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2006/12/4■月曜交流会から

現実の創り方にも個人差がある

@人との出会いにもルールがある

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。先ほどの皆さんの話の中で人間関係や出会いについての話がありました。皆さんがお互いに会うということがどういうルールなのか、スピリチュアルな世界から見た場合の出会いと三次元的な生活における出会い、これについて少し説明をしてみます。

元々皆さん方の本質はスピリットの世界、神の世界に存在しており、お互いによく理解し合っております。しかしお互いが理解し合ってるといってもあくまでも光という観点で理解できますが、スピリットの世界とは別の条件が与えられた時、例えばいわゆる肉体というものや、別の次元、別の条件を与えた時にどのような行動を取っていくのか、どのような側面を見せるのか、別の環境を与えた時にどういう反応を示すのかはまったくお互いに分かっておりません。

同じ次元の中においては相手の言うことがよく分かる、理解できる、そう思っていたとしても他の次元に入った時にはまったく違う側面を見せたり、まったく理解できない言動を取る場合があります。そこにおいてそれぞれが初めに思っていたこと、理解していたこととはまったく違う状態が発生してきます。

したがって、神の次元においてお互いが熟知していたとしても、違う制限を与えたり、違う環境を与えた時に、まったく違うことを行なっていく、それは上の世界から見た時にはどういう状態になるのか意外と分からないことがあります。しかし同じ次元の波動に降りた時には、同じ波動の中においてはお互いがお互いを鏡として見るという現象や引き合うということ、お互いとの関係によって自分を理解したり相手を理解することができます。

別の次元や別の空間に移行した時に、その空間のつくり方によってそれぞれの見える特質、現れる形態が変化してきます。それによって神の次元では気が付かなかった点、見ることのできなかったことを見ることができ、それは新たな発見となって感じられてきます。そして皆さん方の肉体の世界を見た時、これは神の世界とはまったく違う世界のルールで動いており、神の世界で理解していることと皆さん方の世界で理解していることがかなり違う場合があります。

しかし違うといっても理解できないという意味ではなく、その違いの意味はよく理解されております。仕組みの意味が分かっているために現象の意味も理解されてきます。しかしそれを実際に体験するということにおいては、まったく分かっておりません。皆さん方がお互いに出会う、それは出会いという体験を通して自分を理解する、自分を見つけるということが一番の目的になります。元々神の世界にある波動を肉体の次元に降ろし、神のすべての側面を自分の目から体験することによって見つけていく、したがって自分が持っている神の特性をすべて鏡として人を通して見ていく必要があります。

皆さん方一人ひとりは神であるために、神の持っている本質的な波動をすべて見ていく必要があるのです。毎日いろんな人と出会う、いろんな波動の人と出会う、それは自分が持っている波動を見せられているだけであり、自分はそれだけいろんな波動を体の中に持っているという意味があります。

しかも毎日毎日多くの人と出会う、一年、十年、相当な数の人と出会っているでしょう。中にはほんの一人しか出会わない人もいるでしょうし、何年間もの間親しい友人となって出会う人もいるでしょう。皆さん方がそれぞれ毎日学ぶべきテーマがあり、そのテーマに応じて人間関係がつくられてきます。

毎日何をテーマとして学んでいくのか、ある意味では皆さん方が占いやいろんな手段において今日はどういう日であろうとか、今日はどういうことに適しているとかいうことを学ぶ場合があるでしょう。そしてそれはある意味では合っている場合もあります。自然界の流れやエネルギーの変化のサイクルがあり、それに応じて皆さん方の学びも変わっていくのです。

したがって、基本的に毎日毎日のエネルギーの変化の中で学ぶべきことを決めていき、その学ぶべきテーマに応じて出会う人が決まってくる。したがって、ある意味ではその日の学ぶエネルギーによっては出会うべき人が必然と決まってきて、昨日とはまったく違う人の出会い、今日しか出会えない人の出会いがつくられたりしていきます。皆さん方が例えば今日このように集まっているのは、これはある意味ではハイヤーセルフのレベルで合意し、そして許可を得て来ているものです。

これは契約という種類とは少し異なっており、あくまでも許可が出ている範囲内での学びの一つの現象と言えます。契約という場合には誰と契約をするかということがまず必要となっており、契約する相手との間の何らかの交換条件が発生してきます。例えば地球に来る時に地球の神と契約する、地球のために何かを行なう、そのために地球から何らかのエネルギーを交換する、あるいは他の人と契約をする場合には他の人のエネルギーを交換する、契約という場合には必ず契約する相手が存在します。

