これまで皆さん方がつくり上げてきた日本という社会、多くの人が穏やかで暖かく思いやりがあり、過ごしやすい社会をつくり上げ、その中で家庭を大事にし、仕事を大事にし、自分を大事にする生き方が続けられてきました。そしてその勤勉さや真面目さが日本人の特徴となり、他の国々においても勤勉さや真面目さが仕事において重要であることが認識されてきております。
しかしこの日本において勤勉さや真面目さが仕事においてはとても有効性を発揮し、経済社会を大きく発展させる原動力となったにも関らす、家庭においてはこの勤勉さや真面目さが生かされていないという状況があります。仕事においてのみ勤勉さや真面目さが生かされながらも、いざ家庭に目を向けた時に家庭のいろんなことに関して勤勉さや真面目さ、例えば教育、家族や親戚、先祖を大事にする思いや、家庭と社会との繋がり、人間と人間との関係、これらにおいて真面目さや勤勉さ、素直さがどこまで生かされているか、そう考えると必ずしも有効に生かされていないという状況があります。
つまり仕事においては一見勤勉で真面目で努力しているように見えても、それは家庭や社会における真面目さや勤勉さを怠ってつくり上げられたものであり、その分勤勉であり続けるためにそのストレスを家庭に持ち込んできたり、真面目に仕事をしていた反動として家族に対して乱暴になったりするという相反する言動がつくられております。
つまり日本人のつくり上げてきた勤勉さや真面目さ、正直さは仕事において生かされた反面、家庭や社会生活においてどこまでそれが生かされているかというと、必ずしも生かされていないところがあります。これはとても面白いことに、逆に経済発展がそれ程進んでいなかった昔の状態に目を向けると、むしろ家庭においては勤勉で真面目なところがありました。
家庭において仕事、あるいは農作業や家を継ぐという仕事を行なっているところにおいては、勤勉に真面目に労働を起こし、真面目に仕事をすることがそのまま家庭の維持にも繋がっておりました。しかし完全に働く場所と家庭の場所が分かれてしまうと、それぞれ別のエネルギーを体験するようになり、会社という場のエネルギーと家庭という場のエネルギーがまったく違うものに変化していき、働いて学ぶというエネルギーと家にいて学ぶというエネルギーが逆に反対のエネルギーをつくり上げてきております。
したがって、働いて学ぶという場のエネルギーと家庭での場のエネルギーがまったく違うエネルギーになってきて、同じ生き方をしようとすると会社での生き方と家庭の生き方を相反するものに変えなければ生きていけない状態になってきています。そのために会社で働くエネルギーと家庭のエネルギーがまったく違う波動になってきて、会社で真面目に仕事をするということがストレスをため、本音を言えない自分をつくり上げ、その分家庭に戻ってきて乱暴になったり、ストレス発散のために暴力を行なうなどの言動が行なわれていきます。
こういう社会をつくり上げる際にいろんな場を体験するということが自分に何をもたらすのか、何らかの新しい体験を始める時には必ずその体験によって学ぶべきエネルギーがあり、そのエネルギーは一つのサイクルをつくり上げていきます。そしてそのサイクルはある意味ではプラスとマイナスの間のサイクルであり、ある一つの学びに対しての見方がプラスという観点から見た学びとマイナスという観点から見た学び、あるいは陽という方向から見た学びという陰という方向から見た学び、どういう切り口をつくったにせよ、異なる二つの側面の学びをすることになります。
その異なる二つの側面の間の学びとして、まったく異なる体験を行き来することになり、それによってそれを超越した新しい波動を獲得することになります。会社で働くという場を体験する時、共同生活をする、そのために個性を殺し全体に合わせる、言いたいことがあっても黙っておいて皆に合わせてしまう、自分だけ突出しないように、目立たないようにして皆と同じように足並みを揃えていく、そういう会社の生き方にエネルギーを変えていくと、その反動として隠していた自分を表現する、言えなかった部分をはっきりと言うようになる、自分を殺して全体に合わせていた部分を全体を壊して自分を表現するというエネルギーをつくり上げていく、そしてそのエネルギーが家庭に持ち越され、家庭においてその反対のエネルギーを学ぶようになります。
いずれにせよ何か新しいことを体験しようとする時、その新しい体験のエネルギーは必ず二つの異なる波動の間を行き来してエネルギーがつくられていき、それが新しい場のエネルギーと現在の自分の場のエネルギーとの間で流れが進められていきます。どのような体験のエネルギーにせよ必ず二つの側面があり、いわゆる良い方向へどんどん進む波動とその反動としていわゆる反対の波動を学ぶことになり、それをしっかりと自分のものにして新しいものを体験するという状態になっていきます。
