2012/3/5 月曜交流会
分離によって統合の力が動く
①和による統合を実現すること
私は人の心の中で進化を眺めている存在と思ってください。心の中で人の進化を眺めている、通称皆さん方は神と呼んでおります。しかし神という言葉には多くの概念や先入観、あるいは間違った定義がなされているために、今日はこの言葉を使いません。心の中で進化を見届けている存在です。
今、私はこの肉体の中に意識を降ろし、そして言語化して言葉を伝えております。このようなことはほとんどすることはなく、またする必要もありませんでした。今日はこういう機会が得られているという非常に珍しい場であり、めったにない機会を有効に使おうとしてここで登場してきました。
人間は頭で考え、行動し、自分の人生というものを感じていきます。一人ひとりの異なる人生があり、他の人の人生と自分の人生を比べていきます。他の人は楽しそうに幸せそうに歩んでいるのに、なぜ私の人生は辛いのだろう、なぜ幸せにならないのだろう、こういう意識をつくる人がおります。
そう思えば、他の人がとても哀れでかわいそうになる、自分はこれだけ満足して充実して生きているのになぜ他の人は不平不満ばかり言うのだろう、このようにとらえる人もおります。人それぞれ自分の人生をいろんな形でつくり上げていきます。人生というものは決まっているのか、決まっていないのか、多くの人が強い興味を持っております。
しかしこれを一言で述べることはほとんどできません。決まっていると解釈することもできるし、つくるものだと解釈することもできます。どのようにでも解釈はできます。ただ言えることは決まっていると解釈しそれを信じている人にはそのような決まった人生を歩むことになります。決まっていないと信じ自分でつくっていくと信じている人は自分で人生をつくることができます。
その人自身が心の奥底で本当に何を信じているのだろうか、本当に信じているものが何であるのか、それに強く影響を受けていきます。人が幸せだと感じている人、自分が不幸で多くの人が幸せである、そう感じている人はそういう人生をつくり上げていきます。自分が豊かで他の人が惨めでかわいそう、それを信じている人はそのような人生を歩んでいきます。
心の奥底でつくられたその人の本当のところ、そこがその人の本当の自分の場所になります。多くの人はこの自分の本当の場所になかなか気付いておりません。目に見える現象、人生を楽しんでいる自分と思っているところに意識が向き、いろいろの流れを体験していきます。この流れを体験するために五感がつくられ、脳で処理して生きているという体験を重ねていきます。
しかし心の奥底で何かを信じ、そこでしっかりと定着している本来の自分はそういった現象の一つひとつに惑わされることなく、そこで明確に存在し続けています。ただこの心の奥底の自分はどこかで自分は何もできないとか、自分は偉いのだとか、自分はこれができるとか、何かを確実に身に付けております。
いわゆる根拠のない自信をつくり上げたり、明確ではない自分の思いをつくり上げていきます。この本当の自分と呼ばれているところは人間としての基本的なところをまだ完全にはマスターしていないために、所々に人間として不完全なところがあります。その不完全さを修正し完全なるものにしようとして体験を進めていきます。
したがってこの本質的なるものが完全なる自分に進化すれば、自分は人生というものを必要とはしなくなるかもしれません。この不完全である本当の自分と呼ばれているもの、この本当の自分がだんだん理解されてくると自分の中でこの本当の自分が少しずつ力を表に出してきます。
それまでは現実との接点のところで人と接したり、現実と接している部分を自分と感じており、その裏に隠れている不完全なる本当の自分には意識することができませんでした。しかしこの不完全なる自分というものに意識が向き、これこそが自分の本来のところで今完全なる自分に向けてさらなる道を歩いている、これに気が付いてくると不完全なる自分でありながらどっしりとしてそこに存在し、そして現実を体験している表面的な自分が一つひとつの現象でいろんなやり取りをしているということが理解されるようになっていきます。
