光の仲間入りをするプログラムです
 私がアデプトプログラムを受けたのは1997年秋です。日本で最初のアデプトプログラムが行なわれたとき、一緒に受けました。それまでスピリチュアルな情報といえば、怪しげな本か宗教関係の本でしか手に入りませんでした。このアデプトも最初はそういうやばいものかも、と思いながら受けました。

 人間のこと、魂のこと、神や天使の世界など、いろんなことが教えられました。でも個人的には、今の世の中いろんなスピリチュアリストがいる中で、本当に信じられるものが何なのか、何が正しいのか、ということがテーマでした。そして明らかに分かったことは、結局、ニューエイジなるスピリチュアリストは信用できないが、ミステリースクールの由緒ある教えは永遠のものであるということ、どんな霊能者であろうとも、基本をしっかりと身につけていない人は精神が未熟であることなどです。

 アデプトプログラムではそれまで私たちが求めていたものが手に入りますが、あくまでもツールが手に入るだけで、答えは自分で見つけてください。また、このプログラムで教わるものに、聖域を作ったり、スピリチュアルに身を守ったりすることが教わりますが、それらは宗教の世界では何年もかかって、莫大な金銭を投入してやっと与えられたものです。普通、一つで数十万円もするものです。それがアデプトではわずか5万円ちょっとで3〜4も教わります。これまでの人生を変えるには一番のツールとなるでしょう。


アデプトプログラムはホワイトブラザーフッド(聖白色同胞団、ブラザーフッド・オブ・ライトともいわれる)と一緒に学ぶ正式なプログラムです。太古の昔から地球人類の進化のためにいつも陰から支えていた存在であるホワイトブラザーフッドが直接、ガイドになり、全面的にこのプログラムに協力してくれます。

アデプトプログラムはアデプトのエネルギーを身につけるプログラムであり、ライトワーカーとしてふさわしい活動ができるようになります。宇宙と人間、奉仕、地球のことについての理解が深まり、正しい奉仕活動を行なうことができます。また地球や宇宙のことを常に考えた、自然な生き方ができるようになります。そして、肉体的にも霊的にも恵まれた人生を歩むことになります。

アデプトプログラムの重要なポイントは、「通過儀礼を受ける」ということです。ホワイトブラザーフッドと私たち地球人類との間における正式な通過儀礼のうち、アデプトの通過儀礼は2番目のものです。最初の通過儀礼は「セルフイニシエーション」と呼ばれ、「光のために奉仕したい」「地球・人類のために光の仕事をしたい」と願ったときに行なわれます。そしてこのアデプトのイニシエーションに導かれ、正式なホワイトブラザーフッドのメンバーになります。

なお、このアデプトプログラムは太古から受け継がれている伝統的な手法を用いています。近頃、ミステリースクールの名前を語って同様のプログラム/イニシエーションを行なっている個人および団体が出てきました。欧米ではいわゆる普通のライトセンターのようなものを単にミステリースクール(神秘学校)と呼ぶ傾向があります。ここではそういう一般的・人間的なものではなく、太古の昔から受け継がれているリネッジ(血統、霊統)をもつものをミステリースクールと呼んでいます。それに対し、ライトセンターのように自分たちで新たに作り上げたものはニューエイジとしてとらえています。ニューエイジは、いわゆる「考えなくていいんですよ」「すべて直感で、好きなことをやっていいんですよ」「何をやってもすべてうまくいきます」という言葉を巧妙に使い、夢を見させ、判断力を失わせ、感情的な行動を正当化し、余計に仲間の分裂を引き起こしていきます。それに対し、正当なミステリースクールは理性を使い、苦しかろうが辛かろうがやらねばならないことはやらねばならず、来るべき新しい社会に向けて光をもたらす奉仕を行なうことが目的です。正当なミステリースクールは光のハイアラーキの直接の管理下にあり、人間の判断で進めることはできません。今、地球上にある7つのミステリースクールの中では、RMMS(ロッキーマウンテン・ミステリースクール)のみが一般の人々にも秘伝を公開する許可が出ています。自分で希望するからといって、その場ですぐにアデプト、ティーチャー、ガイドといったイニシエーションが受けられるということはありません。お間違えのないよう、お願いいたします。