したがって、多くの人の場合に何か新しいことを体験しようとする時、必ずそこに含まれているプラスの波動とマイナスの波動、それぞれを体験することになりそれを自分がいかにコントロールしていくか、その間に動いていくいろんな体験のエネルギーを自分はどのようにして乗り切っていくか、これが大きなテーマとしてのしかかってきます。
したがって何らかの新しい体験をする時、良いことばかりを期待する、一方的に良いことしかないと思って体験を始めると、必ずその反動のエネルギーが自分に入ってくることになります。体験をする時に良いことばかりを考えるとそういう波動に変化していくために、良い悪い関係なしにとりあえずその学びをすべて行なう、どのような状態であろうともそういうエネルギーとして体験する、そういう風に割り切ったほうが良い悪いの価値観がつくられずそのまま体験できるようになっていきます。
結婚に関しても同じように良いことばかりをイメージしていくとその反対のエネルギーを同時に体験することになり、とても良いイメージを持った分、とても悪いエネルギーがつくられていき、それを体験せざるを得なくなっていきます。したがって、結婚に対する願望やイメージが大きければ大きい程、その失望も大きくなっていきます。
じゃ何も期待しない方が良いのか、何も思わないのが良いのかというと、やはり何も期待しないと何も進むことができず、その場をクリエーションするエネルギーそのものがつくられなくなっていきます。自分が満足する生き方をしたいのであれば自分の力でクリエーションをする必要があり、強いエネルギーで現実を創造せねばなりません。
強い現実を創造するためには自分の信念で新しい場をつくっていく必要があります。自分の信念で新しい場をつくる、しかし良いことばかりをイメージすると必ずその反動のエネルギーも体験する、こういう状況が訪れてきます。じゃ自分にとって良い生き方とは何であるのか。
自分にとって良いこと悪いことという価値観がどこからつくられてくるか、自分が楽をして甘やかしてくれて好きなことをして、全部相手がやってくれる、こういう現実は望めば望む程あり得ない状態になります。なぜならば宇宙や神や天使も誰もそんな現実は考えてもおらず、望んでもいないために、結局は自分でつくり上げた妄想のエネルギーが自分にただ戻ってきます。
結局相手もそのように考えてる人が近づいてきて、お互いに相手をコントロールするエネルギー同士がぶつかり合っていきます。じゃ自分は相手の言うなりになるようにしておいたら良いのか、やはりそう思っても誰も主導権を発揮する人が現れてこなかったり、逆に強く自分をコントロールする人が現れてきたり、やはり自分にとって良くない二つの波動を学ぶことになります。
どのように思いをつくろうとも必ず二つの側面の波動で学んでいくことになります。では皆さん方にとって良いパートナーとはどういう関係なのか、どのようにしてパートナーのエネルギーをつくり上げていくのか、少なくとも相手をコントロールしようとしたり、自分の手の中で操ろうとしている限りは、良い関係はつくることはできません。
パートナーとのエネルギーというのは本来はまったく別々のエネルギーであり、まったく別々のエネルギーであるために、そのままではお互いの共通点がまったくなく、その分相手に影響を受けることはほとんどありません。しかし何か共通の目的がつくられた時、共通の目的の波動によって初めてお互いが繋がり、そこで一緒の共同作業が始まっていく、共通の目的意識がない時にはお互いの接点がまったくなく、お互いにまったく影響を与えていかない、これがパートナーとの関係であり、それ以外パートナー同士のエネルギーはほとんど影響し合うことはありません。
したがって共通の目的ができた時、自分が中心になって相手がサポートしてくれるとか、あるいは相手が中心になっていく時自分がサポートするとか、そういう波動は本来は存在しておりません。あくまでも一緒にやるかそれともお互いに何も関与しないかどちらかになっていきます。
一緒にやる時にはお互いが一つの共通の目的に進んでいくことになり、どちらかが中心となったりどちらかがただ付いていくという状態は一緒にやるという波動にはなりません。これは一緒のクリエーションのエネルギーが一切使われていないために、正常なパートナー関係にはなりません。
やはり正常なパートナーの関係になるためにはお互いの神のエッセンスを組み合わせ、そこから新しいものをつくり上げていく必要があるのです。そのためにはお互いが持っている神の神聖なる部分にお互いが目を向け、その観点でお互いがクリエーションを行なっていく必要があるのです。
