�@自分の言動でエネルギーを下ろす

今の地球自身が歩んでいる流れは、ある意味では当初から計画されている流れでもあり、あえて人間が悪いとか、おかしいとか、あるいは地球がおかしくなったとかいう意味ではありません。元々こういう流れをつくり、その流れを皆さん方が歩んでいるに過ぎません。

ではこの流れは防ぐことができないのか。もちろん防ぐことはできます。しかしそのためには皆さん方がかなりの生き方の変更をする必要があります。これまでの普通の生き方を続けていたのであれば、流れはさらに不安や恐れを抱く方向へと進むでしょう。

これを防ぐためには一人ひとりが心から愛を身に付けた行動を取らない限り変わることはありません。自分一人が愛を唱えても人類の意識の変化には何も影響を与えることはない、という意見が大半を占めるでしょう。しかし今皆さん方が歩んでいる流れは、これまでの流れとは大きく異なり、自分の流れを歩む方向へと変わってきているのです。

これまでは日本という国、あるいは地域、生まれた地域とか、育った地域、あるいは同じような仲間たち、そういう大きな枠組みの中で流れをつくってきました。家族という流れの中で皆が共同体的な生活をしていた、あるいはお医者さんたちとか、学者たち、会社員、こういう単位で同じような生活を進めてきました。

そういう流れがどんどん個別化していき、一人ひとりが独立した流れに入っていっているのです。したがってこれからは一人ひとりが自分の流れをしっかり歩いていく、それを認識し、その歩き方をマスターすれば社会や他の人がどうなろうであろうとも自分は自分の流れを歩むことができるのです。

今社会はどんどん変化していき、富めるもの、貧しきものがさらに分かれていっております。力のあるもの、光のあるもの、いろんな差がさらに広がっていき、富めるものはさらに富める生活を進めていくでしょう。それぞれ個別の流れに入っているためであり、自分の人生をうまく歩めるものはさらに自分一人の流れを突き進んでいきます。

しかし自分の流れをつくることができない人は大きな枠組みの流れに巻き込まれてしまい、社会全体は混乱に行くと自分も混乱の中に巻き込まれ、会社や組織が混乱すると自分もその混乱に巻き込まれてしまう、家庭が混乱すると自分も家庭の混乱の中に巻き込まれてしまう、こうやって大きな流れの中に巻き込まれてしまうのです。

したがって皆さん方がこれからこの世の中を生き抜くためには、単に神に頼んだり、マスターに頼んだりするのではなく、自分の流れ、自分の人生を独立して自分の力で歩むという生き方ができるかどうか、これが一番の鍵を握ってくるのです。

自分の人生を自分の力で歩むことができるようになると、たとえ自分の属している組織がおかしな流れになったとしても、自分は単独で自分の流れを歩むことができます。仮に日本という国家がおかしくなったとしても自分は自分の流れを歩むことができるのです。今はそれをだんだん現してきており、自分の人生を自分でつくることのできない人は流れに巻き込まれてしまい、自分の力で生きることが難しくなってきます。

結局他の人の力を借りたり、国の力を借りたり、他人のお世話になる、こういう生活をせざるを得なくなります。しかし自分で力を身に付け、自分の人生を自分でつくれるようになると、社会や国がどのように混乱しようとも、その中で自分は自分の人生を歩むことができるのです。

ただ自分の人生を歩むことができるという意味と、皆さん方が求めている富や潤いが常に満たされているということは別の問題になります。なぜならば富や他のいろんなエネルギーはまた個別の問題があり、富に関しても、恋愛に関しても、仕事に関しても、趣味に関しても、それぞれが自分の力で自分の流れをつくり出す必要があるのです。

したがって金銭において、生きがいにおいて、趣味において、自分の力で自分の人生を楽しもうと、自分の意志がしっかりとできている人は、どのような状態になっても自分の力でやり抜くことができるでしょう。しかし組織や社会、周囲の力で動いてきた人は結局はどの分野においても周囲の力を使わないと生きることができなくなります。

