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2007/12/3■月曜交流会

個人と全体の関係を学ぶ

@相手を思う気持ちと自己主張する気持ち

私たちはアルテミスの仲間としてお話をいたします。今年も十二月になりあとわずかになってきました。皆さん方の今年の学びがどうであったか、またこれからどこに向うのか、それぞれ関心があることと思われます。確かに一人ひとりの学びも大事ですが、それに加えて日本自体がこれからどうなるのか、地球の流れがどうなるのか、大きな流れで見た場合の皆さん方の世界もとても気になるものがあります。

日本人として日本に生まれ日本で活動しているということは、日本において成すべきことがたくさんあり、また日本人でなければできないことがたくさん用意されています。多くの日本の人々は日本以外の国からの情報や、物に意識を向け、それを日本に大量に持ち込んできたり、日本で商売をしようとしている人がおります。

まず始まりとしては日本が周りの国々に関心を向け興味を持つ、他の国々に意識を向けることにより日本にはなかった面白い物に意識が届き、そしてそこのエネルギーを日本と繋げることになります。そして興味が増してきたり、欲しいという思いによってエネルギー的に他の国から日本へと流れるようになります。

エネルギーが先に日本に入ってきて、それを現象化しようとしてその物が、あるいはその人間が日本に入るように仕組まれていきます。先にエネルギーがつくられてその後に現象化が起こっていく。したがって、日本にいろんな物が入ってきたり、いろんな人が入ってくるのは先にエネルギーが人間によってつくられ、それを現象化させようとして現れているに過ぎません。

日本が周りの国々に意識を向け、交流を深める、それ自体はとても良いことでしょう。交流を深めることにより他のいろんな国々の考えが分かり、交流が深まり、喜びも増していく、交流するということはとても良いことです。ただ日本人が日本人として保持すべきエネルギーがあり、日本にしか存在していないエネルギー、またとても価値のあるエネルギー、これはできれば他の国々でも通用するものがあり、他の国々でも使えるようにもっていく、他の人々でも使えるように変換していく、こういう意識が必要になります。

他からのエネルギーの良いものを持ってくると同時に日本での良いエネルギーも他の国に持っていく、こういうことにより真の交流が成され、お互いの良いエネルギーをお互いに使えるようになっていきます。しかし今日本で日本人がずっと維持してきた大切なエネルギーがむしろ日本において消え去ろうとしており、日本以外の国に流れていくのがとても難しくなってきております。

日本で維持されてきた礼儀正しさ、つつましさ、尊敬心や謙譲心、敬いやいたわり、思いやり、親切にする、相手の身になって考える、こういう思いが日本人そのものの心から次第に消えていっており、ましてや他の国々に伝えることが難しくなってきています。今日本に残っているこれらの心は、今となっては他のどの国でも存在しているレベルのものであり、質の高さが極めて落ちてきており、一般に国々とほとんど大差のないレベル、あるいは場合によっては他の国々よりもさらにエネルギー的に見て低い波動になっております。

相手を思う気持ち、いたわる気持ち、思いやりの精神、いろんな波動がむしろ他のアジアの諸国よりも下になっているところがあります。日本人がこれまで維持してきた日本人らしい心、日本人らしいあり方、これがどんどん薄れていき、他の国に伝えるべき時代になっても伝えるものがないという状態になっています。

結局今他の国に伝えるべきものが薄れてきており、他の国々から物を持って来ても日本は心を伝えることができないために、金銭でお返しをする、高度な製品でお返しをする、こういう状態になっています。本来日本人自身が古来から持って来た素晴らしい心やあり方、徳をしっかりと身に付けていれば、その徳の高さに周りの国々は本当の素晴らしい心を見出し、自然と日本にいろんな物が集まってくるようになっていたでしょう。

あえて金銭を見せびらかさなくても、自然に物が集まってくる状態は可能だったのです。しかし今逆に日本人は金銭で物を得ようとしている。本当は日本人自身がしっかりとした心を身に付け、思いやりやいたわり、徳、こういったものをしっかりと言動に現していれば自然と世界中の同じ波動の素晴らしい人々が日本にどんどん共感し集まってきたことでしょう。

結局今日本にやってきているのは日本人と同じ波動の人ばかりであり、何か金銭的なものを求める、楽して生きれることを考えていく、今日本人と同じ波動の人ばかりが集まってきています。本来来るべき徳を持った人、いたわりや思いやりの精神をしっかりと身に付けた人は日本に入ってこれないのです。