お互いに相手の持っている神聖なる部分、神のエッセンスを理解し、尊重する、お互いが相手に神であることをしっかりと実感する、これがない限り本来のクリエーションは行なわれなくなります。一人ひとりがしっかりと相手を見つめ、心を感じ光を感じる、そしてお互いが神として敬い接していく、これによってクリエーションが行なわれていきます。
今までの日本の流れからこれからの新しい時代に向け、パートナーとの間においてお互いが本当に自分にとって必要な神であり、自分にはない神のエッセンスを相手が持っている、この神のエッセンスをお互いが協力し合うことにより、とても素晴らしい現実をつくることができる、こういった認識をしっかりと持ってそれぞれが素晴らしいパートナーをつくり上げていけるようにしていってください。
パートナーという関係を見た時、多くの人はまったく知らないパートナーといつか出会い、そしてお互いが努力しながら何とかうまくまとまるようにもっていく、まったく知らなかった赤の他人が頑張って頑張って努力をしていく、これが今までお互いが持っていた価値観でした。まずこういう考えを根本から変える必要があります。
お互いがパートナーとして生活する人は初めからお互いが知っている人であり、約束した人であり、納得してパートナーの契約を結んでいること。したがってお互いが他人で努力して一緒になるという考え方は本当は間違っており、お互いに知っているもの同士が再び出会い、また新しいクリエーションを行なうために新しい場をわざわざつくって新しいことをやろうとしている、本来は幼馴染の仲の良い友達同士がまったく違う新しい場において新しいことを一からやり直そうとしている、そういう感覚なのです。
確かに初めて会って全然友達のように思えなかったり、まったく赤の他人のように感ずるでしょう。でも相手の神聖なる神の波動を見抜いた時、いかにもその人が自分の心のパートナーであり、また自分の学ぶべきテーマに一番ぴったりな人か、また自分がつくろうとしている現実に一番必要な人かが分かってくるでしょう。そしてそのためにはこれまで自分がつくり上げてきたすべての概念を捨て去る必要があります。
自分が小さい頃から抱いていたパートナーへの願望や思い、期待、いろんな望みをすべて手放す必要があります。小さい頃から信じていた異性に対する思いをすべて手放してください。そういったところにしがみついている限り本当のパートナーに出会ってもパートナーとは思えない状態になまります。
真のパートナーは自分の望んでいる人ではありません。むしろ自分を成長させるために一番うるさい人、やかましい人、失礼な人、むしろそういう人が本当のパートナーである場合が多いのです。自分を成長させるためにお互いが学び合い、お互いが成長するために、お互いが新しいものをつくるために契約を結んできています。
自分が成長するためにパートナーが必要であること、またお互いの協力によってまったく新しい自分をつくり出していく、自分をつくり直すためにパートナーが必要であること、自分を新しくつくることが一番のクリエーションになります。そして自分をつくり変えるためにはパートナーの力がないと変えられないこと、こういったことをよく理解して自分のパートナーに目を向けていってください。それではアドバイスをしていきます。
Kazumiさんの波動において、あなたの今の学びにおいてパートナーに対しての波動は、今ある意味では自分が本当の自分とは何であるのか、自分のパートナーとの波動においての繋がりが何であるのか、自分そのものの核心に目を向けさせることを学んでおります。本当の自分が何であるのか、それを一番見せているのがパートナーと言えるでしょう。そしてそのためには自分自身の一番見たくないもの、自分の中に隠れている一番恐れているもの、それを向き合わせようとします。自分が見たくないもの、目を背けたくなるもの、それを自分の心の中に見つけることができた時初めてそれを見せてくれたパートナーにいろんな思いが出てくるでしょう。そしてそれをしっかりと自分で見つけ、自分がそれを光に変えていく時初めて自分の強さが発揮されていきます。自分から逃げることなく強くなるために、自分の見たくないものを光を入れて他の人に見せるためにしっかりと自分と向き合うようにしていってください。
Hirokoさんの波動において、あなたのパートナーへの波動はある意味では神聖なる波動と一番俗的な波動との間の行き来をお互いが学んでおります。一番高いレベルで見た時の波動と一番現実的なレベルで見た時の波動、これをお互いが行き来しており、この行き来の狭間でいろんなことが起こってきます。両方共が高い波動で考えると現実がめちゃくちゃになり、両方共が現実に目を向けると波動がとても低くなってしまう、片方が高い波動を維持し片方が現実をしっかりと見る、そういったやり方をどううまく調整をとっていくか、そういった学びをお互いが行なっていると理解しておいてください。
