どのような場になろうとも、どのような環境であろうとも生きなければならない。これがまず皆さん方に与えられたテーマになっております。どう生きるのか、何故生きるのか、どうして生きなければならないのか、一人ひとりが心に問うことになります。何故私の人生はこうなのか、何故私だけがこういう目に遭うのか、何故そこまでして生きる必要があるのか、でも一人ひとり生きなければなりません。
生きる理由はその後に一人ひとりの心に思い出されていくでしょう。肉体を伴って肉体を維持しているときは、肉体に与えられたテーマがあり、そのテーマに基づいて肉体が動いていきます。皆さん方は肉体を伴いながら肉体と共に体験を進めていきます。皆さん方は肉体を活用して体験を重ねております。
肉体の活動と肉体を使っている自分との区別がどこまでついているかどうか。体験をしているのは肉体ではなく自分の方であり、肉体は体験をさせているように思わせている自分、あくまでも体験をつくり出している部分、しかしその肉体をつくるために皆さん方はいろんな努力を重ねてきました。
この肉体に秘められている自分の神秘の部分、それを一人ひとりが解明することがテーマになっています。自分の肉体にどれだけの秘密が隠されているのか、一人ひとりがそれを見つける必要があるのです。生命という考え、とても難しく、でもまたシンプルでもあります。地球という流れ、人類という流れ、宇宙という流れ、それぞれの生命進化のリズムがあり、皆さん方は地球という生命進化の流れの上に入りながら、自分自身の進化の流れを進めております。
地球自身が進化のために必要としているエネルギーを皆さん方と共に体験しているのです。 地球は地球で必要な経験があり、それを人間と一緒に進めている、人間は地球のためにやってきて、地球に必要な体験を進めている、しかし自分自身も進化の流れにあり、自分はその進化の流れのために地球を利用している、お互いに必要なエネルギーを交換し合っています。
こういう人間の進化の流れにおいて、いわゆるマスターと呼ばれるものたちが人間にどういう関りをもたらしているか。マスターと呼ばれているものの多くがいわゆる光のハイアラーキーのメンバーであり、ブラザーフット、シスターフットの仲間であり、またこの地球上において人間の進化をずっと見守っていながらまた流れをつくり出している存在でもあります。
まず光のハイアラーキーのマスターと呼ばれているものたちには、地球が創造される前からずっと地球に携わっているもの、人類が現れる頃からこの地球に携わっているもの、あるいはアダミックシードが地球にやってくる頃から地球に関与しているもの、あるいは地球の新たな波動の変化に合わせてやってきたもの、いろんなマスターたちがいます。
今皆さん方に関係しているマスターの大部分は皆さん方と同じように地球にやってきて、そして皆さん方と同じように地球の人間がやるべきことを行い、そして進化の流れに沿ってマスターまで辿り着いたものたちです。したがって、皆さん方にアドバイスを与えたり、皆さん方の役に立つような働きをしているのはほとんどか皆さん方と同じような意識に近い状態と言えます。
ただその時に皆さん方と同じ形や姿をしているとは限らないことも理解しておいてください。確かにこの地球上において肉体を持ち、体験を重ね、そして肉体世界を終えてきた段階においては今の皆さん方と同じような姿形をしていると言えるでしょう。しかしその後の進化の流れにおいて人間の意識をどんどん修正し、宇宙に向けて神に向けて波動をどんどん高めていった時、意識の高まりと同時に人間的な姿も変化していきます。
したがって、マスターの中にはかなり高いレベルにおいて姿形が変化しているものがたくさんおります。そのマスターたちの中で皆さん方に特別な話をしようと思っているもの、まずそういうマスターにお話をしてもらおうと思います。
こうしたい、ああしたいという思いで現実をつくり出していく。一人ひとりの現実は正に一人ひとりの望んだ通りの現実になっております。しかし多くの人が自分はそういう現実をつくってはいない、望んだ通りとは違う現実である、自分の希望しているものと現実が常に合わない、そういう認識を持っております。しかし今の皆さん方の現実は明確に一人ひとりの思いによってつくられたものなのです。
