2012/8/27 宇宙交流会
壁をとって魂を解放させる
①魂が人間を呼び寄せる
私はシリウスワールドのマスターとしてお話をいたします。今日ここに呼ばれた理由として、銀河連盟からここにいるものたちに悟りについて話をするように要請がありました。私はここにいる人々とは直接的な繋がりは持っておりません。銀河連盟からの指示によってやってきました。
ここにいる人々は悟りについて何を知りたいか、今皆さん方の意識を調べ、そしてその意識の範囲内で情報を与えようと思います。皆さん方地球という惑星で学んでいる人間の意識レベルを見た時、多くの人が今自分がどの程度の意識レベルなのか、アセンションするためにどの程度意識レベルを上げれば良いのか、自分はアセンションできるかできないのか、そういうところが本質的なテーマになっているようです。
意識レベルについて話をする時、まず理解しなければならないのは自分をどこまで理解しているか、自分をどこまで理解しているかがそのまま意識レベルに相当します。自分について自分の好みや性格、自分の肉体的な条件、そういうことだけを知っていてもそれは自分を知っていることにはなりません。
それは物質的肉体の形状や精神的傾向を述べているだけであり、本当の自分にはまったく触れておりません。自分を知るということは少なくとも自分の魂がいつどこでどのように誕生し、どのような経緯で宇宙を旅し、そしていつの時点でこの地球の中に入ってきたのか、またこの地球の中においてどのような学びを続け、今どの時空のどのポイントで学びを進めているのか、さらに今自分に残っているテーマとして何が残り、今自分の毎日の課題として残っているテーマをどこまでなくそうとしているか、自分の進むべき目標が自分の魂のテーマに合っているかどうか、そういうことを理解することが自分を知ることになります。
そして多くの地球の人々は自分を知るという作業にはほとんど入っておりません。人から聞いた話、あなたはこうだ、あなたはこれが大事だ、こうした方が良い、人からの情報にただ従っていたり、一喜一憂して、いかにもそれが自分であるかのように勘違いしている人がほとんどとなります。
あなたはこうだ、あなたはこうしたほうが良い、このように人から言われる情報はほとんどがその人を述べたものではなく、単なる外見や見かけ、雰囲気から述べたものに過ぎません。本当にその人の魂を理解して発言しているかどうか、それが本当の魂について言っていない限り、その人について当てはまるわけでありません。
自分を知るということは自分の魂の起源や地球における自分の魂の状況を知ることであり、物質的に、肉体的なことを論ずることではありません。自分の魂をどこまで理解しているか、それを知るためには日頃の人間関係において自分が相手の魂をどこまで見抜いたか、相手の魂にどこまで自分が踏み切って話をしているか、自分が他の人の魂に目を向けている時、それは自分の魂に目を向けていることになります。
他の人の魂に目を向け、なぜその人の魂がなかなか治らないのだろう、なぜ魂が傷つき悲しんでいるのだろう、あるいはその人の人生の流れがなぜいつもこういう繰り返しが起こるのだろう、そうやって他の人の魂に興味を持つ時、それはおのずと自分の魂に意識を向けております。他の人の魂に目を向け、他の人の魂を癒そうとする、傷ついた魂を少しでも和らげ痛みを取り除いてあげようとする、そうやってその人の魂に癒しの光線を送ったり、愛を持って痛みを取り除いている時、その光線や愛は自分自身の魂を癒すように働きかけていきます。
他人を癒しているように見せながら実際には自分自身の魂を自分で癒していることになるのです。自分を知るということは他人の魂を知ることであり、他人の魂に立ち入らない限りは自分を知ることはできません。他人を知るということ、それは自分を知ることであり、他人を愛するということ、それは自分を愛することになります。
自分と他人との関係がよく分かる、すべて他人が自分の一部であり、自分と同じエネルギーで同時に生きている、こうやって他人の一人ひとりを分析しながらすべて自分であり、自分の魂のエネルギーと同じ波動のものが常に自分の周りで自分と何らかの関係をつくり上げている、それがはっきりと分かり自分と他人の壁がなくなっていく、自分と他人が統合化されていく、これが人格の統合になります。
