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2009/3/2 月曜交流会

執着が進化を妨げる

@感情と概念は執着をつくりだす

私はマスターオシリスとしてお話をいたします。皆さんとお話しできる機会が与えられ、感謝を申し上げます。私はエジプトの神官として知られておりますが、今でもこの地球の進化のために多くの人間と繋がりを持っております。日本の多くの人々にも繋がりがあり、一人ひとりが少しでも本来の姿に戻れるように導いております。

昨日はテンプルの奉仕に多くの人が来てくださり感謝を申し上げます。昨日のテーマにおいて新しく生まれ変わる、新生という言葉が使われておりました。これまでの自分とはまったく違う自分に生まれ変わる、自分の嫌なところ、束縛されているもの、執着しているもの、そういったものとのエネルギー的な繋がりを断ち、新しい方向に目を向けて進んでいく、そのための儀式が行なわれ、多くのマスターや天使たちが皆さんと共に活動をしておりました。

日本においても本当に生まれ変わらなければならない波動がたくさんあり、過去のしがらみにまかれたままで先に進めないものがたくさんあります。多くの執着は自らつくり出し、自ら引き寄せているものが多く、本当に自分から捨てるという意識が必要になります。昨日のワークにおいて本当に自分の執着しているものを手放せた者は半分もおりませんでした。

やはりいつでも手放せるもの、いつ断ち切っても良いものを切り捨て、これだけは大事にしたい、これは必要、と自分で解釈し執着を手放せない者が数多くおりました。しかし今の人間の意識において執着しているエネルギーそのものが進化を妨げております。

何に対しての執着とか、どの分野についての執着とかいう意味ではなく、執着という波動そのものが進化を妨げているのです。例えば、もっと奉仕をしたい、もっと光の勉強をしたい、もっとスピリチュアルな学びをしたい、こういう言葉であってもこれが執着になっていれば、それ自体が進化を妨げていきます。

執着というのは執着そのものが進化を妨げており、何に対しての執着は良く、何に対しての執着はだめというものではありません。どのようなものであれ執着の波動そのものが進化を妨げていきます。そのため自らの心の中にある執着を手放せない者がたくさんおりました。例えば神聖なる儀式一つにおいても、絶対に手順通りにしなくてはいけない、言われた通りしなくてはいけない、ミスを犯してはいけない、これ自体も執着になり、本来の神聖なる光が流れなくなってしまいます。

テンプルワークというのは必ずしもすべてが人間のマインドの通りに行なわれるべきものではなく、天界の多くの神々と共に、また地にあるいろんな精霊たちと共に、また皆さん方一人ひとりの背後にある多くの霊の仲間たちと共に、いろんなものたちと一緒に行なうのがテンプルワークになります。

したがって、人間のマインドの中ですべてをつくってしまい、この通りにやる、こうしなければいけない、というルールができた時、その段階で波動がどうしてもぎこちなくなり、隅々にまで光が届かなくなってしまいます。どのようなことにも執着はとても起こりやすく、普通の人間のマインドの中で見ると、楽なこと、自分にとって有利なこと、自分が良い感じを得られること、こういったことにどうしても執着が伴ってしまいます。

一度何らかの喜びを得ると、この喜びをずっと得ていたいと思う、そういう再現性を望んでしまい執着をつくり出していきます。執着を起こさないためには一瞬、一瞬がすべてであり、今はこの瞬間は今しか有り得ない、二度と同じことは存在しない、常にそこに戻るへきであり、またもう一回同じことを得ようとする、また同じようなことを望んでしまう、こういう気持ちを持ったとき、今を否定してしまい執着をつくり出し、そして前に進むことができなくなってしまいます。

前に進むためには執着を完全に手放すこと、新しく生まれ変わるためには今の自分を完全に手放す、今の自分に執着しないこと。昨日行なわれた多くのリチュアルの中で、一人ひとりに望みを述べてもらったり、一人ひとりに書いてもらったものがありました。しかしテーマの新しく生まれ変わる、これまでの自分とは違う自分に進む、という一貫した姿勢で望んだ人がそれ程多くはいませんでした。