意識していない、願ってもいない、しかし現実としてやってくる。皆さん方の現実をつくる思いは一人ひとりの思いだけではなく、宇宙の思いや神の思い、また自分と関係しているスピリットたちの思いからつくられていきます。したがって、自分の思いといっても皆さん方の肉体レベルの自分ではなく、宇宙の観点から見た大きな自分と理解しておいてください。
宇宙の観点から見た大きな自分が望んだ通りの現実が今の現実である。自分の日常の生活、家族や仕事、すべて自分の望んだ通りの流れで動いているのです。何故自分は思った通りの現実にならないのか、それは自分がそう思ったとしても宇宙や神のレベルでは必ずしもそう思っていないということになります。
自分は平和を求めている、仲が良くなるのを求めている、だからそれを実現して欲しい、そう思うかもしれません。しかし宇宙から見た時、一人ひとりが楽になる、一人ひとりのやるべきことが減っていく、単純にそれだけを考えているわけではありません。宇宙のバランスを取る、全体をうまくまとめていく、そのためには障害となっているエネルギーを少しでも高い波動に変えていき、障害を新たなる秩序だった高次元の存在に変えていく必要があるのです。
そのためには一人ひとりが高い波動を身に付けることが必要になります。宇宙や地球の大きな仕組みを高い波動に変えるためには、一人ひとりも高い波動へと変わっていかなければなりません。高い波動へと変わっていく、それは一人ひとりから見れば今の自分を捨てて高い波動を身に付けていく、今よりもさらに高次元の波動を身に付けていく、これが必要になっていきます。
今よりも高い波動へ移行していく、低い波動というのはなるべく楽をする、怠ける、何もせずに、そういう状態が低い波動になります。したがって、高い波動というのは他のものに尽くす、奉仕をする、他のものを生かす、こういう方向が高い波動の方向になります。お互いに他を生かし合う、許し合う、これは高い波動へと向う状態であり、皆さんの世界がそうなれば地球は高い波動の星になると言えます。
そういう流れにおいてマスターたちはどういう役割を担っているか、つまり一人ひとりが進化の流れに進むように役割を持っていきます。一人ひとりが今よりも必ず高い波動へと向う、今よりも大きな大きな愛を身に付けていく、そのためにマスターはいろんな活動を続けていきます。したがって一人ひとりが楽になるというよりは、むしろ一人ひとりが自分を高めようとす意識へと持ち上げていく、自分のできないことができるようになる、自分をストップさせているものを克服して先へ進ませるようにする、自分との障害を少しでも減らして良い方向へともっていく、常にこの高い波動へ向う意識が必要になってきます。
そのためにマスターたちは一人ひとりにいろんな役割を演じていきます。自分と違う波動の人をわざと近くに導いてくる、皆さん方は自分とタイプの合わない人がやってきた、自分にとって苦手な人がやってきた、そう思うかもしれません。しかしマスターから見れば自分とは違う波動の存在をわざわざ連れてきて、そしてその間で体験をさせてみる、違う波動との間でどのようなエネルギー交換を行うのか、そこから何を学んでいくのか、そういったところに意識を向けております。
したがって、皆さん方から見れば一見それは嫌なことであったり、混乱する事態のように感ずるかもしれません。しかしそれによって違うものへと意識を向け理解しようとする、理解できるようになる、これは波動が変化することを意味します。皆さん方の意識を高め、少しでも波動を高い波動へと導いていく、そこへ至るための一連の流れをつくっていきます。
したがって、どのマスターも一人ひとりの流れを管理しなければなりません。一人ひとりがどこへ向かい次のテーマは何であるのか、マスターはそれをすぐに見破ることができます。今はどのレベルにあり、次はどこに向うのか、それをしっかりと見ているのです。したがって、今の自分の方向が自分を高める方向に向っていない時、まずマスターから見た時にはそういう自分に気が付くこと、自分を高めようとする方向には進んでいないこと、それに気付かせる現象がつくられていきます。
あくまでも気付くのは本人であり、マスター自身がそれを行うわけではありません。本人が気付くように現実を持っていく、例えばお互いを鏡として自分を見る、相手を見て心に浮かぶもの、感ずるもの、それが自分の感情であり、そうやって自分の感情を自分で見つけていく必要があります。
