2012/12/17 宇宙交流会
日本人の分岐点
①物質を手にする喜びが個の喜びに
私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は皆さん方の潜在意識を見ていきながら今抱えている課題や今後に向けての方向性、それぞれの光についてお話をしようと思います。日本人が抱えている本質的な問題がいくつかあります。
日本人は平和を求め、多くの人と仲良く楽しく過ごすことを求めてきました。日本人自身にもたらされたスピリチュアルな波動の中に楽しく過ごすこと、愉快に過ごすこと、そして他を楽しくさせることが自分たち自身が光輝くものとして受け継がれてきました。
日本人が古来から身に付けてきた、この楽しませる、楽しく過ごすという心が次第に薄れていき、今となっては何か物質的なものを使って楽しみを得ることができる、物質的なもの、他人が作ったものを見たり聞いたりすることで楽しいと思う、そういう意識へと変わってきました。
これは本来の日本人が持っている光をなくさせるために仕組まれた流れであり、日本人自身が本質を忘れ、ただ楽しいこと、ただ面白いことに意識を向けた時に、自分たちの光が奪われていくように仕組まれておりました。日本人が光を失い始めて数十年、あるいは数百年が過ぎてきて、本来の日本人が持っていた光がかなり出せなくなっております。
日本人は自然の中で自然と共に生きているだけで喜びを感ずることができました。自然の中に多くの喜びがあり、一つひとつの生命を感ずることにより自分の生命が喜びを感ずる、自然の仕組みを理解していき自然と触れ合うことで多くの喜びを得ることができる、そういう民族でありました。
しかし金銭を中心にして物質的なものを手に入れたり、物質の方が人間よりも価値があると思い始めた時から日本人の心が変化していき、今となっては他の人よりも物質自身を有り難いと思ってしまう、物質よりも金銭を有り難いと思ってしまう、そういう意識に変わっていき、人間や他の生命を見てもほとんど何も感じない、喜びも感じなければ生命の躍動感も感じない、そういう状態になってきています。
日本人が心の中から光を追い出してから物質だけを手に入れる、より多くの物質を手に入れるという心に変化していき、さらに地位や名誉、いろんなプライドを身に付けることが良いことであると思ってしまい、比較や競争意識がとても強くなってきました。多くの人が克服すべきテーマとして身に付けているものはほとんどがこれらのレベルにあります。
人よりも上でありたい、少しでも良いところに行って良い評価をしてもらう、こういう意識が心を奪い始め、何か意識レベルを高くするものとして高い役職に就いたり、良い地位を得ることによって自分が高いレベルに来たと勘違いしてしまう、ほとんど手に入らないものを手に入れることによって価値のある貴重なものを手にした、こういう意識が出来上がってきております。
良いものを手にしている、数少ないものを手にしている、高い地位に就いた、人よりも上の地位にある、こういう意識は一般的に見て良いものとして評価されているようですが、実際にはその人の心が蝕まれている状態であり、意識レベルが下がっていることを意味します。
自分が何かを自慢すればするほど自分の意識レベルは下がっていくのです。日頃の中で自分が自慢しているものは何であるか、自分が良いと思っているものが何であるか、それをよく追及していくと実際にはそれによって心が蝕まれ、むしろ正しい光を失ってしまった、他人と競争する意識が強くなり余計に人間関係が悪くなっていった、こういう状態を引き起こしていきます。
日本人の多くがこのような意識に染まっていき、本来持っていた日本人の和の心がほとんど個の心になってしまいました。個人、個別という個の心が中心となり他人を排除する、他人よりも自分が上であるとする、自分を中心に考え、他人はどうでも良い、こういう意識が心の中心になっております。
今の日本人にこれを修正させ、本来の日本人の心に戻そうとしてもかなり難しい状態にあります。一人ひとりが身に付けてしまった個の心を修正し、和の心に変えようとしても一度個の心に染まったものはなかなか手放すことは難しいでしょう。自分のものとして手に入れたもの、自分だけの財産として手に入れたものはなかなか手放すことが難しいのです。
それだけ個としての喜びにふけっており、個としての喜びをたくさん得ることが幸せだと勘違いをしているのです。今の日本人の心に少しでも和の心を思い出させ、本来の心に戻そうとしていろんな仕組みがつくられております。一見不幸と思われる現実がやってきたとしてもそれによって他の人からの愛を感じたり、他の人の手助けによって生きる強さを得たり、やはり他の人のお陰で自分は生きることができる、そういった体験をするように多くの人が仕組みをつくっております。
