2012/11/12 宇宙交流会
宇宙の法則は魂に、自然の法則は身に
①自然界は人間の敵ではない
私は光のハイアラーキーの仲間で自然界と共に生存している存在です。皆さん方が自然との接し方の話をしておりました。今の皆さん方の人間という意識レベルにおいて自然界との繋がりは適切ではない状態にあります。適切でないというのは自然界の知恵を使うことなく、人間の知恵だけを優先させ、人間の都合の良いように自然界を変えているからです。
自然界には人間のために必要な知恵やエネルギーがたくさん隠されております。人間がそれを見つけ、紐解き、使えるようにする必要があります。人間が自然界の知恵を使えるようにすると人間と自然界は調和の取れた生活ができるようになり、人間も自然界の一部として調和を取れた生活ができるようになるでしょう。
人間は自然界を敵とみなし、自然界に勝つこと、自然界と戦って生き残ることを目指しております。大自然に負けないように人間が強くなり、大自然を克服する、征服する、それによって人間が生き残ろうとしていきます。しかし人間の身に付けた知恵だけで大自然を征服することはできず、また大自然はいつまでも敵となって現れ続けるでしょう。
人間が大自然を味方にするためには、大自然を友とし、同じ生命あるものとして共存する意識を持つ必要があります。もし大自然に対して破壊的な意識を持っていれば大自然が人間に対して破壊的な現象を見せるということ、人間が大自然に対して征服しようとする意識を持っていれば大自然が人間を征服しようとするでしょう。
しかし人間が大自然に調和をもたらそうとすると大自然が人間に調和をもたらそうとして近付いてきます。今は人間の意識と自然の意識がかなりずれているために、調和の取れた交流を取ることができず、何を行なうにしてもすべてが破壊的な現象に繋がってしまいます。
すべてが人間の都合の良いように自然界を変えていくために、自然界はそのまま人間に対して人間を征服しようとする意識で現象化されるでしょう。この人間と自然との闘いは太古の昔から続いております。人間が文明をつくり初めて以来、安定した生活を続けようとしても、自然が人間にいろいろの面を見せてきました。
人間は自然に打ち克つために工夫をし、人間が生き残ろうとしてきました。太古の昔からこの戦いが続いているために、すぐになくなるわけではなく、これからも続いていくでしょう。そして人間は大自然からまだまだ多くの犠牲を払う必要があるでしょう。
しかしだからといって大自然そのものが敵であるわけではなく、大自然そのものが常に人間に対抗しているわけではありません。人間がその波動を持っているからそれをただ見せているだけであり、もし人間が一切戦いの波動を出さなければ大自然も人間と戦うことはないでしょう。すべてが人間の出した波動をそのまま人間が受け取っているだけです。
これからも大地はさらに揺れ動き、雨や風、雪たちは人間に対して強い波動を与えていくでしょう。それらを恐れを持って立ち向かおうとすると余計に強い力を与えていきます。人間が調和を保とうという気持ちや、自然を優先させる、あくまでも自然が大きな生命で生きている、そういう意識をしっかり持っていけば人間はうまく生かされることになります。
人間が自然界を生かそうとすれば自然界も人間も生かそうとするのです。大自然を敵と思わず、征服しようと思わず、調和を保って共に生きようとする、この原点に意識を持っていってください。これから新しい世界に向かうに従って自然界がいろんな側面を人間に見せてきます。
場所によって異なり、意識レベルによって異なり、世代によって異なる側面を見せてくるでしょう。今までここではこんなことは有り得なかったという現象があちこちで起こり始めます。それは自然界がおかしくなったわけではなく、人間一人ひとりの持つ波動に応じて、それにふさわしい波動を自然界が見せているだけのことです。
常に自然界と敵対してきた人は自然界が敵対する波動を見せるでしょう。人によって異なり、世代によって異なるために全員に同じように現れるということはありません。一人ひとり異なる側面を見せていくのです。したがって原因を探ろうとか対策を練ろうとしてもまったく何もできない状態になるでしょう。