しかしここに集まっているのは契約というものではなく、ここに来る許可を持っているかどうかという条件で決まってきます。許可のあるものはここに自分の意志さえあれば入ることができます。しかしその許可はその時々に変化しており、毎回来れる人もいればたまにしかこれない人もいるでしょう。毎回来れるから強い条件を備えているとか、いろんな許可を手にしているという意味ではありません。

人それぞれの学びがあり、人それぞれのサイクルがあるために、たまたま集中して複数のものを身に付けていく場合もあれば、一回だけの参加で多くのものを得ていく場合もあります。それぞれの学びの流れがあるためにそれに合わせて現象化されていきます。そして皆さん方の一人ひとりの出会いで見た場合、あくまでも自分の側面を映し出す鏡が必要となります。

相手の心の中に自分の心を映し出す鏡の要素が入っていなければ直接出会うことはありません。したがって皆さん方の中でいろんな国々、いろんな人種やいろんな宗教の人々と出会って話をしてみたい、そう思う人はたくさんいるでしょう。しかし現実に自分のエネルギーを鏡として見る場合には、何らかの形で自分と同じ接点を持っている必要があります。

どの人間でも自分の波動をすべて現わせるということはありまん。やはり毎日多くの人と出会っていながらも実際には自分の持っているエネルギーを映し出す人しか出会えていないのです。したがって、特殊な国に行ったり、特殊な部族、数少ない人種の人々と出会おうと思っても中々出会えない場合があります。

それは自分の持っている側面がそれを鏡として映し出す人が中々いないということになります。毎日多くの人と同じように出会いを重ねる、同じ人と何度も会う、これはエネルギーのレベルで見てかなり共通点が多いことを意味します。いわゆる日本人同士であれば必ず日本人という一つの枠のエネルギーがあるために、ほとんど問題なく会うことはできます。

しかし単に日本人であるということだけですべての学びが完了するわけではありません。やはりそれに付随して感情的なこと、思考的なこと、日常生活におけるいろんな波動がうまく噛み合ってお互いに演じ合わなければなりません。そういう波動がない時には単に日本人だということだけしか共通点がなく、それは通りすがりの人とか、遠くで見える人という程度でしか会うことはできません。

結局自分が持っている波動の質に応じてお互いの出会いがつくられていく、そしてそれぞれが相手を自分の鏡として見ている、そうやって毎日の現象がつくられていきます。皆さん方の世界ではこうやって体験を重ねるということにより、自分を探し見つけていきます。こういう体験の仕方により自分が成長していく、体験を重ねることにより分かっていく、ある意味ではとても理解しやすい学びの手法を取っております。体験する、体験により理解していく、しかし体験で理解できることには限界があり、いわゆる体験していないことが中々行動できないことになります。

体験したことは体験したデータとして蓄積されていきますが、体験していないことに関しては恐れや不安を伴っております。体験していないことに対して不安を抱く、まだやったことがない、初めてなので、そういう言い訳をしてかなり自分の行動に規制をかけてしまいまいす。

本来はいくら体験しようともやはり今体験すべきことは初めての体験であり、スムーズにいくということはありません。一瞬、一瞬が初めて体験する出来事であるために、一瞬、一瞬どう行動するのか、どう現実をつくるかを考えていかねばならないのです。多くの人は似たような現象があると前にやったことをそのまま繰り返していきます。

しかし実際には前と同じパターンで済む、前と同じ要領で済むということはほとんどなくなっていきます。毎回新しいこととして理解し、創造していく必要があるのです。皆さん方の生活において自分自身が現実の主人公であり、自分が流れをつくっている、そういったことをどれだけ理解しているでしょう。実際には本当に皆さん方は神としての機能を身に付けており、皆さん方が考えたり、思いを馳せる時にいろんな現象がつくられていきます。

しかしそれらはまだまだ頭の中でつくられた宇宙であり、本当の宇宙となって定着するにはまだ別のプロセスが必要となります。これからのいろんな学びにおいて現実のつくり方、現実の波動のつくり方を身に付けていくでしょう。自分自身の学びの中で自分の体験の仕方がどういう位置付けにあるのかを見ていこうと思います。