同じ波動の人を呼び込んでいる、同じ波動の人同士が集まる、これは皆さん方はもう何年も学んでいるはずです。自分たちが日頃使っている波動がどういう波動であるのか、自分たちが出している波動が世界中の人々を寄せ集めている、自分が出している波動と同じ人を日本に招き入れている、そう考えた時、自分は常日頃どういう波動を出しているのだろうか。

日本人の精神性が高い、そう言われていたのはもうだんだん昔のことになりつつあります。明治の頃、諸外国は日本人の徳の高さを見て本当に驚き、脱帽し、今まで見たことのない国をそこに発見することができました。ほがらかで陽気で、正しく発言し、自己主張し、尚且つ目上の人にはいたわりや敬いの気持ち、また子供や小さい子供たちにも厳しいしつけと一緒に優しさをもって常に成長を見守っている、家族が一つになり同じ思いで絆を深めている、他の国々にはないとても素晴らしい波動を持っておりました。

しかし物質が溢れるに従い心は物質へと変化していき、物質を求めること金銭を求めることに心がどんどん傾いていき、今となってはそれがごく普通になっています。何のために生きるのか、物を得ること、金銭を得ることに意識が向いており、本当の自分の人生の目的が何であるのか、自分は何を目標として生きるのかが見えなくなっています。

富を得ること、物を得ることが人生の目的ではありません。しかし多くの人はそれをまず始めに考え、それを達成しようとしていろんなことを知識として手に入れようとしています。心が大きくなると物も大きなものが出入りできるようになります。しかし一人ひとり学びのための器があり、それぞれの学びに応じた富が得られるようになっています。

誰もが大きな富を求めてそれでうまく流れがいくとは限りません。富とは何であるのか、何故富の差が一人ひとりにあるのか、その理由を本当に見つけない限り富の学びは続くでしょう。基本的に貧しい人がいるにも関らず見て見ぬふりをしたり、いなかったことにして自分の富だけを考えている限りにおいては、富の学びは完了しておりません。

富の学びが完了しないうちは自分の富の器を自由に扱えるわけでもありません。人間は何を学ぶのが本来なのか、どこに向っているのか、一人ひとりがよく考えることが必要となります。今日本においては家族や親しい人の間でのいろんなトラブルが表に出てきています。これは今まで家族愛や絆、心というエネルギーで一つにまとめようという波動が優先し、自分を抑えてでも家族のために皆で協力する、自分のわがままを我慢してでも家族が一つになるように協力する、こういう波動がこれまであったために、我慢することや辛抱強く待つこと、抑えること、こういったことがごく普通に行なわれていました。

しかし今この波動がどんどん変化していき、一人ひとりが本来の自分を表に出す、一人ひとりが本来の流れに入っていく、そこに向っている時期にあり、家族としての一つの繋がりが薄くなってきています。そのために我慢するとか、辛抱強く待つ、あるいは自分を抑えて他の家族を優先させるという言動が取れなくなってきているのです。

そのためにこれまで一つとなって維持されてきた家族や兄弟、仲間たちの和が崩れていき、一人ひとりが自分の満足する方向へと向っていく、一人ひとりが自分の流れへと入っていく、そのために全体の絆や和がどんどん崩れてきているのです。したがって、この波動がさらにこれから大きくなっていくでしょう。来年、さらにいろんな事件や出来事が起こり、これまで当たり前となって考えていた家族や兄弟、仲間たち、会社の同僚、いろんな波動が合わなくなっていき、一人ひとりがさらに個別化する方向へと向っていきます。

これまで予想もつかなった出来事がさらに起こるでしょう。通常ではあり得ない出来事が起こったりするでしょう。でもそれもこれまでの絆や和というエネルギーから開放され、一人ひとりが本来の流れに入るために起こる現象であり、ある意味ではそういうエネルギーを普通のものとして受け入れる準備が必要となります。

でもそうなった時、皆さん方の一人ひとりの生き方がどう変化していくか。自分は一人ぼったになるのか、いろんなことを考えることになると思います。自分は何なのか、これまでは家族の一員として自分を考えていました。家族全体の考えがあり、あるいは会社全体の考えがある、その中で自分の役割を見つけ、自分の住みかを探しておりました。

そして自分の立場が分かり、自分のやり方が分かってくるとそれに合わせて行動していると問題がなく、家族から見ても職場から見ても問題のない人として扱われていく、これが今までの日本人でした。しかしその繋がりが弱くなっていき一人ひとりが表に出てくる。家族の中で自分の住みかと思っていた役割から開放され、自分のやりたいことをやるように変化していく。そうすると途端に家族の全体のエネルギーバランスが崩れていき、家族が家族として維持できなくなっていきます。

