2012/8/6 月曜交流会
大きな意志につながっていく
①意識を上げるための破壊と創造
私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。今日は皆さん方の話の中からテーマを選んでいきます。まず尊敬心や謙譲の心、道徳観やモラルについての話がありました。日本人の心から敬う心、謙譲の心が失せていき、だんだん言葉遣いが荒くなり、ただの人間関係の言葉になってしまっている、このような内容の話がありました。
古来から日本の人々は尊敬や謙譲心をとても大切にしており、むしろ他の国と日本の国の大きな違いがそこにありました。もちろん他の国といっても尊敬の言葉がまったくないわけではなく、やはりアジアではそれに似たような表現や言葉は存在しています。
ただ多くは身分制度が関与しており、階級や身分の違いによって言葉が違ってくる、同じ身分の者同士で使う言葉と身分が上の者、身分が下の者に対して使う言葉、それぞれが異なっている、こういう国は意外とたくさんあります。しかし日本人の心の中には本来身分を超えて相手の心を大切にし、相手の心が傷つかないように、相手が落胆しないような言動を取って少しでもお互いが良い関係を保つように言葉を選んでいく、そういう気配りがありました。
しかしこれが今ではほとんど失せていき、どの人間に対しても同じような言葉遣いをする、特にお客さんに対して、あるいは身分が上の者に対してでさえも普段の友人と同じような言葉遣いで接するようになってくる、こういう話もありました。元々時代の流れとして今はそういう時期になっております。
日本人が身に付けた尊敬語、この世界が次々と壊されていき、上司に対してもお客さんに対しても友人と同じような言葉遣いで接する、今はそういうエネルギーが日本中に充満しており、日本人の心を次々と破壊させていきます。確かにこれは日本人の美徳を破壊しており、古来から日本人が持っていた相手に対する気配り、思いやりがなくなっていきます。
しかしそれと同時に日本人を縛り付けていたある種のエネルギーがあり、それは単なるしきたりや習慣に基づいて人間関係をおかしくさせていたエネルギーです。古来からの習慣に基づいて能力がなかったとしてもいかにもあるかのように人に強要したり、身分にふさわしい言動を取っていなくても身分が上というだけで下の者に対して強い態度で出たりする、そのようなエネルギーがつくられていき、本来の上下関係のエネルギーとはまったく違うエネルギーが日本中を支配しているのです。
本来の心から尊敬する気持ちを持って相手に接するのではなく、単に身分が上だから単に役職が上だからという観点だけで丁寧な言葉遣いをする、あるいはそういう人の前だけ態度を変えていく、このようなエネルギーが日本中を支配しているのです。宇宙の流れからして日本人の意識構造を支配しているこの種のエネルギーを何らかの形で一度崩壊させる必要があるのです。
したがって今登場しているいろんな問題は、ある意味では日本人の意識構造に根付いてしまった好ましくないエネルギーを崩壊させる役割も兼ねております。崩壊するエネルギーだからといってそれをただ良いものとして喜んで良いかどうか、それも非常に難しい問題があるでしょう。
崩壊させることだけを喜びとしているのであれば、それはまた悪の心になります。崩壊が目的ではなく新しいものをつくるクリエーションの心が常に必要とされるのです。崩壊することを目的とするのではなく何をつくろうとしているのか、つくるものを明確に理解する必要があるのです。
日本人の意識構造に根付いてしまった悪の意識構造、地位や身分を利用して下の者を自分の好きなように扱っていく、権力を利用して権力のないものを自由に操る、こういう意識構造を崩壊させると同時に、ではどのような社会関係をつくろうとしているのか、それを明確に意識する必要があるのです。
これからつくろうとする理想的な社会をイメージすることなくただ破壊だけを望むのであれば、それは悪の手先になります。もしこれからの社会のイメージ、あるいは日本人の意識構造のイメージを明確に理解し、そこに向けて自分は意識を変え、また他の人にも意識を変えるようにいろいろと行動を取ったとすると、結果的に破壊が起こるだけであり、破壊が目的にはなりません。
あくまでもクリエーション、創造することが目的になり、創造に伴う破壊は悪には利用されません。したがって一見日本人を崩壊させているように見える現象でも悪に利用されただ破壊だけに意識を向けているのか、それともこれからの新しい社会に向けクリエーションを進める結果として、結果的に悪が破壊されていくのか、この両方でまったく異なるエネルギーがつくられていきます。
