2012/2/13 月例セミナー
生命同士が奏でる素晴らしい光の世界
①地球人に秘められた宇宙の神秘
私たちは光の世界からお話をいたします。光の世界というのは皆さん方の言葉でいえば天国とか天界、素晴らしいユートピアのような世界として感じてもらえることと思われます。この光の世界は生命が光っており、一つひとつの生命が自らの生命波動を光として放出しております。
皆さん方の世界は光を反射させ物質として見える色を楽しんで世界をつくっていきます。しかし光の世界は一つひとつの生命が光を放っており、その光を楽しんでおります。この光の世界は人間だけではなく数多くの生命が存在し、それぞれの生命がいろんな形で世界をつくり上げていきます。
皆さん方の世界は人間は人間で社会をつくり、他の生命とは明確な領域をつくり分けて生存しております。光の世界では生命を分けるということはせずに、いろんな生命が同時に共存して生活をしております。人間だからといって人間だけに都合の良い社会をつくるということはなく、そこに存在しているすべての生命が、それぞれが自分の生命波動を十分に発揮できるようにつくられていきます。
人間の出す光の波動はいろんな生命の波動の中でも特に特徴があるために、人間が他の生命に対して強い責任を伴っております。どのような弱い生命であっても、どのような未熟な生命であっても、人間はその生命を傷付けたり、生命に危害を加えることは一切許されておりません。どのような生命であってもそれを生かすことを考えていきます。
私たちが生存しているこの光の世界においては、人間ということを中心に考える発想が身に付いておりません。皆さん方は人間の社会を中心にして国をつくったり、ルールをつくったり、また経済システムをつくり上げております。私たちの世界においてそのような人間のつくり上げたシステムはまったく存在しておりません。
人間にしか通用しないシステムはこの世界には存在できないのです。基本的にその領域に存在しているすべての生命に有効なシステムをつくらない限り意味がないシステムになります。私たちのこの光の領域において有効なシステムは、どのような生命であっても生きる権利があること、その権利を尊重しお互いに生かすこと、これをまず基本にしていきます。それが地球の生命であろうが地球外の生命であろうが区別することはまったくありません。
したがって他の世界からやってきた生命であったとしても、太古の昔から地球に生存している生命であったとしても、区別をするという発想がまったくありません。今の皆さん方の世界のように地球人とか宇宙人とか地球外生命とかいう発想や言葉が存在しておりません。そのような分類をするという考え方そのものがありません。
したがって私たちの世界において地球の人がどれだけいて、宇宙人がどれだけいるかという質問に対してもまったく答えることができない意識になっております。また同じように日本人がどれだけいて、外国人がどれだけいるかという質問もまったく無意味であり、そのような分類がまったく存在しておりません。
すべては生命の大きな枠の中で認識されており、比較や区別、分類といったことがほとんどないのです。しかし皆さん方にある程度理解をしてもらうために、皆さん方の意識に合わせてある程度話しをしていこうと思います。私たちのこの光の世界は生命の光によって維持されており、それぞれの生命が素晴らしい輝きを現しております。
その生命の光を観察し、それをうまく使うことによって生命の特徴が理解され、さらに素晴らしい生命を見出したり、進化成長させることができる、そういうところに意識を向け、それぞれの生命をさらなる輝きのある生命にもっていくためには、どのような協力ができるのか、他の生命のために自分は何を成しうるか、それぞれがそのようなことを考えております。
自分のところに近づいてくる生命がいれば、その生命と自分との間に必ず何らかの意味があり、お互いに生命波動を高めることができる、それを暗黙のうちに理解しております。したがって何らかの生命が近付いてきた時、自分はその生命のためにどういうことができるのか、またその生命と何らかの働きをすることによって自分の生命波動がどこまで上がっていくのか、そういうような意識でお互いの関係をつくり上げていきます。
これまでいろんな生命とお互いに共存し関係し合いながら見つけてきた考えとして、生命の出会いやお互いの生命が何らかの関係を持つ場合でも、さらなる大いなる生命の意志があり、大いなる意志が生命同士を引き合わせたということ、したがって出会いの一つひとつに大きな意味があり、必ず波動を高める仕組みが裏に隠されているということ、出会った生命同士がそれを理解し、お互いに何を奉仕できるか、それを見つけ、学ぼうとすることによりそれまで自分でも気付かなかった自分自身の新たなる波動や相手の生命との共存によって新しく生み出される生命の波動、いろんなものが見つかっていきます。
