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2007/2/19■月例セミナーから

日本人の愛

@一人ひとりの器を見抜くことが愛

私たちはアルテミスという波動からお話をいたします。先ほどの皆さん方のお話を聞いておりました。日本人の愛についてお話がなされ、私たちもとても興味深くお話を聞いておりました。皆さん方の話にあったように多くの日本人は言葉にしないで、思いを分かってもらえるように期待をしている、何も言わなくても当然分かっているはず、やってもらって当然という意識で相手からの愛を願っておりました。

そういう意味において愛は自分から行なうというよりは、何も言わなくても相手からやってもらえるという意識が出来上がっております。したがって、日本人の愛という言葉からまず感ずるのは、何も言わなくても分かってやってもらえる、いちいち口に出さなくてもやってもらえる、これを愛という風に理解しております。

それに対し他の国々は、積極的に自分から表現する、自分からしてあげるという意味の愛を理解しております。したがって、愛は愛するという言葉が存在しており、自分が相手を愛する、自分が多くの人を愛する、そういう言葉として愛が使われております。しかし日本人は愛してもらう、別の人が自分を愛してくれる、こういう意味合いで使われております。

したがって、愛に対する行為の主体性が日本人と他の国々との間でまったく違う方向になっております。そういう意味においては確かに他の国々の人の方が他の人に対して愛するという気持ちが強いために常に自分が他の人に何ができるか、自分が他の人にどういう愛を表現できるか、そこに関心が向いております。

そして他の国々では人によって違う愛を身に付けることを自動的に学んでおります。子供に対する愛、パートナーに対する愛、他人に対する愛、上司に対する愛、部下に対する愛、先生に対する愛、生徒に対する愛、他の国々の人に対する愛、他の宗教の人々に対する愛、それぞれの違う人々に対しての愛の形態を学んでおります。

しかし特に強いのはやはり家族の愛であり、家族に対して日本人以上に執着的な思いがあります。家族こそが愛を確認できる場であり、自分は家族を愛している、したがって、他の家族の人々も自分を愛している、そういう前提が成り立っております。自分は家族の一員をそれぞれ愛している、家族のそれぞれも自分を愛している、こういう関係が家族の中で出来上がっており、家族の中で自分を愛していなかったり、自分が愛することができなかった場合、これは家族にとって深刻な問題となって表面化してきます。

日本人は家族に対していちいち愛という言葉を使うことは以前はありませんでした。家族は愛する対象ではなかったからです。家族は家族で一つのエネルギーであり、いちいち他人として愛するというよりは家族で一つの単位として皆で構築していた。それぞれが家族の単位として家族をつくり上げていた。愛するという関係ではなく、それぞれが家族を構成する単位として機能していた。これが日本人の家族に対する思いでした。

それが今の時代になってきて一人ひとりが別々の考え方を持ち、行動パタンも違い、食事も別になってくると家族で一緒に行なうという意識がどんどん薄れてきて、結果的に一人ひとりがバラバラであるという現実を迎えております。一人ひとりが別々の行動を取り始めた時、家族の関係は既に以前のものとは違う関係になってきております。以前は家族で一つという単位があり、仕事にしてもお墓にしても常に家族という単位で機能しておりました。

今は家族がそれぞれ別々の仕事を持ち、別々の生活スタイルを持ち、人間関係も別々でほとんど接点がないという時代になってきております。その時に家族をまとめるエネルギーとして何があるか、これが他の国々の場合にはそれぞれが別々の行動パタンを取っていたとしても、お互いを愛するというエネルギーで家族は維持することができました。

しかし日本人の場合には家族を愛するという波動が元々強くなかったために、それぞれが別々の行動を取り始めた時、家族として機能させる単位がなくなってきております。もうほとんど家族を大事にするとか、家族で何かを行なうというエネルギーがなくなってきており、ただ一人ひとりが自分の楽しみ、自分の快楽のために生活を進めております。

今の日本人と他の国々を見た時、この家族における愛がかなり変化してきております。他の国々は家族であっても愛という思いで家族を機能させている、家族を愛することによって家族という単位でエネルギーをつくっている、しかし日本の人々は家族というエネルギーが崩壊し、一人ひとりに移っていき、家族間を愛するという波動がつくられていない、一人ひとりがパートナーを求め、パートナーとの間で愛を育む、一人ひとりが親い友人をつくり、親しい友人関係で過ごそうとしている。これが日本の今の状態になっております。