マスターはいろんな観点から人間に影響を与えていきます。皆さん方がそれぞれどのような観点で付き合おうとしているのか、いろんなマスターたちの言葉を与えてみたいと思います。
愛のマスターとしてお話をいたします。Namikoさん、あなた自身の持っている愛の原動力がどこから来るか、確かに自分自身を生かすために生命を生かすために愛は必要となっています。しかしあなたの本質的な愛の波動はお互いに生かし合うという波動が生きています。お互いに生かし合う、単純に他を生かすのがシンプルな愛でしたが、あなたの場合にはやはり自分も生かすということが入ってきています。お互いに生かし合うという愛が特徴であり、必ず自と他、お互いの間の関りが必要になってきます。他を生かす愛と、お互いに生かし合うという愛、ここには本質的な波動の違いが存在しています。あなた自身の中からその違いを明確に理解する必要があります。つまりそれが他の人には理解できなかったり、他の人の愛とあなたの愛の違いが現れていきます。自分の持っている波動の特徴を整理するようにしてみてください。
光のマスターとしてKokoさんにお話をいたします。あなたの光は自分の意識で広がるということを認識する必要があります。光はまるで決まったもの、一定のもの、ただあるものという認識があり、そのために自分からつくり出すという意識がほとんどできていません。しかし光は自分でつくり出すもの、光のない所に自分から光をつくって照らすもの、光をつくり出すという意識をもっと身に付ける必要があります。光をつくり出していく、光の必要な所に必要な光をつくり出していく、そのためには何が必要な光なのか、そこでは何が必要なのかを見極めなければなりません。光をつくり出す、是非そういう観点で学んでいってください。
美のマスターとしてお話をいたします。Keiko.Oさんへのお話として、バランスを取るということが何を意味するか、何故バランスを取るのか、バランスというのが何であるのか、調和の取れた状態、美しい状態、それをバランスと理解しているかもしれません。しかしバランスを取るということは極めて不調和な状態でもあるのです。バランスを取っているという結果においては遠くから見れば美しい状態かもしれませんが、バランスを取っているエネルギーそのものは常に振動し続け、動き続け、考え、必死になってバランスを取っております。バランスを取っている本人そのものは全体像が見えずに、自分の役割に必死になっています。それぞれがやるべきことをただひたすらやっている、全体が見えずに一部だけを一生懸命行っている、それを全体から見たらバランスが取れているという表現を取ります。バランスを取るということがどういうことか、それはマクロ的に見た論理に過ぎず、携わっているものそのものはただやるべきことを必死にこなしている、バランスという言葉の意味を自分なりに理解できるようにしてみてください。
生命のマスターとしてHitoeさんにお話をいたします。生命は一人ひとりに確実に働き掛け、生命を与えることにより生きている実感をもたらしている。しかし生命はそういう単純な言葉ではなく、実感があり、愛があり、美しさがあり、尊さがあり、また真剣であり、必死になって生きている、生命には素晴らしい仕組みが一杯入っています。その生命を管理するということがどういうことか。生命には目的があり、リズムがあり、テーマがある。それぞれの生命のサイクルにおいて必ずやるべきことがあります。やるべきテーマに合わせた生き方をしているかどうか、それぞれの生命がそれぞれのサイクルにおいてやるべきことをなしているかどうか、それを管理するのが生命のマスターです。あるサイクルにおいてそのサイクルで必要なことを成し遂げたかどうか、そのサイクルにおいて必要なことが成し遂げられない場合、次のサイクルには進むことができません。それをうまく成し遂げることができるように、無事に次のサイクルへ進めるように見守っているのが生命のマスターであり、またいわゆるほとんどのマスターもそれに関りを持っています。したがって、自分の今の学びが何であるのか、それを一人ひとりが気付くこと、また気付かせるためにいろんな役割を行なっております。
