20130723 of Central Sun Ascension Report

20130722 宇宙交流会

本来の謙虚さは光の進化に対して謙虚なこと

①社会に流されるか社会をコントロールするか

私たちはアルファーケンタウリという星からお話をいたします。皆さん方の地球において今大きな変化が始まっております。変化というのは地球自身の本質的な波動が入れ替わり、新しい次元世界で皆さん方が新たな進化を行なうための仕組みが進んでいることを意味します。地球における進化の流れが新しいサイクルに向かっており、今進化をなしている多くのものが次のサイクルへ移行することになります。次のサイクルに入るにあたり次のサイクルに合う地球の場が必要となり、その場をうまくつくりながら進化の流れをそこに入れていく準備が進んでおります。

皆さん方は今の時間軸をそのまま延長して未来という世界を認識しております。しかしそういう時間軸は本来は存在しておらず、ただ時間の延長した未来に皆さん方が進むわけではありません。今の時間軸はこの地球の重力場の中で終わってしまい、そして次の新しい磁場のサイクルで目覚め動き出すことになります。実際には一人ひとり異なる状態で次のサイクルに入ることになります。場合によっては肉体的な死を通して新しいサイクルに入る人もいるでしょう。

あるいは何らかの大きな病気や事故、特別な意識状態によって新しいサイクルの中で目覚める人もいるでしょう。また普通の生活の中でそのまま新しいサイクルに移行する人がいるかもしれません。新しいサイクルに入ると多くの人は何らかの変化を感ずることになります。これまでとは何か違う雰囲気、何かが違うという感覚が体全体に反応し、いかにも別世界に来たような状態になります。ただそれがはっきりと自覚できる人と自覚できない人がいるために、おそらくあまりそういったことに意識を向けてない人はその変化に気づくことなく、これまでと同じ世界と思って意識を続ける人もいるでしょう。

変化といっても明らかに違う世界に来るというわけではなく、ある意味ではほとんど何も変わらないという意識の人もいると思われます。その人が何も変わっていないという概念にしがみついていると本当に何も変わっていない現実が続いていきます。変化に気づく人は何かこれまでよりも体が軽くなり、動きやすくなり、自分の思いが軽くなり、宇宙や自然ともっと身近になった感覚が感じられてきます。

今この変化に向けて地球自身が次々と新しい波動の中に移行しており、それによって人間の意識から見た時に地球自身が急速に変化しているように感じられてきます。日本の人々は季節ということを楽しみにしており、季節の変化が心を楽しませ季節を味わい、自然と共に成長していく自分自身を喜びとして心でとらえておりました。

この自然の変化がこれまでの自然の変化とは異なってきており、いつもの季節の変化がだんだん見られなくなってきて、突発的に何かが起こる、毎年のことが今年は起こらない、このような異常な季節として感じられるようになっております。これは季節がおかしくなっているのではなく新しい地球に姿を変えている最中であり、その変化の仕組みとしていろいろな現象が起こっているに過ぎません。

したがって皆さん方はもう今のこの時期においては季節を楽しむとか、季節を維持するという考えは取り除き、新しいサイクルに入っていく、これまでの季節を楽しんでいたサイクルからこれからは大きな流れのサイクルの中で流れそのものを楽しんでいく新しいサイクルに入るということ、そしてそれを新しい感覚でとらえていき自分たちが新しい自然を楽しみとして感じるように意識をもっていくこと、そういう変化をもたらすことになります。

実際にサイクルが変わるのには時間がかかることになり、一人ひとりの変化と国民や多くの地域がすべて変化するのにはかなりの時間差が現れてきます。一般に高い波動に十分に慣れてきて意識レベルを高い方向へと進めてきた人は、比較的他の人よりは先に変化が訪れ、先に新しいサイクルの中に入ることになります。

普通の人から見ると先にサイクルに入っていく人はだんだん自分から離れていくような感じを受けたり、自分の目の前から姿を消してしまったかのように見えたりしていきます。いつもずっと同じ顔ぶれで同じ意識レベルで同じ集まりで一緒にいるという人は変化が遅くなってしまう傾向があり、これまでのサイクルにずっと残ってしまう場合もあります。

