2013/3/18 宇宙交流会
子供の誕生は宇宙の意志が決める
①子供の魂の方が親より進化している
私たちは天使界からお話をいたします。人間の生まれ、誕生、子供などについてのお話がありました。生命というものは人間にとってとても大きなテーマになっています。この生命がどのように存続し伝えられ、また生命波動を広げていくか、この生命という大きな進化の流れの中で皆さん方一人ひとりが大きな役割を請け負っております。
この生命の本質は一人ひとりの魂に刻印されており、皆さん方は魂を通して生命波動を受け取っております。今皆さん方が肉体と思っているこの物質的体は魂の波動から送られてくる生命波動によって維持されております。この肉体は魂の進化の流れや意志によって肉体がつくられ、また滅び、生命を進化させるのに最適な状態を過ごしていきます。
つまりどの人間も本来は自分の魂が生命の主導権をとっており、魂が自分の進化の状況に合わせて肉体をつくり出していくのです。子供が生まれるか生まれないかという話も、親がどうとか、時代がどうとかという問題よりも、その魂が望んでいるかどうか、魂自身の目的がどうなのかが大きく優先されていきます。
この地球の流れの中で肉体をぜひつくり出して体験したいという強い意志を持った魂があれば、その魂は肉体をつくろうとして準備を重ねていき、そして肉体を生むのに条件の合う夫婦がうまく現れてくれば、その夫婦の魂を通して新たな肉体をつくり出すことになります。
子供の魂はこの地球に生まれる前に十分なトレーニングを重ね、地球がこれから起こることを先に体験していき、十分な準備の上で肉体に入ってきます。しかし十分に準備を重ねてもいざ肉体を見つけ、その中に入り込もうとする時に、はじめ予定していたことと異なることがたくさん押し寄せてきます。
一番大きな問題は、母親の意識レベルや感情のレベルが胎児を維持するのに不都合な場合が現れてきます。胎児となって母体の中で生命を進化させていく時に、母親のいろんな思いの一つひとつが胎児の中に刺激を与え、胎児をどのようにつくり上げていくかに影響を与えていくのです。
もし母親が毎日否定的な考えばかりを続け、不安や心配を持ち続けていると胎児のエネルギーも不安や心配で染まってしまい、自分自身の人間としての可能性が不安に支配されてしまうことになります。人間の体に生まれようと望んだ魂が、実際に準備を重ねても提供される両親がなかなか現れないという場合があります。はじめから約束された夫婦がいる場合もありますが、約束をしていない夫婦の場合もあります。
大体日本人の場合は約束された夫婦の方が若干多く、夫婦と子供の間で何らかの繋がりを持っていることがよくあります。海外においては夫婦と子供との約束はそれほど高くはなく、一般にどの子供でも受け入れるという意志が強くなっております。日本においてはどうしても子供に向かう執着的な思いが強いために、自分の子供でなければならないとか、自分の子供でないと育てないという思いが強くなってしまい、この両親ではこの子供というカルマ的なエネルギーが強くなっております。
そのためにせっかく生まれるべき子供が約束として準備されていても、いざその両親のところで生まれようとするとあまりにも執着的な愛が強すぎるために、これからの日本の流れで見た時に不適合という状態が予想されてきます。そのために約束していた子供であっても、実際には約束を放棄して生まれなくなったり、別の親に生まれたりすることがあります。
日本においては子供の数が少しずつ減ってきており、肉体を持って生まれてくる子供の数がかなり少ない方向にあります。また肉体を持って生まれてもそのまま本当に人間として生まれてくる場合もそれほど高くはなくなってきており、途中で流れたり、五体満足で生まれてくるというケースが少しずつ減ってきております。
そのために、今この日本においての誕生の瞬間においていろいろな宇宙の仕組みが動き出してきており、これからの地球における流れを見ながら、宇宙のレベルの子供たちをどのように地球の中に入れていくか、宇宙的な魂を持った子供たちをどのようにして地球の両親の中に入れていくかという試みが現れてきております。
実際の両親から見るとほとんど区別をつけることはできません。しかし魂で見た時に子供の魂が地球上の魂とはかなり違う魂として地球にやってきて、そしてこれからの地球に必要な肉体をつくろうとして両親を見つけ生まれてくる場合があります。この地球上で子供が生まれるためには、本来は両親と子供との契約的なものや生命を司る神々やマスターたちの力によって維持されておりました。
今これらの仕組みも少しずつ変化してきており、宇宙の大いなる意志によってどの魂がいつどこで生まれるか、どの魂を必要としているのはどの地域か、そういったことによって少しずつ変化が生じてきております。したがって当初予定されていた子供が実際には生まれてこれなかったとか、予想していないのに子供が生まれてきたという状態が現れてきて、これらは宇宙の意志によって必要な時に必要なところで生まれてきた子供といえます。