したがって、子供たちもそういう家庭で育っているために、家族に対する愛をほとんどつくることができず、物心ついた時にはもう家族とは別の意識になっていたり、家族よりは友人を大事にする、家族よりは先輩を大事にするという意識になってきております。したがって、今後の日本の流れを見た時、家族における愛をどのようにしてつくり上げていくか。

多くの人は子供ができたら小さい頃から家族愛を中心にしてうちの家庭は愛に満ちた素晴らしい家庭にしよう、ほとんどの人がそういう考えを持ちます。これはどの人でもやはり愛に満ちた素晴らしい家庭をつくりたいからです。しかし結果的にバラバラになり、まったく愛の見れない家庭になってしまう。子供が一人になってきて、その一人の子供を親が一生懸命育てようとする。子供は親の波動を強く感じ、親の波動をあまりにも強く感ずるがために自分自身の能力が生かされず、親のエネルギーによって変えられてしまうのを恐れるために、家から離れ、友達との間で楽しい思いをする、できるだけ家との繋がりを弱くして友達関係を重視する、そういう方向へと移っていきます。

いわゆる親からの期待や干渉のし過ぎ、過保護が子供のエネルギーを破壊してしまい、子供が家庭にいれなくなって離れていくのです。子供を家庭の中で家庭の愛の中で育てようとするのであれば、必ずしも毎日毎日子供の言うことを聞いたり、子供が楽しくなることをしたり、子供の面倒を見続けることばかりが愛ではありません。

子供を過保護にしたり干渉し過ぎると子供のエネルギーを破壊してしまうために、子供は家にいれなくなり離れていきます。まず親は子供のエネルギー、子供の能力をしっかりと見抜くことが必要です。子供は子供のエネルギー、器であり、そこに大人のエネルギーを入れることはできません。子供の器に応じたエネルギーだけを入れてあげるようにすることです。

今の家庭のほとんどが子供の器の中に大人の、それも自分のできなかった大きなエネルギーを子供の器の中に無理矢理入れ込んでおります。そのエネルギーに耐えられない子供は家から離れていきます。あくまでも子供の器を理解し、器に応じたエネルギーだけを入れていく、子供の器との間で接していく、しかし相手をしっかりとした人間としてコミュニケーションを取る、決して自分の思い通りにいかせようとしたり、子供だと思って下に見たり、まだまだ未熟だと思っていい加減に扱うと子供は人間として見られていないという意識が出来上がってきて、やはり人間としてみてくれる人の所へ動いていきます。それが友達であったり、先輩であったり、仲間であったりした人々の中に逃げ込んでいく状態となります。

むしろ子供がいろんな経験をしてそこでやはり最後はここだと言って戻ってこれる場所、それが家庭であり、家族であり、両親です。そのためには子供の器を受け入れることができる、子供なりの小さな器を受け入れることです。小さな器に自分の思いを一杯入れるとまた子供は出ていきます。子供の器に応じたエネルギーで接していく、それだけで子供は親の愛を感ずることができます。

愛というのは一人ひとりの器を理解し、器に応じたエネルギーでお互いを見ていく、お互いの器をどのように見ていくか、多くの人は見た目や普段の付き合い、印象や雰囲気的なもので器を感ずるでしょう。しかし器というのは中々見かけとか感覚で当たるものではありません。器の限界は意外と失敗した時や落ち込んだ時、困っている時、そういった時に器の大きさが見えてきます。普段、自分の限界を見せていない状態での付き合いでは器は中々見えてきません。また皆さん自身も器の限界を見せようとはしないでしょう。

普段の人間関係では器を見せずに、適当なところで付き合っているからです。この適当なところにおいては多くの人が良い人間だと感じたり、良い人だ、素晴らしい人だと感ずることも多くあります。しかし困難な局面に立った時、極めて否定的な状態に陥った時、その人の器がはっきりと見えてきます。そして耐え切れず普段口にしたことのないような事を口にしてしまったり、この人がと思うような表現をその人が取ってしまう、予想もしなかった言動を取り始める、それはその人の器の限界を超えた行動を取っている時です。

その時に皆さん方自身がその人の器をよく理解し、なお且つその人の器がしっかりとその人のためによく出来ていることを理解し、そのエネルギーの範囲内で接していく、決して器を無理矢理大きくさせようとしたり、器を壊したりすることのないように器の範囲内のエネルギーでやり取りをしていく、器の範囲内でその人の苦しみを取り除いてあげる、その人が光を見出せるようにしていく、困っていた問題が解決できるようにしていく、それがその人との愛の関係になっていきます。