それでも新しいサイクルに入れようとしてハイヤーセルフや仲間たちがいろんな仕掛けをつくることがあります。引っ越しをさせたり、事故が起きたり、病気になったり、実家に帰ったり、遠くへ旅行に行ったり、いろんな現象によってそれぞれ自分に適したサイクルに入るように振り分けられていきます。皆さん方が必要なのは常に自分自身がより高い新しいサイクルに入るという意識を強く持つことです。

新しいサイクルに入るかどうかは天に任せ、自分は好きなことを自由にやっている、許可が降りれば新しいサイクルに入り、許可が降りなければ今のサイクルで動いていく、このように思う日本人がかなり多く存在します。一見こういう人々を謙虚と呼んでいる人がいるかもしれませんが、これは謙虚ではありまれせん。

本来の謙虚さは光の進化に対して謙虚であることが必要であり、常に進化成長すること、常に次のサイクルに向かうこと、自分がより強い光を身に付けるために動いていくこと、こういう光に対して謙虚であることが本来の謙虚です。このままで良いというのは謙虚ではなく、ある意味では堕落した心に繋がっていきます。したがってただ自分が好きなように生きていて次のサイクルに入れなければそれで良いという考えは改めるようにしておいてください。

今この大事な時期に自分をしっかりと進化成長させ次のサイクルに入っていく、もちろん願望だけが強くなりただ次のサイクルに入ることだけを欲として身に付けるとそれは正しい進化ではありません。ただ次のサイクルに入りたいという思いや欲求だけが強くなると、それはカルマをつくり出し逆に進化できない力が強く動き出してきます。

次のサイクルに入りたいという思いを優先させるのではなく、自分を進化させること、光をしっかりと身に付け人を愛し、人を許し、人を認め、人を生かすように自分が動いていく、その喜びを実感することであり、人を愛することが自然にできるようになる、そういう自分を目指して人に何らかの奉仕をしていく、あくまでもそうやって心から自然に人を愛し、人を許せるようになることを目標として自分自身で自分の心をきれいにし、魂を浄化し、魂を進化させていくのです。

これは欲ではなく自分が本来に向けて目覚める方向へ進むのは正しい進化の力であり、欲とは違うエネルギーになります。自分自身を正しく進化成長させたいという気持ちで自分を常に磨き学び進化成長させている人は少しずつ少しずつ新しいサイクルの中に入っていくでしょう。

しかし自分の心をきれいにしたり、魂を磨く学びを一切行なわないでただ結果だけ新しいサイクルに入ろうとしている人は欲のかたまりとなり、結果的に進化できない流れを続けることになります。自分自身がこうやって新しいサイクルに向けて、今日夜心を磨き、進化成長のために意識を向け自分を強くし、自分の愛を育てようとしているのです。

皆さん方がサイクルにうまく合わせ自分の進化成長の地球にうまく合わせ、新しいサイクルに入っていくと新しい地球が少しずつはっきりと感じられるようになってきます。見た目はこれまでの地球と同じ地球のように見えるかもしれませんが、だんだん実態のある地球が感じられてきます。

一つひとつの地球の自然が自分にとって実感のあるものとなり、草や木や花と話をすることができるようになったり、意志を感じて必要なことを行なうようになったり、自分の身の危険を感じた時に自然のはからいでうまく生き延びることができたり、自然とのかかわりがとてもうまく動き出していきます。

人間は自然とのかかわりの中でさらに肉体をうまく使うことに慣れてきて、自然界のいろんな神秘を見つけたり、またそこへ旅をして新しい秘密を解き明かしたりすることができるようになっていきます。このような地球の変化をもたらすために今我々の世界において太陽や多くの星々が地球に必要な光線を送り届けており、地球は宇宙からのさまざまな光線や波動によって適宜進化の流れを進めております。

とりわけ太陽からの影響がとても強く、地球上のすべての生命において太陽の影響をとても大きく受けております。太陽の影響によってこれまでの生存が難しくなっている生命体もあります。しかしそれらは新しい世界で目覚め動き出すために今の世界から姿を消すだけであり、生命そのものが失われるわけではありません。

今の世界から一見姿を消していく生命たちは新しい世界で生まれ目覚め動き出していくのです。人間も同じように一見姿を消したように見えても新しい世界で目覚め動き出す人が現れてくるでしょう。新しい世界に向かうために皆さん方はいろんな考え方や概念を捨てる必要があります。