いきなりいろんな事件が起こり、自分の身が危うくなってきた、自分の身が危険だからいろんな備えをしなければいけない。確かに三次元的な考えではそのように考えられ、納得できるかもしれません。しかしすべては意識、考えが先にあり、考えていることが現象化してきます。

自分が他人から襲われてしまう、だから身を防ぐ訓練をする、これは訓練をして鍛えることに解決策があるわけではなく、自分が何かに襲われるということは襲われるエネルギーを身に付けているからであり、それを自分で理解する必要があります。

自分以外のものから自分を攻撃するエネルギーが自分の中にある、それは自分が周りに対して何か攻撃しようとしているエネルギーを持っていないかどうか、自分が他人を蹴落とそうとしたり、他人を厄介払いしようとしたり、他人を否定しようとする思いを心の中に持っていないかどうか。他人を排除しようという思いがある限り周囲からの攻撃が自分にやってきます。

いくら身を鍛えたとしても自分が他を排除しようとする思いがある限り、自分はそのエネルギーを引き寄せてきます。逆に自分が他を排除しようとする思いが一切なければ、どのような状況にあろうとも自分が被害を受けることはありません。では、肉体を鍛えること、自分の身を守ることは不要なのか。まずエネルギーによって自分が引き寄せてしまう現象と、エネルギーとは関係なしに起こる現象があります。

自分が経験すべきものとしてつくったエネルギーは、どのような状況にあろうとも必ず自分の身にやってきます。そしてどのような人間においても生涯のうちで他人から攻撃されるというエネルギーをまったく身に付けていないという人はまず存在しません。

どのような人間でも生きている限りにおいて、必ず他を排除しようとしたり、攻撃しようとしてしまうエネルギーが心の中にあります。それ故程度の差はあれ、他の人から攻撃されるという現象は必ずどこかでやってきます。したがってそれに備えること自身は無意味とは言えないでしょう。ただその時、防ぐつもり、あるいは単に身を守るという程度で訓練をするのであれば問題ありませんが、それを防ぐという程度を超え、相手を懲らしめてしまう、相手をやっつけてしまうという状態になると、実際には必要なエネルギー以上のエネルギーを使っており、これは新たな攻撃のエネルギーをつくり出していきます。

したがって仮に身を鍛えたとしてもむやみに他を傷つけるとか、痛めつけるという波動は意味のあるものではありません。したがってあくまでも身を守るため、自分を安全にするための道具として身を鍛えることは構わないでしょう。自分の身だけではなく組織や国そのものが他から攻撃を受けたり、ほとんど理解できない現象で巻き込まれてしまうことがあるでしょう。

これは組織や国という単位の意識レベルで行なわれるものであり、組織を動かしている意志がこれまで他の組織を攻撃しようとしていたり、他の組織を蹴落とそうとして頑張ってきた企業は、いずれ他から攻撃されるという現象をつくり出していきます。したがってどんどん急成長している企業で他を押しのけてどんどん上に上がってきた企業は、一般に何年かすると逆に新しい企業に蹴落とされてしまうという現象が起こっていきます。

しかし取り立てて競争心をつくることなく、本当に社会の平和のために、人々の健康のために、ただ組織を動かしてきたところは、他の組織から攻撃されることはほとんどないでしょう。国においても同様であり、他の国を下に見て他の国を利用しようとして国を動かしてきた思いがあれば、いずれは他の国から動かされてしまうという現象をつくり出していきます。

今この地球においてそれぞれの国同士の思惑が非常に巧妙にぶつかり合っており、どの国も他の国をコントロールしようとする思いがとても強く現れております。それぞれの国が他の国をコントロールしようとしており、そしていずれはコントロールされるという現象をつくり出していきます。

今ほとんどの国がコントロールするエネルギーと、コントロールされるエネルギーの両方を持っているために、同時の体験を行なっております。ある部門においては自国が他の国をコントロールし、別の部門においては自分は他国からコントロールされてしまう、こうやっていろんな分野をつくり出していき、それぞれの国の思惑が巧妙に絡み合っております。

