2012年12月レポート

2012年12月のレポートから

ついに2012年12月になりました。天変地異や地球爆発が起こるわけではありませんので、ご安心ください。見た目の物質世界は何も変わりません。心、魂、意識のレベルで変化していきます。心や魂に目を向けていた人はその変化に気づくでしょう。その心や魂に応じて、方向性が変わってきます。自分に合う時代の流れに別れていきます。これまで親しかった人でも次第に合わなくなったり、気にしていなかった人と急に仲良くなったり。人間関係の変化が大きく影響してくるでしょう。そして住むところや社会、いろんなところで自分に合うところ、自分に合わないところで分離していき、結果的に自分と波動の合う人、考え方が同じような人が周囲に増えてきます。もちろん、自分本位の人は周りに自分本位の人が増えてきます。周りを見て、素直に自分を知る時期です。

生かされていることに感謝

まさにアセンションが訪れています。今、この瞬間を体験しようと、私たちは地球にやってきました。誰もが、この宇宙における祭典を直接、体験しようとしてやってきたのです。地球だけではなく、太陽系、銀河系レベルにおける大きなシフトであり、長年、待ち続けていたものでした。

 全員がアセンションできるかどうかとか、天変地異はどうなるのか、とかは考えずに、まずこの素晴らしい時に地球上に生かされていることに感謝をしましょう。この素晴らしい時に人生を送りたい、と望んでいる魂は無数にあります。望んでいても、肉体を手にできなかった魂がたくさんいるのです。でも私たちは肉体を与えられ、今、この瞬間に生きています。ありがたいことです。

 せっかく与えられたこの偉大なるチャンス。大いに生かしましょう。もうマイナスに考えたり、他を責めたり、後悔ばかりしないで、新しい自分に生まれ変わり、宇宙と一つになり、すべての生命を愛しましょう。明るく、元気に、人生を愉しみましょう。

国民、みんなって誰?

石原元都知事の辞職と政界進出、衆議院解散で日本の政局が大きなヤマ場を迎えています。まさにアセンションの時期に総選挙とは大きなエネルギーの動きを感じさせます。

 石原元都知事は「大同小異にこだわらず、一つになろう」と呼びかけて新政党を目指しています。他の政党の人たちが、反論のたびに「国民のために…」「みんなが望むこと」と口にしているのを何度も目にしますが、「国民」「みんな」って誰なんでしょう。国民にはサラリーマンもいれば農家もいるし、自営業もいるし、経営者もいるし、公務員もいるし、専業主婦もいるし、無職の人もいるし、介護中の人もいるし、さまざまな人がいます。都心部の人と地方の人でも考え方が違うでしょう。一つの政党が「国民」「みんな」という言葉を何度も使って相手政党を批判したりしていますが、そこでいう国民、みんなって誰のことを言っているのでしょう。少なくとも私の考えとは違うので、私は国民には入らないのでしょう。

 今、一つの政党で国民のすべてを代弁することは無理です。生活スタイルの多様化や価値観の分散化で、典型的な国民のイメージがつかめません。全員が消費税増税に反対とはならないでしょう。これだけ国の借金が増えていれば、いずれ日本全体が沈没します。増税でもいいから、早く決断し早く実行に移してほしいものです。遅らせること、何もしないこと、進化しないことが一番の問題です。

 そこへ石原元都知事が、とにかく集まって一つの大きな政党をつくろうとしていることはとても興味深いです。いろんな政党から人を集めていますが、それでいいと思います。日本の国民の縮図を一つの政党に表しており、政党内で何度も議論しあって、決断すればよいと思います。また、今の政界はまったく下品で、何かを決めても、野党が反対し、足を引っ張り、実行に移そうとしません。高次元における評議会やカウンシルのメンバーは、下位の総意を反映させることが原則で、全メンバーが納得するまで話し合います。

 本来、議会制民主主義は、決まったことはたとえ不本意でも実行に移すことが原則で、野党は協力する立場にあると思います。しかし今の日本は、辞めさせることばかりを考え、まったく協力しようとしません。仮に、小学校のクラス委員を決めるとき、皆で決めたのに「私はあの人嫌いだからいうこと聞かない」「私の考えとは違うから帰る」と言っているようなもので、小中学生の教育にも悪影響です。政党政治の悪い面ばかりが出ています。政党の方針に従わず、各議員の独自の判断で意見を述べ、決まったことは全員で協力する、という姿になってほしいと思います。いっそのこと、大統領制にして、国民がリーダーを決められるようにしてほしいものです。

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