あくまでも自分の壁を取り除くこと、自分と他人との間につくり上げた壁を取り除かない限り統合は起こりません。自分が、自分が、私、私の意見、私のもの、そのような発言をする限り、自分の世界をしっかり壁でつくり上げ、他人との統合は起こりません。
自分の中をしっかりと見つけていき、他人の中の魂をしっかりと見つけていき、そして自分を見つけていくと自分の人格が少しずつ明らかに見えてきて、複数の人格の傾向や特徴が感じられていきます。自分と関係していた他の人々がいくつかの魂のエネルギーの傾向に分類されていき、いろんな人と関係していたことが実際にはいくつかの人格的な魂の分類で理解されていくことになります。
こうやっていくつかの限られた人格に整理されていき、自分を映し出す他人が限られた人格的なものに分類されていき、そして自分自身の人格が明確に感じられていくのです。人それぞれいろんな人生があり、いろんな生き方があり、いろんな考えがあるでしょう。自分の生き方、私の人生、そうやって自分の人生をいろいろと考えていくでしょう。
しかしこうやって他の人を鏡として自分を見つけ、自分を理解し、自分自身の人格的な側面が見えてくると、自分を知るということが宇宙を知るということに繋がっていくことが感じられていきます。いくつかに分かれてきた自分の人格がなぜか宇宙を反映している、宇宙として現れている側面が自分の人格の側面と関連してくる、それが感じられてくるのです。
他の人をいろいろと魂レベルで見ていき、だんだん似たような魂の傾向のもの同士が一つの人格として感じられてくる、そうするとある人格はある宇宙を現し、ある人格は別の宇宙を現し、また別の人格がさらに別の宇宙を現していく、そういったことがはっきりと感じられるようになり、いろんな人々と交流し、話をしたり、交わることでいろんな宇宙と交わることに繋がっていくということが感じられていくのです。
こうやって人間関係は実際の目の前の人間を相手にしているように見えていながら実際には宇宙を相手にしていること、宇宙でのエネルギーをやり取りしているという意識が強くなっていきます。そしてそうやっていろんな人間を通して宇宙とのエネルギーのやり取りを行なっていくと、ある段階まで来た時にもう人間関係で宇宙のエネルギーをやり取りするだけでは不十分になり、実際にその宇宙に行かないと先が進まないことが感じられてくるのです。
そしていよいよ宇宙に飛び出す時期がやってきて、自分は自分の人格を通してその人格に合う宇宙へと旅立っていきます。いよいよ宇宙へ旅立ち実際にその宇宙に入って、そこで抱えていた課題やテーマを解決しようとする、そしてその宇宙に入り、またそこで体をつくって実際にエネルギーのやり取りを行なうことになります。
こういう意味において今目の前の人と交流をするということはこれからも大切なことであり、必要なことであり、また目の前の人の魂を調べ、魂レベルでの関係を見つけることが自分自身の進化にとても重要であることが分かってくるのです
目の前の人とただ面白い話をする、ただ相手に話しを合わせておく、そういう会話ではまったく魂レベルの会話は起こりません。そういう表面的な話題で終わるのではなく、あくまでも魂レベルで会話をすることが必要であり、魂レベルで何らかのエネルギーのやり取りが必要とされるのです。
では他の人と魂レベルで話しをするとはどういうことなのか、自分は目の前の人を完全に愛を持って接し、すべてを明け渡すような雰囲気で接するようにします。そして相手も同じように自分に対する壁を取り除き、愛を持って接してくると、お互いの魂の愛のレベルのエネルギーが動き出し、魂が繋がり、魂レベルで何らかの記憶が蘇ってきます。
どこか懐かしさを思い出したり、何か深い繋がりがあるような感覚が目覚めてきます。そして目の前にいる人その人と自分とが何か他人ではなく、どこかで何らかの関係があること、何か繋がりを持つことが感じられてくるのです。確かに物質的な人間世界から見れば会社の上司であったり、あるいは喧嘩する相手であるかもしれません。