しかし見た目にはほとんど同じように見えるためにその違いを理解するのはとても難しいでしょう。まず気を付けることは自分がどうなのか、自分はただ破壊させる方にだけ加担しているのか、それとも新しいものをしっかりとイメージしてそれをクリエーションしようとして結果的に破壊がつくられていくのか、まず自分をしっかりと理解することから始まります。
そして自分は新しい波動をつくるために、新しい社会をつくるために自分が行動を伴っていく、自分がそういう言葉を発していく、それであれば何も問題はなく、自分は常に新しい世界の創造者になります。他の人がどうであるか、他の人に関しては自分はまったくそこに入ることはできません。
その人が破壊に加担しているだけなのか、それともその人はしっかりと創造の世界に入っているのか、それは他の人は外側から見るだけであり、それを断定することはできないのです。ただ他の人に関して その人がただの破壊に見える、とてもクリエーションしているようには見えない、そう感じたのであれば自分自身が実際には破壊の言動を取っているという天からのメッセージになります。
また他の人の言動を見て、その人は確実にクリエーションの役割を演じているように見える、そう感じたのであれば、それは自分自身がクリエーションの手伝いをしているという天からのメッセージになります。あくまでも他の人を通して感ずることが自分のことであり、他の人そのものがどうであるかは自分にはまったく関与しません。
したがって自分自身が破壊を手伝っているのか、創造を手伝っているのか、常にそれを理解し創造するためには何を創造しているのかをしっかりと理解して、その方向に進むことが必要となります。
またいろんな話の中で自分たち自身のモラルや礼儀、そういうものを引き上げていくためにはどのように人と接していくか、皆に合わせると調和を保てるけれども実際には意識レベルが下がっていく、自分一人が意識レベルを上げようとすると皆と合わなくなり人間関係が悪くなってしまう、このような話がありました。
確かに人間がお互いに協力し合い、調和を保つことはとても大事です。ただ調和という意味がまったく異なってきます。見た目で皆が仲良く話をしている、皆でいつも一つになって同じことをして楽しく過ごしている、これが一見仲良く調和の取れた生活のように思われています。
しかし私たちから見た時の調和にはまったくなっておりません。そういうことは調和とは言わないのです。本来一人ひとり役割が異なり、使命も異なり、波動も異なり、やるべき能力も異なっています。一人ひとりが異なった能力や異なった特質を持っている限り同じことをすることは意味がありません。また同じことはできません。
一人ひとり自分の能力に合わせ自分にしかできないことを行なっていく、一人ひとりが自分だけの能力を活用し自分の能力を高めていく、自分ができるからといって他の人に強要することはできません。他の人が自分のできないことをやっていたとしてもそれをひがんだり、またそれを妨害することも許されません。他の人が能力をさらに高めていくように応援をしていく、自分は自分だけの役割を成そうとする、こうやって一人ひとりがまったく異なったことをしながら全体で一つの方向に向かっている、全体を合わせると大きな一つのものが完成に向かっていく、これが調和になります。
したがって見かけを同じようにするというのはこれは意識レベルを下げる方向に向かい、決して調和にはなりません。むしろ見た目には一人ひとりがまったく異なったことをしている、まったくバラバラなことをしている、しかしそれでもお互いに相手を信頼し、相手を敬い、相手を尊敬し、その人が行なっていることをしっかりと理解していく、自分は自分だけのことに専念し、自分のできることを最大限に発揮していく、そういう意識があれば必ず全体を司る大きな波動がやってきます。
全体を司る大きな波動に自分が繋がっていき、いつの間にか一人ひとりが大きな波動の管理の元で自然に行動していくのです。したがって一人ひとりがまったく異なる言動を取ったとしても大きな波動の中で一つになって行動しているために、常に調和が保たれ全体が一つになっているのです。
そしてこれがまさしく皆さん方が向かうべき方向性であり、そのためにトレーニングをしているのです。ここの交流会においても始まりの時に皆さん方にいろいろと話をしてもらっています。そしてその時には必ずここ全体を管理する大きなものがやってきて、皆さん方全体が一つの方向に向くように意識を持っていこうとします。