Nobuterruさんの現実のつくり方を見た時、あなたの人との出会いにおいて特徴的なのは、自分自身の持っている波動をそのまま映し出す仕組みが少し独特になっており、そのまま他人を見て自分のすべてと理解することが困難な状態になっています。そのまま自分の心を映しているわけではなく、むしろ複数の心を少し変化させて他人を通して現れてきます。これは考え方が常に単純な考え方よりは複合的にものを考えるという癖からつくられたものであり、一つの解釈ではなくいろんな解釈、いろんな仕組みを同時に行なうという考え方らつくられてきています。したがって、人間を見て解釈する場合でも単純にこれはこういうこととか、これはこの意味とかいう単純なことではなく、むしろ今までのいろんな個々の現象における波動の動きを複雑に絡めて他人を通して見せられることになります。そういう解釈の仕方を自分なりに身に付けていってください。

Naokoさんの現実のつくり方を見た時、あなたの現実のつくり方は、いろんな人があなたと関与し交わる時、あなたは基本的に自分の心の中に反応する人、そして反応しない人という波動が自然にできてきて、自分の心の中で受け入れられるもの、反応できるものはとてもよく熱心に自分から愛の光を流していきます。しかし自分の波動と何らかの違和感が生じる場合には、むしろエネルギーがまったく動かないようになり、お互いのエネルギー交換が行われないような状態にまで固まっていきます。したがって、自分にとって受け入れやすい人と、まだ受け入れにくい人の差がとても大きく、それがある意味では本来必要な人と中々うまく改善されなかったり、先に進まなかったりする原因をつくっております。つまり苦手な人、うまくできない人というエネルギーがずっと残っていてそれが解消されないために、先へ進むことが難しくなっているのです。したがって、人間関係において何らかの違和感、自分なりにうまくいきそうもない思いが出てきた時に、むしろそれを積極的にうまくいくように動かしていく、そのためには仮に違和感があったとしてもその違和感というエネルギーそのものを正面から捉えて体験していく、自分はどういう違和感を今抱いているのか、何に対して違和感を感じているのか、何故こういう違和感が出てきたのか、自分の心と向き合っていきます。他人のせいではなく自分の中にエネルギーがあります。したがって、自分の心を見るしか方法はありません。違和感を感じた時自分の心を見ていく、そうすると自分の心の中に過去同じような波動の人に何か責められたことがある、クレームを言われたことがある、言うことを聞いてくれなかった、いろんなことが起こってきてそれが今思い出されていくのです。そういう苦手なエネルギーに対しても自分の方から積極的に取り組んでいく、そういう意志があれば本当にそのように動いていき、そして体験することによってとても良いエネルギーに変化していきます。自分のエネルギーの使い方をよく理解してその流れをうまく進めるようにしてみてください。

Kimioさんの現実のつくり方を見た時、あなたの現実にはいろんな種類の現実が存在して、つまり自分の意志でコントロールできる現実と自分の意志ではコントロールできない現実があります。自分の意志でコントロールできる現実はいわゆる普通の人間世界のルールに従っており、自分の出したエネルギーが戻ってくる、他人を鏡として自分を見る、そういう普通の流れになります。自分でコントロールできない現実としては、あなたと契約した存在たちが体験を必要とするためにつくった現実、あるいはあなたの意識の中で自分のやり方で身に付けていた方法で新しい現実を体験しようとしたりする、そういったことによってつくられていく現実と言えます。これはあなた自身が自分の成長のためにつくっている現実であり、必ずそれを自分のものとして扱うことができます。したがって、自分のコントロールできないエネルギー、それこそがあなたに成長をもたらし大きな意味がある、それをどうやって体験していくのか、一般に何をどう考えても実行不可能な現実というものがあります。自分ではよく分かっていて理解しているけれども、基本的に行動が無理である場合、こういったことは明らかにコントロールできない現実になります。そしてそれでさえも意味があるために、一見まったく体験できないと思っているような現実でも、実際その時になって容易に体験できるように変化していく場合があるのです。自分の体験の仕方、コントロールできない波動についてうまくやりきっていくやり方を身に付けていってください。

Hitoeさんの現実のつくり方を見た時、あなたの現実に非常に多くの人の顔が見えております。いろんな人との間のエネルギー交換が準備されております。ただここであなた自身はそういう人との出会いによって何を考えていくか、知識を与えるとかエネルギーを与えるとか、物を作るという波動ではありません。まったく別の種類のルールとしてあなたの場合には、自分の体験の流れに合わせていろんな人間たちが現象化し、自分の現実に何らかの仕組みをつくり上げていく、自分自身は普通に体験しているように見えても実際にはあなたの現実のつくり方はかなり他の人とは違ったつくり方をしているのです。おそらく自分ではあまり意識していないかもしれませんが、何らかの現実を体験する時、初めから何らかの仕組みでもうこうなるはず、こうなっている、そういう信念で物事を進めていくケースがあります。初めからそうなっている、こういうもの、実はそれが現実をつくるためにとても強いパワーであり、初めから信じている、分かっている、そうなるはず、こういう思いによってそれが現実化していきます。あえて何かをするとか、特別なことをするのではなく、完全に信じ込んでしまう、信じてしまう、それによって現実がつくられていくのです。あなたの場合にはそういう現実のつくり方がとても合っており、その時その時に展開を感じ、それを信じている、そうすることによって本当に現実がそうなっていくのです。