今まで身に付けてきた考え方や概念はこれまでの地球を生きるのにはふさわしい考え方でした。しかしこれからの新しい地球を考えた時、その考え方や概念は新しい地球にはうまく合わないために、新しい地球で生きることが困難になります。人間関係においてもこれまでの人間関係と新しい世界での人間関係はかなり異なってきます。

これまでの人間関係はこの地球の集合意識レベルでつくられたカルマ的なエネルギー、お互いの魂のレベルで身に付けているカルマ的なエネルギーによって人間が引き寄せられ、カルマを解消するためにトラブルが起きたり、いろんな人間関係がつくられておりました。

新しい世界においてはこのようなカルマ的なエネルギーがどんどんなくなっていき、むしろ愛や喜びや相手を生かすという思いによって人間関係が動いていきます。お互いが生かすという思いでお互いが生かし合い、同じ波動を持ったものたちが集まってお互いに生かすように動いていくのです。したがって相手を生かす、相手を愛するという波動が少ない人は波動が少ない人同士で社会をつくることになります。

相手を生かすという波動がほとんど身に付いていない人は新しい世界に入ることは困難になります。カルマ的なエネルギーをただなくすだけではなく相手をしっかりと思いやり、生かすというエネルギーを身に付けて新しい世界に入ることができるのです。したがってただカルマ的なエネルギーだけで毎日を過ごしている人や同じカルマ的なエネルギーを延々と続けている人は新しいサイクルに入るのが困難になり、これまでのサイクルを続けることになります。

新しい地球のサイクルはできるだけ多くの人間を取り入れる準備が進められており、いろんな国々の人やいろんな宗教の人でもお互いに生かし合い、喜びを分かち合うようにつくられていきます。普通の人が認識している国のような形態がだんだんなくなっていき、この国の大きな単位が地球の単位となり、多くの人が一つの環境の中で自由に行き来できる生活をはじめていくでしょう。

新しい地球にシフトした直後はまだそうはなっていませんが、愛のあるものたち同士が新しい世界に入ってくるに従い、新しい社会ができ上がり、新しい国がつくられていきます。そして人々がお互いを生かし合おうという力で地球そのものが一つになり、お互いを生かす仕組みが動いていくのです。

新しい地球のサイクルにおいては人間関係や自然との関係、宇宙との関係が次々と変化していき、まさしく今皆さん方が学んでいる世界、皆さん方が理想と思っている世界が実現されていきます。心からお互いを生かし合い宇宙と繋がり自然界と繋がり、いろんな生命の喜びを感じ、どの生命も生き生きとして元気に生きている、そういう社会が現れてくるのです。

今太陽や多くの光線の影響によって地球上がかなり混乱に近い状態を見せております。しかしそれを混乱と思わずに変化として受け止め、決して不安を感じたり恐れを感ずることなくその変化をうまく乗り切っていってください。本当に自分に他を愛する気持ちや人をいたわる気持ち、生かし合う気持ちが身に付いていけば絶対に不本意な状態でこの地球に残ることはありません。

その愛の特質の状態により新しい世界に招かれていくでしょう。しかし本当に愛が身に付いているかどうか、本当に人を生かし合う力が身に付いているかどうかさまざまな試練が行なわれていきます。どういう状態になっても人を愛し続けることができるかどうか、人のために尽くすことができるかどうか、どのレベルの人まで自分は愛することができるのか、いろんな意味においてその人の愛のレベルがどこまで本物かを見抜くための試練が続いていきます。

一見辛い事態ばかりが続くとか、嫌なことばかりが続く、せっかくスピリチュアルな勉強をしているのに辛いことばかりが続いていく、このように思う人も出てくるでしょう。中にはスピリチュアルな勉強をしてからおかしくなったとか、イニシエーションを受けてからおかしくなったと感ずる人もいるでしょう。

そのように何かのせいにしたり、本当の自分の心から目を背けている人はいつまで経っても本当の愛に目覚めることができず、新しい地球の波動に入ることも難しくなってしまいます。したがってもしそういう人が身近にいた時には、そういった自分の心をしっかりと見抜くようにしていき、本当に愛が身に付いているかどうか、どこまで自分を許し他を認める力が身に付いているか、ただそれが試されているに過ぎないということ、自分の愛のレベルが本物かどうかを宇宙が試しているところ、そういう状況であるということを教えていき、多くの人が少しでも本当の愛に目覚め、新しい時代の中に入れるような意識レベルに上がっていただきたいと願っているのです。