こういう状況によって両親がいくら望んでも子供は生まれてくることができなかったり、両親と子供で約束していても生まれてこれない場合があったりするのです。子供が少しずつ減っていき、新しい魂の子供たちが少しずつ現れてくると次第に子供に対する価値観が大きく変わってくるでしょう。
今でも子供に対してとても大事に貴重な子供として見ている場合が多いですが、今後さらにそれが強くなっていき、数少ない子供たちがどれだけ人類全体の中で愛され、大事にされて育ち生きていくかが注目されるようになっていくでしょう。子供をたくさん産むという経験も少しずつ減っていき、大事な神の子供がしっかりと一番必要な時に現れてくる、そういうことが感じられてきて、子供の誕生そのものにとても神秘的な思いを感ずるようになっていくでしょう。
この日本においても今日一日でも数多くの子供が肉体として胎児に現れ、またその中の若干の魂はうまく胎児になることができずに保留となったり、様子を見ることになったり、まだ今調整をしている魂があったりしています。皆さん方から見ればまだ生まれていない胎児として認識しておりますが、魂そのものは皆さん方の魂より進化していることが多く、これからの時代に合った新しい魂として地球にやってきているのです。
両親と約束していない子供の方が特殊な魂であったり、波動の高い魂であったりします。両親と約束している子供は魂的に見て両親と同じようなレベルであったりするために、実際に魂の進化から見ると難しい状況もあります。進化という面で見た時は、むしろ約束せずに高い波動のまま魂が宿る方が両親の成長にも繋がり、また地球自身の波動を高くするためにも貢献することになります。
しかしそういう子供の魂は両親の魂と波動が合わないために、孤独になったり、場合によっては両親から無視されたり、いじめられたりする感じで育てられていくケースが多くあります。新しい世界から来たり、宇宙から来た魂の子供たちは両親がつくり上げた大人の概念に合うことができず、限定された知識や縛り付けるような教育の仕方が子供をおかしくしてしまい、普通に進化することがとても難しいのです。
そのために高い魂の子供ほど親とまったく違う生き方をしたり、すぐに親から離れてしまうケースがあります。孤独感を味わっていたり、親とうまくいかない子供ほど魂として大切なものを保持していることがとても多く、いかに魂をしっかりと見てその子供を成長させていくか、その子供を伸ばしていくか、それを見極める両親の力が必要とされます。
②不平不満の夫婦に生まれようとしている子供
私は今人間として生まれようとして待っている魂です。魂ですというと何か不思議な感じがしますが、人間の肉体に入るための準備段階を終え、もうじき人間の中に入ろうと準備をしているところです。私はこの地球においてしばらく様子を眺めていて、地球のどの地域にいつ頃どの場所に生まれると良いのかを調べておりました。そしてこの日本という土地を選び、うまく波動が維持できる夫婦を探し、やっと条件が整って生まれようとしているところです。
ただ見つけた両親はいつも不平不満を言うことが多く、頻繁に悪口を言い合ったり、不安や心配を出して嫌な思いを出すことが多くあります。それでもこの両親を選んだのはまずDNA的に見てとても大事なDNAの種類があり、日本人の太古からの波動の中で非常に本質的な皇室に繋がる波動を持っており、これを何とかこれからの日本にも残そうとしているのです。
ただ普通の家庭として生活しているために両親そのものはそういうことはまったく理解しておりません。この地球にやってきて、この地球に肉体をつくろうと思ったのは、私自身が宇宙における大切な、ある意味では皇室に似たようなエネルギーを持っており、それを維持するために肉体を残そうとしているのです。
この肉体をつくり、子供として生まれることによって宇宙の皇室的なエネルギーと日本の古来からの皇室的なエネルギーをうまく地上に残すことができ、日本人が本来の光を維持できる民族として、これからもずっと続けるような仕組みをつくろうとしているのです。ただこのようなエネルギーを残そうとしても、夫婦仲は必ずしも良いとは限らないために、人生の流れでどう大きく変化するか、本当にこのエネルギーをずっと保持できるのかが見えないところがあります。
今少しでもこの夫婦の仲を良くしようとして私の仲間たちやこの夫婦のガイドたちが協力して場のエネルギーを変えようとしております。彼らの個人的な感情はどうすることもできませんが、場のエネルギーや人間の出会いに関してはガイドたちの協力で変化を起こすことができます。それによって少しでも魔が入るのを防いだり、お互いが和やかに過ごせるような状態を維持しようとしているのです。こういう計画の中で今生まれる準備をしているところです。
③流産を望んだ子供の意識