しかしこれまでのところ、この大きな意志を感じ、そこに向けて話をするという人は一人いるかいないかというレベルになっています。まだまだそれぞれが自分の世界に入ってしまい、また自分の言いたいことだけを言っていく、自分の個人的な話だけで終わってしまう、そういう意識になっており、全体が一つの方向に進むのにまだまだ時間が掛かっている状態となっています。
それでも数十年前や数年前、また数か月前と比較していくと少しずつではありますが、この大きな一つの意志に近づいていることは確かといえます。ただ一人ひとりがまだそういう意識を強く持っていないこと、全体を一つの方向性に持っていこう、一つのエネルギーで全員をうまくエネルギーで守ろうとする、そういう意志を持っている人が一人か二人程度であるために、なかなか一つになっていかないのです。
そして皆さん方がいろいろ話をし、だんだん一つのテーマに向かって皆が話始めた時に少しずつエネルギーが動き出し集まってきます。積極的に話をしながらも心から話をしないで頭の概念だけで話している人はなかなかこの大きな波動に繋がるのに難しい状態になっています。
また中にはまったく何も話さないでも頭で考えているから分かってくれるだろうと思っている人もいますが、ここではそういうことはしておらず基本的にしっかりと言葉を出して話してくれた人を見ていきます。そのために何も話さないでただ黙っている人に関してはとても弱いエネルギーになってしまいます。
常に全体がどこに向かっていくのか、全体をどの方向に引っ張っていくのか、それを意識し、そしてそこと繋がろうとする意識を持って言葉を発し、あるいは対話をしていくと、必ず大きな光が近づいてきて全体をまとめ上げようとしていきます。これからも皆さん方はそれをしっかりと理解していただきたいのです。
そしてやってくる全体をまとめる波動が何なのか、その全体の波動が感じられてきた時、その中で自分がどういう役割を演じていくのか、自分はどういう個性を発揮して、どういう会話をしていくのか、それを感じてもらいたいのです。
大きな波動がやってきて皆さん方が話しているところにどんどん降りていくと一人ひとりの発言がまったく異なってきます。同じ発言をするという人がいなくなってきて、それぞれ自分だけのテーマ、自分だけに関することが口から出るようになっていきます。
これが最終的なここでの目標であり、一人ひとりが自分が心から、ある意味ではハイヤーセルフや高い次元からの言葉を口から出していく、そしてそれぞれが高い言葉を口から出して全体でより高い意識レベルへと向かっていく、これを始めに話し合ってもらうと、そのエネルギーによってとても素晴らしいエネルギーを降ろすことができ、ここでのメッセージの内容もかなり高いレベルへとシフトすることになります。
皆さん方が自分でエネルギーを引っ張り、自分で場をつくっているということ、その意識をもっと強く持っていただくことが必要となります。そしてそれがまさしく皆さん方が向かうべき次の世界の普通の生活であり、五次元の世界とか新しい世界においては日常生活がそのような意識レベルになっているのです。
家庭として一つのエネルギーがあり、働いている人全体で一つのエネルギーがあり、集まったサークル全体で一つのエネルギーがあり、学んでいるもの全体で一つのエネルギーがあり、それぞれが必ず一つの大きなエネルギーに包まれていくのです。ぜひそのエネルギーを感じ取れるように、そしてその中で自分の個性を発揮できるように意識を持っていってください。
②高い意識レベルを保持するのが日本への奉仕
私は銀河連盟の仲間としてお話をいたします。この日本という国の人々はこれまで大きな役割を持ってこの地球で活動をしていました。古来からの洗練されたエネルギーを保持し高い意識レベルで留めておく、周りの国々が意識レベルを次々と下げていっても日本の人々は意識レベルを下げることなく高いレベルで保持し、いずれやってくる新しい時代において意識レベルを高いところで動かせるようにしておく、そのような役割を持っておりました。
しかしこの地球を破壊にもたらそうとするものたちは、日本の意識レベルを落とすことを目的として戦後大挙として日本に入ってきて、日本人の意識レベルを下げるようにいろんな手を尽くしてきました。一見自由であるかのように、一見身分の格差がなくなったかのように、また男女平等になったかのように、このような意識を通して意識レベルを次々と下げていき、ただ好きなことをしていれば良い、ただ楽しいことをしていれば良い、そういう刹那的な生き方を心の中に埋め込み、それこそが本来の人間の姿であるかのような錯覚を与えていきました。