ただこういう仕組みを通しても他の人から与えられた気持ちや援助を素直に受け取ることができず、無視してしまったり、余計なおせっかいとして拒否してしまう、こういう状態の人もたくさんおります。それだけ日本人の心が蝕まれ謙虚さがなくなり、素直さが失われ、ただ自分だけ良ければ良いという意識へと変わっているのです。
本質的に自分だけが良い、自分が満足できければ良い、他の人よりも少しでも自分が上であること、こういう気持ちはすでに蝕まれてしまった心であり、これを本来の心に取り戻すためにはかなりの心の修練が必要となります。日本人自身の全体がそのような反対の心を身に付けてしまい、素直に隣の人と接することができなくなってきております。
今となっては同じ日本人同士でもお互いに批判し合ったり、けなし合ったり、否定し合う状態になってきて、他の国からいろんな影響を受けなくても日本人同士で十分に傷付け合い、排除し合う状況が出来上がっております。失われた日本人の心をどうやって取り戻していくのか、これは取り戻すという意識ではかなり難しいでしょう。
日本人自身の持っていた和の心はとても素晴らしい心でした。相手の動きを注意深く監視していながらも実際にはほとんど相手に気付かれないように、相手に分からないように観察をしています。そして何か変化があればそれに気付き、何か困っていることや悩み、病などがあれば少しでも手助けしてあげようとする、それもあからさまに聞いたり知らせたりするのではなく、何気なく本人があまり気まずくならないようなやり方で手伝っていく、こういうことが行なわれていました。
あくまでも相手を尊重し相手が変に落ち込んだり不信感を抱いたり、不安にならないように常に気を配りながら相手のために何かをしてあげていく、こういったことが普通に行なわれていたのです。しかし文明が変化していき、今となっては私がこうしてあげた、私がこれを気付いてあげた、こうやって自己主張する個のエネルギーが強くなり、どうしても自分が自分がという生き方をするようになってきてしまいました。
この日本人の和の心を復活させるためには、ただ昔のエネルギーを思い出させるとか、引っ張ってくるというレベルではほとんど働きが行なわれなく、むしろ自分自身が意識してそういう言動をとりながら新しくつくり上げていく、自分が自分の力でつつましさやおしとやかさ、相手をいたわる気持ちを身に付けていく、こうやって身に付けていかない限りほとんど取り入れることが難しくなっているのです。
日本人全体で見るとまだ日本の和の心を残している人がおります。なるべく相手を不安にさせたり、恥をかかせないようにしながらうまく相手が喜びを持って生きられるようにしていく、こういう気持ちを持って接している人がまだ残ってはおります。しかし時代のエネルギーはとても強くそういう人々もこれから少しずつ減っていくでしょう。
それらを阻止するために皆さん方自身が意識して他の人の気持ちを理解して他の人が喜びを得られるように自ら行動していく、ぜひそれを身に付けていっていただきたいと思います。
②光の道を選んだ人はごくわずか
私はアンドロメダという領域からメッセージを伝えていきます。日本人の集合意識についての話がありました。日本人がこれからどのような流れを通っていくか、今年日本人が選択すべき分岐点をいくつか通ってきました。
まず日本人がこれからの流れに向け本当に正しいもの、真実なるもの、光あるものを求めようとしてその方向へ意識を向けたかどうか、あるいは世の中の流れに負け、ただ流れに従って生きていく、ただつくられたレールの上を歩んでいく、そういう道を選択したか、これの分岐点が今年あり、実に多くの人がただ多くの人と同じように一定の流れをただ一緒に付いていく、自分で意識して正しい道を選ぼうとせずにただ皆と同じ方向を歩いていく、この流れを選択した人がとても多く、今の時期においてみた時、九割以上の人がただ惰性に従って生きていくという道を選択しました。
そして本来の正しい道を歩む、光に向かって自分が自分で意志を持って行動するという道を選んだ人は1パーセント、あるいは数パーセントという程度でしかありませんでした。またこのどちらの道ともはっきりと分からず、中間地点にいる人がその他の人々であり、決断を少し様子を見ている状態にあります。自分の意志で自分の道を進もうと意識はしていても流されてしまう人、こういう人がまだ多いために、少し様子を見て本当に自分の道を進んでいくのか、あるいはやはり結果的に多くの人々に合わせていくのか、これを見ている最中となります。
そして多くの人が進む道を選んだ人でもいくつかの分岐点があり、また何回かのチャンスがやってきて、そこでうまくいけば自分に気付き目覚め、自分が何をやっていたのかを気付かされるような流れに入っていく人、こういう人がまだ若干残っております。他の大部分の人は自分の意志で流れを変えることができず、ただ流れをそのまま続けるという生き方をすることになります。