この不完全なる自分、この部分を皆さん方は魂と呼ぶこともあるでしょう。本来の自分と呼ぶこともあるでしょう。いずれにしても自分の奥底で何かを信じ、何かの理解できないパワーを持ち、何かを確実に見抜き、知り通している自分がいます。皆さん方がこの自分にまず気が付き、いかにそこに繋がるか、これが理解でき自分の本来のところに目を向けるようになってくると、本来のところにさらなる多くのものが見えてきて、目に見える物質的な現象はすべて本来の所の内面からつくり出されているということに気が付いてきます。
本来内面にあるものが現象として外側に現れてきている、これが分かってくると現象として体験しているところに意識を向けるのではなく、内面にあるもっと本質的なところに目を向けるように変化していきます。内面にあるところに自分が克服すべきテーマ、解決すべきもの、あるいは不完全な自分から完全な自分になるのに必要なもの、そういうものが明らかに感じられてきます。
そして多様な側面がそこで見つけ出され一つひとつの側面を解決して、完全なる自分に向かうことが分かっていきます。この内面に目を向け、自分の行なうべきことが分かってくると必要なエネルギーを自分で見つけ、自分で動かし、そしてこの現実と呼ばれるところに持ってくることができるようになります。
そうすればこの現実と思われている現象が決まった運命ではなく、自分で必要なものを必要な時に現象化させることができるというのが理解されてきます。多くの人はこの現実は他の人の影響でつくられており、自分一人が頑張っても何も変わらない、私はちゃんとやっているのにあの人が全部壊していく、こっちは一生懸命ルールでやっているのにあの人はルールを守らない、このように多くの人は現実を感じていきます。
しかし内面の世界では何が行なわれているか。内面の世界では自分の持っている波動のさまざまな特徴として他を嫌う、他の波動をある程度壊してしまう、あるいは分離させてしまう、このような宇宙から見て破壊的な波動を持っていたとします、このような破壊的な波動を持っていると、それは当然自分の世界を破壊させていきます。
この破壊的な波動を平和的に、融合できるような波動へと変化させるために何らかの仕組みが必要となります。自分と他人を分離させるという波動があった時、これを自分と他人が融合するという波動に変化させたい、そういう思いが沸き起こってきます。そしてその思いが強くなると自分と他人を分離させるという波動を少しずつつくり上げていき、これを表に出して、これを物質世界で体験することにより、自分と他人を融合させるという反対の波動に変換させる仕組みをつくり上げていきます。
本来は分離させるという波動でありながら、実際にはこれを人間の破壊的なエネルギーを使って分離という現象をつくり上げていくと、この分離するという波動は究極を見ていくと、統合するという波動の裏返しになっており、物質世界は反転させる裏返しの能力を身に付けているのです。
基本的に人間はいろんな意味で分離を行ないながら統合に向かっていきます。一人ひとりが自分の個性に従い、自分の本来の流れに従い、一人ひとりがどんどん分離していく、一緒にやっていたものがだんだん個別化していき一人ひとりが別々になる、このような動きを見せていきます。
しかし一人ひとりが本当に分離し完全にバラバラになると、バラバラになった個々のものが完全なる元素のような状態になり、これが自由に集まって新しいものをつくり上げていくのです。分離するということにより分離したもの同士が引き合う引力のようなものがつくられていき、この引力のようなものがお互いに引き合って結果的に融合するエネルギーをつくり上げていくのです。
おそらく皆さん方ももし誰かを嫌い、分離させたとしても何か気になったり、嫌なところばかりが自分に思い出されてくる、分離しても何か悪い影響が自分に及んでくる、このような意識を持つものと思われます。分離するとそこには逆に引き合う力がつくられていき、完全に元には戻れないけれども何かが引き寄せるという働きが行なわれていくのです。
そしてこの引力のような力がだんだんお互いに引き合って新しい融合をつくり上げていきます。このようにして内面にあった分離するという波動をうまく現象化で使いながら新たなる融合、新たなる統合へとつくり上げることができます。今の皆さん方の密度の世界においては分離の力がとても強いために、分離から融合に向かうということがスムーズには進んでいきません。