Michikoさんの現実のつくり方を見た時、あなたの現実にはいろんな人の体験のエネルギーが自分のエネルギーの中でうまくバランスを取り、調和しながら取り込めるような仕組みが来上がっております。他の人のいろんな体験のエネルギー、それを巧妙に自分の中に取り込むことができます。これまでのいろんな流れにおいて、あなたは他の人の体験のエネルギーを自分のものにするという特殊能力を身に付けてきているのです。それによって他の人が体験したことをあたかも自分が体験したかのようにもっていく、こういったことができます。一般に話を聞いているだけで一見自分が本当にそう体験したかのような錯覚に陥って理解していく、何らかの思いがやってきた時にもう現実に体験したかのような雰囲気になって身に付いている、そういったやり方でエネルギーができていくのです。そういう自分だけの体験の仕方、ぜひそれをマスターするようにしてみてください。

Yukariさんの現実のつくり方を見た時、あなたの現実のつくり方、いろんな人との兼ね合いの中で自分にしかできない波動があり、それがあなたの場合には人との出会いのサイクルを常に良い方向へと修正できる才能を身に付けています。人それそれの出会いの中で、実際いつ出会うのか、普通は先ほど述べたようにその日その日のテーマのエネルギー、それに応じて人間が選ばれていきます、しかしあなたの場合には毎日の決まったサイクルの中のエネルギーではなく、もう少し高いレベルから見たサイクルでエネルギーをつくり出していきます。そのため人との出会いにおいて毎日の出会いのテーマではなく、もう少し高いレベルから人間関係を選ぶことができるために、自分の出会うべき人が、単純にいろんな人が毎日出会うのとは違う出会い方になっており、まさしくその時にしか出会えない人、偶然出会った人、初めて出会いながらも何故か知っているような雰囲気、こういった人の出会いが自然と増えてくるのです。そしてそういったことが増えることによって、自分はそれに合った波動を身に付けているのだということを理解していく必要があります。他の人に比べて極めていろんな人と出会いをつくることができる、とても良い波動を身に付けています。

Akiko.Nさんの現実のつくり方、あなたの現実のつくり方には自分の頭の中で理解し、自分が体験したいと考えている現実、思っている現実、それが必ずしもそのまま現実として出てくることはそんなにありません。思っていることと実際の現実化が必ずしも他の人に比べて多いわけではありません。自分が思っている時に現実化するということを前提にした想像ではなく、単なる空想で終わっているために現実化しづらいのです。自分が何らかの思いを持った時に本当に現実化することを前提にして思う、そのためには憧れや空想、そういったことではなく、三次元的なこと、場所や時間、具体的な条件が必要となるのです。具体的な条件を入れることによってその思っていることが具体的に現象化してくるのです。具体的な現象を思わずにただいろんなことを思ったりイメージするだけでは現象化には繋がりません。現象化するための具体的なことを常に意識するやる方を身に付けていってください。

Yukikoさんの現実のつくり方、あなたの現実の流れにあなた自身が頭の中で明快に理解している流れ、これがスピリットの世界から見たらとても分かりやすく、理解しやすいような流れにつくられております。しかしそれがそのまま現実化するのか、やはりそうではなく頭の中では明快につくられていたとしても、それがそのまま現実化するわけではありません。何度も言うように毎日その日その日のテーマがあり、そのテーマに合っていることが条件となります。したがって何らかの現実をつくる時、単純に思ったり、考えたり工夫するだけではなく、その時のテーマは何であるのか、毎日のテーマの中で自分はどういう学びをすることになっているのか、そういったことを見つけていく必要があるのです。そしてそれがうまく噛み合うとやりたいことと、現実化のエネルギーがうまく調和が取れ、そしてその日にしかできない学びが体験されることになります。毎日の学びのテーマをぜひ理解できるように進めていってください。