他の国をコントロールしようとする思いがある限り、自国は他の国からコントロールされるという現象をつくり出していきます。ではこれからの流れにおいて国はどうあるべきか。当然お互いに手を結び競い合うのではなく、同じ屋根の下で同じように住んでいる仲間たちという意識で協力し合うことが必要になります。

しかし今はどの国も同じ屋根の下でありながら相手の顔色を伺い、利用できるものは利用し、少しでも自分が得になろうとして一生懸命裏を探っております。国がそういう意識レベルで動いているために、国民もその影響を受けてしまい、国民一人ひとりが国と同じように少しでも他人を利用しようとか、自分が得になるようにもっていこうという思いが現れてきます。

社会が混乱したり国がおかしくなったり、身の周りがどんどんおかしくなる、確かにそういう風に現象は感じられてくるでしょう。しかしそのつくり出しているエネルギーそのものは自分の心そのものを現しているだけであり、実際には地球がおかしいわけでもなく、仕組みがおかしいわけでもありません。一人ひとりの心の状態なのです。

たとえどのような社会になろうとも心を正しく、本当に皆が平和に愛のある心を身に付けておけば、自分はおかしな流れに巻き込まれることはないのです。しかし皆さん方の多くはおそらく信じないかもしれません。これまで長い間スピリチュアルな学びをし、天使やマスターを信じ、言われた通りの日常生活を送り、自分としては何一つおかしいことはしていない、それにもかかわらず生活は苦しくなり、時間の余裕がなくなり、心がどんどんすさんでいく、これはおかしいのではないか、おそらくそう感ずるかもしれません。

しかし私たちの観点から見れば、やはり皆さん方の心そのものが現実に現れているだけのことであり、そこに何の矛盾も生じていないのです。自分たちはスピリチュアルな勉強を奥深く学んでおり、多くの光を身に付けている、天使や神の力を使って光を一杯集めている、というおごりそのものが一番の欠点なのです。

普通の一般市民はそういうおごりや高ぶりは一切持っておりません。もう普通の人を下に見ているのです。普通の一般の人よりも上であるというおごりを持っているのです。この段階でほとんど正しい光を受けることができなくなっているのです。

正しい光がおごりたかぶりの光に変換されてしまい、自分たちが優位であり、一般の人よりも多くの光を身に付けている、一般の人よりも上であるという思いをつくり上げていきます。そしてその思いは現象化していき、結局光が皆さん方のところに流れてきて他の人に流れていかないのです。もし皆さん方がおごりを一切なくしておけば、仮に皆さん方が自分たちに光が集まるという思いがなければ、むしろ他の人に多く光が流れていたのかもしれません。

自分たちに光が集まるという思いが他の人に流れる光を流れさせなくしているのです。そしてワークしないと光が強くならないとか、リチュアルをしていないから弱いとか、イニシエーションを受けていないから光が弱い、そういう意識で何も受けていない人が余計に光が来なくなってしまうのです。

皆さん方の思っている意識そのものが現実をつくっていきます。イニシエーションを受けた人が光が強いという教えにより、イニシエーションを受けた人しか光が強くならなくなっていきます。本当は何も知らない純粋な子供たちが一番光を受けて当然なのです。しかしイニシエーションを受けている人が光が強いという意識により一番純粋な子供たちが光を受け取れなくなっています。

そのために子供たちがどんどん犠牲になっています。親からの愛が受けられない、親からの光が受けられない、純粋で無垢な子供たちが光を受け取れなくなっています。何も勉強しておらず、何もイニシエーション受けていない、何も勉強していない、でも純粋な子供たちは一杯光を受ける権利があります。

しかし何も知らない人は光が弱いという思いにより子供たちに光が流れなくなっています。皆さん方のちょっとした思いが光をコントロールしているということ、ほんのちょっとした思いで光が急停止してしまうということ、これが現実なのです。

世の中がどんどんおかしくなっていく、どんどん社会が混乱していく、その原因は何だと思いますか。それを自らを鍛えることによって勝ち取っていく、これが本当の解決策でしょうか。世の中をこのようにしたのは一体誰なのでしょう。もし皆さん方が本当に光をたくさん持っている、先に光が来るという意識があるのであれば、皆さん方が率先して光を流すべきです。