自分について解明できなかったことが解明できるようになったり、自分ですらもまったく気付かなかったところが理解されたりしていきます。したがって生命はお互いに出会うことを楽しみとしており、どのような生命が自分に近づいてくるのか、自分はどのような生命に向かって歩いていくのか、こういったことにとても強い興味を持っているのです。
これまでいろんな生命とのかかわりで見つかったことに興味深いものがたくさんあります。この地球上のDNAを保持してこの世界にやってきたものが、他の世界のDNAの持ち主と出会ってとても素晴らしい光を放出し、とても素晴らしい光のファンタジーをつくることに成功した人がおります。
この人は本来地球上のDNAを維持していながらも地球上のDNAに隠されていた秘密がそこに入っており、隠されていたものを他の生命を使うことによって引き出すことに成功しました。そこから分かってきたことですが、地球上のDNAを保持しているものは、必ず一人ひとりまだ活性化されていない素晴らしい能力を秘めております。
それは光の世界に来た時に何らかの生命活動によって目覚め活性化されていくことになるでしょう。今の地球上の肉体のDNAとしてはほとんど目覚めるのが難しい状態ですが、光の世界に来ていろんな生命との働きによって目覚め、新しい能力が動き出していくのです。
これまで地球上のDNAを保持しながら光の世界で目覚めさせた新しい能力として、ある人はいわゆる誰もが認識しているテレパシーや物質移動、瞬間移動、そして空を飛んだり、一瞬にして他の場所へと移動する、こういったことはすべて肉体のDNAの中に保持されており、それはそれぞれのタイミングによって目覚めていくでしょう。
そしてそれ以外の能力として身に付いているものがあり、中には男性でありながらも子供をつくることができたり、女性でありながらも子供をつくらせることができるという能力を活性化させた人もおります。また、同時に複数の領域に自分自身をつくり出し、肉体的に複数の領域において同時に体験するという状態を身に付けた人もおります。
また自分自身のすべての過去の記憶を明確に思い出し、自分自身のこれまで体験してきたいろんな領域に瞬時に意識を向けることができる、いろんな領域において自分の体験を明確に現実であるかのように再現させることができる、そういう能力を持った人もおります。地球の人間のDNAはとても重要なDNAの構造を持っており、この宇宙のあらゆる領域において秘密とされていた能力がすべて凝縮されております。
他のそれぞれの宇宙の世界において絶滅寸前だったもの、もうほとんど子孫が現れなく、そのある一時点で人類が滅亡してしまうもの、そういうものたちのDNAがこの地球人のDNAの中に隠されております。したがっていずれ光の世界に行き、そのDNAを目覚めさせた時、他の宇宙の領域において絶滅したと思われていた人間のDNAや、もはや存在していないと思われていた人間の部分が復活させたりすることができるのです。
この地球の人々のDNAには宇宙の神秘がたくさん隠されているために、とても興味を持って地球にやってくる宇宙の人々がたくさんいるのです。そして失われてしまった人類のものたちは自分たちの重要なDNAをこの地球の人々に託しており、地球の人々が素晴らしいDNAを活性化させ、この宇宙において達成することができなかった秘密を解き明かしたり、ある隠されていた秘密を地球の人々が解き明かしたりすることができるようになっていくのです。
まだ今の地球の人々の意識レベルではそこに到達するのはとても難しいですが、この光の世界に来る地球の人々が増えてきて、それぞれ隠されていたDNAを活性化させ、目覚めさせることができるようになると、その新しい能力によってこの地球は一大変化を起こしていきます。
今でこそ皆さん方の世界の地球は闇のようにとても束縛された光がない世界のように現れておりますが、目覚めたDNAの人々が増えてくると、そこに隠されている秘密を解き明かし、この闇を光に変えていくことが可能になっていきます。そのためにもまず今のこの時点においてごくわずかな人であっても、新しい光の世界に来る人が現れると、その人の目覚めによって新たなる能力が動き出し、地球を変えることができる、こういうことが十分に期待されているのです。
どのような人にも地球を変えるくらいの秘密の能力が隠されております。したがって、場合によってはわずか数人の人の目覚めによって地球がまったく変わってしまうくらいの大きな働きをなすことも可能となるのです。今のこのアセンションという時期においてどれだけの人が新しい世界に移行できるのか、アセンションできるのかという疑問が皆さんの中では何度も起こることでしょう。