人間は所詮大自然には太刀打ちできず、むしろ調和の心で共存すること、あるいは大自然に生かされるという意識を持つこと、それによってのみ人間は生存することができます。新しい世界に進むものはその意識が最低条件であり、自然を友とし、自然に生かされ、お互いに生かし生かされて共存していく、その意識をぜひ身に付けるようにしていってください。
宇宙の仲間からお話をします。宇宙に宇宙の法則があるように自然界には自然の法則があります。宇宙の法則は人間を進化させるために動いており、宇宙で調和を保ちながらもそれぞれが進化していく、宇宙の中で進化し、いずれは最高密度の高い意識レベルへと導いていく、そのために宇宙の法則はそれぞれの進化レベルに応じて宇宙の法則が存在しております。
自然の法則は自然界に有効な法則であり、自然界がお互いに共存しながら成長していく、自然界そのものが一つの意志であり、自然界の意志に従って万物となる自然が成長していく、いずれは土に戻りまた大きな自然の根源に戻っていく、この自然界の法則においてはそれぞれが生命を進化させながらも、強くたくましく生きていく、そして必ずより大きな生命の波動の中で自分が生かされる、こういう仕組みをつくっております。
自然界の生命には生命の進化段階があり、高次の生命のものはそれより下の生命を生かしていく、この原理でお互いが関係を保ち生かされていきます。人間は宇宙の法則と自然の法則の両方を受けながら同時に肉体を保って進化を続けていきます。意識レベルがまだ未熟な時は自然界の法則の影響を強く受けるでしょう。
そして自然のエネルギーを体で取り入れながら自然界の法則に従って自然界の一部として人間は生きていきます。他の自然の生命たちと同じように自然のサイクルで人間は生かされていきます。しかし意識レベルが少しずつ成長し、宇宙の意識レベルに近付いてくると宇宙の法則が明確に動き出し、一人ひとりを宇宙へ宇宙へと意識を向けるように働き掛けていきます。
宇宙の法則は自然の法則とは異なっており、自分の魂の期限に意識を向け、魂が進化するように働き掛けていきます。宇宙の法則は魂に働き掛け、自然の法則は肉体に働き掛けるのです。そしてその調和を保ちながら人間は進化を続けていきます。人間は自分の生命を維持しながら肉体の成長と魂の進化を行なわなければなりません。
今アセンションという時期がやってきており、自然界も宇宙界も大きな変化を見せようとしています。人間の肉体は新しい自然の法則に合うように急激に変化する必要があります。自然界との繋がりを変えていく必要があり、これまでの自然界との繋がりではなく、新しい自然界との繋がりに肉体の波動を変える必要があるのです。
肉体が新しいエネルギーを必要とするでしょう。新しい自然のエネルギーを必要とし、これまでとは違う肉体の動きを見せてくるでしょう。人によっては肉体をうまくコントロールできなくなったり、原因不明の状態になったり、うまく肉体を使いこなせなくなったりする人もいるでしょう。
これは自然の波動が新しい自然へと変化している証であり、肉体がそれに追い付いていない場合、肉体にいろんな現象を現してきます。したがってもし肉体が何かおかしい、肉体がうまく動いてくれないと感じている人はこれまでの自然のエネルギーや地球のエネルギーにしがみつくのではなく、それを手放し新しい地球のエネルギーに馴染むようにする、新しい波動に馴染むようにする、普通に歩いていたり、自然の中に出歩いた場合、これまでとは違うものを見つけてくる、今まではこういう咲き方はしていなかった、今ではこんな風には花は開かなかった、この木が今までとは何か違う方向に動いている、そういうところに意識を向け、これまでと違うことを見つけ、そこに自分を繋げてください。
これまでと違う自然に意識を向け繋がろうとすると、新しい自然に繋がることになり、新しい自然と肉体との繋がりが動き出していきます。これまでのエネルギーに執着していると肉体がなかなかうまく切り替わることができず、それによって具合が悪くなったりするのです。これまでの自然から一度肉体を切り離し、新しい自然に繋ぎ変えていく、これまでとは違う自然のものを見つけ、そこに繋がり、意識を一つにしていく、そうやって肉体の波動を変えるようにしていってください。