せっかく生まれ変わる、というテーマを選びながらも、書いてもらった文章や口から出た望みはこれまでの延長と同じような表現が多く、やはり考え方そのものが変わっていない、意識そのものが前に進んでいないというのがよく感じられる状況でした。いろんなリチュアルのワークにおいて多くの神々を招き、神聖なる存在たちをたくさん呼んで、そして人間と神々が一緒になってワークをするというこの偉大なる素晴らしい出来事の時に、これまでと同じことを繰り返してしまう、これはとてももったいないことになります。

これまでにはできなかったこと、これまでとは違うことをたくさん行動に移し、これまでとは違うものをつくり出していく、常にそういう意識を持っていただければと願っております。

先ほどのお話においてスピリチュアルな意識の成長と、肉体を持った人間の生活での繋がりに、どうしても理解できないところがある、というような話がありました。スピリチュアルな成長というのは、それぞれの中に秘められているスピリチュアルな波動をどんどん活性化させ、自分の肉体の中にあるスピリチュアルな能力を目覚めさせていく、さらには肉体を通してスピリチュアルな働き、スピリチュアルな波動を使いこなしていく、これが皆さん方にとってのスピリチュアルな成長になります。

そのスピリチュアルな成長ということを見た時、肉体を通して何を行なっていくか、通常の頭で考えられること、通常の肉体でできることにはどうしても限界があり、それだけでは人間のお互いの共存がうまくいかない状態になっていきます。通常の人間のいわゆる内から出てくる感情、概念、こういったものによって物事が前に進まない、やりたいことが中々できないという状態がたくさんあります。

これは人間の感情や概念によってつくられたものであり、これだけでは人間の生活は解決はできません。これらを解決するためにはスピリチュアルな見方や波動が必要になってくるのです。つまりスピリチュアルな目覚めが行なわれてくると、感情や概念でつくり出していた困難が段々減少していき、これまでとは違う人間の社会をつくることができるようになります。

一人ひとりの中で眠っているスピリチュアルな能力を活性化させると、お互いの中に潜んでいた感情的な対立が一瞬にして消え去ったり、これまで抱えていた概念が瞬時にして崩壊してしまう、こういったことがどんどん起こるようになっていきます。何故ならばスピリチュアルな波動は感情や概念にはまったく影響を与えることなく、相手のハートに直接響くものであり、概念や感情を前提とした行動とはまったく別の次元でその人を働き掛けていきます。

スピリチュアルな波動が相手から流れてくると自分のハートに直接響いていき、感情やマインドで判断していた自分に気付き、そのレベルとは全然違う観点で自分を見ることができ、そしてお互いに新しいものをつくり出せるようになっていきます。そのためにスピリチュアルな目覚めがどうしても必要とされており、自分自身のハートを開き、そしてスピリチュアルな波動をどんどん出していくようにする、これによって人間関係を変化させ、社会自身が変化していきます。

しかしこのスピリチュアルな波動によるハートからの刺激を阻害しているのが、感情と概念であり、この感情と概念は執着をつくり出していきます。ずっと同じ感情でいたい、同じ概念で過ごしていきたい、こういう作用をつくり出し、こういう執着が皆の進化を妨げていきます。自分の中にどういう執着が潜んでいるか、何が自分の成長を阻害しているのか、改めてそれをよく自分で見抜き、またそれを手放し、新しい自分に生まれ変わっていく、ぜひそこに意識を向けていただきたいと願っております。

今日はラーの仲間たちの協力や、また私の仲間たちの手伝いにより皆さん方の執着している部分をしっかりと見抜き、そして新しい自分に生まれ変わることができるように、本来の神聖が行なわれるように、エネルギー的なワークをしていきたいと思います。まず自分の体全体をラーから流れてくる美しい光で包んでおいてください。

