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2008/5/28 ニューヨーク交流会

自分の人生は自分で紐解くこと

@光は自分から出していく

今皆さん方は宇宙の多くの領域と繋がり自分の体が宇宙の体となって宇宙と一体化したエネルギーを感じています。この宇宙の体は皆さん方に新たなる生命を吹き込んでいきます。今後の新たなる宇宙時代に向け、地球の新しい役割に応じて、また皆さん方のこの土地における新しい要求に応じて必要なエネルギーを入れていきます。体でエネルギーを感じてください。

皆さん方は素晴らしい光を身に付けています。地球にとって必要な光がたくさんあります。自分だけの人生と思わず、地球にとって必要な波動がたくさんあるのです。皆さん方の人生はとても素晴らしい人生です。

しかしそれを有効にするのとしないのとでは、かなりの違いが出てきます。人生を有効なものにするには自分から光を使う、自分が光を発していく、自分から愛と光を出すということを何度も何度も行なう必要があります。皆さん方が光を使う、愛を発することにより地球は本当に変わっていきます。

今は地球が否定的な波動で覆われていて、どこを見ても光がないように思えるかもしれません。しかし光は多くの皆さん方の心の中にすでに用意されています。多くの光が心の中に用意されているのです。しかしそれが心の中から外に出て行かないのです。

皆さん方が光を世に出さない時、世の中は光のない状態になってしまいます。光と光でないもののバランスを取るためにも光が必要であり、皆さん方の心から光を出していく必要があるのです。何とかなるとか、誰かがしてくれるのではなく、自分が自分の光を出していく、そのためには常に光に満ちた言葉を発し、夢と希望を与え、光少なきものが光多いものに集まるように、皆さん方も一生懸命活動をする必要があるのです。

今後の新しい社会に向け、自分の持っている光をぜひ多くの人に与えていってください。多くの仲間たちが皆さんのことをとても大事にしています。一人ひとりの働きが十分にできるようにいろんな活動をしています。宇宙が皆さんの仲間であるということ、宇宙が皆さん方と共にあること、それを常に忘れずに覚えておいてください。皆さん方が素晴らしい愛に満ちた社会をつくることができるように私たちも協力を続けていきます。


A自分の人生は自分で工夫すること

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。先ほどのお話の中で一人ひとりが自分の人生についてメッセージをもらいたいというお話がありました。人生をどのように生きるのか、自分たちの人生がどうなっていくのか、皆さん方の人生は基本的に皆さん方自らが計画し、つくり上げたものであり、そして皆さん方が自分でテーマを与えました。

人生がどうなるのか、そしてそれは皆さん方が一番良く知っていることなのです。ただ知っているという意味が皆さん方の肉体で知っているわけではなく、むしろ肉体では表現することのできない深い部分で知っていることと言えます。皆さん方は今の肉体の頭で考えようとしています。

頭で人生のことを知ろうとしている、しかしこの肉体は人生のすべてを理解するようにはつくられておりません。それでは意味がなくなってしまうからです。もしすべての答えを知ってしまった時、皆さん方の人生はどうなるのでしょう。決まっている通りに行なって合格点をもらう、初めから分かっている通りに行なっていて正解をもらう、それは人生という名前の単なる合格点を取るために、単に自分がちゃんとした分かっている通りにやったという合格点をもらうために、皆から正しいことをしたという評価をしてもらうために、そのためだけの人生になってしまい、単に決まったことをやるのではそれは人生の意味がなくなってしまうのです。

この人生が皆さん方に与えられたのは、皆さん方に少しでも賢くなってもらいたい、少しでも自分で工夫し、自分で努力をし、自分で新しい発見をし、分からないことを見つけてもらいたいのです。自分で見つけていく、それが人生の意味のあるものであり、教えた通りに行なう、決まっている通りに行なうということが人生でも何でもないのです。

人生がどうなるのか、何を選んだら良いのか、どうしたら良いのか、それについては一切言うことができないのです。しかし何らかの指標を与えることはできるでしょう。それは少しでも今より自分の人生を大きな観点から見ることができ、方向性が見え、いかにも自分の人生であるというのが自分で納得できるような生き方、それを自分なりに確立することが必要です。

しかしだからといってそれを自分の頭で理解することはおそらくできないまま人生を終えるでしょう。自分の人生がどうなるのか、その場合の人生というのが何を意味するのか、先ほどの説明において神がすでに皆さんに与えた人生と皆さん方が今つくり上げている人生があります。神が与えた人生について述べることはできるでしょうが、これから皆さん方がつくり上げる人生について述べることは一切できません。

それは皆さん方がつくるものだからです。これから神が与える人生について述べたところで、皆さん方がそれに対してどう新しい価値観をつくり上げていくか。皆さん方一人ひとりが自分の感覚でつくり上げていく、そしてそれはその時にならないとわからないでしょう。

どういう価値観をつくり、何を自分の思いとして発していくのか、その時その時におそらく変わってくるでしょう。皆さん方にとって一番理想となる生き方は神がどのようなものを与えようとも、どのような状況になろうとも常に自分がつくり出す生き方、自分のつくり出すものがすべて同じであるということ、それぞれの現実や与えられたものに左右されずに、常に自分は一つの一定の価値観や生き方、エネルギーを放出していく、自分を確立してもらいたいのです。

人の言葉に左右されず、周りの状況にコントロールされず、いちいち自分について価値観を変えたり、思いを変えるのではなく、どんな状況にでも左右されない自分の生き方、自分の本質なるものをつくり上げてもらいたいのです。自分の生き方、それをつくり上げるということ。先ほどの質問の中でこの場所においてシフトしてどう生きていくのか、シフトして現実をどう迎えていくのか、当然その生き方そのものは自分で計画し、自分でつくり上げたものであり、それ自体に私たちがいろいろ言うことはできません。