私は今日流産という形で流れを変えてきた意識です。人間の中に入るという現象を通して人間を味わっておりました。人間の中に入り、はじめはとても面白い状態を過ごしていました。母親の中にいてもまるで自分がすべてを見通しているかのように周りの状況を感ずることができました。まるで母親の神経をすべて感じ取れるかのように母親が見ているものや聞いていることがすべて感じられていたのです。
しかしこの母親は毎日のように自慢話をしたり、他の人の悪口を言って他の人を下げようとしたり、いかに自分がすごい人間なのかを強調する言葉ばかりを発していました。はじめはそういう人間がとても面白く、想像もできなかったのでそういうことを言っていてもいわゆるテレビを見ているかのような感覚でただそういう言葉を聞いておりました。
しかし日にちが経つことに従い、だんだん嫌になってきて会う人会う人すべてをすぐ比較をする人間として意識し、いかに自分がすごい人間か、いかに私が他の人より上なのか、そればかりを話しているとだんだん自分の体が肉体化するに従って肉体そのものが引きつけ的な感じを起こしたり、うまく機能しない感覚が出てくるのです。
これ以上この肉体の中にいると病気的な状態で生まれてしまうか、何か神経系統に疾患のある病気を経験するような感じになってきました。そのためにこの母親の元で生まれることを断念し、この体を出てくることにしました。これはかなり大きな決断であり、せっかく生命という大きなチャンスを手にしたのにそれを維持できないまま終えてしまうことでこれからの私にとってとても辛い流れを体験することになります。
しばらくはこのほとんど肉体になっていない体を使いながら、これを進化させる流れの方に進むことになります。人間として生まれていれば数万年経てば魂としてしっかりと進化できるようになっていくでしょう。しかし今のこの状態で流れを進めていくと、おそらく数十万年から数百万年はこのエネルギーを使って人間とは別の流れを進むことになります。
それでもせっかく魂との繋がりが約束され、魂の進化を受け持つように与えられたためにこの流れを進めていきたいと思っております。どの胎児にもどの子供にもはっきりとした意志があります。そして一番最適な人間や場所を選び、そして一番良い状態を望んで宿ってきます。ぜひ両親の都合で子供が生まれるのではなく、子供自身の意志で生まれるということ、それを皆さん方に理解していただきたいと願っているのです。
Aさんには今の時空に限定せずあなたの複数の時空を見た時、いろいろの子供たちの顔が準備されております。ほとんどはこれまでの魂の進化において関連した魂ですが、一人だけ別の惑星からやってきた魂が待っております。ただこの魂をあなたの子供として迎い入れるためには、波動をかなり高めなければならず、自分自身が今の生活から完全に切り替わる必要があるでしょう。ただあなた自身がどの時空をどう選びどう進んでいくかにより、それらの魂と出会うかどうかはまったく分かりません。今の時空の流れそのものでは準備されている魂にうまく巡り会う状態はそんなに高くはないかもしれません。しかしあなたが何かを行ない、それによって流れが変わったり、時空が変わったりすることにより準備された子供に出会う流れがあるかもしれません。すべては自分自身が今後どの時空をどう選んでいくか、それによって変わってくるということです。子供が変わるというわけではなく自分がどの時空に入っていくか、それによって変わるということ、それで理解をするようにしておいてください。
Bさんの場合は、あなたにもいろんな時空があり、今体験している時空は予定していた時空の下の方の時空といえるでしょう。しかし自分で人間のことにもっと理解を深め、いかに人間が素晴らしいもので人間の結びつきによる子供がいかに素晴らしいものか、そこに理解を深めていくと時空の流れがどんどん変化していき、そして自分自身の魂のレベルでの仲間たちが周りに近づいてくることになります。それは必ずしも子供という意味ではなく、あなた自身が生命に目覚め、生命との繋がりを強くすることによって魂レベルで関与する仲間たちが肉体を持って近くに集まってくるのです。これからもまだまだ変化する可能性があり、子供というわけではなく、いろんな人々が魂のかかわりのレベルで近づいてくる、そういう流れを理解するようにしてみてください。
Cさんの今の流れで見た時、あなたの子供たちはほとんどが事前に約束をし、そして準備を重ねて子供として肉体をつくってきました。ただこの子供たちはそれぞれ地球上にはあまりないエネルギーを宿して肉体をつくっております。そのために普通の家庭では育ちにくい環境の子供でした。あなたがそれを引き受けるという条件でこれらの子供を預かり、そしてそれを維持させようとしております。この子供たちは本来の能力を発揮するのにもう少し時間が必要となるでしょう。地球の波動が変化していき太陽からの波動が変化し、地球のエネルギーが大きく変わる頃から子供たちの変化が現れてきます。そして普通の人間とは少し違う能力を使いだしたり、感覚的に何か知っている、分かっているということを言いだしたり、あるいは直観的に次にどうなるのかがすぐに分かってしまい、先へ先へと行動を取るようになっていきます。したがって親としてはそれらを止めることなくしっかりと伸ばすように育てていく、そういった能力が発揮できるように育てていく、そういうやり方で子供と接するようにしてみてください。