そのためには自分が相手の器と関係を持てるような状態にしていく、相手の器を理解し、自分がその器に繋がるようなエネルギーの流れをつくっていく、相手の器でまだ満たされていないところがあれば、自分のエネルギーで相手が少しでも喜びを得られるようなエネルギーを流していく、相手が器以上のものを得ようとしている時、いくらエネルギーを入れてもすぐにこぼれてしまいます。いくら入れてあげたところでこぼれてしまいます。

器はそれが精一杯だということを相手に伝える必要があるでしょう。どのようにして伝えていくのか。自分が相手と同じ器の行動を取る、これが一つの方法です。自分が相手と同じ器の行動を取る、相手はそれに不満を言ってくるかもしれません。もっとあれこれせよと注文してくるかもしれません。でも相手の器と同じ範囲で留めておく、そうすることによって相手は自分を見ているかのように気が付き、そして改めて自分の器に目が移ることになります。

人によっては相手の器以上の行動を取り続け人もいるでしょう。それで気付く人もいるかもしれませんが普通は気付かない人が多い結果になります。多くの人が期待を持っているために、小さな器でも大きな器の人はすべて自分を受け入れてくれる、こういう理解をしているからです。しかし小さな器を大きな器の人が実際にすべてを認めることは中々できません。

その人が器を大きくしない限りその人のエネルギーが増えることはないからです。器が小さければエネルギーはこぼれるだけであり、確保することはできないのです。エネルギーをもらうのではなく器を大きくすること、それに気付いてもらう必要があるのです。器を大きくするようにすること、すなわち成長すること、多くの人とのやり取りを心を大きくして行なうようにする、器を大きくすることが一番の解決策になっていきます。それを気付かせるように行動を取っていく、小さな器では限界があるということ、大きな器にすることにより解決できるということ、そのためには今の小さな器を破壊せねばなりません。

小さな器を破壊して大きな器に変えていく、痛みが伴うでしょう、辛いでしょう、見たくないでしょう、でもそうやって器を変えていくのです。痛みを伴わずして器が大きくなることはないのです。唯一痛みを伴わず器を大きくする方法は一人ひとりが自分で気付き、忍耐と努力、真面目に取り組むことによって自分で大きくしていく、これが唯一の方法です。しかしそんなもう時間もない、やっていられないという人は小さな器を一度破壊させて大きな器に切り替える、それしかありません。

しかしそのためには大きな大きな破壊が伴います。皆さん方から見れば大きな失恋をしたり、大きな心の痛みを伴ってそれによって人の痛みが分かり、大きな器に変わっていく、こういう経験になっていきます。大きな器に切り替えるにはそういう心の痛手が伴います。心の痛手を伴いたくない人は普段からコツコツコツコツと器を大きくしていく努力をしていく、忍耐と努力によって器を大きくしていく、そのためには常に大きな器の人と接し、その人のようになろうという前向きな気持ち、自分も大きな器になろうという建設的な気持ち、その気持ちによって自分も努力し、頑張り、前に進んでいきます。

一人ひとりがそういう訓練によって自分の心の器を大きくし、新しい愛へと向うことができるでしょう。家族における愛、一人ひとりがバラバラになった今の家族において、やはり家族の愛をもう一度つくり上げてもらう必要があります。しかし決して子供の器を勝手に破壊させたり、勝手に小さな器に一杯のエネルギーを入れるのではなく、子供は子供の器として育てていく、その器に応じた接し方をしていく、それが愛の秘訣であるということも理解しておいてください。それではメッセージを伝えていきます。


Midori.Eさんの愛について、あなたの愛の波動、あなたの愛は一見自分でも形が見つけられず、自分に愛があるのだろうか、私には愛することができるのだろうか、こういう思いが一杯心の中に残っております。まず一番必要なのは本当に自分をすること、ここから始まっていきます。自分の価値を認めること、自分の素晴らしさを認めること、あなたは細かな意識を持っていて注意深くいろんな人の細かいところを見抜くことができます。

いろんな人の細かいところを見抜いていろんな思いが沸き起こってくる、この思いをあなたは自分だけの喜びとして心の中に留めております。いろんな人についていろんなことを感ずる、まずその喜びを持てることに自分自身を褒めてあげてください。私はいろんな人についてこんな思いを持つことができる、一人ひとりについてこんな感覚を持つことができる、そういう心の広がり自身に自分自身を褒めることが必要です。自分自身を褒めることにより自分の心の広さが分かってくるでしょう。あなたはいろんな人に繋がる大きな心を持っているのです。それを自分で認めることができた時初めて他の人と本当にそういう心で接することができるでしょう。まずは自分をしっかりと認め、自分を褒めていく、自分の価値を自分で認める、是非それを行なっていってください。