たくさんの人がアセンションできるのであれば自分は安心する、ほんのわずかな人しかアセンションできないと聞くと自分はがっかりしてしまう、こういう意識の人がたくさんおります。今私たちが考えているのはアセンションできる人の数ではなく、地球を救うくらいの能力を持った人がどれだけアセンションして来れるのか、そこに一番の興味があります。
仮にアセンションする人が多かったとしても、自分の能力をまったく目覚めさせることができず、ただ言うなりに従ってアセンションしてきた、こういう人は実際には地球には何も貢献できないことになってしまいます。それよりもいろんなことに興味を持ち、いろんなことを目覚めさせたり身に付けたりして新しいことにチャレンジしてみる、こういう人たちは自分自身の隠されたDNAにも興味を持って目覚めさせることができるでしょう。
自分の隠された能力を目覚めさせることにより地球が本当に救われていくのです。ぜひ皆さんもそれをよく理解して、すべての人がその権利を手にしていること、どのような人でも自分の隠されたDNAに興味を持ち活性化させると、この地球を根本から変えるくらいの働きをすることができる、それを本当に理解していただきたいと思います。
②生命の喜びを学ぶ
私たちは光の領域からお話をいたします。皆さん方は五次元というテーマで学びにやってきました。私たちの世界は五次元という波動の中で比較的人間の意識に近い領域で生存をしておりますり。そのためにできるだけ人間の意識に働き掛けやすい話題を選ぶことができます。
しかし本来この五次元という世界においては人間の意識だけではなく、さまざまな意識形態が生存しております。人間以外の意識形態に繋がることは簡単ではありません。皆さん方がこの世界に来たとしても、おそらく人間の意識以外に繋がることは極めて難しいと思われます。
したがって初めのうちは五次元世界に来たとしても、人間的な意識のものたちしか見ることはできないでしょう。だんだん人間以外の意識構造に繋がりをつくり、意識を広げていくとさまざまな意識構造がこの世界で見つかっていき、この世界が本当はどうなっているのか、人間はどういう意識構造なのかが分かるようになっていきます。
五次元の世界での学びはそこから始まっていきます。今の皆さん方は人間という意識を学んでいる最中と言えます。人間とは何なのか、人間の社会、人間としての生き方はどうなのか、それを主に学んでいる最中といえるでしょう。そして私たちの世界にやってきた時、人間という意識形態をさらに発展させ、いろんな意識形態へと広げていくことになります。
皆さん方がまだまったく理解していないいろんな意識がこの世界にあります。そしてこの世界においては皆さん方の意識構造では想像もできない新たなる世界が次々と広がっていき、皆さん方が今感じている宇宙よりもさらに広大な意識の世界が感じられてきます。
皆さん方が今宇宙と思っているのは人間という意識で見た宇宙に過ぎず、他の意識構造を通せば全然別の宇宙の姿がそこに存在しております。このさまざまな意識構造の宇宙を楽しんでいくと、いかに生命の意識が素晴らしいもので、人間はその中の一つに過ぎないのか、まだまだ人間は宇宙の中のほんの一握りの生命でしかないということに気が付いていきます。
宇宙の秘密を本当に理解し解き明かしていくためには、この人間の意識構造からさらに大きく飛躍させる必要があります。そして人間以外の意識構造に興味を持ち、もっともっといろんな宇宙を楽しもうという気持ちが強くなった時、他の意識構造の中に入ることになります。
それは他の生命形態として生まれ、生活、体験することを意味します。そうして今の自分の人間と思っている意識から全然別の生命形態へと自分の世界をつくり出していくのです。五次元という世界ではそのようなことが可能な世界であり、人間と他の生命との繋がり、あるいはお互いのやり取りができる世界でもあります。
この人間世界と他の生命との繋がり、これは五次元世界にとっての大きな秘密になっており、五次元世界は生命の繋がりにおいて重要な場所なのです。生命とは何なのか、なぜいろんな生命同士が共存し合えるのか、すべての秘密が五次元世界に隠されております。この世界において本当にさまざまな生命同士が素晴らしい光を放出し合い、結び付き合い、絡み合い、創造し合っていくと、素晴らしい宇宙のシンフォニーを奏でていきます。
宇宙の一つひとつが素晴らしい生命の光になっていくでしょう。皆さん方が考えている宇宙がまったく別な宇宙へと姿を変えていきます。ぜひこの世界にやってきて素晴らしい宇宙を楽しんでください。そしていろんな生命との交わりを楽しんでください、自分が生命として与えられたことの喜びをはっきりと感じていきます。