流れをただ続ける人はその人の抱えているエネルギーに応じてこれからの流れが決められていき、場合によっては自分がつくり上げたエネルギーを即座に引き上げさせ、生命を終える人やあるいは少しでも人生というところでエネルギーを解除していき、最後の肉体を十分に過ごさせるやり方もあります。人それぞれの波動に応じて仕組みがつくられている最中といえます。
わずかながらの光をしっかりと意識して進む人の場合でも、大部分の人はまだ自分が何をしているか理解しておらず、正しい光なのかそうでないのかの見分けもついておりません。今年はまだそれでも十分に生きることができるでしょう。来年に入るとそれぞれに流れる波動がかなり変化していき、これまでよりも強い新しいエネルギーがやってきます。
不安を抱えたり否定的な思いを持って生きている人は現実が本当に不安や心配をつくり上げるエネルギーで進むことになります。光を信じ喜びと共に生きている人は光ある喜びのある現実を過ごすことになります。その人の意識レベルが現実化しやすくなっていき、それぞれの意識レベルに応じた生き方をするようになっていくのです。
物事何でも否定的に考える人は否定的な現象が起こりやすくなっていきます。常に人のことを考え明るく元気に生きようとする人は現実がより明るく元気な現実に変化していきます。一人ひとりの思いがそのまま現実に反映するようになり、自分がどういう意識なのか、自分がどういう意識レベルで生きているのかが分かりやすくなっていくのです。
したがって来年に入り、何か現実に変化が感じられてきた場合、もし不安や心配、恐れを抱くような現実が強くなってきたと感じる人は、普段から否定的な考え方をしていないかどうか、何でも不安で考えていないかを見つめていき、肯定的に前向きで喜びを感ずる生き方にするように、喜びを感じて生きられるように発想を変えていってください。
そういう風に考え方を変えると本当に現実が明るい現実へと変化していくのです。光を理解し光の道を進み始めた人はそのようにして現実の変化を知ることにより自分の意識レベルが理解されていくでしょう。そしてできれば光を感ずる人同士がお互いに励まし合い、協力し合ってより良い光をつくっていけるようにする、より肯定的に前向きになるような考え方をお互いに身に付けていく、そうすることによってより光ある世界へと進んでいくようにしていってください。それではアドバイスをしていきます。
Aさんの潜在意識を見た時、あなたの潜在意識の中にある種の不安や恐怖、そして心配に繋がる波動が存在しています。それは主に自分自身の将来に関することや自分自身の今後、あるいは自分自身についての本質的な思いにあります。この種の不安はある意味では誰にでもあるものです。ただ不安をそのままにしておくと来年からはこの不安が現実化しやすくなっていきます。心配していることが本当に現象化してしまうのです。そのために将来に対する不安や自分自身に対する恐れ、そういったものはまったく考えないようにし、ひたすら喜びを見つけ、喜びを方向性として生きられるようにする、常に前向きで明るく生きるようにする、ぜひそうやって自分自身の進むべき方向性を自分で照らせるようにしていってください。
Bさんの潜在意識を見た時、あなたの潜在意識に古いものに対する執着や何かこだわり、自分なりの信念が出来上がっており、これにまだしがみ付いているところがいくつかあります。自分は理解して手放していった、もう自分はそういったことには関与しない、そうやって少しずつ手放しているように見えてもどうしても根本的なところで自分がしがみついているものがあります。自分が身に付けてきたもの、自分の考えとしてつくり上げたもの、その中に入っており、いろんな人との話の中でもその部分が時々表に出てきます。この見えない部分の執着的な思いが根本のところでしがみついておりなかなか手放すことが難しくなっております。自分自身をよく見つめていき、まだ自分がしがみついている思いは何なのか、特に自分が信念としているもの、正しいと思っているもの、これは大事だと思っているもの、その部分をしっかりと調べていき、そしてそれには何の意味もないこと、ただ自分が勝手にしがみついていること、それを理解して手放していくようにしていってください。
Cさんの潜在意識を見た時、あなたの潜在意識の中にどうしても大きなものの中で自分を有利に持っていく、自分を大きな影響力のある状態へと持っていくという波動があり、それによって知らず知らずのうちに多くの人に影響を与えていることがあります。自分では意識していなくてもエネルギー的にその意識が動いていき、他の人にも影響を与えているのです。これを自分で気付くためには自分自身が失いたくないものは何なのか、次々と手放していって最後に残るものが何であるのか、自分の手放したくないものをしっかりと調べ、そして自分がそれをずっと大事にしている、あるいはそれが自分自身だと思い込んでいる、それを見つける必要があります。そしてそれをしっかりと自分で気が付き、心の底から手放し、本当の光と交わった時、謙虚さが思い出され、素直さが自分の心の中に戻ってくるでしょう。そして他の人よりも自分が上であろうと持っていく、この根本の心を少しでも自分自身で癒し、他と自分との間には本来は何もなかったこと、他と自分は同じものの裏と表だったこと、これを本当に理解する時期がやってきています。ぜひ自分自身の心の大掃除をして謙虚な自分を取り戻すようにしてみてください。