Yasuko.Kさんの愛、あなたの愛はまさしく今成長中の愛であり、まだまだこれから大きく変化していくでしょう。あなたのテーマになっているパートナーとの愛、特にこの愛が大きく大きく変化していきます。自分にとってパートナーとは何であるのか、バートナーは自分にどういう働きを演じてくるのか、パートナーとの間における愛の働きがいろんな側面をもたらし、その度に自分自身が成長していきます。いろんな点においてパートナーとの愛で学ぶことが多いでしょう。今後の流れにおいてパートナーとの間でつくられた関係、これをいかにお互いにクリエイティブに良い方向へと持っていくか、依存やまかせっきりではなく、お互いで良いものをどうつくり上げていくのか、パートナーとの間での新しいものをつくるという波動が見えてきた時、そのパートナーシップはとても強いものとなり決して壊れることはないでしょう。何かをつくり出していく、是非そういうエネルギーを形つくっていってください。

Teruyo.Tさんの愛、あなたの愛は奥ゆかしさと強さの同居した愛を身に付けています。奥ゆかしさというのは日本人の本来持っていた波動であり、必ずしもすぐに直接的に言うのではなく、まずはエネルギーをつくり、エネルギーで暖めた後に物質化するというこの流れを言います。初めからすぐに物質として現わすのではなくまず雰囲気をつくる、エネルギーをつくり相手が何かを感じてくる、相手が何かを感じてきた時に少しずつ物質化していく、この過程そのものを楽しんでいるのです。いきなり物質化して驚かすというよりはまずエネルギーを感じさせ、相手が何がくるのだろう、どういうことになるのだろう、いろいろ思いをめぐらしてきた時に少しずつ物質化させ、姿を現していく、それ自体に現象化の楽しみを持っていく、これが日本人の奥ゆかしさに繋がっていたエネルギーでした。あなたの場合にはこのエッセンスを使いながら、始めはまずエネルギー的に何かをつくり出す、思いとしてつくり出す、こういう能力を持っております。そしてはっきりと現わすという波動がそこに組み合わさっており、思いとして出来たものからすぐに現わしてしまうという風にまた映ってしまい、この間が弱い状態にあるのです。奥ゆかしさの持つ始めのエネルギー的なもの、思いと、現象化するという思いが強く現れており、この繋がりがうまくできていない時に相手が混乱したり、迷ったり、意味が分からなくなってしまうのです。したがって、この間を埋める意識をつくり、うまくこの流れをつくっていく、思いがあった時、その思いを現実化、物質化する時に、どういう手順でどのようにもっていき、その過程をいかに相手に楽しんでもらうか、いきなり相手に頼むよりはプロセスでゆっくりと相手に持っていって、それ自体を楽しむ、そういうやり方で物質化するということを練習していくと、それを愛として感ずることができ、また愛のエネルギーと一体化した感じで現象化をすることができます。自分の持っている波動をうまく使いながら愛という観点で人間関係を楽しんでいってください。

Yukiko.Sさんの愛、あなたの愛はかなり高い時限に通用する愛であり、この人間の社会においてどう通用するかが見えてこない愛となります。つまりあなたの持っている強い愛はスピリットの世界ではとても強い愛としてスピリットがはっきりと理解でき意識できる愛となります。この人間の世界においてそれは信頼とか、安心できる、任せられるという風に判断されてしまい、普通の人間が持っている愛という風には理解されないかもしれません。しかしそれはスピリットにおける明確な愛であり、またこの人間社会においても必要な愛です。あなたの持っているその愛の強さはと特別なものであるために、ある意味ではそういう風に割り切って人間関係をつくるのも良いでしょう。あなたの所にやってくる人々は甘い優しい愛というよりは、本当に信頼して任せたり、頼んだり、自分自身の人生に影響を与えるくらいのものとして近づいてくる、そういう性質の愛であり、またそれはそれで今後の流れにも必要なものです。自分の特質を理解した上でさらに多くの人との間で良い関係ができるように愛を身に付けていってください。