生命あるものとしての喜びを多く感ずることになります。ぜひ五次元世界で皆さん方も生命の波動を輝かせ、大いなる生命の中の一つの素晴らしい波動として共存し合い、助け合い、生かし合う姿を身に付けるようにしていってください。
③競争意識の終焉を
私たちは皆さん方の世界と五次元との世界の橋渡しを担当しているマスターです。皆さん方の今の世界から五次元という世界へ導くために、いろいろな計画をつくり、また人間と共に活動をしております。今は皆さん方の世界において新しい世界に向けていろんな変化が現象化しております。
天候が不安定になってくる、生活が混乱してきて社会が少しずつ姿を変えていく、自分たちのつくり上げた社会がだんだん機能しなくなってくる、いろんなことが現象化してきております。これは地球自身の変化であると同時に人間の意識の変化が現象化しているともいえます。
これまでの人間の社会は固定化された人間の意識がつくり出してきました。人間がある一つの考えにとらわれており、そのとらわれていた考え方が現象化していたということができます。人間自身が身に付けてしまった価値観、それは人間の人生の意味は少しでも良い暮らしをしたい、他よりも良い暮らしを手に入れる、そのために競争して自分が優位になる、こういったことを基本的な考えとして身に付け、それによって社会を生きていこうとしておりました。
そういう意識によってこの社会がつくられておりました。しかし皆さん方の心の波動が少しずつ高まり光が入るに従ってそういう考えが少しずつ変化し、またそういう考えにとらわれる人も少なくなってきました。今後は新たなる社会に向け新しい考えの人が少しずつ増えてきます。それによってこれまでの競争を前提とした社会にしがみつく人が減ってきて、その世界が壊れていくことになります。
しかしそれと同時にこれまで以上に今の社会に執着ししがみつく人も出てくるでしょう。今の社会にしがみつく人、何とか今の社会において弱いものを利用して自分が上に立つ、少しでも支配できる人を身に付けて自分が頂点に立っている、こういうことで自分の世界を維持しようとするものはこれまで以上に強力な力によって今の社会を続けていくでしょう。
しかしもうその世界に興味がなくなり、一人ひとりの本来の生命を躍動させ、光と共に生きようとするものは、その強力な支配から離れることになります。したがって、これまでの競争を前提とした地球の社会とだんだん競争を手放していき、他の生命たちと仲良く共存する地球という風に分離が始まっていきます。
そして生命と喜びを分かち合う道を選ぶ人は生命を生かすためにどうしたら良いのかがだんだん分かるようになっていき、他の生命を生かす、自分自身をも生かしていく、なるべく輝いて生命が溢れるような言動をとるようにする、こういう方向へと変化していきます。
今地球の人々はこの分類が進んでおり、競争を前提とした社会で生きるのか、それともお互いが助け合う社会へと進んでいくのか、この分離をかなり急速に進めていきます。一人ひとりはその中で自分は何を喜びとしているのかを考える時期に入ってきております。
自分はどこへ進むのか、相変わらず競争することによって自分が優位に立とうとするものは今まで以上に激しい競争がやってきます。力のあるもの同士がぶつかりより力の強いものが生き残っていくでしょう。負けたものは力の強いものの下になって働くことになります。このようにしてさらに強力な競争のエネルギーがつくられていきます。
この競争のエネルギーの中に巻き込まれる人とそこから離れていく人、このような分離によって地球の状態がどんどん変化していきます。いずれ国家という単位で強力な競争のエネルギーに巻き込まれたり、国家という単位で協力し合うというエネルギーに巻き込まれたりすることになります。
皆さん方がよく注意をしてこの社会を観察していってください。そして競争の原理で力を持つもの、お互いに協力し合うという原理で力を強くしていくもの、いろんなものたちが現れてきます。自分はどこに向かっているのか、地球はどこに向かっているのか、それぞれがはっきりと理解されていくでしょう。もし自分の生活している空間が競争原理の空間の中であれば自分は競争原理の地球に進んでいることを理解してください。
したがってそれは本来の進むべき道ではないということ、自分は協力し合う道に進む必要があるということ、したがってもし競争原理の中に巻き込まれた時、勇気を持ってそこから出てくる、勇気を持って競争心を手放してくる、これが必要となります。