Madokaさんの波動を見た時、自分自身のマインドの中に、自分の言葉と現実との間にある一定の法則の執着があり、言葉現実として現しやすい箇所があります。何か気になるところ、言いたいこと、表現したいこと、それを言わずにはえられない、言ってしまう、この部分の回路がつくられており、どうしても言わずにえられないという衝動によって現実をつくり出していきます。これは正直という波動とは少し質が違っており、やはり端的に表現する、分かりやすく単刀直入に表現するという波動の強さがもたらしております。これを新しい自分に使うためには、喜びを与えながら表現する工夫を自分なりにつくり出していく、ただ単刀直入に表現するのではなく、相手が喜びを得るような表現方法を見つけていく、それによって自分の新しい表現方法が出来上がっていきます。何か表現する時、喜びを伴った表現方法、喜びに溢れた表現方法、そこを一旦通しそれから表現していく、そういう新しい意識をつくり上げていってください。

Makikoさんの波動を見た時、あなたの波動の中に変化に対して柔軟に対処していきながらも、自分自身の流れについて意識をあまり向けていないところがあります。他人の動きはよく見えていても、自分の動きが見えていないというところがあり、それ故に自分はある意味では柔軟に対処しております。しかし一貫性というところが少し不十分であるために、どこまでが自分の方向で、どこまでが新しい自分の方向なのかが分からなくなっていきます。これからの流れにおいて見た時、常に自分はどこに向っていくのか、自分は何を願っているのか、何を求めているのか、それを自分なりに考えてみる、意識を向けているということをやってみてください。

Akiraさんの波動を見た時、あなたの波動の中に理解という波動がうまくできているにも関らず、この理解を表現するというところで無理があり、表現の段階で形がかなり変わってしまう場合があります。せっかく理解していても表現する時に、違う表現になってしまうことがあります。これは理解しようとするところに意識を向きすぎており、そのため表現というところがどうしても疎かになってしまいます。表現をするためには自分を理解することが必要になります。相手を理解したり物事を理解しても、自分を理解していないと適切な表現ができなくなってしまいます。的確に表現する、そのためには自分を理解していく、自分の中の一番の波動が何であるか、自分を理解するということで表現を高めていってください。

Masayoshiさんの波動を見た時、あなたの心の中にひらめきと行動との間の流れが不十分であり、せっかくのひらめきをうまく生かせなかったり、自分のものにしたひらめきが現実に現れないというところがあります。このひらめきを現実レベルに移してくる、そのためには現実は完全に自分のものであるという意識が必要になります。何か現実は自分とは違うもの、現実は自分のものとは違うもので動いているという意識があり、そのために自分との繋がりが難しくなっています。自分のエネルギーで現実がつくられているということに気が付いた時、ひらめきは現実の中に入ってきます。ぜひその意識を変え、ひらめきを現実の中に入れていってください。

Yasukoさんの波動を見た時、あなたの波動の一つに神聖さを進めるという波動があり、これはあなた自身の特質の一つになっています。しかしこれを現実レベルで行使することができず、本来の神聖さを高める波動が現実の中に現せない状態にあります。この神聖さを高めるという波動は、自分が神聖であるいう意識が必要であり、まだ自分が神聖でないという思いを持っていると、この波動が活用されず、体から出ていくこともありません。自分が神聖であるということ、神聖であるという行動を取るということ、そうすることによって神聖さを高めるという波動が動き出していきます。自分の意識を変え、神聖さを高めていかれるように変えていってください。

Sakiさんの波動を見た時、あなたの波動に大いなる存在の一人ひとりの波動を使い分けながら、それを活用できるという特徴があります。いろんな存在たちの波動を使い分けることができ、それを自分の意識でコントロールすることができます。しかし頭の意識の中では、面倒臭いとか、分かりにくいとかいう概念によっていろんな存在たちのパワーが使われない状態になっています。初めからマインドで拒絶されている波動があり、せっかく使いこなせる波動が使われないままになっております。自分のマインドを少しでもクリアにしていき、苦手意識を取り除いて、自分の本来使える神々のパワーを使いこなせるように意識を変えていってください。