物質的には二度と会いたくない人かもしれません。しかしそういう人間的な制約を完全に取り除き、相手に対する壁を撤廃し、心から愛を持って接してみる、お互いがそれを行なった時に本当に奇跡的な感覚を得ることがあるのです。頭ではまったく会いたくないと思うような人であったとしても、魂のレベルでは何か深い繋がりがある、何か強い縁を感ずる、そういう意識が魂のレベルから沸き起こり、懐かしい、ずっと一緒にいたい、一つになりたい、そのような感覚が蘇ってくるのです。
そうやって他の人との繋がりを思い出し魂レベルで繋がり、魂レベルでエネルギーのやり取りが行なわれていくのです。人間的な関係、仕事の関係とか、友達の友達とかただ出会った人、いろんな人間的な関係があるでしょう。しかしそういう人間的な制約はすべて忘れてください。何もなかったかのようにしてすべて記憶から消してください。
そしてただ目の前にいるその人と壁を取り除きハートで接してみる、そうするとまったく違うものが現れてくるのです。これからすべての人間関係においてそれを行なう時期がやってきています。外人だからとか宗教が違うからとか肌の色がどうかとか、そういった制約を、人間的な概念をすべて取り除いてください。
どんな人であろうとも自分の近くに来る人は自分の魂が呼んだものであり、あとお互いの魂が引き合って近づいてきています。魂レベルで関係を持たない人は自分の目の前に来ることができません。自分の目の前にいるという限り、何らかの魂の繋がりがあるのです。したがってどのような人であろうとも、自分の近くにいる人は魂が引き合っており、どの部分で魂が引き合っているのか、その人と自分の魂の繋がりが何であろうか、それを常に見抜くような練習をしていってください。
そうすると頭で考えていたこと、人間的な概念で考えていたことがまったく意味のないものであり、むしろ今ただ近くにいる人がお互いが魂のエネルギーで引き合っている、魂が人間を合わせるようにしている、そういう原理が感じられてくるのです。皆さん方はそうやって人間関係を新しい人間関係にシフトしていってください。
人間関係をシフトさせることが意識レベルを高める重要な鍵になります。これまでと同じ概念でつくられた人間関係では意識レベルを上げるのはとても難しいでしょう。人間の概念によって邪魔されてしまい意識レベルはほとんど変わらない状態になります。意識レベルを上げるためには人間の概念を一度撤廃し、判断をせず、いろんな価値観をつくらず、ただ自分の近くに来る人はお互いの魂が引き合っている、それを信じ魂のどのエネルギーが引き合っているのだろうか、お互いの魂はどういう関係なのだろうか、それを知ることです。
それを知ろうとすることによりさらに魂はお互いに引き合い、何らかのエネルギーを動かし、思い出すように魂が動いていきます。お互いの関係が何であったのか、お互いの魂はなぜ引き合うのか、それを思い出させるように魂が動いていくのです。そのためにも人間的な制約、人間のつくり上げた概念を完全に手放して魂を自由にしてください。
魂を自由にさせ、何の制約もなく、何の条件もないように魂を自由に動かしてください。魂が自由に動く時、魂は光をどんどん強く放ち、そしてさらに自分が必要とする魂を求め引き合っていくでしょう。自分の魂が自由になり自分から光が強く出ていくと、この光を感じ、この魂と関係する魂が近づいてきます。したがって自分の魂が自由になりどんどん輝きを増していくと、その魂に引かれる関係ある人々が次から次と自分に近づいてきます。
どのような人であっても拒否してはいけません。自分の魂が呼んだ人であるため、その人を受け入れてください。そして自分の魂とその人の魂、どういう関係があるのか、お互いにどの部分で引き合っているのか、それを知ることにしてください。決して人間的な判断をせず、人間的な価値観を加えず魂そのものを見ていってください。
こういう生き方を続けていくと自分が魂中心の生き方に変わっていき、頭で判断したり頭で否定することがなくなっていきます。魂の波動そのものを受け入れ、魂の波動に応じた人間関係を喜びとしていきます。魂が自由になり魂が喜びを持って生きていくのです。
魂が喜びを持って生きていく時、人生は良い方向へ良い方向へと動いていきます。これまでは人間の制約で希望するものがまったく現実化しない、嫌なことばかりが起こる、そのように思われていた現実が魂の光によって次々と新たなる現実をつくり出し、喜びのある現実が動いていきます。