どうしても分離のパワーが強く大きなものを破壊させていく、強い絆を破壊させていく、重要なものを破壊させていく、まだこういう場の世界におります。これは皆さん方の意識がこの場を選んでつくられた現象であり、この世界を否定することはできません。この世界を体験している多くの意識がどこかの段階でこの分離の波動を十分に終えていき、もうこれ以上の分離は望まない、もうこれ以上分離という学びを体験しない、こういう意識に変化していくでしょう。
そうすると自分の内面の本来の自分が分離という体験を選ぶことがなくなり、現象的に統合する、融合するという現象を選ぶように変化していきます。統合、融合に向かうためにはある程度分離の波動を身に付けている必要があります。まったく分離の体験をしていないものが統合を次々と体験するということはできません。
逆に分離をたくさん体験した人ほど統合も、それと同じくらい行なうことができます。平和主義、愛のような人、こういう人でいかにも統合だけ、融合だけを演じている人もいるでしょう。しかし本当に心の中に分離がまったくつくられていないかどうか。実際にどのような愛に満ちた人であったとしてもやはり至るところに分離の波動は持っております。
分離といってもすべてが否定的な現象とはいえません。正しいものと間違っているものを分離させる、光と光でないものを分離させる、このような分離もあるために正しい愛を実践するために、正しいものと正しくないものを分離させるという波動は必要となります。それ故本当に正しきもの、愛のあるものであるからといって分離の波動がまったくないとはいえないのです。
今皆さん方の意識の中でこの日本という国についての思いがありました。この一年で日本人の意識がどの程度変化したか、日本人という意識で見た時、大きな地震と津波によって分離も大きく起こりました。いろんな面における分離が起こり、そしてそれは次元のレベルでも亀裂が生じていきました。それによって日本の進むべき道も若干変更され、日本人自身の流れが微妙に変化を起こしていきました。
しかしそれが十分な変化になったかどうか、それを考えるとまだまだ明確にはいえない段階にあります。本来日本の人々に要求されている資質は、明らかに統合に向けた意識であり、世界の人々が一つになる、多くの人類が一つになる、そのためのパワーを日本人は身に付けております。
宗教や国、文化や伝統にこだわらずいろんな人を統合するパワーが日本人にあります。人種や国、言語、そういったものにこだわらず、いろんな人間を一つにするパワーがあるのです。そこに刺激を与えるためにいろんな現象が起こり、いろんな人々と交流する現象をつくり上げてきました。
しかしなかなかこれがうまく進まず、多くの国々が日本のパワーによって一つになるという状況には至りませんでした。日本人の中に和を求めるよりは自分の利益を求める、個人の欲を優先する、こういう人間が数多く存在し、また社会において力を持っているのです。決定権のある人、権力やパワーのある人、こういう人で欲を持っている人が非常に多いために、結局は融合ではなく分離の波動が出てしまい、それによって日本が統合に向かうというパワーに変換できなかった状態になります。
この日本人の中で個人的な欲や願望、いろんな欲によって自分だけを分離させようとしているものがいると、そのパワーが多くの人々に影響を与え、次々と他の人をおかしくさせていきます。融合に向かうためには自分を捨てることが必要であり、自分よりも多くの人を優先させる、この意識が必要となります。
今の日本の人々の中で自分よりも他を優先するという人が減ってきております。統合に向かおうとしても統合に向かうパワーが弱くなっています。これからの日本の人々に求めるものは、そろそろ分離から統合へと意識を変えないと日本そのものがかなりダメージを受ける状態になっていきます。
日本人自身がこの日本を破壊させてしまうのです。日本人自らの破壊的な想念によって日本そのものが破壊されてしまうでしょう。日本が破壊すると地球を一つにまとめる民族がいなくなります。この地球を一つにまとめる、和をもって融合させる、こういうパワーがなくなっていき、地球はさらなる分離へバラバラな地球へと進んでいくでしょう。
バラバラな地球へ進んだ場合は、およそ想像もつかないくらいの破壊的な現実が押し寄せてきます。それは誰も望んでいない現実といえます。それを阻止するためには統合するというパワー、世界が一つになるパワー、これがぜひとも必要なのです。日本の人々が統合への意識をしっかりとつくり、どの民族も、どの国々も、どの人種や宗教であろうとも認め合い、許し合い、お互いに理解し合って社会をつくり上げていく、これが本当に望まれていきます。