皆さん方一人ひとりがそう設定した生き方であるために、それ自体に私たちが介入することはできないのです。ただそういう生き方を一人ひとりが選んでいる、そして今現実を通してそれを体験していっている。主婦であるという流れをつくり上げた時、一人ひとりいろんな思いを持ってつくり上げていきました。

当然奉仕をする、奉仕をするという生き方が人によって異なるために、身近なところから社会に至るまで、いろんなレベルでの奉仕の仕方がそれぞれに応じて奉仕の度合いを変えていくでしょう。家庭に奉仕をする、企業に奉仕をする、社会に奉仕をする、いろんなレベルでの奉仕があり、それぞれの奉仕においてそこで獲得するエネルギーがかなり変わってきます。

奉仕をするという役割において、誰のためにどう奉仕をするのか、奉仕をする場合に自分への思い、いわゆるエゴ的なものがどの程度入ってくるか、誰かのために奉仕をしながらも常に不平不満をもらしている、それは実際には奉仕にはなっていません。

自分が評価されたい、認めて欲しい、評価されたい、認めて欲しいという思いがある以上はそれは奉仕にはなりません。また奉仕をすると同時に何らかの代償を求める、代わりに何かをしてもらう、これも奉仕にはなりません。奉仕は本当に相手の光を輝かせ、苦しみを取り除き、悩みを解決させ、あくまでも相手が成長のために自分を使うことになります。

それに対して代償を求めたり、何らかの評価を求めるのであれば、それは奉仕ではなく自分のエゴを満たすために何らかの行為を行なうことになってしまいます。あるいは純粋なビジネスとして金銭のやり取りを行なえば、それはそれでビジネスのエネルギーになるでしょう。

真に奉仕をするということ、あるいは自分が本当に求めているものは何であるのか、他人の成長のためなのか、自分の満足のためなのか、世の中のためなのか、家庭のためなのか、自分のためなのか。

主婦という役割をとってみても、奉仕という観点からの切り口、あるいは仕事という観点からの切り口、あるいは家庭の一員としての当然の役割としての切り口、 いろんな観点があるでしょう。自分がどういう意識を持って家事を行なっていくか、自分の持っている価値観に応じて流れてくるエネルギーが異なってきます。

自分の思っている価値観でエネルギーが流れ、自分の思っている価値観で受け取るもの、与えられるもの、回ってくるものが異なってきます。主婦という価値観で見ていると、その価値観の中でエネルギーのやり取りが行なわれていき、それから広がることはないでしょう。

しかし大きな観点で眺め、一つの大きな奉仕の中の一連の作用として見ている時、単なる家庭の主婦というエネルギーではなく、大きな大きな奉仕の流れの中でエネルギーが動くことになります。自分という存在をどのように見ていくかによってエネルギーの流れが変化し、一人の家庭の中の人間という位置付けから社会の中での一員、あるいはもっと大きな単位の中での一員として自分を見ていく、そうすると大きなエネルギーの中の一員となり、大きなエネルギーを動かせるようになっていきます。

家庭の中の一員と思うと家庭の中でのエネルギーの流れになっていき、その範囲内でのエネルギーの使い方に止まっていきます。すべては自分の思っている意識、自分の考えているレベルに応じてエネルギーが流れていく、自分の思った通りの世界が動いていきます。

つまり自分がどう思い、どういう価値観を持ち、どういう考えでいるのか、それが日常生活のエネルギーを動かしていき、また現実の流れをもつくっていき、また人生そのものをつくり上げていきます。基本的には自分の思っていること、考えていること、信じていること、それが今の一瞬一瞬、一日一日、そして人生そのものを動かしていくのです。

つまり自分の人生はどうなるのか、自分の毎日がどうなるのか、今後はどうなるのか、それはすべて今自分の頭の中にある自分の意識や思い、考え、そこからつくり出されていきます。したがって自分の人生自分の流れを知りたければ、自分の心をよく見つめ、自分の心の中にその答えが必ず入っているのです。

今後の人生、毎日毎日、一瞬一瞬、すべてが自分の心の中に隠されています。自分の意識をマインドから魂へと移し、心や魂をしっかりと見つめ、そのエネルギーを感じ、正しいエネルギーを流すことにより、これらが見えるようになっていきます。

自分の魂のエネルギーをしっかりと感じていくと、一瞬一瞬、一日一日、人生に至るエネルギーの流れが感じられていき、いちいちマインドで感じなくとも、言葉で表さなくとも魂の流れに合わせるだけで、人生が思う通りに流れていきます。頭のレベルで恐れや不安、心配を持っていると、この流れが止まり、そして人生が思うように進まなくなっていきます。

つまり肉体の人生の生き方は、まず魂としっかりと繋がり、魂のエネルギーを表現できるようにただ暮らしていくと、人生は自ら計画した通りに進んでいくでしょう。いかに魂の波長に自分の意識を合わせていくのか、そのレベルで生きることができるようになるのか、それを理解できた時に初めて自分の意識と自分の人生とが一致し、自分の意識はその人生のためにひたすら動いているということ、自分の人生を生きるために毎日一瞬一瞬を生きているということ、その関係が分かるようになっていくでしょう。

自分のこれからの人生について答えを理解するというよりは、ハートから受け取り、魂のエネルギーで人生を生きるようにしていってください。皆さん方が少しでも魂からのエネルギーを感じられるように、もう一度魂に意識を向け、魂からのエネルギーを体全体に流していってください。それではここまでにいたします、ありがとうございました。


(c)2008 CentralSun
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