どのように光を流していたでしょう。セッションに人が来なくなった、仮にそういうのであればそれは仕事を通しての光であり、お金のある人しか光を受け取れなくなっていきます。これは本当の光ではありません。太陽から出る光は皆さんに無償で与えており、皆さん方からお金を取っているわけではありません。本当の光とは何でしょう。

セッションで光を広げているのであれば、金銭のない人は永遠に光を受け取れなくなっていきます。ライトワーカーというのが何であるのか。世界を平和にするということなのがどういうことなのか。世界が混乱しているというのは何故なのか。世の中がどんどんおかしくなっていくのは何故なのか。本当に社会をおかしくしているのは誰なのか。

自分の心が自分の世界をつくっているということ、すべては自分の心で生み出しているということ、これをしっかりと理解するようにしておいてください。それではアドバイスをしていきます。

Shogoさんの流れを見た時、今は仕事における流れの中であなたの人生を見ております。つまりあなたの人生の流れは組織のエネルギーにかなり影響されているために、自分の独立した流れがまだ完全に機能していない状態になります。確かに生活があり、完全に組織と切り離すのは難しいかもしれません。でも本当に自分の人生を楽しみたければ、組織のエネルギーとは別に自分のエネルギーをつくる必要があります。それは組織を分けるとか、やめるとかいう意味ではなくエネルギー的なものであり、単に収入を得る手段としての組織であり、自分は収入に依存しない自分の人生をつくり上げていく、そういう意識ができ、自分の喜びや楽しみ、自分の人生を満喫する意識が出来上がってくると、組織に依存しない自分の人生の流れがつくられていきます。組織に依存しない自分の人生とは何であるのか、一度そういう観点で自分の人生を眺めてみてください。

Akiraさんの流れを見た時、あなたの流れはやはり土地や周りの人々とのエネルギーがあなたに大きな影響を与えております。自分の単独の流れという観点が中々難しく、周りのいろんなエネルギーで動かされる流れになっていきます。ある意味ではそういう流れをつくったために、それは強力なエネルギーとしてあなたの人生にまとわりついております。しかしそれであってもあなたの決意や意志のある行動により、自分は自分の人生をつくることが可能なのです。他のいろんな人とのかかわりを保ちながらも、影響されない生き方をつくることができ、単なる生活の一部として他を捉え、自分は自分の人生を満喫する流れを自分自身でつくることが可能なのです。日常生活の中で他の人の影響を受けている部分と受けていない部分をいろいろと見ていくと、他の人には一切影響されない部分の自分の姿もいろいろ見えてくるものと思われます。それを分析し他の人には一切影響受けない自分の部分から自分の人生を見つけていった時、自分の人生そのものはもっともっと広がり、喜びをもたらす部分があることに気付いてくるでしょう。自分が心から喜べる自分の人生をぜひ見つけていってください。

Keikoさんの流れを見た時、あなたの流れの波動の中であなた自身が目指している自分の人生と、実際に今の現実の中で現れてくる流れを見た時、まだまだ自分の力で自分の本来のエネルギーを現実化させるものがたくさん残っております。今はいろんな学びにより少しずつ隠れていたエネルギーを現実化させるようになってきましたが、それでもまだ完全な自分の流れにはなっておらず、これまでの流れの中で自分をつくり上げております。一見自分がうまく自分の流れをいっているように見えても、大きな流れはやはり周囲のエネルギーからつくられており、完全な自分の独立した流れにはなっておりません。したがってそれを完全に独立した自分の流れへと持っていく必要があります。そのためにはいろんな観点において何が周囲の影響の中にあるのか、周囲の影響の中で動いているものが何であるのかを見つけていき、それを自分の人生の中に入れずに、それはそれで一つの条件としてただ捉えておき、それに依存しない自分の人生をつくることです。これまで自分を覆っていたエネルギーを依存しないエネルギーへと変化させていく、それにより自分はその影響を受けない流れにもっていくことができ、自分自身の人生を楽しむように変化していきます。自分の人生をいろいろと分析してぜひその部分を見つけていってください。