自分たちから社会を一つにしよう、地球を一つにしようという意志がないものは統合を行なうことはできません。まずは自分の心の中に地球を一つにしよう、人類は皆一つである、すべては皆仲間である、こういう意識を身に付けることから始まり、それによって統合へのパワーが目覚めていきます。
まず皆さん方に日本人のパワーとして隠れているこの一つにしようとするパワー、統合に進もうとするパワー、このパワーをぜひしっかりと目覚めさせ、日常生活でも使えるようにしていこうと思います。まず皆さん方一人ひとり自分の心をよく感じてもらいます。自分と他人を分離させる言葉、自分の取った言動、まずこれを思い出してみてください。
つい他人を非難した、他人と自分を分離させてしまった、そういうことを思い出していきます。どのような人であろうとも本来はすべて自分と同じであり、また自分であり、自分そのものなのです。すべては大いなる始まりから分かれて出てきた現象に過ぎませんが、本来の自分はすべて同じであり、最終的にはすべてが全部自分であり、自分しかいないということに辿り着いていきます。
自分と他人を分離させている意識を取り除いていき、すべてが自分である、他人と思っているのは幻想であり、自分の写しである、そう心で信じ、すべての自分を愛し、自分のものとして統合していきます。すべてが自分である、自分との統合に向かいいずれは全部自分と一つになる、それを心の奥で信じています。皆さん方に日本人が大和と呼んでいる和のエネルギーを流します。統合に向かいこのエネルギーをしっかりと使ってください。
②一人でも心を輝かせること
私はククリ姫と呼ばれている存在です。日本の人々にはククリ姫と呼ばれていますが、他の宇宙や星々ではまったく別の名前で呼ばれています。日本の人々に呼ばれていますが、他の星々や天体でも私は活動しており、必ずしも日本のための存在ではありません。ただこの宇宙においてはこの宇宙の秩序をしっかりとまとめ上げ、さらなる秩序へと進化させる役割を持っております。
その一環としてこの地球に根を降ろした時、この地球における波動があまりにも混沌としており、到底秩序には向かいそうもない状態にありました。その時に私をはじめ多くの仲間たちとこの地球にやってきて、根の国から根本的につくり変える作業を行なっていきました。その時に一緒にやってきた仲間たちが今でもこの地球で活動を続けております。
ただ私自身は、今はこの日本にはあまり関係せず、むしろ新しい地球においての仕組みを完成させるように活動を進めております。したがって今のこの地球に意識を向けることはあまりありませんでした。今私の進めている新しい地球での活動では、数多くの問題が残っており、新しい人間をうまく流れに乗せるために克服すべき課題がたくさん残っております。
そしてそのいくつかは今の皆さん方の地球人類の意識に関係しています。そのため皆さん方にお話をすることにより少しでも新しい地球での変化にうまく合うことができればと思い話をしようと思います。この地球の人々は完全に騙されており、眠らされており、封印されております。
まったく何も気付いておらず、真実とは何であるかすらも知らず、まったくの闇の中でお互いを罵倒し合い、殴り合い、足の引っ張り合いしております。元々何も見えない闇の中での混乱であり、何が混乱なのかすらも気付いていないのです。なぜ地球がこのような状態になったのか、皆さん方の心の奥底でそれを望んでいたといえるでしょう。
今地球にいる人々の一人ひとりの心の奥底に、どこかで闇の中でずっと生活しているという意識を持ったのです。どのようにしてそのような意識になったのかは一人ひとり違うでしょう。多くの人は騙されてそれを信じてしまった、また、少しずつ少しずつ騙されていき、気が付いた時には元に戻れなくなってしまった、また他の人を騙すつもりで活動していたのがいつの間にか自分が騙されてしまった、いろんな人がおります。
いずれにしても結果的に自分が騙された世界に入ってしまったのです。この騙された世界に気付くのは到底難しいでしょう。すべてが騙されており、すべてが嘘であり、すべてが幻であります。現象と呼んでいるもの、真実はどこにもありません。ただの現象です。真実を手にしたければ自分の中に戻り、本当の自分を見つけるしか真実は手にすることができません。
