しかし実際光の仲間とはどういう存在でしょう。おそらく皆さん方の場合は、漠然と輝いている存在たち、人間とは別の種類で、でも人間的な何か高貴な存在、そういうイメージで捉えているかもしれません。しかし私たちから見れば皆さん方はすでに私たちの仲間であり、光の存在でもあるのです。
皆さん方一人ひとりが光として輝いているのです。肉体を持って肉体の目で見ていると肉体しか見えないかもしれません。しかし光の体を活性化させ光の目で見ると光の仲間が見えるようになります。私たちは光の目を使って皆さん方を見ています。すなわち私たちは皆さん方の光の体を見ているのです。
皆さん方は肉体の目を通して肉体を見ているために、肉体という観点で他の人を見ております。私たちが皆さん方の肉体を見るためには肉体の中に入る必要があります。そのために私たちは皆さん方の目を使って他の人を見ることがあります。時々いわゆるチャネリングという状態で人の意識の中に入り、他の人の体を見ることがあります。
しかしそこまでいかなくても日常の状態でも皆さん方の意識の中に入り、他の人の体を見る場合があります。皆さん方の肉体を見る時、どういう時に肉体を見るのでしょう。実際私たちは普通は光の世界にいるために、光の体しか見ることがありません。皆さん方の肉体という体を見ることはほとんどできないのです。
肉体は肉体である意味ではとても面白いことを私たちに教えてくれるのです。皆さん方の肉体を見た時、皆さん方の光の体と極めて同じような性質を持ちながらも、決定的に違うところがあります。肉体は肉体の世界で機能するようにつくられているために、まずとても波動の重い特質を身に付けております。
波動が重い体であるために、体同士がぶつかり合ったり、物とぶつかったり、衝突する、ぶつかり合う、お互いに傷つけ合うという現象を引き起こしていきます。これは私たちの光の世界ではまず考えられないことであり、私たちの光の世界においては光の体そのものがお互いに受け入れていく、お互いに自分と共有できるという特質があるために、相手を傷つけることは絶対に起こりません。どのような現象であろうともすべて受け入れる波動になっており、相手を傷つけるという状態には決してならないのです。
しかし皆さん方の肉体を見た時、お互いにぶつかり合う、傷つけ合う、波動を下げていくという現象が起こっていきます。これは光の世界から見るととても有り得ない現象であり、ある意味ではとても興味深いのです。お互いに肉体のある人間同士が傷つけ合う、お互いに波動を下げ合う、こういう現象を見た時、光の世界ではまったく有り得ないことがこちらの世界で普通に行なわれている。そしてその中でお互いがさらに波動を下げる意識を身に付けたり、相手を傷つける意識を身に付けていく。こういう発想そのものが光の仲間にはまず存在していないために、相手を傷つけるという波動を見た時、私たちはとても興味深いものを見てしまうのです。
相手を傷つけるという現象を見た時、そういう意識がなぜごく普通に出てくるのか、またそういう現象がなぜ行なわれてくるのか、私たちにはとても興味深い現象でした。しかしこの世界においては皆さん方にとってはそれはごく普通の現象であり、ことさらそこに特別な意識を向ける人はほとんどおりません。
自分の居心地が悪いと相手を責めていく、自分に不愉快な思いがきた時相手の所為にする、自分がつまらない時周りの所為にする、いろんなことの現象一つひとつが自分以外のものの波動を下げていきます。それによって何を学んでいくのでしょう。自分は周りすべての波動を下げることができる、自分以外のすべてのものの波動を自由に下げることができる、これはこれでとても素晴らしい力なのです。
自分は周りにあるものすべての波動を下げることができる、どの人間対しても、どの現象に対しても、どの存在に対しても自由に価値を下げることができる、これは光の世界では絶対にできないことであり、考えることもできません。光の世界ではできないことを皆さん方は自由に演ずることができるのです。
それ故私たちにとって皆さん方の存在をとても貴重なものと思い、またその素晴らしい能力に対して私たちはとても素晴らしい感覚を持っているのです。波動を下げるという現象、一見それは否定的で良くないことのように思うかもしれません。しかし私たちから見た時、波動を下げる、これを良いこととか悪いこととかの議論を抜きにすると少なくとも神やマスターや天使にはできないことを平気で行なっており、ある意味では与えられたとても素晴らしい能力なのです。
そして波動を下げることにより、すべての世界をコントロールすることができる、周囲において自分だけが最高であり、自分だけが一番素晴らしいものであるという意識を身に付けることができる、それによって自分が最高神であり、すべては自分の範囲内であるという意識を身に付けることができます。
