球が創られ、自分がこの地球にやってきたのか。その本来の地球の役割の中で、自分がアセンションするということに何の意味があるのか。自分の体が四次元、五次元のエネルギーに変わっても、地球が崩壊すれば宇宙は崩壊します。生存できなくなるのです。ほとんどの人がその本質を完全に見失っております。


これだけ多くの存在たちや宇宙の意識たちが地球に集まってきて、いろんなエネルギーや情報を皆さんに与えている。それは何も一人ひとりのアセンションのためではありません。地球を何とかして...  地球を救おうとしているのです。地球のために何とか協力したいという人にはいろんなことをやってきました。でも、地球がほとんど変わってこないで、否定のエネルギーが何度も出されております。


皆さん方は今、とてもつらい感じで聞いているかもしれません。私たちは別に皆さん方を責めるつもりで話しているわけではないので、もっと気楽に聞いておいてください。私たちが今、ここで話しているのは、これからの私たちと皆さん方との関係において、どういうやり方をすれば地球人類がもっともっと地球に意識を向け、自分のことだけを考えるのではなく、地球と一緒になって素晴らしい惑星に変えていこうという気持ちに変わっていくのか。一緒にやりたいと思っているのです。


ほとんどの人は気持ちの上ではそれに同意をしております。地球のために頑張る。地球に愛を送ります。でも、いざ家に戻って現実の生活に入ると不平不満を言い、明日のことが心配になり、他人のいろんな噂を口に出したりします。私たちが一番、今、問題にしたいのはここの場において私たちと繋がるのではなく、家に戻って現実の生活の中にいるときでも私たちと繋がることができないものかどうか。それを考えております。


特に日本人の場合は、勉強するという概念がこういう学びの場において勉強し、良いことを教えてもらった、あぁ良かった、という満足感を得て、帰るときにはすべてを忘れて帰ってしまいます。そして勉強しようとしてやってくるときに少しずつ、何か教えてもらえるという期待感から、意欲が高まってきます。この考え方自体を変えてもらうことができないものかどうか。今、私たちはそこにとても焦点を当てようとしております。


普段の何気ない生活の中で地球を愛し、宇宙を考えている生き方ができないものかどうか。皆さん方の一人ひとりのコメントをお聞きしたいと思っております。私たちはここまでにして、皆さん方の話を聞いた後で、またコメントをしたいと思っております。それではここでいったん休憩にしたいと思います。ありがとうございました。


A現実を通していろんな存在たちが伝えている

私たちはアシュタールコマンドの仲間から今、やってきております。私たちからのコメントを少し付けたいと思います。皆さん方が毎日の生活の中で、現実の中に入り込み、地球や宇宙との繋がりが中々感じることができなくなってしまう。これをもっともっと意識を広げ、常に宇宙と地球の中で生かされているという感じを持続させるためにはどのような方法が良いのか。


皆さん方にはそれぞれ魂が宿っており、いろんな存在たちが同時に援助を与えております。そういう存在たちは少しでも皆さん方の意識が広がる方向へと導いております。イヤなことがあってもそこに何らかの意味があり、それを自分で理解することによってそこからもう出ていくことができる、何らかの意味が必ずあるということを教えようとしております。それによって自分の現象一つひとつが宇宙の法則の中で現象化されており、この地球の成長のためにも自分が役割を演じているということが分かってきます。


それをいろんな存在たちがあなた方に何とかして教えようとしております。したがって自分の意識をそこのレベルにまで広げていくと、いろんなことが分かるようになってきます。自分と繋がりの深い存在たち、そういったものたちが常に自分の周りで自分のために役割を演じている。そういう意識をもつだけで、かなり変わってきます。先ほどのHさんの例にあったように、いろんなところにサナンダやミカエルを見い出すようになってくると、自分がただ単に生きているのではなく、いろんな存在と協力しながら、自分の現実を造っているというのが分かってきます。


自分一人で孤独な生活をしていると思っているという人は、私たちやミカエルやサナンダたちが常に身近で援助をしているというのを理解していただいたら、かなり価値観が変わってくるでしょう。それぞれの周りに素晴らしい存在が必ず援助をしております。なるべく普段の状況において、自分の周りに素晴らしい存在が何らかの援助をしているというのを常に意識しておいてください。


Bミカエルとサナンダのエネルギー

私たちがこれから少し、皆さん方にいろんなエネルギーを皆さん方に流してみようと思います。まず、ミカエルのとても逞しいエネルギーを皆さん方に流してみましょう。


私はミカエルとして今、降りてきております。一人ひとりに私のエネルギーが必ず宿っております。なぜならば、一人ひとりが自分の心の中に光を見い出すことができるように必ず私が光となって存在しております。自分を見失ったときに、自分の心の中にある光をしっかりと見つめて、そこに進んでいってください。


私はサナンダ。私はまだ必ずしも全員に浸透しているわけではありません。ここにいる人では約半分くらいが私に繋がっておりますが、まだ半分くらいの人は完全には繋がっておりません。しかし、いずれは必ず私に繋がる必要があります。私と共に歩むものは正義を常に見い出すことができるでしょう。光が何故正しいか。何故、私はミカエルと共に行動するか。私を常に皆さん方の近くで活動できるようにしておいてください。


Cミカエルとサナンダを常に身近に

さて、最後に私たちの方からお話をいたします。今、話があったようにミカエルとサナンダはとても大きな影響力を地球人類に与えております。ミカエルは常に光であり、皆さん方を確実に光の方向へ導くように役割を演じております。サナンダは何が光で何が光でないかを見分けさせるの能力に優れており、皆さん方がしっかりと光の方向に進むことができるような判断の仕方を養わせるような仕組みをつくっております。


自分自身を成長させるということは確実に光の方向へ進むことができるようになるということ。地球人類のほとんどが迷いがあり、不安があり、自信を持って進むということができなくなっております。自信をもって光の方向へ進む。この力強さ。ミカエルとサナンダを常に身近に置いておくことで、これらが可能になっていくでしょう。自分自身の成長のためにミカエルとサナンダを常に自分たちとともに存在しているというように認識をしておいてください。


それでは私たちからの話はここまでにします。ありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
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