Atsukoさんの波動を見た時、あなたの光の使い方として、自分の知らないうちにいろんな光を使いこなせるという特徴があります。いちいち意識しなくても自然の行動で光が流れていく、普通の状態において光が使われるという特徴があります。そのため普通に生活していてある程度自分の役割をなすことができました。しかし今はその流れも変化していき、もうそのやり方が段々無理になってきています。もう今の段階においては意識をしながら目的を持って光を流すという時期に入ってきております。そのためにはどこに光を流すか、一人ひとりを見てこの人のどこにどういう光を流すか、この場においては何が必要なのか、そういったことを一つひとつ考え、見抜いていく必要があります。これまでそのままでうまく流れていたものが、実際には波動が高くなっていくとしっかり意識しなければ使うことができなくなっていきます。自分の意識を使って一つひとつに目を向け自分から流すということを積極的に行なうようにしていってください。

今皆さん方に述べたことがまず今の段階の自分を変えるための一つの波動になっています。神聖なるラーの仲間たちの協力により新しい波動へと変えていきたいと思います。皆さんの頭でよく理解し、新しい考え方や表現の仕方、新しい自分になるということをしっかりと頭の中で築いてください。執着することなく一歩一歩前に進み、そして新しい自分を常に目指して自分をつくり直す意識を持ち続けていってください。


A自分が変わると多くの人間が変わる

光のハイアラーキーとしてお話をいたします。光の仲間たちも皆さん方と一緒にワークをしておりました。ここにいる参加者だけではなく、多くのいわゆる肉体を失ったものたちもここでワークを行ない、一人ひとりが変われない自分と戦い、そして意識を変え、概念を変え、マインドを変えて新しい自分へと変わっていきました。

皆さん方一人が変わるためにはその背後にある何十人もの関連している存在との協力も必要なのです。人間一人が変わるだけで何十もの関連している存在を変えることができます。自分は変わるというのは多くのものたちを変えることにもなります。しかし自分が変われない時は多くのものたちも変わっていません。

自分が変わるということは多くの存在たちも変えることにもなり、それはとても良い働きなのです。皆さん一人ひとり自分が変わるということ、これはとっても重要なワークになります。今回に限らず日常の生活において常に変わり続けていく、常に前に進んでいく、この意識を持ち続けながら活動していってください。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。


B光の働き手となる

私たちは光の天使としてお話をいたします。光の天使として皆さん方のところにやってきております。皆さん方が少しでも多くの光を身に付け、光に目覚め、光を使えるように活動しております。皆さん方が光を使うということは、皆さん方が光のないところに光を流していく、自分の光を自分の意志でコントロールできるようにしていく、自分の特徴となっている光を自分の意志で使えるようにしていく、こういうことを私たちが行なっております。

光のないところに光を届けるようにする、つまり光の当たっていないところ、不快に思ったり、無味乾燥に感じたり、ネガティブに感じたりしているところに光を与えていく、喜びをもたらしたり、成長を促したり、豊かになっていくようにしていく、これが光を与えるということになります。

皆さんの身の回りにおいて何らかの不平不満、ネガティブな発言、不快に思うところ、これは光のないところになっております。光のないところを見つけた時、それを豊かにしたり、美しくしたり、喜びに溢れるようにするにはどうしたら良いか、常にそれを考えていく必要があります。困っている人がいたりその人の苦しみや悩みを解決してあげる、つまずいている人がいたら障害を取り除いてあげる、落ち込んでいる人がいたら喜びを与えてあげる、こういうことによって光をもたらしていきます。

皆さん方自身も光の働き手となって活動する、他の人や自分の周りの場において光が足りないと思う時、率先して光を流していく、これが皆さん方の活動になります。皆さん方が少しでも光の仲間として活動できるように私たち光の天使からの波動を受け取ってください。常に光を与えていく、光を遠くまで届けていく、そういう意識でこれからも皆さん方と一緒に活動できることを楽しみとしております。ありがとうございました。


(c)2009 CentralSun
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