Hitoe.Oさんの愛、あなたの愛はSさんのエネルギーとはかなり対極にある愛であり、むしろ多くのいろんな人々を一つにまとめる、いろんな人との繋がりを進めていく、そういう愛の表現になっております。したがって、多くの人から見てとても感じやすい愛と言えます。そしてこの愛はその時その時の問題を優しく解いてくれたり、悩みや苦しみを暖かく優しく除いてくれる働きになります。いかに多くの人がこれが愛だという感覚を得ることになるでしょう。でもこの愛は多くの人に感じられますが、やはり一人ひとりを引き上げるという強さを求められた時、多くの人は今のままで現状に留まってしまう方向を選びがちになります。今が気持ち良く暖かいためにこのままでいようという意識になってしまうのです。やはり一人ひとりを引き上げるという要素が必要になってきます。今ののままで良いというよりは、さらに次の段階へと進む、次の波動へと高まる、やはりこれが要求されるのです。そのためにはあなた自身が強く、一歩先を行く意識を身に付けなければなりません。自分自身がさらに一歩高いところにいく、常にそういう波動を身に付け、それを多くの人と分かち合っていく、そういう方向の新しい愛を身に付けていってください。

Yukie.Fさんの愛、あなたの愛、あなたの愛はきらめくような輝きがあり、多くの人々の光の中でもとても輝いて感じらております。この愛はある意味では自分の世界でとても輝いていて自分の世界はとても満足のできた世界になるでしょう。しかし愛は他の人に働き掛けることが前提であるために、あなたのきらめく愛を他の人にどう影響させていくか、あなたのきらめく輝きは他の人の心や感情に触れた時、他の人にとっては単に美しい、光っている、それしか感じられない場合があります。そこに入っているエネルギーの強さを中々見抜くことができないのです。単に美しく輝いている、それだけであり、じゃ何をしたら良いのか、どこへ進んだら良いのか、じゃどう解決するのか、そういう具体的なところが出てこないのです。ただ多くの人はその輝きで癒されたりはするでしょう。今本当に困っている時何らかの光や方向性を感ずることはできるかもしれません。しかし具体的な方向性、具体的なことが中々得ることができないでしょう。そのためにあなた自身が自分の方向性をもっともっと理解する必要があります。自分はどういう波動を持っているのか、自分はどこへ向うのか、今自分は何をしようとしているのか、自分自身をもう少し具体的に分析する必要があります。自分自身の波動を理解してくると、波動の一つひとつがそれによって意識が投入され、そしてその光が動き始めていきます。光が動き始めると他の人がその光を感じた時どこへ向って良いのか、何をしたら良いのかが見えてくるのです。あなたが自分の光に意識を投入し光に意志を伝えていく、そうすることによって光が方向性をつくり動き始める、自分自身の愛に方向性、光に方向性を入れていってください。

Kimihiko.Sさんの愛、あなたの愛、あなたはとても大きな愛の器を持っております。あなたのこの愛の器は今までの家庭においてつくられた器ですが、自分自身はそれを普通と思っており、あえて大きいとは思っておりません。そのために他の人が感じている愛とあなたが感じている愛では少し意味合いが異なる場合があります。あなたはある意味では多くの人に奉仕することが普通のような感覚になっています。特別にそれを奉仕と思っていないケースもあります。他の人がわざわざ奉仕をしようと思って面倒臭くなってやっていることをあなたは奉仕と特に思わずにごく普通に行なう場合があります。この愛の器を今後どのようにどう生かしていくか、あなたの愛の器を理解できる人はまずいないでしょう。当然それを理解して欲しいとも思っていないでしょう。ただ他の人の間で愛について議論する時に話が噛み合わないところが出てきます。自分としては当たり前のことが他の人では当たり前ではなく、他の人にとって当た前のことが自分では当たり前ではない、まずは愛の認識の差が自分で理解できるようになることです。自分の持っている愛の器は他の人には通用しない、他の人が理解している愛とは何であるのか、他の人の愛の理解を自分が理解できるようになる、他の人が困っているのはどのレベルで困っているのか、他の人が望んでいるのがどのレベルで望んでいるのか、自分が望んでいることや困っていることとはまったく別の次元で困っており、望んでいること、それを理解できた時に一人ひとりの接し方が見えてきます。一人ひとりの愛の器が見えてきて、一人ひとりの接し方が見えてきます。一人ひとりの愛の器が異なり、どのような愛の器があっても自分が接するようになっくる、これが器の大きい愛の役割になり使命になってきます。愛の器の大きい人は常に器の異なる様々な人に対して個別に愛することができる、個別に接することができる、そういう役割が演じられていきます。自分がいろんな人と接することによりいろんなタイプのの愛がある、まずはそれを学んでいってください。