皆さん方の世界ではどうしても競争心や比較によって人間関係をとらえるところがあります。親しい中であってもどこかで競争心が働き出し、少しでも自分が劣っているとか、自分の方が下という意識を持つと途端にむきになったり、相手を蹴落とそうとしたり、相手の価値をはく奪して相手を下げてしまう言動をとる人がいます。これは愛にはほど遠く結局自分を都合の良いようにもっていっているに過ぎません。もし比較競争を心で実感し、少しでも相手が自分よりも上だと気に入らない、不愉快という感覚が出る人は自分の心をしっかりと見抜いて、すぐに心を修正し相手が上であることを喜びとする、自分よりも能力の優れた人や立派な人がいると素直に喜びを感じていく、そういう気持ちを身に付けることを行なうようにしていってください。

自分の心から嫉妬や比較の心をなくすのは難しいかもしれません。この嫉妬というのはとても強いエネルギーであり、自分はほとんど意識していなくてもわずかな嫉妬によって相手の心をズタズタにするくらいの力を持っています。自分はごく普通にあの人嫌だという感覚を持ったとしても、この嫉妬のエネルギーで相手のオーラを切り裂いてしまい相手に好ましくないエネルギーがどんどん入り込み相手を良くない状態にしてしまうのです。

あの人を嫌だと思った途端にその人が悪いエネルギーへと落ちてしまうのです。こうやって知らず知らずのうちに他の人からさまざまなエネルギーが届けられ、いつの間にかどんどんエネルギーが悪化する場合があります。自分は何もしていなくても他の人の嫉妬によって自分のオーラが壊されエネルギーが悪化していく、こういうことが多くの人間で行なわれており、嫉妬を多く受けている人がとてもエネルギー的に低い状態になっている場合があります。

嫉妬を多く受ける人は実際にはその人自身も嫉妬の心を持っていることが多く、自分も同じように他の人に何らかの嫉妬を起こしていることが原因になります。したがって多くの人から嫉妬を受けやすいと感ずる人は自分の心に嫉妬心がないかどうか、自分よりも上の人や優れている人を見た時に素直に喜びを表現したり、あるいは心から良い気持ちを持つことができるかどうか、自分とほとんど同じレベルにいながらしばらくして相手がどんどん上の方にいってしまった、そういう場合でもその人を喜んで認めてあげる、こういう心になれば嫉妬心はだいぶなくなっており、嫉妬を受けることもなくなるでしょう。

気に入らない、気に食わないのはじまりは嫉妬であることが多く、親しい仲間たちの間で普通に送られてくるエネルギーになります。ぜひこの嫉妬というエネルギーをコントロールし相手を生かし、相手を成長させる愛へ切り替えるようにしていってください。

新しい地球のサイクルに向け相手を生かす、相手を尊重し認めていく、こういう心が身に付いた時、次のサイクルに自然に入ることができ、人間的なトラブルも少ないままで入っていく人もおります。しかしいろんな心を身に付け比較競争や執着が強い時は何らかのトラブルや事故や良くないことを経験して新しいサイクルに入ることになります。

したがって自分にとって何らかの大きな問題がやってきた時はむしろそれが必要な体験であり、それを不愉快に思ったり否定的に思うことなく、ただそれを体験していく、神から与えられた試練と感じ、受けて立つような感覚で前向きに堂々と体験していく、そういうことによって大きなエネルギーを動かしながら新しいサイクルに入ることができます。

一人ひとり自分だけのサイクルの変わり方であるために気づく人、気づかない人、いろいろ出てくるでしょう。自分よりも先に誰かがアセンションしたような感じになったとしても決してそれを意識したり、比較競争したり、差別とかしないように心をもっていってください。どのような状況になってもそれを受け入れていく、自分は自分の成長のために自分の心の成長を進めていく、そういう気持ちを忘れないようにしていってください。