Dさんの潜在意識を見た時、あなたの潜在意識の中に自分なりに自分で理解した真理があり、自分の真理に従って毎日を過ごしております。この自分の真理は自分でつくり上げ、自分で体系化し自分の世界では見事に機能しております。ただこれが普通の人間世界の中に合わせようとした時、自分の真理がなかなか人間世界では合うことがなく、自分をどのように持っていくか、人間のルールに合わせるのか、ルールそのものを無視するのか、いろんな思いが沸き起こってきます。まだ自分のつくり上げた自分なりの法則が、自分にとっては正しく機能していても、宇宙のレベルから見ればまだまだ本質に至っていないこと、まだ自分の世界の中でしか正しく機能していないこと、それに気付く時期にあります。それに気付いた時、自分のつくり上げた法則を柔軟に常に直していける、あるいは柔軟に修正しながらより本質に近い法則につくり変えていく、これができるようになっていきます。自分の法則を一つずつ高いレベルへと引き上げていき、本質のレベルに持っていく時、さらなる法則が動き出し、自分を高いレベルへと引き上げていきます。この要領が分かってくると自分に合う法則を見つけ解明し、法則を引き上げると自分の意識が上がっていく、自分の意識が上がると上がった意識に応じた法則が必要となり、法則がさらに上がっていく、このようにして自分のつくり上げた法則と自分の意識をうまく使うことによって意識レベルを次々と上げることができます。意識レベルを上げるのは自分一人でできることであり、十分に自分自身の進化成長に繋がっていきます。ぜひこのやり方をマスターして自分の意識レベルを上げられるようにしていってください。
Eさんの潜在意識を見た時、あなたの潜在意識にいろんな人とのかかわりの中でつくられた波動と、自分の中でつくられた波動の二種類があり、これが微妙に交差したり、反発し合ったり、あるいは調和したりし合っております。多くの人との人間のやり取りでつくり上げてきた波動は、調和をもたらす方向性として機能していきますが、その中にどうしても調和には合わない波動が入っており、それによって人間の中でのエネルギーが完全には調和を保てない状態にあります。やはりどこかで自分が中心、自分が上という意識が少し残っており、それによって本当に他人と一つになることができず、つい他人と比較したり、いろんなバランスを欠く思いが沸き起こってきます。自分一人でいる時はそういう波動が薄れていき、いかにも自分は神聖なる場の中でうまく自分を維持し、自分が神聖なる状態でいるかのようにつくられていきます。自分一人の時はそのようにして自分の場を維持する良い働きができていても、他の人とのやり取りの中でそれが崩れていきます。これからはそれを理解した上で自分が一人でいる時につくられた自分なりの聖なる空間を他の人がいる場合でも維持できるようにする、他の人がいる場の中で神聖な場をつくり上げていく、そういう意識へと持っていき、自分自身が調和の取れた場の中で維持できるように持っていってください。
Fさんの潜在意識を見た時、あなたの潜在意識の中に自分の中の弱さやまだ自分に対して評価できないところ、自分に対してしっかりと見ることができない部分が残っており、それによって自分自身が前に進めない状態にされております。自分の中で自分自身に正しく目を向けることができない部分、まだ自分を評価できない部分、そういう意識があるとその意識だけで自分のエネルギーが崩れていき、正しい自分の姿ができなくなっていくのです。まず自分はうまく機能し自分は完璧であること、自分は何一つ問題はなく、自分はしっかりと生きていけること、これをまず信ずることから始まります。自分はちゃんと生きている、ただ自分の経験すべきテーマとして自分なりの克服すべきものを身に付けてきた、自分が課題としているもの、弱さや前に進む怖さ、他人といる時の落ち着かない不安感のようなもの、こういったものはそれを学び克服するためにあるものであり、自分自身の欠点でもなければ自分自身の本質的に抱えているマイナスのところでもありません。ただそれを自分で理解し、克服するために持ってきたこと、それを理解していき、すべてを前向きに解決できる方向へと意識していく必要があります。こうやって自分自身の心の問題を素直に受け止め、それを積極的に挑戦していく、前向きに取り組んでいくという意識ができればそれだけでかなりエネルギーの流れが動いていきます。積極的にチャレンジしていく、こういう意識を持つだけで克服できるようになるのです。無理だとかできない、だめとかいう意識を持つと本当に何をやっても克服できないエネルギーになってしまうのです。確実に克服できる、いつかはクリアにできる、常にそういう意識を持って積極的に取り組んでいくようにしていってください。