以下に参加者の感想を掲げておきます。

アデプトプログラムの感想から


S.K.さん:今回は、アデプトを受けさせていただきありがとうございました。今日、復習をしながら、昨日の「おめでとうございます」という祝福の意味をかみしめていました。そして、昨日が私の人生の再スタートの日なんだと実感しています。ようやく入り口にたったという感覚です。そして、なんといっても、心に深く響いたのは、積み重ねが大事であり、楽な道は無い、ということでした。私自身の心の弱さを、今回のセミナーで教えていただいたように思います。楽な道楽な道と進み、人から答えを教えてもらう依存癖がいつしか身に付いていたことに気付きました。現実の見方についても、今回教えていただき、大変有意義でした。周りは自分の鏡なんだということがようやくぴんときました。これも、責任転嫁していたり、分裂の思いを出し続けてきたことに気づき、これから毎日の課題として取り組んでいきたいと思います。そして、この肉体をもった人生というのがいかに貴重なひとときかを知り、このことを教わって、本当によかったです。今日は、体が熱くて熱くて、平熱より約1度高いです。また、とてもだるくてものすごい眠気もあり、浄化かもしれませんね。それでは、今回は本当にありがとうございました。(2004.8)

M.O.さん:3月31日、4月1日のアデプトプログラムを受講しました。アデプトプログラムを受けて、今までスピリチュアルな世界の本を読んでも分らなかった真実を教えていただいて靄が晴れたような気持ちになりました。また、この肉体をもった物質世界に生きていることの大切さを知ったのでこれから一瞬一瞬大切にして生きていきます。ありがとうございました。(2004.4)

M.M.さん:娘のEが2年ほど前にセントラルサンでアデプトのイニシエーションを受けました。その頃娘は、学校(区立の中学)が嫌で嫌で、よく泣いておりました。イニシエーションを受けてからは、自分のやりたいことがはっきりとし、目標を持って生活することができ、今では、本人の希望通り、アメリカ(ミネソタ州)の私立の高校に入学し、アメリカンライフを楽しんでおります。どうもありがとうございました。毎月、送っていただいているDMは、私が楽しく読ませていただいております。


M.T.さん:自分が分かっているつもりでいた世界のこと、宇宙のことがどれだけ狭く、限られたごくわずかなものであったかに気付かされました。人智で理解不可能なものがあるということを改めて認識し、そちらの領域に比べてどれだけわずかな世界に生きているのかが分かったような気がします。

ただ同時にそんな小さな存在である私たちの意識や作り出すエネルギーが全宇宙にも影響を与えるということが強く認識できてよかったです。少しでもエゴをなくす努力をして、シャンバラ創造の責任を果たしていきたいです。そしてこのただ一度の人生を充実させ、全うしていきます。ありがとうございます。(2003.10)


Mさん:地元に帰って二日目の朝、モーニングコールのようにハッピーバースデイの合唱が聞こえてきましたとてもうれしかったですよ。 先日も面白いことがありました。世帯主を自分にしたらその夜、今度はおひなさまの曲が流れてくるではありませんか。それはわたしの誕生日の日の曲だからおかしいやら、不思議体験です。だんだんと私の宇宙が広がってきて楽しくなってきています。ありがとうございました。


Aさん:アデプトのイニシエーションを受けてから10日間がたちました。その後の大きな変化としては、まず現在かかえている問題、悩み、失敗から「積極的に学ぼう」という意識が生まれた事です。次にその問題や悩みを今までは直ちに何とかしなくてはと焦って考えたり、行動したりしていたのですが、自分の力(エゴ)に頼らず、自然の流れに委ねると、その問題がどういう展開をみせるか・・と距離をおいてみる余裕が出来た事です。小さな悩みであっても学びの過程においては大切な教材であって、直ちに排除すべきものではないことがわかりました。結局の所、大きな事を知ると自分ができる事は小さな一つ一つを大切にする事なんだということがわかります。

イニシエーションの2、3日後のある日、バスに乗って外を眺めていると暑さと騒音の中で道路工事をしている人達の姿が目に入り、いつになく有難く感じました。宇宙では神様や天使達があちこちに飛び回って仕事をしているというお話を聞きましたが、地上ではこうしてめんどうな事を地道にこつこつやってくれる人間がいてはじめて肉体を持った我々は、つまづかずに道路を歩くことが出来ると感じたからです。私達は重い肉体を持つゆえに地道にこつこつと学ばなければなりませんが、しかしこの肉体は私達にとって足かせになっている様で実は魂の学びにとっては大いなる協力者であると感じました。