Yukikoさんの同じく命のマスターとしてお話をいたします。バランスを取るということ、バランス、生きるということはある意味ではバランスを崩していきます。生きているという実感を与えるために不自然な行動を取ることにより、生きるという実感が得られます。もしすべてがこの惑星においてまったく地球と違和感のない波動を取っていたのであれば、自分は生きているという実感がほとんど得られなくなってしまいます。むしろわざと違うことをやったり、バランスを崩すことによってバランスを戻そうとする、取り戻そうとする意志が働き、それが生きようとする力を生み出していきます。元々好きなことをできるようにつくられた段階でバランスから外れたことを行おうとしていきます。それ故自分なりにバランスを取ろうとして行動していきます。バランスを取るということは自分の中で、ある意味では自然に楽に調和の取れた段階を保とうと理解していることかもしれません。しかしそうではなく本来はバランスを取るということは、生命進化の流れに合わせて進化を進めること、生命進化の流れに逆らわずそのまま進むということ、しかし生命進化の流れに合わせるということは、いろんな体験を進めることであり、中には望んでいなかったり、希望する現実でない場合もあったりします。でもそれを生きるということ、与えられた場をただ生きる、それがバランスを取ることになるのです。したがって、バランスを取る一番の方法はただ与えられた現実を生きること、これしか方法はありません。
光のマスターとして、Yukiさんにお話をいたします。自分の心を見る時にいろんな観点から見ることができます。光は光を求め、光の波動のものたちで集まっていきます。光を恐れるものは光を恐れるもの同士で集まっていきます。したがって、自分の光の部分を大きくしていきたければ自分が光にならなければなりません。自分の光で自分自身を照らしていく、自分の光で他を照らしていく、自分が光であるということ、それは自分を照らし、他を照らす存在であるということ、光を照らすということは光を失っているものに光を与える、希望を失っている人に希望を与え、愛を失っている人に愛を流し、多くの人が喜びを持って生きられるようにする、それが光を照らすことになります。まず自分の心の中に自分自身を照らしていく、自分が光によって肯定的に生きることができるようになると周りの人がその光で照らされていきます。自分は光として生きる、是非それを身に付けていってください。
大国主命としてYukari.KMさんにお話をいたします。この国の流れを本来に戻すためにまず一人ひとりの素直さ、本来のあるべきものを見抜く鋭さ、信念をつき通す強さ、まずこれの復活が必要となります。古代に身に付けていた強さ、潔癖、正しさを追求する心が弱くなり、ただ周りに合わせてしまう、単純に他の真似をする、そういうことによって正しく行動するという力が失われております。本来の日本の役割を成すために、一人ひとりが本来の人間の力を取り戻すこと、正しいことを正しく行なう、強さをしっかりと保ち優柔不断であらず、決めたことは必ず実行する、その強さを復活させるようにしていってください。
天之御中主神としてこYasukoさまにお話をいたします。正しさとは何であるか、一つに合わせようとする思いは正しさとは違う、一人ひとりが本来の自分に向き合わなければ自分の正しさは見えてこない。自分が自分であること、それが正しさであり、自分の本来に目を向けない限り正しさは見えてこない。自分の中の正しさ、そこをしっかりと見抜くように。
聖観音として、Yoshimiさんにお話をいたします。人、人間について、一人ひとりの心を見る時、感情というところから見るのは正しい見方ではありません。感情はその人を現わしてはいないからです。地球での体験のために単につくり出されたものであり、その人の本来を示してはいません。感情に捉われず、その人の本質が何であるのか、常にそれを見抜く練習は必要です。感情の裏に隠れているその人の本当のもの、その人の本質的なもの、常にそこに目を向けるようにしていってください。