この意識は確かに傲慢であり、プライドが高く、とても自己中心的な意識になります。それ故いわゆる精神世界においては一番嫌われている波動でもあります。しかしいわゆるニューエイジと呼ばれるほとんど中身のない表面的な精神世界の学問においては、何でもかんでもただ美しければ良い、自由であれば良い、自分の好きなことさえできれば良い、そういう観点で物事を見ていると、この宇宙の仕組みは絶対に理解することはできません。
この宇宙の仕組みはそんなお気楽主義的な人間のつくり出した仕組みで成り立っているわけではないのです。ある意味では極めて一見自己中心的な波動と思われる仕組みそのものがその世界をとてもうまくまとめている場合があるのです。一見自己中心的な波動が強い世界があったとしても、その世界すべてを管理している一番最高の存在が極めて知性が高く、極めて要領良くすべてを管理している最高の存在である時には、実際にはその世界はとても素晴らしい世界をつくり出しているのです。
この地球というシステムは光の世界の仕組みと傲慢な世界の仕組みが入り混じっており、お互いにぶつかり合い、システムそのものがお互いに相手を傷つけ合っているのです。光の法則と光でない法則がぶつかり合った世界と、光ではないシステムだけが機能している世界では、光ではないシステムだけが機能している方がある意味では平和な社会をつくり上げているのです。
では皆さん方の世界を光ではないシステムが作用する世界に持っていった方が良いのか。残念ながらそういう流れにはなっておりません。皆さん方の今の世界では光と光でないものが相共存し、お互いにぶつかり合い、その間で人間が生きていくのです。人間は光のシステムと光でないシステムの間で常に迷い、疑い、喜びを感じながら進化を進めていきます。
光のシステムは確実に波動を上げていくというシステムがあり、生命進化の流れが波動が上がっていく流れを示していきます。しかし光ではないシステムは波動を下げていき、いかにも自分が中心であるという意識の中で周りの世界を広げてコントロールしていきます。この光のシステムと光ではないシステムが同時に作用し人間に影響を与えていく、つまり皆さん方人間は光のシステムと光ではないシステムの両方をコントロールする時期が来ているのです。
いわゆる光だけに従うとか光のシステムだけを使うという時代はだんだん過去のものになりつつあり、光と光ではないものをどのように組み合わせ自分のものにしていくのか、光ではないシステムを否定的に捉えることなく、或いは光と相反するものとして位置づけるものではなく、むしろ光と光でないものを右手と左手であるかのように、お互いに重要なツールとして使いこなしていく、そういう時期に来ているのです。
光だから良く光でないものは良くないという考え方そのものが大きな転換を迎える時期に来ているのです。しかしだからといって不幸なこと、或いは傷つけ合うこと、相手を蹴落とすことが必ずしもすべて良いとうわけではありません。良いとか悪いとかという意味ではなく、そういう現象を使いこなして人間が生きていく必要があるのです。
人間が生きていくための環境をつくり上げるシステムとして光のシステムと光ではないシステムがあり、このお互いが機能して皆さん方の現実をつくり上げているのです。皆さん方はこのシステムが複雑に入り混じった中でこの現実を生きていくのです。光の道だけを歩く、光だけを求めていく、今まではそのように何度も伝えてきました。
しかしそろそろその価値観を変えていく時期が来ています。光と光ではないものを右手と左手であるかのように、天と地であるかのように、両方共必要なツールとして使い分けていく、或いは両方からなるものを現実として理解していく、しかし光ではないものだけを追い求めていくと、それは自分の人生がとても辛いものになっていくでしょう。
だからといって光のシステムだけを追い求めていくと普通の人とは一緒に生活することができなくなっていくでしょう。肉体を持って満足できる人生を歩むためには光のシステムと光ではないシステムをうまく調和させ、バランスを取り、光ではないシステムをうまく使いこなしながら喜びを感じ、自分にとって満足のできる現実をつくり上げていく、しかし進むべき方向性としては光のシステムに従い進化の流れを進んでいく、自分は確実に光を身に付け、光の方向を歩みながらも実際にはそれと同じ程度の光ではない流れを同時に歩んでいき、同じ分だけ光ではないものも身に付けていく、これが必要になっていきます。
またそれこそが人間として満足のいく生き方を身に付けていけるのです。光だけを追い求め光でないものをすべて否定するのであれば、肉体は存続することができません。いわゆるあの世にいってしまうしかないのです。しかし私たちは皆さん方に肉体を捨ててあの世に行けということを一切申し上げることはありません。