尊敬心や謙譲心を面倒臭い、やっかいである、日常生活には必要ないもの、そういう意識を植え付け、相手に対する敬い、また天や神に対する冒涜的な心を増大させ、すべてを下の方に降ろして、ただ心の赴くまま楽しいことだけをしていれば良い、そのような心を育てていきました。
今の若い人々は悲しいことにこのような心を持った親に育てられた為に、生まれながらにして好き放題にただ勝手なことをしていれば良いという意識レベルになっています。これは本来の計画ではなく、またあるべき日本人の姿でもありません。
本来の日本人はどのような妨害があっても、どのような誘惑があっても自分は落ちることなく高いレベルに留まっており、地球がかなり意識レベルを下げたとしても日本人は高い意識レベルを保ち、そして来るべき新しい時代の時に高い意識レベルで地球自身を再び素晴らしい世界にしようとする、そういう働きを持っておりました。
今日本人の心から高い意識レベルを保持しようとする気持ちそのものがなくなっており、日本人全体がさらに意識レベルを下げる方向へと進んでおります。日常生活において目にするもの、耳にするものはことごとく意識レベルを下げるものばかりであり、日本人の意識レベルを高めるものはほとんど目にすることができません。
皆と仲良く楽しくする、皆と面白い話題を共有する、これらがことごとく意識レベルを下げる内容になっており、意識レベルを高める言動を取ると変な人、嫌な人として嫌われていく、周りから変人扱いされ友達が減っていく、そういう状況になっています。皆さん方が何を目的としているか。
意識レベルを下げてでも友人と仲良くして友達から嫌われないようにする、仲の良い友だちとずっと一緒にいようとする、こういう道と友人からどのように言われても非難されても構わないが自分の意識レベルを高める方向へと自分は行動する、この二つしか道はありません。
自分がどちらの道を今歩んでいるか。本当に自分の意識レベルを高めようとするのであれば常に自分の心に意識を向ける必要があります。周りがどのようであろうとも周りの人に干渉することなく自分は自分の心をしっかりと保持し、自分の心を高める方向へと修練していく、自分自身の心を磨き上げ、魂を洗練させ、常に意識レベルを高い方向へと持っていく、本当に自分が上の方に上がりたければこれしか方法はありません。
しかし人間はとても心が弱く、自分が高めることができないとそれを他人の所為にして他人を非難したり、場合によっては他人をさらに落として自分の方が上であるかのように持っていこうとします。他人に意識を向けていると実際には自分がどんどん下に下がっていきます。
自分を高めたければ自分の心だけを見ること、他人の心を見ようとすると自分が下がっていきます。そのような流れの中で改めて日本人の心、またこの地球において新しい時代、これを考えた時、本当に今一人ひとりが重要な時期にきています。
今はオリンピックという競技の中で日本人の心全体が魔の心に包まれております。比較競争、そして勝った時の喜び、負けた時の悔しさ、少しでも上にいこうとする気持ち、ことごとく日本人の心を下げようとする魔の心になっています。
勝ち負けにこだわらず、一人ひとりをただ称えていく、一人ひとりの努力をただ認めていく、そうであればまだ救いがあるかもしれません。しかし勝ち負けだけにこだわり、少しでも上にいったら喜びを感ずる、これは同時に自分の心の波動を下げていきます。今は波動が下がりやすい時期になっているために一人ひとりが自分の心をしっかりと保ち、下がらないようにしながら上にさらに上げようとする、そういう強い意識が必要となります。
意識レベルを上げるためにはとにかく心を強くすること、どのような誘惑にも負けず、どのような落とし穴にも落ちることなく自分の心だけをしっかりと見て自分は上にひたすら上がっていく。しかし目の前で他の人がわざと下に落ちるような言動をするのを見てしまう、自分も下に引っ張られるような感じがする、そういう状況があったとしても、もしそう感じた時には自分の中に落とし穴や誘惑が一杯あるということを意味します。
自分が誘惑に負けないこと、自分が落とし穴に落ちないこと、あくまでも自分がテーマになります。他の人を落とし穴から引き上げてあげる、他の人が誘惑に負けないように自分が魔を取り除いてあげる、こういうことが一見良い働きとして、場合によってはライトワーカーとしてやるべき当然の働きだと理解している人がいるでしょう。