魂が望むとその望みを満たそうと新たなる魂が呼ばれ近づいてきて、自分が願っている方向へと別の魂たちが動いていくのです。こうやって引き合う魂同士がお互いに役割をなしていき、それぞれが自分の魂の輝くことを行なうだけで他の魂がさらに輝き、そしてお互いの魂が光を分かち合って、お互いの人生が良くなっていきます。魂を自由にさせお互いを生かすようになっていくと、お互いが良い人生に変わり、お互いが喜びに満ち溢れた人生になっていきます。
こうやって自分の魂に合う人同士が集まり、いずれは魂での付き合いが普通になり、人間のつくった概念や制約がどんどん壊されていき、新しい魂の社会が出来上がっていくでしょう。皆さん方の世界もそこに向かって順調に進んでおります。今のこの日本という世界においては人間関係はとても難しいでしょう。このような勉強をしていてもなかなか家族にも話ができない、親しい友人にも話しすることができない、こういう人間の概念や束縛によって魂が閉じ込められてしまい、魂から光が出なくなっているのです。
せっかくスピリチュアルな勉強をしていても魂が輝いていない人がたくさんいるのです。結局そういう人の学びは知識だけの学びになってしまい、頭だけスピリチュアルな情報を取り入れ、魂はまったく輝くことなく、また魂を引き寄せることもなく、頭だけの世界でスピリチュアルに成長したかのような勘違いした学びを続けていきます。
こういう人は意識レベルが高いわけではなく、進化しているわけでもありません。相変わらず人間のドラマを続けており、人間の世界の中にどっぷりと浸かっているのです。いくらスピリチュアルな本をたくさん読んだとしても、いくら知識を一杯頭に詰め込んだとしても、その人は人間的でありスピリチュアルではありません。
一見スピリチュアルな言葉をたくさん述べる人が霊的に進んでいるかのように勘違いしている人がおりますが、知識をたくさん並べ立てたところで、その人は人間的であるだけでなく、スピリチュアルなレベルにはまったく上がっていないのです。スピリチュアルなレベルはその人の魂がどこまで輝いているか、魂がどの程度自由になっているか、また別の魂のものをどれだけ引き寄せてきているか、それによってその人のスピリチュアリティが判断されます。
いくら勉強していてもそれがまったく変わらなければ意識レベルは普通の人間の人と同じであり、成長していることにはなりません。自分の魂を解放させ、そして魂を明るくさせ、他の人の魂もどんどん輝かせていく、これが皆さん方に与えられているテーマになっています。日本という国において一見難しいと思うかもしれませんが、実際には魂レベルで繋がりを求めている人はたくさんおります。
ほとんどの日本の人々は孤独であり、一人ぼっちという感覚を持っています。誰も自分のことを理解してくれない、自分一人ぼっち、心から話せる人はどこにもいない、そういう意識を持っているのです。これはその人の頭がそうさせているだけであり、自分で自分の魂を閉じ込めているために一人ぼっちになっているのです。魂を解放させることをまず教えていってください。
魂を解放させること、これを行なうと魂レベルでの繋がりが感じられていき、魂レベルでの接し方や付き合いがどれだけ大事なのか分かりかけていきます。皆さん方が他の人に話しをする時、普段の会話でも魂レベルで会話してください。相手の頭に話すのではなく相手の心、相手の魂に話し掛けるのです。相手の魂に話し掛け、その魂が目覚めるように、魂が会話をするように自分が話しをしていくのです。
その人の魂に向かっておはようございます、お元気ですか、今日も楽しいですね、すべて魂に向けて話してください。しかも自分の魂から話すのです。決して頭で判断したり、頭で否定してはいけません。また相手の顔色を伺ったり、相手に合わせるのでもありません。
自分の魂から相手の魂に向け、おはようございます、とてもありがとうございます。感謝を申し上げます。自分の魂から相手の魂に話し掛けていく、これは誰でもできます。普通の人でもできます。でもそれによってその人の壁が少しずつ薄くなり、何度も何度も話し掛けることにより魂が動いていきます。