Kazumiさんの流れを見た時、少しずつあなたは自分の流れをつくり上げており、そしてそれを現実面に現しつつあります。まだまだいろんな影響を受けている最中ですが、方向性としては確実に自分の流れを歩める方向へと向かっており、いつかは自分の流れを手にすることができるかもしれません。しかしどうしてもこれまでの生き方が身に付いているために、どうしても人に頼ってしまったり、人の影響を受けやすい波動になっています。これを少しずつ自分で意識して直していき、人に影響されないように、自分の意志で決断する方向へと持っていく、そしてそれを実際行動することにより一つひとつ力が強くなり、現実を変えることができます。ぜひ自分で判断し決断し行動することによって、自分の人生を完璧に自分の力で動かせるように持っていってください。

Madokaさんの現実の流れを見た時、今あなたはある意味では一見うまくいかないような波動を感じているかもしれません。しかしこれはある意味ではとても良いことであり、これまでは大きな一つの組織のような波動の中であなたは動いてきました。一見自分がうまくいっていたように見えても大きな影響力の中で動いていた現実に過ぎないのです。完全に自分の意志でうまくいっていたわけではなく、大きなエネルギーの影響力の中でうまくいっていた現実に過ぎません。今あなたはその大きな影響力のエネルギーを少しずつ振り払っているところであり、それにより今まで幻想と思えていた影響力が幻想ではなく、自分の力で現実をつくる方向へと変化してきています。今までは幻想の中で夢見ていたことを今度は自分の力でつくり上げるという方向へと持っていく必要があるのです。したがってこれまで覆っていた大きな影響力を手放すと同時に、その部分は自分の力でつくり上げていく、単に手放すだけではなく代わりに自分の力で現実をつくっていく、そういう方向へと変化していく時期に入っています。実際には現実的なレベルでやらなければならないこと、どうしてもすべきこと、そういったことが一見増えてくるでしょう。でもそれの一つひとつはこれまでエネルギー的にあなたに被さっていたエネルギーであり、それを取り除いたことにより、今度は自分の力でつくり上げていく、それがやらなければならないこと、しなければならないこととして現実化されていきます。したがって一つひとつしなければならないこと、やらなければならないことがあった時、それによって自分の現実を自分でつくれるようになる、今までなかった自分のエネルギーを自分でつくっている、そういう意識を持って自分の流れを自分でつくり上げる喜びを見つけていってください。

Kimioさんの流れを見た時、あなたの今の流れはこれまでよりも少しずつ少しずつ自分の流れをコントロールできるようになってきており、数年前に比べれば確実に自分の流れを歩めるようになってきています。まだいくらかあなたに影響を与えるエネルギーや環境があり、そのためにどうしても自分のペースを保つことができない、自分のペースで進めないというところがあるでしょう。しかしそれはある意味では今の普通の人間というレベルではむしろ当たり前のことであり、大きな問題ということではありません。しかしあなたが実際により高い波動を使いこなし、より素晴らしい光の使い手として動くのであれば確かに不要な影響力は避けた方が良いでしょう。そのためには自分自身の一番本質的な光を使うための流れ、及びそれを阻害している意識が何であるのか、自分が本当に一番神聖なものを使おうとしている時に、それを阻害させる要因が何であるのか、それを見つける必要があります。自分の心の中にそれは芽生えており、どこかで無意識のうちで本当に神聖なるものが自分の中にあるのかどうか、あるいは神聖であるものが神聖でなかったらどうなるのか、あるいはこの道が本当に自分に良いのかどうか、何らかの不安や心配がそこに入っております。そこに隙を突かれて自分以外のエネルギーによって影響を受けるという現実がやってきています。心から自分の神聖なる部分を100パーセント認める、今それが確かめられている時期とも言えるでしょう。ぜひ自分の光を完全に使いこなすためには、その部分の最後の訓練をぜひマスターしていってください。