十一面観音菩薩として、Minekoさんにお話をいたします。人を見るのはとても楽しく、面白く、人をそれぞれということが実感できて、その社会が面白い、有意義なものとして感じられていることでしょう。観音の特性はいろんな人に合わせ、それぞれの繋がりをつくり出していく、多様な人間に合わせ多様な意識に合わせ、多様な波動に合わせ、それぞれ自分との接点をつくり上げていく、これが観音の特徴です。あなたはその特性を使うことができる、一人ひとりに合わせた接点を使うことができる。一人ひとりに合わせた接点から何を学んでいくか。一人ひとりの違う接点から何を身に付けていくか。いろんな接点が見つかった、身に付けてきた、相手が何を必要としているのか、相手が自分の何を必要としているのか、それを見抜き、相手に合わせて変換させ相手に戻していく、人それぞれにエネルギーを変換させて戻していく、これを行なう必要があるのです。あくまでも一人ひとりに違うエネルギーが必要とされており、それを流していく、交流していく、一人ひとりの接し方を身に付けていく、是非それをマスターするようにしていってください。
虚空蔵菩薩として、Atsukoさんにお話をいたします。大いなる宇宙におき、意識をどこまで大きく拡大できるか、大きな大きな自分をどこまでつくれるか、意識をどこまで大きく持っていけるか。意識を大きくするために大きな観点で常に物事を見ていく、物事を常に大きな観点で捉えていく、この練習を進めてください。何かに捉われはまってしまうと見方がそこに限定されてしまう、そこだけにはまり込んでしまう、これは流れを止めてしまいます。あなたの特性として大きな観点でないとあなたのエネルギーが動き出していきません。あなたの特性を生かすためには大きな観点で大きく大きく捉えていく、それによってあなたのエネルギーが動き出していきます。自分のエネルギーを生かすために常に大きな観点で見ていく、これを忘れないようにしていってください。
Akiraさんに植物のマスターからお話をいたします。私たちは植物という生命体を管理しているマスターですが、ある意味では人間とは離れた世界で指導しています。しかしこの世界にも人間と関与している世界もあり、人間と関与している世界では栽培的なもの、また品種改良を行っている世界などがあります。植物の世界ではこれからの新たなる時代に向け新しい地球の波動に合わせた生命をつくり出していきます。この地球上で起こる大きな変革の後に、どのような生命が地球上で宿っていくか、今それを考えております。当然必要なのは人間との繋がりであり、お互いのエネルギー交換をどの程度うまく行えるか、人間にとって必要な植物、植物にとって必要な人間、これを考えていきます。今の人間の観点からできることはほとんどありません。植物の世界も一転していくでしょう。基本的にはどのような植物があろうとも、人間が関りのあるものはすべて何らかのエネルギー交換が行われます。自分の体の中に入るものはすべて肯定的に捉えること、自分にとって良いものとして理解すること、自分からエネルギーを出すものはすべて良いエネルギーとして植物に影響を与えるということ、常にこれを意識することです。すべて人間の意識した通りにエネルギーが流れるからです。良いものが流れると信ずれば良いように流れていきます。不安や不信を持っているとエネルギーには流れません。またどのような状況になろうともそれを受け入れること、それが地球の望んでいる方向であること、それを受け入れていってください。
Yumi.Nさんに愛のマスターがお話をいたします。人間関係においていろいろ他を思ったり、感情が湧いたりすることは普通のことと言えるでしょう。人間が生きる上において人間関係は避けることができません。感情が沸き、いろんな思いが沸いてきます。それ自身は人間の問題であり、マスターは一切関与することはありません。では愛のマスターは人間に何をもたらすのか、あくまでも愛への目覚めであり、愛に付いて意識を向けること、愛の尊さを理解できるようにすること、そのためにはに少しでも愛が身に付く方向に意識を向けるようにする、興味のないことへも興味を持ってみる、関心のない人でも関心を抱くようにもっていく、自分の苦手な人と会う機会をもたらしていく、これが愛のマスターになります。したがって、愛のマスターは人間から見ればむしろ嫌なことが起こるように感ずるかもしれません。嫌だと思っている時は愛のない状態であり、それを愛に転換させることが必要です。自分の中の愛に対して中々信じきれないところ、まだ受け入れたくないもの、そこに目を向けさせる、それが愛のマスターになります。ぜひ自分の体験の中から愛を大きく発展させるようにしていってください。