魂を閉じ込めていた壁が少しずつなくなっていき、魂レベルでエネルギーが繋がるようになっていきます。それに気付くと相手もいつの間にか魂レベルで言葉が出てくるようになっていきます。根気良く何度も何度も魂レベルで話し掛けてください。相手の魂に、相手の魂が目覚めるように、おはようございます。相手の魂が目覚めるように話し掛けてください。
おはようございます。相手の魂が目覚めるようにおはようございます。何度も何度も魂に向け話し掛けることです。そして自分自身も魂を目覚めさせ、自分の魂で自由に動けるようにしていってください。
②分かってからしようと思うと何もできない
私はシリウスの第三惑星、ある地球と似たような星のところから話をしていきます。銀河連盟からの依頼によりある話をしてほしいという説明がありました。私たちの星がアセンションする時にいろんな問題が起こり、人間が大きなトラブルの中に巻き込まれていきました。その時、人間同士が争い合い、惑星が崩壊するかもしれないくらいの大きな問題をつくり出していきました。
その時、私たちの惑星系においてはこれまでになかったさまざまな波動が押し寄せてきて、それまでに解決したことのない難しい状況が一気に同時に押し寄せてきました。それまで知識人としていろいろ有利な立場にいたものたちでさえも、新しい状況にまったく対応することができず、次から次と信用を失い、そして社会自身が統制のとれない状態へと進んでいきました。
社会がうまく統制とれなくなり、人々が自由に好き勝手なことをし始めていき、社会が大混乱の中に陥っていきました。その時にある一つの変化が起こり、その変化によって社会全体が新しい意識に移っていきました。その変化というのは、ある時にある人間がそれまでの人間とはまったく違う発想で人間関係をつくり、新しい人間関係でそれまでの社会のシステムにはまったく無関係な生き方を進めていきました。
普通の人間の持っていた生き方とはまったく異なる生き方であるために、誰にも影響を与えることはなく、誰も被害を受けることなく、また誰もメリットを得ることもない、その新しい人間たちだけの生き方がつくられていき、それによってそれまでのシステムにしがみついていたものたちはまったく生き方を変えざるを得なくなっていきました。
そしてその新しい生き方に対応できるものたちが少しずつ増えていき、新しい生き方をするものたちは新しい生き方だけでうまく進めていき、何らかのシステムや制度、何らかの仕組みで社会を維持しようとするものたちは次々と破壊をつくり出し、結局は新しい生き方に合わせざるを得なくなっていきました。そして気が付いた時には新しい生き方が普通に広がっていき、何らかのシステム、何らかの仕組みや制度にしがみつこうとしているものは生き残りが不可能になっていきました。
そして新しいものたちが新しい生き方をつくりながらも、そこにはそれまで広がっていた社会制度や仕組み、何らかの統制、コントロールするもの、一切存在しない生き方となっていました。そしてその新しい人たちの生き方というものが実際にはお互いの魂を感じ、魂が喜びを持つ方向へと肉体を動かしていく、魂を先に動かし、魂で繋がり、魂がより輝く方向へと肉体を動かしていく、そういう生き方でした。
そうやってお互いの魂同士が引き合い、魂同士が繋がりをつくり、お互いに魂の繋がりをつくれるものたちだけが大きなグループをつくっていきました。先に魂の喜びがあり魂の喜びを満たすために肉体を使っていく、そういう発想であるために物質的なものや肉体の喜びを先に考える人は一人もおりませんでした。
すべてが魂の喜びを先に考え、少しでもより多くの魂が輝くように、魂レベルで光が広がるように一人ひとりが行動を移していきました。そしてこの魂の輝きは魂の輝くものが増えれば増えるほど、とても大きな効果を生み出していき、ある一定レベルまで魂が集まってくると、とても強力な光となって動き出し、あっという間にその星全体に広がっていきました。
今地球の人々がそのレベルに達することができるかどうか、私たちは分かりません。ただ私たちの星においてはそのようなことによって星自身が変わることができました。一番最初に魂を輝かせたもの、魂同士で繋がりをつくったものたち、この魂は今この日本にも多く生まれてきています。