Hiroaki.Nさんの愛、あなたの愛がある意味では波動が少しずつ変化し、多くの人の愛とは違う波動に変化していきます。いわゆるこれまで認識していた普通の愛という波動からやはり宇宙的な愛へ、また普通の人間とは違う愛へと変化していきます。ただこの方向性がイエスや宇宙が説いてきた厳しいアガペの愛とは異なり、また多くの人が求めているような同情を求める人間的な愛とも異なります。ある意味ではかなり人間のいろんな愛の表現形態の中の崇高な部分、いわゆる悟った人とか、優れた人が持っていると思われている愛、これが方向性のように感じられております。人間の感じられる範囲内において一番高いもの、人間が求めている暖かく人間的な高い波動の愛、そういう方向へと向っていると思って良いでしょう。これはある意味では愛を身に付けながらも多くの人の間で分かってもらえる愛、多くの人の期待に応じて答えられる愛、こういう愛とも言えるのです。したがって、器を自分でつくり、その器の中で愛を身に付けようとしている愛とも言えるでしょう。これは別に悪いという意味ではありません。これにおいても多くの人を愛することができる、多くの人のいろんな愛を感ずることができるでしょう。そしてまさしく多くの人から愛を理解することができるでしょう。ただ今後のシャンバラの方向性を見た時、一人ひとりを高めるための愛のエッセンスがどうしても足りないのです。これは多くの人から暖かく、優しく認めてくれる愛であり、アガペまで引き上げるための要素がまだもう少し足りないと言えるのです。場合によっては自己犠牲とか場合によっては強い心で忍耐を伴って行なうもの、やはりそういうレベルの厳しい愛もあるのです。その要素がいつか要求されてきます。もしこれがない時新しいものをつくり出すということができなくなってしまうのです。先ほどの例で言うと小さな愛の器を大きな愛の器に変えさせる、今その人が本当に苦しんでいる時、今のあなたのエネルギーでは結局その人が自分で少しずつ大きくなっていくのをただ見守っていく、協力してあげる、こういうやり方です。それはそれで良いですが、やはり小さな器を一度苦しいけれども破壊させて大きな器に切り替える、心の痛みを伴う大きな愛へと成長させる、こういう原動力がまだ養われてないと言えるのです。したがって、あなたの所にやってくる人は痛みを伴わずに成長していこうとする人になっていきます。それでおそらくあなた自身は良い人と思われ楽しい生活をすることができます。厳しさを伴う愛を実践させていくと非難されることも多くなるでしょう。あなた自身が辛い体験をするでしょう。結局はそれによってあなたの小さな器を大きな愛へと変える、そういう風なプロセスが行われていくのです。自分自身の器を大きく一段階上げようとした時には、そういう風な周りの人との協力関係で自分自身も器を交換していく、こういう流れになるのです。自分自身の器の崩壊を恐れている時は恐れた人がたくさんやってきて、時間を掛けてゆっくりと器を大きくしていくプロセスになっていきます。時間を掛けてゆっくりと変えていくか、痛みを伴いながら大きな器へと変えていくか、あなた自身の意志で行なっていってください。

Rika.Sさんの愛、あなたの愛、自分自身の愛についていろいろ感じておりました。私には愛する資格があるのかどうか、愛するだけの愛を持っているかどうか、いろんなことを考えておりました。当然あなたにも素晴らしい愛が身に付いております。あなたの愛はいろんな局面においてその時その時にうまく対応できる愛を身に付けております。一つやり方ですべてを同じ風に済ませるのではなく、その場その場において必要なことを成し遂げていく、その時その時の状態に応じてうまく使い分けていく、こういう能力があります。これを身に付けると一人の人でもいろんな局面に応じていろんな心が現れてくる、それぞれの心の状態に応じて実は愛を発揮することができるのです。悩んでいる時喜んでいる時、苦しんでいる時、困っている時、いろんな局面それぞれに応じて、それぞれに応じた愛を出すことができるのです。したがって、自分がそれに気付いていない時にはいちいちそれを愛とは理解できておりません。何か一つの常に暖かく優しいものを愛と思い込んでいると、それぞれの局面で違う言動になっているために、一見愛がないかのように感じられてしまうのです。しかし実際にはそれぞれの局面に応じて必ずしも暖かいばかりではなく、あくまでも今の状態を改善させるために何かをしていく、今の状態から次の状態へと持っていくために何かをしてあげている、これがあなたなりの愛の形になっております。いろんな状態に応じて今の状態から次の段階へと引き上げるための行動を取っている、これがあなたの愛の形態です。是非その特質を生かしていろんな局面においていろんな人間において、いろんな心の状態において自分の愛を発揮できるようにしていってください。