また宇宙に関しては、魂の進化が要求されており、自分の魂をしっかりと意識し魂と繋がることが必要です。これまでの魂はほとんど眠ったような状態で肉体の中に存在していました。しかし新しい波動においては魂はしっかりと目覚め、光を出し、自分から動き出していくでしょう。
宇宙の中で魂が生かされている、宇宙の魂が肉体の中で生かされ、この大自然の中で生命を味わっている、こういう感覚が必要となるのです。こうやって魂も新しい宇宙に繋がり、目覚め、そしてこれまでとは違う人間を感じていく、こうやって新しい宇宙、新しい自然に繋がり、新しい人間を感じてみてください。今皆さん方一人ひとりに今の肉体のレベルを少しでも上に上げるような自然界のエネルギーが流されます。新しい自然界のエネルギーを感じ肉体の波動を少しでも上げるようにしてみてください。
次は宇宙から新しいエネルギーを流し、魂を少しでも引き上げるようにしてみてください。
②聖なるものとのつながり
私たちは富士山を管理しているマスターです。富士山のエネルギーをいろいろと話しておりました。いろんな噂で富士山が噴火するとか、あるいは地震が起こるとかいろんな情報が出されております。まず皆さん方はそういうことに意識を向けず、強く念じたり、不安を抱えたりしないようにしてください。
不安や恐怖を強く思うと現象化しやすくなり、本当に噴火や地震が起こされていきます。ほとんどの予言の類は必ずしも真実ではなく、あくまでも一つの予測であり、また人間の意識レベルから見た見通しともいえます。必ずしもそのまま決定するわけではなく、これまでも何度も予定は変更されてきました。
富士山が噴火するかどうかも正式に決まっているわけではなく、すべては人間に関与しております。人間が自然との繋がりや、聖なる山々に対しての思い、考えを変えていけば富士山は噴火することなく、また自然な形として緩やかな変化を見せるでしょう。しかし人間が相変わらず傲慢な意識を持ち、まるで自分たちが自然界を征服した、あるいは自分たちが被害者であるような意識を持っていると、そういう意識を破壊するために噴火や地震が必要とされます。
あくまでも人間の意識に応じて現象化するだけであり、富士山を主体に考えることはかなり間違っております。富士山は日本人の心と繋がっている波動があり、富士山が噴火したり、あるいは地震で揺らぐと日本人の心そのものが揺らいだり崩れたりしていきます。そのために日本にとって富士山を噴火させるということはあくまでも最後の状況になります。
しかし日本人の心がどんどん荒んでいき、神との繋がりを絶ったままでいると、やはり心を少しでも揺れ動かすために何らかの現象が必要とされます。本来の日本人の心を思い出し、自然と調和する、人々と良き関係を持ってお互いに生かし合う、この心が必要となるのです。
日本人の心はますます低下しており、自分だけ良ければ良い、身内だけ良ければ良いという意識に下がっております。他を生かす場合でも自分に都合の良い人を生かし、自分に都合の悪い人は敵とみなす、そういう言動がとても多くなり、万物を生かす、万物を愛するという日本人の心がどこかに行ってしまっております。
富士山が何らかの形で噴火をしたり、自然の行動を起こすとその波動は日本の各山々にも振動を与え、日本のあちこちで歪みが生じていきます。そしてそれぞれの人間が意識を変えない限り、それぞれの地域でいろんな現象が起こされていくでしょう。富士山をただ尊いものと思わず、富士山が神聖な世界との繋がりの場所であるということ、富士山を通して日本人の心が生かされ、日本人の心に神聖なものを送り込んでいたこと、あくまでも富士山は神聖な世界と日本人の心を繋げるために重要な働きをしているということ、それが噴火したり、爆発するということは、日本人の心と神聖な世界との繋がりが絶たれるということ、それを意味することになります。
もしそのような事態になっても日本人がしっかりと生きることができるようになるためには、一人ひとりが直接神に繋がる、一人ひとりが直接神聖な人間となる、これができていれば仮に富士山が噴火をしたとしても、人間そのものはそれほど影響を受けなくなるでしょう。したがって自分自身が聖なるものと直接繋がり、自分が聖なる人間として活動していく、それはある意味では富士山がどうなっても自分には大丈夫であり、また富士山をより高いレベルへと引き上げるための準備にもなります。