しかし本当の光の世界から見た時、それはライトワーカーではありません。むしろそうやって自分のエゴをくすぐったり、あるいは自分ができないのを他人の所為にしたり、一見自分は下のままで他の人を助けてあげることにより、自分が上に上がることができると勘違いしている人間たちのつくり出した間違った行動になっています。
どのような状況であろうともまずは自分が落とし穴に落ちることなく、自分が誘惑に負けることなく、自分が波動を高めることです。目の前の人が誘惑に負け落ちてしまった、自分が助けることができなかった、いろんな思いがあったとしても、すべてが自分に対しての誘惑、落とし穴になります。
自分はそれに負けることなく強い心で光に向かって進み、強い光を身に付けると、その光によって友人が救われることがあります。自分が光を出すことにより友人は光を見て自分に気づくのです。しかし自分がわざわざ教えてあげようとか、自分が何かしようと思うと、ほとんどの場合自分のエゴが動き出し、自分がさらに落ちていき、相手も落ちていきます。
今は光の行動と闇の行動の区別がとても難しくなっているでしょう。一人ひとりがそれを自分で考え、自分で見つけ、自分で気づく時期になっています。教科書とか一般論はほとんど通用しません。その時その時に自分がどういう気持ちでどういう落とし穴と向き合っているか、どういう誘惑と戦っているか一人ひとりの問題なのです。
それをよく理解して常に自分は自分の心と戦い、自分自身が常に光の方向へ向かい意識レベルを上げていく、自分が意識レベルを上げることが唯一日本にとっての奉仕になります。何かをするとか、大げさなチームをつくって皆で何かをするというよりは、自分が光の方向へと進む、これが唯一の奉仕なのです。
皆さん、そこの本質を忘れることなく今自分が何をすべきなのか、どこに向かうべきなのか決してそれを間違えないようにしておいてください。
Aさん、あなたの心はここ数年でとても急速に変化してきており、自分の心では実感がないかもしれませんが、光のレベルが確実に上がってきております。ただこれからの時期は難しくなっていき、意識すればするほど心の中の誘惑や落とし穴がより強く感じられてきます。これまでと同じレベルの落とし穴や誘惑ですがだんだん光が強くなってくるとこれまでよりも何倍も強いかのように感じられてきます。したがって心の中ではこれまでよりも強いものがやってきたと感じたとしても、本当はこれまでと同じエネルギーであり、自分がその分だけ光に近づいていること、それを理解しながらも落とし穴や誘惑に負けることなく着実に光の道へと進むようにしていってください。
Bさん、あなたの意識レベルは長い時間を掛けてゆっくりゆっくりと進化成長してきております。長い時間を掛けてきているのは元々それがあなたの本質であり、太古の昔から焦ることなく自分のペースでゆっくりと進化していくという道をたえず選んできました。時々目の前のものに騙されたり、目の前のものの誘惑にはまってかなり落ちたかのような感覚になりますが、本当はそれも一つの流れであり、そういう経験を通してゆっくりゆっくりと進化成長するようにつくられております。したがってこれからも同じように目先のことや短い期間で考えるのではなく、長いレベルで考え、そしてゆっくりと自分が進化していく、ゆっくりと悟りに近づいていく、常にその意識だけをしっかりと持って学びを続けるようにしていってください。
Cさん、あなたの魂はかなり先のレベルにも到達できるくらいに輝いてきております。この魂の輝きが増すに従ってあなたの意識レベルが影響を受け少しずつ意識レベルが高いところで感じられるようになってきています。その分だけ普通の人間を見た時に何となくまだ意識レベルが下であるかのような感覚をしたり、自分とは別世界の人間であるかのように感ずることがあるでしょう。それはそれで一つの流れとして正しいですが、いろんな人の心の中の素晴らしいものを常に見る意識が必要とされます。どのように未熟で分かっていない人でも必ずどこかにとても素晴らしい輝きが存在しています。一人ひとりの中の素晴らしいところ、輝かしいところを見つけていく、これがとても大事であり、その人をすべてを下に見るのではなく、明らかに素晴らしいところを確実に見つけ、そしてその高い光と繋がっている、これを行なえるようにしておいてください。これができると高いレベルと繋がった光によりその人自身があなたの光を受け意識が変化していくのです。自分が高いレベルで繋がった人、一人ひとりがあなたの光を受け意識レベルを上げることができるのです。そうやって自分自身の本来のあり方を思い出すようにしていってください。