自分の外側に真実を見つけることは難しいでしょう。自分の中に入り、自分の本当のところに出会わなければ真実を手にすることはできないでしょう。しかし今の多くの人は自分の中に入ることができないように教育されております。すべてが外側にあるように教え込まれ、外にしか意識が向かないように育ってきたのです。自分の中に目を向けるという意味が分からないのです。
それ故多くの人は真実に目を向けることができなくなっているのです。自分の中に目を向ける、自分一人になって自分の中に意識を向け、自分は本当は何をしたいのだろう、自分は何を求めているのだろう、自分は何をするのが喜びなのだろう、それを一つひとつ見ていきます。お金が欲しい、しかしお金というのは外部でつくられた幻想のものです。真実の心の中にはお金というものはありません。
したがってお金を求めるというのは真実ではない思いであり、それは本当のものではありません。本当の思いとは何なのだろう、外部の世界を前提にした意識では本当の思いをつくることはできません。外部に見える世界がどのようであったとしても内面にはまったく影響を受けないもの、どれだけ自分が貧しく、豊かに暮らすことができず、頼るものも何もない、外部の世界においては何一つ明るいものはない、それでも真実の世界では光がしっかりと存在し、希望があり、勇気があり、愛と光に満ちている、こういう人間は可能なのです。
可能というよりも皆さん方にそれが要求されているのです。暗闇の中でどうしようもなくお互いに足を引っ張っている者同士が内面に気が付き、自分の真実の内面に目を向け、そして光輝いて生きようとする、これこそが真実の生き方になります。現実に左右されず心から光輝く生き方を進めていく、そうすると光を発する者同士がお互いに気が付き、お互いにより良く目覚め、それによって人間関係が明るくなります。
自分一人ではいくら心の中で輝いていても周りは明るくはなりません。しかし心が輝いている者同士が近付いてくると周りが明るく見えてくるのです。こうやって外側の世界に光を見出すことができます。光を見出すためには自分一人ではなく他の人と内面が光っている人といることにより、外側の世界が光輝く、これが分かってくると内面の世界が広がっている者同士を集めるようになり、いつの間にか光のある者同士が集まってきて、しかも外部の世界が光輝いてくるのです。
こうやって暗闇の中で足を引っ張り合っていた人々が明るい現実に目覚め、お互いを生かし合う、光を与え合うという生活へと変化していきます。今このような内面の光っている人間が必要とされており、こういう人がいっぱい増えることにより新しい地球での状況がとても良く改善されるのです。
今の状況では内面が光っているという人間が一人ぼっちであり、次々と潰されていき、光が出ない状態にされております。光のある者同士がお互いに協力し合うこと、相手を罵ったり、足を引っ張るのではなく、お互いの光をうまく使って光を出して乗り切っていく、ぜひこれを身に付けていただきたいのです。
そしてこれを身に付けたものは新しい地球へと道が開けていくでしょう。新しい地球へ来る人を今は募集しており、探しており、つくろうとしているのです。ぜひ皆さん方も自分の心を輝かせ、ぜひ光ある者同士が集まり、新たなる地球へ進んでこられるのを望んでおります。
③すべての人に有効な情報はない
私たちはハイアラーキーのメンバーとしてお話をします。今この地球には多種多様な次元世界からの繋がりが出来上がってきて、いろんな世界からの情報がもたらされるようになってきています。しかしそれらの情報はそれぞれが特殊な次元世界からの情報であるために、すべての人に有効とかすべての人類に必要とは限りません。必要な人にだけメッセージが届き、必要な人にだけパワー、エネルギーが与えられるように仕組まれております。
すべての情報をすべて自分で手にし、すべてを理解して学んでいこうとする勉強家がおりますが、すべての情報を集めても真実は手にすることはできません。むしろ自分に必要な情報だけをうまく見つけ、自分の真理を見つけ、自分が光輝いていく、これが一番望まれる学び方になります。何でもかんでもすべてを手にするというのは、それは光の学びではありません。自分に必要なもの、自分にとって一番良いもの、それをしっかりと見抜き、そして光を広げていく、こうやって光を身につけていってください。