Dさんの場合は、あなたには本来予定されていた子供たちが数人存在し、そしてそれは予定として記されておりました。あなた自身の人生のいろんな流れによりパートナーとの出会いや関係がどうなるかがいろんな道になっており、今はその中の一つの時空を選んでいることになります。いずれ自分がまたどの道を選び、どういう出会いを通してどこに行くかにより、いろんな可能性が残っております。もし自分がまだ意識を変え、そして自分自身の人生をまだまだ維持させようと強く思い、そのエネルギーを保持できるのであればあなたの所に現れてくる子供はかなり宇宙の資質を持った子供になります。あなた自身が宇宙のエネルギーに関与しており、その子供も何らかの形で宇宙的な波動を地球に持ってくることになります。しかしそれをしっかりと育てるためには母親を初め周りの人たちがそれを本当に維持できるかどうか、本当にその能力を目覚めさせることができるかどうか、それを考えると子供自身がつい母親を強く選んでいき、なかなか条件が合わないとそこに現れないという現実をつくったりしていきます。そのために実際にその子供が現れてくるという確立はとても低い状態になってしまうのです。あなた自身が強い意志や強い思い、あるいは自分自身の人生を強く決断する、そういったことによって流れを変えることが可能となるでしょう。
Eさんの場合は、あなたに準備されている子供はいろんなケースの子供が準備されており、ある意味ではいろんな可能性を秘めているともいえます。ただ今の時空の流れや今の意識レベルで見ていく時、だんだんそれが限定されていき、実際に物質化する魂は限られた状態になるかもしれません。自由度を高くするためには、まず物事に対する考え方をもっと大きな観点で、いろんな自由度がある観点で考えていき、自分の人生の可能性もいろんな可能性があることを感じてください。一つの方向に決めてしまったり、決まった人生をただ進むという意識ではなく、いろんな可能性がある人生がまだ残っている、そういう意識を強く持つと自分のところにいろんな可能性の子供たちが近づいてきます。そして後はその中からどの子供が一番強い意志を持って生まれようとするか、後は子供自身の意志の強さにより、その子供が本当にあなたの体で生まれたいと願えばその体を選ぶことになるでしょう。しかし子供自身がそこまで強い思いを持たなければ、子供はただ周りでまた他の母体を選んだりすることになります。その状況と子供の意志、これがあなたの人生を決めることになります。
Fさんの場合は、はじめから予定されていた子供たちと途中から近づいてきた子供たち、複数の子供たちがあなたの周りで準備をしております。ただこれからのあなたの流れそのものが自分でもいろんな不安や読めないところ、見えないところがあるために、周りで見ている準備中のものたちもまだ明確に定まりきれない状態があります。この準備している魂はそれぞれが何らかの特徴のある魂の波動を持っており、どの魂も必ずあなたに大きな影響を与えることになります。何らかの能力を目覚めさせたり、何かに繋がったり、何かをもたらしたりする、それぞれ特別な波動を持っており、あなたがその魂と一緒になることによりあなた自身の人生が大きく変化を起こすことになります。そのために自分が自分の人生をどう位置付けていくか、そしてそこで必要とされる魂がどういう波動なのか、それらを考えた上で個々の魂があなたを選ぶという意志を発揮することになるでしょう。
今日は子供が生まれるということに関してのテーマで話をしてみました。人間の意識から見る子供が生まれるという現象と、魂の世界から見る人間の誕生にはかなり違う見方があります。あくまでも魂が肉体化する時、魂のいろんな理由や意志によって肉体を選び、そしてその肉体で進化を進めようとするのです。しかしそれは普通人間にはまったく知ることはできません。ただどのような状況でどのような場所や時期、どのような両親であろうとも、すべて完璧になっており、間違って生まれるとか、生まれるべきはずなのに生まれないということはほとんどありません。
生まれるにしても生まれないにしてもすべて完璧にできており、それに関しては宇宙の大いなる意志がしっかりと管理しているのです。したがって、生まれるにしても生まれないにしてもすべてが完璧にできている、皆さん方はそれを信じ、理解し、すべての生命を愛を持って受け入れるようにしておいてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