また今人間の意識レベルにおいて人間をあまり利口にさせないようにする仕組みが動いており、あまり理性的な活動をさせないようにする、いわゆるただ上からの命令によってのみ動くとか、言われたことだけを行なっていく、自発的に積極的に人生を生きるという人間は次々と無視していき、言う通りになる人間だけを可愛がり育てていく、こういう社会がかなり定着してきております。

会社においても言う通りに行なってくれる人間の方がとても都合が良く、むしろ出世していく、良い給料をもらえるという状態になっていきます。独創性がありパワーのある人ほど扱いづらいという評判をつけられてしまい、肝心な場所からはずされたり、あまり利用価値のないところに移されたりすることがあります。

これからの新しいサイクルに向けて考えていくと、一人ひとりが自分で本当に心が満足する生き方を見つけ進めていくこと、他の誰かに利用されたり言うなりになるのではなく自分から積極的に意識的に行動すること、特に社会に振り回されず、社会を自分のエネルギーで使えるようにしていくこと、ここをしっかりと理解していってください。

何も考えずに社会の言うなりに合わせていくと体に社会のエネルギーが入ってきて、無意識のうちで社会の仕組みに反応していきます。しかし意識的に自分はこうしたい、自分はこの時はこうするという意識を持って社会に立ち向かい、自分自身に一番良い行動をとろうと常に意識化していくと、逆に自分の意識が社会の中に入っていき自分が社会をコントロールできるようになっていきます。

つまり今皆さん方は社会のエネルギーを体に入れて社会の言うなりになるのか、あるいは自分のエネルギーを社会の中に入れて自分が社会をコントロールしていくか、どちらかに振り分けられていきます。そして自分が社会をコントロールできるようになった人が新しいサイクルに入っていき、社会のエネルギーを体に入れて社会の言うなりになっている人はこれまでのサイクルを繰り返すことになります。

したがって社会を生きる時にしっかりと自分の意志で社会を生きていること、自分で選択し自分で歩き自分で方向を見つけ自分の力で前に進んでいく、常にこの意識を持つようにしておいてください。社会はなるべく皆さん方の自由を奪い皆さん方をコントロールしようとして動いていきます。しかし皆さん方はそれに騙されることなく自分で目覚め、自分で見つけ出し、自分の力で社会の束縛から出ていくのです。

そのためにも本当は何が行なわれているのか、表に見える社会の仕組みの裏側で何が動いているのか、その本質的なところをぜひ見抜けるように力を養っていってください。それではアドバイスをしていきます。


Aさんの心において、本質に辿り着こうといろいろ考える時、常にあなたの頭の中である一つのエネルギーが動き出し、そのエネルギーの方向で邪魔され本質になかなか辿り着けないようにさせているエネルギーがあります。自分なりに身に付けた考え方や理論、知識がそのはじまりになっており、自分が持っている知識のエネルギーによって本当の本質を見えなくされているところがあるのです。したがって物事の本質を見る時自分の知識から考えるのではなく、一度知識をまったく使わず本質そのものをただ純粋に見ていく、そのものをそのまま受け入れ受け止め感じてみる、こういうトレーニングをしてあまり知識で裏付けないようにして、本質そのものを感ずるようになっていくと、本質を見抜く力を養うことができます。

Bさんの場合は、あなたはいろんな物事を見る力がこれまで身に付けてきた社会での仕組みと、最近学び身に付けてきたスピリチュアルな学びの情報が絡み合って自分独自の新しい考え方として仕組みをつくり出しております。したがって何かの本質を見つけようとする時、これまでの身に付けてきた考え方と新しく身に付いてきたスピリチュアルな考え方を混ぜ合わせた独自の理論で見ようとするために、本質そのものがかなり別の状態となって感じられていきます。本質を見極めるためには本来持っていた自分の考え方を整理していき、本当に必要な知識、見せかけの知識を全部取り除き本当の根源となる知識だけを残し、またスピリチュアルな学びも自分独自の解釈、自分独自の見方でつくり上げた真理があるために、自分独自の考え方や見方を見つけていき、自分の偏見のない見方で物事を見るような能力につくり変えていくこと、そうすれば少しずつ本来のものをそのまま感じられるようになっていきます。自分の解釈をいろいろ整理しながら自分独自の解釈になっていないかどうか、もっと普遍的な分かりやすい解釈はないかどうか、いろいろ工夫しながら自分独自の見方を修正するようにもっていってください。