むしろ今与えられた肉体をいかに楽しんでいくか、今与えられた肉体をいかに最大限に使いこなすか、それこそが非常に大切なものであり、そのためには光と光でないものをいかにうまく自分のものに使いこなしていくか、光でないものに利用されたり、光でないものにコントロールされるのではなく、自分が光でないものを使いこなしていく、自分が光でないシステムをコントロールしていく、そういう意識でこれからの流れを進んでいっていただきたいと願っております。それではアドバイスをしていきます。
Madokaさんの今の状況において、あなた自身の体の流れに大きな大きな変化が訪れており、新しいエネルギーに定着するのにもう少し時間が掛かるかもしれません。しかし新しいエネルギーはあなたが感じ、身に付け、それを使って現実を生きることができるようになった時、あなたのそのエネルギーの素晴らしさにおそらく気づくようになるでしょう。あなたの才能を開花させ、これまでは使うことのできなかった肉体に光が入り、自分の新しい側面をたくさん輝かせることができるようになるでしょう。しかしその一方でやはりこれまでの肉体や光ではないシステムを同時に開花させる必要もあるのです。光のシステムが動き出し、新しい光を降ろしてくると、それと同時に光でないシステムも同様に動き出していくのです。あなたにとって光ではないシステムはあなたの時間を奪おうとし、あなたの成長を少しでも押し戻そうとする働きをしていきます。したがって時間が足りないとか、せっかくの能力がうまく使えないという現実があなたにやってくるかもしれません。それを否定的に捉えるのではなくうまくコントロールするためには、自分が才能として新しいものを開花させようとする時、それを阻害するエネルギーを否定的に捉えるのではなく、新しい才能を開花させるには時間が掛かるものであり、こつこつと少しずつ身に付けていく、一気に開花させようと思わず、少しずつ少しずつ体の能力を開発させていく、そういう観点で長い観点で見ていくと、光ではないシステムもコントロールできるようになります。新しい意識を持って自分の新しい能力を開花させていってください。
Kazumiさんの今の流れを見た時、あなたは新しいサイクルが確実に近づいてきて、その大きな入り口があなたの目の前にやってきています。今あなたの目の前にはとても大きな入り口があり、よほどのことをしない限りはこの大きな入り口の中に吸い込まれていきます。しかし現実のあなたのエネルギーは大きな入り口に吸い込まれる以上の強さで、あなたがその入り口から出ようともがいているのです。あなたはその大きな入り口に吸い込まれる力以上にそこから出ようとしているのです。その大きな入り口は確かにあなたにはこれまで常に恐れや不安を与えてきた波動と同じような入り口であるために、おそらく恐怖心があり、これまでのことが蘇ったり、或いは今まで不安として思っていたことがすべてそこに入っている位の逃れようもない大きなエネルギーとして感じられてきます。そのためにあなたは必死になってそこから逃れようとします。しかし今あなたはそれを否定したり拒否することなく、今まさにその入り口をしっかりとにらみつけ、真正面で受け入れ堂々と自分の方から大きな入り口に向かっていくという意識と行動が必要になっています。はむかったり逃げたり、拒否するのではなく、むしろ自分の方から堂々とその入り口に向かっていく、それが試されているところです。あなたがどれだけ逃げようとも、どれだけ戻ろうとしても確実にその入り口に吸い込まれていきます。自分の意識の持ち方を大きく変え、自分の流れだから自分でしっかり歩いていく、もう逃げたり後ずさりせずに、自分の道は自分の足で前に進んでいく、今まさにその決意が求められているのです。あなたに与えられた喜びはすべてその大きな入り口の向こう側に用意されています。あなたがこれまでつくり上げてきた多くの喜びはすべてその入り口で与えられていきます。本当にあなたが預けることができるかどうか、本当に自分の足でそこに向かうことができるかどうか、今まさに最後の学びが訪れています。自分自身の心に正直に勇気を持って自分の足で進むようにしていってください。
Chioriさんの今の波動で、あなたの波動の中に新しいサイクルが小刻みに小刻みに震えて存在しており、あなたのハートの鼓動と同じように共振し合っています。あなたのところに用意されているこの新しい波動は、あなたのハートの要求に応じて大きな入り口を開けていきます。今その入り口はまだあなたのハートの共振度に合っていないために、あなたのハートで開けることができない状態にあります。あなたのハートがその入り口と共鳴し、本当に信じて望んだ時にその入り口は大きく開き、あなたを中に吸い込んでいくでしょう。そこに行くためにはあなたはまずハートのレベルで自分の人生のすべてを預けるという決意が必要になります。今まで自分がずっと求めていたもの、自分がずっと信じていたもの、まさにそれが今目の前にあり、あなたのすべてを受け入れようとして待っているのです。あなたのすべてを受け入れるそのものが今目の前にあるにもかかわらず、あなたはそれをずっと見ているだけであり、まだそこに飛び込む勇気が出てきておりません。完全にそこに心から共鳴させ、門を開き、そして本当に信じきれた時、納得できた時にたちまちにしてあなたの体が吸い込まれていきます。今目の前にあるもの、あなたがずっと信じてきたもの、そこで待っています。ぜひ自分の体のすべてを預けていってください。
