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1996/4/12■金曜勉強会から

相手の価値を認め尊重すること

@愛について(創造主)

私はあなた方のすべてを創り出した、大いなる源である。私の方から、今日はあなた方にいろいろの話を直接したいと思う。先ほど、この男が述べたように、今月からすべての地球の計画は私が主導権を取って進めている。これまでいろいろの宇宙の存在を通し、天使を通し、アシュタールコマンドを通し、あなた方に真理を伝えた。愛することの大切さを何度も訴えた。しかし、愛が身についていない。

これがどこに起因しているのか。何度言っても愛が身につかなかった。もう、愛という言葉を聞くだけで厭になっている人間すら居る。面倒臭い、聞き飽きた、もういい、そういう人間ばかりだ。何故、愛が大切なのか、その根本が理解されていない。そのわりには、あの人が私を愛してくれない、誰も私を愛してくれない、そればかりを口に出している。そういうことを口に出すから、愛がないと言っているのだ。

あなた方に、一つだけ本当に確認して欲しい。人に愛がないと言うことは自分に愛がないということだ。あなた方が目にしているものはすべてあなた方の心の映しだ。愛がないものを見ているときは、自分の心に愛がないということだ。それをしっかりと覚えておいて欲しい。目の前の人に愛を感じたら、自分の心に愛があるということだ。

ここに来ている者の中で、愛に満ち溢れていると感じている者はどれだけいる。これだけ宇宙の勉強をしながら、何度も何度もここに来て学びを続けながら、自信を持って私は愛に満ち溢れていると言える者がどれだけいる。ここに来ているメンバーでこの状況だから、普通の人間がいかに愛のない状況か、説明しなくても分かるだろう。

今のままでは、本当に地球が成り立たない。愛に満ち溢れた星にするというのが、私がこの地球を作った目的だ。いろいろの生命が、いろいろの動物が、いろいろの存在がすべて地球上で、お互いに新しい別の形の愛を発見しながら喜びを分かち合う、それがこの地球の目的だ。しかし、目的を達成する前に、そもそも惑星が成り立たない。この地球という星は、今、本当に危機的な状況にある。

私たちが何度も何度も訴えた愛という言葉、ほとんどの者が理解していない。これからのあなた方の人生において、愛のない社会というものがどういうものか。私たちは本当に今、すべての計画を変更している。今までの計画ではどの道をとっても、愛のある人間が出てこない。これからの地球の歴史が本当に愛のある星に向かっていくのか。それとも、この宇宙から姿を消してしまうのか。その鍵はすべてあなた方の心の中に入っている。

私一人が、とか、いくら私がやったって、とか、常にそういう気持ちで自分を正当化している。だから愛がないと言っているのだ。人間一人の愛の力はとても偉大だ。何百万人もの人間に愛を与えることができる。たった一人で、だ。それだけの能力を私はあなた方の心の中に埋め込んでいる。誰もそれに気づいていない。

愛して欲しいと、そればかり願っている。自分から先に愛そうと、誰も考えない。何故、愛されたいのだ。何故、先に愛して欲しいのだ。何故、先に愛そうとしないのだ。確かに今の人間は弱い。周囲に負けてしまう。強い人間の力に負けてしまう。しかしあなた方の心の愛はそれよりも強いのだ。そういう人間すらも自分の心の愛で包むことができる。

もっと自分の心の中にある愛の強さを認めて欲しい。自分がたとえ誰からも愛されなくても、自分は誰をも愛せる、そういう心を早く身につけて欲しい。今、地球人類で一番必要なのは、先に人を愛すること。愛されることではない。人を愛するということがどれほど貴いものか。ここにいる多くの者達は、一応、私の話は真面目に聞いている。今までもいつもそうだった。でも、愛を実践した者がほとんどいなかった。いざ、自分と価値観の違う人間が目の前に来ると、自然に拒絶反応を起こす。まだ彼は遅れていると判断する。まだあの人はニューエイジを知らないという風に評価する。

あなた方よりも幼稚園の子供の方がよっぽど愛に満ち溢れているというのを認めなければいけない。知識や地位なんて、何の効力もない。自分の心の中を良く見て欲しい。愛を疎外している原因は何なのか。愛の表現をまずくしている原因は何なのか。それぞれが良く自分の心を見て欲しい。

人を愛せない理由は、多くの場合、自分を愛してくれそうもない人間には初めから自分は愛そうとしないものだ。初めから代償を求めて、自分を愛してくれる可能性のある者に愛を示す。そして自分を愛してくれるかどうかを試そうとする。自分の思い通りに自分を愛してくれたら、あの人は良い人と判断する。自分の思い通りにならないで、愛してくれなかったら、あの人は厭な人、あの人は愛がない人、と判断する。それがごく普通の地球人のパターンだ。初めから愛されることを前提として行動をとっている。

愛することが何故、大切なのか。あなた方は愛されることしか考えてこなかったために、愛することの大切さをほとんど考えたことがない。だから何故、愛することが大切かと聞いても、まともな答をする者がほとんどいない。