Cさんの場合は、物事の本質を見抜こうとする時、あなたの場合は本質を見抜くというよりはその時の状態そのものがすぐに体で反応し感じられ、自分の中で動いていくために本質だけを見抜くことが難しくなっております。いろんなものが同時に一緒になって感じられてくるために、それを見抜き分析して本質だけを取り除く作業が難しくなっているのです。あなたの場合の本質を見抜くトレーニングのためには、自分の思ったことや感じたことが自分個人の感情から出てきたものかどうか、自分が小さい頃から身に付いている考え方の延長線になっていないかどうか、これを見ていき自分個人の感情や小さい頃からの考え方の中にある時は、それは本質的なことではなく自分の中でつくり出された仮説のようなものと理解しておいてください。本質はそういうところには入っておらず、もっと普遍的なもの、あるいは自分が感ずるように見せかけたもっと本質的な内在的なもの、別の姿をしていてたまたま自分がその一つの側面を感じていること、そのような別のものを見つけていき、見る角度によっていろんな面に見えてくる、でも本質的なものはただ一つであり、見る角度や解釈によってただ違ってくるだけ、そういう核心のものを見つける練習をしていくとそれが本質的なものになり、人の意見を判断する場合でも、人の言いたいことを理解する場合でも、本質を理解するようにしておくと単なる見方や表現が違うだけであり、言っている内容はこういうことなのだ、この人は本当はこれを言おうとしているけどたまたまこういう風な表現になって出てきている、そういう解釈ができるようになっていきます。そうすると一人ひとりの発言や行動が単なる本質的なものの一つの側面に過ぎず、その側面から本質を見抜く力がだんだん養われるようになっていきます。そうやって自分の本質を見抜く力を身に付けるようにしていってください。

Dさんの心を見た時、あなたの心においていろんな解釈や理解をする時、漠然と全体的な解釈をしながら本当は何を言いたいのか、本当はどういうことを表現したいのかを見抜こうとする力が動いていきます。常に本当はどうなのだろう、本当は何を言いたいのだろう、これを見抜こうとする力が動き、これがあなたの本質を見抜く力に役立っております。ただ実際には本質を見抜こうとしても完全に本質を見抜くところまでは意識を向けることができず、少し本質に近づいたレベル、見かけからちょっと中に入ったレベルで留まっており、本当の核心となる本質までは近づいておりません。しかし傾向としては今の認識を進めていきもっともっとその本質を知ろうとする力、本当にこの人は何を言おうとしているか、あるいは物事の裏側には何が隠れているか、世の中の状況の本当の中身はどうなっているのか、もう少し先まで進めてみると本質に辿り着いていきます。したがってこれからはもっともっと深いレベルで知ろうとする力を養い、その目線で物事をとらえるようにしていってください。

Eさんの場合は、あなたはいろんな人との会話や接し方において、ある意味では自分のペースで理解し感じ、自分のペースで物事を判断したりしていきます。したがって本質を理解するというよりは自分の良いところで解釈したり、良いところで理解してそこまでに留まっている傾向があります。本質を探るためには都合の良いところで終わるというよりはもう少し先に進んでみて本当は何を現そうとしていたのか、実際の深いレベルでは何が行なわれているのか、目に見えないところではどういったことが行なわれているのか、そういうところに意識を向けそれを知ろうとする気持ちを持っていくと、そのレベルでいろんなものが感じられてきます。しょせん感覚かもしれませんが、感ずるという意識が必要であり、表面的な言葉や見かけの言動に留まらず、その奥にあるものを感じとる気持ち、感じようとする気持ちをしっかりと持ってください。感じようとする気持ちを常に持って接していくと本当に感じられてくるようになり、それが本質を現してきます。言葉では言っていても本当はこういう思い、言動はこうでも本当はこういうこと、そういったことが感じられてきてそれが本質を見抜く力に役立っていきます。ぜひこれからはそういう深いレベルを感じとろうとする気持ち、まずその気持ちを養うようにしていってください。