Akikoさんの今の波動は、あなたの新しいサイクルがいくつもの光となって現れています。あなたにはいろんな選択肢があり、それぞれの波動を自分で選ぶことができます。それぞれの波動はそれぞれ異なる側面をあなたにもたらしていきます。あなたがどの波動をどの順番で選んでいくか、それによってあなたの流れがかなり変化していきます。どの順番で選ぶかによってかなり今後の流れが変わってくるのです。まず最初に何を選ぶか、まずそれで大きな違いが出てくるでしょう。ある波動を選んだ時、あなたの流れはこれからの自分の成長を急激にもたらしていき、気づかなかった部分が少しずつ理解できるようになり、自分と現実、自分と他の人との関係が少しずつ少しずつ分かるようになっていきます。そして自分が分かるに従って別の光が呼ばれていき、一つずつ一つずつあなたにいろんな知性をもたらしていきます。別の波動を先に選んだ時、あなたはこれまでの流れの延長の中で新しい自分をつくり上げていきます。周りから見るとほとんど変化してないように見えながらもあなた自身の内面は大きく大きく変化していきます。周りからはほとんど何も変化してないように見られていながらも、あなたのスピリチュアルな側面がどんどん開いていき、周りから見られるあなたと自分が見ている周りの違いがどんどん大きくなっていきます。周りの人はあなたに何も変化を感じませんがあなた自身はむしろ周りの人をこれまで以上に分かるようになり、周りの人は同じように接してきてもあなたはその人に対して、もう嘘をついている人は嘘が丸見えになり、だまそうとしている人もだましていることをすぐに見抜き、そして賢い人は賢い知恵をあなたはどんどん取り入れていきます。周りの人は何も気づかないままあなた自身はどんどん成長していく流れがあります。また別の波動を先に身に付けた時、あなたは自分の肉体的な能力を先に開花させていきます。自分の体に秘められたいろんな秘密があり、それを肉体の開発と同時に開いていくことができます。チャクラを活性化すればチャクラの隠された秘密が開かれていき、肉体を活性化すれば肉体に秘められた能力や美しさがどんどん開いていきます。また五感を使えば五感それぞれに秘められた秘密が活性化され、五感の一つひとつが自分だけの能力を活性化させていきます。肉体の能力が先に活性化していき、それによって現実が変化してくる様子が手に取るように分かっていきます。現実は五感でつくられていることがはっきりと分かる、現実をつくる仕組みが理解していき、現実をどのように使っていくかをあなたは他の人に教えたりすることができるようになります。そうすることにより現実のつくり方が分かっていき、そしてスピリチュアルな側面と現実との接点が明らかになる、それを他の人にどんどん教えることができるようになっていくでしょう。他にもいくつかの選択肢があり、どれを先に選択するかで今後の流れがかなり変化していきます。あなたがそれのどこに反応し、どこに意識を向け、どのように成長していくか、それ自身私たちも楽しみに見ているところです。
Hirokoさんの流れを見た時、あなたの流れをつくる根本的な波動がまだ自分の根本的な意志と一つになっていないために、常にずれてしまったり揺れ動いたり、偏ったりと中々一定になれない状態にあります。そのために現実の流れが常に不安定になり、一定になろうとしてもまたゆれてしまったりする流れになっています。この不安定な現実を人の所為にしたり自分の所為にしたり、或いは天の所為にしたり、いろいろ他の所為にしていると結局この流れはさらに不安定になり、常に自分のコントロールできない状態のままになります。現実を思い通りにいかせるためには自分がすべてをコントロールしなくてはいけません。そのためには現実に関与しているものすべてと仲良くする必要があるのです。自分が仲良くできない波動があると、それは自分の現実をつくる仲間にはなりません。現実を良くしたければ現実と接点のあるものすべてと仲良くする必要があるのです。仲良くできない波動があると少なくとも現実は思う通りにはいきません。この原理を理解できるまで今のような不安定な状態が続くことになるでしょう。