Yukariさんの流れを見た時、あなたの流れにおいて、今あなたの大きな影響力の中であなたの現実を常に働きかけている力があります。あなた自身が自分で求めている流れと、それに影響を与えている波動があり、そのために肝心なところでうまくいかなかったり、もう少しのところで妨害されるという現象が起こることがあります。せっかく自分のペースでうまくいっていても肝心なところでいつの間にか別の方向にいってしまう、もうちょっとのところで変わってしまう、こういう事態になるのです。これは自分の向かっている方向に常に確信をもって進んでいるかどうか、100パーセント信頼を持って進んでいるかどうか、常に不安や心配を持って進んでいくと、その時点では特に問題がないように見えても、大きな流れの変更の時や曲がり角の時に、それまでの不安や恐れが一気に押し寄せてきて、本来の流れとは別の方向に引きずられてしまったり、本来の流れと違う方向に無理に持っていかせる力が動き出してしまうのです。普段の現実の一つひとつ、細かいところで見て不安や恐れを抱かないようにする、今はそれを試されている時期と言えるでしょう。普段から完全に自信を持って前に進んでいく、完全に信じて進んでいく、これが試されている時期なのです。ぜひそれを自分で払拭し完全に信じて自分の流れを進んでいく、そうやって肝心な時に邪魔されないように、いざという時に妨害されないように、しっかりと自分の道を進めるようにしていってください。

Megumiさんの流れを見た時、あなたの流れはある意味では完全に自分のペースを身に付けており、自分の流れをしっかりと動いているように感じられるでしょう。自分のペースで自分のやり方で自分の思うようにやっている、しかしこれがまた大きな落とし穴であり、そのように思わせている大きな波動がまた一つあるのです。あなたはその大きな波動の中で動かされている流れと言えるかもしれません。そしてこれはいわゆるスピリチュアルな人が共通して持っている波動でもあります。結局人生は思った通りにうまくいく、人生は意志を強く持ってそれを信じていけば必ず思った通りにいく、どのように困った時でも確実に後でうまくいく、そう信じておけば大丈夫、このように信じているスピリチュアルな人がたくさんいます。そうするとそのように思わせる一つの大きな波動がやってきて、実際に皆をそのように導いていきます。したがってそれを信じている人は確かに思った通りにうまくいったり、あるいは信じている方向へと進んでいくでしょう。そしてそれが本当に自分の人生の流れであり、すべて神は私たちの思った通りに動いてくれて、これこそがスピリチュアルな生き方である、皆そう信じていきます。しかし残念ながらこれはまやかしの人生なのです。真のスピリチュアルな人生ではないのです。これ自体がある意味では騙されています。でもそう信じている人は本当にそうなります。自分の思った通り、願った通りにうまくいくのです。ですからそれを信じていけば人生はうまくいく、皆そう思います。実際そういう人生を過ごして何も問題はありません。そのままこれからずっとそれを信じて思う通りにうまくやって人生は豊かになり、人々との関係もうまくいき、肉体人生を思う存分楽しむことができます。しかし問題はその後です。肉体を失った後にいろんな面で後悔するでしょう。もう肉体を失った後では何もすることができず、愕然とした思いを持つことになるでしょう。これはこれから新しいスピリチュアルな生き方を身に付ける人にとってとても大切な状況となります。何でもかんでも思った通りにうまくいくというのは、実は必ずしも本当のスピリチュアルな生き方ではないのです。しかし皆さん方にとてはそれはまだ難しいでしょう。ある意味では今好きなようにやってうまくいくということを信じていても確かに問題はありません。それはある意味では今から千年前、仏教のお坊さんたちが修行をし、身をきれいにし、女性関係も絶ち、真面目に修行することによって悟りを得ることができる、そうやっていろんな訓練をし、そしてある意味では正しい生き方をして純粋な心を身に付け、人間関係を良くした、そして人々から賞賛され、人々からとても良い扱いを受け、良い人生を歩んだ、そういうお坊さんと例えることができるでしょう。そしてそういうお坊さんの多くが実際には肉体を失った後、残念ながらとても大変な苦労の世界にいって別の修行を進めているのです。ですからすべてがうまくいくということと、それで人生が良かった、あるいはすべてがうまくいったということは必ずしも同じではないのです。改めて人生とは何であるのか、何のために人生がつくられたのか、いろんな意味で考え直す時期に来ているのかもしれません。