Juri.Sさんの愛、あなたの愛、あなたの愛はとても大きな器であり、また柔軟性のある器になっています。あなたの愛は器そのものが柔軟性があるために、その時その時に応じて器が変化していきます。ある意味ではその場その場の局面に応じて器が変わっていると言えるでしょう。それぞれの局面を見抜く能力があり、それぞれの局面に応じて必要な愛が見えてきて、その局面における愛を先に用意しておく、そうするとその場にやってきた人間同士がいろんな関係をつくる流れに入っていきますが、そこにおいてそれぞれの間で必要な愛のエネルギーが先に自分に用意されており、その愛のエネルギーで人間関係が動いていく、こういう展開になっております。したがって、あなたの場合には個別に一人ひとりとか誰々とという愛ではなく、その場その場において複数の間で使われる愛を身に付けております。特定の人というよりはその場において多くの人との間で交流できる愛、そのためにあなたは特定の人とだけに関係をつくるとか、特定の人とだけに問題をつくったり、あるいは良い関係をつくるということが難しく、その場その場においての全体の場の中で関係をつくるように流れていくのです。したがって、複数の人と何かをするということの方が得意でしょう。一対一、二人で何かをするというよりは多くの人とで何かをつくり上げていきます。あなたの持っているこの愛、これはそういう特質があるために、むしろその特徴をうまく生かしていろんな面において多くの人と良いものをつくり上げていく、愛を分かち合っていく、ぜひそういう場をつくり上げていってください。

Akiko.Iさんの愛、あなたの愛、とても日本人の心を持った素晴らしい愛を身に付けております。やはり奥ゆかしさを内面に秘めながらもしっかりと表現するという波動を身に付けております。ただその表現の仕方が論理的にうまく表現できるという特徴があるために、他の多くの日本人とは違う側面が現れてきます。他の多くの日本人は表現する時、具体的に分かり易く端的に表現するというのが苦手であるために、せっかく持っていた奥ゆかしさを具体化する時に明確に具体化できないという日本人がたくさんおります。あなたの場合にはそのところにおいて明確に具体化できるという特徴があります。そのために多くの外国人から見た時にとても接し易い愛となるでしょう。自分の中に秘められた奥ゆかしさ、そして表現できる具体性、これをうまく今後の流れに持っていく時、日本人の本来持っている奥ゆかしさを具体化する時に、相手の良いところをしっかり見抜いた上でそれを生かす表現の仕方、相手の良いところを表に出してあげたい、相手がもっともっと光を放つような言い方、そういう言い方の具体化を見つけていくとあなたの愛はもっともっと強い愛となって現象化できるようになります。単なる愛から相手を輝かせる愛へ、相手を光らせる愛へと変わっていくのです。ただ自分の愛を表現するというところから相手の光を引き出していく、能力を引き出していく、常にそういう意識を持って自分の新しい愛をつくり上げていってください。

Mineko.Fさんの愛、あなたの愛、これまでのいろんな人間関係で身に付いてきたいろんな心の波動が身に付いており、単に愛するという波動だけではなく、相手を生かす愛、成長させる愛、喜ばせる愛、いろんな愛の形態が身に付いております。あなたの言葉の中には常に相手に対してエンパワーするエネルギーがあるために、あなたと話をするだけで多くの人がパワーを得ていくでしょう。あなたはそれだけのエンパワーの源が愛になっており、いろんな人に対してとても強いパワーを入れることができます。今後の流れの中であなたからエンパワーを受ける人がたくさん増えてくるでしょう。その時にあなた自身は時々具体性に悩むことがあります。明らかに雰囲気やエネルギーで分かるけれども言葉として具体的に説明できない、具体的にどう表現して良いか分からない、そういう局面にぶつかることがあります。始めのうちはあまり具体的に言わなくても雰囲気だけでエンパワーすることができました。しかしこれからはいろんな人が増えてきたりした時、やはり具体的に表現することによりエンパワーをさせていく、具体的に理解してもらうことによりより高くなっていく、そういうエンパワーの仕方が必要になっていきます。そのためにはその人が本当になんで問題を起こしているのか、何が混乱の元なのか具体的に原因を見つける努力が必要になります。具体的に原因を見つけ、具体的に解決していく、そういう意識を持っておくと少しずつ波動も具体的なものへと変化していきます。まず自分からそういう意識を持つようにしていってください。