家族全体がどうして良いか分からなくなり、家族としての絆もつながりもなくなり、それぞれがバラバラになってしまう、こういう家庭も増えてくるでしょう。では皆さん方はどのようにしてこれから生きていくのか。家族という単位を弱くしたからといって一人ひとりが反発し合ったり、孤独になる必要はありません。

自分は自分として自己主張をしっかりしながら家族として生活することはいくらでも可能なのです。実際今の欧米人はそういう意識を持っており、我が子であろうが年上の人であろうがしっかりと一人の人間として尊重し、自分の考えを持っているものとして理解してあげていく、そういう意識構造を持っているために、必ずしも家族として一つの目標値をつくっているわけではありません。

一人ひとりのやりたいことがある、一人ひとりの意見がある、それを尊重しながら一緒に生活する、一緒の家族をつくり上げる、そういう意識を持っているのです。今日本人はそれを学ぶ時期に入ってきているのです。パートナー、仲間、それぞれが集まっている時、実際には相手に合わせたり、自分を見失うことではなく、自分は自分でしっかりと自分の自己主張をし表現しながらも、パートナーや仲間と一緒になって新しいエネルギーをつくり上げていく、より素晴らしい生き方をしていく、こういう意識が必要になるのです。

今までのように全体の中での一部として自分を捉えていた意識から、自分が一人の人間として誰にも干渉されず束縛されない独立した自分として見ていく、一人ひとりの家族もそのように理解し、一人ひとりが自分の意見を持ち、自分の主張があり、自分の考えがある、それをお互いに認め合いながらそれぞれの考えがうまくいくように全体をまとめていく、こういうやり方が必要になっていきます。

日本人の場合には一人ひとりの考えがどうであろうが、まず家族は家族で一つとしてまとめよう、職場は職場として一つでまとめよう、こういう意識だけが先行しておりました。しかしもうその波動が薄れてきており、いずれなくなっていくでしょう。一人ひとりが何を考え、どこに向うのか、それをはっきりと自己主張しなければならないのです。

一人ひとりがまったく違うことを考えている、やりたいことも違っている、それでも家族として一つであることは可能なのです。そのやり方をぜひ皆さん方が体で覚え、経験で覚え自分のものにできるようにしていってください。

Kazumiさんのメッセージを与えます。あなたの心の中にこれまで身に付けてきたとても複雑な感情とまたその中に灯っている優しさや愛、また何かに向っていく強い希望が入っております。あなたがこれからどこに意識を向けて自分の人生をつくり上げていくのか、本当の自分のための人生と見て考えた時、自分はどういう意識でどういう行動を取るのが一番良いのか、まさに今一番そこのところに意識が向いております。自分の人生というのが何であるのか、自分は何をこの人生で身に付けていくのか、当然愛を身に付け、人のために尽くすことは素晴らしいでしょう。でも必要以上に自分を犠牲にしたり、自分の波動を高めることを率先して望む必要はありません。一度波動が低くなることに慣れてしまうとそれが普通と思ってしまい、波動が下がることだけをただ甘んじて受ける意識が出来上がってしまいます。しかしそれは実際には自分の成長を止めることが多く、それを試練とか甘んじて受けるという程度で受けていても意味のない場合があるのです。やはりしっかりと考え、自分は自分のために今何を成すのか、人のために愛することは大切ですが、まず自分を自分で愛すると考えた時、今自分が一番必要な愛すべきところは何であるのか。自分自身に目を向けた時、自分の弱さをしっかりと見る必要があります。自分の弱さは必ずしも愛でない場合があるのです。何故ならば愛は相手を強くさせ相手を成長させるためにあるものです。相手がそれにより甘んじてただ相手の都合の良いように行動していると、相手は自分に気付かず、結局弱さをただ現すだけになるでしょう。本当の愛は相手を強くさせ、相手をしっかりと見れるようになる、また自分の心をもしっかりと自分の目で見、自分を愛することができるようになる。しかしその方法として自分で適切な方法が見つからない。確かに何か教わったからといって、それをすぐそのままの言葉を伝えたところで良い解決にはならないでしょう。余計にトラブルがつくられる場合があります。まずは自分がしっかりとその問題に気付き、自分はしっかりと自分で愛していく、自分が破壊しないために自分が生きるために自分が喜びを感ずるために今自分は何をしなければならないのか、本当に自分が生きるためには今何が必要なのか。まず自分をしっかりと愛すること、自分をしっかり愛せないうちは中々相手を愛することはできないのです。愛しているように見えてもやはり逃げていたり、妥協していたり誤魔化していたりしている場合があるのです。相手をしっかり愛するためには相手の聞きたくないことをしっかりと表現することも必要なのです。自分をしっかりと愛する、まずそれをしっかりとやってみましょう。

