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2008/3/10 月曜瞑想会

日常からの気づきを大事に

@富士山からいろんな世界へ行く

私たちは今の瞑想において富士山の中で皆さんとワークをしたマスターの仲間たちです。

Madokaさんのワークにおいて、いろいろマスターたちと交流をした後、中へ中へ入っていくワークが行なわれました。人間の意識からすれば火は熱く、水は冷たく、土は硬いという思いがあるかもしれません。でもそれは人間の意識にそう感じられるようにつくられただけのものであり、本来のエレメントそのものはそういう性質を持っているわけではありません。人間の感覚からしてそう感じられたるだけのことであり、持っている本質的なものはいかに人間の意識にそう働き掛けていくか、人間のクリエイティブな面を活性化させたり、新しいものをつくり出す、今あるものを変えるという一番初めの点火、瞬間的な力をどう生み出していくかが火のエレメントになります。したがってこれをコントロールするにはこの瞬間的に飛び出したエネルギーをどの方向に向けるのか、飛び出ていったエネルギーがどこに着地するのか、目的がしっかりと定められていることです。この飛び出ていったエネルギーがしっかりと留まる、その目的をしっかり持つことがコントロールすることになります。自分が何かをつくり出したり、何か強い衝動が起こったり、大きな力が動き出した時、それをどこに到着させるか、その目的をしっかりと理解すること、それがコントロールすることになります。常に何か大きな力が動いたらそれをどこに持っていくかを考えるようにしてみてください。

Naokoさんのワークにおいて、あなたの体験したいろいろの現象において、あなたが日常テーマにしていること、日常意識に上っていることがすべてあなたに流れてきました。自分自身の生き方をどう考えるか、現実をどう理解するか、そしてあなたに与えられた答えがあなたの体験した場でした。相手との関わりをどうするか、まず相手がどのような状態であろうともそれは相手の現実であり、あなたとは別の世界になります。むしろあなたの世界はそういう他の人を見た時に自分の心かどう動くのか、自分の感情がどう動くのか、その感情によって自分の世界がつくられていきます。相手はただ単に自分の世界を楽しんでいるだけであり、それをあなたが判断した時にあなたの世界に判断のエネルギーが動き出していきます。どのような世界を他の人が演じていたとしても、それはその人の世界であり、自分とは直接関わりはないこと、いかにそれを理解するかが大きなポイントになります。相手がどのような世界観をつくろうとも自分は自分の世界で美しい世界をつくりたければすべてを美しい思いで、すべてを肯定的な思いで満たすこと、いろんな人の世界に良いもの、美しいものを見つけていく、ひたすら発展的なこと、肯定的なものを見つけていく、それによって自分の世界が光輝いていきます。不快感や嫌なところにずっと意識を向けておくと自分の世界が嫌なものだらけに埋まってしまうのです。自分のつくり出すこと、それを光に溢れたものに満たすようにしていってください。

Tamikoさんのワークにおいて、あなたが中心で感じた思い、それはまさしく自分の中心でもあります。結局地球の中心にいることは自分の中心に向かうことにもなります。中心で風のようなものを感じた、風はある意味では知識であり、知恵であり、また自分の持っている信じているものでもあります。そしてそこにはある意味では落ち着けるもの、どっしりとしたものがまだつくられていなかった、中心にきて自分は風で良い感じがしたけれども、これだという明確なもの、完全に落ち着ける場所が見つけられなかったり、つまり自分の中心にまだ確固たるものができていないという意味でもあります。知りたいことや興味のあるものはたくさんあるでしょう。そのままにしておくと風のままになります。それはそれで流れ流れて変化をもたらし、十分に楽しむことができます。しかしやはり自分自身が中心であるためにはしっかりとした中心となる何かが必要になります。自分は中心に何を持ってくるか、自分は何を中心にしたいのか、それが意志になります。まだ明確な中心ができていないのは、何を中心にするかという意志がまだできていないこと、しっかりと自分を中心にさせるもの、それを自分なりに見つけそして意志を持ってそこに定着できるようにしていってください。

皆さん方の今日のワークにおいて、皆さん方が日常テーマにしているもの、日常疑問に思っていることをマスターたちがいろいろ仕組んでくれました。今日の体験によって日常において何らかの気づきや目覚め、発見ができることを願っております。それでは今日はここまでにいたします、ありがとうございました。


(c)2008 CentralSun
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