したがって日本の人々はこの魂の繋がりをうまくつくりやすい環境にあるといえるでしょう。ただそういう魂を輝かせる人がどこに生まれ、どのようにこれから動いていくのか、それはまったく分かりません。場合によっては魂が目覚めることなく束縛されたままで一生を過ごすかもれません。
そしてせっかくそのように持ってきた魂を学校や親の教えによって潰されてしまい、まったく表に出ないまま社会が崩壊するかもしれません。これからどうなっていくのかはまったく分かっていません。皆さん方一人ひとりが魂レベルで輝かすことができるかどうか、自分が魂を輝かせそれによって他の人も輝いていく、それを行なうことができるかどうか、誰かがやるというのではなく自分ができるかどうか、自分ができるかどうかというよりも、自分がやるかどうか、すべてはそこで決まっていきます。
皆さん方もいずれ時期がきたら頑張るとか、悟ってから頑張るとか、意識レベルが上がったら頑張るとかいう、そういう条件ではなく今からすぐに魂で活動していく、今すでに魂を輝かせる、常にそういう意識を持つようにしていってください。何かが手に入ればやるとかどこまでいったらできるとか、悟ったらやるとかいう意識は極めて人間的な低い意識であり、その意識レベルではいつまでたっても魂は輝くことはありません。
今すぐに輝かせていく、今できる最大のことを行なっていく、これが魂を輝かせていきます。まず今できることを最大限やっていく、常にそういう意識で生きるようにしていってください。それではアドバイスをしていきます。
Aさん、あなたの魂の輝きはあなたが楽な環境にいる時、自分を理解してくれる人がいる時はとても良い輝きを伴っております。しかしあなたをなかなか理解しない人や自分にとってうまく魂が動かない人が来ると魂はとても硬くなってしまい、輝きが出なくなっていきます。まず自分の頭でうまくコントロールしながらどのような人がやってきても魂を常に輝かせ、すべてが良い人であるかのように魂を動かすこと、どのような条件化であっても魂を最大限に輝かせていく、常にそれを意識して自分の魂を変えるようにしてみてください。
Bさん、あなたの魂の輝きは、あなた自身が思っている以上に魂は動いております。ただ魂の動き以上にマインドの決めつけがとても強いために、魂がせっかく動いていてもその輝きが外に出ないようにマインドで取り囲んでおります。自分の魂をもっともっと自由にさせること、どのような状況にあってもたとえ自分一人でいる場合でも、マインドをもっともっと弱くさせ、もう無駄なマインドを処理していき魂を自由にさせていく、こうあるべきだ、こうあってはいけない、このような意識を完全に取り払い、魂を自由に解放させること、魂を本来の輝きを出せるように持っていくこと、常にそこに意識を向け行動できるようにしてみてください。
Cさん、あなたの魂は新しい波動の世界に向けて着々と魂が動いております。この魂の輝きは少しずつ動き出しておりますが、まだ自分の人生に影響を与える輝きにはなっておりません。自分の心の中を照らす輝きになっていますが、そこから人生の中にまだまだ入り込む状態にはなっていないのです。自分の世界からさらに出ていき、これを周りにまで影響を与えるためには人間にもっともっと関心を持つことが必要でしょう。人間に関心を持ち一人ひとりがどのような生き方をしているか、一人ひとりがどこに興味を持ちどのようにして魂を輝かせていくのか、一人ひとりがどういう時に魂が動くのか、他の人にもっと関心を持ちそこに魂を動かすことが必要です。そうすると自分の魂の輝きは他の人の魂に動き出し、それこそ自分の魂が他の人の魂を呼ぶという現実が動き始めていきます。ぜひ人間一人ひとりにもっと興味を持ってみてください。
Dさん、あなたの魂はあなたの意識の世界で動き振動しておりますが、これが現実の中になかなか入り込まないで、自分の中だけで空回りしている状態にあります。まず自分の中で空回りしているのは自分で自分のことをまだ理解していないために起こる現象であり、私はこうだと思っていることと魂がずれているところにありまあす。そのために自分の考えていることと本来の魂の光がずれてしまい、自分の中で空回りを起こしていきます。そして魂の光がうまく合わないために他の人に流れたり、現実に流れることが難しくなり、結局は自分の魂の輝きが他の人にうまく伝わることができなくなっています。まず自分をしっかりと理解し自分の方向性や魂の傾向にしっかりと目を向け、自分と魂が一つになる時、自分の思っていることが魂と一つになって光が出るようになっていきます。あなたの場合は単純に自分のことをもっと理解すれば光は自分から外に出ていくようになります。そうやって自分から魂を外に出すことができると、その魂の波動を感じた人が近づいてきて、あなたに興味を持ちあなたに関心を持っていろいろ話し掛けてくるでしょう。まずは自分を知ること、自分自身を空回りさせないこと、それによって魂が自分と一つになり、自分の思っている方向へと魂が動いていきます。