Madokaさんのメッセージです。ここ約一年あなたがいろいろ表現し、自分の職場について、やりたいことについて、今後の奉仕についていろいろ語ってきました。自分ではまだ何をどうして良いか具体的に分からない、どういう風にもっていったら良いのかまだ現実には見えてこない、いろんな思いがあるでしょう。あなた自身の流れについて見た時、ある意味ではあなたは自分でつくることがいくらでも可能なのです。ただそのつくるという意味が理解されておりません。ただ頭で考え、念じてそれが現実化するのか、それはつくるという意味にはなりません。単なる願望であり、雑念と同じ類のレベルになっていきます。流れをつくるというのは流れの法則を理解する必要があるのです。流れの法則をしっかりと理解し、その流れに合わせて自分の現実をつくっていく、今自分は新しい流れに入ろうとしている。ではこれまでの流れがどうであったのか、これまでの流れの中でうまく学べなかったものとして何が残っているか、まだ自分として課題があるものは何であるのか、それに気が付いた時、その課題が必ず次のサイクルにもやってきます。そのサイクルをうまく使い、そのサイクルをベースにして流れをつくっていくのです。現在のサイクル、あるいは以前のサイクルでうまく学べなかったもの、うまくできなかったこと、それは必ず次のサイクルにやってくることが分かっています。ということはそれだけは確実に見えていることであり、逆にそれを利用して自分の流れをそこに良い方向へとつくっていくのです。流れの法則を自分で良い方向へとうまく利用していく、例えば自分が感情的な問題で同じ問題を常に起こしてしまった、いつも同じような感情的な対立で同じ事が起きてしまった、そういったものが思い当たる時、恐らく次のサイクルでもやってくるでしょう。そうした時に今までと同じやり方で繰り返すのではなく、本当に相手をいたわり自分が成長するような行動を思いっきり取ってみる、流れがそこで変わります。これまでとは違う流れに入っていく、その時に自分のやりたい流れをしっかりと関連付けてつくっておき、新しい流れに入ると同時に自分のやりたい方向へと向うように持っていく、そういう関連性をつけながら流れが変わる時期、流れの持ってくる方向性をしっかりと認識し、自分の流れをつくっていくのです。あなたにはその流れをつくる波動を持っており、しっかりとそれをうまく自分で見つけ、コントロールできるようになれば自分の流れをもっと自分でつくることができるようになるのです。ただ念ずるとか願望するだけで実現するわけではありません。流れということをよく理解し、流れをうまく利用していく、ぜひそのテクニックを身に付けていってください。

Masahiroさんへのメッセージ。あなたへのアドバイスとして、自分は今どこに向おうとしているのか、自分が何を求めているのか、自分の求めているのが何であるのか、本当に人を愛そうと思っているかどうか、本当に社会を変えようとしているかどうか、今自分は何のためにスピリチュアルな勉強をしているのか、核心のところにまだ意識が向いておりません。まだ表面的な意識、一般的な興味に留まっており、心の奥底から愛を求めていく、心の奥底から人間を愛そうとする思いがまだ繋がっておりません。まず自分をしっかりと見つめ、自分が何を求めているのか、自分は本当にこの地球で何を成そうとしているのか、本当の自分の原動力に目を向けていってください。

Kimioさんへのメッセージ。これまでのいろんな学びにおいて、意識が少しずつ変化し、スピリチュアルな生き方とは何であるのか、スピリチュアルな人生が何であるのかが少しずつ理解されてきました。スピリチュアルな生き方のために必要なもの、確かに癒しも必要であり、学びも必要となるでしょう。しかしやはり行動ができなくてはまったく意味がないのです。ただ勉強したり知識を持っていても行動が伴わなければ何の価値もないのです。自分はスピリチュアルな先生として、スピリチュアルな指導者としてどういう行動を取っていくのか、自分の行動一つひとつにスピリチュアルな指導の波動が出ているかどうか、自分の行動の一つひとつが他の人々を導けるような状態になっていけるかどうか。来年はそれが主なテーマになっていきます。今まではまだ学ぶとていう姿勢でやってきましたが、来年は行動するということによって広げていく、行動することによって知らせていく、そういう学びの中に入るのを理解しておいてください。