楽をして競争原理から離れるということはほとんどありません。黙っていて誰かがやってくれる、自動的に変わる、ましてや神様や天使が助けてくれる、そんなことはまずありません。自分の意志で出てくるしか道はないのです。自分の意志でそこから出てくるのです。意志を強くしはっきりと決別してくる、競争社会から意識してはっきりと出てくる、この力が必要です。
これがない限り皆さん方は競争原理の中に引き込まれていきます。表向きは協力し合うことや助け合うこと、奉仕し合うことを口に出していながらも実態としては競争原理の組織がたくさんあります。それを見抜く力が必要です。それを見抜く心を身に付け、競争の中に入るのではなく、協力し合う光の中に入ること、それをはっきりと理解して自分の道を進むようにしていってください。それではアドバイスをしていきます。
Aさん、あなたの今の意識レベルから五次元の世界に進むためには、まず明確に自分自身で理解すべきことがあります。自分を本当に五次元世界に導くために必要なものは何であるか、自分を愛することや他を愛することはもちろん必要でしょう。しかしそれ以前に自分はどういう人間になりたいか、自分はどういう人間として生きたいのか、自分の目指している自分の姿は何であるのか、これを明確に意識する必要があります。黙っていて自分が完成するとか、ただそのままで良い人間になるということはないのです。自分はどういう人間になりたいのか、これを明確に意識しそれを目指すことが必要です。自分のなりたい人間が五次元の人間であればそこに進むことができるでしょう。しかし自分の目指すべき自分の姿が今と同じような人間である場合にはこの状態から変わることはありません。自分はどこに向かっていくのか、これをはっきりと意識し、そこに向かうようにしていってください。
Bさん、あなたが五次元の世界に向うためには、今の自分自身の心の中をくまなく観察し、調べていって自分の中にある執着が何であるのか、それも自分ですらも気付いていない執着が何であるのかを見つける必要があります。表向きに分かる自分の心と自分ではほとんど気付かない自分がいます。自分でも気付くことができない心の部分に大きなしこりが残っており、その大きなしこりによって自分の進むべき道が常に邪魔され、妨害されております。自分が何らかの本来のことをやろうとしても何かに邪魔される、その邪魔のほとんどかこの自分でも気付いていない心のレベルから起こされております。この波動に気付くためには、いろんな人々を観察して自分が気に入らないもの、自分が受け入れられないもの、それは何なのかを見つけていってください。自分が受け入れられないもの、受け入れられない人、そういったものを見つけていき、それをその正体を見つけていくと自分の中にそれがあることが分かってきます。自分の心の中からその部分を何とかして修正させ、光として機能するように変換させる必要があるのです。ぜひ自分で気付いてない自分の部分に意識を向け、それを改善できるようにやってみてください。
Cさん、あなたがこれから五次元の世界に向うためには、今の光のレベルではまだ五次元の世界をはっきりと見つけるのは難しいでしょう。まず光のレベルをもう少し増やす必要があります。光のレベルを増やすためにはやはりそれなりに光のあることをやってみる必要があります。少しでも光のあるものに参加してみたり、受けてみたり、あるいは光そのものを扱う練習をしたり、とにかく本当の光と接する必要が残っております。今のままの状態では本当の光に出会うことが難しいために、どうしても今の流れに負けてしまいます。本当の光に出会い、本当の光と接触することにより自分の本当の光の部分が目覚めていきます。自分の本当の光の部分が目覚めるとそれが自分の光になり、その光によって光の世界に入ることができるのです。自分の光を目覚めさせ何とかそれによって五次元の光の世界に入れるように自分を導いていってください。
Dさん、あなたが五次元の世界に進むには、今のところある程度方向性は理解しており、またその世界に向けての準備も進んでおります。今その五次元の光の世界に意識を向けてはいますが、どうしてもどこかで留まってしまったり、途中で止めてしまう癖が残っております。ある程度まで進んでいたとしても何かの拍子で留まってしまったり、そのまま動かなくなったり、忘れてしまったりしてしまうのです。光の世界に進むに際し、継続的であること、地道に一歩一歩進むということ、どのような状態であっても着実に一歩一歩光に向かって進んでいく、これが必要となります。自分の良い時だけ進んでいき、少し状態が不都合になるとそのまま留まっている、この繰り返しだと中々うまく光に繋がらなくなっていきます。どのような時でも常に光に向かって歩き続けていく、自分の意識がどういう状態であったとしてもそれに負けずに進み続けていく、この心をしっかりと身に付けていってください。