それではアドバイスをしていきます。
Aさん、あなたの今の学びの中で自分という波動についてとても重要な部分がまだ隠れております。あなたがこれまで身に付け学んできた波動のほかに、もう一つ輝かせる波動があるのです。その波動がなかなか前に進まないために、結果的に全体的にうまく進まない状態になっております。もう一つの輝かせる波動は自分の隠れている能力を表に出す時に、自分自身が身に付けてきたものをしっかりと活用し、それをうまく使い分けることによって、もう一つの新しい能力が目覚めていくのです。今まで自分が身に付けてきたものを総合的にうまく組み合わせ、新しい能力が目覚めることを工夫してみる必要があります。自分が手にしたもの、身に付けたもの、それをすべて整理してうまくそれを使いこなし、新しい見方、新しいやり方で使っていくとこれまで身に付けることのできなかったものが目覚めるのです。そしてそれはこれまで身に付けてきたものとはまったく違う種類の波動であり、これまでのやり方や意識、考え方だとなかなかそこには入っていきません。これまでのツールを全部使いながらも結果的にまったく異なる新しい能力を身に付けていく、そのためにも今まで身に付けてきたものをすべて整理し直し、そして組み変えして新しい目覚めとして使えるようにしてみてください。
Bさん、あなたのこれからの流れの中で今自分が本質的にしなければならないこと、完全にマスターしなければならないことがまだずっと残っております。このマスターしなければならないことは残念ながら黙っていると気付かず、何もしないと分からないまま人生が過ぎていきます。したがってある程度自分で意識して自分で見つけ、努力することによってマスターできる類になります。そしてそれは自分が本当にやりたかったこと、本当にしたかったことであり、本当にしたかったことでありながらただそれだけでずっと置いてきたもの、したかったという思いを持ちながら何もしないで置いてきたもの、それがあなたのマスターすべきことです。ぜひそれに取り組んで完全に自分のものにできる、それをしっかりと行なえるようにしていってください。
Cさん、あなたの現実の状況で、自分に意識を向け本当に自分が変化しようとしている瞬間と、現実に流されていき自分を見失いただ周りの流れだけで進んでいる自分があります。自分に戻り何とかしようとしている自分と、流されていき何もできないで終わってしまう自分、これを整理するために流されている時でも自分は流されているという意識をしっかり持つことです。その中で流されていることを当たり前として過ごしていくと、それがそのまま強い力を身に付けていきます。流されているということに目覚め意識し、どこかで流れを止める機会を伺う、流れから出る機会を見つける、常にそういう意識を持つことが必要です。そして自分に意識を向け自分の生き方を見つけた時、そこで本当に強い自分になる、自分の目指している自分の生き方をする、それが確立できると、どのような場においても自分を見失うことはなくなり、本来の自分の生き方で生きられるようになっていきます。ぜひどのような状態であったとしても常に自分が分かるようにする、飲み込まれないようにする、それを身に付けておいてください。
Dさん、現実の流れの中でどこまでが自分のエネルギーでどこまでが他人のエネルギーなのか、そう思うことが頻繁にあるようです。確かに自分のエネルギーと他人のエネルギー、それを気にする気持ちはよく分かります。しかし本来すべてが自分であり、自分も他人も分離しておらず、ある意味ではすべてが自分のエネルギーなのです。どこまでが自分のエネルギーでどこまでが他人のエネルギーという意識がある限り、自分と他人が存在していき、常に他人のエネルギーが自分に押し寄せてくるように現実がつくられていきます。他人という意識がある限り他人のエネルギーに影響を受けてしまうのです。自分と他人の区別をどこで引くか、エネルギーだけではなく存在やすべてにおいて本当に自分と他人は一つなのだ、これに気が付くと他人のエネルギーで自分がおかしくなるとか、自分と他人が別であるということがどんどんなくなっていきます。ぜひここを超越して自分の世界を大きく広げるようにしていってください。
それではここまでにいたします、ありがとうございました。