Hiromiさんの同じく愛のマスターがお話をいたします。理論的には愛はどの人にも、どの場にも、どういう状況でも発揮できるものが愛、多くの人がそう捉えているかもしれません。しかし愛は実際にはもっと限定的であり、一人ひとり愛の現れが違います。一人ひとり波動が異なり、自分と共鳴する波動が違い、一人ひとり愛の形態が違うからです。そういう意味では愛は個別なものであり、一人ひとりの独特な現れになっていきます。単純に一つの言葉や一つの形態で現わせるものではありません。一人ひとり違う愛の現わし方、愛の表現の仕方、一人ひとり違うということに意識を向けるようにしていってください。
Kimioさんに光のマスターからお話があります。成長するということが進歩するということ、自分が成長するためには自分の意識が高まっていく、新たな次元世界に意識が向っていく、それを行うためには今課題となっているものをクリアする必要があります。常に今課題となっているものをクリアする、それにより次の段階へと向う、今課題となっているものをどう理解するか、今課題となっているあなたのテーマは、自分を理解する時にかなりの憶測や推測で自分をつくり、それを前提にして考える傾向があります。あくまでもまだ推測に過ぎない時には推測という前提をしっかりと理解しておくこと。推測は推測に過ぎず本来のものではありません。どこまでが推測でありどこまでが本当のものか、それを自分でしっかりと見極め、本当のものだけで自分を見つけていく、そういう意識を確立できるようにしていってください。
Madokaさんにアートのマスターからお話があります。アート、芸術と呼ばれていますが人間が自らの手で成し遂げる、完成されたもの、素晴らしいもの、これがアートです。しかし人間が成し遂げるということは実際には必ず何らかのスピリットが関与してきます。人間が何かを思う時、必ずその波動に応じたマスターたちが近づいてきます。何かを現わしたい、作りたい、表現したい、そう思うとそれに応じたマスターたちがやってきます。あなたにもあなたの思いに応じたマスターが常にやってきて、いろんな思いを与えていきます。それを人間の力で具現化する時に人間の考えや思い込みで変化していきます。マスターはマスターの世界での作品があり、それを人間界に降ろす時に人間のできる能力で変換されていきます。人間の世界において人間に合わせて変化していく、それはとても良いことです。つまりマスターの世界にあるものをそのまま表現する必要はありません。むしろ人間に合わせて人間世界で通用するように美しいものに作り上げていく、これが人間との共同作業になります。したがって、すべてをマスターに任せてしまうというのは必ずも正しくありません。マスターの思いと自分の思いをミックスさせて作り上げていく、そう割り切って自分なりのアートを作り上げていってください。
Yukari.KSさんに光のマスターがお話をいたします。あなたを成長させる鍵、前に進む鍵、それはやはり自分を知ることですが、自分を理解する時、自分の思い込みの観点から常に見るくせが身に付いています。ある一つの観点からだけ自分を見ているために、自分の姿がいつも同じような観点になってしまいます。思いっきり離れ別の観点から自分を見てみる、これまでとは違う観点から自分を見てみる、その練習が必要になります。まったく違う観点、他人や宇宙、他の生命体の観点から自分を見てみる、全然違う視点から自分を見てみる、自分に対しての見方をまったく変えてみる、そうやって自分の姿を見つけるようにしてみてください。
Naokoさんに生命のマスターがお話をいたします。生命を管理するものとして進化の流れを説明することはとても価値があります。しかしあなたの場合はまず自分自身を進ませる、自分を前に運んでいく、この力がまず必要です。ただ自動的に進むとか、黙ってて進むということはありません。やはり自分を進ませる、自分を前に導いていく、その意識がとても重要なのです。自分が自分を進ませる、進化させる、それにより自分自身が進んでいきます。逆に自分について否定的になったり、進化を拒む意識があると進まなくなっていきます。自分を生かそうとする気持ち、生きるという気持ち、その根本の波動を強く強く宿らせるようにしておいてください。