Eさん、あなたは光の世界をある程度認識しており、そこに進むだけの道も出来上がってきております。今の時点のテーマとしては道はありますが、落とし穴がいっぱいあるためにせっかく道を歩いていても頻繁に落とし穴に落ちて先に進めなくなることが多いということです。今のこの状況においてまだ道も出来ていない人、道が分かっていない人がたくさんいる中であなたはある程度道をつくることに成功はしているのです。しかし他人の道のことばかりを気にしてつい自分が有利になると思っていると、自分の道に落とし穴ができていきます。他人に干渉したり、他人の道について意識を向けると自分の道に落とし穴ができてしまうのです。そして落とし穴にはまってしまい自分が前に進めなくなってしまう、前に進めなくなった自分を見て自分が嫌になってしまう、自分が抜け出そうと思っても自分は道を歩いていると思っているので中々抜け出すということができないまま、落とし穴の中で歩いている夢を見ていきます。まず自分が落とし穴に落ちた時にそこが落とし穴であるということに気が付くこと、落とし穴から抜け出るということ、落とし穴をつくったのは自分なので自分でしかそこから出る方法を見つけることはできないということ、これを理解して確実に落とし穴から自分の力で出てまた道を歩き続けていく、そうすれば必ず先は五次元の世界に辿り着いていきます。まず自分自身の道をしっかりと見て落とし穴をつくることなく、自分を信じて歩いていってください。
Fさん、五次元の世界に向けあなたは以前はかなり五次元の世界ということを理解して、そこに焦点を当て力強く歩こうとした時期がありました。しかしそこで歩き始めた時に急にその道が壊されていき、崩れていき、いつの間にか自分が向かっている道が分からなくなってしまい、気が付いたら別の方向に向かっておりました。そして今自分の中でかなり混乱しながら自分がどこに向かっているのか、自分は光に向かっているのかどうか、それが分からなくなってきています。今あなたに必要なのは自分自身の生き方を整理してみる必要があるでしょう。自分の人生をどのように理解しているか、自分は何のために今生きているのか、その本質から考える必要があります。人それぞれ自分はどこに向かうのか、自分は何なのか、それが分からずに一人ひとりが皆生きております。その中で自分自身はある程度方向性を見つけ、やるべきことも見つけてきました。しかし肝心な基盤が揺らいでしまい、崩れてしまい、分からなくなってしまった。今自分にとって生きるということを原点に戻り、なぜ生きるのか、これを真剣に考える必要があります。何かをなすとか何かをつくる、何かを完成させる、そういう考えを持っているとこの状況から脱することはできません。まだその幻想に捉われております。何かをしなければいけない、この幻想から完全に出ることが必要です。そしてその本当の意味が分かった時、すべての道がまた目の前にはっきりと現れてきます。あとはただ歩くだけで十分に進むことができます。今揺らいでしまった足元の道をどのようにして本来の道として見えるようにもっていくのか、そこの一番大事なところにきています。自分はなぜ生きるのか、ぜひその根本をもう一度見直し自分の道を復活させるようにしていってください。
Gさん、あなたが五次元の世界に進むには、あなた自身の心の中ではただ良いことを行ない、自然に行ない、普通にしていれば大丈夫、余計なことを心配せずに気楽に楽しくしていけば新たなる世界に進める、そのように感じております。これはある意味では真理ですが、しかし勘違いしてしまうといい加減に適当に生きていれば良いという風に解釈されてしまいます。残念ながらそのような意味ではありません。ただ好きなことをして普通に生きていくという意味ではなく、正しく生きる必要があるのです。自分の心を強く持ち正しい言葉を発し、正しく生きていく、この強い心が必要であり、それによってのみ五次元の世界が見えてくるのです。今はただ何か良いことをしていれば良いという幻想に騙されております。良いことをしていれば大丈夫、こういう意識を取り除いてください。その幻想に騙されないでください。正しく自分を導くということ、これに気が付かない限り良いことという幻想の中にはまったままになります。そこから抜け出てきて最終的に奉仕すべき人間は自分自身であること、自分を救うのは自分でしかできないということ、自分が正しく自分を導き自分が自分を救うということ、この本当の意味を理解するようにしていってください。