Hiromiさんの現実のつくり方、あなたの現実の流れ、これはある意味ではとても分かりやすい流れですが、また現象化しにくい流れでもあります。一見単純な現象が揃っているかのように見えてきますが、三次元化に必要なパワーが足りないのです。ただ題材を用意した、ただこういう流れと思った、そういう風にしてつくられた流れであり、それをはっきりと三次元に定着させるということがうまく展開できない状態になっています。思ったことを確実に三次元に定着させる、そのためには現実をつくり出すパワーの源をしっかりと身に付けていく必要があるのです。現実をつくるために何が必要なのか、四大元素として学んだ人もいるでしょう。いろんなそれぞれの学びを信じて構いません。しかし一番のポイントはその日の学びのテーマが何であり、自分はその日何を学ぶのか、今日という時間の流れに意識を向ける必要があるのです。そうすると自分の流れが見えてきて動き出し、今日しか体験できないエネルギーが集められてくるのです。今日学ぶべきことが何であるのか、常にそれを意識するようにしておいてください。

Akiko.Iさんの現実の流れ、あなたの流れを見た時、あなたにはとても高度な現実のつくり方が行われております。単純に思ったから現実化する、何かをしたから現実化するという意識ではなく、いろんな条件を現象化させるために必要ないろんなことを頭の中でつくり出そうとしているのです。単純に思ったから現実化するという風には理解しておらず、何かが現実化するためには、それが必要とされる人間関係、場所、土地、時間、そういったことすべてを考えて現象化するということが頭の中で構築されております。そのため何かをするにも時間や場所、季節、時期などをいろいろ考えてみたり、相手に応じて場所を変えたり、その時その時にとても良い状況を見つけていくやり方が出来上がっております。そうすることによって現実はとてもスムーズに流れていきます。これはかなり高度な現実のつくり方であるために誰でも真似できるわけではありません。しかしあなたの場合にはそれらをごく普通に、自然に行なってきました。今までの学びの中でいろんなことを考える能力がとても優れております。自分の現実のつくり方をぜひその観点から見つけていって、極めて高度な現実を自分でつくれるようにしてみてください。


皆さんには現実のつくり方についての話をしました。実際に現実をつくるには思いが必要であること、またその思いを現実化させるための素直で謙虚で純粋なエネルギーの流れ、これらが必要となります。そしてそれをうまくコントロールしたい場合、場所や時間を特定化したい時にはそれらに関するエネルギーの使い方が必要となります。

良い場のつくり方、良いエネルギーのつくり方、それらを各自がいろいろ学び、その上で自分のやり方が身に付いてくるでしょう。是非これからも自分の現実に目を向け、現実のつくり方を実践で試すようにしていってください。それでは少し休憩を取ります、ありがとうございました。


A新しい人間が優れているわけではない

私たちは光のハイアラーキーとしてお話をいたします。皆さん方のお子さんが新しい時代の子供として生まれてきて、初めからいろんな能力を身に付け、あるがままの生き方をしている、皆さん方から見たら理想的で皆さん方には手に入らないものを手にしているとても素晴らしい人間のように思われるでしょう。

それぞれ時代に応じて学びのテーマが異なるために、皆さん方は皆さん方にしか手にすることのできない学びをたくさん経験しております。今生まれてきているいわゆるインディゴという子供たちは、自分の才能にかけては特殊なものを身に付けておりますが、全体的なものを見抜く能力がそれ程優れてはおりません。

全体をまとめる、全体を統制する、全体の指揮を取る、こういったことを行なうことがとても苦手であり、あくまでも個人の中でしか通用しない生き方になっております。したがって、社会や地域、全体的なシステムを構築するためには、どうしても全体を見抜く能力が必要となってきます。

そういった意味では皆さん方の人間的な体験をしてきた人の方がいろんな人の心を考えてみたり、いろんな地域の考え方、いろんな人々のアイデア、総合的にバランスを取りながら考えるという能力が身に付いております。したがって、いろんな人々の能力をうまく組み合わせながら良いものをつくり上げていく、常にこの発想を見ていく必要があります。

新しい子供たちがスピリチュアル的に優れている、だからといって人間として優れているかというとそれは別問題となってきます。スピリチュアルな面だけで人間のすべてを評価することはできません。やはり人間的な付き合い方や態度、真面目さ、いろんなことが総合となって人間性を決めていきます。スピリチュアルな観点だけで人間が優れている、進化しているという発想は持たないようにしておいてください。それではここまでにいたします。ありがとうございました。


(c)2006 CentralSun
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