Kimio.Iさんの愛、あなたの愛は今仕事という観点で見た時に、ある意味ではバランスの取り易い愛とも言えます。バランスの取り易いというのは、別の表現ではバランスをテーマにして学んでいるとも言えます。いろんな人が来ていろんな人間関係がある時にいろんな感情が出てくるでしょう。良い感情があれば好ましくない感情も出たりします。そういういろんな人間関係におけるエネルギーを愛としてどう対応していくか、今それをまさしく学んでいる最中と言えます。そして自分の愛が肯定的に前向きに建設的に動く時にはとても良い愛の波動として相手に影響し、相手はどんどん良い流れをつくることになります。しかしその対極にある波動を感じた時、愛は一見厳しい表現になったり、相手に対して見たくない面を直接見る経験で学んだりすることになっています。これもある意味であなたなりの愛の表現とも言えます。そういう二極それぞれにおいて愛を表現する、そういう学びをすることもできるでしょう。しかしまた別のやり方として、相手のエネルギーに対して自分がそれ程良い思いをつくれなかったとしても、愛そのものを良い愛として発揮していく、こういうトレーニングも必要になっていきます。それは自分なりの育まれた愛の中でまた身に付けていくべき波動とも言えます。自分の波動をうまく使い分けながらいろんな人に対して常に一番良い愛の波動を出していく、どんな人が来ても自分の出せる最高の愛を出してく、今そのトレーニングの最中であるということを理解しておいてください。

Akiko.Nさんの愛、あなたの愛はとても穏やかで優しく、多くの人に感じられる愛と言えます。この多くの人に感ずる愛はあなたのハートから出てくるものであり、本当に人間に対する根本的なところから流れてきます。しかしあなたのマインドのレベルではまだ人間に対して恐れや不安、まだ完全に愛となって感じられるほどの波動にはなっていないところがあります。まだマインドのレベルでは不安や恐れが残っているからです。しかしハートの奥底では多くの人と交わりたい、接したい、楽しみたいという波動があります。この多くの人と楽しみたいという波動が他の人に伝わり、他の人はそのエネルギーであなたを優しく迎えてくれます。今後の流れを見た時、自分自身に対してもっともっと自信を持つことです。どこかに自分に自信を持てないところがあり、それ故にまだ愛する資格がないと感じたり、愛することができないと思い込んでしまうところがあるのです。あなたは十分に愛を身に付けており、愛するだけのパワーがあり、また愛することが重要な人間であるということ、自分はそれだけの愛を身に付けた存在であること、それを理解し自分自身を褒めること、自信を持つこと、まずそれをしっかりと行なってください。自分に自信を持つことにより自分からの力が強く流れていきます。自分に自信を持つと自分の愛が強く発揮されていきます。是非自分の強い愛を発揮させて多くの人にその愛を流していってください。

Hiroko.Sさんの愛、あなたの愛、あなたの愛はとても大きな愛を身に付けています。いろんな人に対してあまり個人的に動かされたり、個人的に変化が変わるような愛ではなく、多くの人に同じように接することのできる愛となって身に付いております。これはあなた自身が成長する時に身に付けてきた波動であり、いろんな人に対して常に感謝の気持ちを持ち、いろんな人に対して常に同じような感覚を身に付けている、それによって身に付いてきた愛と言えます。多くの人に対して優しさと感謝の気持ちが常に備わっており、それ故に多くの人に同じように愛することができます。今後の流れの中で方向性をある程度つくっていく必要があるでしょう。自分の進むべき愛の方向性、まず自分自身をしっかりと愛することにより自分自身の方向性が見えてきます。自分はどういう愛を身に付けていくのか、どういう風に進んでいくのか、自分自身を愛することが一番のテーマ、そうした時自分自身の方向性が自分の成長にあるということ、自分が成長することが自分の方向性、自分の成長すること、意識を高め、いろんな人との関りを増やしていく、自分の良い波動を多くの人に流していく、自分自身の波動の高まりによって高い波動を多くの人に流すことができるようになっていきます。常に自分が前に進むこと、上に上がること、そういう方向性を常に理解しておいて、前に前に進んでいく自分を理解しておいてください。


皆さん方の愛についてお話をしてみました。一人ひとりの愛の器、接する人一人ひとりの愛の器、愛の器を理解した上でエネルギーを交換していく、皆さん方一人ひとりがとても素晴らしい愛の器を身に付けております。そしてそれはまた大きく変えることができます。ぜひ自分の器を少しずつまた大きくさせていき、大きな器でいろんな人に奉仕ができるように成長させていってください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2007 CentralSun
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