Nobuteruさんの現実の波動を見た時、あなたは知識においては現実のすべては自分がつくり出しているものである、すべては自分から出ているものを理解しております。知識ではそのように理解していても、実際の現実をどう判断するか、ある意味では半分はそれを理解していてそういうものだという認識がありながらも、あとの半分は思った通りにはいかないという意識もあります。しかしまず与えられた現実は否定することはできません。与えられた現実がすべてなのです。現実をつくる能力のすべてを結集してできたのが今の現実なのです。今の現実がうまくいっていないと思う限り自分の現実をつくる能力が自分のマインドとは一致してないということです。少なくとも現実をつくる能力は完璧であり、現実をつくる能力を最大限に使いこなして今の現実があるのです。それと自分の思いが一致してない場合には自分のマインドがそれに達していないということであり、自分のマインドをいかにして現実をつくる意識に持っていくことができるか、そのためには自分のマインドを変えなければならないのです。マインドを現実をつくる意識レベルに移行していく必要がある、しかしあなたの場合にはマインドでできたものが先にあるために、先にあるマインドを変えることが難しくなっています。自分なりにつくり上げた信念体系、自分なりに信じているものがあり、信じているものを容易に変えることができなくなっています。しかしあなたが根本的に信じていること自体が現実をつくる意識と離れているのです。そのために今の自分の真実をベースにしている限り現実は変わることはありません。現実を変えたければ今心から信じている信念体系そのものを変える必要があるのです。それだけの勇気があなたにあるかどうか、この信念体系を変えるためには今のあなたの存在そのものを変える必要があります。少なくとも自分をしっかりと表現する、自分のすべてを顕にしていく、隠しているものを表に出していく、これができない限りあなたの信念体系は変わることはありません。これができない限りあなたの現実も変わることはありません。あなたがそれで気持ち良ければ今のシステムのままで過ごしていっても誰も文句を言うことはないでしょう。
皆さん方の現実のつくり方が段々高度なレベルへと移行してきています。ただ単に願えば現実化するとか、思えば現実化するという時代は過ぎ去っています。現実に関与するファクターがどんどん増えてきており、単純に思えば現実化するというレベルではなくなってきているのです。現実をつくるシステムそのものが大きく変化してきている、新しい現実をつくるシステムに移行していく、皆さん方はそういう時代に生きているのです。多くの人が現実がうまくいかないとか、思った通りにうまくいかないと言っているのはこれまでのシステムにしがみついているからです。
現実をつくるシステムがすでに変わっており、新しいシステムへと皆さん方が変わらない限り現実をコントロールすることはできなくなっています。今世の中でいろんな事件や不幸な出来事が起こっているのもすべてその所為です。多くの人が古いシステムで現実をつくろうとし、それが実際の現実と合わなくなっており、予想外のことや思ってもいないこと、とんでもないことが起こってきているのです。
皆さん方は新しい仕組みを理解しており、それに基づいた現実のつくり方を行なっていけばとんでもないことや不幸な出来事に合うことはありません。ぜひ今述べたアドバイスをまず聞いてみて、自分の現実をコントロールできるようになることを願っております。私たちはせめてここにいる皆さん方がそれを理解し、皆さん方が現実のつくり方を取得した時、それをまた他の人に伝えていける、皆さん方がその先駆者であることを願っています。ですから私たちは皆さん方がこの現実をうまくコントロールできるのを完全にサポートしていきます。
そのためには今アドバイスしたことをぜひ実行してみてください。皆さん方がアドバイスの通りに実行すれば、必ずうまくいくようにハイアラーキーのすべてが皆さん方を援助していきます。私たちはそれをぜひ成功させたいと願っております。ぜひ頑張ってください。ありがとうございました。
皆さん方はこれからの現実をとても夢があり、自信があり、やる気を持ってつくろうとしています。皆さん方の心に夢と希望があり、やる気があれば、他の人々にも広がっていきます。皆さん方がつくろうとしている現実は自分だけの現実ではなく、他の多くの人の現実にも関係していくのです。お互いに現実が関係し合い、そしてつくり上げていくのです。これまでの現実は自分だけの現実、自分は自分の意志でつくるという風に申し上げてきました。しかしこれからの現実は自分の現実が他の人のそれぞれの一部に関与していくのです。
お互いに少しずつ少しずつ関与していくのです。そのために自分一人の現実ではなくなってくるのです。これがまた神としての現実の始まりであり、皆さん方は本当に神として学びをはじめているのです。これからは自分だけの現実と思わずに周りにいる人すべてが自分の意志で現実を変えられてしまう、自分が周りの人の現実をコントロールしていく、そういう時代になってきていることを理解しておいてください。
ここにいる皆さん方がお互いに助け合い、それぞれ異なる現実の仕方をお互いに共有し合ってそれぞれが素晴らしい現実を歩んでいかれることを望んでおります。今日はここまでにいたします、ありがとうございました。