Kazumiさんの愛のマスターがお話をいたします。自分にとっての愛が何であるか、愛は尊く、他を生かし、生命をもたらし、喜びをもたらし、命を輝かせていく、愛の側面として確かにそういうものがありますが、本質的にはいかにその生命進化を促していくか、他の生命を生かしていくか、他の生命を生かすことが愛であり、また自分は他の生命進化の役割を担い、責任を持っているということ、他を生かすということは他の生命を生かしながら、その進化に自分も責任を持っているということ、その生命がどこに向うのか、何を体験するか、自分もそれに関与するということ、愛するということはそれをすべて引き受けることでもあります。他を生かすと同時に生かすことによって伴う責任すべてを自分も受け入れていく、それ故に愛は強くなくてはいけません。もし責任を取らずに逃げるような程度の思いでは他を愛する力は足りないと言えるでしょう。他を生かすということはそれに伴う責任もすべて自分に入ってくる、その強さを身に付けていってください。
Keiさんに光のマスターからお話があります。進化は自分自身の意識と連動しており、それは理屈ではなく論理でもなく、神との間でつくられた流れから行われていきます。まず自分の思いと自分の意識を区別することが必要です。まだこの区別が付いておらず、自分自身の思いと神の意識の違いが理解されていません。進化は自分にとって自分を進化させるために必要なものであり、そのために自分がしっかりと生きるということ、与えられた現実をしっかりと受け入れ、そこから学んでいくこと、自分を進化させるということにもっともっと意識を向けていってください。
Yuka.Nさんに光のマスターからお話があります。これからの時代に向け人間の意識はまだまだ変わる必要があります。またいつの時代においても常に新しい意識の持ち主が現れてきます。しかし多くの人間は自分の世代の意識だけにこだわっており、どの世代も自分の世代のままであろうとします。しかし常に新しい意識が地球に現れてきて、その間でのギャップが問題となってきます。いろんな意識との間でうまくバランスを取って生活を続けていく、そのためには何か一つに決めようとしたり、ルールを作ろうとしたり、当てはめようとする行為のすべてが無駄になります。そういう一つに当てはめないでうまくいくためにはどうしたら良いのか。それは常に自然の中に答えがあります。自然の中にいろんな生命が存在している自然を見た時に、そこにいろんな意識のバランスが見えてきます。一つの種類だけで成り立っている自然はありません。必ずいろんな生命が共存しています。花と虫、蝶、いろんなものが常に存在し、お互いに必要な役割を演じていきます。人間の社会に現れているもののいろんな意識がそれぞれ必要な仕事をしていきます。それぞれの意識で必要とされている役割が何であるのか、それぞれがお互いにどういう役割を演じているのか、そこに目を向けた時に調和とバランスの取り方が見えてくるでしょう。
Hiroakiさんに観音様からのお話があります。人間の心に触れ合うということはとても素晴らしいことであり、また難しいものでもあります。心は瞬時にして変化し、先ほどまで感じていた心が瞬時にしてまったく別の波動に変わってしまう、心はとても難しい。心を扱うのはとても美しく素晴らしいものではありますが、所詮は変わるものであり、不変のものではありません。したがって、心は楽しむのは構いませんが、論じたり、議論する対象にはなりません。心はただ感ずるもの、相手の心もただ感ずる、分析できるものではなく、また作れるものでもなく、指示できるものでもありません。心はただその時その時を感じていく、自分は自分の心とどう向き合うのか、自分の心も命令することはできないのです。自分の心でさえも瞬時にまた変わっていく、それを自分で楽しめるかどうか、自分のころころ変わる心をどう自分で楽しんでいけるか。自分の心を楽しむことができるようになった時、他人の心も楽しめるでしょう。他人の心が楽しめるようになった時、多くの人の心も楽しめるでしょう。多くの人の心を楽しめるようになった時、それがシャンバラをつくり上げていくでしょう。自分の心をまず楽しんでみる、その意識を作り上げてみてください。
皆さん方にマスターたちのアドバイスをしてみました。日頃においても直観やインスピレーションという形で皆さん方にいろんな思いが投げかけられております。皆さん方が意識を向ければいろんなアドバイスが与えられるでしょう。ぜひ一人ひとりが直接楽しめるようにしていってください。それでは少し休憩をとります、ありがとうございました。