Dさん、あなたがここで学びを始めてから少し時間が経ってきましたが、まだ自分の心の底ではいろんな葛藤や悩み、まだ納得できないところ、いろんなものが根付いております。こういったエネルギーはただの混乱だけをつくり出し、なかなか自分が前に進めない状態をつくり出していきます。したがってそろそろ自分はどこかでふん切りをつける時期に入ってきます。自分は本当にどこに向かうのか、これまで自分が大事にしていたものを一気に変えていき、本当に新たなる光の中に飛び込んでいくのか、それともまだ実感が分からないとしてこのもやもやの中でずっと過ごし続けるのか、この選択が迫られてきています。このもやもやの中にいると進んだように見えても実際には進んでおらず、ただ頭でそう感じているだけのことになります。しっかりと光の道に進むためにはこのもやもやを一掃させ、自分が心から本気で光の中に進んでいく、こういうことが要求されてくるのです。自分との戦いであり自分の中でもやもやしているものが何であるのか、なぜあなたにもやもやさせようとしているのか、それを自分でしっかりと見つけることができるようにしていってください。
Eさん、あなたの意識レベルはとても変化が大きく、ある時期はかなり光に向かってしっかりと進んだかと思えば、またある時期にはどんどん下に向かってしまい、意識レベルを何とも思わなくなってしまう、このようなムラが所々に存在しています。しかし自分自身の心から見た時には常に自分は成長し、常に自分は上がっているかのように感じているでしょう。自分としては自分の本来の生き方に従い、自分として正しい方向に進んでいる、そう思っていても光から見た時には上がったり下がったりの差がとても大きく感じられているのです。自分が意識レベルを下げている時にそれに気づくことが必要であり、自分がなぜ下に下がっていくのか、それをしっかりと理解する必要があるでしょう。やはりテーマを自分以外の所に向けた時に意識レベルは下がっていき、本当に自分の心だけを見ようとする時に意識レベルは上がっていきます。自分がその時その時どこに意識を向けているのか、自分が意識を向けている対象は何であるのか、それを常に見つけていき、それによって自分がどこに進んでいるのかを知るようにしていってください。
Fさん、あなたの意識レベルはこれまでのいろんな学びによって自分としては自分の中でつくり上げた一つの方向性をつくり上げ、その方向に正しく向かっているように感じていられるでしょう。自分の感じている方向性は自分の中だけの基準であり、それが光から見た場合の方向性であるかどうかは必ずしも言えない状況があります。まず自分が基準としているものが何であるのか、自分が光の方向と思っている基準がどこから来るのか、それをしっかりと理解する必要があります。光の方向性は自分を強くする方向性であり、それは自分を成長させ、自分に進化を与えていきます。自分を強くさせ自分を進化させるためには自分に困難な問題がたくさん訪れることを意味します。したがって楽な道を進んでいくとこの本来の道からそれていき、一見楽しく過ごしているように見えていても進化から離れている場合があります。自分がしっかりとした道を進もうとするのであれば、あえて難しい道を進んでいく、あえて困難な道を進んでいく、そういう勇気が必要となります。自分に強くなること、自分を強くさせること、まずそれを理解していってください。
Gさん、あなたの意識レベルはこれまでよりも着実に上がっていき、自分の心の中では少しずつ整理されてきているでしょう。ただ自分がなぜかまだそんなに分かっていない、そんなに成長していない、そういう感覚が常に自分の周りに近づいています。常に自分がまだ分かっていない、理解できていないという意識があり、それによって分かっていない、理解していないというエネルギーが引き寄せられ、いつまで経っても分かっていない、理解していないという状態になっているのです。分かってない、理解していないという気持ちを持てば持つ程そのエネルギーが引き寄せられ、分からないまま理解できないままになってしまうのです。分かっていない、理解していないというところに意識を向けるのではなく、分かったこと、理解したことに意識を向けてください。今日は何を理解した、今日は何を勉強した、今日はどこまで進んだ、常に分かったこと、理解したことに意識を向けるのです。そうすると分かったこと、理解したことが光となりエネルギーとなって自分の体に入り込み、それによって分かった、理解したというエネルギーがさらに自分に近づいてきます。自分が分かっている、自分は知っている、その意識レベルに到達するまで常に分かっている、知っているというエネルギーを引き寄せる意識構造を身に付けてください。