これまでは聖なる世界と人間とを繋げるために富士山が役割を行なってきました。しかし新しい世界においては富士山の役割は変化していきます。富士山はより高次元の学びに入り、より聖なる世界とそしてこの地球そのものとの繋がりを保つ働きに変化していき、地球全体との調和や地球そのものをうまく宇宙の中に繋げていく働きを行なうようになります。
皆さん方自身が直接聖なるものと繋がり、そして富士山を新しいレベルへと引き上げていく、ぜひその意識も持つようにしてみてください。それではアドバイスをしていきます。
Aさんの波動において、神聖な世界との繋がりにおいて、まだ自分の中に自分で聖なる部分を見つけることができず、もがいている最中といえるでしょう。自分の中の聖なるものって何なのか。それは知識や頭で感ずるものではなく、単なる直観的なものとして神聖さを感ずる、いかにも尊敬すべきもの、疑う余地もないもの、素晴らしいものとして、ただ、ただ心に直接感じられるもの、それが自分にとっての聖なるものになります。いつかそういう時がくるでしょう。人間を見たり、自然界を見たり、あるいは聖なる波動を見た時に理屈もなくただすごいという心を感ずる、それがあなたにとっての聖なる波動になります。自分が聖なる波動を感じた時にそこに意識を集中させ、そういう心があることをまず自分を理解し、それをずっと保持できるようにしておいてください。
Bさんの聖なるレベルですが、自然界の中に聖なる仕組みを感ずることにかなり秀でております。自然界の仕組みについて感ずることができますが、それを引き上げていき、宇宙の中にどのようにしてこの神聖さをうまく持っていくか、自然界の神聖なる仕組みと宇宙界の仕組みをどのように組み合わせていくか、これが大きなテーマになります。自然界をうまく見ながら宇宙の中で生かしていく、そのために人間がなすことは何なのか、人間は何ができるのか、そういう観点で自然を見ていき、常に自分が自然界の仕組みの中で機能できるようにしていってください。
Cさんの聖なる波動は、あなた自身の心の中に敬う気持ちや相手をしっかりと正しく評価する波動があります。これをもっともっと高めていき、神聖さのレベルにおいて直接感ずることができるようにする、聖なるものというものが何であるのか、それを直接感じられるようにすることが大事です。言葉で感ずるよりも聖なるものを直接そのまま感じ取る、そうすると聖なる波動においてもいろんな種類があり、いろんな側面があり、自分はその一部にしか繋がっていないことが理解されてきます。そうすると聖なる波動のいろんな側面を見つけ、いろんな側面に繋がろうとする、それによって自分の聖なる部分が目覚めていきます。ぜひいろんな側面を見つけていき、自分の聖なる部分を広げるようにしていってください。
Dさんの聖なる部分は、本来の聖なる波動が少しずつ表に出てきて、聖なる存在に直接繋がることができるようになってきています。ただ今この聖なる波動に繋がり、保持することがまだ難しく、瞬間的であったり、ほんのわずかな時間であることが多く、長らく保持することがまだ難しくなっております。聖なる波動にずっと心を合わせ保持し続ける、聖なる波動と一体化したままでワークをしたり、いろんなトレーニングを続けていく、そういう意識を持つことにより自分の聖なる部分も高めていくことができます。聖なるものにぜひ繋がったら、それを保持する、長く維持する、その練習をするようにしていってください。
皆さん方がこれから新しい世界に進むに際して、聖なる波動に繋がることはとても重要なことです。聖なる波動を見つけることができないまま新しい波動に入ることはできません。まず聖なる波動をしっかりと見つけ、そして目覚めさせ、活用できるようにする、そのためにも富士山とのエネルギーをうまく使いながら人間が協力し合っていく、そうやって新しい世界へと進んでいってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