四次元、五次元では、肉体なしに意識だけで、各々千年にわたって学ばなければならないというお話でした。そこでは波長の合わないもの、思考的に違うものを超越する事を学ぶそうですが、この三次元で私達が学んでいることも内容的には同じだと思います。ただそれがとても短い期間なのですが、しかしながらそれは「生まれる事」と「死ぬ事」に挟まれた特別な時間で四次元、五次元とは大きな違いがあると思います。肉体を持った限られた時間での学びは魂に深く深く刻み込まれるように思われます。そう考えると先生が何度もおっしゃった様に、今生きる事を喜ぶことの大切さを強く感じます。

アデプトの目的、すなわちこの世に生まれ生きる目的がエゴを排除することであるならば、今までの私の人生の中での一つ一つの小さな目的は達成され積み重ねられていると感じ嬉しく思いました。私は人生で何か新しいものや素晴らしいものを創造することに憧れていましたが、こうして(エゴ)削り取り形づくってゆくのも創造の一つの方法なんだから、と今までパッとしないと思っていた自分を認めてあげたいと思いました。先生の色々なお話の中で、特に興味深かったものに、シャンバラ、サナトクマラがあります。その中で天皇エネルギーと古代日本の考えを復活させ、富士山のエネルギーを世界に広めるというお話には、理解はともなっていないかもしれませんが、とても共鳴しました。

その時に日向の天孫降臨のお話が出ましたが、その時はとても興奮しました。なぜならば私は今年8月上旬に高千穂に旅行に行ってきたばかりだったからです。高千穂山峡では、五ヶ瀬川の水の流れが長い年月をかけて削った阿蘇溶岩の岩肌を夕暮れ時に見て、その異様さに思わず悲鳴を上げてしまいました。高千穂神社で夜神楽を見た時は、太鼓の音にあわせて体が、かってに揺れたように感じました。天岩戸にとじこもったアマテラスを引っぱり出す為に、やおよろずの神々が作戦をねった天安河原はうす暗く静かで川の流れる音しかしませんでしたが、遠くからたずねてきた私達を人間ではない何か他のもの達が歓迎してくれたように思われました。アマテラスの子孫であるニニギノミコトが高天の原から降臨した国見ケ丘にのぼり、そこから雄大な山々と素朴な人々の暮らしを眺めてきました。

私は日本古来の神々には二面性があると思います。とても素朴でかわいらしい面と身の毛もよだつような異様な面です。私はこの異様な恐ろしさを感じた時のゾクゾク、ドキドキ感が大好きで、それに出会うことが旅行の大きな楽しみです。私にとって、こういった思い出深い高千穂の話を先生がされたので、私は居ても立ってもいられないような、いたたまれない気持ちになり、何かこみ上げてくる感情で思わず涙が出そうになりました。(この時は興奮するばかりで、先生のお話の内容はしっかりと覚えていませんのでー申しわけありませんーまたそのようなお話をお聞きできる機会に恵まれたらと思います)富士山については、余談になりますが、私の実家は静岡県の富士市です。上京するまでの20年間毎日富士山を見て育ちました。日本の中でも特に静岡県人は富士山のことをまるで自分の親戚の様に考えている所があり、富士山のエネルギーを世界に広めるという意識は静岡県人にこそ必要なものかもしれません。

ちなみに私は心に富士山を思い浮かべると(それは実家の庭から見ていた富士山の姿で、裾野から全景のすばらしく形の良い富士山なんです。と、また自分のものでもないのに自慢してしまいましたが)富士山を見て暮らしていた頃の若さに気持ちだけでなく、細胞までもがもどる気がします。アデプトのお話は、宇宙構造の話など、むずかしい所もたくさんありましたが、自分なりになってしまいますが努力して想像したいと思います。2日間にわたるお話は本当に興味深いものでした。人生の峠に立って今までの道のりとこれからの道のりを、広く広く眺めた様な思いがします。こうした機会に恵まれましたことを深く感謝しています。まずはマジックサークルを作っての瞑想を習慣にしたいと思います。ありがとうございました。



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