Namikoさんの人生の流れを見た時、あなたの流れは今自分の個性を一番発揮できるとても良い流れの中にあります。個性を発揮できる、これは多くの人にとってとてもうらやましい生き方をしているということでしょう。多くの人は中々個性を発揮することができず、個性を発揮すれば返って社会のシステムに合わなかったり機能しなかったりするために、余計におかしな現実をつくり出したり、人間関係がうまくいかなかったりしてしまう。しかしあなたの場合には個性を発揮しても人々は皆受け入れてくれ、良い方向へと転化することができます。そのために自分の人生をある意味ではとてもうまく動かすことができます。ではあなたは完全に自分の人生を自分のものにしているのかどうか。一見自分で自由に個性を生かしてとても良い流れをつくっているように思えるかもしれません。この流れというのはとても不思議な関係にあり、自分が求めている波動がどういう波動を求めているかによって自分の現実をつくり上げていきます。あなたが求めているもの、現実に引き寄せようとしている波動が何であるのか、それを見ていった時、あなたが思っているもの、あなたが必要と思っている波動と、実際にあなたのつくり上げた人生の流れを見た時に、必ずしもそれが一致していないことが多いために、せっかく願っていること、思っていることと現実に現れることが一致しない場合があるのです。それを一致させようとしていろんなことをやってみたとしても、所詮自分のつくり上げた流れに合っていなければ、どのようなことをしたとしても現実には現れてこないのです。つまり現実を受け入れる、現実をある程度認めるということがまだできていないために、どうしても別のものをつくり上げようする、引き寄せようとするやり方で現実を変えようとしていきます。現実は受け入れるということが必要であり、またそれをできないと現実を変えることができないのです。先に現実を変えようとして変わった現実を体験しようとしている、実はそうではなく現実を受け入れることによって現実を変えることができるのです。先に受け入れるということを身に付けていく、そうすることにより受け入れた波動によって現実を変えることができる、このシステムを理解するようにしてみてください。

Jun-ichiさんの流れを見た時、あなたの流れはこれまで身に付けていた波動から現在の波動へと大きな大きな修正があり、そのために大変な苦労をなされてきました。今はだいぶ現実のつくり方が変化していき、あなたの望む意志によって少しずつ現実をつくることができるようになっていっております。しかしやはりどうしても長い間身に付けていた大きな組織や大きな環境のエネルギーによって、自分の現実をつくるという意識がどうしても体に染み付いているために、せっかく環境が変わったとしても周りのいろんなエネルギーや自分以外のエネルギーによって、現実がつくられるという影響が無意識のうちに出来上がっております。そのために自分一人で意識して変えようとしている現実と、無意識のうちでつくられてしまう現実が混在しており、それによって思ったことがうまくいかない、思っても現実化しないという意識をつくり上げていきます。したがって今の時点においては、もうこびりついてしまっている無意識のうちに周囲からのエネルギーでつくられる現実、自動的につくられてしまう周囲からのエネルギーの影響力を極力少なくするために、もういっそのこと周りの人のことや自分以外のことはまったく考えない、無視する、どうでも良いとうような思いを身に付けた方が、ある意味ではさっぱりと影響力を断ち切ることができるかもしれません。もしそれだけの必要性を感じたならば、ぜひ勇気を持って行なってみてください。