Makikoさんの波動を見た時、あなたのパートナーにおける波動において、自分の理想としている波動と現実に流れている波動の違いが体の中に流れており、その違いが常に自分の体を巡り回っていきます。したがって、あなた自身が体験している他人との波動は必ずしも本当の他人との間の波動ではなく、自分の中につくられた思いの波動と現実との波動の違いが自分に感じられております。したがって、自分が相手はこうである、異性はこうである、パートナーはこうである、いろんな思いを持っていても自分が思っている波動と本当の相手の波動は同じものではありません。まずはそれに気付くことができるかどうか、自分では確信を持って絶対こうだ、絶対相手はこうに違いない、自分としては信念を持ってそう感じていても現実はそうではないことがとても多いのです。でも自分は確信を持っているために恐らく自分を変えることはないでしょう。そのために相手が変わっていないように感じられてきます。でも実際には自分自身が自分のつくり上げた波動の中に留まっているために、そこから出ることができていないのです。したがって、一度自分が大きな殻を自分で破り、自分の世界から抜け出て初めて他人との間の関係のエネルギーの波動の中に入り、他人のエネルギーが本当に流れてくる世界に入っていかなくてはなりません。自分のエネルギーの中でずっと過ごそうとするとこの世界から外に出れなくなってしまうのです。自分の世界から大きく出ていって他人の世界のエネルギーが流れている所へ自分から飛び込んでいく必要があるのです。そのためのいろんな儀式やワーク、練習をいろいろとやってみるようにしてみてください。
Yukikoさんの波動を見た時、あなたのパートナーの波動において、あなたには自分でいろんなことが考えられ行動でき、ある程度うまくいっているために、恐らく今の日本的な価値観で言う、うまくいくという流れのエネルギーを身に付けております。しかしあなたの身に付けているうまくいくという波動は、これまでの多くの日本人の価値観でつくられてきたうまくいくという波動であり、これはこれまでの日本人の意識にしか通用しない波動とも言えます。例えば他の国々、イタリアやフランスとかいう男女がそれぞれ求め合っているよなう中で何かをクリエーションしようとしている社会を見た時に、恐らくそこでは社会的に成功しているエネルギーとは評価されない場合があります。したがってうまくいっているかどうかは国により違い、時代により異なり、文化やいろんな波動によって価値観が違ってくるということ、今自分が考えているうまくいっているという波動はこれまでの日本人の概念に合っている波動であり、恐らくこれからの日本や他の国々においては必ずしもそうではないということ、そしていろんなところにおいてうまくいっているという波動を体験するためには、やはりパートナーや異性との間のエネルギーをかなり自分のクリエーションの場の中に持ってくる必要があります。そしてそのためには譲るという波動、協力し合うという波動、お互いの欠点を認め合い、そして分かち合い理解し合うという気持ち、やはりこれらが必要になってきます。これまでの日本人は譲るというか気持ちをかなり大事にしてきましたが、それが自分を犠牲にするという影響をつくり上げてきました。本来譲るという波動は自分を犠牲にする意味ではありません。むしろ自分を大事にするために譲るという波動がつくり上げられてきました。自分が譲らないばかりに返って自分の波動が壊されてしまったり、その場においては自分が譲らない限り自分がつぶされてしまう、高い波動の前にいった時には自分が一歩下がらないと自分の居場所がなくなってしまう、あくまでも自分よりも波動が高いものや恐れおおいものに対しては譲らない限りは自分が生きれなくなるのです。そういう時につくられた波動が譲るという波動であり、これは力関係を意味するのではなくスピリチュアリティや徳の高さからもたらされるものです。そういう本来の譲るという波動を身に付けた時、そこから出てくる相手に対する敬意や尊敬心、いろんな波動が蘇ってきて譲ることの素晴らしさを感ずることができた時、パートナーに対しての譲る気持ちやいろんなものが新しくつくり変えられ、自分にとっての素晴らしいパートナーが現れてくる可能性があります。自分を磨きながらさらに高いところへと進むための譲るという精神を考えてみてください。