Akiraさんのメッセージ。あなたの毎日の意識の使い方にとても喜びを感じております。あなた自身はいろんなことに意識を向け、いろんな関連性を常に考えております。全体の中における一人ひとりの波動、全体の繋がりの中における一人ひとりの役割、自分と他の人の関係、一人ひとりとの関係、いろんなところにおいて繋がりや位置関係、全体のバランスを考えております。これは日本的な波動の中でもまたとても良い波動であり、全体の中での自分のありか、居場所をしっかりと見つけようとしていきます。一人ひとりがそういう波動を身に付けることにより、お互いに自分のやり方を理解し、自分だけの行動の仕方が見えてくるでしょう。ただこれからの時代はそれが通用しなくなってくるのです。今まで自分がやってきたやり方、皆と自分との繋がり、一人ひとりと自分との繋がりの意識がこれからは通用しなくなっていきます。皆の中で自分の居場所として適切な行動を取ったつもりでも他の人にはまったく理解されなかったり、皆のためにやったことが実際には皆から全員に反対されてしまったりする状態になっていきます。これは悪いことではなく一人ひとりの自立や意識の持ち方、一人ひとりが本来の波動に向うための一つの波動であり、避けて通ることはできないのです。誰もがこれを経験せねばならず、また誰もがこれを通過していくのです。そしてあなたはその波動を率先して使うことになり、まず自分の方から意識を変えていく、全体と自分との繋がり方、在り方を理解した上で自分は自分で行動していく、これをやっていくことになるのです。それにより他の人々が、じゃ自分は何をしたら良いのか、じゃ自分はどう行動するのかが見えてくるのはとても良いことでしょう。しかし逆にそうではなく、やはり全体としてこうあるべきだという波動が強い時にはあなたの波動が押し殺されることになります。その場の中でどういう行動が適切なのか、どう行動すると良い効果になるのか、一つひとつ考えていく必要があります。どの場合においてもすべて自己主張すれば良いというわけでもありません。場合によっては全体を考え、全体の中で一人ひとりが部分としてうまく機能する場合もあるのです。その時その時の波動をよく理解し、その時その時に合わせて適切な行動を取っていく、そういう学びをこれからすることになるでしょう。

皆さん方の今年から来年にかけてのアドバイスをしてみました。新しい時代に向うにつれ皆さん方の意識も変化しますが、周りの社会、国々の意識も変化していきます。自分が成長しているにも関らず、周りの人や社会や国々を以前の状態のままで留めておくケースがよくあります。

実際には自分以外の人も皆進化し成長しているということ、自分だけではなく周りのすべてが変化しているということ、その中で自分はどう行動を取っていくのか、すべてが変化している中で自分はどう行動するのか、そういう意識で自分の行動のあり方を考えるようにしてみてください。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。


A一人ひとりが自立へ

私たちは光のハイアラーキーの仲間としてお話をいたします。皆さん方が心に詰まっているもの、ずっとこの一年の中で大きなエネルギーとして影響を与えていたもの、そういったエネルギーが今表に出てきており、来年に向けてこの波動を変化させようとしています。今宇宙の方から新たなる光がやってきます。自分の抱えているエネルギー、この光を降ろしていき、同じ過ちを繰り返したり、見て見ぬふりしたり、面倒臭いことを後回しにしたりする、いろんな波動を全部光で癒していき、自分から行動していくように、自分から愛を出していくように、素直に表現する、正しく言葉を出していく、いろんな波動の変化を自分の体の中に起こしていってください。

これまでの習慣でつくられた波動から一人ひとりが自立する方向へ独立する方向へと向う時、これまでは確かにいろんな家族や職場の執着があり、つい元に戻ってしまったり、行動にできないという波動が強く影響を与えていました。しかし今はその波動が逆にどんどん薄れていっているために、一人ひとりが自立する方向へと進みやすくなっているのです。

皆さん方が考えている以上に以前よりはずっと自立しやすくなっているのです。ただそのきっかけがうまく得られなかったり、あるいはそれぞれプライドがあったり、面倒臭がりやがいたりしてせっかく良い機会があっても何も起こらなかったりしています。その人それぞれその人が自立する時期と思った時に、うまくその人が自立する方向へと流れをつくってあげる、後押しをしてあげたり、アドバイスをしてあげたり、一緒に歩いてあげたりして一人ひとりが自立する流れへと入っていく、ぜひそういう役割も担うようにしてみてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2007 CentralSun
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