Hさん、五次元の世界に向け今あなたは新たなる道をつくり、歩き出しております。自分ではほとんど実感がないために、まるでよちよち歩きのようなイメージで捉えているかもしれません。しかし五次元の世界に向け道はつくられてきており、その道を歩いております。自分では自信がないためにふらふらしながら歩いておりますが、確実にその道を歩いております。自分自身で自信がなくなったり、不安になったりして戻ってしまったり、立ち止まったりしますが、また自分で理性を働かせ、やはりやらなければならないと思う決意をした時にまた前に進んでいきます。今のペースで自分でいろいろ問題を抱えながらも着実に前に進んでいく、これでも必ずいつかは五次元の世界に辿り着くことができるでしょう。しかしよちよち歩きのような状態であり、時々邪魔が入ったり、騙されたり、足がすくわれる場合があります。決してそういう誘惑に負けず騙されることなく、常に自分の理性を使って前に進めるようにしておいてください。
Iさんの五次元の世界への道は、今あなたの遥か彼方に五次元の世界の光が現れており、あなたはそこを目印にして進むことができます。ただ遥か彼方に五次元の光は見えていても、自分がまだその道を明確に意識しておらず、漠然とその方向性だけを見つめているに過ぎません。その方向に五次元の光があることに安心し前に進んでいないのです。ずっとその五次元の光を見つめ、あれが五次元である、その喜びだけを感じ足が前に進んでいないのです。五次元の光を見て楽しむのではなく、そこに向かう必要があります。そのためには自分が一つひとつ克服せねばならないものをしっかりと理解して克服していくということ、自分自身が何らかの克服をして自分を変えていく、自分を変えていくことにより進むことができる、それを理解することです。自分の中に抱えている自分自身の問題が何であるのか、自分を目覚めさせ活性化させるにはどうするか、それを理解していくのです。ただ頭だけを使って勉強していても前には進みません。何らかのエネルギー的な変化や目覚め、活性化、そういったことが必要になります。そういったことによって前に進むということを行なっていってください。
Jさん、五次元の世界に向けてあなたはその世界をある程度理解し、またそこへの道も見えてきて、自分なりに進めることができるようになってきております。今の段階において進むべき道があり、方向性も見えております。しかしそのわりにはなぜかまた戻ってきたり、脇道にそれたり、とても不安定な歩き方をしております。ひたすらそこに向かって進むのではなく、順調に進んだと思えば急にまた戻ってきたり、しっかり歩いていると思えば急に脇道にそれて別の方向に走ったりしております。自分の中でまだすべてを信じきることができないのでしょう。何かを信ずることができないために、つい別のものに興味が移ったり、別の言葉に従ってしまったりする、そのためにせっかく進んでいてもまた逆戻りしてしまう、こういう結果になっております。これもまだある意味ではそういう時期であり、自分自身がまだ学びの最中といえるでしょう。いろんな経験を通して最終的に何を信ずるのが一番良いのか、どこが光の道なのか、自分の理性を使ってしっかりと分別を身に付けるようにしていってください。
Kさん、五次元の世界に向け、あなたは方向性をしっかりと理解し、意識を向けることが可能になってきました。その方向に向けての道がまだ明確につくられておらず、方向性だけを感じ道のできていないところを分からずに歩いている最中と言えます。この道をつくるためには自分自身がそもそもどこに向かっているのか、これを理解する必要があります。ただ漠然とその方向だけを意識し、そこに向かっているためだけであり、道としての理解ができていないのです。道をつくるために自分はなぜそこに向かうのか、今の自分の状態がどうなっていて、何を克服することが道を進むことになるのか、今の自分の抱えているテーマや問題を理解して、どう克服して進んでいくのか、こういった認識が必要となります。自分がやるべきこと、行なうべきこと、これが分かってくるとそれが道になります。そしてその道を進むことにより一つひとつ五次元の世界が近づいてきます。ぜひ自分自身の進むべき方向性で必要なこと、やるべきこと、そういったことを理解して道を進めるようにしていってください。
Lさん、五次元の世界に向けあなたはある程度道をつくり上げ、そこに向かうことが行なわれております。しかしその道が極めてまだ不安定な道であり、時々道が消えたり分からなくなったりしていきます。まだまだ完成された道にはなっていないために、かろうじて道らしいものを自分で見つけながら進んでいる最中と言えるでしょう。この道を完全な道にもっていくためには、自分がどこを歩いているのか、それを理解することです。一つひとつの現実においてそれが何の意味があるのか、現実の中で何を克服すると次の世界に意味があるのか、次の世界に意味のない現実はどれであり、意味のあるものは何なのか、これを見極める力が必要となります。そして必要な現実を受け入れそれをしっかりと克服していく、そうすることにより道がはっきりとでき上がり進むことができるのです。現実の中で何が意味があり、何が意味がないのか、どこへ向かっているのか、常にそれを意識できるようにしていってください。