Hitoeさんの波動を見た時、あなたの波動において自分の心の中の正しさ、この正しさがとても強く動いており、これがパートナー関係にもいろんな影響を与えていきます。自分は正しいという波動で常に動いていき、これが周りにいろんな波動をつくり上げていきます。そしてこの正しいという価値観がパートナーとの間の正しさの違いをつくり出し、いろんなところで新しい学びがつくられていきます。したがって、体験することごとくの状態においてすべて気に入らなくなってしまったり、自分の世界とは違うように感じたりする状況がつくられてきます。それを我慢できるかどうか、あるいはそういう場を普通と思えるかどうか、その認識の違いによってパートナーとの時間をどこまで一緒にいられるかが変わってきます。素直に単に正しいかどうかを決めたり、論ずるよりも、そういうものなのだと悟りきればパートナーとの間のエネルギーもそれ程問題はなく過ごすことができるかもしれません。しかししっかりと決めておきたいという思いができると、お互いがそのスイッチが入ってしまい、お互いに譲らなくなったりする状況がつくられていきます。これはいつの間にかお互いが居心地の悪い空間をつくり上げていきます。そういう場において自分がどこまでそういうものなのだという波動をつくり、和やかな状態をつくり上げていくことができるか、良い流れを常にスムーズに流せるようにすることができるか、そういう変化をつくり上げていきます。自分の中のエネルギーを自分でうまくつくり変えられるようなテクニックを編み出していってください。
Madokaさんの波動において、あなたの波動におけるパートナーとの学びは、ある意味では一見そんなにぶつかることもなく、不自由も不便も何も感じない状態かもしれません。しかし実際に長い時間一緒にいるとか、自分が束縛されるような状態になった時に恐らく急にスイッチが入ったり、急に爆発する可能性があります。実際のパートナーの波動において社会的に責任をもって一つの場を学ぶというのはとても大きな体験になり、また本当の自分に向き合う状態になります。本当の自分に向き合うというのはこれまでほとんどなかった体験であり、パートナーとの生活はすべての時間において、相手を鏡として自分を見る流れに入ります。これがパートナー契約の大きな意味であり、初めから終わりまですべて相手を鏡として自分を見ていくのです。そしてそれに耐えられなくなり多くの人は途中で逃げ出していきます。パートナーの所為にしているように見えても実際はすべて自分の波動であること、それをどこまで人々が理解できるかどうか。実際に一緒になる前と後では鏡のつくり方も変化していき、本当に見たくないところ、見ていなかったもの、無視していたものをすべて鏡で見せてきます。それだけ良い学びになる反面、耐えられない人は恐らく逃げ出してしまうでしょう。自分を見るという学び、これまである意味それ程行なっていませんでした。これからは恐らく自分の見ていなかったものを次々と相手を通して見るという学びが必要になってきます。その時に自分はどう行動していくか、どういう言動を取るか、でもそれが実際には自分を成長させ、心が大きく優しくなり、また強くなっていく、大きな大きな器で相手を癒していく、そういう新しい学びに入ることができるでしょう。
Kimioさんのパートナーの波動を見た時、あなたの波動においてパートナーはある意味ではそれ程必要とも悪とも感じていない状態かもしれません。しかし実際に完全に自分のすべてを映し出すパートナーとの生活を続けると、パートナーを見ているように見えても自分を見ていることが段々分かってくると相手を変えることがいかに出来ないか、相手を変えようと思っても中々変わらないと感ずるのは自分が変わろうとしていない時なのです。自分は変わりたくないけれども相手に変わってもらいたい、これは自分が変わろうとしていない証であり、自分が変わろうとしていない限り鏡となっている相手も変わることはありません。こういう学びを当分続けることになります。そして結局は自分が変わると相手が変わっていく、この本質に気が付いた時、パートナーは結局自分が先に変わらない限りパートナーが変わることはない、自分が相手を許すと相手が自分を許す、いろんな関係が理解されてきます。そういう本当のパートナーとの学びをするためにも自分から変わるということを少し意識していってください。
Akikoさんのパートナーの波動を見た時、あなたの波動においてパートナーの波動は特にこれといって強いイメージがあるわけではなく、また逆に漠然とした強いイメージがあります。そのために現実のつくり方がかなり異なってきて、特定の人を呼び寄せるというよりは漠然とした人の中での関与が多いという波動になっていきます。どうしても漠然とした波動の中での接し方であるために、具体的な成果が得られず、明確な実感が沸かないという状態になってきます。場合によっては自分が努力しているように見えても相手にまったく伝わらなかったり、自分は真剣に本気で思っていてもまったく空回りする現状が出てきます。これは自分が持っているという波動と相手の世界との接点がまったくないために起こるものであり、相手の現実の中にある程度繋がりをつくる必要があります。そのためには自分の思いで相手に入るのではなく、相手の真実の世界を知ることが必要です。相手の本当の望みは何であるのか、また相手の世界と自分の世界との接点が何であるのか、現実レベルで相手の心との繋がりが必要となります。自分の世界の中に居ついている限りは相手の中に入ることはできません。自分の世界から大きく離れて相手の中に入っていく、まずはそれをつくり上げ、そして相手の心にしっかり繋がるような流れをつくっていってください。