Gさんの潜在意識において、あなたの潜在意識に人とのかかわりの中でどうしても自分がうまくできない、説明できない、表現できない、こういう思いを持つところがあります。実際には自分は十分に表現し自分のことを正しく伝えていても本当に思っていることが相手に伝わらず誤解されたり、別の意味に解釈されたりしてしまう、こうやって後で後悔することがあります。本当はそういう意味じゃないのにこう解釈されてしまった、これはあなた自身が他の人を心から信じていないところから起こされていきます。あなた自身が本質的なところで人を信じていないところがあり、それによってあなたの発言することが他の人に信じられないように変化してしまうのです。まず自分が他の人をすべて信じ、信頼し、素直に受け入れていく、疑問を持たず、他の人を素直に受け入れていくとあなた自身の心のエネルギーが変化していき、そのうち自分の言いたいこと、思っていることが正しく相手に伝わるようになっていくのです。信じるということ、ぜひそれによって心を変えるようにしてみてください。
Hさんの潜在意識を見た時、あなたの潜在意識にこれまで身に付けてきた自分なりの感性や自分を信ずる気持ち、自分を大事にする思いが一杯つくられておりました。少しずつ学びを重ねるに従い、自分について考え、自分についてつくり上げた思いを修正する方向へと変わってきております。したがって今は自分で分かるところは大分意識して修正できるようになり、今は自分ではなかなか気付くことのできないところがテーマとして現れてきております。自分では優しく普通に接したつもりでも相手が誤解してしまったり、それがうまく伝わらない、こういうことが何度も起こっているでしょう。あなた自身は良き波動で明るく元気に行動しようとしても本当に本心からそれが行なわれているかどうか、本心から喜びを持って相手と接しているかどうか、ここが問われているのです。本心ではちょっと不安や心配を抱えていながら行動だけを明るく元気にしても、どうしても相手にはそれが伝わらなくなってしまい、本心の不安が相手を惑わしたりしてしまうのです。したがって他人と明るく元気に接する時は本心から明るく元気に持っていく、少しでも心の中に心配や不安、相手に対する恐れがあればそれを心の奥底から明るい元気な思いへと変えていき、そして明るく接していく、こういったことが要求されてくるのです。これはある意味では難しい試練かもしれませんが、いつかは人間は必ず克服すべきテーマとしてやってきます。あなたがそれを体験し自分で心の底から変えることができるようになった時、十分に他の人にこれを教えることができるようになるでしょう。接する時は心の底から明るく元気に持っていく、そうすると他の人が自然と明るく元気になっていく、ぜひこれを学びのテーマとして理解しておいてください。
Iさんの潜在意識を見た時、あなたの意識の中に自分で挑戦しても挑戦してもうまくできないもの、自分で分かっていて取り組もうとしてもできないもの、こういう深いレベルのエネルギーが染みついており、これに悪戦苦闘している最中といえます。確かに小さい頃からのエネルギーであればもっと深いレベルのエネルギーであったり、あるいは強力なエネルギーでそうなっているものもあります。いろんなエネルギーの種類があるでしょう。でもそれも一つひとつまず気付くことが大事であり、自分で気付き、そして取り組もうとする、その姿勢がとても大事です。気付き取り除こうとする意欲、それがあればいつかは必ず克服することができるのです。決して諦めたり他力本願にならずに自分で挑戦して自分で解決できるようにしていく、その意識だけをしっかり持っていてください。そうすればいろんな時期を見て、いろんな状況によってそのエネルギーを少しずつ浄化したり、取り除くことができるでしょう。まずは自分で取り除いていく、この意識がとても大事であり、積極的に取り組んでいってください。
皆さん方の潜在意識を説明してアドバイスを渡してきました。日本人自身が抱えているテーマとしても同様なものがたくさんあります。そして基本的には自分で気付き自分で手放そうとする意識、自分で明るく元気に生きようとする意志、自分で乗り切ろうとする意志、これがとても大事であり、その意志によって新しい流れへと入ることができます。
この意志がないと多くの人の流れに巻き込まれてしまい、ほとんど光とは反対の世界へと引きずり込まれてしまいます。意識して光の中に入っていく、それは意識して自分から光を出し、自分で見つけ、自分で克服しようとする気持ち、これが大事であること、それによって自分自身が救われること、ぜひそれを理解するようにしておいてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