多くの場合、人を愛した場合でも、見返りを要求したり、自慢して話をしたりする。それは愛ではない。なぜ、愛することが大切なのか。あなた方自身が生きるためには、自分を愛さねばならない。自分を愛することなしに生きたところで、そこには何も喜びがない。いつも不満ばかりを出している。人生の喜びというものを本当に感じるためには、真の愛に触れることが必要だ。

真の愛とは何なのか。本当に相手の価値観を認め、心の底からその素晴らしさを理解し、尊重してあげるということ。つまり相手が生きているその価値自身を評価してあげるということ。目の前の人の価値を評価できるということは自分自身の価値を認めているということだ。すべて目の前の人は自分の心の鏡だからだ。すべての人にすべての存在価値を認めることができたということは、自分自身の価値をどの面から見ても評価できるように自分が理解できたということだ。それはすなわち自分を愛しているということだ。

自分自身を愛することなくして、自分自身の心の平安は中々訪れない。他人の批判ばかりしていても、自分には何も喜びが得られない。にもかかわらず、ほとんどの者が、愛してくれない、あの人は愛がない、そればかりを口に出している。自分の心が平安でないという証しを口に出しているようなものだ。それぞれが真剣に自分を愛し、人を愛するということを実践する必要がある。

これからのあなた方の人生の中に、いろいろの人間関係が訪れるだろう。その一つひとつがすべてあなた方の心の中にある愛の発達度をチェックするためのものだ。まだ未熟なレベルなのか、もう十分に愛せるぐらいになったのか、常にそれが試されている。あなた方が目の前の人に発する言葉の一つひとつにそのテストが行なわれている。一瞬一瞬、テストされている。

どこまで愛が育ってきたか、十分もう身についたか。これからのあなた方の人生の中でそれが常に行なわれ、十分に新しい時代で活躍できると認められた者はその資格が与えられるだろう。できればここにいるすべての者が愛を身につけ、新しい時代で会えるように私は願っている。


A他人の言うことをちゃんと理解するように

今晩は。私たちはこれまで何年もの間、地球人類を見ておりました。地球の方々がどれほど辛い状況にあり、自分が何者かが分からず、いろいろと混乱の中にあるということを理解してきました。これからのあなた方の人生において、人々と分かち合うということがどれだけ大切なことなのか、本当に理解していただきたいと思います。

自分の言いたいことを相手に言う、それは理解ではありません。相手が言おうとしていることを理解する。まずはこれが出発点です。先に相手が言おうとしていることを理解してください。自分の考えを先に言ってしまうのをなるべく控え、先に相手が言おうとしていることを自分が受け止め、そして自分が正しいと思う意見を相手に述べてあげる。

これが今、必要とされています。相手の感じ方をまったく気にせずに、ただ自分の言いたいことを一方的に言って、終わってしまう。こういう人が多い。これではお互いの理解が全くできない。先に相手が言おうとしていることを理解しようとする気持ち。これを身に付けてください。よろしくお願いいたします。


B内なる心を信じること(女神から)

私はあなた方の母です。この大いなる宇宙で、いつもいつもあなた方に優しいエネルギーを与えております。あなた方がどのような状況に陥ろうとも、常にあなた方を優しいエネルギーで包み込んであげます。あなた方が見失って、自分が分からないとき、私が包み込んであげましょう。すべてを神にまかせ、内なる心を信じて、光に向かってください。ありがとうございました。


C他人の所為にするな

私たちは今、本当にいろいろの計画をすべて見直している。根本からすべて変えようとしている。もうそんなに時間も残されていない。あなた方も決して他人の所為にしたり、宇宙の所為にしないで、自分の力で私たちのところまで上がって来て欲しい。それではここで少し、休憩をとりましょう。ありがとうございました。


D憎む感情と憎む気持ちはまったく異なるもの

私たちはあなた方の話をよく聞いておりました。感情について、別の観点から少しお話をしてみます。私たちは感情というものはもう、持っておりません。あなた方の世界では、感情がないというととても奇異に思う人がいます。あたかも愛がないかのように思う人もいます。それは違います。私たちの世界は愛が満ち溢れていますが、感情はありません。じゃぁ、感情とは何なのか。

あなた方の世界では自分の頭でもどうしても解析できないものだけれども自然に反応してしまう体の作用、人によっては肉体的な作用まで影響を与える。手がブルブル震えるとか、鳥肌が立つとか、寒気がする、そういった感じで人間同士のつながりを保っております。別の人から何かを受ける作用、それによってものすごく不快感を感じたり、楽しさを感じたり、懐かしさを感じたり、いろいろの作用が起こります。

多くの人々はそれらの反応の中で、気持ちの良くなる反応を良い感情、気持ちの悪くなる感情を悪い感情、こう区別します。でも本来、感情には良い、悪いはありません。憎しみ、これが悪いと私たちは言った覚えはありません。泣く、寂しい、悲しい、これらも悪い感情と言った覚えはありません。しかし憎む心、悲しみを装う気持ち、これらは心をも蝕んでしまいます。しかし感情そのものとは別の作用です。この違いが分かりますか。