Eさん、あなたの魂の輝きは魂が輝く時になぜかあなたが自分のマインドで輝きを止めてしまいます。不思議なことに魂が輝こうとする時にマインドで常にそれを止めてしまいます。魂の輝きを出すことに何らかの不安や恐れ、あるいは否定的な思いが入っている感じがあります。そのために素直に魂の輝きを出すことができず、どこかでひねくれてしまったり、わざと反対のことをしたりしてしまうのです。これはある意味では無意識のうちにやっているのかもしれません。これは自分の魂に正直でないこと、魂を素直に認めることができないことが原因かもしれません。自分の魂が輝こうとして何かを行なう時に常に頭でそれを否定してしまいます。まず自分の魂に正直になること、自分に正直になること、そして自分で魂を抑えようという思いが沸き起こってきた時、それに負けずに魂を優先させ魂が輝く方向へと持っていくこと、自分が頭で何かを止めようとしたり、魂の動きを止めようとする時にそれに負けずに魂を優先させること、そこの意識を強く持ち自分を新しい方向へと強く変えていってください。魂の願っていることをうまく動かせるようにする、頭で抑え付けないでそのまま魂を輝かせる方向へと持っていく、しばらくはそのトレーニングを行ない、魂を止めることがなくなってきた時に後は魂を自由に動かせ、魂と一体化した生き方をするようにしていってください。
Fさん、あなたの魂は本来とても素晴らしい光で他人を輝かせ、他人を喜ばせ、他人が高いレベルに上がるように動いていきます。自分でそう思っていながらもいつの間にか自分が魂の波動と合わなくなっていることに気が付いてきました。自分のマインドが魂とずれてきた、これは自分が分かっていない、知らない、知識を持っていない、そういうところに疑問を持った時からこの不一致が生じてきました。知っていること、知識、そういったところで自分が至っていないという思いが生じてしまい、それによってマインドとハートがずれてきてしまい、せっかくのハートの輝きが、分かっていないという頭で否定されてしまいました。そのために分かっていない自分に目を向ければ向ける程、ハートと頭のずれが生じてしまい、せっかくの魂の輝きが動かなくなっていったのです。したがって今その魂の輝きを取り戻すためには、必ずしも知識に合わせないこと、自分が知識や知っていることにこだわらず、自分ができること、自分の今の持っている知識のレベルで十分であり、それをあえて競争したり、何かを手にするという意識ではなく、今持っている知識を最大の武器として十分に魂を輝かせていく、そこに何一つ欠点や劣っているものはなく十分にそれで魂は輝くということ、それを心から信ずることにあります。そうやって知識での教えではなく、ハートからくる直接的な教えを具現化すること、知識は知識のある人に任せ自分はそこで勝負をすることはしないこと、そうやって完全にハートを中心とした生き方を取り戻すことです。そうすればまた昔のようにすべての人を受け入れ、すべての人に光を与える生き方が戻ってくるでしょう。
今日は皆さん方にシリウスからいろんなお話をしてもらいました。別に今回に限ったわけではなく、このようなテーマでこのような話をすることはいつでもできます。ただなぜかテーマを決める時に皆さん方はわざわざこういう話ではない、人間世界の話ばかりをするためになかなか意識レベルを上げるテーマが選ばれてきません。
日常的な話題は構いませんが、それをどうやって新しいレベルに引き上げていくのか、常に建設的で前向きなテーマを選ぶように持っていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