Mさんの五次元の世界への道は、あなたはすでにこの道を理解し、進むことができるようになっております。ただ自分で道が分かっていても、その道を進むことが自分にとってとても辛く感じたり、前に進むのが恐怖をもたらしたり、自分にとって不快感を感じたりする道が存在しております。平坦な道ではなく、一歩一歩が不安や苦痛を伴う道であったりします。確かに平坦な道をただ進むという道はどこにも存在しておりません。したがって不安や恐れを抱くのはある意味では仕方がないでしょう。しかしそのように理解していくと本当に道がなおさらそういう道になっていきます。したがって自分が進むべき道は決して不安や恐れの連続ではないということ、自分が不安や恐れを取り除いていくと道は楽な道になるかもしれません。ただひたすら前に進んでいく、その道を苦痛と思わずその道を不安とも思わず一歩一歩前に進んでいく、これができるようになると道そのものを不安に思うことはなく、むしろ歩くことが楽しい、道そのものではなく歩くという行動が楽しい、そのように意識が変化していきます。そうすると道に捉われず歩くこと自体が意味があり、歩くことによって道が出来上がってくる、この感覚が分かってきます。道にとらわれずにただ前に進むということ、この感覚を身に付け、ぜひマスターできるようにしていってください。
皆さん方の五次元の世界に向けてのアドバイスをしてみました。今のアドバイスを参考にしながら一人ひとりがどのようにしてこれから五次元の世界に向かっていくかを簡単にイメージしてみてください。宇宙から光を皆さん方に流し、少しでも五次元の世界に道が出来上がり歩いてこれるように、エネルギー的な調整をしていきます。それではここまでにいたします、ありがとうございました。
④人それぞれ時期がある
私たちはハイアラーキーのメンバーとしてお話をいたします。皆さん方が今地球のアセンションという時期において自分の意識を高め、新しい次元世界の中に入るための準備を進めております。今の時期は新しい世界に入るための準備をしている段階であり、今明らかに誰かがアセンションするとか、先にアセンションしたとかいう状況ではありません。
アセンションのための準備ということであり、その準備にはいろんな準備が伴います。先ほど話された道ということがありますが、道をつくるという役割をしている人もおります。まだ道ができていないために道そのものも地球の人間自らがつくらねばならないのです。
すべて人間自身が自分で行なう必要があり、誰かが自動的にやってくれるとか、宇宙が自動的に仕組むというわけではありません。すべて人間が自分で行なう必要があるのです。そのために道をつくるという役割をしている人がいて、その道に沿って他の人が付いてくる、こういう流れが一つあります。
道をつくるためには道のないところをつくるわけであり、道をつくる人間にとっては試行錯誤で進む必要があります。道のないところを進むためにはいろんな妨害があり、また自分で一つひとつつくりながら前に進んでいく必要があります。しかし多くの人はこの道をつくるという作業に何らかの形でかかわってきます。
この道をつくりながらも他にもいろんな準備を進める必要があります。この道にまったく意識を向けていない人にこの道のことを知らせる、教えるという役割を受け持っているものがおります。まったく興味のない人にこのような話をして興味を持たせていく、こういう役割の人がたくさんおります。
多くの場合宗教と思われてなかなか話に乗ってこなかったり、逆に人間関係が悪くなって二度と会わなくなってしまう人もいるでしょう。中々自分の思う通りに話を聞いてくれないという人がいると思いますが、皆さん方はそのようなことはあまり気にする必要はありません。人それぞれ時期があり、その時期は私たちからは明確に見えております。
しかし皆さん方はその時期を見ることはできないために、とりあえず話せる機会があれば話していく、そのような状況になっております。もし皆さん方が一人ひとりの時期を見ることができるようになれば、今は話しても無駄だとか、今こそ聞いてくれる時期だということが分かってくるでしょう。そういった感性を鋭くしていって、今その人に話すべき時期かどうかを考えながら適当な人に話しをしていくようにしていってください。