Hさん、あなたの意識レベルは社会でのいろんなかかわりと、このスピリチュアルな学びとの側面で、毎日いろんな意識レベルで過ごしております。これはとても良い学びであり、あなたはとても理想的な学びの環境にあることを理解しておいてください。会社というビジネスのルールの中でこのスピリチュアルな学びをどう生かすか、これはとても大事なテーマであり、またまさしくあなたにとって求められている資質になります。本来ビジネスの社会において正しいスピリチュアルなエネルギーを降ろしていけば、ビジネスがとても素晴らしい良い光で包まれていきます。ビジネスの本質が何であるのか、残念ながら経営形態や経済システムにおいて、ビジネスは商品を通して金銭を受け取り利益を獲得する、これが本質的なテーマになっています。できるだけ多くの利益を獲得する、そのためにはいろんな手を尽くして金銭が多く残るようにシステムをつくり上げていく、これによって経済システムがつくられますが流通の流れがどうしても不安定になり、正しいエネルギー交換には進んでいきません。正しいエネルギー交換をすればするほど利益は減っていくからです。利益を上げようとするとエネルギー交換が正しくなくなり、正しくないエネルギー交換の中から少しでも利益を得ようとするのです。企業において正しい光を使うといのうはとても難しいでしょう。その中で唯一できるのはあくまでも相手に対する良い思い、愛を込め光を込め、常に相手と良い関係をつくり上げていく、特に金銭を支払う人、その人に良い光、良い思いを持って接すると金銭は良い光に変換され企業の中でその光が動いていきます。光を入れた金銭により企業システムが変化していき、光の伴ったシステムへと変化するでしょう。そういう意味において物質的なエネルギー交換ではなく光の世界で見たエネルギー交換を大事にして、それによって企業そのものを変えていく、あるいは接する人いろんな人とも光を入れることにより意識レベルを変化させていく、そういうやり方でビジネスの世界にスピリチュアルなエネルギーをうまく動かせるように練習をしてみてください。
Iさんの意識レベルにおいて、意識レベルが自分ではなかなか思ったほど高まっていないと感じているかもしれません。意識レベルを上げるのは確かに難しく自分ではっきりと理解できるわけではありません。自分が何を基準にして日常生活を過ごしていくのか、自分の心を高めよう、自分の意識レベルを高めていこうという気持ちが常にあれば自分に対して厳しく、自分をしっかりと波動を高い方向へと導いていけるでしょう。それだけで意識レベルは確実に高まっていき常に自分は意識レベルを高める方向へと現実が動いていきます。そうすると自分の現実の中には意識レベルを落とそうとする現実があちこちに目に見えてきます。意識レベルを下げようとする現実がやってきた時自分がそこに意識を向けると自分の意識レベルが下がっていきます。意識レベルを下げようとする現実がやってきたとしても、自分はそれにまったく関与せず、まったく心も動かず、さらに意識レベルを高めることだけを考えていく、そうすれば自分の意識レベルは高まっていきます。自分の意識レベルが高まればまたさらに意識レベルを下げようとする強いエネルギーが流れてきます。それでもそこに意識を向けることなくまた自分の意識レベルを高めようとすると、もっと強いエネルギーが下に降ろそうとしてやってきます。常にこうやって自分の意識レベルが上がれば上がる程、下げようとするエネルギーが強くやってきます。しかしそれに意識を向けると自分の意識レベルが下がっていきます。したがって周りがすべて意識レベルが下がっているかのように感じられた時は、むしろ自分の意識レベルが上がっている時だと理解しておいてください。そうやって自分がどうやって意識レベルを上げていくのか、どこまで上がったのか自分で自分を理解できるようにしていってください。
今日は皆さん方の話すことやテーマの決め方、意識レベルやモラルについてお話をしてみました。皆さん方日本人はこういった意識レベルやモラル、光についてとても重要な役割を持っており、それらを高めることが要求されているのです。しかしだからといって他の人にそれを要求したり、他の人に指図するわけでありません。自分で自分の心を高めていく、自分で自分の心を道徳や美徳で埋めていく、常にそうやって自分との戦いであることを理解するようにしておいてください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