Namikoさんの波動を見た時、あなたの波動にこれからの新しい流れに向けての大切な波動がたくさん秘められております。ある意味ではこれからの波動をつくるのに必要な波動が一番詰まっており、それらを次々と体験することになります。でもその多くはこれまでの波動を新しい波動に切り替えていく作業であり、いわゆる思い込みや概念、執着といったものを手放して新しい人間関係をつくり上げていくのです。お互いが持っている思い込みや概念、これをいかに新しいものにつくり変えていくか、それぞれが持っている価値観をどう変えていくか、新しいものに変えるという作業が必要になります。どちらかがこれまでの価値観で押し通そうとすると必ず破壊が起こります。これまでの価値観のままではもう時代に合わなくなっているからです。しかし片方だけが変えてもうまくはいきません。両方が新しいものをつくり上げる必要があるのです。そこに向けての新しい生き方をお互いで考えるようにしてみてください。
Megumiさんの波動を見た時、あなたの波動はある意味では新しい時代に目を向けながらも現状をしっかりと理解するという波動が常に付きまとっております。単に未来のことを考えたり、理想を追ったりするのではなく、まずは現実をしっかりと見つめ、現実を大事にしながらも新しいものに移行していく、こういう波動がつくられております。パートナーにおいてもまずは現実をしっかりと認め、今の目の前のパートナー、あるいは現実の多くのパートナー、周りにいるたくさんのパートナーの人をしっかりと見据えた上でこれをどのようにして新しい方向へともっていくか、こういう意識が出来上がっています。多くの人はこれまでの生き方を続けようとるすめたに、どうしても守りの波動になっていきます。しかし守りの波動では新しいパートナーシップはつくられません。新しいものをつくりながらも現実を大事にする、そのために自分としては歯がゆくなったり、思いはあってももどかしくなってしまう場合があります。そこであなた自身は新しい力を使ったり、新しい波動をうまく利用して変化をさせることを考えていきます。自分なりのいろんなやり方を工夫してみる必要があるでしょう。現実に多くの人のパートナーの波動を変えるためには、ある意味ではそれぞれが自分で変えるという意識を持つ必要があるのです。自分で変えるという意識がない限り変わることはありません。そのためには何らかの刺激が必要になります。満足すると変えようと思わなくなるからです。したがって、今目の前にいる人、周りにいるパートナー一人ひとりに刺激を与えることが今の役割になっています。今はうまくいっているように見えても何か刺激を与えてみたり、これからうまくなろうとしている人に何か刺激を与えてみたりする。刺激を与えることによって現状に目を向けさせ、そしてそれを新しいものへと意識を変えさせようとする、これが今のあなたの働きになっております。したがって、これからは現状に目を向けさせるための何らかの刺激と同時にそれを良い方向へともっていかせる新しい見方の両方が必要になります。これからはそういう意味において新しき良きパートナーシップをつくるためのアドバイスや指針、方向性も一緒に提示するというやり方を身に付けてみてください。そうすることにより現状に目を向けさせながらも新しい方向性を常に指し示し、パートナーシップが良い方向へと展開するようになります。ぜひそういうアドバイスを行なうようにしてみてください。
皆さん方のパートナーとの波動において話をしてみました。今日本においてはとてもパートナーの波動がいびつ、何か不十分な波動になっております。お互いの信頼関係がまったくなく、初めから信用していない、必要としていないという波動で満たされています。これはある意味ではシャンバラを遠ざけていきます。健全な社会にはなりません。
やはりどのような形であれパートナーシップは必要な波動であり、またそこからつくられるクリエーションはとても素晴らしいものです。慣れていない人はおっくうがったり、面倒臭くなったり、人間関係がわずらわしくなるかもしれません。でもそれ以上の価値があるということ、パートナーとの間で得られるものはそれ以上の素晴らしいものがあるということ、それを信じておっくうがらずに面倒臭がらずに異性と付き合うようにしていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。