Fさんの場合は、あなたは一つひとつの物事に対して丁寧に意識を向け、いろいろ理解しようとする力が動いていきます。一つひとつを正しく理解しようとする力が養われてきてある意味では論理的に判断できるようになってきています。ただその時の本質を見抜く力としては論理的に判断しているように見えて最終的に感情的なレベルで決めてしまったり雰囲気で決めてしまうところがあります。せっかく論理的に手順を進めてきても最終的に感覚的なもので決めてしまうために、本質がずれてしまったり、せっかくとらえていたものが逃げたりしてしまいます。したがってあなたの場合はせっかく論理的に進めてきたものをベースにし最終的に決める時に、そこで感情や思いを優先させるのではなく、これまで進めてきた論理をしっかりとベースにしてその上で隠れている本質的なもの、見えていない本質的なものを見つけようとする、そういう意識を持って本来の本質的なところに意識を繋げ、感じとれるようにしていってください。

Gさんの場合は、あなたは多くのことごとに関していろんな思いを持ち、感覚的に感ずることや思うことを自由に表現してきます。自分の感覚の表現が多いために、ある意味では素の自分をそのまま表現しているともいえます。いろんな現象における本質をとらえたり、他の人の発言などを本質的にとらえようとする観点から見ると、常に自分の感覚的な思いが優先しているために本来のものを受け入れにくくなっているところがあります。したがってまずは本来のものをまず受け入れていく、はじめから自分で決めつけたり判断せずに、まずはそのままを受け入れそのままを認識してその後で自分なりの解釈をしてみる、こういう手順が必要となります。見るものや聞こえるものをまずはそのまま受け入れていき、そのまま判断、分析してみる、その後で自分の考え方やいろんなものをうまく使って理解しようとしていく、そうやって本質的なものをしっかりと自分の中にもってきてとらえ、判断できるようにもっていってください。

Hさんの場合は、あなたはいろんな物事を見た時の考え方や論理、いろんな動きにおいてまず大まかに全体的な流れや仕組みをとらえ、全体的な矛盾がないレベルで自分が納得し、それにおいて自分が理解できた、分かったという感覚を手にしていきます。したがって自分が分かったという感覚は何らかの形で自分がそれを望んでいたり、期待していたり満足できるような状態にいくと分かったという感覚を手にしていくのです。ある程度自分のそれに見合う概念的なものができてしまうと常にその概念的なもので一つの満足感が得られていき、それが常に本質をとらえたかのような感覚になっていきます。実際にそれで本質をとらえることもできますが、自分の身に付けている概念や思いこみを少しずつ減らしていき、それにとらわれないレベルで判断をしていくとより本質に近いものを感ずるようになります。したがって自分がはじめから持っている期待感や価値観、そういったものをなるべく処理していきそのままで理解し見抜いていく、自分の価値観を入れないままでそのままで真実を見抜こうとする、そういう力を養うようにしていってください。

Iさんの場合は、あなたは本質的にいろんな物事を瞬時に感じてしまう特徴があり、それによっていろんなものをすぐに察知し、とらえることができます。これがそのまま本質として心に入ってくることがありますが、それがあなたの心に入っても自分で分析し表現できないという状況があります。せっかく本質をとらえてもうまく表現できない、うまく言葉に現せないという状態になるために結局は他の人に伝えることができなかったり、自分でも心に残すことができなくなったりするのです。したがって自分が感じた直観的なものや本質的なものをうまく表現する力、言葉に現したりうまく文章に残す力を身に付けていくと、その本質を形として残すことができるようになり、他者に伝えたり自分の記録として残すことができるようになります。この本質をそのまま表現する力、これを純粋なままで表現するテクニックが必要であり、もしそこに自分の思い込みや独自の自分の考えが入ると間違った本質として認識されることになります。そのためにはじめからそのままただ表現できる言葉を見つけていく、そのままでうまく現せる言葉を探していく、そうやってうまく本質を残すように練習をしてみてください。

皆さん方の本質を見抜く力を養うためのアドバイスをしてみました。実際には注意深く観察し見抜こうとする力があれば少しずつ本質を見抜く力が養われていきます。ただ楽して皆に合わせるとか言うなりになっていると本質を見抜くことが難しくなり、自分の人生の本質も見失ってしまいます。常に注意深くいろんなことに意識を向けながら自分の生き方を見つけていく、生き方をつくっていく、そういう意識を持って自分なりの本質を見抜く力を育てていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。

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