感情というのはほかの人が自分に何かのエネルギーを向けて、自分の肉体と反応したときに起こる様々なエネルギー。憎しみとか、いらだち、不安、恐れ、これらは無意識のうちにまず起こってしまいます。頭で考えてから起こるのではありません。先にその反応が起こってしまいます。場合によっては見た瞬間に起こります。現れた瞬間に起こります。あっ、厭だ、不潔。頭で考えたのではありません。瞬間的にこの体に反応してしまう。感情というのはそういう作用です。

しかし、相手を憎む心、これは相手がいないときでも自分が相手に対して憎んでしまう気持ち、これはまた別の問題なのです。憎む心と憎いという瞬間的に起こる感情、ここには大きな差があるのです。まずはそれを理解する必要があります。これを一緒にしてしまうと感情の分析やコントロールがうまくできません。

瞬間的に反応してしまういろいろの感情、これは自分自身にその共鳴するエネルギーを持っているからです。自分自身にそれと反応するものがあるから、お互いに反応してしまうのです。瞬間的に起こる様々な感情、それはすでに自分に内在されている感情の元が表面化してきたにすぎないということ。まずはそれを認める必要があります。それを認めないで、その中に埋没してしまったり、無理にとろうとすると歪みが起こります。

怒ったときに素直にその姿を自分で認めるということ、そして不要なものは手放していくということ。それを手放さないで持っていると、相手がいる・いないにかかわらず、それが心を蝕んできて、いつしか心の中にそれがどっしりと居すわってしまい、相手を憎む心が芽生えてきます。これは感情ではなく、その人の心そのものです。

これは単に手放そうと思っても、手放すことは無理です。まずは原因をよく理解し、それを根のところから取っていく必要があります。このようにして心を少しずつ癒して光で溢れさせていく。このような手順によって自分の心を少しずつ愛に満ち溢れたものに変えていってください。


E自分の人生を自分で創る

私たちは今、いろいろの条件を考えながら、この地球をうまく持っていこうと考えています。愛に満ち溢れた人間がほとんど居ない場合、どのようにして地球を完成させるか。ほんのわずかな愛に満ち溢れた人間の中で、どのような社会が築かれるのか。私たちはいろんなことを考えながら、その中で最高の地球を創り出そうと考えております。

ここの地球の上には様々な人種や民族、いろいろの国々の人がいます。できればすべての人種、すべての国々から、最低限、必要な人数を確保したいと思っております。それぞれの人種にとても大切なDNAがあり、無視できないからです。その人種だけにしか持っていないエネルギーがあるのです。あなた方、大和の民族は大和のエネルギーを持っている。それと同じように、ほかの民族も独自のエネルギーを持っています。それらを最低すべて集めて、残しておきたいのです。でもそのための最低限必要な人数、それを考えると本当に難しくなってしまう。

多くの国々がお互いに争ったり、罵りあったりしている、その根本は何だろうか。ほとんどが相手を否定しようとする気持ちから起こっている。なぜ相手を否定するのか。何とかして自分たちだけが楽をして、一番安易な生き方をしたい、それが楽しいことだと教わってきた。それが最高の生き方だと教わってきた。でも過去の地球人類の中で、ただ単に人にいろいろやってもらった人が「最高の幸せだった」という者を私は一人も知らない。彼らは常に不満だらけであり、何一つ、心の満足を得ていなかった。

もういい加減に目を覚まして、そんな楽な道を求めようと、そういう考えは捨てなければならない。自分の人生を自分で造る、こんな簡単なことが今の人間にできていない。ほとんどの者が分からないという、面倒臭い。自分の人生を作るのがどうして分からないのだろう。人に聞かないとできないと思い込んでいる人間がいる。誰かが教えてくれないとできないと思っている人間がいる。とんでもない間違いだ。

何故、自分の心に聞こうとしない。いつまでもそういう甘えた気持ちを持っていてはいけない。だれかに教えてもらうのではなく、自分で考えていくということ。自分で作り出すということ。それを早く実践する時期に来ている。

これからあなた方にいろいろの宇宙の仕組みを教えていくことになるだろう。今日はまだ簡単な挨拶に留めておくが、これから次第にこの勉強会で宇宙の様々なことについてあなた方に教えていきたいと思っている。それはあなた方がこの宇宙の創造主と繋がっているという証であり、自分が宇宙そのものであるということ。宇宙と一体であるということ、それを心から理解してもらうために行なうことだ。したがって単なる興味や情報集めだけでここに来るのは私はあまり歓迎しない。本当に自分は宇宙と一体となりたい、私は神なんだ、それを実感したい、そういう気持ちを持った者だけが私はいろいろと教えていきたいと思う。これからはそういう方針でこの勉強会を進めていきたいと思う。それでは今日はありがとうございました。


(c)1997 CentralSun
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