Akikoさんの現実の流れを見た時、あなたの現実をつくり上げている流れは、ある意味では元々周囲の影響力を受けにくい流れをつくっているために、周囲の流れとは独立したあなたの現実が流れていっております。そういった意味では自分の流れを極めて自分で楽しむことができる一番有利な状態にありますが、ただ自分自身がそれにものすごい不安や恐れを抱いており、むしろあなたの方が周囲に合わせよう、周囲の中に、周囲の影響を自分の中に入れようとしており、そのために本来周囲の影響を受けにくい自分の現実のつくり方を、周囲の影響力を受けやすいように変えようとしているのです。そのために周囲のことをやたらと気にしたり、周囲の動きに合わせようとしたり、周囲の評判を気にしたりする意識が出来上がっていきます。しかしどのように周囲を意識したとしても所詮あなたの現実には影響を与えていきません。あなたの現実が周囲に合わさるということが中々行なわれていかないのです。というのも周囲を気にしたとしても所詮は気にするだけであり、周囲のエネルギーに影響力を与える程の強い意識が出来上がっていないからです。したがって本当に周囲の影響力を自分の現実に引き寄せたければもっと真剣に周囲に意識を向け、しっかりとした繋がりをつくるか、あるいはもう所詮周囲は周囲、自分は自分というエネルギーをもう受け入れてしまい、周囲とは関係なしに自分自身の人生を楽しむか、どちらかをつくり上げるしか方法はないでしょう。どちらにしてもあなたの人生であり、私たちはそれ以上に介入することはありません。自分で自分の望みの通りに人生を楽しんでいってください。

皆さん方の人生の流れを見てみました。最初に言ったようにもう皆さん方は自分の人生を自分の単独の意志で動く方向へとシフトするように流れが変えられてきております。これまでは組織や国家、周囲のエネルギー、家族のエネルギーという大きな場の中で動かされてきました。

それが自分という個人のエネルギーで現実をつくるように変化してきているのです。そのために周囲の影響力を少しでも減らしていき、自分の人生を自分で動かしていく、それが完全にできた時に、周囲がどのような事態になろうとも、たとえ国が滅び、会社が滅んだとしても自分は生きることができるのです。ぜひそういう自分の人生の流れを自分のものにするようにしていってください。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。

�A光が先に流れるという意味

ただこれはある意味では皆さん方のように、いわゆる光のハイアラーキーの加護の下にある人や、いわゆる高いイニシエートたちに先に流れてきている影響力でもあります。つまりイニシエートや光の強い人はそういうシステムの変化が先に起きているということであり、そういった意味で光が先に流れてきています。

それとは別にいわゆる癒しや愛という波動は、これは先に皆さん方に流れるわけではなく、皆さん方が愛を求めている人、光を求めている人に流すものとして皆さん方に要求されております。イニシエートに先に流れてくる光というのはこういう現実をつくるシステムや、これからは社会に地球に流れてくるシステムが先に皆さん方に現れてくるだけであり、癒しや愛という光は皆さん方が皆さん方よりも弱い人に流すべきものとして残っております。

先に流れてくるシステム、先に入ってくる光ということと、光のないものが求めている光、これは別の種類のものであり、あくまでも貧しいもの、困っている人、悩んでいる人、そういう人には皆さん方が流す必要があります。皆さん方が金銭というシステムを使って光を流そうとすると、これは金銭を前提とした大きなシステムを皆さん方が継続していることになり、これは皆さん方がせっかく自分の流れをつくったように見えても、金銭というエネルギーを常に身に付けた影響力の中で人生をつくることになります。

そうすると自分の流れではなく、金銭というエネルギーの中での流れになってしまい、これ自身が本来の自分の流れにはならない状態になります。先ほどの話のように、ある意味では金銭という大きな経済の中でしか機能しないシステムであり、自分では平和だと思っていてもそれは平和ではないのです。経済社会における平和と思わせる現象であり、実際の本当の平和ではないということを理解する必要があります。

そういった意味において金銭を前提としている限り、ある意味ではまたそれは一つの勘違いによる平和、あるいは自分のつくり上げた平和という世界に止まっているということ。そういった意味で完全に自分のエネルギーを自分のものとして自分の流れにもってくるということがいかに大事なことか、またそれをつくり上げることがいかに難しいことか、皆さん方の現実にいっぱいそのヒントが現れています。

ただそれに気付いていないだけなのです。自分の現実にいっぱいヒントが隠されています。ぜひそれを自分で紐解いていき、自分にしがみついているいろんな古いエネルギー、自分にまとわりついているエネルギーを一つひとつ手放していくように目を向けていってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。